JP4706967B2 - 三次元画像表示装置 - Google Patents

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本発明は、プロジェクターを用いた三次元画像表示装置に係り、特に水平表示方向に目の瞳孔径よりも狭い間隔で多数の指向性画像を高密度で表示することにより、視覚疲労のない自然な三次元画像の表示を実現する、超多眼方式の投射型三次元画像表示装置に関する。
自然な三次元画像表示の実現に向けて、従来より様々な研究開発が続けられている。特に、視覚疲労の原因である輻輳と調節の不一致の問題を解決する超多眼立体表示の原理が例えば特許文献1や非特許文献1に示されており、これらの文献に基づいた研究開発が盛んに行われている。その中でも、水平方向に滑らかな運動視差が得られる実用的な観察範囲(視域)を有し、かつ輻輳と調節の不一致による疲労の生じない三次元画像表示を可能とする高密度指向性表示方式は、自然な三次元ディスプレイの実用化が近い将来に可能であることを示唆するものである。この高密度指向性表示方式の技術内容は例えば特許文献2や非特許文献2に詳しく開示されている。
以下、従来例として特許文献2を引用し、高密度指向性表示方式による三次元画像表示装置の概要を説明する。
図10は、従来例における図2に記載された三次元画像表示装置の構成図(その1)を引用した図である。図10(a)は三次元画像表示装置全体の模式図、図10(b)はその装置内の二次元画像表示装置アレイの平面図、図10(c)はその装置内のレンズアレイの平面図、図10(d)はその装置内の開口アレイの平面図である。また、図11は従来例における図3に記載された三次元画像表示装置の構成図(その2)を引用した図である。図11(a)は水平断面を示す模式図、図11(b)垂直断面を示す模式図である。なお、図10及び図11において同一の構成要素には同一の符号を付している。
図10及び図11において、10は二次元画像表示装置アレイ、11は二次元画像表示装置アレイ10を構成する個々の二次元画像表示装置、12はレンズアレイ、13はレンズアレイ12を構成する個々のレンズ、14は開口アレイ、15は開口アレイ14を構成する個々の開口、16は共有レンズ、17は垂直方向拡散板、18は共通像面、19は光軸である。
この従来例は、リアプロジェクション型(背面投射型)の構成例であり、複数の視差画像を画面単位で多重化して表示するものである。すなわち、多数の結像系(アフォーカル系)を変形二次元配置、すなわち水平方向が一致しないように水平方向および垂直方向に二次元的に配置して、水平方向と垂直方向に表示方向が異なる複数の視差画像を発生させ、垂直方向拡散板17(レンチキュラー板) により垂直表示方向の違いを解消するものである。すべての視差画像が異なる水平表示方向をもつように結像系を配置することで、水平方向に表示方向の異なる視差画像を結像系の数だけ高密度に発生させることができる。
上記従来例が開示される以前の多眼式立体表示装置では、たかだか10視差程度の数の視差画像しか表示できなかったが、上記従来例によれば、視差画像の数を50視差以上に増加させることができるようになった。その結果、単眼に複数の視差画像が入射する超多眼状態が実現され、輻輳調節矛盾の問題が解決されるとともに、滑らかな運動視差を有する質感の高い三次元画像表示が実現可能となった。
特開2002−258215 特許第3576521号 通信放送機構編:"高度立体動画像通信プロジェクト最終成果報告書"(1997) 高木康博「64眼式三次元カラーディスプレイとコンピューター合成した三次元物体の表示」3次元画像コンファレンス2002講演論文集、P85-88
しかしながら、上記従来例を用いて三次元画像表示装置を実用化するためには、なおいくつかの課題が残されている。以下に残課題を述べる。
第1の課題は、二次元画像表示装置アレイ10を構成するために必要な個々の二次元画像表示装置11が非常に多数必要になることである。
例えば、観察者が立体視可能な観察範囲(すなわち視域)が30度(全角)の範囲内で表示する場合に必要な個々の二次元画像表示装置11の数を考えてみる。単眼に複数の視差画像が同時に入射する状態である超多眼状態を実現するためには、観察距離にもよるが、指向性画像の角度刻みを0.2〜0.4度程度にして高密度で表示する必要がある。したがって、この表示に必要な指向性画像の数は、角度刻みを0.3度とすると、30÷0.3=100となり、100個の二次元画像表示装置11が必要になる。
この二次元画像表示装置11として、HTPS(High Temperature Poly-Silicon:高温ポリシリコンTFT液晶)に代表される透過型液晶や、LCOS(Liquid Crystal On Silicon)と呼ばれる反射型液晶、あるいはDLP(Digital Light Processing:登録商標)などのマイクロディスプレイデバイス(Micro Display Device:MD)を用いれば、多数の二次元画像表示装置アレイ10を構成することは可能である。しかし、このようなマイクロデバイス用いたとしても、各々のマイクロデバイス、つまり二次元画像表示装置11にはそれぞれ照明光学系やドライブ回路、信号再生装置等が必要となるので3次元画像表示装置の装置規模が大きくなり、またコスト的にも不利となる。二次元画像表示装置11の個数及び二次元画像表示装置アレイ10のアレイ数はできるだけ少ない方が望ましい。
そこで、個々の二次元画像表示装置11の表示領域を複数の小領域に分割し、これら分割した各小領域をそれぞれ二次元画像表示画面とすることで、二次元画像表示装置11の個数及び二次元画像表示装置アレイ10のアレイ数を減らすことが考えられる。この場合、共通像面18において、領域分割を行う前と同じ画面サイズの三次元画像を表示するためには、領域分割で表示領域が小さくなった割合分だけ投射光学系の倍率を上げなければならない。しかし、従来例では高倍率を実現することが容易ではない。これが第2の課題である。
以下にこの第2の課題の内容を詳細に説明する。
従来例の構成における共通像面18での表示画面サイズは、二次元画像表示装置11の画面サイズに図10のレンズアレイ12及び共有レンズ16から構成される光学系(アフォーカル光学系または無焦点光学系ともいう)の倍率をかけたサイズとなるが、このアフォーカル光学系の倍率を十分に大きくすることが容易ではない。理由を以下に説明する。
従来例の三次元画像生成の原理は、図10における二次元画像表示装置アレイ10を構成する個々の二次元画像表示装置11に表示された視差画像が、図10のレンズアレイ12と共有レンズ16とから構成されるアフォーカル光学系によりそれぞれ拡大された後に、共通像面18で1つに重ね合わされて、テレセントリックな(主光線同士が平行な)指向性画像の起点を形成することに基づいている。そして、三次元空間における空間像として形成される三次元画像は、これらの多数のテレセントリックな指向性画像からの光線群の交点の集合体として表現される。
従って、この三次元画像の表示画面サイズは、二次元画像表示装置11(物体)のサイズにアフォーカル光学系で得られる倍率を掛け合わせたものである。
このアフォーカル系の倍率Maは、レンズアレイ12を構成する個々のレンズ13の焦点距離をf 1、共有レンズ16の焦点距離をf 2とすると下記数式1で算出される。
従って、このアフォーカル倍率Maを大きくして大画面化を行うためには、上記数式1の分子である共有レンズ16の焦点距離をf 2を大きくするか、または分母である個々のレンズ13の焦点距離をf 1を小さくしなければならない。
数式1の分子である共有レンズ16の焦点距離をf 2を大きくすることを考えてみる。共有レンズ16は、二次元画像表示装置11を拡大する機能以外に、別の機能を有している。それは、二次元画像表示装置11(または対応する個々のレンズ13)と光軸19との相対位置に応じた指向性を与えることにより、立体視可能な最大範囲、すなわち視域を規定する機能である。
この視域と焦点距離f 2との関係は、無限遠物体からの平行光束を焦点距離f 2のレンズで撮影する場合の半画角θと像高Xとの一般式と同様であり、下記数式2の関係となる。
従来例の場合、Xが物体高の最大値、すなわち二次元画像表示装置アレイ10における光軸19から最も離れた二次元画像表示装置11の画像中心と光軸19との距離である。そして、f 2が共有レンズ16の焦点距離、θが共有レンズ16で屈折される平行光束の方向と光軸19のなす角である。視域(視域角)は2θで与えられる。
数式2におけるXは二次元画像表示装置アレイ10の大きさで決まる一定値であるから、共有レンズ16の焦点距離f 2を大きくする場合には、視域角2θが小さくなる。従って、 倍率を上げるために数式1における分子である共有レンズ16の焦点距離f 2を大きくすると、視域角が狭くなってしまう。よって、焦点距離f 2を大きくすることはできず、事実上、固定値となることがわかる。
例えば、個々の二次元画像表示装置11として、サイズが20mm×20mm(対角長:約28mm(約1.1インチ))の小型液晶パネルを図10(b)のような配置で水平10個×垂直10個、200mm×200mm程度の面積に並べた場合の例を説明する。
このとき、光軸19から最も離れた小型液晶パネルの光軸19からの距離、即ち最大の物体高Xは140mm程度である。視域角として2θ=30度を確保すると仮定すると、共有レンズ16の焦点距離f 2は数式2より、f 2=520mm程度となる。
数式1で算出されるアフォーカル倍率Maを大きくして大画面化するために、数式1の分子を小さくする、すなわちレンズアレイ12を構成する個々のレンズ13の焦点距離f 1を短くすることを考える。上記例の場合、小型液晶パネルの各々に対応する個々のレンズ13のサイズは、有効径が30mm程度のものが必要になるが、この口径の単レンズで実現できる最短の焦点距離は、たとえ屈折率が2程度の高屈折率材料を使用したとしても、f 1=15mm程度が限界である。実際には、結像性能を保証できる程度の焦点距離はもう少し長くなるが、限界値としてf 1=15mmとして計算を行なう。このときのアフォーカル倍率Maを数式1により算出すると、Ma=35倍となるから、1.1インチの小型液晶パネルの2次元表示画像が35倍の39インチ程度の画面サイズで共通像面18に三次元画像表示することになる。
上記構成の従来例の三次元画像表示装置において、小型液晶パネル上の表示画面を複数の小領域に分割し、これら分割した各小領域をそれぞれ二次元画像表示画面とすることにより、二次元画像表示装置11の個数及び二次元画像表示装置アレイ10のアレイ数を減らす場合、アフォーカル倍率Maはこれ以上大きくできないため、分割して領域が小さくなるのに比例して、共通像面18に三次元画像表示する画面サイズが小さくなっていく。例えば、縦方向及び横方向をそれぞれ2分割した2×2分割の場合は約20インチ、4×4分割の場合は約10インチ、8×8分割の場合は約5インチとなる。前述したように、結像性能を保証するf 1の値はもう少し大きいため、更にアフォーカル倍率Maは小さくなり、従って表示画面サイズもさらに小さくなる。一般的なプロジェクション型ディスプレイの表示画面サイズとして20インチ以下というのはかなり小さいサイズであるといえる。
上記したように、従来例の構成ではアフォーカル倍率Maをレンズアレイ12を短焦点化することでしか制御できないために、表示画面を大画面化することが容易ではない。そしてこの課題は、個々の二次元画像表示装置11の表示領域を分割する場合は更に大きな課題となる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものである。
従来例のアフォーカル光学系の前段に、新たな光学系を構成要素として付加することによって解決する。
請求項1に係る三次元画像表示装置は、1つの二次元画像表示装置のみを用いて構成される。この1つの二次元表示装置の表示画面を、水平方向が一致しないように水平方向および垂直方向の位置が決定される小領域に分割し、この分割した小領域に複数の視差画像を表示する。第1の物体面であるこれらの複数の視差画像をアフォーカル光学系の前段に新たに配置した光学系(以下、これを前置光学系という)により所望の大きさに拡大して結像させ、これら拡大して結像された複数の視差画像を第2の物体面として前記アフォーカル光学系にリレーさせるように構成することを特徴とする。
この前置光学系は、第1の物体面である二次元表示素子上の複数の視差画像を拡大する投射レンズ群、そしてこの結像面に重ねて配置された光線偏向手段(フレネルレンズ)と拡散板とから構成される。フレネルレンズと拡散板の面付近で結像された複数の視差画像は、テレセントリックな光線状態になるようにフレネルレンズで屈折されるとともに、拡散板により射出瞳の大きさが拡大されて後段のアフォーカル光学系に入射される。
請求項2に係る三次元画像表示装置は、請求項1に係る三次元画像表示装置で用いる二次元表示装置を複数個使用することを特徴とする。従来例も二次元表示装置を複数個使用するが、本発明によればその個数は大幅に少なくて済む点が従来例と異なる。
また、これら複数の二次元画像表示装置の配置の仕方は、従来例のように水平方向と垂直方向が一致しないように並べる必要はなく、正方配置でよい。
本発明の概要は上に述べた通りであるが、これをより構成要件の形で簡潔に記載すれば、以下の(1)〜(2)のようになる。
(1)表示画面上に、この表示画面の画面サイズより小さい画面サイズの複数の画像を、それぞれの前記画像の水平位置が一致しないように水平方向および垂直方向に配置して表示する二次元画像表示手段と(110)、
前記二次元画像表示手段に表示される前記複数の画像をそれぞれ拡大投射する投射手段と(112〜114)、
前記投射手段によって拡大投射された前記複数の画像のそれぞれの画像光をテレセントリックになるように変換する光線偏向手段と(115)、
前記光線偏向手段の後段に配置される複数のレンズからなるレンズアレイであって、前記光線偏向手段を通過した前記複数の画像光に対応する各画像の画像中心と前記各レンズの光軸とが一致するように前記各レンズが配置されるレンズアレイと(12)、
前記光線偏向手段の近傍に配置される光拡散手段であって、前記二次元画像表示手段、前記投射手段、前記光線偏向手段及び前記レンズアレイからなる光学系の射出瞳を所定のサイズに拡大する光拡散手段と(116)、
前記レンズアレイの後段に配置される複数の開口部からなる開口アレイであって、前記射出瞳のサイズより小さいサイズの前記複数の開口部が、前記レンズアレイを構成する各レンズに対応して配置される開口アレイと(15)、
前記開口アレイの後段に配置され、前記レンズアレイと組み合わせてアフォーカル光学系を構成する共有レンズと(16)、
前記共有レンズの後段に配置される垂直拡散板と(17)、
を有することを特徴とする投射型三次元画像表示装置。
(2)1つの前記二次元画像表示手段と1つの前記投射手段とを対として、それぞれを複数用いることを特徴とする上記(1)に記載の投射型三次元画像表示装置。

本発明によれば、二次元画像表示装置内に複数の視差画像を表示させ、それらの視差画像を予め所望のサイズに拡大した後に、その拡大された視差画像をアフォーカル光学系にリレーさせることにより、従来実現が困難であった大画面化と広視域化とを両立させた三次元画像表示が可能となる。
また、二次元画像表示装置内に複数の視差画像を表示させることにより、二次元画像表示装置が1つで済むので、コストダウンと装置の小型化が可能となる。
更に、上記二次元画像表示装置を複数個用いた第二の発明によれば、上記各効果を維持しながら、より高解像度の三次元画像表示が可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の第1実施例の投射型三次元画像表示装置の上面方向からの概略図である。また図2は、同装置の側面方向からの概略図である。なお、図1及び図2において同一の構成要素には同一の符号を付している。
図1及び図2において、101はランプ光源、102は照明光学系、110は反射型液晶表示素子、111は偏光ビームスプリッタ、112は入射側の投射レンズ、113は投射レンズ内部の開口絞り、114は射出側の投射レンズ、115はフレネルレンズ、116は拡散板、12はレンズアレイ、13はレンズアレイ12を構成する個々のレンズ、14は開口アレイ、15は開口アレイ14を構成する個々の開口、16は共有レンズ、17は垂直方向拡散板、18は像面、19は光軸を表す。
薄い灰色で描かれた領域120は、反射型液晶表示素子110の光軸付近に表示された二次元画像からの光線のうち、開口絞りアレイ14の光軸19付近の開口を通過する光束を表す。そして、この薄い灰色の領域120の内部にある実線121は、この画像の端部からの主光線を表し、その上下に描かれた破線122は、主光線に付随する周縁光線を表す。
また、濃い灰色で描かれた領域130は、反射型液晶表示素子110の光軸から外れた位置に表示された画像からの光線のうち、開口絞りアレイ14の光軸19から外れた開口を通過する斜め方向の光束を表す。そして、この領域130の内部にある実線131は、画像の端部からの主光線を表し、その上下に描かれた破線122は周縁光線を表す。
図1の反射型液晶表示素子110は、素子の表示領域を複数の小領域に分割し、その分割したそれぞれの少領域毎に複数の視差画像を同時に表示する。図1は、図の簡略化のため、2つの視差画像だけを反射型液晶表示素子110に表示した場合例であるが、実際は反射型液晶表示素子110には少なくとも50以上の視差画像を同時に表示させる。
図1の反射型液晶表示素子110に表示された2つの視差画像からの光線を薄い灰色の領域120と濃い灰色の領域130で示す。
薄い灰色の領域120は、反射型液晶表示素子110の光軸19付近に表示させた二次元画像からの光線を示しており、光軸19上に位置する図示しない観察者に対して垂直に入射するほぼ平行な指向線光線を示している。ほぼ平行とは、周縁光線122で示すように広がりを持っているため、完全な平行光束ではないという意味である。観察者の瞳には、この太い指向性光線のうち、瞳径で切り取られた一部の光束のみが入射する。
濃い灰色の領域130は、反射型液晶表示素子110の中心から外れた位置に表示させた二次元画像からの光線を示しており、図示しない観察者に対して斜めに入射する指向性光線を示している。図1では、わずか2本の指向性光線が大きな角度で交わっているが、実際には、前述したように、刻み角0.2度〜0.4度毎に少なくとも50本以上の指向性光線が観察者に提示されることになる。これらの多数の指向性光線による三次元画像の形成の原理については非特許文献2等に記載されているため、説明を省略する。
図1における反射型液晶表示素子110へのランプ光源101からの光の導入の仕方は、一般的な反射型液晶表示素子を用いたプロジェクターの光学系と同様である。図1においては照明光学系102として上記プロジェクターの光学系を1つのブロックで表している。以下に照明光学系102の内部構成及び光線処理動作について簡単に説明する。
キセノンランプ等のランプ光源101からの自然光が、照明光学系102に入力されると、偏光膜と位相板のアレイからなる偏光変換素子によって偏光に変換されるとともに、光学フィルタによって紫外線と赤外線の成分がカットされる。そして、いわゆるインテグレータを構成する前段のフライアイレンズおよび後段のフライアイレンズによって均一照明が行われる。一般的なインテグレータ照明と同様に、キセノンランプ等のアーク像を後段のフライアイレンズに結像させる。そして、前段のフライアイレンズを物点とする光線がコリメータレンズによりテレセントリックな状態にされた後の光線が、照明光学系102の出力光線となる。
この照明光学系102からの出力光線は直線偏光(S偏光)されており、S偏光の光線を反射しP偏光の光線を透過させる偏光ビームスプリッタ111によって反射され、反射型液晶表示素子110に垂直入射する。このとき、反射型液晶表示素子110の反射面と前段のフライアイレンズは結像関係にある。そして反射型液晶表示素子110の液晶の作用により偏光の振動面が回転されて前述のS偏光がP偏光になった場合にのみ、反射型液晶表示素子110からの反射光が偏光ビームスプリッタ111を透過して投射レンズ112の方向へ射出される。なお、上記説明のS偏光とP偏光の関係は逆であっても良い。
また、図1は、図の簡略化のため、単板式の光学系として描かれているが、反射型液晶表示素子110をR,G、Bそれぞれ3枚用いた3板式の光学系とすることが好ましい。この3板式の光学系については、一般的なプロジェクターの光学系としてよく知られており、ここでは説明を省略する。
この反射型液晶表示素子110は、多数の視差画像を同時に表示できるように、高い解像度を有する反射型液晶表示素子であるLCOS(Liquid Crystal On Silicon)を使用することが好ましい。特に、本出願人が製造、販売するLCOSであるD−ILA(登録商標)のうち、解像度が4096×2160のものを用いると、解像度QVGA(320×240)の視差画像の場合には少なくとも100枚以上同時に表示させることができ、解像度VGA(640×480)の視差画像を表示させる場合には少なくとも20枚以上同時に表示させることができる。
なお、LCOSの代わりに、DLP(登録商標)やHTPS(High Temperature Poly-Silicon:高温ポリシリコンTFT液晶)を用いることも可能である。その場合は、ランプ光源101および照明光学系102ならびに偏光ビームスプリッタ111を、各表示デバイスに適合するものに置き換えれば良い。
反射型液晶表示素子110から出射される二次元画像の光線は、偏光ビームスプリッタ111をテレセントリックな状態で透過した後、入射側の投射レンズ112、投射レンズ内部の開口絞り113、射出側の投射レンズ114からなる投射レンズ系により、フレネルレンズ115付近で結像される。この投射レンズ系は、一般のプロジェクター用に設計されたプロジェクションレンズをそのまま使用することができる。
反射型液晶表示素子110上に発生させる複数の視差画像は、図3に示すように斜めに配置する。垂直方向から測った傾斜角α[ラジアン]は、表示させる個々の視差画像120の数を水平m個、垂直n個とし、それぞれの画像のサイズを水平we、垂直heとしたとき、
下記数式3により算出することができる。
例えば、図3の場合はn = 8であり、個々の視差画像120のアスペクト比を
we : he = 16 : 9 に設定したとすると、傾き角αは 0.219[ラジアン]、即ち約12.5度となる。
なお、このような斜めの配置の仕方は、従来例における二次元画像表示装置アレイ10の配置の仕方と同様である。しかし、従来例は個々の二次元画像表示装置11を斜めに配置しているのに対して、本実施例では1つの反射型液晶表示素子110の2次元表示画面上に個々の視差画像120を斜めに配置している点で異なる。このような構成にすることにより、二次元画像表示装置11の個数及び二次元画像表示装置アレイ10のアレイ数を減らすことができ、それぞれの二次元画像表示装置11それぞれに必要なドライブ回路や照明光源等が必要なくなるので製造コストを抑えることが可能となる。さらに、各視差画像120をより接近させて配置させることができるので、従来例に比較して装置を小型化することが可能となる。
反射型液晶表示素子110上に発生させた個々の視差画像120は、入射側の投射レンズ112および射出側の投射レンズ114により拡大されて、フレネルレンズ115付近に所望のサイズで結像させる。この拡大像のサイズ、すなわち個々の視差画像120の拡大サイズを水平wp、垂直hpとすると、この光学系の倍率をMpとしてそれぞれ下記数式4及び数式5で表すことができる。
上記数式4および数式5において、前置光学系の拡大倍率Mpは、入射側投射レンズ112および射出側の投射レンズ114により任意の大きさに設定することができる。そしてこの前置光学系の拡大倍率Mpは、フレネルレンズ115の後段に配置したレンズアレイ12と共有レンズ16からなるアフォーカル光学系の倍率とは無関係である。従って、水平方向の観察範囲、すなわち視域角2θを狭めることなく、あるいは、レンズアレイ12を短焦点化することで結像性能を劣化させることなく、共通像面18に三次元画像表示する画面サイズを良好に拡大することが可能になる。
このアフォーカル倍率をMaとし、垂直方向拡散板17に表示する画面サイズを水平W 、垂直 Hとすると、下記数式6及び数式7で表すことができる。
ここで、フレネルレンズ115付近で結像された、反射型液晶表示素子110上の個々の視差画像120は、従来例と同様なアフォーカル光学系に入射させるのであるが、そのまま入射させたのでは不都合が生じる。それは、フレネルレンズ115を通して見た投射レンズ内部の開口絞りの大きさ、すなわち前置光学系の射出瞳が小さすぎることである。
上記問題の解決手法を以下に説明する。
図5はフレネルレンズ115で結像した画像を、レンズアレイ12と共有レンズ16からなるアフォーカル系に入射させた場合の光線状態を示す上面図である。図1との違いは、フレネルレンズ115の後に、拡散板116がないことである。拡散板116がないと、周縁光線122または132の拡がり角が小さいままのため、レンズアレイ12と共有レンズ16の共通焦点面に配置した開口アレイ14上における光束径は、図5の破線(周縁光線)で示すように、個々の開口15のサイズよりも小さくなってしまう。
図5に示す光線状態の場合に、垂直方向拡散板18を通して光線を観察すると図6(a)に示すような状態となる。図6では、開口アレイ14に8×8個の開口15が設けられており、その光透過部から64本の細長い指向性光線が垂直方向に拡散されていることを示している。これらの指向性光線のうち、代表的なものが図5に示す領域120および130である。
図6からわかるように、開口15のサイズに比べて、指向性光線の水平方向の幅が小さいために、開口15のサイズをいくらおおきくしても、指向性光線の幅を広げることはできない。これは、共通像面18に表示される三次元画像が水平方向に滑らかに接続せず、画像のとびが生じることになる。
上記問題をさらに詳しく説明するために、反射型液晶表示素子110に図3に示すような8×8個の視差画像120を表示させた場合を考える。この視差画像120は直方体と球からなる3次元オブジェクトを水平方向に異なる64方向から透視投影法で撮影またはCG描画したものである。このような視差画像群からの光線が、図5に示すような光線状態、すなわち開口アレイ14における光束径が開口サイズよりも小さい状態で、三次元表示させた場合、観察者には図7(a)に示すような画像が観察されることになる。
図7(a)に示す黒い帯状の部分は光の存在しない領域であり、これが画像のとびを表す。そして、これらの黒い帯と帯の間に短冊状の画像が7本見えているが、これが図3に示した複数の視差画像120のうち、7視差分の画像(の一部)である。この細長い短冊状の画像の水平幅を大きくすることができれば、図7(b)のような画像が観察されることになる。さらに短冊状の画像の水平幅を大きくして隣り合う画像が接触する程度になれば図7(c)のようになり、最終的に短冊状の画像が互いに重なり合うようにすれば、図7(d)のような良好な画像が得られる。これらの視差画像120の出射角度の調整を個々の開口のサイズ15または透過型二次元画像表示装置アレイの照明光学系により行い、水平方向の画像のとびをなくすのが従来例であった。
しかしながら、図5に示すような光線状態においては、開口サイズをどのように調整しても、画像のとびをなくすことはできない。開口サイズよりも光束径の方が小さいからである。また、照明光学系102をどのような出射角度にして反射型液晶表示素子110で照明しようとも、画像のとびをなくすことはできない。出射角度は、投射レンズ内部の開口絞り113で制限されているからである。
上記問題を解決するために本実施例では、図1に示すように、フレネルレンズ115の背後に拡散板116を配置することによって、出射角度を拡大する構成とした。拡散板116としては光を散乱させるタイプのものや、フライアイやレンチキュラーのような屈折させるタイプのもの、あるいは回折現象を利用したホログラフィックディフューザーなど、様々なタイプのものを使用することができる。短冊状画像の水平幅を拡大することが目的であるので、水平方向の拡散特性がより重要である。
図6(b)は、拡散角度が小さい拡散板116を使用した場合の指向性光線の様子を示した図である。図6(a)に比べてわずかに出射角度が大きくなった様子を示している。このときに実際に観察される画像が図7(b)である。黒い帯の部分が図7(a)に比べて細くなってはいるが、まだ画像のとびが残っている。
図6(c)は、上記より拡散角度の大きい拡散板116を使用した場合の指向性光線の様子を示した図である。隣り合う指向性光線は互いに接触しており、一見これで十分であるように思われる。しかし、実際に観察される画像は図7(c)に示すように、わずかに黒い筋が観察されてしまう。人間の目は画像の継ぎ目に大変敏感であるため、指向性光線を隣接させただけでは不十分である。
図6(d)は、十分に大きい拡散角度を有する拡散板116を使用した場合の指向性光線の様子を示した図である。隣り合う指向性光線が互いに重ね合わせるようになった様子を示している。このときに実際に観察される画像が図7(d)である。継ぎ目のない画像が得られていることがわかる。このような状態で、観察者が水平方向に移動すると、図3に示した64枚の視差画像120を画像発生源とする指向性光線からの透視投影像が網膜上に結像されて空間の三次元像が知覚されることになる。
拡散版116の拡散角度を上記より更に大きくしていくと、光パワーの損失が生じるようになる。図8はこの問題を示した図である。拡散板116で拡散された光線の一部が開口アレイ14でけられていることがわかる。このけられた光線の光量分だけ三次元画像が暗くなってしまうことになる。従って、拡散板116の拡散角度は開口アレイ14のサイズにマッチするように設定する必要がある。すなわち、図1に示すような光線状態を実現できる拡散角度にするのが良い。
図1は、投射レンズ内部の開口絞り113で規定される周縁光線122または132が、ちょうど開口アレイ14の個々の開口15のエッジ部分を通過する場合の例である。これは、投射レンズ内部の開口絞り113と開口アレイ14の個々の開口15とが共役の関係、すなわち、投射レンズ内部の開口絞り113の像が個々の開口15になることを意味している。
次に、第1実施例で得られる効果を維持しながら、より高解像度の三次元画像表示を実現する第2実施例について説明する。
図9は、本発明の第2実施例の投射型三次元画像表示装置の上面方向からの概略図である。なお、第1実施例の概略図と同一の構成要素には同一の符号を付している。
2枚の反射型液晶表示素子110aと110bを水平にアレイ状に並べてマルチ投射光学系を構成し、それぞれの投射光学系から出射される指向性画像を共通像面18上に結像させている。
またこの実施例は、ランプ光源101を共通化して使用する例である。すなわち、反射型液晶表示素子110aに対しては、偏光ビームスプリッタ111aで反射したS偏光を使用する。一方、反射型液晶表示素子110bに対しては、偏光ビームスプリッタ111aで透過したP偏光を位相板117によりS偏光に変換して、偏光ビームスプリッタ11bに入射させる。照明光学系102aと102bは、それぞれの反射型液晶表示素子に対して均一照明が実現されるように設定する。このような構成とすれば、ひとつのランプ光源101で複数の投射光学系に光を供給できるので、コストを抑制することが可能となる。また装置を小型化することが可能となる。
図9において、射出側の投射レンズ114aおよび114b以降の光学部品は共通である。すなわち、フレネルレンズ115、拡散板116、レンズアレイ12、開口アレイ14、共有レンズ16、垂直方向拡散板17は共通である。
また、図9における投射光学系の配置の仕方は、図9に記載されたような水平方向のみではなく、垂直方向にも配置するなどして、マルチ投射の数を任意の数だけ増やすことが可能である。
これらの投射光学系は、従来例の2次元画像表示装置のように斜めに配置する必要はなく、正方配列でよい。これは図3に示すように、それぞれの投射光学系が有する2次元画像表示素子において視差画像120が斜めに配置されているからである。したがって本装置を製造する際に、従来例のように斜めに2次元画像表示装置をアッセンブリする必要が無いので、よりコンパクトにかつ容易にアッセンブリすることができる。
また図9に示す構成によれば、必要なデバイスの数を従来発明に比べて大幅に減らすことができる。例えば、4096×2160の反射型液晶表示素子を3板式で使用する場合には、3×4=12個の素子で8K4K解像度が可能であり、解像度640×480の100視差程度の高密度指向性表示が実現できることになる。
以上説明した実施例によれば、二次元画像表示装置内に複数の視差画像を表示させ、それらの視差画像を予め所望のサイズに拡大した後に、その拡大された視差画像をアフォーカル光学系にリレーさせることにより、従来実現が困難であった大画面化と広視域化とを両立させた三次元画像表示が可能となる。
また、実施例1によれば二次元画像表示装置内に複数の視差画像を表示させることにより、二次元画像表示装置が1つで済むので、コストダウンと装置の小型化が可能となる。
更に、実施例2によれば上記二次元画像表示装置を複数個用いることにより、上記各効果を維持しながら、より高解像度の三次元画像表示が可能となる。
また、本実施例では上記に加えて以下に示す付加的な効果も得られる。
レンズアレイと二次元画像表示装置との間に前置光学系を設けることにより、レンズアレイと二次元画像表示装置の距離が従来よりも大きくなるので、レンズアレイが二次元画像表示装置の照明系の熱的影響を受けにくくなる。したがって、レンズアレイの耐熱性の要求が低くなり、安価で加工性の高いプラスチックレンズを使えるようになる。
また、上記プラスチックレンズが使用可能となれば、レンズアレイの非球面形状化や回折光学素子化が容易になり、光学系の各種収差が減少して三次元画像の品質が飛躍的に向上する。
また、本実施例では、二次元画像表示装置上に表示した複数の視差画像の位置を画像処理によって容易に微調整することができるため、レンズアレイの偏心公差の精度が低くて済み、製造コストを下げることが可能となる。
本発明の三次元画像表示装置の第1実施例の概略図(上面図)である。 本発明の型三次元画像表示装置の第1実施例の概略図(側面図)である。 反射型液晶表示素子上に発生させる複数の視差画像の一例を示す図である。 レンズアレイの斜視図である。 拡散板を使用しない場合の光線状態を示す図である。 射出瞳の大きさと指向性光線の重なりの関係を示す図である。 射出瞳の大きさと観察される指向性画像の関係を示す概念図である。 射出瞳径が大きい場合に光量の損失が生じる様子を示す図である。 本発明の三次元画像表示装置の第2実施例の概略図(上面図)である。 従来例の構成図(その1)である。 従来例の構成図(その2)である。
符号の説明
10 二次元画像表示装置アレイ
11 個々の二次元画像表示装置
12 レンズアレイ
13 個々のレンズ
14 開口アレイ
15 個々の開口
16 共有レンズ
17 垂直方向拡散板
18 共通像面
19 光軸
101 ランプ光源
102 照明光学系
110 反射型液晶表示素子
120 個々の視差画像
111 偏光ビームスプリッタ
112 入射側の投射レンズ群
113 投射レンズ内部の開口絞り
114 射出側の投射レンズ
115 フレネルレンズ
116 拡散板
117 位相板


Claims (2)

  1. 表示画面上に、この表示画面の画面サイズより小さい画面サイズの複数の画像を、それぞれの前記画像の水平位置が一致しないように水平方向および垂直方向に配置して表示する二次元画像表示手段と、
    前記二次元画像表示手段に表示される前記複数の画像をそれぞれ拡大投射する投射手段と、
    前記投射手段によって拡大投射された前記複数の画像のそれぞれの画像光をテレセントリックになるように変換する光線偏向手段と、
    前記光線偏向手段の後段に配置される複数のレンズからなるレンズアレイであって、前
    記光線偏向手段を通過した前記複数の画像光に対応する各画像の画像中心と前記各レンズの光軸とが一致するように前記各レンズが配置されるレンズアレイと、
    前記光線偏向手段の近傍に配置される光拡散手段であって、前記二次元画像表示手段、前記投射手段、前記光線偏向手段及び前記レンズアレイからなる光学系の射出瞳を所定のサイズに拡大する光拡散手段と、
    前記レンズアレイの後段に配置される複数の開口部からなる開口アレイであって、前記射出瞳のサイズより小さいサイズの前記複数の開口部が、前記レンズアレイを構成する各レンズに対応して配置される開口アレイと、
    前記開口アレイの後段に配置され、前記レンズアレイと組み合わせてアフォーカル光学系を構成する共有レンズと、
    前記共有レンズの後段に配置される垂直拡散板と、
    を有することを特徴とする投射型三次元画像表示装置。
  2. 1つの前記二次元画像表示手段と1つの前記投射手段とを対として、それぞれを複数用いることを特徴とする請求項1に記載の投射型三次元画像表示装置。
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