JP4708826B2 - 抗菌抗カビ消臭性無機組成物及びその製造方法 - Google Patents
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Description
一方、アルミノケイ酸塩やケイ酸カルシウムを母材として利用したものは、母材がアルカリ性であるために皮膚、粘膜を侵す等のおそれがあり取り扱いが容易でない、また耐アルカリ性の低い部位での使用ができないという問題がある。また抗菌性アルミノケイ酸塩の代表であるゼオライト系抗菌剤は、製造工程の複雑さの点から、無機材料の特徴とも言える廉価であることの条件を満たせず、非常に高価な材料となっている。
このように、いずれの材料にも一長一短があり、抗菌、抗カビ、消臭材料に要求されるさまざまな性質をバランスよく備えるものは未だ開発されていなかった。
ここで、「ケイ酸カルシウム化合物を起源とする非晶質シリカ」とは、ケイ酸カルシウム化合物から例えば炭酸化反応等によって得られる非晶質シリカであって、元のケイ酸カルシウム化合物の形状をほぼ維持しているものをいう。例えば、トバモライトを炭酸化することで得られる非晶質シリカは六角板状または笹の葉のような細長い板状をなし、低結晶質ケイ酸カルシウム水和物(CSH)から得られる非晶質シリカはアルミホイルをくしゃくしゃにしたような形状をなし、ゾノトライトから得られる非晶質シリカは針状をなす。非晶質シリカがケイ酸カルシウム化合物を起源とするか否かは、得られた非晶質シリカを走査型電子顕微鏡(SEM)や透過型電子顕微鏡(TEM)により観察して、元のケイ酸カルシウム化合物の形状が存在するかどうかを確認することにより知ることができる。
1.無機組成物の調製
(1)原料
原料粉末としては、ALCを切削し、その平均粒子径が0.1μm〜1mmとなるように粉砕・分級したものを使用した。
抗菌抗カビ消臭性金属のイオンを含む塩として、硝酸銀特級試薬(米山化学工業)を使用した。
ALC粉末1kgに水を加えて3リットルのスラリーとし、9リットルの容器内で50℃に保持した状態で攪拌し、脱気した。さらに適量の0.5N硝酸水溶液と蒸留水とを加えてpHを7に調整した。
1リットルの硝酸銀水溶液を上記で調整したスラリーに加え、50℃に保持した状態で18時間攪拌してイオン交換を行なった。なお、硝酸銀水溶液の濃度は、この後の工程である過剰の銀の洗浄や炭酸化処理による重量増加分を鑑み、目的の抗菌抗カビ消臭性無機組成物の全重量に対する銀の重量が0.05重量%となるように調整した。
イオン交換終了後の銀担持ALC粉末を蒸留水で洗浄ろ過した。なお、ろ液には塩酸または塩化ナトリウム水溶液を滴下し、塩化銀の沈殿と思われる白濁が観察されなくなるまで洗浄・ろ過を繰り返し、過剰の銀を洗い流した。
洗浄終了後の銀担持ALC粉末を減圧下70℃で乾燥した。
続いて、この銀担持ALC粉末を炭酸化処理した。銀担持ALC粉末を密閉容器中に入れ、真空ポンプで容器内を脱気した後、市販の純度99.5%の炭酸ガスを容器内に圧力0.2MPaとなるまで導入し、初期温度25℃で18時間保持して炭酸化反応を行なわせ、目的の無機組成物を得た。なお、この炭酸化反応に伴う発熱により、容器内の温度は最終的に60〜70℃となった。
得られた無機組成物のpH、比表面積、銀の担持率を求めた。比表面積は窒素吸着法により行なった。また、銀の担持率は、無機組成物の全重量と銀の重量から下記式(1)によって求めた。求めた銀の担持率は0.05重量%であった。
上記1で得られた無機組成物0.5gを1.0mlの蒸留水に分散したものを直径100mmの紙製のディスクに含浸し、乾燥したものを被検ディスクとした。この被検ディスクを用いて、JIS Z 2911に従ってかび抵抗性試験を行なった。試験用のかびとしてはアスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)、およびクラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides)を使用した。
上記1で得られた無機組成物を、含まれる銀の総モル量が7.0×10−5molとなるようシャーレに分注した。このシャーレを20℃、相対湿度50%に設定した100リットルの密閉容器に入れ、容器内を窒素ガスで約0.3ppmに希釈した硫化水素で充満した。充満完了時を試験開始時刻とし、所定時間ごとに容器内の硫化水素ガス濃度を測定した。また、試験開始2時間後に容器内の温度を35℃まで昇温し、容器内の硫化水素の濃度上昇を観測した。
また、硫化水素に代えてメチルメルカプタン、アンモニアガスを用いて同様に試験を行なった。
銀の担持率を0.10%となるように調整した他は実施例1と同様にして無機組成物を調製し、試験を行なった。
銀の担持率を0.30%となるように調整した他は実施例1と同様にして無機組成物を調製し、試験を行なった。
銀の担持率を1.00%となるように調整した他は実施例1と同様にして無機組成物を調製し、試験を行なった。
銀の担持率を3.00%となるように調整した他は実施例1と同様にして無機組成物を調製し、試験を行なった。
イオン交換および洗浄工程を行なわなかった他は実施例1と同様にして無機組成物を調製し、試験を行なった。なお、本比較例の無機組成物は銀を担持しないものであるため、消臭試験においては、シャーレに分注する無機組成物の量を実施例2と同量とした。
炭酸化処理工程を行なわなかった他は実施例1と同様にして無機組成物を調製し、試験を行なった。
実施例1で調製した無機組成物に代えて市販の抗菌ゼオライトを用いて試験を行なった。
実施例1〜実施例5、および比較例1〜比較例3について、得られた無機組成物の組成及び物性を表1に、かび抵抗性試験および消臭試験の結果を表2に示した。また、実施例1、実施例3、実施例5、および比較例1〜比較例3について、消臭試験における、臭気ガスとして硫化水素を用いた場合の試験開始時からの経過時間と硫化水素濃度の変化との関係を示すグラフを図3に示した。
表2より、銀の担持率が0.05重量%の実施例1において菌糸の発育が観察されたものの、銀の担持率が0.10重量%以上の実施例2〜5においてはほぼ完全にかびの成長を抑制できていた。一方、銀を担持していない比較例1の無機組成物では、菌糸の発育が観察された。
表2および図3より、実施例1〜実施例5の無機組成物を用いた場合には、試験開始直後に急激な臭気成分の濃度低下が見られ、実施例1においては約10〜15分後、実施例2〜実施例5においては約5分後に0.1ppm以下となった。このような試験開始直後の急激な臭気成分の濃度低下はマクロ孔の存在によって臭気成分が速やかに無機組成物の細孔中に取り込まれていったためであると考えられる。そして、その後はやや速度を緩やかにしながらも臭気成分の濃度が低下していき、約60分〜90分後には臭気成分の濃度がほぼ0となった。また、2時間後の昇温による臭気成分の濃度上昇も観察されなかった。昇温による臭気成分の濃度上昇が観察されなかったことは、臭気成分が単に物理的に吸着されているのではなく、銀の作用により分解されたことを示すものと考えられる。
Claims (8)
- 炭酸カルシウムと、ケイ酸カルシウム化合物を起源とする非晶質シリカとを主成分とする無機組成物であって、
平均細孔径の小径側および大径側にそれぞれ1つ以上のピークが存在する細孔径分布を有し、
かつ、ケイ酸カルシウムを主成分とする原料粉末に抗菌抗カビ消臭性金属のイオンを接触させて前記ケイ酸カルシウムに含まれるカルシウムイオンの少なくとも一部を前記抗菌抗カビ消臭性金属のイオンに置換するイオン交換工程と、 前記イオン交換工程終了後の前記原料粉末を洗浄・乾燥して処理粉粒体を得る洗浄工程と、前記処理粉粒体を炭酸ガス雰囲気下で養生する炭酸化処理工程と、を経ることで前記非晶質シリカに前記抗菌抗カビ消臭性金属のイオンが担持されていることを特徴とする抗菌抗カビ消臭性無機組成物。 - 前記ピークのうち平均細孔径よりも小径側のピークの頂点が直径2nm以下のミクロ孔領域にあり、平均細孔径よりも大径側のピークの頂点が直径50nm以上のマクロ孔領域にあることを特徴とする請求項1に記載の抗菌抗カビ消臭性無機組成物。
- 前記炭酸カルシウムにはバテライトが含まれていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の抗菌抗カビ消臭性無機組成物。
- 前記抗菌抗カビ消臭性金属の担持率が前記抗菌抗カビ消臭性無機組成物の全重量に対して0.05重量%以上3重量%以下であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の抗菌抗カビ消臭性無機組成物。
- 前記抗菌抗カビ消臭性金属が銀、銅、および亜鉛からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の抗菌抗カビ消臭性無機組成物。
- ケイ酸カルシウムを主成分とする原料粉末に抗菌抗カビ消臭性金属のイオンを接触させて前記ケイ酸カルシウムに含まれるカルシウムイオンの少なくとも一部を前記抗菌抗カビ消臭性金属のイオンに置換するイオン交換工程と、
前記イオン交換工程終了後の前記原料粉末を洗浄・乾燥して処理粉粒体を得る洗浄工程と、
前記処理粉粒体を炭酸ガス雰囲気下で養生する炭酸化処理工程と、を経る抗菌抗カビ消臭性無機組成物の製造方法。 - 前記ケイ酸カルシウムがトバモライトを含むものであることを特徴とする請求項6に記載の抗菌抗カビ消臭性無機組成物の製造方法。
- 前記原料粉末が軽量気泡コンクリート粉末であることを特徴とする請求項7に記載の抗菌抗カビ消臭性無機組成物の製造方法。
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