JP4710630B2 - レンズ計測装置、及び計測方法 - Google Patents

レンズ計測装置、及び計測方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4710630B2
JP4710630B2 JP2006025435A JP2006025435A JP4710630B2 JP 4710630 B2 JP4710630 B2 JP 4710630B2 JP 2006025435 A JP2006025435 A JP 2006025435A JP 2006025435 A JP2006025435 A JP 2006025435A JP 4710630 B2 JP4710630 B2 JP 4710630B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
light
region
optical axis
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006025435A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007205905A (ja
Inventor
寛和 古田
伸夫 原
毅吏 浦島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2006025435A priority Critical patent/JP4710630B2/ja
Publication of JP2007205905A publication Critical patent/JP2007205905A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4710630B2 publication Critical patent/JP4710630B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、光ディスク方式(CDやDVD、Blu−ray Discなど)の情報記録媒体上に光スポットを形成する対物レンズや、DSC(デジタルスチルカメラ)等の撮像光学系内に搭載されるレンズなどのレンズ計測装置、及び計測方法に関するものである。
光ディスク方式の情報記憶媒体から情報を読み取り、またこの情報記憶媒体に情報を記録するためには、光源から出射された光を目的の場所に精確に照射できる光学系が必要である。その光学系の中でも、特に対物レンズはレンズ自体にレーザ波長の100分の1程度の波面収差という厳格な光学的特性が要求される。そのため、その対物レンズの特性検査においても厳格な計測が要求される。
従来、光ピックアップの対物レンズなどのレンズの光学特性を計測する際、計測装置の光学系に対する被検レンズの位置調整は、光学特性を検出するために被検レンズに照射する測定光が被検レンズの一部分に当たって反射される戻り光を取り込み、その戻り光の位置により被検レンズの位置を検出し、調整する方法で行っている(例えば、特許文献1参照)。図8は従来のレンズの光学特性を計測する方法の概略図を示すものである。
図8において、光源であるレーザ発生源100はレーザ光101を出射する。出射されたレーザ光101は、ビームエキスパンダ102で略平行光に拡大された後、ハーフミラー103で反射され、保持台104に支持されている被検レンズ105に入射する。被検レンズ105は、レンズ球面106の周囲に平坦なコバ面107を有している。被検レンズ105は、レンズ球面106側から挿入穴108に挿入され、コバ面107を保持台104にて支持することにより保持されている。保持台104は、レンズ球面106だけでなく、コバ面107にも光が入射するような構成にしてある。コバ面107に入射した光はこのコバ面107で反射し、ハーフミラー103を透過した後、結像レンズ109に入射する。結像レンズ109に入射した光は、CCDカメラなどの撮像素子110に結像される。撮像素子110は受像した像をモニターなどの表示装置111に送信する。表示装置111は送信された像を処理しコバ面107の映像を表示する。表示装置111に表示された像の位置を見ることにより、被検レンズ105が光軸112に対して正しい位置に設置されているか検出し、正しい位置にない場合は、被検レンズ105を保持し、かつ移動機構を兼ね備えた保持台104を移動することに光軸112に対して正しい位置に調整する。
ここで、被検光学素子105のレンズ球面106を透過した光は、光軸112が軸中心とするように設置された光学特性計測装置113に入射し、被検レンズ105の光学特性を測定する。
このように従来は、被検レンズのコバ面に入射した光の反射戻り光を取り込み、その戻り光の位置により被検レンズの光軸に対する位置を検出する方法を行っている。
特開2000−329648号公報(第20−21頁、図23)
しかしながら、前記従来の位置検出の方法では、戻り光の形状変化、レンズのコバ部に入射する外乱光、入射光の位置ずれなどにより測定精度が低下するという課題を有する。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、光軸に対するレンズの傾き検出及びレンズの光学特性の評価を精度良く行うための計測装置、及び計測方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のレンズ計測装置は、レンズに第1の光を照射する第1の照射手段と、前記第1の光と異なる波長を有する第2の光を前記第1の光の光軸と同一の光軸から前記レンズに照射する第2の照射手段と、前記レンズを保持すると共に前記第1の光の光軸上に配置された保持台と、前記第1の光の一部を透過させると共に前記第2の光を遮光する第1の領域と前記第2の光を透過させる第2の領域とを有するフィルタと、前記第1の領域を透過した前記第1の光が前記レンズのコバ面で反射した光と、前記第1の光が前記第1の領域で反射した光と、によって形成される干渉縞から前記第1の光の光軸に対する前記レンズの傾きを計測する演算装置と、前記演算装置における計測結果に基づいて前記レンズの傾きを調整する調整機構と、前記第2の領域を透過して前記レンズに入射した前記第2の光から前記レンズの光学特性を計測する光学特性計測装置と、を備え、前記第2の領域の形状は前記レンズの有効径と同一径の円形状であり、前記第2の領域は前記第1領域の内側に位置することを特徴とする。本構成によって光軸に対するレンズの位置検出を精度良く行い、かつレンズの光学特性を精度良く計測することができる。
以上のように、本発明の構成によれば、被検レンズの光軸に対する位置検出精度を高くすることができる。その上、フィルタにより有効径領域内の測定光のみを透過することで光学特性の検出精度を劣化させること無く評価できる
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1におけるレンズ計測方法、計測装置の概略図である。図1において、図8と同じ符号については説明を省略する。
図1において、1はレーザ光源であり、被検レンズの光学特性を検出するためのレーザ光源100とは異なる波長を有する。2はレーザ光源1により出射された光を略平行光に拡大するレンズである。3はハーフミラーであり、4は基準平面である。4aは光軸に対して垂直に設けられており、レーザ光源1の光に対して一部を反射する出射面である。5はレーザ光源1の波長の光は透過し、かつレーザ光源100の波長の光は遮光する光学フィルタである。6は入射面4aからの反射戻り光とコバ面107からの反射戻り光を取り込む結像レンズである。7は結像レンズ6が結像した像を撮像するCCDカメラなどの撮像素子である。8は撮像素子7により取り込んだ画像を処理し、被検レンズの位置を算出する演算装置である。9は取り込んだ画像を表示するモニターなどの表示装置である。
以下に、光軸に対する被検レンズの測定方法ついて説明する。
レーザ光源1を出射した光は、レンズ2により略平行光に拡大される。略平行光はハーフミラー103を透過しハーフミラー3に入射される。ハーフミラー3に入射された光はさらにハーフミラー3を透過し、基準平面4に入射される。基準平面4のうち、出射面4aは光軸に対し垂直になるように設置されているため、出射面4aに入射される光は垂直入射となる。垂直入射した光は出射面4aにより一部透過し、一部は反射される。透過した光は光学フィルタ5に入射され、レーザ光源1の波長の光に対してはそのまま透過する。透過した光は保持台104に支持されている被検レンズ105に入射される。
図2に、実施の形態1における保持台と挿入穴の断面図(a)と下方図(b)を示す。図2において、図1、8と同じ符号については説明を省略する。
被検レンズ105は、レンズ球面106の周囲に平坦なコバ面107を有しており、保持台104はレンズ球面106が挿入穴108に挿入され、コバ面107を支持することにより被検レンズ105を保持する。保持台104と挿入穴108の形状は図2のようにレンズ球面106だけでなく、コバ面107にも光が入射するよう、レンズ球面の直径よりも大きくかつコバ面の直径よりも小さい直径の挿入穴の形状である。ここで、コバ面107と被検レンズ105の光軸との成す角度は、予め測定しておく。コバ面107と被検レンズ105との成す角度が90度であると分かると、コバ面107が形成された被検レンズ105を用いることで、被検レンズ105の光軸に対する調整を、コバ面107を用いて行うことができる。コバ面107と被検レンズ105の光軸との成す角度は、コバ面107を作成する時の設計寸法等より求めることができる。
出射面4aにおける反射光とコバ面107における反射光は、光路を逆行しハーフミラー3によって反射され、結像レンズ6により撮像素子7に結像される。このとき、撮像素子7に取り込まれた前記2つの反射光は干渉により干渉縞を生じている。干渉縞は演算装置8により処理され、表示装置9に表示される。このとき被検レンズ105が光軸つまりは出射面4aに対して傾いているとき、直線状の干渉縞が発生する。このとき直線状の縞の間隔aと光軸に対する傾きの関係θは、レーザ光源1の波長をλとすると次の式で表される。
Figure 0004710630
レーザ光源1の波長を405nm、被検レンズ105の直径φを3mmとすると縞1本あたり0.0039度の検出を行うことができる。ここで表れる直線状の縞がなくなるように被検レンズ105の傾きを調整すれば容易に、かつ高精度に調整を行うことができる。被検レンズ105の光軸112に対する傾きの調整精度は、従来方式では0.01度程度であったが、本方式では0.0039度以下で調整を行うことができるようになり、従来方式に比べ約2.5倍の精度で調整することが可能となっている。
図3に、実施の形態1におけるピエゾ素子による基準平面の駆動を示す図を示す。図3において、図1、2、8と同じ符号については説明を省略する。
図3において、基準平面4をピエゾ素子10で光軸方向に駆動し、出射面4aの反射光とコバ面107の反射光との光路長差lを0からλまで変化させることで、表示装置9に表示される干渉縞の位相は変化する。このときの干渉縞の各画素を(x、y)とし、被検レンズ105の波面をh(x、y)とすると干渉縞の強度分布Iは
Figure 0004710630
で表される。C0は干渉縞強度分布のバイアス成分、C1は干渉縞のコントラストに依存する成分である。このとき光路長差lをN段階で変化させ、そのときの強度分布I(x、y、l)を検出すると、波面h(x、y)は
Figure 0004710630
で表される。この波面データをZernike展開し、多項式の各係数を算出することで光軸に対する傾きだけでなく、コバ面107の面形状を評価することができる。
図4に、実施の形態1における光学フィルタにより遮光される測定光の概略図を示す。図4において、図1〜3、8と同じ符号については説明を省略する。
光軸に対する被検レンズ105の傾きを調整した後、レーザ光源100を発光させる。出射されたレーザ光101は、ビームエキスパンダ102で略平行光に拡大された後、ハーフミラー103で反射される。反射した光はさらにハーフミラー3を透過し、さらに基準平面4を透過する。透過した光は光学フィルタ5に到達するが、図4のように光学フィルタ5は被検レンズ105の有効径と同一半径に囲まれる円の外部の領域に成膜されているので、レーザ光源100の波長の光は有効径内の光は通過し、有効径外の光は光学フィルタ5により遮光される。通過した有効径と同一径の光は被検レンズ105のレンズ球面106に正確に入射する。被検レンズ105を透過した外乱光を全く含まれない光は光学特性計測装置113に入射し、被検レンズ105の光学特性を正確に測定することができる。ここで、レーザ光源100から出射された光の光軸と光学フィルタ5との成す角度は、予め測定しておく。レーザ光源100から出射された光の光軸と光学フィルタ5との成す角度と、コバ面107と被検レンズ105の光軸との成す角度とを同じ角度にする、すなわち、コバ面107と光学フィルタ5とを平行にすることで、本実施の形態の計測を行うことができる。
図5に、実施の形態1におけるフローチャート図を示す。
図5において、まず、フローS1において、光源からレンズに光を照射する。次に、フローS2において、被検レンズ105のコバで反射した光と基準平面4で反射した光とを干渉させて干渉縞を形成する。
次に、フローS3において、形成された干渉縞を観察する。ここで、干渉縞に直線上の縞が表れた場合は、フローA1において、基準平面4に対して被検レンズ105が傾いていると判断する。ここで、被検レンズ105の傾きのみを調整する場合は、被検レンズ105の傾きを計測し、その計測結果に基づいて被検レンズ105を調整する。
次に、フローS4において、被検レンズ105と基準平面4との相対距離を変化させる。ここで、相対距離を変化させることで得られた波面データをZernike展開し、各係数を算出することで、フローA2において、コバ面107の面形状を評価することができる。
次に、フローS5において、被検レンズ105の有効径内を透過した光を受光する。ここで、受光した外乱を含まない光により、被検レンズ105の光学特性を検出することができる。
以上、説明したように、実施の形態1によれば、被検レンズ105の光学特性を計測するレーザ光源100とは別の波長を発振するレーザ光源1の光によって生じる基準平面4とコバ面107の反射光の干渉縞を計測することにより被検レンズ105の位置を高精度に検出、調整することができ、さらにコバ面107の面精度を測定することができる。さらに被検レンズの有効径と同一半径に囲まれる円の外部の領域に施された光学フィルタにより、有効径と同一径の光束でかつ全く外乱光を含まない測定光によって被検レンズの光学特性を測定することが出来るため精度の高い評価を行うことが可能となる。
なお、レーザ光源100の光と波長が異なるレーザ光源1の光の波長は特に限定はしないが、レーザ光源1の光は基準平面および被検レンズに対しほぼ垂直入射となるため反射率はR=|(n−1)/(n+1)|2となり、屈折率が大きいほど反射率も大きくなる。よって被検レンズ105および基準平面4の材質が石英などであれば、400nm〜2000nmの範囲の波長の光に対して波長が短いほど屈折率が大きくなる傾向にあるため、反射戻り光の強度を上げる必要がある場合、波長の短いレーザをレーザ光源1に使用するほうが望ましい。
(実施の形態2)
図6に、実施の形態2における保持台と挿入穴の断面図(a)と下方図(b)を示す。図6において、図1〜5、8と同じ符号については説明を省略する。
実施の形態2は、保持台104の形状が異なる以外は、全て実施の形態1と同様である。図6に示すように、保持台104の挿入穴の直径を被検レンズ105のレンズ球面の直径とほぼ同じ大きさにし、挿入穴の外周部の一部に切り欠き部を設けるなどしてコバ面にも照射するようにしている。
このような構成とすることで、反射に使用するコバの面積を小さくでき、基準平面を小さくすることができる。また、挿入穴の直径を被検レンズ105のレンズ球面の直径とほぼ同じ大きさとすることができるため、光学装置を小型化することができる。
(実施の形態3)
図7に、実施の形態3における保持台と挿入穴の断面図(a)と下方図(b)を示す。図7において、図1〜6、8と同じ符号については説明を省略する。
実施の形態3は、保持台104の形状が異なる以外は、全て実施の形態1と同様である。図7に示すように、コバ面107の側面を支持するように保持することで、コバ面107の全面をレーザ光源1の光に照射されるようにしている。コバ面107に入射した光はそのまま反射する。
このような構成とすることで、コバ面の全面を用いて測定する場合に有用である。また、被検レンズ105のコバの大きさを小さくして、被検レンズ105を小型化することができる。
本発明によれば、レンズの光学特性を高精度に測定することができるため、光ディスク方式の情報記録装置に搭載される光ピックアップの対物レンズや、DSCなどのレンズの測定に適用することができる。
実施の形態1におけるレンズ計測方法、計測装置の概略図 実施の形態1における保持台と挿入穴の(a)断面図と(b)下方図 実施の形態1におけるピエゾ素子による基準平面の駆動を示す図 実施の形態1における光学フィルタにより遮光される測定光の概略図 実施の形態1におけるフローチャート 実施の形態2における保持台と挿入穴の(a)断面図と(b)下方図 実施の形態3における保持台と挿入穴の(a)断面図と(b)下方図 従来のレンズの光学特性を計測する方法の概略図
符号の説明
1 レーザ光源
2 レンズ
3 ハーフミラー
4 基準平面
4a 出射面
5 光学フィルタ
6 結像レンズ
7 撮像素子
8 演算装置
9 表示装置
10 ピエゾ素子
100 レーザ光源
101 レーザ光
102 ビームエキスパンダ
103 ハーフミラー
104 保持台
105 被検レンズ
106 レンズ球面
107 コバ面
108 挿入穴
112 光軸
113 光学特性計測装置

Claims (6)

  1. レンズに第1の光を照射する第1の照射手段と、
    前記第1の光と異なる波長を有する第2の光を前記第1の光の光軸と同一の光軸から前記レンズに照射する第2の照射手段と、
    前記レンズを保持すると共に前記第1の光の光軸上に配置された保持台と、
    前記第1の光の一部を透過させると共に前記第2の光を遮光する第1の領域と前記第2の光を透過させる第2の領域とを有するフィルタと、
    前記第1の領域を透過した前記第1の光が前記レンズのコバ面で反射した光と、前記第1の光が前記第1の領域で反射した光と、によって形成される干渉縞から前記第1の光の光軸に対する前記レンズの傾きを計測する演算装置と、
    前記演算装置における計測結果に基づいて前記レンズの傾きを調整する調整機構と、
    前記第2の領域を透過して前記レンズに入射した前記第2の光から前記レンズの光学特性を計測する光学特性計測装置と、を備え、
    前記第2の領域の形状は前記レンズの有効径と同一径の円形状であり、
    前記第2の領域は前記第1領域の内側に位置すること
    を特徴とするレンズ計測装置
  2. 前記演算装置は、形成される干渉縞の光強度分布より前記レンズ表面の波面を算出し前記第1の光の光軸に対する前記レンズの傾きを計測することを特徴とする請求項1記載のレンズ計測装置
  3. 前記第1の光の波長が、前記第2の光の波長よりい波長であることを特徴とする請求項1又は2記載のレンズ計測装置
  4. 前記演算装置は、予め測定した前記フィルタと前記第1の光の光軸との成す角度を用いて前記レンズの傾きを計測することを特徴とする請求項1からいずれかに記載のレンズ計測装置
  5. 前記演算装置は、予め測定した前記レンズコバ面と前記レンズの光軸との成す角度を用いて前記レンズの傾きを計測することを特徴とする請求項1からいずれか記載のレンズ計測装置
  6. 第1の領域と前記第1の領域の内側に位置する第2の領域とを有するフィルタを介して第1の光をレンズに照射する第1の照射工程と、
    前記第1の光のうち前記第1の領域を透過して前記レンズのコバ面で反射した光と、前記第1の光のうち前記第1の領域で反射した光とを干渉させて干渉縞を形成する干渉縞形成工程と、
    前記干渉縞より前記第1の光の光軸に対する前記レンズの傾きを計測する傾き計測工程と、
    前記計測工程における計測結果に基づいて前記レンズの傾きを調整する調整工程と、
    前記調整工程で傾きを調整した前記レンズに前記第1の光と異なる波長を有する第2の光を前記第1の光の光軸と同一の光軸から前記フィルタに照射する第2の照射工程と、
    前記第1の領域で前記第2の光を遮光すると共に前記レンズに前記第2の光を入射させる入射工程と、
    前記レンズに入射した前記第2の光から前記レンズの光学特性を計測する光学特性計測工程と、
    を有するレンズの計測方法
JP2006025435A 2006-02-02 2006-02-02 レンズ計測装置、及び計測方法 Expired - Fee Related JP4710630B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006025435A JP4710630B2 (ja) 2006-02-02 2006-02-02 レンズ計測装置、及び計測方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006025435A JP4710630B2 (ja) 2006-02-02 2006-02-02 レンズ計測装置、及び計測方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007205905A JP2007205905A (ja) 2007-08-16
JP4710630B2 true JP4710630B2 (ja) 2011-06-29

Family

ID=38485496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006025435A Expired - Fee Related JP4710630B2 (ja) 2006-02-02 2006-02-02 レンズ計測装置、及び計測方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4710630B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009192249A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Hoya Corp 被検レンズの透過波面収差測定方法及び装置
CN107830823A (zh) * 2017-12-13 2018-03-23 广东技术师范学院 一种用于检测透镜中心偏离的装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6153602A (ja) * 1984-08-13 1986-03-17 コ−ニング グラス ワ−クス 光学部材
JPH1091994A (ja) * 1996-07-26 1998-04-10 Asahi Optical Co Ltd 対物レンズの傾き調整用光学系
JP2000329648A (ja) * 1999-05-19 2000-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd レンズの評価方法、レンズの評価装置、及びレンズの調整装置
JP2001174217A (ja) * 1999-12-16 2001-06-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学検査装置のアライメント方法およびその機構
JP2004279075A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Minolta Co Ltd レンズの偏芯測定方法及び測定装置
JP2005024910A (ja) * 2003-07-02 2005-01-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 組レンズ調整方法およびその装置
JP2005201703A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Konica Minolta Opto Inc 干渉測定方法及び干渉測定システム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6153602A (ja) * 1984-08-13 1986-03-17 コ−ニング グラス ワ−クス 光学部材
JPH1091994A (ja) * 1996-07-26 1998-04-10 Asahi Optical Co Ltd 対物レンズの傾き調整用光学系
JP2000329648A (ja) * 1999-05-19 2000-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd レンズの評価方法、レンズの評価装置、及びレンズの調整装置
JP2001174217A (ja) * 1999-12-16 2001-06-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学検査装置のアライメント方法およびその機構
JP2004279075A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Minolta Co Ltd レンズの偏芯測定方法及び測定装置
JP2005024910A (ja) * 2003-07-02 2005-01-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 組レンズ調整方法およびその装置
JP2005201703A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Konica Minolta Opto Inc 干渉測定方法及び干渉測定システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007205905A (ja) 2007-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6362498B2 (ja) 微視的標本を検査するための光学顕微鏡および顕微鏡方法
US20080018909A1 (en) Droplet shape measuring method and apparatus
JP2007248086A (ja) 欠陥検査装置
JP2002071513A (ja) 液浸系顕微鏡対物レンズ用干渉計および液浸系顕微鏡対物レンズの評価方法
JP4355338B2 (ja) 光学傾斜計
KR910008514A (ko) 홀로그래픽 영상화 시스템의 전체 내부반사 광학검사장치 및 방법
JP2018528397A (ja) 静的縞パターンを使用した干渉ロールオフ測定
EP1336095B1 (en) Measurement of surface defects
JP3730831B2 (ja) 収差測定装置及び調整装置
JP4710630B2 (ja) レンズ計測装置、及び計測方法
JP4427632B2 (ja) 高精度三次元形状測定装置
JP4775943B2 (ja) 検査装置及び検査方法並びにそれを用いたシリンダブロックの製造方法
JP4565663B2 (ja) 液滴の形状計測方法及び装置
JP2005201703A (ja) 干渉測定方法及び干渉測定システム
JP5759270B2 (ja) 干渉計
JP4830837B2 (ja) レンズ測定装置
JP2016211933A (ja) 面形状計測装置、面形状計測方法、及び加工装置、並びにそれによって加工された光学素子
JP2007010516A (ja) 波面収差測定装置、波面収差測定方法、及び被検レンズ保持調整機構
JP5251218B2 (ja) 測定装置および測定方法
JP2007218931A (ja) 光学面の形状測定方法および装置および記録媒体
JP2005345364A (ja) 光学部品測定用アライメント機構
JP4731314B2 (ja) 光学部品の検査方法及び検査装置
JP4366999B2 (ja) 光学レンズの収差検出方法
JP5257166B2 (ja) 光学部品計測方法および装置
JP3920713B2 (ja) 光学変位測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080620

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100720

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110307

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4710630

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140401

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees