JP4707319B2 - パルス電力増幅器 - Google Patents

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Description

本発明は、パルスレーダ等の送信系に用いられるパルス電力増幅器に関する。
パルスレーダ等の送信系においては、送信パルス信号の増幅用として半導体の電力増幅素子を用いたパルス電力増幅器が活用されている。
半導体の電力増幅素子として、例えば電界効果トランジスタ(以下、FETと表す)を用い、所望する出力レベルを得るためにこれを多段に接続した従来のパルス電力増幅器の一例を図5に示す。
図5は、3段構成の従来のパルス電力増幅器の一例を示すブロック図である。この図5に示すパルス電力増幅器50は、電力増幅素子としてのFET51、FET52、及びFET53と、スイッチング回路54とから構成されている。また、送信源信号が供給される信号入力端子55、増幅後の送信パルス信号が出力される信号出力端子56、及び変調パルス信号が供給されるパルス入力端子57を有している。
FET51〜53は、いずれもゲート電極を入力端子、ドレイン電極を出力端子、ソース電極を共通端子として多段接続されている。各ドレイン電極には、増幅動作に必要な電源として、正バイアス電源入力端子58からの正バイアス電源60をスイッチング回路54においてパルス入力端子57からの変調パルス信号によりスイッチングした電源電圧が供給される。一方、各ゲート電極には、負バイアス電源入力端子59からの負バイアス電源61から入力バイアス電圧が供給される。そして、信号入力端子55に入力された送信源信号は、FET51〜53により増幅されるとともに、パルス入力端子からの変調パルス信号により変調され、送信パルス信号となって信号出力端子56から出力される。
ところで、上記した従来のパルス電力増幅器50では、動作時間が経過するにつれてFET51〜53のチャンネル温度が上昇し、増幅利得が低下してくる。1つの送信パルス信号内においても、信号の立ち上がりから立ち下がりに向けて、各FET51〜53のチャンネルの熱時定数に従ってその振幅が変動する。しかも、接続段数が多くなるほど、パルス内における振幅変動は悪化するため、所望する一定レベルの送信パルス信号を得られないという問題があった。
このような課題に対処するため、従来のパルス電力増幅器に適用しうる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に開示された事例では、電力増幅素子に用いているFETのドレイン電極に供給されるバイアス電圧を、1パルス内で変化させることによって、その飽和出力電力を均一化している。
特開2001−16045号公報(第6頁、図1)
しかしながら、上記した特許文献1の場合には、電力増幅素子に用いているFETを飽和領域で動作させておき、その飽和出力電力を低下させている。このため、出力には高次の相互変調による歪み成分が含まれ、良好な直線性を有する増幅特性を得ることが難しかった。また、対象FETの増幅利得の変動には対応できないため、小信号での増幅動作においては、1パルス内での振幅変動を十分に低減させることが困難であった。
本発明は、上述の事情を考慮してなされたものであり、増幅後におけるパルス信号のパルス内での振幅変動が低減された、直線性の良好なパルス電力増幅器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明のパルス電力増幅器は、複数の電力増幅素子が多段接続されたパルス電力増幅器において、第1のバイアス電源を入力パルスに対応させてスイッチングし前記複数の電力増幅素子に供給するスイッチング回路と、前記入力パルスを所定の時定数で微分するパルス微分回路と、このパルス微分回路の出力と第2のバイアス電源とを加算し、前記多段接続された複数の電力増幅素子のうち最終段電力増幅素子を除く少なくとも1つの電力増幅素子の入力側バイアスとして供給する加算回路とを備え、前記複数の電力増幅素子はそれぞれ、飽和領域でない動作領域にてパルス電力増幅を行うことを特徴とする。
また、第2の発明のパルス電力増幅器は、複数の電力増幅素子が多段接続されたパルス電力増幅器において、前記電力増幅素子の少なくとも1つの入力側に設けられた可変減衰器と、バイアス電源を入力パルスに対応させてスイッチングし前記複数の電力増幅素子に供給するスイッチング回路と、前記入力パルスを所定の時定数で微分するパルス微分回路と、このパルス微分回路の出力に基づいて前記可変減衰器の減衰量を制御する減衰器制御回路とを備え、前記複数の電力増幅素子はそれぞれ、飽和領域でない動作領域にてパルス電力増幅を行うことを特徴とする。
本発明によれば、増幅後におけるパルス信号のパルス内での振幅変動を低減できるとともに、良好な直線性を有するパルス電力増幅器を得ることができる。
以下に、本発明に係るパルス電力増幅器を実施するための最良の形態について、図1乃至図4を参照して説明する。
図1は、本発明に係るパルス電力増幅器の第1の実施例を示すブロック図である。このパルス電力増幅器1は、電力増幅素子にNチャンネルのMES型FETを3段に従続接続して構成した事例であり、図1に示すように、FET10、FET11、及びFET12、スイッチング回路13、パルス微分回路14、ならびに加算回路15から構成されている。また、信号入力端子16、信号出力端子17、パルス入力端子18、正バイアス電源入力端子19、及び負バイアス電源入力端子20を備えている。
FET10〜12は、それぞれゲート電極を入力端子、ドレイン電極を出力端子、ソース電極を共通端子とし、FET10を初段、FET11を第2段、FET12を最終段として従続に接続されている。また、FET10のゲート電極は信号入力端子16に、FET12のドレイン電極は信号出力端子17にそれぞれ接続されている。
スイッチング回路13は、正バイアス電源入力端子19を経由して供給される正バイアス電源21を、パルス入力端子18に印加される変調パルスによりスイッチングし、FET10〜12に正の動作電源電圧として出力する。
パルス微分回路14は、パルス入力端子18に印加される変調パルスの前縁を所定の時定数で微分し、この微分信号を加算回路15に送出する。本実施例においては、前記した微分の時定数は、後述する加算回路15から入力側バイアス電圧が供給されるFET10及び11の熱時定数に基づいて設定している。
加算回路15は、負バイアス電源入力端子20を経由して供給される負バイアス電源22と、パルス微分回路14からの微分信号とを加算し、最終段のFET12を除くFET10、及び11に対してこれらFETの入力側の負バイアス電圧として出力する。なお、最終段のFET12には、入力側の負バイアス電圧として、負バイアス電源22をそのまま、負バイアス電源入力端子20を経由して供給している。
次に、上述のように構成した本発明に係るパルス電力増幅器の第1の実施例の動作について、前述の図1及び図2の説明図を参照して説明する。
まず、正バイアス電源入力端子19経由で正バイアス電源21を、また負バイアス電源入力端子20経由で負バイアス電源22をそれぞれ供給し、信号入力端子16には、送信パルスの源信号となる高周波信号を入力する。
この後、パルス入力端子18から図2(a)に例示したような変調パルスが入力されると、この変調パルスは、スイッチング回路13及びパルス微分回路14に送られる。スイッチング回路13では、この変調パルスにより正バイアス電源入力端子19経由で供給される正バイアス電源21をスイッチングする。そして、パルス幅に相当する期間、正バイアス電源21を通過させ、FET10〜12に対して出力する。
また、パルス微分回路14では、上記したパルス入力端子18からの変調パルスを所定の時定数で微分する。本実施例においては、この時定数を、FET10及びFET11の熱時定数の基づいて設定している。すなわち、FET10及びFET11は、パルス増幅動作をしたときに、自身のチャンネル温度が上昇することにより、図2(b)に例示したように、1パルス内においてパルスの立ち上がりから立ち下がりに向けて各FETの熱時定数に従って増幅利得が低下する。パルス微分回路14は、この増幅利得の時間変化に対応した、図2(c)に例示したような電圧波形を、変調パルスを微分することにより生成し、加算回路15に送出する。
加算回路15は、パルス微分回路14から送出された微分波形と、負バイアス電源端子20を経由して入力されている負バイアス電源22とを加算する。加算後は、図2(d)に例示したように、変調パルスの立ち上がりから立ち下がりに向けて、FET10及び11の熱時定数に基づいて電圧が変化する波形となる。この電圧波形は、FET10及びFET11の入力側バイアス電圧としてそれぞれのFETに印加される。
FET10及び11では、入力側バイアス電圧の変化により、その増幅利得が図2(e)に例示したように変化する。すなわち、1パルス内における自身の熱時定数による増幅利得の変化を打ち消す方向に変化する。
一方、信号入力端子16に加えられた高周波信号は、上述のように設定されたバイアス条件に基づいて動作するFET10〜12の各段でパルス増幅される。このときに、FET10及び11にはこれらFETの熱時定数に基づいた入力側バイアス電圧が設定されて1パルス内における増幅利得の変動が抑えられている。このため、その出力は図2(f)に例示したように、1パルス内での振幅変動が低減されて後段に送られる。そして、この高周波信号は、最終段のFET12において、最適な入力信号条件及びバイアス条件を保持したまま増幅され、送信パルス信号として信号出力端子17から出力される。
以上説明したように、本実施例においては、電力増幅素子として用いるFETの熱時定数に基づいてこのFETの入力側バイアス電圧を変化させ、パルス増幅動作における1パルス内の増幅利得の時間的な変化を補償している。これにより、安定した利得でパルス増幅が可能となり、増幅後におけるパルス信号のパルス内での振幅変動を低減することができる。
また、従続に多段接続されたFETの最終段ではなく、前段において制御を行なっており、しかも飽和した出力レベルを制御するのではなく、増幅利得を制御している。これにより、最終段を含めた各段のFETに過大な入力を伴うことのないパルス増幅が可能となり、高次の相互変調による歪み成分が少なく直線性の良好な増幅特性を得ることができる。
なお、本実施例では、多段接続の段数を3段とし、初段と第2段に対して入力側バイアス電圧の制御を行なう構成としたが、段数はこれに限定されず、また入力側バイアスの制御対象とする増幅段も、増幅利得の配分に従って適切に選定することができる。
さらに、電力増幅素子をバイポーラトランジスタとし、ベース電極を入力端子、コレクタ電極を出力端子、エミッタ電極を共通端子としてこれを従続に多段接続して構成したパルス電力増幅器においても、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
図3は、本発明に係るパルス電力増幅器の第2の実施例を示すブロック図である。この第2の実施例の各部について、図1の第1の実施例の各部と同一の部分は同一の符号で示す。第2の実施例が第1の実施例と異なる点は、増幅後におけるパルス信号の1パルス内での時間的な振幅変動を補償するために、電力増幅素子として用いるFETの入力側バイアス電圧を変化させるのではなく、FETの入力側に設けられた可変減衰器の減衰量をこれらFETの熱時定数に基づいて1パルス内で変化させるようにした点である。以下、図3を参照して説明する。
このパルス電力増幅器2は、図3に示すように、電力増幅素子としてのFETを従続に3段接続し、初段のFETの入力側に可変減衰器を設けて構成した事例であり、FET10、FET11、及びFET12、スイッチング回路13、パルス微分回路14、減衰器制御回路23、ならびに可変減衰器24から構成されている。また、信号入力端子16、信号出力端子17、パルス入力端子18、正バイアス電源入力端子19、及び負バイアス電源入力端子20を備えている。
FET10〜12は、それぞれゲート電極を入力端子、ドレイン電極を出力端子、ソース電極を共通端子とし、FET10を初段、FET11を第2段、FET12を最終段として従続に接続されている。また、FET10のゲート電極は、後述する可変減衰器24を通して信号入力端子16に、FET12のドレイン電極は信号出力端子17にそれぞれ接続されている。
スイッチング回路13は、正バイアス電源入力端子19を経由して供給される正バイアス電源21を、パルス入力端子18に印加される変調パルスによりスイッチングし、FET10〜12に正の動作電源電圧として出力する。
パルス微分回路14は、パルス入力端子18に印加される変調パルスの前縁を所定の時定数で微分し、この微分信号を減衰器制御回路23に送出する。本実施例においては、前記した微分の時定数は、FET10〜12の熱時定数に基づいて設定している。
減衰器制御回路23は、パルス微分回路14からの微分信号に基づいて可変減衰器24の減衰量を制御する制御信号を生成し、可変減衰器24に送出する。可変減衰器24は、例えばダイオード等で構成された減衰量を連続的に制御できる可変減衰器であり、減衰器制御回路23からの制御信号に基づいて信号入力端子16に印加された高周波信号を減衰させ、FET10に送出する。負バイアス電源入力端子20には、固定の負バイアス電源22が接続され、FET10〜12に必要な負のバイアス電圧を供給する。
次に、上述のように構成した本発明に係るパルス電力増幅器の第2の実施例の動作について、前述の図3及び図4の説明図を参照して説明する。
まず、正バイアス電源入力端子19経由で正バイアス電源21を、また負バイアス電源入力端子20経由で負バイアス電源22をそれぞれ供給し、信号入力端子16には、送信パルスの源信号となる高周波信号を入力する。
この後、パルス入力端子18から図4(a)に例示したような変調パルスが入力されると、この変調パルスは、スイッチング回路13及びパルス微分回路14に送られる。スイッチング回路13では、この変調パルスにより正バイアス電源入力端子19経由で供給される正バイアス電源21をスイッチングする。そして、パルス幅に相当する期間、正バイアス電源21を通過させ、FET10〜12に対して出力する。
また、パルス微分回路14では、上記したパルス入力端子18からの変調パルスを所定の時定数で微分する。本実施例においては、この時定数を、FET10〜12の熱時定数に基づいて設定している。すなわち、FET10〜12は、パルス増幅動作をしたときに、自身のチャンネル温度が上昇することにより、図4(b)に例示したように、1パルス内においてパルスの立ち上がりから立ち下がりに向けて各FETの熱時定数に従って増幅利得が低下する。パルス微分回路14は、この増幅利得の時間変化に対応した、図4(c)に例示したような電圧波形を、変調パルスを微分することにより生成し、減衰器制御回路23に送出する。
減衰器制御回路23は、パルス微分回路14から送出された微分波形に基づいて、可変減衰器24の減衰量を制御するための制御信号を生成する。このときに生成される制御信号の一例を図4(d)に示す。すなわち、この制御信号は、上記したFET10〜12の1パルス内における増幅利得の時間的変化を打ち消すように、変調パルスの立ち上がりから立ち下がりに向けて減衰器24の減衰量を制御する信号である。生成された制御信号は、可変減衰器24に送出される。可変減衰器24では、この制御信号に従って信号入力端子16からの高周波信号を減衰させる。
一方、信号入力端子16に加えられた高周波信号は、まず可変減衰器24によりレベル制御された後、FET10〜12の各段においてパルス増幅され、信号出力端子17から出力される。このときに、可変減衰器24では、上述した減衰器制御回路23からの制御信号によって高周波信号に対する減衰量が制御される。このため、初段のFET10には、1パルス内での増幅利得の変化を打ち消すようにレベル制御された高周波信号が入力されて増幅され、順次後段に送られていく。その結果、信号出力端子17からは、図4(e)に例示したように、1パルス内での振幅変動が低減された送信パルス信号が出力される。
以上説明したように、本実施例においては、電力増幅素子として用いるFETの熱時定数に基づいてこれらFETに入力される高周波信号のレベルを制御し、パルス増幅動作における1パルス内の増幅利得の時間的な変化を補償している。これにより、増幅後におけるパルス信号のパルス内での振幅変動を低減することができる。
また、従続に多段接続された各FETは飽和領域でない領域で過大入力を伴うことなくパルス増幅動作を行なっている。これにより、高次の相互変調による歪み成分の少なく直線性の良好な増幅特性を得ることができる。
なお、本実施例では、多段接続の段数を3段とし、可変減衰器を初段の電力増幅素子の入力側に設けた構成としたが、段数はこれに限定されず、また、可変減衰器も、減衰量を適切に配分することによって、後段あるいは複数段の電力増幅素子の入力側に設けることができる。
さらに、電力増幅素子をバイポーラトランジスタとし、ベース電極を入力端子、コレクタ電極を出力端子、エミッタ電極を共通端子としてこれを従続に多段接続して構成したパルス電力増幅器においても、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
本発明に係るパルス電力増幅器の第1の実施例を示すブロック図。 図1の各部の波形をモデル化して示す説明図。 本発明に係るパルス電力増幅器の第2の実施例を示すブロック図。 図3の各部の波形をモデル化して示す説明図。 従来のパルス電力増幅器の一例を示すブロック図。
符号の説明
1、2 パルス電力増幅器
10、11、12 FET
13 スイッチング回路
14 パルス微分回路
15 加算回路
16 信号入力端子
17 信号出力端子
18 パルス入力端子
19 正バイアス電源入力端子
20 負バイアス電源入力端子
21 正バイアス電源
22 負バイアス電源
23 減衰器制御回路
24 可変減衰器

Claims (9)

  1. 複数の電力増幅素子が多段接続されたパルス電力増幅器において、
    第1のバイアス電源を入力パルスに対応させてスイッチングし前記複数の電力増幅素子に供給するスイッチング回路と、
    前記入力パルスを所定の時定数で微分するパルス微分回路と、
    このパルス微分回路の出力と第2のバイアス電源とを加算し、前記多段接続された複数の電力増幅素子のうち最終段電力増幅素子を除く少なくとも1つの電力増幅素子の入力側バイアスとして供給する加算回路とを備え、
    前記複数の電力増幅素子はそれぞれ、飽和領域でない動作領域にてパルス電力増幅を行う
    ことを特徴とするパルス電力増幅器。
  2. 前記電力増幅素子はそれぞれ、ゲート電極を入力端子、ドレイン電極を出力端子、ソース電極を共通端子とした電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項1に記載のパルス電力増幅器。
  3. 前記電力増幅素子はそれぞれ、ベース電極を入力端子、コレクタ電極を出力端子、エミッタ電極を共通端子としたバイポーラトランジスタであることを特徴とする請求項1に記載のパルス電力増幅器。
  4. 前記所定の時定数は、前記加算回路から入力側バイアスが供給される電力増幅素子の熱時定数に基づいて設定したことを特徴とする請求項1に記載のパルス電力増幅器。
  5. 前記第1のバイアス電源は正バイアス電源であり、前記第2のバイアス電源は負バイアス電源であることを特徴とする請求項1に記載のパルス電力増幅器。
  6. 複数の電力増幅素子が多段接続されたパルス電力増幅器において、
    前記電力増幅素子の少なくとも1つの入力側に設けられた可変減衰器と、
    バイアス電源を入力パルスに対応させてスイッチングし前記複数の電力増幅素子に供給するスイッチング回路と、
    前記入力パルスを所定の時定数で微分するパルス微分回路と、
    このパルス微分回路の出力に基づいて前記可変減衰器の減衰量を制御する減衰器制御回路とを備え、
    前記複数の電力増幅素子はそれぞれ、飽和領域でない動作領域にてパルス電力増幅を行う
    ことを特徴とするパルス電力増幅器。
  7. 前記電力増幅素子はそれぞれ、ゲート電極を入力端子、ドレイン電極を出力端子、ソース電極を共通端子とした電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項に記載のパルス電力増幅器。
  8. 前記電力増幅素子はそれぞれ、ベース電極を入力端子、コレクタ電極を出力端子、エミッタ電極を共通端子としたバイポーラトランジスタであることを特徴とする請求項に記載のパルス電力増幅器。
  9. 前記所定の時定数は、前記複数の電力増幅素子の熱時定数に基づいて設定したことを特徴とする請求項に記載のパルス電力増幅器。
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