JP4955595B2 - 位置検出装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明を、いわゆるバイワイヤ方式のシフト装置において車両の自動変速機の接続状態を切り替える際に操作されるシフトレバーの操作位置を検出する位置検出装置として具体化した第1の実施の形態を図1(a),(b)〜図10に基づいて説明する。このシフト装置は、例えば自動車の車室フロアにおける運転席と助手席との間、あるいはインストルメントパネルにおける運転席の近傍に配設される。
図1(a),(b)に示すように、シフト装置11のシフトレバー12は、その基端部において車体に固定される基台13に対して傾動可能に支持されている。基台13にはシフトレバー12の基端部を覆う図示しない箱体状のハウジングが固定される。当該ハウジングの上面には、同図に二点鎖線で示されるように、車両の前後方向へ延びる直線状のシフトゲート14が形成されている。当該シフトゲート14にはシフトレバー12が内側から挿通されてその先端部はハウジングの上方へ突出している。
次に、前述したシフトレバー12の支持構造について具体的に説明する。なお、以下の説明において、シフトレバー12の操作方向をXYZ座標系におけるX軸方向、水平面(ここでは、基台13の上面)に平行をなしてX軸に交わる方向を同じくY軸方向、垂直方向を同じくZ軸方向とする。
そして、本実施の形態では、このようにシフトレバー12の操作を通じて軸部材33がX軸方向へ変位することを利用して当該シフトレバー12の操作位置を検出する。以下、シフトレバー12の操作位置を検出する位置検出装置について詳細に説明する。
図2に示すように、シフトレバー12の操作に伴い、磁石42は軸部材33と共にX軸方向における所定の変位範囲S内を直線的に変位する。このため、シフトレバー12の操作に伴い、磁石42の中心Omは基準軸であるX軸に沿う平行軸Amh上を変位する。シフトレバー12が中立位置(N)にあるときの磁石42の位置を当該磁石42の基準位置Pnとした場合、シフトレバー12が後進位置(R)にあるときには磁石42は基準位置Pnよりも右側(矢印X側)の第1の位置Prに、またシフトレバー12が前進位置(D)にあるときには磁石42は基準位置Pnよりも左側(矢印Xと反対側)の第2の位置Pdに位置する。なお、本実施の形態では、磁石42の位置はその中心Omの位置をいう。
一方、図3(a)に示すように、第1及び第2の磁気センサ44,45は、磁石42の変位方向、すなわち基準軸であるX軸方向において所定の間隔を空けて配設されている。具体的には、第1及び第2の磁気センサ44,45は、これらの中心Os1,Os2が磁石42の中心Omの移動軌跡を含む前記平行軸Amhに平行をなす他の平行軸Ash上に位置するように設けられている。また、第1及び第2の磁気センサ44,45は、これらの中心Os1,Os2のX軸方向における距離が、前述した磁石42の変位範囲Sと等しくなるように配置されている。また、第1及び第2の磁気センサ44,45は、磁石42が前述した基準位置Pnにある状態において、当該磁石42の中心Omを通ってX軸に直交する垂直軸Ampを中心として線対称となるように設けられている。すなわち、第1及び第2の磁気センサ44,45の中心Os1,Os2と垂直軸AmpとのX軸方向における距離Dx1,Dx2は等しくなっている。これら距離Dx1,Dx2と磁石42の変位範囲Sとの関係は次式(A)で示される。
また、第1及び第2の磁気センサ44,45は、磁石42の中心Omの移動軌跡を含む前記平行軸Amhに対してY軸方向へ若干ずれて配設されている。すなわち、第1及び第2の磁気センサ44,45は、これらをZ軸方向からみたとき、X軸方向において変位する磁石42に重ならないように配設されている。具体的には、第1及び第2の磁気センサ44,45は、これらの中心Os1,Os2を通る前記平行軸Ashと磁石42の中心Omの移動軌跡を含む前記平行軸Amhとの距離Dyが、前記磁石42の変位範囲Sと等しくなるように設けられている。すなわち、磁石42が定められた基準位置Pnにある状態において、第1及び第2の磁気センサ44,45の中心Os1,Os2と前記垂直軸Ampとの間のX軸方向における距離Dx1,Dx2は、第1及び第2の磁気センサ44,45の中心Os1,Os2と前記平行軸Amhとの間のY軸方向における距離Dyよりも小さく設定されている。本実施の形態では、前記距離Dx1,Dx2は、磁石42の変位範囲Sの半分の値とされている。当該距離Dyと磁石42の変位範囲Sとの関係は次式(B)で、また当該距離Dyと前述した距離Dx1,Dx2との関係は次式(C)で示される。
・Dx1=Dx2=Dy/2 (式C)
さらに、図3(b)に示されるように、第1及び第2の磁気センサ44,45は磁石42に対してZ軸方向において離間して配設されている。すなわち、第1及び第2の磁気センサ44,45の上面と磁石42の基台13側の側面との間には、所定の間隙Dzが形成されている。
次に、位置検出装置41の電気的な構成について説明する。
第1及び第2の磁気センサ44,45としては、例えば2つの磁気抵抗素子(MRE)が直列に接続されてなるいわゆるハーフブリッジ回路及びその信号処理回路が単一のICチップとして集積回路化されたMRセンサが採用されている。磁気抵抗素子の抵抗値は、与えられる磁界(正確には、磁束の向き)に応じて変化するところ、第1及び第2の磁気センサ44,45はこれらに与えられる磁界の変化(正確には、磁束の向きの変化)に応じて変化する2つの磁気抵抗素子の中点電位を磁束の検出信号V1,V2として出力する。なお、第1及び第2の磁気センサ44,45として4つの磁気抵抗素子(MRE)からなる、いわゆるフルブリッジ型のMRセンサを採用することも可能である。
まず、磁石42のX軸方向における移動距離と、第1及び第2の磁気センサ44,45から出力される検出信号V1,V2との関係を図5のグラフを参照して説明する。ここで、図5のグラフでは、磁石42のX軸方向における移動距離dxが横軸に、第1及び第2の磁気センサ44,45の検出信号V1,V2(電圧値)並びにこれらの差分値δVが縦軸にプロットされている。また、図5のグラフでは、シフトレバー12が中立位置(N)にあるときの磁石42の位置、すなわち前述した基準位置PnをX軸における原点(0:ゼロ)としている。さらに前述したように、磁石42は、シフトレバー12の操作に伴いX軸方向において定められた変位範囲Sにおいて変位する。また、シフトレバー12を後進位置(R)から中立位置(N)へ操作したときの磁石42の変位量と、同じく中立位置から前進位置(D)へ操作したときの磁石42の変位量は同じとされている。これらのことから、磁石42のX軸方向における移動距離dxの最大値dxmaxは、+S/2に、同じく最小値dxminは、−S/2になる。したがって、シフトレバー12が、後進位置(R)、中立位置(N)、前進位置(D)にあるとき、図5のグラフにおける磁石42の移動距離dxは、それぞれ+S/2、0、−S/2となる。なお、説明の便宜上、図5のグラフにおいて、磁石42の移動距離+S/2、0、−S/2に対応する磁石42のX軸方向における位置Pd、Pn、Prを括弧書きで併記する。
そしてこのように増減特性の相反する検出信号V1,V2は、前述したように差動増幅回路51に入力されて、当該差動増幅回路51においてこれら検出信号V1,V2の差分値δV(=V1−V2)が求められる。ここで、磁石42のX軸方向における移動距離dxと、差動増幅回路51から出力される差分値δVとの関係を図5のグラフを参照して説明する。
しかし、このようにした場合には次のような懸念がある。すなわち、第1及び第2の磁気センサ44,45の検出誤差、並びに磁石42の組み付け誤差などに起因して、第1及び第2の磁気センサ44,45から出力される検出信号V1,V2の値は僅かながらも変動し、ひいてはこれら検出信号V1,V2の差分値δVも全体としては線形性を有するものの、厳密に見れば微小な増減を繰り返す特性を有して出力されることが想定される。
ここで、yは、差分値δV*(理論値)である。また、aは近似直線の傾き、bは近似直線の切片であって、a,bはいずれも負の値をとる(a,b<0)。なお、本実施の形態では、切片bの値は極めて0に近い値であって、若干マイナス側の値となる。
=(δV**/F)*100[%] (式E)
・F=+δV* max−(−δV* min) (式F)
さて、同図7に実線で示されるように、磁石42が定められた変位範囲Sを変位する場合、非直線性N(%)は磁石42のX軸方向への変位に対して正弦波形を描くように変化する。具体的には、当該非直線性Nは、最小値Nminである−0.4%と最大値Nmaxである+0.4%強との間において変化する。したがって、このような非直線性Nを有する実測値である差分値δVを採用した場合よりも、理論値である差分値δV*を採用した場合の方が、磁石42の変位位置、ひいてはシフトレバー12の操作位置をより正確に検出できることは明らかである。そして、磁石42の変位位置(Pr,Pn,Pd)とシフトレバー12の操作位置(R,N,D)とは一対一で対応していることから、マイクロコンピュータ52は、前述した図6のグラフに示される近似直線L(正確には、差分値δV*)に基づきシフトレバー12の操作位置を一義的に判定することができる。
ここで、図6に示されるように、磁石42のX軸方向への変位に対する第1及び第2の磁気センサ44,45からの検出信号V1,V2の差分値δVの直線性は、前述したように、磁石42に対する第1及び第2の磁気センサ44,45の配置関係によるものである。以下、このことについて検証する。
まず、第1及び第2の磁気センサ44,45の中心Os1,Os2を通る前記平行軸Ashと磁石42の移動軌跡を含む前記平行軸Amhとの距離Dyが、前記磁石42の変位範囲Sと等しくなるように、第1及び第2の磁気センサ44,45を配設することについて検証する。ここで、磁石42の変位範囲Sを8mm(±4mm)とした場合において、前記Dy(mm)=2,4,6,7,8,10としたときの差分値δV(実測値)の各波形及びこれらの非直線性を、図8のグラフに示す。
次に、距離Dyは磁石42の変位範囲Sと同じ値(ここでは、Dy=8mm)とした上で、距離Dx1,Dx2が前記距離Dyの半分となるように、当該第1及び第2の磁気センサ44,45を配設することについて検証する。
従って、本実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)第1及び第2の磁気センサ44,45から出力される検出信号V1,V2は、磁石42のX軸方向への変位量に対する増減特性が相反するとともに、当該磁石42の変位量に応じて変化する。このため、2つの検出信号V1,V2の差分値δVは、磁石42のX軸方向への変位量に応じて直線的に変化する。すなわち、差分値δVはシフトレバー12の操作量が反映されたものになるとともに、当該シフトレバー12の操作位置に対して一対一で対応することから、当該差分値δVに基づきシフトレバー12の操作位置を特定することが可能となる。したがって、2つの検出信号V1,V2の差分値を求めるといった簡単な演算で、シフトレバー12の操作位置を容易に検出することができる。また、第1及び第2の磁気センサ44,45は、前述した式(A)、式(B)、式(C)で示される配置条件を満たすように配設されることから、前記差分値δVの直線性が好適に確保される。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。本実施の形態は、図1〜図4に示される前記第1の実施形態と基本的には同様の構成を備えてなる。そして当該構成においては、例えば基台13とプリント基板43との組み付け誤差などに起因して、磁石42がその基準位置Pnに対してX軸方向へずれて設けられたり、磁石42がその中心Omの移動軌跡を含む前述した平行軸Amhに対してY軸方向へ若干ずれて設けられたりすることが想定される。
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。前記第2の実施の形態においては、磁石42のX軸方向における変位を検出する第1及び第2の磁気センサ44,45に加えて、磁石42のY軸方向における変位を検出する第3及び第4の磁気センサ61,62を設けた。そして、位置検出装置41の組み付け初期等において、これらセンサ出力に基づき磁石42のXY原点補正等を行うことにより、磁石42の変位位置、ひいてはシフトレバー12の操作位置の検出精度が高められるようにした。これに対し、本実施の形態では、第1及び第2の磁気センサ44,45並びに磁石42の相対位置関係がY軸方向へずれている場合(オフセットがある場合)であれ、磁石42の変位位置の検出精度が確保されるようにするために、次のような構成を採用している。
=(δV12+δV56)/2 (式G)
すなわち、補正値δVrは、第1及び第2の磁気センサ44,45から出力される2つの検出信号V1,V2の差分値δV12、並びに第5及び第6の磁気センサ71,72から出力される2つの検出信号V5,V6の差分値δV56の平均値である。そして、磁石42のX軸方向への変位に伴う補正値δVrの増減特性は、前述したY軸方向へのずれがない場合の差分値δVnomの増減特性に近似する。具体的には、図15のグラフに示されるように、磁石42のX軸方向への変位に対して、黒塗りの菱形を結ぶ特性線で示される補正値δVrは、黒塗りの四角を結ぶ特性線で示される前記差分値δVnomとほぼ一致する態様で変化する。
次に、本発明の第4の実施の形態を説明する。本実施の形態は、図1〜図4に示される前記第1の実施形態と基本的には同様の構成を備えてなるところ、第1及び第2の磁気センサ44,45から出力される検出信号V1,V2の値の合計値(和電圧)に基づき、磁石42の変位位置を検出する点で前記第1の実施の形態と異なる。したがって、前記第1の実施の形態と同様の部材構成については同一の符号を付しその詳細な説明を省略する。
=(δVadd12+δVadd56)/2 (式H)
ここで、δVadd12は、第1及び第2の磁気センサ44,45から出力される検出信号V1,V2の合計値を、またδVadd56は、第5及び第6の磁気センサ71,72から出力される検出信号V5,V6の合計値を示す。
なお、前述した各実施の形態は、次のように変更して実施してもよい。
・第1〜第4の実施の形態では、シフトレバー12の回転運動を軸部材33のX軸方向における直線運動に変換することにより、磁石42をX軸方向へ変位させるようにしたが、例えば次のような構成を採用してもよい。例えばシフトレバー12を図示しないスライダ機構を介してXY平面に対して平行に、且つX軸方向へスライド可能に構成する。そして、このシフトレバー12の基端部に磁石42を固定する。このようにしても、シフトレバー12の操作に伴い磁石42をX軸方向へ変位させることができる。
・第1〜第4の実施の形態において、磁石42の直径及び厚み等の各寸法は適宜変更して設定可能である。磁石42の寸法は、第1の実施の形態における差分値δVの直線性、並びに第3の実施の形態における2つの差分値δV12及び差分値δV56の直線性、並びに第4の実施の形態における合計値Vaddの直線性に大きな影響を及ぼすことはない。
次に、前記実施の形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・前記差分値又は合計値を線形近似し、この近似直線に基づき検出対象の変位位置を求めること。この構成によれば、近似直線に基づく理論値を使用することにより、検出対象の変位位置の検出精度が高められる。
Claims (5)
- 特定方向へ延びる基準軸に沿って定められた変位範囲内で変位する検出対象の変位位置を検出する位置検出装置において、
前記検出対象の変位に伴い前記基準軸に沿う方向へ変位する磁石と、
前記磁石の変位方向に所定間隔をおいて配設されて当該磁石の変位に伴う磁界の方向の変化を検出して増減特性が相反する検出信号を出力する2つの磁気センサと、
前記2つの磁気センサから出力される検出信号の差分を求めて当該差分値に基づき前記磁石の変位位置を前記検出対象の変位位置として求める演算手段と、を備え、
前記2つの磁気センサは、
a.2つの磁気センサの中心と、前記磁石の中心の移動軌跡を含み前記基準軸に沿う方向へ延びる平行軸との距離が前記検出対象の変位範囲の長さと等しくなること、及び
b.前記磁石が定められた基準位置にある状態において、当該磁石の中心を通って前記基準軸に直交する方向へ延びる垂直軸を中心として線対称となること、及び
c.前記磁石が定められた基準位置にある状態において、前記磁気センサの中心と前記垂直軸との間の距離が当該磁気センサの中心と前記平行軸との間の距離よりも小さくなること、からなる配置条件を満たすように配設されてなる位置検出装置。 - 特定方向へ延びる基準軸に沿って定められた変位範囲内で変位する検出対象の変位位置を検出する位置検出装置において、
前記検出対象の変位に伴い前記基準軸に沿う方向へ変位する磁石と、
前記磁石の変位方向に所定間隔をおいて配設されて当該磁石の変位に伴う磁界の方向の変化を検出して特定の増減特性を有する第1の検出信号及び当該第1の検出信号に対して増減特性が相反する仮想的な検出信号の正負を反転させた増減特性を有する第2の検出信号を出力する2つの磁気センサと、
前記2つの磁気センサから出力される第1及び第2の検出信号の合計を求めて当該合計値に基づき前記磁石の変位位置を前記検出対象の変位位置として求める演算手段と、を備え、
前記2つの磁気センサは、
a.2つの磁気センサの中心と、前記磁石の中心の移動軌跡を含み前記基準軸に沿う方向へ延びる平行軸との距離が前記検出対象の変位範囲の長さと等しくなること、及び
b.前記磁石が定められた基準位置にある状態において、当該磁石の中心を通って前記基準軸に直交する方向へ延びる垂直軸を中心として線対称となること、及び
c.前記磁石が定められた基準位置にある状態において、前記磁気センサの中心と前記垂直軸との間の距離が当該磁気センサの中心と前記平行軸との間の距離よりも小さくなること、からなる配置条件を満たすように配設されてなる位置検出装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の位置検出装置において、
前記磁気センサは、前記磁石が定められた基準位置にある状態において、当該磁気センサの中心と前記垂直軸との間の距離が当該磁気センサの中心と前記平行軸との間の距離の略半分となるように配設されてなる位置検出装置。 - 請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の位置検出装置において、
前記磁石は、前記平行軸及び前記垂直軸にそれぞれ直交する方向において離間して配設されるとともに、当該離間する方向において異なる磁極が着磁されてなる位置検出装置。 - 請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の位置検出装置において、
車両に搭載される自動変速機の接続状態を切り換えるべく操作されるシフトレバーを前記検出対象として採用し、
前記シフトレバーの操作に連動して前記基準軸に沿って変位する可動部材には前記磁石を固定し、また前記シフトレバー及び前記可動部材を可動状態に支持する支持部材には基板を介して前記2つの磁気センサを前記可動部材に対向して設けた位置検出装置。
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