JP4709314B2 - 食用基材へのフレーバ適用 - Google Patents

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Description

本発明は、食用基材にフレーバを適用する方法と、その方法により製造される製品に関する。より具体的には、フレーバは、食味のよい製品を得るための、標的化され、正確、均一、かつ一貫性のある適用をもたらす新規デジタル方式を使用して適用される。フレーバは目立たない領域に適用することができるか、基材を均一に被覆することができる。
食用基材、例えばスナック食品へのフレーバ添加が周知である。典型的なフレーバ及び調味料は、乾燥成分、例えば塩を基材上で振盪することにより適用される。この一般的な方法は、一貫性のない適用及び廃棄物を伴う。調味料は、トラフ(trough)及びシュック(shook)内に定置されるか、製品一面に振りかけられる。調味料は、スナック製品上にランダムに落ち、ある箇所にはくっつくが、他の箇所にはくっつかない。基材にくっつかない調味料は、収集トレイに落ち、再利用されるか、廃棄される。フレーバの変化が望ましいとき、例えばある日はサワークリーム及びオニオン風味を製造したく、次の日は同じ製造ラインでチーズ風味を製造したい場合、全ての設備を空にし、洗浄し、補充する必要がある。これは非常にコストと時間のかかるやり方である。食用基材上で調味料を振盪するこれらの従来のやり方は、直下で論じられる多くの不具合を有する。しかし、非常に単純な制約の1つは、特定のフレーバが、振りかけることができる乾燥粉末中で利用不可能であるということである。したがって、プロセス法は、消費者が利用できる選択の範囲を制限する。
更にこのプロセスを困難にするのは、複数の調味料を適用するときである。例えば、バーベキュー風味は、特定の地域で非常に人気のある調味料である。しかし、それは、複数の異なる香辛料及び調味料の複雑な混合物である。振りかけるとき、特定の香辛料は、他の香辛料より基材に容易にくっつく。したがって、くっつかず、再利用された調味料は、元の材料とは異なる香辛料濃度を有し、したがって異なるフレーバを有する。調味料を基材上で振盪させるように、単純に置き、次いで再利用すると、適用されるフレーバは常に変化している。
更に、調味料は基材に色を付与することができる。典型的に濃赤又はワイン色であるため、再度、バーベキュー風味はよい例である。スナックチップに一貫性なく適用するとき、例えば異なるチップは異なる色を有する。また、1つのチップ上に異なる色(濃い領域及び薄い領域)が存在する可能性もある。これは、個々のチップ上で及びチップによってフレーバが一貫していないことを、消費者に明らかにする。唯一、製造プロセスの制御が不十分であること以上に悪いのは、制御の欠如が最終製品上の色で強調されてしまうことである。
現在の調味料系の更に別の問題は、乾燥成分が全くくっついていない場合が多いことである。これは、基材も乾燥しているときに、特に当てはまる。例えばクラッカーは、焼いた後の表面水分が非常に少ない。同様に、ポテトチップは、油の大部分が基材チップに吸収されるか、冷えて外側上で固化するため、油中で揚げた後比較的乾燥している。いずれにしても、乾燥調味料を乾燥基材にくっつけるために、粘着性物質を最初に適用しなければならない。粘着性物質は、無論、食用でなければならず、製品の風味に負の影響を与えてはいけない。これらの基準を満たす最も一般的な粘着性物質は油である。残念なことに、油は、スナック食品に脂肪とカロリーとの両方を付与する。比較的多い脂肪及び高いカロリーを食品に付与することは、望ましくない選択であることは言うまでもない。しかし、これは良好な風味を得るための唯一の方法である場合が多い。
更に、現在の調味料法の別の問題は、異なる調味料を1つの製造ラインに適用して、詰め合わせパッケージを作製することができず、フレーバシグナルが望まれる、標的とされた目立たない領域にフレーバを送達できないことである。
調味料を適用するために用いられる別の方法は、混転ドラムを用いる方法であり、これもまた一度に1種のフレーバを適用するのに限られる。この従来の方法は、上記と同じ制限を有する。
最終的に、乾燥調味料で風味付けされた食品に関連するもう1つの問題は、調味料が剥がれて消費者の手につく傾向があるということである。これは、指を汚す、よく知られた問題である。子供は、調味料及びそれらの色を、冷蔵庫の扉、革製の自動車の座席、家庭のペット及び他の望ましくない場所といった他の物体に移動させることが多い。この問題は、乾燥粉末調味料の使用に固有の問題である。
それ故、一貫性のあり、反復可能な、そして好ましくはフレーバの選択的適用を可能にする、食用基材にフレーバを適用する方法を開発することが望ましい。生じる廃棄物の少ないプロセスは、当業者にとって非常に望ましい。本発明の方法が、あるフレーバから別のフレーバに変化するとき、より容易に、より早く、かつよりコスト効率のよい方法をもたらすことも望ましい。更に、均一に風味付けされ、既存の風味付けされた食用基材より扱いやすい、風味付けされた基材を製造することが望ましい。更に、油又は他の追加接着材料を添加することなく、フレーバを適用する能力はそのままで、フレーバの選択肢が多いことが望ましい。これらの及び他の利点が、本発明により実現される。
本発明は、少なくとも2種の食用基材を含むパッケージであって、少なくとも1種の基材が上部に付着したフレーバを有し、及び、パッケージ内に、異なるフレーバが付着しているか、又はフレーバが付着していない少なくとも1種の他の基材が存在する、パッケージに関する。本発明の別の態様では、パッケージ内に、その上に付着した別個のフレーバを有する少なくとも2種の基材が存在し、別個のフレーバが、共に食すと異なった協調的なフレーバが生じ得るように調製されている。協調的なフレーバは、例えば、ハンバーガー、チーズバーガー、サワークリーム及びオニオン、ピザ、ペパロニピザ、ピーナッツバター及びゼリー、並びにこれらの混合物であってよい。
本発明の更に別の態様では、1つ又は複数の乾燥調味料が、フレーバの添加前又は後に、基材に適用される。好ましくは、別個のフレーバは、超音波付着、ドロップオンデマンドインクジェット印刷及びこれらの組み合わせにより、基材上に付着される。
一般的な振盪又は散布ではない、印刷作業を介したフレーバの適用により、フレーバは、より一貫性があり、かつ選択的に適用される。フレーバは、インク様物質、つまり液体スラリー又はペーストを介して適用されるため、適用できるフレーバの種類にはより柔軟性がある。更に、再利用プロセスはそのままで、廃棄物は本質的になくなる。あるフレーバから次のフレーバへの交換は、プリントヘッドカートリッジを交換するのと同じぐらい、速く、清潔で、かつ簡単であり得る。フレーバ付着の均一性は、劇的に改善される。最終的に、フレーバを蒸発させるか、固めるためのキャリアのように、基材上に残るフレーバは、基材に緊密に付着する及び/又は吸収される。つまり、フレーバは消費者の手に剥がれ落ちず、基材は非常に扱いやすい。
この開示全体を通して、種々の刊行物及び特許を参照する。本明細書で引用する全ての参考文献は、参照により組み込まれる。構成成分又は組成物の濃度は全て、構成成分又は組成物の活性濃度に関するものであり、市販の原料に存在し得る不純物、例えば残留溶媒又は副生成物は除外されている。
本明細書で参照するのは、本発明で使用される様々な成分を含む構成成分の商品名である。本発明者らは、本明細書において、特定の商品名の物質により限定されることを意図しない。商品名によって参照される材料と同等の材料(例えば、異なる供給元から異なる名称又はカタログ番号で入手されるもの)は、本明細書に記載される組成物、キット及び方法に置き換え、使用してもよい。
「着色剤」という用語は、本明細書では、染料、色素、天然着色剤及びこれらの組み合わせを含む組成物を意味する。
「画像」という用語は、本明細書では、従来の意味の画像を示す全ての絵による表現並びに全ての既知の又は作製された言語、全ての可能なフォント及び文字の大きさによる全ての表現の文章を意味する。
「染料」という用語は、本明細書では、全ての種類のインクで用いられる1つ又は複数の着色剤を意味する。
「ノズル」という用語は、本明細書では、プリントヘッドの開口部又はオリフィスの直前でインクの流れを方向づける、一部のインクジェットシステム内の領域を意味する。それは、リザーバを離れるとき、インクを用いるためのチャネルとして作用する。
「圧力」又は「圧電」という用語は、本明細書では、圧電性セラミック結晶を意味する。この物質は、電流の印加を拡大及び縮小する能力を有する。
「界面活性剤」という用語は、本明細書では、インクに添加してインクの特性(例えば、粘度、接触角、湿潤及び表面張力)を調節する物質を意味する。
「変性剤」という用語は、本明細書では、粘度のような流体特性を変化させ、粒子の安定性を定め、混合成分に必要なエネルギーを低下させ、1相としてとどまる成分を意味する。
a.食用基材
本明細書で使用するとき、「食用基材」又は「基材」は、その上に配置された画像を有することができる、摂取に好適ないずれの材料も含む。いずれの好適な食用基材も、本明細書で本発明に使用することができる。好適な食用基材の例としては、スナックチップ(例えば、スライスされたポテトチップ)、加工スナック(例えば、トルティーアチップ、ポテトチップ、ポテトクリスプのような加工チップ)、押出成形スナック、クッキー、ケーキ、チューインガム、キャンディー、パン、果物、ドライフルーツ、ビーフジャーキー、クラッカー、パスタ、薄切り肉、スライスチーズ、パンケーキ、ワッフル、ドライフルーツフィルム、朝食用シリアル、トースターペストリー及びペットフードを挙げることができるが、これらに限定されない。更に、印刷されたフレーバ又は香気が、コーヒーを入れている間に水に溶解できるコーヒータブレット及びコーヒーポッドも挙げられる。
好ましい実施形態では、食用基材は加工スナック片、好ましくは加工スナックチップ、より好ましくは加工ポテトクリスプを含む。好適なスナック片としては、米国特許第3,520,248号「チップ揚げ機(Chip Frying Machine)」(マッケンドリック(MacKendrick)、1970年7月14日発行);米国特許第3,576,647号「チップタイプ製品の調製(Preparation of Chip-Type Products)」(リーパ(Liepa)、1971年4月27日発行);米国特許第3,608,474号「チップタイプ製品を調製する装置(Apparatus for Preparing Chip-Type Products)」(リーパ(Liepa)、1971年9月28日発行);及び米国特許第3,626,466号「チップタイプ製品を調製する成形装置(Molding Device for Preparing Chip-Type Products)」(リーパ(Liepa)、1971年12月7日発行);米国特許第5,464,643号(ロッジ(Lodge));並びに米国特許第6,066,353号及び米国特許第5,464,642号(ビラグラン(Villagran)ら)に記載されているものが挙げられる。一実施形態では、加工スナックチップは、米国特許第5,464,643号(ロッジ(Lodge))、並びに米国特許第6,066,353号及び米国特許第5,464,642号(ビラグラン(Villagran)ら)に記載されているもののような加工ポテトクリスプである。本明細書で使用できる他のスナックチップとしては、米国特許第4,645,679号「ポテトチップの食感を有するコーンチップを製造するプロセス(Process for Making a Corn Chip with Potato Chip Texture)」(リー(Lee)III世ら、1987年2月24日発行)に記載されているものが挙げられる。
更に、食用基材としては、犬用ビスケット及び犬用トリーツのようなペットフードを挙げることができるが、これらに限定されない。
食用基材は、いずれの好適な形態であってもよい。例えば、基材は、摂取できる状態の最終食品、摂取前に更なる調製が必要な食品(例えば、スナックチップのドウ、乾燥パスタ)、又はこれらの組み合わせであってよい。更に、基材は堅くても(例えば、加工スナックチップ)、又は堅くなくても(例えば、ドライフルーツフィルム)よい。一実施形態では、食用基材は互いにつながっている(例えば、個々の断片に切断する前のドウシートの形態で)。
本明細書で使用するとき、「加工スナック片」又は「スナック片」は、ドウからまだ分離(例えば、切断)されていないスナック片を含むのに十分に広義である。例えば、一実施形態では、ドウシート上に画像が配置され、次いでドウシートは個々の断片に切断される。更に、「加工スナック片」又は「スナック片」は、調理済み(例えば、油中で揚げた)基材及び未調理(例えば、ドウ)の基材の両方を含むのに十分に広義である。
好ましくは、食用基材は、基材の流れとして提供される。本明細書で使用するとき、「流れ」は、基材の連続的な供給源を意味する。例えば、基材の流れとしては、コンベアベルトにより、又は連続プロセス、半連続プロセス、若しくはバッチプロセスからの送りとして提供されるもののような複数の基材を含むことができる。
b.フレーバ
「フレーバ」は、食用基材の味又は香気に対する、消費者が知覚可能な効果を有するいずれの添加剤としても定義される。フレーバとしては、例えばイチゴ、バーベキュー、タマネギ、ビネガー等の個々のフレーバ;例えば、甘い、酸っぱい、苦い等のフレーバノート;また例えば辛い又は辛さのまろやかなハラペーニョ等の強度が挙げられるが、これらに限定されない。本発明の製品で用いられるフレーバとしては、例えば美味しそうな及び甘いフレーバを挙げることができる。美味しそうなフレーバとしては、ピザ、BBQ、サワークリーム及びオニオン、ベーコン、チェダーチーズ、オリエンタルブレンド、タマネギ型、ハム、パルメザンチーズ、タコ、煙及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。甘いフレーバとしては、シナモン黒砂糖、バタースコッチ、カラメル、ヒメウイキョウ、メープル、チョコレート、果物フレーバ、ハチミツ、バニラ及びこれらの混合物が挙げられる。
「調味料」は、食用基材の味を変化させるが、フレーバではないものとして定義される。調味料の例としては、塩、MSG等が挙げられる。
本明細書で使用するとき「別個のフレーバ」とは、平均的な消費者がフレーバが異なることを味わえる2種の異なるフレーバを意味する。
c.印刷によるフレーバ適用
食用基材上にインクジェット装置のような電子印刷装置を用いることは、当該技術分野において既知である。例えば、米国特許出願公開第20050163898 A1号、同第20050058749 A1号及び国際特許公開第05002360号(全て、ロマナハ(Romanach)ら、全てプロクター・アンド・ギャンブル社(Procter & Gamble Co)に譲渡)を参照のこと。ロマナハによる3つの公開された特許公報は全て本明細書に参照することにより組み込まれる。同様に、超音波プリンタによる印刷も一般に既知であるが、これらのプリンタは現在本明細書で開示するような食用基材への印刷には使われていない。超音波印刷の説明は、同時継続中の米国特許出願第xx/xxx,xxx号(ウェン(Wen)ら、プロクター・アンド・ギャンブル社に譲渡)に見い出すことができる。ウェンの特許出願は、本明細書に参照により組み込まれる。
多様性の大きなフレーバは、デジタル印刷装置で印刷することができる。本明細書で使用するとき、「デジタル」印刷は、ドロップオンデマンド(drop-on-demand)デジタルプリンタ及び超音波プリンタのような、電子的に制御された、高速、オンオフプリンタの使用を意味する。幾何学的画像、パターン、文字、人間、場所及び物の絵等は全て、印刷及び電子的に保存することができる。本発明は、フレーバ及び調味料の印刷を目的とするが、フレーバ、調味料及び画像の組み合わせを印刷するために電子印刷を使用することは、本発明の範囲内である。
従来の乾燥調味料振盪器は、無論、機械的に電源を入れたり切ったりすることができる。しかし、これは、個々の加工スナック片上の個々の領域を標的化できるように、高速製造ラインでは行うことができない。更に、従来の振盪器技術では、正確な画像及びパターンを適用することはできない。また、混転噴霧器では、本発明で請求するような、正確な調味料及び香辛料の適用を実現することはできない。本発明で用いるのに一般に好適ではない別の技術は、従来の糖衣塗布器である。朝食用ペストリー等は、従来の糖衣の流れでコーティング又は装飾されることが多い。この技術は、一般に、本発明の製品及びプロセスには緩徐及び不正確過ぎる。更に、製菓用糖衣は、本発明で用いられるデジタル装置で印刷するには、厚過ぎかつ粘着性が強過ぎる。
より具体的には、本発明は、少なくとも2種の食用基材を含むパッケージであって、少なくとも1種の基材がその上に付着したフレーバを有し、パッケージ内に、異なるフレーバが付着しているか、又はフレーバが付着していない少なくとも1種の他の基材が存在する、パッケージに関する。好ましくは、全ての基材がその上に付着したフレーバを有し、パッケージ内に別個のフレーバが付着した少なくとも2種の基材が存在する。別個のフレーバは、それらを一緒に食すと、例えばハンバーガー、チーズバーガー、サワークリーム及びオニオン、ピザ、ペパロニピザ、ピーナッツバター及びゼリー並びにこれらの混合物等の異なる、協調的なフレーバを生じることができる。異なるフレーバは、製造後の混合工程を必要としないように、同じ製造ラインで順次的に異なる基材上にデジタル的に印刷することができる。パッケージ内の食用基材は、全て同じ組成を有してよいが、必ずしもそうでなくてよい。
例えば、食用基材は異なる形状を有してよく、各異なる形状がある別個のフレーバに関連してよい等の、本発明の多くの変形を実施することができる。フレーバは、好ましくは、プロピレングリコール、プロピレングリコール誘導体、油及びこれらの組み合わせから選択することができる食用キャリアを使用して、デジタル印刷することにより、液体、スラリー又はペーストとして付着される。
本発明の風味付けされた食用基材は、食用基材を高速加工ライン上に配置し、基材をインクジェット又は超音波印刷機構に運搬し、基材上の印刷機構内に位置する1つ又は複数のプリンタから印刷することにより、高速加工ライン上でフレーバ及び調味料画像を印刷することにより作製される。更に、食用基材は、基材又は基材の個々の切断片を油中で揚げるか焼くかの高温加熱装置(例えば、揚げ鍋)内で調理するために、印刷機構から移動する。本明細書で使用するとき「調理」としては、焼くこと、油中で揚げること、マイクロ波加熱、真空乾燥、押出成形及びこれらの組み合わせが挙げられる。同様に、フレーバ及び調味料は、基材の調理後、この同じ方法で印刷され得る。調理前及び後の印刷の組み合わせもまた使用できる。
好ましくは、本明細書では、高速加工ラインは、15.2m/秒(50フィート/分)以上の速度で稼働する。本明細書では、印刷能力のDPI(ドット/インチ)は、約50〜約1200の範囲である。本明細書で使用されるインクは、食用界面活性剤又は食用界面活性剤系物質を含み、それについては以下で詳細に論じる。2001年12月13日発行のウィルコックス(Willcock)らによる国際特許公開第01/94116号に記載されているもののような、いずれの種々のデジタル印刷装置も使用することができる。好ましい実施形態では、インクジェットプリンタは、個々の断片に切断され、次いで油中で揚げられて加工スナックチップを形成するドウシート上にフレーバ、調味料及び画像を配置する。
このプロセスを効果的に用いることができる一例は、加工ポテトクリスプスナックの製造である。一旦フレーバ、調味料、画像及びこれらの組み合わせを印刷すれば、ポテト片は、油中で揚げること、焼くこと、加塩又は味付けのような更なる加工を施し、次いで分割し、パッケージ化することができる。この種の典型的な作業は、製品の制御を維持するのを補助し、破断を最小限に抑えかつ高密度包装を可能にする、先入れ先出し法を用いる。製品が容器中に積み重ねられ、包装されるとき、包装された積み重ね体は、用いられた画像の順序に対応して印刷されたのと同じ順序で、その上に印刷されたフレーバ、調味料及び画像を有するポテトクリスプを保持する。
それから食用基材が分配される、差し出される、広げられる又は保管されるいずれの容器も好適である。好適な容器としては、袋、キャニスター、箱、ボウル、プレート、タブ型容器、カップ、包装紙及び缶が挙げられるが、これらに限定されない。一実施形態では、容器は、均一な形状の加工ポテトクリスプを収容することができる丸形円筒形キャニスターである。好適なかかる容器としては、「チップ型スナック食品のパッケージ化(Packaging of Chip-Type Snack Food Products)」、米国特許第3,498,798号、1970年3月3日発行、バウアー(Bauer)ら;及び「膜型閉鎖具を有する容器(Container Having a Membrane-Type Closure)」、米国特許第3,973,719号、1976年8月10日、ジョンソン(Johnson)らに記載されているものを挙げることができる。
本明細書の方法は、いずれの好適な手段によっても実施することができる。例えば、バッチ、半バッチ及び連続方式で実施することができる。方法は、単一製造列(例えば食用基材の単一流)又は複数製造列(例えば食用基材の複数流)を有する製造環境を用いて実施することができる。好ましくは、食用物品は、完全な加工を通して線形レジストレーションで、食用基材の連続群が選択され、容器に差し込まれ得るように維持される。
d.食用インク
食用インクは、本明細書では、キャリア及び1つ又は複数のフレーバを含有する均質な液体、スラリー又はペーストを含むことを意味する。他の成分が存在してもよい。食用基材上の、インクジェット装置又は超音波印刷装置のような電子印刷装置で用いるための食用インクは、当該技術分野において既知である。例えば、国際特許公開第06023615号(ウェンら、プロクター・アンド・ギャンブル社に譲渡)を参照のこと。ウェンの公開された特許公報は、本明細書に参照により組み込まれる。
インクジェット又は超音波プリンタで用いられるインクは、1)基材上に効率的に印刷する、2)インクがインクジェットプリンタの内部の機械的構造及び材料と高度に適合する、3)それが用いられる機械装置が(もし目詰まりしたとしても)著しく目詰まりすることなく、高速加工で用いることができ、4)フレーバ、調味料及び画像が汚れたり不鮮明になったりすることなく、基材上に正しく配置され、急速に乾燥し、5)実際の印刷の瞬間から、高温加熱相まで、またパッケージ化されるとき市販場所や消費者の家庭に移動するまで、一貫して認識可能な画像及び/又はパターンを作製することが重要である。換言すれば、本明細書で印刷されるフレーバ、調味料及び画像は、最初の印刷から最終的に消費される時点まで示されるフレーバ、調味料及び画像と実質的に同じである。
デジタル印刷システムによる大容量の食品の風味付けは、高速加工ライン(例えば、0.25m/秒(50フィート/分)以上)における食用基材上へのデジタル印刷を可能にするために、多くの要件を満たさなければならないため、多数の課題を提示する。インク組成物は、それらが食用基材及び印刷に必要なプロセス設備と適合しなければならないため、特に重要である。
本発明のインクは、非水性キャリア、界面活性剤及びフレーバを含んでよい。インクは、所望により、着色剤、香料、糖、アミノ酸、タンパク質及びこれらの混合物からなる群から選択される他の活性成分を含んでよい。好ましくは、インクは、1つ又は複数の圧電ドロップオンデマンドプリンタ、超音波プリンタ及びこれらの混合により、高速加工ラインで、基材上に印刷される。界面活性剤は、好ましくは、約50重量%未満、好ましくは約30重量%未満、更により好ましくは約10重量%未満、最も好ましくは約5重量%未満の油を含む、ポリソルベート系界面活性剤、レシチン系界面活性剤、ソルビタン系界面活性剤及びこれらの混合物からなる群から選択され、好ましくはレシチン系である。界面活性剤の融点は、室温でインクを流動可能に維持するために、好ましくは70℃未満、より好ましくは50℃未満、最も好ましくは40℃未満である。本明細書では、インクは、粘度調整剤、例えばグリセリン、及び約50重量%未満、好ましくは約30重量%未満、更により好ましくは約10重量%未満、最も好ましくは約5重量%未満の水を更に含んでよく、非水性キャリアはグリコール系液体を含む。本発明のインクは、好ましくは、それらが印刷される基材のように食用である。
本発明の食用インクはまた、他の任意の材料を含み、更にインクの性能を強化することができる。これらの材料としては、増粘剤、消泡剤及び抗菌剤が挙げられる。本発明で用いることができる増粘剤はグリセリンである。この材料は、粘度上昇に役立ち、保湿剤として機能し、開口ノズルで露出したインクが乾燥するのを防ぐ。それは、インク組成物の約0〜約50%の範囲で用いることができる。本発明で用いることができる消泡剤は、イソプロピルアルコール(IPA)であってよい。この材料は、液滴放出時にノズルをより清潔にする役割を果たし、消泡剤として直線状ジェットを維持し、湿潤を改善し、粘度を低下させる。それは、インク組成物の約2%まで用いることができる。様々な国の規制限度に従って、高濃度で用いてもよい。エタノール又はブタノールのような他の短鎖アルコールを消泡剤として用いてもよい。本発明のインクと共に用いることができる抗菌剤としては、メチルパラベン及びプロピルパラベンが挙げられる。イソプロピルアルコール(IPA)及びプロピレングリコール(PG)(及び所望によりエタノール)もまた、ある程度の抗菌活性を示す。
本発明のインクで用いられる界面活性剤は、食用基材上のインクの硬化時間(setting time)を低減する。工程前にインクが表面上で硬化しない場合に、食用基材に、不鮮明になるかレンダリングする可能性がある加熱工程(例えば、油中で揚げること、又は焼くこと)のような更なる加工が施される場合は、重要である。インクが十分速やかに硬化しない場合、プリントヘッドは、その後の工程から更に離れて設置する必要がある場合があり、これは不便な場合がある。この問題は、多くのインクを用いる場合、単一色の適用で用いるより、複数の色の硬化により長い時間を必要とすることがある基材上に印刷する場合に、悪化し得る。
接触角は、インクが基材上でどの程度の速さで硬化するかを測定するために用いることができる測定値の1つである。接触角は、接触点における、1滴の液滴の基材に対する角度を測定する。液滴が基材表面に広がる及び/又は基材に吸収されるため、時間と共に、接触角は変化する。
本発明で使用することができる構造及び特性の点で異なる特定の界面活性剤としては、合成界面活性剤、単離及び/又は精製された天然界面活性剤及び天然界面活性剤を改変したものが挙げられるが、これらに限定されない。合成界面活性剤としては、モノグリセリドのジアセチル酒石酸エステル[DATEM]、アセチル化モノグリセリド[AcMG]、ラクチル化モノグリセリド[LacMG]及びプロピレングリコールモノエステル[PGME]、ソルビタン誘導体(例えば、モノステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン及びトリステアリン酸ソルビタン)、多価乳化剤(例えば、ショ糖エステル及びポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸ソルビタン[ポリソルベート60]、ポリオキシエチレン(20)トリステアリン酸ソルビタン[ポリソルベート65]及びモノステアリン酸ポリグリセロールのようなポリグリセロールエステル)が挙げられるが、これらに限定されない。「リョートー糖エステル」(ショ糖脂肪酸エステル)及び「リョートーポリグリセロールエステル」(ポリグリセロール脂肪酸エステル)もまた、本明細書で用いるのに許容可能な界面活性剤である。共に安全かつ優れた乳化剤/界面活性剤であり、広範な食品への適用に使用される。「リョートー糖エステル」は、天然ショ糖及び植物性原料の脂肪酸エステルから製造され、「リョートーポリグリセロールエステル」は、天然グリセロール及び植物性原料の脂肪酸から製造される。本発明で使用するのに好適な更なる界面活性剤としては、アニオン性乳化剤(例えば、ステアロイル乳酸ナトリウム[SSL]、ステアリルフマル酸ナトリウム及びドデシル硫酸ナトリウム[SDS])が挙げられる。天然界面活性剤としては、界面活性成分ホスファチジルエタノアラミン(phosphatidylethanoalamine)(PE)、ホスファチジルイノシトール(PI)及びホスファチジルコリン(PC)を含むレシチンが挙げられるが、これらに限定されない。PC及びPEは、溶液のpHに依存してカチオン性(N+)又はアニオン性(P=O−)のいずれにもなることができる両性界面活性剤種である。PIは、分子の活性部分(P−O−)に負電荷を保有するアニオン性界面活性剤である。レシチンは、典型的には、トリグリセリドも含む。トリグリセリドがインク溶液から分離する可能性があるため、低トリグリセリドレシチンが好ましい。添加されるレシチンの量は、好ましくは約30重量%未満、より好ましくは約20重量%未満、更により好ましくは約10重量%未満、最も好ましくは約5重量%未満である。変性天然界面活性剤としては、リゾレシチン(酵素変性)及びアセチル化レシチンが挙げられるが、これらに限定されない。
特定のインクに対する特定の界面活性剤の選択は、インクへの分散性、液滴が形成されるまでインクがノズルから噴出される制限時間にわたる表面張力への影響、インクの粘弾性、粘度及び室温(約25℃)でインクを液体状態に維持する能力に対する影響に応じてなされる。
レシチンのような一部の界面活性剤は、分散性の課題をもたらす場合がある。分散性は、インク溶液から界面活性剤が分離するのを防ぎ、プリントヘッドノズルの閉塞を防ぐために重要である。液体又は固形形態のレシチンは、粒型に比べて好ましい。
プロピレングリコール(PG)は、表面張力の基本要件(〜40ダイン/cm)を備え、食品色素又は染料のキャリアとして作用するため、デジタルプリンタのプリントヘッドで用いるための、本発明の食用インクの好適な基剤である。
グリセリンは、様々な温度において非常に柔軟性のある粘度調節を行えるため(20℃〜70℃で1490cps〜147cps(1.49Pa.s〜0.147Pa.s))、デジタルプリンタのプリントヘッドで用いるための、本発明の食用インクの別の好適な共溶媒である。プロピレングリコール(20℃で58.1cps(0.0581Pa.s))と併用する粘度増強剤(1490cps〜147cps(1.49Pa.s〜0.147Pa.s)/20℃〜70℃)としてのグリセリンの使用。
食品色素は本発明で用いられる。食品色素としては、染料、天然着色剤及び色素が挙げられるが、これらに限定されない。しかしながら、染料は典型的にはそれらを可溶性にする硫酸又はカルボン酸塩であるため、染料が典型的には望ましい。染料は可溶性であるため、ジェット印刷用途に理想的であるが、パッケージ化用途に望ましい耐性をもたらさない。染料とは異なり、色素は、水及び大部分の溶媒に不溶性である着色剤である。色素のインクへの分散は、それらの食用インクの溶媒選択に関する制限及び粒径減少の必要性のために、課題であった。
少なくとも一部の食用染料は水のように容易にはPGに組み込めないため、所望により、食用染料は、まず水に予め溶解させ、次いで水−染料溶液としてプロピレングリコール(PG)に組み込むことができる。水を使用して食用染料を予め溶解させる場合、最終インク粘度の低下に対する水の影響を最低限に抑え、表面張力のいずれの上昇を最低限に抑えるために(これらは共にジェッティング性能に影響を与える)、最小量の水を使用する。また、前述のように、水と接着剤の隔壁とのいずれの干渉を最低限に抑えるために、最小量の水が望ましい。一実施形態では、食用染料は、染料の水への最大溶解度で水に予め溶解させ、この溶液を、要求される水準の所望の染料を、搭載するのに十分な量でPG基剤に組み込む。別の実施形態では、20%の食用染料と80%の水との溶液を形成し、PG基剤に2%添加する。最終インク中の水又は水分量は、好ましくは50重量%未満、より好ましくは35重量%未満、更により好ましくは20重量%未満、更により好ましくは10重量%未満、最も好ましくは5重量%未満である。より高濃度の水も可能であるが、接着剤の隔壁として用いられる結合材を弱めることによりプリントヘッドの寿命を縮め得る。
しかしながら、インク製剤で用いられる市販の染料及び色素は、インクの凝集、インクの結晶成長並びにジェッティング中及び後のノズル閉塞をもたらし得る。これらの問題を最低限に抑え、制御するために、硫酸塩含量が50ppm(百万分率)未満であるような、低塩量に染料を精製する。
pHの水準も、4〜10、好ましくは5〜8に制御され、これは低pHでの塩の結晶形成を防ぐことができる。更に、一部の染料の色合いは、広過ぎる範囲のpHに対して敏感であり、元の設計から色合いを変化させ得る。pHが高過ぎることも、染料の溶解度を制限し、染料の不溶化及び溶液からの沈殿を導き得る。
インクの調製は、全ての成分の組み合わせを含み、十分な時間混合することにより均一に分散する。混合時間は、用いられる設備に応じて、数秒〜1時間で変動する。高剪断ミキサーを注意深く使用して、混合中過剰な量の泡を誘導しないようにすることもできる。インクは、約5μm未満、好ましくは0.2μm未満の孔径を有するフィルター膜で濾過される。界面活性剤及び主なインクキャリアを、界面活性剤、具体的には高粘度界面活性剤の融点を超える温度に予熱することにより、界面活性剤のインクへの組み込みをより容易にすることができる。
超音波ノズル用食用インクの調製は、濾過工程で、選択された超音波ノズルに適合する孔径を用いることを除き、同様のプロセスを含む。
本発明の実施形態を以下の非限定例によって説明する。
(実施例1)
ポテトドウを形成し、シート化し、印刷機構に輸送する。シート化ドウ上に印刷される種々のフレーバを含む電子画像を選択する。ドウに、インクジェットプリンタで、電子画像に従って印刷する。印刷されたドウを、型内に搭載して、型内で油中で揚げる個々のドウ片に切断する。画像が配置され、油中で揚げたポテトスナック片を型から取り出し、加塩し、キャニスターに分割し差し込む、包装機構にスナック片を搬送する。
(実施例2)
チーズバーガー:実施例1に従って作製したクリスプのキャニスターは、4種の異なるフレーバの「積み重ね体」状に配置されたクリスプを有する。4種のクリスプの積み重ね体は、チーズバーガー内の異なる成分を含む。消費者は、各クリスプを別々に食べるか、4種全てを同時に食べるかを選ぶことができる。4種のクリスプは、以下のものから構成されていた:
Figure 0004709314
(実施例3)
プリングルス(Pringles)サワークリーム&オニオン並びにレギュラー:実施例1に従って作製したクリスプのキャニスターは、フレーバが交互に配置された製品を有する。この実施例では、製品は、サワークリーム&オニオンで風味付けされたクリスプと風味付けしていないクリスプが互い違いになっている。
Figure 0004709314
本発明の特定の実施形態を例示し説明したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (23)

  1. (a) 少なくとも2種の食用基材であって、該食用基材のそれぞれは同一の組成を有し、第1の基材はその上に付着された第1の別個のフレーバを有し、第2の基材はその上に付着された第2の別個のフレーバを有し、第1の別個のフレーバおよび第2の別個のフレーバは、共に食すと協調的なフレーバが生じ得るように調整されている、少なくとも2種の食用基材と、
    (b) 容器と
    を含み、それぞれの食用基材は、共に食される際に該フレーバが協調的であるように容器中に積み重ね体として配列されているパッケージ。
  2. それぞれの食用基材は加工スナック片を含む、請求項1に記載のパッケージ。
  3. 該食用基材は、該容器中で交互の順序で配列されている、請求項1に記載のパッケージ。
  4. 4種の異なるフレーバを有する4種の食用基材が存在し、該食用基材は、該容器中で4種の異なるフレーバの積み重ね体として配列されている、請求項1に記載のパッケージ。
  5. 3種以上の基材をさらに含み、該3種以上の基材のそれぞれは、その上に付着されたフレーバを有する、請求項1に記載のパッケージ。
  6. 前記協調的なフレーバが、ハンバーガー、チーズバーガー、サワークリーム及びオニオン、ピザ、ペパロニピザ、ピーナッツバター及びゼリー、果物混合物、カラメルアップル、シナモンシュガー並びにこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載のパッケージ。
  7. 前記異なるフレーバが、製造後の混合工程を必要としないように、同じ製造ラインで順次的に異なる基材上にデジタル的に付着される、請求項1に記載のパッケージ。
  8. 前記食用基材が異なる形状を有し、更に各異なる形状が、1つの別個のフレーバに関連する、請求項1に記載のパッケージ。
  9. 前記フレーバが、液体、スラリー又はペーストとして付着される、請求項1に記載のパッケージ。
  10. 各フレーバが、食用キャリアと共に付着される、請求項9に記載のパッケージ。
  11. 前記キャリアが、プロピレングリコール、プロピレングリコール誘導体、油及びこれらの組み合わせから選択される、請求項10に記載のパッケージ。
  12. 1つ又は複数の乾燥調味料が基材に適用される、請求項1に記載のパッケージ。
  13. 前記別個のフレーバが、消費者に見えるように着色される、請求項1に記載のパッケージ。
  14. 前記別個のフレーバが、消費者に見えるように着色され、各独特なフレーバが異なる色を有する、請求項1に記載のパッケージ。
  15. 前記別個のフレーバが、超音波付着、ドロップ・オン・デマンドのインクジェット印刷及びこれらの組み合わせにより基材に付着される、請求項1に記載のパッケージ。
  16. 乾燥調味料もまた基材上に振りかけられる、請求項15に記載のパッケージ。
  17. フレーバが糖衣の形態ではない、請求項1に記載のパッケージ。
  18. 前記食用基材が、フレーバの適用前に調理される、請求項1に記載のパッケージ。
  19. 前記基材が、油中で揚げること、焼くこと、マイクロ波加熱、真空乾燥、押出成形及びこれらの組み合わせにより調理される、請求項18に記載のパッケージ。
  20. 前記基材が、フレーバの適用後に調理される、請求項1に記載のパッケージ。
  21. 前記基材が、油中で揚げること、焼くこと、マイクロ波加熱、真空乾燥、押出成形及びこれらの組み合わせにより調理される、請求項20に記載のパッケージ
  22. 少なくとも1種の基材が、上部に印刷された画像を有する、請求項1に記載のパッケージ。
  23. 前記画像が食品又はフレーバを説明し、前記食品又はフレーバが、画像を含有する基材上に付着したフレーバに対応する、請求項22に記載のパッケージ。
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