JP4708810B2 - 回転角度検出装置 - Google Patents
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請求項2に記載の発明は、検出すべき回転角度範囲が互いに異なる複数の回転角度範囲間で切り換えられる被検出物との相対回転に応じた検出信号を出力する検出手段と、当該検出手段から出力された検出信号に基づいて前記被検出物の回転角度を求める制御手段とを備えた回転角度検出装置であって、前記検出すべき被検出物の回転角度範囲が前記切り換えられる各回転角度範囲のうちのいずれの範囲に切り換えられているかを検出して識別信号を出力する識別手段と、前記検出手段から出力された検出信号の増幅率について前記切り換えられる各回転角度範囲にそれぞれ対応して設定された複数種類の増幅率を有すると共にそれら各増幅率で増幅された増幅信号を個別に出力可能とした増幅手段と、を備え、前記制御手段は、前記識別手段からの識別信号に基づいて前記検出すべき被検出物の回転角度範囲が前記切り換えられる各回転角度範囲のうちのいずれの範囲に切り換えられているかを判断し、その切り換えられていると判断した回転角度範囲に対応して設定された増幅率で増幅された前記増幅手段からの増幅信号に基づいて前記被検出物の回転角度を求めるようにし、前記検出手段は、前記切り換えられる各回転角度範囲にそれぞれ共通する単一の検出素子を備え、前記増幅手段は、並列に接続された複数の増幅素子を備えると共に各増幅素子から出力された増幅信号をそれぞれ前記切り換えられる各回転角度範囲と関連づけて前記制御手段に入力するようにし、前記各増幅素子から出力される増幅信号がそれぞれ前記切り換えられる各回転角度範囲に対応した好適な値となるように当該各増幅素子の増幅率をそれぞれ設定するようにしたことを要旨とする。
請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明によれば、切り換えられる回転角度範囲毎に設定された増幅率で増幅された増幅信号に基づいて被検出物の回転角度が求められる。このため、前記切り換えられる各回転角度範囲のいずれの範囲に切り換えられている場合であっても被検出物の回転角度の検出精度は確保される。即ち、増幅率が固定されている場合には、その増幅率は前記切り換えられる回転角度範囲のうち最も大きい回転角度範囲に合わせて設定される。この場合、その最も大きい回転角度範囲よりも小さい回転角度範囲の出力幅が十分に確保できず検出精度が確保できないおそれがある。これに対して本発明では前記切り換えられる各回転角度範囲のそれぞれに応じて設定された増幅率で好適に増幅された増幅信号に基づいて被検出物の回転角度が求められる。従って、所望の回転角度範囲の全範囲にわたって被検出物の回転角度の検出精度が確保される。
請求項1又は2に記載の発明によれば、前記切り換えられる回転角度範囲毎に設定された増幅率を切り換えて(正確には、選択して)使用することにより、単一の検出素子を使用して被検出物の回転角度の検出精度を検出すべき回転角度範囲の全範囲にわたって確保することができる。また、単一の検出素子を設けるだけでよいので、複数の検出素子を設けるようにした場合に比べて検出手段の小型化が図られ、ひいては検出手段の設置スペースを節約することができる。さらに、検出センサの製品コストも抑えられる。
また、請求項1又は2に記載の発明によれば、前記切り換えられていると判断した回転角度範囲に関連づけられた増幅素子から出力された増幅信号に基づいて前記被検出物の回転角度が求められる。各増幅素子の接続方式は請求項1のように直列接続としてもよいし、請求項2のように並列接続としてもよい。製品仕様等に応じていずれかの接続を適宜選択することができ、設計自由度が高められる。
また、検出素子の数に合わせて複数の増幅素子を設けることにより、検出素子の出力の増幅率を当該検出素子毎に簡単に設定することができる。各増幅素子からは、前記切り換えられる各回転角度範囲に対応した好適な値の増幅信号がそれぞれ出力される。
さらに、制御手段により切り換えられていると判断された回転角度範囲に対応した増幅素子から出力された増幅信号の出力ラインが切換手段により接続される。切換手段を設けることにより各出力ラインの選択的な接続又は遮断を簡単に行うことができる。
以下、本発明を、車両の自動変速装置においてギヤ段を変更する際に運転者に操作されるシフトレバーの操作位置を検出する回転角度検出装置に具体化した第1実施形態を図1(a),(b)〜図3に基づいて説明する。
図1(a)に示すように、シフトレバー10の基端部(正確には、多軸構造体11)にはシフトレバー10の操作位置を検出するための回転角度検出装置31が設けられている。回転角度検出装置31は、シフトレバー10の第1操作方向Aにおける操作角度θ1に応じた第1軸12の回転角度を検出する第1回転角度検出装置32と、シフトレバー10の第2操作方向Bにおける操作角度θ2に応じた第2軸14の回転角度を検出する第2回転角度検出装置33とを備えている。
第1回転角度検出装置32は、第1軸12の外端部に一体回動可能に固定された第1の磁石34と、当該第1の磁石34に対向するように前記ハウジング内に固定された第1の磁気センサ35とを備えている。
一方、第2回転角度検出装置33は、第2軸14の外端部に一体回動可能に固定された第2の磁石36と、当該第2の磁石36に対向するように前記ハウジング内に固定された第2の磁気センサ37とを備えている。第2の磁気センサ37はシフトレバー10の操作に伴って第2軸14とともに回転する第2の磁石36周辺の磁束方向の変化を検出し、その変化に応じた検出信号を出力する。この第2の磁気センサ37からの検出信号に基づいてシフトレバー10が第1レバールート22及び第2レバールート23のいずれにあるのかが判断される。本実施形態では、シフトレバー10は第2操作方向Bにおいて第1レバールート22及び第2レバールート23の2位置にのみを採り得る。
次に、回転角度検出装置31の電気的構成について説明する。
図2に示すように、回転角度検出装置31は、第1の磁気センサ35及び第2の磁気センサ37からそれぞれ出力される検出信号に基づいてシフトレバー10の操作角度θ1を求めるマイクロコンピュータ41を備えている。
第1の磁気センサ35は第1の磁気抵抗素子42及び第2の磁気抵抗素子43を内蔵したいわゆる2回路入りの磁気抵抗素子集積回路44と、第1及び第2の磁気抵抗素子42,43にそれぞれ対応して設けられた第1の増幅器45及び第2の増幅器46を備えている。これら第1及び第2の磁気抵抗素子42,43及び第1及び第2の増幅器45,46は同一の基板に実装されている。
第2の磁気センサ37は単一の磁気抵抗素子(図示略)及びそれに対応した増幅器(図示略)を備えている。この第2の磁気センサ37を構成する磁気抵抗素子からの検出信号は前記対応する増幅器により増幅され、その増幅信号Sa3はマイクロコンピュータ41へ出力される。この増幅信号Sa3はシフトレバー10が第1レバールート22及び第2レバールート23のいずれかにあるのかを識別する識別信号として機能する。
マイクロコンピュータ41には第1の磁気センサ35及び第2の磁気センサ37からそれぞれ検出信号(正確には、増幅信号Sa1,Sa2,Sa3)が入力される。マイクロコンピュータ41は第2の磁気センサ37からの検出信号(正確には、増幅信号Sa3)に基づいてシフトレバー10が第1レバールート22及び第2レバールート23のいずれの位置にあるのかを判断する。そしてそれを前提として、マイクロコンピュータ41は第1の磁気センサ35からの検出信号(正確には、増幅信号Sa1,Sa2)に基づいてシフトレバー10の操作位置を求める。
次に、第1及び第2の増幅器45,46による検出信号S1,S2の増幅の態様について詳述する。まず、シフトレバー10の操作角度θ1と増幅前の第1及び第2の磁気抵抗素子42,43の中点電位ΔVとの関係について説明する。図3(a)に示すように、増幅前の第1及び第2の磁気抵抗素子42,43からの検出信号によれば、シフトレバー10が中立位置にあるときの操作角度θ1を「0°」としたとき、当該シフトレバー10の第1操作方向Aにおける操作角度θ1の検出可能範囲を例えば「−45°」〜「45°」の範囲に設定可能となる。その場合、同図に示されるように、操作角度θ1が「−15°」〜「15°」までの範囲内においては、操作角度θ1と中点電位ΔVとはほぼ比例関係にあることから、同範囲内において中点電位ΔVの値は操作角度θ1に対して固有の値となる。
次に、シフトレバー10の操作角度θ1と第1の増幅器45により増幅した後の中点電位ΔVとの関係について説明する。図3(b)に示すように、シフトレバー10が第1レバールート22の中立位置にあるときの操作角度θ1を「0°」としたとき、当該シフトレバー10の第1操作方向Aにおける操作角度θ1の採り得る範囲(検出すべき操作角度θ1の範囲)は「−20°」〜「20°」となる。そして、第1の磁気抵抗素子42の出力信号が第1の増幅器45により増幅された結果、同図に示されるように、操作角度θ1が「−20°」〜「20°」までの範囲内においては、操作角度θ1と中点電位ΔVとは比例関係にある。そして、同範囲内において中点電位ΔVの値は第1レバールート22内における操作角度θ1に対して固有の値となる。このように、検出すべき操作角度範囲(ここでは、「−20°」〜「20°」)に合わせて第1の磁気抵抗素子42からの検出信号S1の正弦波形における直線部分が増幅されることにより、シフトレバー10の操作角度θ1に応じた出力幅(電圧変動量)が確保可能となる。
次に、前述のように構成した回転角度検出装置31によるシフトレバー10の操作位置の検出動作について説明する。尚、本実施形態において、シフトレバー10の操作角度θ1は、第1レバールート22におけるパーキングポジション「P」にあるときを「20°」、同じくリバースポジション「R」にあるときを「10°」、同じくニュートラルポジション「N」にあるときを「−10°」、同じくドライブポジション「D」にあるときを「−20°」とする。また、シフトレバー10の操作角度θ1は、第2レバールート23におけるシフトアップポジション「+」にあるときを「10°」、同じくシフトダウンポジション「−」にあるときを「−10°」とする。
従って、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)第1及び第2レバールート22,23毎に設定された増幅率で好適に増幅された増幅信号Sa1,Sa2を選択的に採用し、その採用した増幅信号Sa1,Sa2に基づいてシフトレバー10の操作角度θ1を求めるようにした。このため、シフトレバー10が第1及び第2レバールート22,23のいずれに切り換えられている場合であっても検出すべき操作角度範囲の全範囲にわたって第1軸12の回転角度、即ちシフトレバー10の操作角度θ1の検出精度を確保することができる。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。本実施形態は磁気検出素子を単数とした点において前記第1実施形態と異なる。従って、前記第1実施形態と同一の部材構成については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。尚、磁気検出素子としては同じ特性を有する第1及び第2の磁気抵抗素子42,43のいずれも使用可能であるが、本実施形態では第1の磁気抵抗素子42を使用した場合について説明する。
(1)第1の磁気センサ35は、第1及び第2レバールート22,23にそれぞれ共通する単一の第1の磁気抵抗素子42(又は第2の磁気抵抗素子43)を備えた。単一の第1の磁気抵抗素子42を設けるだけでよいので、第1及び第2の磁気抵抗素子42,43の両方を設けるようにした場合に比べて第1の磁気センサ35の小型化が図られ、ひいては第1の磁気センサ35の設置スペースを節約することができる。また、第1の磁気センサ35の製品コストも抑制することができる。
次に、本発明の第3実施形態を説明する。本実施形態は2つの増幅器を並列に接続するようにした点で前記第2実施形態と異なる。尚、本実施形態においても磁気検出素子としては第1及び第2の磁気抵抗素子42,43のいずれも使用可能であるが、前記第2実施形態と同様に第1の磁気抵抗素子42を使用した場合について説明する。
(1)第1及び第2の増幅器45,46の並列接続方式を提案することにより、第1の磁気センサ35の構成のバリエーションをさらに増やすことができ、製品仕様等に応じて第1及び第2の増幅器45,46の並列接続方式を適宜選択することで、回転角度検出装置31の設計自由度がいっそう高められる。
尚、本実施形態は、次のように変更して実施してもよい。
・第1〜第3実施形態では、磁束の方向の変化に応じた出力(電圧)が得られる磁気抵抗素子(MRE)を磁気検出素子として使用するようにしたが、例えばホールIC(ホール素子)及び巨大磁気抵抗効果現象を有するGMR素子(巨大磁気抵抗素子)等のような磁界の強さに応じた出力(電圧)が得られる素子を使用するようにしてもよい。
次に、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・自動変速を行うために第1レバールートに沿って操作されると共に、手動変速を行うために当該第1レバールートとは操作角度範囲の異なる第2レバールートへ移動操作された後に当該第2レバールートに沿って操作されるシフトレバーを備え、前記被検出物は前記シフトレバー10の操作に連動して回転するように設けたこと。この構成にすれば、シフトレバーの操作角度範囲が第1レバールートと第2レバールートとでは異なるので、被検出物の回転角度範囲もシフトレバー10が第1及び第2レバールートのいずれに位置しているかによって異なる。そして、被検出物の回転角度の検出精度が確保されている以上、シフトレバー10の操作角度の検出精度も確保される。
23…第2レバールート(回転角度範囲)、31…回転角度検出装置、
34…第1の磁石(被検出物)、35…第1の磁気センサ(検出手段)、
37…第2の磁気センサ(識別手段)、41…マイクロコンピュータ(制御手段)、42…第1の磁気抵抗素子(検出素子、磁気検出素子)、
43…第2の磁気抵抗素子(検出素子、磁気検出素子)、
45…増幅手段を構成する第1の増幅器(増幅素子)、
46…増幅手段を構成する第2の増幅器(増幅素子)、
51…切換スイッチ(切換手段)、S1,S2…検出信号、Sa1,Sa2…増幅信号、Sa3…増幅信号(識別信号)、θ1…操作角度(回転角度)。
Claims (4)
- 検出すべき回転角度範囲が互いに異なる複数の回転角度範囲間で切り換えられる被検出物との相対回転に応じた検出信号を出力する検出手段と、当該検出手段から出力された検出信号に基づいて前記被検出物の回転角度を求める制御手段とを備えた回転角度検出装置であって、
前記検出すべき被検出物の回転角度範囲が前記切り換えられる各回転角度範囲のうちのいずれの範囲に切り換えられているかを検出して識別信号を出力する識別手段と、
前記検出手段から出力された検出信号の増幅率について前記切り換えられる各回転角度範囲にそれぞれ対応して設定された複数種類の増幅率を有すると共にそれら各増幅率で増幅された増幅信号を個別に出力可能とした増幅手段と、を備え、
前記制御手段は、前記識別手段からの識別信号に基づいて前記検出すべき被検出物の回転角度範囲が前記切り換えられる各回転角度範囲のうちのいずれの範囲に切り換えられているかを判断し、その切り換えられていると判断した回転角度範囲に対応して設定された増幅率で増幅された前記増幅手段からの増幅信号に基づいて前記被検出物の回転角度を求めるようにし、
前記検出手段は、前記切り換えられる各回転角度範囲にそれぞれ共通する単一の検出素子を備え、
前記増幅手段は、直列に接続された複数の増幅素子を備えると共に各増幅素子から出力された増幅信号をそれぞれ前記切り換えられる各回転角度範囲と関連づけて前記制御手段に入力するようにし、
前記各増幅素子から出力される増幅信号がそれぞれ前記切り換えられる各回転角度範囲に対応した好適な値となるように当該各増幅素子の増幅率をそれぞれ設定するようにした回転角度検出装置。 - 検出すべき回転角度範囲が互いに異なる複数の回転角度範囲間で切り換えられる被検出物との相対回転に応じた検出信号を出力する検出手段と、当該検出手段から出力された検出信号に基づいて前記被検出物の回転角度を求める制御手段とを備えた回転角度検出装置であって、
前記検出すべき被検出物の回転角度範囲が前記切り換えられる各回転角度範囲のうちのいずれの範囲に切り換えられているかを検出して識別信号を出力する識別手段と、
前記検出手段から出力された検出信号の増幅率について前記切り換えられる各回転角度範囲にそれぞれ対応して設定された複数種類の増幅率を有すると共にそれら各増幅率で増幅された増幅信号を個別に出力可能とした増幅手段と、を備え、
前記制御手段は、前記識別手段からの識別信号に基づいて前記検出すべき被検出物の回転角度範囲が前記切り換えられる各回転角度範囲のうちのいずれの範囲に切り換えられているかを判断し、その切り換えられていると判断した回転角度範囲に対応して設定された増幅率で増幅された前記増幅手段からの増幅信号に基づいて前記被検出物の回転角度を求めるようにし、
前記検出手段は、前記切り換えられる各回転角度範囲にそれぞれ共通する単一の検出素子を備え、
前記増幅手段は、並列に接続された複数の増幅素子を備えると共に各増幅素子から出力された増幅信号をそれぞれ前記切り換えられる各回転角度範囲と関連づけて前記制御手段に入力するようにし、
前記各増幅素子から出力される増幅信号がそれぞれ前記切り換えられる各回転角度範囲に対応した好適な値となるように当該各増幅素子の増幅率をそれぞれ設定するようにした回転角度検出装置。 - 検出すべき回転角度範囲が互いに異なる複数の回転角度範囲間で切り換えられる被検出物との相対回転に応じた検出信号を出力する検出手段と、当該検出手段から出力された検出信号に基づいて前記被検出物の回転角度を求める制御手段とを備えた回転角度検出装置であって、
前記検出すべき被検出物の回転角度範囲が前記切り換えられる各回転角度範囲のうちのいずれの範囲に切り換えられているかを検出して識別信号を出力する識別手段と、
前記検出手段から出力された検出信号の増幅率について前記切り換えられる各回転角度範囲にそれぞれ対応して設定された複数種類の増幅率を有すると共にそれら各増幅率で増幅された増幅信号を個別に出力可能とした増幅手段と、を備え、
前記制御手段は、前記識別手段からの識別信号に基づいて前記検出すべき被検出物の回転角度範囲が前記切り換えられる各回転角度範囲のうちのいずれの範囲に切り換えられているかを判断し、その切り換えられていると判断した回転角度範囲に対応して設定された増幅率で増幅された前記増幅手段からの増幅信号に基づいて前記被検出物の回転角度を求めるようにし、
前記検出手段は、前記切り換えられる各回転角度範囲にそれぞれ対応するよう複数の検出素子を備え、
前記増幅手段は、前記各検出素子にそれぞれ対応して設けられると共に前記切り換えられる各回転角度範囲にそれぞれ対応して設定された増幅率を有する複数の増幅素子を備え、
前記各増幅素子から前記制御手段への増幅信号の出力ライン上には当該各出力ラインをそれぞれ接続又は遮断する切換手段を設け、
前記制御手段は、前記切り換えられていると判断した回転角度範囲に対応した増幅素子から出力された増幅信号の出力ラインを接続するように、前記切換手段を制御するようにした回転角度検出装置。 - 請求項3に記載の回転角度検出装置において、
前記切り換えられる各回転角度範囲の中心を被検出物の基準位置とし、当該基準位置と当該基準位置に被検出物があるときに前記各検出素子から出力される検出信号とを関連づけるようにした回転角度検出装置。
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