JP4707575B2 - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機 Download PDF

Info

Publication number
JP4707575B2
JP4707575B2 JP2006031481A JP2006031481A JP4707575B2 JP 4707575 B2 JP4707575 B2 JP 4707575B2 JP 2006031481 A JP2006031481 A JP 2006031481A JP 2006031481 A JP2006031481 A JP 2006031481A JP 4707575 B2 JP4707575 B2 JP 4707575B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
light
water
washing
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006031481A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007209469A (ja
JP2007209469A5 (ja
Inventor
平野  誠一
徹 藤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2006031481A priority Critical patent/JP4707575B2/ja
Publication of JP2007209469A publication Critical patent/JP2007209469A/ja
Publication of JP2007209469A5 publication Critical patent/JP2007209469A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4707575B2 publication Critical patent/JP4707575B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

本発明は、洗浄槽に給水された洗浄水の汚れの程度を検知する濁度センサを備える食器洗い機に関する。
図13は、従来の食器洗い機の略示正面図である。食器洗い機は、食器Aを収容する洗浄槽2を筐体1の内部に備えている。洗浄槽2の底部には、洗浄水を噴射する複数の回転可能な噴射ノズル4,4が配設されており、噴射ノズル4,4の上側には、食器Aを載せる食器受具3が支持レールにて支持されている。また、食器洗い機は、噴射ノズル4,4に分配弁を介して加圧水を供給する洗浄ポンプ5、洗浄水を加熱するヒータ6、及び制御装置30を備えている。
噴射ノズル4,4には、パイプからなる洗浄水循環路7の一端が接続されており、洗浄水循環路7の他端は洗浄槽2の底部に設けられた排水口8に接続されている。洗浄ポンプ5は、洗浄水循環路7の途中に設けられており、給水口9から給水された洗浄水を噴射ノズル4,4に供給する。洗浄水が供給された噴射ノズル4,4は、洗浄水を噴射する。噴射ノズル4,4から噴射された洗浄水は、排水口8及び洗浄水循環路7を経て、再び噴射ノズル4,4に供給され、洗浄槽内を循環する。
また、洗浄水循環路7における洗浄ポンプ5と排水口8との間には、洗浄水の汚れの程度を検知する濁度センサ10が設けられている。濁度センサ10は、洗浄水循環路7の内側で対向配置された発光部11及び受光部12を有している。発光部11は、洗浄水中へ光を発し、受光部12は洗浄水を透過した光を受光する。受光部12が受光した光量は洗浄水の汚れの程度に応じて変化するため、制御装置30は前記光量に基づいて、洗浄手順を変更するように構成されている(例えば、特許文献1)。
具体的には、洗浄水を噴射する前の光量を初期値とし、該光量と、洗浄水を一定時間噴射した後の光量とを比較することで、食器Aの汚れの程度を評価することができ、制御装置30は、食器Aの汚れの程度に応じて洗浄時間又は濯ぎ回数を増減する。
また、食器洗い機は、タイマー予約機能を有しており、洗浄の予約を受け付けた時に洗浄水を給水し、予約時間が経過した場合、洗浄を開始するように構成されている。予約受付時に給水された洗浄水は、予約受付時から洗浄開始までの間に食器Aの汚れが乾燥して固着することを防ぐために利用される。例えば、洗浄水を加熱して蒸気を発生させることで、食器Aの汚れが乾燥して固着することを防ぐ。
特開平7−59718号公報
しかしながら、洗浄水を噴射する直前の光量を初期値とした場合、予約受付時から洗浄を開始するまでの間に何らかの原因で洗浄水が汚れることがあるにも関わらず、洗浄開始までの洗浄水の汚れが評価されないため、食器Aを十分に洗浄することができない虞があった。
具体的には、食器Aを濯ぐ洗浄水の汚れの程度が低く評価されるため、濯ぎ回数が少なくなり、食器Aを十分に洗浄することができない。なお、食器Aを濯ぐ洗浄水は、食器Aに対して噴射した洗浄水を排水した後、新たに給水されたものであるが、食器Aに対して噴射した後の洗浄水が洗浄槽内に若干残っているため、該洗浄水の汚れの程度が濯ぎ回数に影響する。
また、洗浄水を給水したときの光量を初期値とし、該光量と、洗浄水を噴射した後の光量とを比較するように構成した場合、噴射開始前の洗浄水の汚れと、食器Aの汚れとが総合して評価されるため、食器Aの汚れの程度に対する洗浄時間が長くなり、洗浄コストが高くなる虞があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、洗浄水を給水したときに受光部が受光した第1光量、並びに洗浄水を噴射する前及び噴射した後に受光部が夫々受光した第2光量及び第3光量に基づいて、洗浄手順を決定するように構成することにより、洗浄水を噴射する前の洗浄水の汚れ及び食器の汚れを夫々評価することができ、洗浄水及び食器の汚れの程度に応じた洗浄手順にて食器を低コストで十分に洗浄することができる食器洗い機を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、第1光量、第2光量及び第3光量に基づいて、食器を洗浄する洗浄時間及び濯ぎ回数を決定するように構成することにより、洗浄水及び食器の汚れの程度に応じた洗浄時間及び濯ぎ回数を決定し、食器を低コストで十分に洗浄することができる食器洗い機を提供することにある。
本発明の他の目的は、第2光量及び第3光量の比に基づいて、洗浄時間を決定するように構成することにより、食器の汚れの程度に応じた洗浄時間にて食器を低コストで十分に洗浄することができる食器洗い機を提供することにある。
本発明の他の目的は、第1光量及び第3光量の比に基づいて、濯ぎ回数を決定するように構成することにより、洗浄水の噴射前における洗浄水の汚れの程度と、食器の汚れの程度とを総合して評価することができ、食器を濯ぐ洗浄水の汚れの程度に応じた濯ぎ回数を決定し、食器を低コストで十分に洗浄することができる食器洗い機を提供することにある。
本発明の他の目的は、洗浄水を給水したときから洗浄水が噴射されるまでの経過時間が所定時間より短い場合、第1及び第3光量を取得し、該第1及び第3光量に基づいて洗浄手順を決定するように構成することにより、噴射前に洗浄水が汚れる虞のない場合、第2光量を取得する無駄な処理を省略することができ、効率的に食器を洗浄することができる食器洗い機を提供することにある。
本発明の他の目的は、洗浄手順を受け付け、第1光量、第2光量及び第3光量に基づいて、受け付けた洗浄手順を変更するように構成することにより、使用者が選択した洗浄手順を、洗浄水及び食器の汚れの程度に応じて、変更することができる食器洗い機を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明に係る食器洗い機は、洗浄の予約を受け付ける予約受付手段と、洗浄の予約を受け付けた場合、洗浄槽に洗浄水を給水する給水手段と、前記洗浄槽に給水された洗浄水を食器に対して噴射する噴射手段と、洗浄水中へ光を発する発光部及び該発光部からの光を受光する受光部を有する濁度センサとを備え、前記受光部が受光した光量に基づいて洗浄手順を決定し、決定した洗浄手順にて洗浄水の噴射を制御するようにしてある食器洗い機において、前記予約受付手段にて洗浄の予約を受け付け、前記給水手段が洗浄水を給水したときに前記受光部が受光した第1光量、並びに予約された洗浄開始予定時間になり、前記噴射手段が洗浄水を噴射する前及び噴射した後に前記受光部が夫々受光した第2光量及び第3光量を取得する取得手段と、該取得手段が取得した第2光量及び第3光量に基づいて洗浄時間を決定し、第1光量及び第3光量に基づいて濯ぎ回数を決定する決定手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る食器洗い機は、前記給水手段が洗浄水を給水したときから前記噴射手段が洗浄水を噴射するまでの経過時間を計時する計時手段を備え、前記取得手段は、前記計時手段が所定時間未満の経過時間を計時した場合、第1及び第3光量を取得するようにしてあり、前記決定手段は、第1光量及び第3光量に基づいて、洗浄手順を決定する手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る食器洗い機は、洗浄手順を受け付ける受付手段と、第1光量、第2光量及び第3光量に基づいて、前記受付手段が受け付けた洗浄手順を変更する手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、取得手段が取得した第1光量は、洗浄槽に洗浄水を給水したときの洗浄水の汚れの程度を示しており、第2光量は、洗浄水を噴射する前の洗浄水の汚れの程度を示し、第3光量は、洗浄水を噴射した後の洗浄水の汚れの程度を示している。第1光量及び第2光量から、給水後、噴射を開始するまでに生じた洗浄水の汚れの程度を評価することができ、第2光量及び第3光量から、食器の汚れの程度を評価することができる。
従って、決定手段は、第1光量、第2光量及び第3光量に基づいて、噴射する前の洗浄水の汚れの程度及び食器の汚れの程度に応じた食器の洗浄手順を決定することができる。そして、決定された洗浄手順にて洗浄水の噴射が制御される。
なお、洗浄水を噴射する前の洗浄水の汚れは、例えば予約受付手段が洗浄の予約を受け付け、予約受付時に給水手段が洗浄水を給水した場合に問題になる。給水してから実際に洗浄が開始されるまでに相当の時間が経過するからである。
本発明にあっては、第1光量、第2光量及び第3光量によって洗浄水を噴射する前の洗浄水の汚れの程度と、食器の汚れの程度とを評価することができ、決定手段は前記洗浄水の汚れの程度と、食器の汚れの程度とに基づいて、洗浄時間及び濯ぎ回数を決定することができる。
本発明にあっては、決定手段が第2光量及び第3光量の比に基づいて、洗浄時間を決定する。前記比は、食器の汚れの程度を示しているため、食器を洗浄するために必要な洗浄時間を決定することができる。
本発明にあっては、決定手段が第1光量及び第3光量の比に基づいて、洗浄時間を決定する。第1光量及び第3光量の比は、噴射前の洗浄水の汚れの程度及び食器の汚れの程度を示している。従って、決定手段は、噴射前の洗浄水の汚れ及び食器の汚れを総合して、食器に噴射した後の洗浄水の汚れの程度を評価することができ、食器を洗浄するために必要な濯ぎ回数を決定することができる。
本発明にあっては、洗浄水を給水してから洗浄水の噴射を開始するまでに所定時間が経過していない場合、取得手段は第2光量を取得せず、決定手段は、第1光量及び第3光量に基づいて洗浄手順を決定する。所定時間の間に洗浄水が汚れることはないため、決定手段は第1光量及び第3光量のみで洗浄手順を決定することができる。また、第2光量を取得する無駄な処理を省略することができる。
本発明にあっては、受付手段が洗浄手順を受け付け、食器洗い機は、第1光量、第2光量及び第3光量に基づいて、受付手段が受け付けた洗浄手順を変更する。従って、洗浄水を噴射する前の洗浄水の汚れの程度と、食器の汚れの程度とに応じて、洗浄手順を変更することができる。
本発明にあっては、洗浄水を噴射する前の洗浄水の汚れ及び食器の汚れを夫々評価することができ、洗浄水及び食器の汚れの程度に応じた洗浄手順にて食器を低コストで十分に洗浄することができる。
本発明にあっては、洗浄水及び食器の汚れの程度に応じた洗浄時間及び濯ぎ回数を決定し、食器を低コストで十分に洗浄することができる。
本発明にあっては、食器の汚れの程度に応じた洗浄時間にて食器を低コストで十分に洗浄することができる。
本発明にあっては、洗浄水の噴射前における洗浄水の汚れの程度と、食器の汚れの程度とを総合して評価することができ、食器を濯ぐ洗浄水の汚れの程度に応じた濯ぎ回数を決定し、食器を低コストで十分に洗浄することができる。
本発明にあっては、噴射前に洗浄水が汚れる虞がない場合、第2光量を取得する無駄な処理を省略することができ、効率的に食器を洗浄することができる。
本発明にあっては、使用者が選択した洗浄手順を、洗浄水及び食器の汚れの程度に応じて、変更することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は本発明の実施の形態1に係る食器洗い機の略示側面図、図2は本発明の実施の形態1に係る食器洗い機の略示正面図、図3は本発明の実施の形態1に係る食器洗い機の略示平面図である。
食器洗い機は、食器を収納する洗浄槽2及び洗浄槽2に洗浄水を給水する給水管を筐体1の内部に設けており、洗浄槽2の内部には、食器に対して洗浄水を噴射する複数の回転可能な噴射ノズル4,4と、洗浄槽2に給水された洗浄水を加熱するヒータ6とが配設されている。給水管には、給水弁90が設けられている。また、洗浄槽2と筐体1との間には、噴射ノズル4,4に図示しない分配弁を介して加圧水を供給する洗浄ポンプ5が配されている。
噴射ノズル4,4には、該洗浄槽2の底側に配された洗浄水循環路7の一端が接続されており、洗浄水循環路7の他端は洗浄槽2の底部に設けられた排水口8に接続されている。洗浄ポンプ5は、洗浄水循環路7の途中に設けてあり、給水口9から給水された洗浄水を噴射ノズル4,4に給水することで、洗浄水を噴射ノズル4,4から噴射させる。噴射ノズル4,4から噴射された洗浄水は、排水口8及び洗浄水循環路7を経て、再び噴射ノズル4,4に供給され、洗浄槽2内を循環する。
洗浄槽2内の底部には、洗浄槽2内を循環する洗浄水の汚れの程度を検知する濁度センサ10が配されている。濁度センサ10は、対向配置した発光部11及び受光部12を有している。発光部11は、洗浄水中へ光を発し、受光部12は、洗浄水を透過した発光部11からの光を受光する。
洗浄槽2と筐体1との間には、濁度センサ10の受光部12が受光した光量を取得し、取得した光量に基づいて、洗浄手順を決定し、決定した洗浄手順にて、洗浄ポンプ5が備えるモータ、給水弁90の開閉、洗浄水を加熱するヒータ6等を駆動制御する制御装置30、及び予約用タイマー(計時手段)37が配されている。
更に、筐体1の正面側には操作パネル15及び表示部が配されている。操作パネル15は、食器洗浄を開始させる「スタート」ボタン、食器の洗浄方法を選択するための「簡易モード」ボタン、「標準モード」ボタン、「じっくりモード」ボタン、「タイマー」ボタン等を有している。
図4は、制御装置30の構成を示すブロック図である。
制御装置30は、CPU(中央処理装置)31、ROM32、RAM33、時刻を計時するためのクロック34及び入出力ポート35等を備え、これらは互いに内部バス36によって接続されている。入出力ポート35には、濁度センサ10、洗浄ポンプ5を駆動するモータ、洗浄水を加熱するヒータ6、操作パネル15等が接続されている。
制御装置30のCPU31は、RAM33をワーキングエリアとして、ROM32に格納されたプログラムを実行することにより、食器洗浄を制御する。制御装置30のCPU31は、受光部12が受光した光量、即ち洗浄水及び食器の汚れの程度に基づいて、モータ、ヒータ6等の駆動を制御する。
図5乃至図7は、食器の洗浄に係る制御装置30の処理手順を示すフローチャートである。
制御装置30は、「タイマー」ボタンが操作された場合、洗浄手順及び洗浄開始予定時間、即ち現時点から洗浄を開始するまでの時間を受け付ける(ステップS11)。例えば、制御装置30は、まず表示部に洗浄開始予定時間として1時間を表示し、タイマーボタンが1回操作される毎に洗浄開始予定時間に1時間を加算する。また、制御装置30は、「簡易モード」ボタン、「標準モード」ボタン、「じっくりモード」ボタンの操作状態を検出することで、洗浄手順を受け付ける。そして、「スタート」ボタンが操作された場合、制御装置30は、表示部に表示されている確定した洗浄開始予定時間を予約用タイマー37に計時させる。予約用タイマー37は、洗浄開始予定時間を計時した場合、洗浄開始信号を制御装置30に与える。
次いで、制御装置30は、給水弁90を開放する(ステップS12)。給水弁90が開放された場合、洗浄槽2に洗浄水が給水される。
そして、制御装置30は、洗浄槽2に給水された洗浄水の水位を検出し、洗浄水の水位が所定水位以上であるか否かを判定する(ステップS13)。所定水位以上であると判定した場合(ステップS13:YES)、制御装置30は、給水弁90を閉鎖する(ステップS14)。所定水位未満であると判定した場合(ステップS13:NO)、制御装置30は、処理をステップS13に戻す。
ステップS14の処理を終えた場合、制御装置30は、受光部12が受光した第1光量L1を取得し、記憶する(ステップS15)。そして、制御装置30は、クロック34にて計時を開始する(ステップS16)。
次いで、制御装置30は、洗浄開始信号が入力したか否かを判定する(ステップS17)。洗浄開始信号が入力したと判定した場合(ステップS17:YES)、制御装置30は、運転開始処理を実行する(ステップS18)。洗浄開始信号が入力していないと判定した場合(ステップS17:NO)、制御装置30は、処理をステップS17に戻す。
ステップS18の処理を終えた場合、制御装置30は、給水後、所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS19)。所定時間が経過したと判定した場合(ステップS19:YES)、制御装置30は、洗浄ポンプ5を一時駆動することで、洗浄槽2内の洗浄水を攪拌する。(ステップS20)。
次いで、制御装置30は、受光部12が受光した第2光量L2を取得し、記憶する(ステップS21)。そして、制御装置30は、第1光量L1を第2光量L2で除したLa=L1/L2を算出し、算出したLaを記憶する(ステップS22)。Laは、洗浄水を噴射する直前の洗浄水の汚れの程度を示している。
ステップS22の処理を終えた場合、又はステップS19で給水後、所定時間が経過していないと判定した場合(ステップS19:NO)、制御装置30は、洗浄ポンプ5を駆動し(ステップS23)、クロック34にて洗浄時間の計時を開始する(ステップS24)。
そして、制御装置30は、簡易洗浄時間、例えば5分を経過したか否かを判定する(ステップS25)。簡易洗浄時間を経過したと判定した場合(ステップS25:YES)、制御装置30は、受光部12が受光した第3光量L3を取得する(ステップS26)。簡易洗浄時間を経過していないと判定した場合(ステップS25:NO)、制御装置30は処理をステップS25へ戻す。
ステップS26の処理を終えた場合、制御装置30は、第2光量L2を記憶しているか否かを判定する(ステップS27)。第2光量L2を記憶していると判定した場合(ステップS27:YES)、制御装置30は、第2光量L2を第3光量L3で除したLb=L2/L3を算出する(ステップS28)。また、制御装置30は、La及びLbを乗算したLc=La×Lbを算出する(ステップS29)。Lbは、食器の汚れの程度を示し、Lcは、洗浄水を食器に噴射した後の洗浄水の汚れの程度を示している。つまりLcは、食器の濯ぎ前の洗浄水の汚れの程度を示している。
第2光量L2を記憶していないと判定した場合(ステップS27:NO)、制御装置30は、第1光量L1を第3光量L3で除したLb=L1/L3を算出し(ステップS30)、Lc=Lbを算出する(ステップS31)。
ステップS30及びステップS31では、給水後、所定時間が経過していない場合、給水時の洗浄水の汚れの程度と、噴射直前の洗浄水の汚れの程度とは同程度であるため、第2光量L2に代えて、第1光量L1を用いて、Lb及びLcを評価する。
ステップS29又はステップS31の処理を終えた場合、制御装置30は、洗浄時間の決定に係るサブルーチンを呼び出す(ステップS32)。
図8は、洗浄時間の決定に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
洗浄時間の決定に係るサブルーチンを呼び出した場合、制御装置30は、Lbが5より大きいか否かを判定する(ステップS61)。Lbが5以下であると判定した場合(ステップS61:NO)、制御装置30は、決定洗浄時間を5分に設定し(ステップS62)、サブルーチンの処理を終える。
Lbが5より大きいと判定した場合(ステップS61:YES)、制御装置30は、Lbが10より大きいか否かを判定する(ステップS63)。Lbが10以下であると判定した場合(ステップS63:NO)、制御装置30は、決定洗浄時間を10分に設定し(ステップS64)、サブルーチンの処理を終える。
Lbが10より大きいと判定した場合(ステップS63:YES)、制御装置30は、決定洗浄時間を15分に設定し(ステップS65)、サブルーチンの処理を終える。
図9は、Lbの値と決定洗浄時間との対応関係を示す図表である。
洗浄時間の決定に係るサブルーチンによれば、Lbの大きさ、つまり食器の汚れの程度に応じた洗浄時間が決定される。
具体的には、Lbが0より大きく5以下である場合、決定洗浄時間は5分、Lbが5より大きく10以下である場合、決定洗浄時間は10分、Lbが10より大きい場合、決定洗浄時間は15分に設定される。
図6に示すように、ステップS32の処理を終えた場合、制御装置30は、濯ぎ回数の決定に係るサブルーチンを呼び出す(ステップS33)。
図10は、濯ぎ回数の決定に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
濯ぎ回数の決定に係るサブルーチンを呼び出した場合、制御装置30は、Lcが6より大きいか否かを判定する(ステップS71)。Lcが6以下であると判定した場合(ステップS71:NO)、制御装置30は、決定濯ぎ回数を3回に設定し(ステップS72)、サブルーチンの処理を終える。
Lcが6より大きいと判定した場合(ステップS71:YES)、制御装置30は、Lcが12より大きいか否かを判定する(ステップS73)。Lcが12以下であると判定した場合(ステップS73:NO)、制御装置30は、決定濯ぎ回数を4回に設定し(ステップS74)、サブルーチンの処理を終える。
Lcが12より大きいと判定した場合(ステップS73:YES)、制御装置30は、決定濯ぎ回数を5回に設定し(ステップS75)、サブルーチンの処理を終える。
図11は、Lcの値と決定濯ぎ回数との対応関係を示す図表である。
濯ぎ回数の決定に係るサブルーチンによれば、Lcの大きさ、つまり洗浄水の汚れの程度に応じた濯ぎ回数が決定される。
具体的には、Lcが0より大きく6以下である場合、決定濯ぎ回数は3回、Lcが6より大きく12以下である場合、決定濯ぎ回数は4回、Lcが12より大きい場合、決定濯ぎ回数は5回に設定される。
図6及び図7に示すように、ステップS33の処理を終えた場合、制御装置30は、決定洗浄時間が経過したか否かを判定する(ステップS34)。決定洗浄時間が経過したと判定した場合(ステップS34:YES)、制御装置30は、洗浄ポンプ5を停止する(ステップS35)。決定洗浄時間が経過していないと判定した場合(ステップS34:NO)、制御装置30は、処理をステップS34へ戻す。
ステップS35の処理を終えた場合、制御装置30は、洗浄水を排水する(ステップS36)。そして、制御装置30は、濯ぎ回数Nに1を設定し(ステップS37)、濯ぎ工程を実行する(ステップS38)。
次いで、制御装置30は、濯ぎ回数Nが決定濯ぎ回数以上であるか否かを判定する(ステップS39)。濯ぎ回数Nが決定濯ぎ回数未満であると判定した場合(ステップS39:NO)、制御装置30は、濯ぎ回数Nに1を加算し(ステップS40)、処理をステップS38へ戻す。
濯ぎ回数Nが決定濯ぎ回数以上であると判定した場合(ステップS39:YES)、制御装置30は、乾燥工程を実行し(ステップS41)、洗浄に係る処理を終える。
このように構成された食器洗い機においては、洗浄水を噴射する前の洗浄水の汚れ及び食器の汚れを夫々評価することができ、洗浄水及び食器の汚れの程度に応じた洗浄時間及び濯ぎ回数を決定し、決定した洗浄時間及び濯ぎ回数にて食器を低コストで十分に洗浄することができる。
また、噴射前に洗浄水が汚れる虞がない場合、第2光量を取得する無駄な処理を省略することができ、効率的に食器を洗浄することができる。
更に、使用者が選択した洗浄手順を、洗浄水及び食器の汚れの程度に応じて、変更することができる。
また、Lbと、閾値5,10とを比較して、洗浄時間を決定するように構成しているが、食器を十分に洗浄できるのであれば閾値は、他の数値であっても良い。
更に、Lcと、閾値6,12とを比較して、濯ぎ回数を決定するように構成しているが、食器を十分に濯ぐことができるのであれば閾値は、他の数値であっても良い。
更にまた、第1光量、第2光量及び第3光量を用いて、洗浄時間、濯ぎ回数を決定するように構成しているが、第1光量、第2光量及び第3光量を用いて、洗浄水の温度、洗浄回数、濯ぎ時間等を決定するように構成しても良い。
更にまた、給水時からの経過時間に応じて、第2光量を取得するか否かを選択するように構成してあるが、給水時の洗浄水と、洗浄水を噴射する直前の洗浄水とを比較した場合に汚れの程度に変化の虞がある場合、例えば本洗浄開始前に、ミスト工程、プレ洗浄工程を実行する場合、第2光量を取得するように構成しても良い。
更にまた、2つの噴射ノズルから洗浄水を噴射する場合を説明したが、一の噴射ノズルから洗浄水を噴射する場合、各噴射ノズルから交互に洗浄水を噴射する場合に本発明を適用しても良い。
(実施の形態2)
図12は、実施の形態2における洗浄時間の決定に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
実施の形態2に係る食器洗い機は、洗浄時間の決定に係るサブルーチンの処理手順のみが実施の形態1に係る食器洗い機と異なるため、以下では主に上記相違点について説明する。
洗浄時間の決定に係るサブルーチンを呼び出した場合、制御装置30は、Lbが5より大きいか否かを判定する(ステップS81)。Lbが5以下であると判定した場合(ステップS81:NO)、制御装置30は、ステップS11で受け付けた洗浄手順、特に洗浄時間が5分より長いか否かを判定する(ステップS82)。受け付けた洗浄時間が5分以下であると判定した場合(ステップS82:NO)、制御装置30は、決定洗浄時間を5分に設定する(ステップS83)。ステップS83の処理を終えた場合、又は受け付けた洗浄時間が5分より長いと判定した場合(ステップS82:YES)、制御装置30はサブルーチンの処理を終える。
Lbが5より大きいと判定した場合(ステップS81:YES)、制御装置30は、Lbが10より大きいか否かを判定する(ステップS84)。Lbが10以下であると判定した場合(ステップS84:NO)、制御装置30は、ステップS11で受け付けた洗浄時間が10分より長いか否かを判定する(ステップS85)。受け付けた洗浄時間が10分以下であると判定した場合(ステップS85:NO)、制御装置30は、決定洗浄時間を10分に設定する(ステップS86)。ステップS86の処理を終えた場合、又は受け付けた洗浄時間が10分より長いと判定した場合(ステップS85:YES)、制御装置30はサブルーチンの処理を終える。
Lbが10より大きいと判定した場合(ステップS84:YES)、制御装置30は、決定洗浄時間を15分に設定し(ステップS87)、サブルーチンの処理を終える。
実施の形態2に係る食器洗い機にあっては、食器の汚れの程度に対してステップS11で受け付けた洗浄時間が足りない場合のみ、洗浄時間を変更する。つまり、ステップS11で受け付けた洗浄時間が食器及び洗浄水の汚れの程度に対して長すぎる場合であっても、食器洗い機の使用者が念入りに洗浄することを欲しているときがあるため、このような場合には洗浄時間を短縮せず、洗浄時間が足りない場合のみ、洗浄時間を延長する。
従って、使用者の求めに応じて的確に洗浄時間を変更することができる。
実施の形態2に係る食器洗い機の他の構成、作用及び効果は、実施の形態1に係る食器洗い機の構成、作用及び効果と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
本発明の実施の形態1に係る食器洗い機の略示側面図である。 本発明の実施の形態1に係る食器洗い機の略示正面図である。 本発明の実施の形態1に係る食器洗い機の略示平面図である。 制御装置の構成を示すブロック図である。 食器の洗浄に係る制御装置の処理手順を示すフローチャートである。 食器の洗浄に係る制御装置の処理手順を示すフローチャートである。 食器の洗浄に係る制御装置の処理手順を示すフローチャートである。 洗浄時間の決定に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 Lbの値と決定洗浄時間との対応関係を示す図表である。 濯ぎ回数の決定に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 Lcの値と決定濯ぎ回数との対応関係を示す図表である。 実施の形態2における洗浄時間の決定に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 従来の食器洗い機の略示正面図である。
符号の説明
1 筐体
2 洗浄槽
4,4 噴射ノズル
5 洗浄ポンプ
6 ヒータ
7 洗浄水循環路
8 排水口
9 給水口
10 濁度センサ
11 発光部
12 受光部
15 操作パネル
30 制御装置
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 クロック
35 入出力ポート
36 内部バス
37 予約用タイマー
90 給水弁

Claims (1)

  1. 洗浄の予約を受け付ける予約受付手段と、洗浄の予約を受け付けた場合、洗浄槽に洗浄水を給水する給水手段と、前記洗浄槽に給水された洗浄水を食器に対して噴射する噴射手段と、洗浄水中へ光を発する発光部及び該発光部からの光を受光する受光部を有する濁度センサとを備え、前記受光部が受光した光量に基づいて洗浄手順を決定し、決定した洗浄手順にて洗浄水の噴射を制御するようにしてある食器洗い機において、
    前記予約受付手段にて洗浄の予約を受け付け、前記給水手段が洗浄水を給水したときに前記受光部が受光した第1光量、並びに予約された洗浄開始予定時間になり、前記噴射手段が洗浄水を噴射する前及び噴射した後に前記受光部が夫々受光した第2光量及び第3光量を取得する取得手段と、
    該取得手段が取得した第2光量及び第3光量に基づいて洗浄時間を決定し、第1光量及び第3光量に基づいて濯ぎ回数を決定する決定手段と
    を備えることを特徴とする食器洗い機。
JP2006031481A 2006-02-08 2006-02-08 食器洗い機 Expired - Fee Related JP4707575B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006031481A JP4707575B2 (ja) 2006-02-08 2006-02-08 食器洗い機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006031481A JP4707575B2 (ja) 2006-02-08 2006-02-08 食器洗い機

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007209469A JP2007209469A (ja) 2007-08-23
JP2007209469A5 JP2007209469A5 (ja) 2008-10-30
JP4707575B2 true JP4707575B2 (ja) 2011-06-22

Family

ID=38488385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006031481A Expired - Fee Related JP4707575B2 (ja) 2006-02-08 2006-02-08 食器洗い機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4707575B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4852116B2 (ja) * 2009-03-13 2012-01-11 パナソニック株式会社 食器洗い機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0549584A (ja) * 1991-04-09 1993-03-02 Sanyo Electric Co Ltd 食器洗い乾燥機
JPH07111965A (ja) * 1993-10-15 1995-05-02 Toshiba Corp 食器洗浄機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0549584A (ja) * 1991-04-09 1993-03-02 Sanyo Electric Co Ltd 食器洗い乾燥機
JPH07111965A (ja) * 1993-10-15 1995-05-02 Toshiba Corp 食器洗浄機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007209469A (ja) 2007-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100773645B1 (ko) 식기 세척기
KR20080051369A (ko) 식기세척기의 세척제어장치 및 그 방법
CN101179977B (zh) 餐具清洗机
JP3985408B2 (ja) 食器洗い乾燥機
KR101054435B1 (ko) 식기 세척기의 제어방법
KR101460713B1 (ko) 식기 세척기 및 그의 제어방법
KR20100037456A (ko) 식기 세척기의 제어방법
JP3565508B2 (ja) 食器洗浄機
JP4707575B2 (ja) 食器洗い機
KR100695173B1 (ko) 세제 농도 검출용 센서가 장착된 식기 세척기 및 그것을이용한 식기 세척방법
KR20080050838A (ko) 식기세척기의 세척제어방법
KR20080089107A (ko) 식기 세척기 및 이의 제어 방법
KR101174533B1 (ko) 식기 세척기 및 그 제어 방법
JP4707348B2 (ja) 食器洗い機
JP4818230B2 (ja) 食器洗い機
JP2006204336A (ja) 食器洗い乾燥機およびそのプログラム
JP5656544B2 (ja) 洗浄機
JP2755599B2 (ja) 食器洗い機
JPH07322999A (ja) 食器洗い機
JP2006068234A (ja) 食器洗い機
JP5701001B2 (ja) 洗浄機
KR20050004660A (ko) 식기 세탁기의 탁도 감지방법
KR101189370B1 (ko) 식기세척기의 배수 제어장치 및 방법
KR100314867B1 (ko) 식기 세척기의 예비 세척방법
KR20110092036A (ko) 식기세척기의 운전제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080916

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080916

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110204

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110315

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees