JP4705270B2 - 包丁差し具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として流し台のキャビネットの扉の裏側に取り付けられ、使用される包丁差し具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から調理に使う包丁7は、図7に示すように、シンク5bが設けられた流し台キャビネット5の扉5aの裏側に取り付けられた包丁差し具6に収納保持されるようになっていた。
【0003】
図8は、このように流し台キャビネット5の扉5aの裏側に取り付けられる従来の包丁差し具6の斜視図である。図示したように、この包丁差し具6は、上面に複数の長孔6a,6b,6c,6dを設けた箱状のものであり、この長孔6a,6b,6c,6dに、包丁7の刃先を縦方向に差し込むことにより、包丁7の広幅となった柄の部分を、この長孔6aの周縁に当接させ、包丁7を懸吊するようにしている。
【0004】
ここにおいて、従来の包丁差し具6は、長さの異なる種々の包丁を収納できるように、その縦方向の長さが、刃が最も長い包丁に合わせて形成されていた。また、限られた横幅内に複数の包丁を効率良く収納できるように、その上面に形成される長孔6a〜6dは、前後方向(図8において左手前から右奥方向)にある程度、重なり合うように斜めに形成されていた。
【0005】
また、この他に扉の裏面ではないが、キャビネット側に設けるものとしては、キャビネットに出し入れ自在に設けられた引き出しの内部に、包丁の受け具を取り付け、ここに包丁を寝かして収納するようにしたものもあった。
【0006】
なお、図8において、符号6eは、包丁差し具6をキャビネット5の扉5aの裏面に取り付けるためのねじの取付凹部、6fは、包丁差し具6に懸吊された包丁の刃先を外部から確認するための開口を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の包丁差しは、長い包丁を収納できるように、その縦方向の寸法が大きく形成されていた。また、限られた横幅内に多数の包丁を収納するために長孔が斜めに形成されていたので、前後方向の厚みも大きくなっていた。
【0008】
ここにおいて近年、流し台キャビネットの収納量を増やすために、その下端の台輪と称される蹴込みの部分を有効活用し、ここに引き出しを設けたものが開発され、徐々にその普及がはかられつつある。この種の台輪部分に引き出しを設けたキャビネットは、引き出しの高さを確保するために、相対的に扉の下端位置が高くなっているので、従来のように縦方向の寸法が大きな包丁差し具は、取り付けられないという問題が生じている。
【0009】
また、流し台キャビネットの内部上側には、シンクが張り出しているので、ここに包丁を横方向に収納するような引き出し具を設けることはできないという問題点もあった。
【0010】
本発明は、上記従来の包丁差し具が有していた問題点を解決し、台輪部分に引き出しが設けられた流し台キャビネットの小さな扉に適合した包丁差し具を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明のうち、請求項1記載の発明は、流し台キャビネットの扉の裏面に取り付けられる包丁差し具を、上面に包丁の刃を縦方向に挿入可能な長孔が、列状に設けられた薄い箱状の包丁垂直保持部と、該包丁垂直保持部の前面に設けられ、上面に包丁を横方向に収納可能な包丁の平面輪郭形状に応じた凹所が設けられた包丁水平保持部とで構成した。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成中、包丁水平保持部の上面の凹所を、互い違いに前後方向に少なくとも一対設けたとの限定を付したことを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、包丁水平保持部が、取り替え可能に包丁垂直保持部の前面に係合するようにした構成を加えたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の包丁差し具1の斜視図、図2は、その正面図、図3は平面図、図4は右側面図である。図示したように、この包丁差し具1は、後側(図1において右奥側)の平板状の部分と、その上部の前側(図1において左手前側)に突出した横長の直方体形状の部分とからなる。
【0016】
後側の平板状の部分は、包丁垂直保持部2であり、図6に示すように裏面が開放された薄い箱形に合成樹脂で成形され、その上面に包丁の刃(図示せず)を縦方向に挿入可能な長孔21,22,23,24を、横方向に一列に並んで設けたものである。また、この包丁垂直保持部2の左右両側には、ねじ孔部25に連続したねじ取付凹部26が設けられ、上部周縁には、係合段部(図示せず)が設けられると共に、この係合段部の近傍に、後述する連結ねじ4のねじ孔(図4に符号27で示す)が設けられている。
【0017】
前側の直方体形状の部分は、包丁水平保持部3であり、上面に図示しない包丁の平面(上面)輪郭形状に対応した形状の凹所31,32を、互い違いに一対、設けたものであり、上記包丁垂直保持部1と同様に、合成樹脂で成形されている。ここにおいて、この凹所31,32は、大型の包丁を収納できるように、その左右の幅いっぱいに形成され、狭幅の刃収納部31a,32aと、この刃収納部31a,32aに連続した広幅の柄収納部31b,32bとからなる。そして、この柄収納部31b,32bは、収納された包丁の柄の部分との間に指先を挿入できるように、包丁の柄の幅よりも幅広に形成され、さらに、その内部には、柄の落ち込みを防止すると共に、包丁水平保持部3自体の強度を向上させるためのリブ31c,32cが設けられている。また、包丁水平保持部3の左右両側の所定位置には、前記連結ねじ4を挿通させるための挿通孔(図示せず)が設けられている。
【0018】
本発明の包丁差し具1は、上記の構成を有している。そして、その取り付けは、まず包丁垂直保持部2を、その両側に設けられたねじ孔部25を利用して流し台キャビネットの扉の裏面にねじ止め固定し、次いで、この包丁垂直保持部2の前面に形成された段部に包丁水平保持部3の後端を嵌め込み、この状態で側方の挿通孔からねじ孔27に連結ねじ4を締め込み、両者を一体的に連結することにより行われる。
【0019】
このようにして流し台キャビネットの扉の裏面に取り付けられた本発明の包丁差し具1は、包丁垂直保持具2の長孔21,22,23,24に、短い包丁をその刃先を縦方向に挿入することにより、この包丁が柄の部分で懸吊保持され、また、長い包丁は、包丁水平保持部3の凹所31,32に包丁を水平に差し込むことにより保持される。このように本発明の包丁差し具1では、包丁垂直保持部2には、短い包丁が保持されるので、その縦方向の長さが短く、台輪部分に引き出しが設けられることにより、上下方向の寸法が短くなった流し台キャビネットの扉にも取り付けることが可能であり、また、この包丁垂直保持部2は、包丁が横方向に一列に並んで収納されるので、厚さが薄く、かつ、その前方に設けられた包丁水平保持部3も包丁収納保持用の凹所31,32が互い違いに設けられているので、その前後方向(図3において上下方向)の寸法が最小となり、流し台キャビネットの内部にシンクの底面が突出していたとしても、このシンクと接触するおそれはなく、扉の開閉が妨げられるおそれはない。
【0020】
以上のように、本発明の包丁差し具1は、台輪部分に引き出しが設けられた流し台キャビネットに好適に利用されるものである。
【0021】
なお、図示した実施の形態では、包丁水平保持具3に設けられた凹所31,32は、手前側のものが、包丁の刃先を左方向にして収納し、奥側のものが、反対に包丁の刃先を右側にして収納するようにしたものを例示したが、利き手に応じて、あるいは取り付けられる扉の方向などにより、その収納方向を反対にしたい場合も想定され、このような場合、本発明の包丁差し具1では、包丁水平保持部3が包丁垂直保持部2に連結ねじ4を用いて着脱可能に連結されているので、対応した凹所が設けられた包丁水平保持部(図示せず)を別途、用意し、取り替えることも可能である。また、このような対応を犠牲にすれば、包丁垂直保持部2に包丁水平保持部3を一体成形し、その製造、組立コストを削減することもできる。
【0022】
また、図示した実施の形態では、包丁水平保持部3の前後方向の寸法を短くするため、包丁を収納保持する凹所31,32を互い違いに設けた例を示したが、キャビネット内方に寸法的な余裕がある場合は、凹所を使い易いように同方向に形成しても良く、またこの凹所の大きさや形状、および設ける数も任意であり、例えば、包丁の種類に応じて、異なる大きさと形状の凹所を複数、設けるようにしても良い。
【0023】
さらにまた、図示した実施の形態では、包丁垂直保持部2の厚さを薄くするために、その上面に形成される長孔21〜24を、一直線上に一列に並べたものを例示したが、この長孔21〜24は、前後方向に重なり合わないように列状に設けられていれば良く、例えば、各長孔が、並んだ方向に対して多少傾斜していても良い。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち、請求項1記載の発明は、包丁差し具を、短い包丁に対応した包丁垂直保持部と、長い包丁に対応した包丁水平保持部とで構成したので、その上下方向の寸法が小さくなり、台輪部分に引き出しを設けることにより、扉の大きさが制限された流し台キャビネットに対応して、その扉の裏面に取り付けることが可能となった。
【0025】
請求項2記載の発明は、包丁水平保持部の上面の凹所を、互い違いに前後方向に少なくとも一対、設けることとしたので、複数の長い包丁を最小の専有面積内に収納することができ、流し台キャビネットの内部に突出したシンクなどとの干渉を効果的に回避することができるという効果がある。
【0026】
請求項3記載の発明は、包丁垂直保持部の前面に設けられる包丁水平保持部を取り替え可能としたので、上記請求項1記載の発明の効果に加え、取り付け個所や使用者の好みなどに応じて、包丁差し具を最も使い勝手の良い状態に適合させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包丁差し具の実施形態を示した斜視図である。
【図2】図1に示した包丁差し具の正面図である。
【図3】図1に示した包丁差し具の平面図である。
【図4】図3のA−A線の断面図である。
【図5】図1に示した包丁差し具の右側面図である。
【図6】図1に示した包丁差し具の裏面図である。
【図7】包丁差し具の取付例を示した流し台キャビネットの斜視図である。
【図8】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 包丁差し具
2 包丁垂直保持部
3 包丁水平保持部
4 連結ねじ
21,22,23,24 長孔
25 ねじ孔部
26 ねじ取付凹部
27 ねじ孔
31,32 凹所
31a,32a 刃収納部
31b,32b 柄収納部
31c,32c リブ

Claims (3)

  1. 上面に包丁の刃を縦方向に挿入可能な長孔が、列状に設けられた薄い箱状の包丁垂直保持部と、該包丁垂直保持部の前面に設けられ、上面に包丁を横方向に収納可能な包丁の平面輪郭形状に応じた凹所が設けられた包丁水平保持部とからなる包丁差し具。
  2. 包丁水平保持部の上面の凹所が、互い違いに前後方向に少なくとも一対設けられたことを特徴とする請求項1記載の包丁差し具。
  3. 包丁水平保持部が、取り替え可能に包丁垂直保持部の前面に係合するようになされたことを特徴とする請求項1記載の包丁差し具。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58109439U (ja) * 1982-01-21 1983-07-26 大栄化成株式会社 包丁整理台
JPH03128040U (ja) * 1990-02-28 1991-12-24

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03128040U (ja) * 1990-02-28 1991-12-24

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