JP4706015B2 - 使い捨て布帛挿入器 - Google Patents

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本発明は、例えば内視鏡下手術などに用いられるトロカールに挿入され被手術者の体内に布帛を挿入する使い捨て布帛挿入器に関する。
従来、外科手術は、腹部や胸部などを大きく皮膚切開して行なわれていた。しかしながら、近年の様々な医療機器の発達により、今日では従来のような大きな皮膚切開を必要とせず、直系2mm〜10mm程度の小穴を皮膚に数箇所穿設し、内視鏡を用いてこれら小穴のみにより手術をすることが可能となっている。
このような内視鏡下手術は、皮膚に穿設した小穴に筒状のトロカール(Trocar tube)を挿入した後、トロカールにCCDカメラ(内視鏡)、あるいは長尺状の鞘を有する専用鉗子などを挿入して行なわれるものであり、この内視鏡下手術は、傷口が比較的小さいために手術後の痛みが少なく、皮膚の傷が目立ちにくく、体内での癒着が少なく手術後の腸閉塞が少ないなどの点が、従来の開腹手術に対するメリットとして挙げられる。
しかしながら、内視鏡下手術では、従来の開腹手術と比較して皮膚に穿設する穴が小さくて済むものの、腹腔内の出血は通常の開腹手術と同様に発生する。
このような腹腔内の出血などは、腹腔内に布帛を挿入して取り除くことが容易でないため、専用の細径ノズルによる吸引器にて除去されることが多い。また、このような吸引器による吸引が不十分な場合には、トロカール内を通して布帛を腹腔内に挿入して吸液させることもある。また、癒着した組織の剥離、さらには組織の保護を目的として腹腔内に布帛を挿入する場合もある。いずれの場合においても、内視鏡下手術において、腹腔内に布帛を素早く挿入する操作が必要となる。
トロカール内を通して腹腔内に布帛を挿入する技術としては、例えば腹腔鏡下手術用鉗子により布帛を挟みながら布帛をトロカール内で移動させる方法がある。
しかしながら、トロカール内には、気密性を保持するための複雑な弁が多数設けられているため、上述のような方法では、鉗子が弁に引っ掛かり、そこで布帛が詰まってしまい、布帛の挿入に支障を来たす場合があった。また、布帛を挟む腹腔鏡下手術用鉗子の先端部分の外径寸法が最大となってしまうため、トロカールの内径寸法をこの腹腔鏡下手術用鉗子の先端部分の外径寸法以上としたり、布帛を小型にしたりする必要があった。
そこで、細長円筒状のトロカール補助部品内に予め布帛を挿入し、この補助部品をトロカールに挿入した後に腹腔鏡下手術用鉗子により布帛を出血箇所に押出す方法が有効である。この方法により、腹腔鏡下手術用鉗子の先端で布帛をトロカール内で押進めて移動させることが可能となり、トロカールの内径寸法の問題、あるいは布帛を小型化する問題が解消できた(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−102738号公報(第3−5頁、図3−8)
しかしながら、上述の布帛挿入器は、細長円筒状のトロカール補助部品と内部に収容された布帛のみの構造であり、トロカール補助部品の布帛は、腹腔鏡下手術用鉗子の先端により押出されるため、この押出しが容易でなく、トロカール補助部品内で布帛が詰まってしまい、手術が中断してしまうおそれがあるという問題点を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、トロカール内での布帛の詰まりなどを引き起こすことなく布帛を円滑に被手術者の体内に挿入可能な使い捨て布帛挿入器を提供することを目的とする。
請求項1記載の使い捨て布帛挿入器は、トロカールに挿入され被手術者の体内に布帛を挿入する使い捨て布帛挿入器であって、基端側および先端側がそれぞれ開口され、前記トロカールに挿入される筒状の挿入器本体と、この挿入器本体の基端から先端へと移動可能に前記挿入器本体に挿入された押出し棒とを備え、前記挿入器本体は、挿入された前記押出し棒の先端と先端側開口との間に布帛を収容し、前記押出し棒は、長尺状の棒本体と、この棒本体の基端側に設けられたストッパ部と、前記棒本体の先端側に設けられ布帛を前記挿入器本体の先端側開口から押出す押出し部とを有し、前記ストッパ部は、前記押出し棒を前記挿入器本体内に押込んだ状態で前記挿入器本体の基端側開口縁に当接することで前記押出し部近傍を前記挿入器本体の先端側開口から外方に位置する部分で停止させるように形成されているものである。
そして、先端側が開口されトロカールに挿入される筒状の挿入器本体に基端から先端へと移動可能に挿入された押出し棒の先端と挿入器本体の先端側開口との間に布帛を収容することで、挿入器本体の基端から先端へと押出し棒を移動させることにより布帛を挿入器本体の先端側開口から押出し可能となるとともに、押出し棒の先端部が挿入器本体の先端側開口から突出しすぎることをストッパ部の挿入器本体の基端側開口縁との当接によって防止可能で、かつ、押出し部と挿入器本体との間に布帛の一部が挟まってしまったまま布帛を押出そうとしても、押出し部近傍が挿入器本体の先端側開口から外方へと突出するので、トロカール内で布帛を詰まらせることなく布帛を円滑かつ確実に被手術者の体内に挿入可能となる。
請求項2記載の使い捨て布帛挿入器は、請求項1記載の使い捨て布帛挿入器において、挿入器本体は、基端側から先端側へと内径寸法が漸次大きくなるように形成されているものである。
そして、挿入器本体の内径寸法を基端側から先端側へと漸次大きくすることで、布帛を挿入器本体から押出す際に、布帛を挿入器本体に詰まらせることなく先端側開口から容易に押出し可能となる。
請求項3記載の使い捨て布帛挿入器は、請求項1または2記載の使い捨て布帛挿入器において、布帛は、ガーゼと不織布とのいずれか一方であるものである。
そして、布帛を、一般的に用いられるガーゼと不織布とのいずれか一方とすることで、例えば一般的な腹腔鏡下手術などに対応可能となる。
請求項4記載の使い捨て布帛挿入器は、請求項1ないし3いずれか一記載の使い捨て布帛挿入器において、滅菌袋に封入されているとともに、挿入器本体に収容された布帛が予め滅菌されているものである。
そして、滅菌袋に封入するとともに、挿入器本体に収容した布帛が予め滅菌されていることにより、滅菌袋から取り出すだけで容易に使用可能となり、かつ、布帛を滅菌する手間がなくなり、使い勝手が向上する。
請求項1記載の発明によれば、先端側が開口されトロカールに挿入される筒状の挿入器本体に基端から先端へと移動可能に挿入された押出し棒の先端と挿入器本体の先端側開口との間に布帛を収容することで、挿入器本体の基端から先端へと押出し棒を移動させることにより布帛を挿入器本体の先端側開口から押出しできるとともに、押出し棒の先端部が挿入器本体の先端側開口から突出しすぎることをストッパ部の挿入器本体の基端側開口縁との当接によって防止でき、かつ、押出し部と挿入器本体との間に布帛の一部が挟まってしまったまま布帛を押出そうとしても、押出し部近傍が挿入器本体の先端側開口から外方へと突出するので、トロカール内で布帛を詰まらせることなく布帛を円滑に被手術者の体内に挿入できる。
請求項2記載の発明によれば、挿入器本体の内径寸法を基端側から先端側へと漸次大きくすることで、布帛を挿入器本体から押出す際に、布帛を挿入器本体に詰まらせることなく先端側開口から容易に押出しできる。
請求項3記載の発明によれば、布帛を、一般的に用いられるガーゼと不織布とのいずれか一方とすることで、例えば一般的な腹腔鏡下手術などに対応できる。
請求項4記載の発明によれば、滅菌袋に封入するとともに、挿入器本体に収容した布帛が予め滅菌されていることにより、滅菌袋から取り出すだけで容易に使用でき、かつ、布帛を滅菌する手間がなくなり、使い勝手を向上できる。
以下、本発明の一実施の形態の構成を図1および図2を参照して説明する。
図2において、1はトロカール(Trocar tube)を示し、このトロカール1は、内視鏡下手術にて、被手術者の皮膚2に穿設した小穴3に挿入され、図示しないCCDカメラ(内視鏡)、あるいは長尺状の鞘を有する図示しない専用鉗子などを被手術者の体内、例えば腹腔4内に挿入可能とするものである。
そして、このトロカール1は、筒状のトロカール本体6と、このトロカール本体6の先端に突設された細長筒状の挿入筒部7とを有している。
トロカール本体6は、挿入筒部7よりも開口が大きく形成され、被手術者の体外に位置し、CCDカメラ、あるいは鉗子などの挿入側となっている。さらに、このトロカール本体6には、気密性を維持するための弁体8が開閉可能に設けられている。この弁体8は、図示しないばねなどにより、閉位置に付勢されている。
また、挿入筒部7は、先端が傾斜状に形成され、小穴3から腹腔4内に挿入される。
そして、このトロカール1には、腹腔4内に生じる血液などの体液の吸収、癒着した組織の剥離、あるいは組織の保護を目的として、例えばガーゼ、あるいは不織布などの布帛11を腹腔4内に挿入する使い捨て布帛挿入器12(以下、単に布帛挿入器12という)が挿入可能となっている。
布帛挿入器12は、図1および図2に示すように、予め滅菌された布帛11を内部に収容しトロカール1内に挿入される細長円筒状の挿入器本体15と、この挿入器本体15に挿入されてこの挿入器本体15内の布帛11を押出す押出し棒16とを有し、図示しない滅菌袋に封入されている。
なお、布帛挿入器12の滅菌に際しては、布帛挿入器12に布帛11を収容した状態で滅菌袋に収容して滅菌する方法が容易であるため、本実施の形態では、滅菌方法として放射線滅菌が好ましいが、他の種々の滅菌方法でもよい。
挿入器本体15は、例えばポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、PET、ABS、アクリル系合成樹脂などにより直径4mm〜15mm程度に形成され、少なくともトロカール本体6よりも長い軸方向寸法を有し、かつ、挿入筒部7の内径寸法よりも小さい外径寸法を有している。
また、この挿入器本体15の一端側、すなわちトロカール本体6よりも外部に突出する基端部の開口は、他端側、すなわち挿入筒部7に挿入される先端側よりも縮径されており、この挿入器本体15の先端部には、布帛11を押出し可能な先端側開口としての布帛押出し孔22が開口形成されている。この布帛押出し孔22は、使用時に取り外すキャップ23により閉塞され、塵埃などの内部への侵入が防止されている。なお、このキャップ23は必ずしも必要なものではない。そして、挿入器本体15は、内径寸法が基端側から先端側へと漸次大きくなるように形成されている。
なお、挿入器本体15の内径寸法を大きくする際には、その肉厚が基端側から先端側へと漸次薄くなるように形成することがトロカール1の挿入筒部7の内径寸法などの面で好ましいが、挿入器本体15の厚みを一定として外径寸法も内径寸法とともに大きくなるように形成しても構わない。
一方、押出し棒16は、挿入器本体15の軸方向寸法以上の軸方向寸法を有する長尺状に形成されるとともに挿入器本体15の内径寸法以下の最大外径寸法を有し、挿入器本体15の基端側から挿入されている。また、この押出し棒16は、細長長尺状の棒本体25を備え、この棒本体25の一端側である基端側には、押出し棒16の挿入器本体15内への入り込み防止用のストッパ部26が設けられ、かつ、棒本体25の他端側である先端側には、布帛11を布帛押出し孔22から押出す押出し部27が設けられている。
棒本体25は、挿入器本体15の基端側の開口に対しても挿通自在となるように比較的細く形成されている。
また、ストッパ部26は、棒本体25よりも径大に形成され、押出し棒16を挿入器本体15内に押込んだ際に挿入器本体15の基端側開口縁に当接して、押出し棒16が挿入器本体15内に入り込むことを防止するとともに、押出し部27付近のみが挿入器本体15の布帛押出し孔22から外方に位置する部分で停止するように形成されている。
さらに、押出し部27は、棒本体25よりも径大に形成され、挿入器本体15の内径寸法よりも若干小さい外径寸法を有し、押出し棒16を挿入器本体15に対して最大に引出した状態でも、挿入器本体15の基端側から押出し棒16が抜けないようになっている。
そして、この押出し部27の先端と布帛押出し孔22との間にて、挿入器本体15内に布帛11が収容されている。なお、この布帛11の収容位置は、挿入器本体15の先端側寄りの位置とすることが好ましいが、押出し部27の先端と布帛押出し孔22との間であれば、その位置を限定されるものではない。
次に、上記一実施の形態の作用を説明する。
布帛11を挿入するに際しては、滅菌袋から布帛挿入器12を取り出してキャップ23を取り外し、被手術者の皮膚2に穿設した小穴3にトロカール1の挿入筒部7を挿入した状態で、このトロカール1に布帛挿入器12の挿入器本体15の先端側を、弁体8を開きつつ挿入して、押出し棒16を押込むことで押出し部27にて布帛押出し孔22から布帛11を腹腔4内へと押出す。
また、布帛11を補充する際には、使用済みの布帛挿入器12をトロカール1から取り外し、新たな布帛挿入器12を滅菌袋から取り出してトロカール1に挿入して使用する。
このように、上記一実施の形態によれば、トロカール1に挿入される挿入器本体15に基端から先端へと移動可能に挿入された押出し棒16の先端と挿入器本体15の布帛押出し孔22との間に布帛11を収容することで、挿入器本体15の基端から先端へと専用の押出し棒16を移動させることにより布帛11を布帛押出し孔22から押出しでき、例えば腸把持鉗子などを用いて布帛を布帛押出し孔から押出す場合と比較して、トロカール1内で布帛11を詰まらせることなく布帛11を円滑に被手術者の腹腔4内に挿入できる。
しかも、布帛挿入器12は、布帛11を収容した円筒状の挿入器本体15と押出し棒16とにより構成される比較的簡単な構造であるため、製造コストを抑制できるとともに、布帛挿入器12の外部構造、すなわち挿入器本体15の外形形状も簡単であるため、気密性を要するトロカール1へ布帛挿入器12を容易に挿入できる。
さらに、布帛挿入器12を次々に交換して布帛11を腹腔4内に挿入できるので、特に腹腔4への布帛11の挿入が少量で済む場合には、本実施の形態の布帛挿入器12は使用のメリットが大きい。
そして、布帛挿入器12は使い捨てであるため、布帛挿入器を繰り返し使用する場合と比較して衛生的となる。
また、挿入器本体15は、内径寸法を基端側から先端側へと漸次大きくすることで、布帛11を挿入器本体15から押出す際に、徐々に布帛11が折り重なって固まりになっても布帛11を挿入器本体15内で詰まらせることなく布帛押出し孔22から容易に押出しできる。
しかも、挿入器本体15は、内径寸法を基端側から先端側へと漸次大きくしているので、外径寸法は基端側から先端側まで略同一であるから、トロカール1の挿入筒部7の内径寸法および外径寸法を大きくする必要がなく、被手術者の皮膚2に穿設する小穴3の大きさを必要最小限とすることができ、被手術者への負担を低減できる。
さらに、布帛11を先端側寄りに収容することで、押出し棒16の移動が少なくて済み、布帛11を容易に押出しできるとともに、未使用状態での押出し棒16の基端側の挿入器本体15からの突出量が小さくなるので、布帛挿入器12を封入した滅菌袋の大きさを抑制でき、収納スペースを抑制できる。
そして、押出し棒16の基端側にストッパ部26を設けることにより、押出し棒16を挿入器本体15に最大に押込んだ状態で押出し棒16の押出し部27のみが挿入器本体15の布帛押出し孔22から外方に位置するように押出し棒16を止めることができる。
この結果、押出し棒16の先端部が挿入器本体15の布帛押出し孔22から突出しすぎることを防止できるとともに、使用の際、押出し部27と挿入器本体15との間に布帛11の一部が挟まってしまったまま布帛11を押出そうとしても、例えば押出し部27が布帛押出し孔22より内方の位置で止まる場合のように布帛11が出て行かなくなることがなく、布帛11を布帛押出し孔22から確実に押出しできる。
また、布帛挿入器12を滅菌袋に封入するとともに、挿入器本体15に収容した布帛11が予め滅菌されていることにより、滅菌袋から取り出すだけで布帛挿入器12を容易に使用でき、かつ、布帛11を滅菌する手間がなくなり、使い勝手を向上できる。
さらに、布帛11を、一般的に用いられるガーゼ、あるいは不織布とすることで、一般的な腹腔鏡下手術に容易に対応できる。
なお、上記一実施の形態において、布帛11を挿入器本体15内に複数収容し、押出し棒16の押込み量に応じて布帛11を布帛押出し孔22から順次押出すように構成することも可能である。
また、上記実施の形態以外でも、上記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも可能である。
本発明の一実施の形態の使い捨て布帛挿入器を示す斜視図である。 同上使い捨て布帛挿入器の使用状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 トロカール
11 布帛
12 使い捨て布帛挿入器
15 挿入器本体
16 押出し棒
22 先端側開口としての布帛押出し孔
25 棒本体
26 ストッパ部
27 押出し部

Claims (4)

  1. トロカールに挿入され被手術者の体内に布帛を挿入する使い捨て布帛挿入器であって、
    基端側および先端側がそれぞれ開口され、前記トロカールに挿入される筒状の挿入器本体と、
    この挿入器本体の基端から先端へと移動可能に前記挿入器本体に挿入された押出し棒とを備え、
    前記挿入器本体は、挿入された前記押出し棒の先端と先端側開口との間に布帛を収容し
    前記押出し棒は、
    長尺状の棒本体と、
    この棒本体の基端側に設けられたストッパ部と、
    前記棒本体の先端側に設けられ布帛を前記挿入器本体の先端側開口から押出す押出し部とを有し、
    前記ストッパ部は、前記押出し棒を前記挿入器本体内に押込んだ状態で前記挿入器本体の基端側開口縁に当接することで前記押出し部近傍を前記挿入器本体の先端側開口から外方に位置する部分で停止させるように形成されている
    ことを特徴とした使い捨て布帛挿入器。
  2. 挿入器本体は、基端側から先端側へと内径寸法が漸次大きくなるように形成されている
    ことを特徴とした請求項1記載の使い捨て布帛挿入器。
  3. 布帛は、ガーゼと不織布とのいずれか一方である
    ことを特徴とした請求項1または2記載の使い捨て布帛挿入器。
  4. 滅菌袋に封入されているとともに、挿入器本体に収容された布帛が滅菌されている
    ことを特徴とした請求項1ないし3いずれか一記載の使い捨て布帛挿入器。
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