JPH0750982Y2 - 包丁差し - Google Patents

包丁差し

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JPH0750982Y2
JPH0750982Y2 JP1989145083U JP14508389U JPH0750982Y2 JP H0750982 Y2 JPH0750982 Y2 JP H0750982Y2 JP 1989145083 U JP1989145083 U JP 1989145083U JP 14508389 U JP14508389 U JP 14508389U JP H0750982 Y2 JPH0750982 Y2 JP H0750982Y2
Authority
JP
Japan
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knife
holding member
door
kitchen
mounting plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989145083U
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English (en)
Other versions
JPH0385937U (ja
Inventor
一 中村
洋子 中御門
努 水口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH0385937U publication Critical patent/JPH0385937U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は流し台や調理台のような台所用キャビネットの
扉の裏面に設置される包丁差しに関するものである。
[従来の技術] 近年、流し台や調理台のような台所用キャビネットの扉
の裏面に包丁差しAを設置することが行なわれている。
そして、これらのものにあっては、包丁差しAは第11
図、第12図に示されるように包丁を差し入れるための差
し込み口3が設けられた包丁保持部材4と、差し入れら
れた包丁の刃部を覆うように包丁保持部材4の下部に設
置されるカバー5とによって構成してある。そして、上
記包丁保持部材4に複数設けられた差し込み口3はそれ
ぞれ包丁保持部材4が取付られる扉面に対して平行とな
るように前後方向に配置されたものであった。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上述のような従来例にあっては、包丁の収納量
を増加させるために差し込み口3の数を増やそうとする
と差し込み口3はそれぞれ包丁保持部材4が取付けられ
る扉面に対して正面視で平行となるように前後方向に配
置されているため、包丁保持部材4の厚み寸法が大きく
なるという問題があり、また、厚み寸法を小さく抑える
ためには差し込み口3の数を減らす必要があり、この結
果、収納量を減らしてしまうという問題があった。
本考案は上記問題点を解決しようとするものであり、そ
の目的とするところは、厚み寸法を抑えた状態で所定量
の収納量を確保することができるコンパクト化された包
丁差しを提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における包丁差しA
は、上下に貫通するように包丁差し込み用の差し込み口
3が複数設けられた包丁保持部材4を流し台や調理台の
ような台所用キャビネットの扉15の裏面に添設された取
付プレート2の外面に配設し、取付プレート2に設けら
れた上面及び前面が開口するレール6に包丁保持部材4
より突設された連結突起13を差し込み接続し、上記差し
込み口3を長孔状に形成し、この長孔状に形成された差
し込み口3を扉面に対して直交または平行とならないよ
うに傾け、扉面に対して直交する方向からの正面視で前
後に位置するように隣合う各差し込み口3の前部側3aと
後部側3bとを重ねるように配置したものである。
[作用] 包丁1は包丁保持部材4に設けた差し込み口3に刃部1a
を差し入れるようにして包丁保持部剤4にて保持され
る。そして、差し込み口3は扉面に対して直交または平
行とならないように傾け、扉面に対して直交する方向か
らの正面視で前後に位置するように隣合う各差し込み口
3の前部側3aと後部側3bとを重ねるように配置してある
ことにより、差し込み口3の数を減少させることがない
と共に厚みを抑えた状態で差し込み口4を包丁保持部材
4に配置することができ、包丁差しをコンパクト化する
ことができる。
[実施例] 以下、本考案を図示された実施例に基づいて詳述する。
包丁差しAは第1図に示されるように流し台や調理台の
ような台所用キャビネットの扉15の裏面に取付けられる
取付プレート2と、この取付プレート2に着脱自在に取
着される包丁保持部材4と、包丁保持部材4の下部に取
付けられるカバー5とにより構成してあり、取付プレー
ト2に包丁保持部材4とカバー5とを取着することで第
2図に示されるように組立てられた状態で台所用キャビ
ネットの扉の裏面に取付けられるようにしてある。
取付プレート2は第1図に示されるように上下方向の長
さ寸法イが包丁1の刃渡り長ロよりも長く形成された薄
板にて形成してあり、また、第7図に示されるように上
部の両端には包丁保持部材4を取付けるためのレール6
を設けてある。このレール6は内部に凸形の係合溝6aを
設けて断面略凹状に形成してある。両端には第9図
(c)に示されるようにL字状に形成された嵌合片7を
側方に向けて突設してあり、この嵌合片7によって嵌込
み凹溝8を形成してある。下端の両側には第10図に示さ
れるようにカバー5の取付時にカバー5の下端を載置す
るための載置片9を前方に向けて突設してある。
カバー5は第8図に示されるように断面略凹状に形成し
てあり、両端には取付プレート2の両端に形成された嵌
込み凹溝8の下部に嵌合される突片10を内方に向けて突
設してある。上部には後述する包丁保持部材4の下部に
設けられた係合凹所11に挿合される係合部12を形成して
ある。この係合部12はカバー5の表面よりもわずかに内
方に位置させてあり、包丁保持部材4の下端に設けた係
合凹所11に差し入れた場合に包丁保持部材4の表面とカ
バー5の表面とが面一となるようにしてある。
包丁保持部材4は第4図に示されるように背板4aと、本
体部材4bとにより形成してあり、本体部材4bには包丁差
し用として長孔状に形成された差し込み口3を複数設け
てある。この差し込み口3は本体部材4bの上下間に亘っ
て貫通させるようにして設けてあり、差し込み口3に包
丁1の刃部1aを差し入れると共に差し込み口3の開口縁
に包丁1の柄1bが係止されることによって包丁1を立て
た状態で保持することができるようにしてある。このと
き、第4図(c)に示されるように本体部材4bに設けた
差し込み口3と背板4aとの間には隙間を設けると共に本
体部材4bを内方にへこませてカバー5の係合部12が係合
される係合凹所11を形成してある。背板4aには上記取付
プレート2に設けたレール6に嵌合するためのT字型に
形成された連結突起13を突設してあり、連結突起13をレ
ール6の係合溝6aに係合させることによって前方への抜
け止めが行なわれるようにしてある。つまり、係合溝6a
の上部より連結突設13を差し入れるようにして下方にス
ライド移動させることによって包丁保持部材4を取付プ
レート2に取着することができるようにしてあり、取外
す場合には上方にスライド移動させることによって簡単
に取外すことができるようにしてある。このように取外
すことができることによって掃除を行う場合には取外し
た状態で行うことができ、広い場所で細部に亘って掃除
を行うことができるものであり、また、破損して交換す
る場合等には上方に抜き取って別部品を差し入れるだけ
の簡単な作業にて別部品と取り替えることができるよう
にしてある。このとき、本体部材4bの内側両端には内側
方に向けて突片20を突設してあり、この突片20は取付プ
レート2に設けた嵌込み凹溝8に嵌合されるようにして
ある。本体部材4bに設けた差し込み口3は背板4aに対し
て斜めに傾いた状態で本体部材4bに設けてあり、このよ
うに斜めに傾けた状態で設けてあることによって本体部
材4bの狭いスペース内において複数個形成することがで
きるようにしてあると共に差し込み口3を設けたといえ
ども本体部材4bの厚みを薄くして包丁保持部材4の厚み
寸法を薄く形成することができるようにしてある。つま
り、扉面に対して直交する方向からの正面視で前後に位
置するように隣合う各差し込み口3の前部側3aと後部側
3bとを重ねるように配置してあり、背板4aに対して傾け
た状態で設けてあることによって隣合う差し込み口3を
斜めに重ねた状態とすることができ、このように傾けな
がら重ねた状態とすることで差し込み口3が形成された
本体部材4bの縦巾及び横巾を極力抑えて差し込み口3を
複数個設けたといえども本体部材4bを小さくすることが
でき、包丁保持部材4を薄型とすることができるように
してある。このように薄型としてあることによって扉15
を閉じた状態では扉15の内方に形成された台所用キャビ
ネットの収納部内に突出する部分を少なくするようにし
てあり、収納部内に収納されている酒びんや醤油びん等
の収納物に包丁保持部材4が当たったりしにくいように
してあると共に収納部の収納スペースが狭くなるような
ことがないようにしてある。また、差し込み口3は背板
4aに対して斜めに傾けた状態で設けてあることによって
本体部材4bの両端の角部に差し込み口3の端部が位置し
ないようにすることができ、両端の角部を無くした状態
として丸形とすることができるものであり、角部の厚み
寸法を中央部の厚みよりもさらに薄くして扉15の開閉時
に包丁保持部材4の角部が収納部内の収納物に当たりに
くいようにしてある。このとき、両側に位置する差し込
み口3は中央部に位置する差し込み口3よりも背板4aに
対して鋭角に傾けてある。図示された実施例にあって
は、第4図(a)に示されるように5つの差し込み口3
を設けたものを示してあるが、このもののみに限定され
るものではなく5つ以上または5つ以下であってもよ
い。中央部に位置する3つの差し込み口3はほぼ同じ角
度にて背板4aに対して傾けてあり、両側に位置する差し
込み口3は中央部に位置する差し込み口3よりも背板4a
に対して鋭角に傾けてある。図面左側に位置する差し込
み口3は中央部に位置する差し込み口3よりも小さく形
成してあり、右側に位置する差し込み口3は中央部に位
置する差し込み口3よりも大きく形成してある。そし
て、各差し込み口3にそれぞれ出刃包丁や果物包丁等の
包丁をそれぞれ差し入れるものである。これらの差し込
み口3には第5図、第6図に示されるように包丁1の刃
部1aを差し入れる場合に刃部1aを差し込み口3の奥方に
ガイドするための案内用ガイド溝14を形成してある。こ
の案内用ガイド溝14は差し込み口3の中央部を差し込み
口3の巾よりも大巾となるように差し込み口3奥方に向
けて傾斜させた状態で切り欠くことによって形成してあ
る。第7図には案内用ガイド溝14が設けられていないも
のを示してある。
[考案の効果] 本考案の包丁差しは叙述のように差し込み口は扉面に対
して直交または平行とならないように傾け、扉面に対し
て直交する方向からの正面視で前後に位置するように隣
合う各差し込み口の前部側と後部側とを重ねるように配
置してあるので、差し込み口の数を減少させることがな
いと共に厚みを抑えた状態で差し込み口を包丁保持部材
に配置することができ、包丁差しを薄型としてコンパク
ト化することができるものであり、このように薄型とし
てあることによって扉を閉じた状態では扉の内方に形成
された台所用キャビネットの収納部内に突出する部分を
少なくすることができ、収納部内に収納されている酒び
んや醤油びん等の収納物に包丁差しが当たったりしにく
いようにしてあり、さらに、収納部の収納スペースが狭
くなるようなことがないものである。また、包丁保持部
材を扉の裏面に添設された取付プレートの外面に配設
し、取付プレートに設けられた上面及び前面が開口する
レールに包丁保持部材より突設された連結突起を差し込
み接続してあるので、レールの上部より連結突起を差し
入れるようにして下方にスライド移動させることによっ
て包丁を収納保持する包丁保持部材を取付プレートを介
して扉の裏面に取着することができるものであり、ま
た、取り外す場合には上方にスライド移動させてレール
から連結突起を外すことによって簡単に取り外すことが
できるものであり、包丁保持部材の着脱をドライバー等
の工具や取付ビスを用いることなく手作業によって簡単
に行うことができるものである。また、このように手間
取ることなく簡単に取り外すことができることによって
掃除を行う場合には取り外した状態で行うことができる
ものであり、広い場所で細部にわたって掃除を行うこと
ができるものであり、また、破損して交換する場合等に
は上方に抜き取って別部品を差し入れるだけの簡単な作
業にて別部品と取り替えることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2図は同上
の組み立てられた状態を示す斜視図、第3図は包丁保持
部材の背面側からの斜視図、第4図(a)(b)(c)
(d)は包丁保持部材の平面図、正面図、下面図、側面
図、第5図(a)は差し込み口の一実施例を示す平面
図、第5図(b)は第4図(a)におけるB−B′線断
面図、第6図(a)は他の差し込み口を示す平面図、第
6図(b)は第4図(a)におけるC−C′線断面図、
第7図はさらに他の差し込み口を示す平面図、第8図
(a)(b)(c)(d)はカバーの正面図、側面図、
平面図、下面図、第9図(a)(b)(c)は取付プレ
ートの正面図、側面図、平面図、第10図は取付プレート
へのカバーの取付状態を示す部分拡大断面図、第11図は
従来例の斜視図、第12図は同上の分解斜視図であって、
Aは包丁差し、2は取付プレート、3は差し込み口、4
は包丁保持部材、6はレール、13は連結突起である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に貫通するように包丁差し込み用の差
    し込み口が複数設けられた包丁保持部材を流し台や調理
    台のような台所用キャビネットの扉の裏面に添設された
    取付プレートの外面に配設し、取付プレートに設けられ
    た上面及び前面が開口するレールに包丁保持部材より突
    設された連結突起を差し込み接続し、上記差し込み口を
    長孔状に形成し、この長孔状に形成された差し込み口を
    扉面に対して直交または平行とならないように傾け、扉
    面に対して直交する方向からの正面視で前後に位置する
    ように隣合う各差し込み口の前部側と後部側とを重ねる
    ように配置して成る包丁差し。
JP1989145083U 1989-12-15 1989-12-15 包丁差し Expired - Lifetime JPH0750982Y2 (ja)

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JP1989145083U JPH0750982Y2 (ja) 1989-12-15 1989-12-15 包丁差し

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JP1989145083U JPH0750982Y2 (ja) 1989-12-15 1989-12-15 包丁差し

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JPH0385937U JPH0385937U (ja) 1991-08-30
JPH0750982Y2 true JPH0750982Y2 (ja) 1995-11-22

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