JP4705121B2 - 自転車用ハブ変速機 - Google Patents

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Description

本発明は、自転車用ハブ変速機、特に、遊星歯車機構と、それを作動させるためのクラッチ手段を有する自転車用ハブ変速機に関する。
この種のハブ変速機、すなわち内装多段ハブ変速機としては、例えば本出願人が所有する特許文献1(欧州特許第0679570(B2)号)に記載のものが公知である。
内装多段ハブ変速機は、自転車の後輪の一部を形成し、自転車のフレームに装着されたハブ軸と、ハブ軸によって回転自在に支持されペダル踏力を受け取るための駆動体と、ハブ軸によって回転自在に支持されたハブシェルとを含んでいる。駆動体とハブシェルとの間には、駆動体から複数の動力伝達経路を通してハブシェルへと回転力を伝えるための動力伝達機構が配置されている。ハブ変速機は、異なる変速比を選択するために動力伝達機構を作動させるためのクラッチ手段をさらに含む。
動力伝達機構は、通常、それぞれがハブ軸によって回転自在に支持された、いくつかの太陽ギアと少なくとも1つのリングギアと遊星ギアキャリアとを含む遊星歯車機構を含んでいる。太陽ギアとリングギアとに噛み合う遊星ギアキャリアによって、複数の遊星ギアが回転自在に支持されている。動力伝達経路とそれらに対応する変速比を変えるためには、クラッチ手段を操作することによって上記の種々のギア構成部品を選択的に回転不能に相互連結する。
特許文献1には、3つの太陽ギアと、各太陽ギアに噛み合う3つの遊星ギアと、遊星ギアに噛み合うリングギアとを含む遊星歯車機構を含む内装ハブ変速機が開示されている。異なる動力伝達経路を選択するために、各太陽ギアの内周部に取り付けられたばねの動作を通して各太陽ギアの内面に係合することが可能な爪により3つの太陽ギアを選択的にロックすることができる。ハブ軸の外周には、回転させることが可能でそれにより各太陽ギアが連結/連結解除されるスリーブが挿入されている。
爪とスリーブとが固定ハブ軸と各太陽ギア内部との間に配置された爪切り替えクラッチ構造の構成は、ハブシェルが比較的大径になる原因となる。また、スリーブによる爪の制御は比較的複雑である。
特許文献1には、さらに、ハブ軸と一体形成された太陽ギアと、太陽ギアに噛み合う一組の遊星ギアと、遊星ギアに噛み合うリングギアとを含む遊星歯車機構を含む内装ハブ変速機が開示されている。リングギアはさらにクラッチによって駆動体に連結される。異なる変速比を選択するために、ハブ軸の外周に軸方向および回転方向に移動自在なように取り付けられたクラッチ部材を含むクラッチ機構が設けられている。クラッチ部材は、駆動体に噛み合い、クラッチ部材に結合されたロッドによって軸方向に移動させられることにより遊星ギアキャリアに係合可能である。
リングギアは、伝達経路が直結伝達経路から減速伝達経路へ変わる際にロッドを押すことによって、クラッチ部材により生じる駆動部側への移動が可能になるように設計されたものであり、比較的大型で重量のある設計が必要であり、このため内装ハブギアが重量化する。また、伝達経路が直結伝達経路から減速伝達経路へ変わる際にプッシュロッドを操作するために、比較的強い力が必要である。
欧州特許第0679570(B2)号
したがって、本発明の目的は、簡単でありながら信頼性の高い構造を有する自転車用ハブ変速機を提供することである。
本発明によると、上記の目的は、請求項1に係る自転車用ハブ変速機によって達成される。本発明によるハブ変速機の有利なさらなる発展形態は下位クレームに明記されている。
本発明は、ハブ軸と、ハブ軸に対して相対回転自在に支持された駆動体と、駆動体に対して相対回転自在に支持されたハブシェルと、駆動体とハブシェルとの間に配置され駆動体から複数の動力伝達経路を通してハブシェルへと回転力を伝えるための遊星歯車機構と、異なる変速比を選択するために遊星歯車機構を作動させるためのクラッチ手段とを含む自転車用ハブ変速機を提供するという考えに基づくものである。そして、クラッチ手段は、ハブ軸によって回転不能に支持されて、遊星歯車機構の少なくとも1つの太陽ギアとの係合/係合解除のためにハブ軸に対して軸方向に相対移動自在である少なくとも1つのクラッチ板を含む。
クラッチ手段の連結/連結解除機能は、ハブ軸によって回転不能に支持されるとともにハブ軸に対して軸方向に相対移動自在である少なくとも1つのクラッチ板によって達成される。この結果、各太陽ギアをハブ軸に結合することができ、それにより、所望の動力伝達経路を起動させるためにロックすることができる。少なくとも1つのクラッチ板を回転不能かつ軸方向移動自在に配置したことによって、小型設計で省スペースな歯車機構が得られる。
また、本発明のハブ変速機は、比較的簡単な構造のため、このようなハブ変速機の製造コストが低いという特長を有する。本発明のハブ変速機を実現するために必要な部品数が少なくなったことは、コスト削減につながるだけでなく、ハブ変速機の組み立てを容易にし、歯車機構の構成部品の破損の危険性を低下させる。
回転自在なクラッチ部材を用いる上記の特許文献1に記載の第2の実施形態とは対照的に、本発明のハブ変速機は、ハブ軸によって回転不能に支持されてハブ軸に対して軸方向に相対移動自在である少なくとも1つのクラッチ板を採用している。本発明のハブ変速機の構成は、特許文献1に記載のハブ変速機と比較してより小型な構造であるという利点を提供する。
本発明の好適な実施形態において、ハブ軸は、クラッチ板に係合される軸方向ガイド手段を含む。軸方向ガイド手段は、クラッチ板がハブ軸の周囲で回転することを防止しながらクラッチ板の軸方向移動を可能にする。回転を固定されたクラッチ板を係合位置へと軸方向移動させることによってクラッチ板を太陽ギアに係合させると、連結された太陽ギアは回転をロックされる。したがって、軸方向ガイド手段は、回転不能だが軸方向移動自在なクラッチ板の支持体を実現するための簡単な構造を提供する。
好ましくは、軸方向ガイド手段は、その外周面上にセレーションを含み、セレーションはクラッチ板に対応して形成された内周面に係合される。セレーションによって、クラッチ板は回転方向において確実に固定されるとともに軸方向において精度良く案内される。
特定個数のクラッチ板に限定されるわけではないが、それぞれがハブ軸によって回転不能に支持され、遊星歯車機構の2乃至4つの太陽ギアのそれぞれとの係合/係合解除のためにハブ軸に対して軸方向に相対移動自在である2乃至4つのクラッチ板を用いることが好ましい。このため、本発明によって3乃至8段変速用のハブ変速機を設計することが可能になる。クラッチ板のそれぞれをばねによって軸方向に付勢することができる。この結果、遊星歯車機構の切り替え時にクラッチ板の軸方向移動を生じさせる軸方向力がそれぞれのクラッチ板に加えられる。
好ましくは、ハブ軸に対して少なくとも軸方向に相対移動自在でシフト機構に結合されたシフトスリーブが設けられる。シフトスリーブは、クラッチ手段、具体的にはクラッチ板または複数のクラッチ板の作動を可能にする。シフトスリーブは、シフトスリーブの軸方向移動および回転の両方が可能となるように、ハブ軸に対して回転自在に相対移動するように配置することができる。シフトスリーブが回転および軸方向移動自在であることにより、シフトスリーブの様々な機能、例えばクラッチ板作動機能や継続的なペダル踏力の下での高速側ギアから低速側ギアへの切り替えに有用な切り替え力すなわち操作力を増幅する支持機能が提供される。
好適な実施形態において、シフトスリーブはクラッチ板用のストッパ手段を含む。シフトスリーブのこのような構成は、クラッチ板を付勢してシフトスリーブに当接させ、それによりクラッチ板の軸方向移動の簡単な制御を実現することを可能にする。
好適な実施形態においては、シフトスリーブの回転をシフトスリーブの軸方向移動に変換し、それにより遊星歯車機構の切り替えを支援するための回転変換手段が設けられる。回転変換手段は、シフトスリーブの内周面上に設けられたカム部と、シフト機構に結合されてカム部に係合可能なキー部材とを含み得る。
キー部材とカム部とが互いに係合すると、シフトスリーブの回転はその軸方向移動に転換され、それにより、シフトスリーブ、ひいてはクラッチ板または複数のクラッチ板をハブ軸の軸方向に移動させる。
キー部材は、ハブ軸の外周面に形成されてカム部との係合状態においてキー部材を軸方向においてロックするようになっているガイド溝の中に移動自在に配置させ得る。これにより、キー部材は、ハブ軸の長手方向すなわち軸方向において反作用力を生成するカム部の静止相手方部品として用いられる。
キー部材とカム部との意図しない係合を防止するために、シフトスリーブとキー部材との間に、キー部材をカム部から離れる方向に付勢するばねを設けてもよい。
好ましくは、シフトスリーブは、遊星歯車機構の遊星ギアキャリアおよび/または駆動体に係合される。この構成により、シフトスリーブ、ひいてはそれに関連付けられるクラッチ板(または複数のクラッチ板)の軸方向移動を支援するために軸方向力に変換される回転力をシフトスリーブへ伝達することが可能になる。シフト機構は、ハブ軸内に軸方向に移動自在に配置されて駆動体方向に付勢されるロッドを含み得る。
以上のような本発明では、ハブ軸によって回転不能に支持されるとともにハブ軸に対して軸方向に相対移動自在な少なくとも1つのクラッチ板によってクラッチ手段を構成し、これにより動力伝達経路を切り換えているので、小型設計で省スペースな機構を実現することができる。
本発明について、添付の図面を参照しながら実施形態を説明する。
図1は、本発明に従って構成された3段変速のハブ変速機を示す。本発明は3段変速のハブ変速機に限定されるものではなく、3段変速以上、例えば4、5、6、7または8段変速用に設計されたハブ変速機をも包含するものである。図1のハブ変速機は、自転車の後輪に装着され、ハブ軸10と、それぞれがハブ軸10によって回転自在に支持された駆動体11とハブシェル12とを含んでいる。
ハブ変速機は、駆動体11とハブシェル12との間に配置された遊星歯車機構13を含んでいる。遊星歯車機構13は、所望の変速比を選択するために選択的に作動させることができる複数の動力伝達経路を通して駆動体11からハブシェル12へと回転力を伝達する。
遊星歯車機構13は、複数の太陽ギア、詳細には2つの太陽ギア13aおよび13bを含んでいる。本発明は2つの太陽ギアを含む遊星歯車機構に限定されるものではなく、2つを超える太陽ギア、例えば3つまたは4つの太陽ギアを有する歯車機構をも含むものである。また、太陽ギアが1つだけ設けられていてもよい。太陽ギア13aおよび13bは、ハブ軸10に対して同心状に配置され、(ロック解除状態において)回転自在となっている。
太陽ギア13aおよび13bは、遊星ギア13d、例えば各太陽ギア13aおよび13bの外周に配置された3つの遊星ギア13dに噛み合う。各遊星ギア13dは、遊星ギアキャリア13cによって回転自在に支持されている。本実施形態において、遊星ギアキャリア13cは駆動体11と一体形成されており、それぞれが駆動体11によって支持された複数のピン13gを含んでいる。
本発明は、駆動体11と遊星ギアキャリア13cとが一体化された設計に限定されるものではない。遊星ギアキャリア13cと駆動体11とが別個の構成部品である他の構成も本発明によって包含される。各遊星ギア13dは、直径が異なる少なくとも2つの異なるギア部を有しており、大径のギア部は第1の太陽ギア13aに噛み合い、小径のギア部は第2の太陽ギア13bに噛み合う。
遊星歯車機構13は、遊星ギア13dに噛み合うリングギア13eをさらに含んでいる。詳細には、リングギア13eは各遊星ギア13dの小径のギア部に噛み合う。
遊星歯車機構13からハブシェル12へと回転力を伝えるために、2つのクラッチ24および25が設けられている。第1のクラッチ24は、リングギア13eをハブシェル12に連結する。第2のクラッチ25は、遊星ギアキャリア13c/駆動体11をハブシェル12に連結する。クラッチ24および25はいずれもワンウェイ爪クラッチとして構成されている。他のタイプのワンウェイクラッチ、例えばスリップクラッチやローラクラッチであってもよい。
遊星歯車機構13を作動させるために、少なくとも1つのクラッチ板14aを含むクラッチ手段14が設けられている。少なくとも1つのクラッチ板14aは、ハブ軸10によって回転不能に支持され、ハブ軸10に対して軸方向に相対移動自在となっている。クラッチ板14aは、遊星歯車機構13の少なくとも1つの太陽ギア13aと係合/係合解除可能である。
詳細には、クラッチ手段14は、2つのクラッチ板14aおよび14bを含んでいる。太陽ギアの個数に応じてその他の個数のクラッチ板、例えば3つ、4つまたはそれ以上のクラッチ板を設けてもよい。また、2つの太陽ギアに交互に係合させることができるクラッチ板を1つだけ設けることもできる。複数のクラッチ板を設ける場合は、それらのクラッチ板のうちの少なくとも1つがハブ軸10によって回転不能に支持され、ハブ軸10に対して軸方向に相対移動自在である。本実施形態においては、クラッチ板14aおよび14bは、いずれも回転不能であるが、いずれもハブ軸10に対して軸方向に移動自在である。
クラッチ板14aおよび14bはそれぞれリングとして形成することができ、各クラッチ板14aまたは14bの各リングの外周面上には係合手段14cが設けられて複数の突起すなわちセレーションを含み得る。その他の形状のクラッチ板14aおよび14bも可能である。係合手段14cは、係合状態において、各太陽ギア13aおよび13bの内周面上に設けられた対応する係合手段13fと協働する。
図1からわかるように、係合手段13fは、駆動体11から離して、すなわち図1において各太陽ギア13aおよび13bの左側に配置される。1つのクラッチ板14aまたは14bのみを同時に1つの太陽ギア13aまたは13bに係合させることを保証するために、第1の太陽ギア13aの係合手段13fと第1のクラッチ板14aとの間の距離は、少なくとも初期状態においては、第2の太陽ギア13bの係合手段13fと第2のクラッチ板14bとの間の距離よりも小さくなっている。
また、それぞれの係合手段13fおよび14c間の距離は、第2の太陽ギア13bと第2のクラッチ板14bとが係合しているときは第1の太陽ギア13aと第1のクラッチ板14aとが係合解除されるように選択される。
ハブ軸10は、その外周面上に、本実施形態においてはセレーション15aとして実現されるガイド手段15を備えている。ガイド手段はその他のタイプであってもよく、例えばハブ軸10の軸方向に延伸する少なくとも1つの長手方向突起部であってもよい。あるいは、ハブ軸10の外周面においてその長手方向に少なくとも1つの凹部を設けてもよい。
それに対応して、各クラッチ板14aおよび14bの内周面は、ガイド手段15、具体的にはセレーション15aに係合されるように構成される。セレーション15aは、クラッチ板14aおよび14bがハブ軸10に沿って軸方向に移動することを可能にし、クラッチ板14aおよび14bの回転を防止する。したがって、クラッチ板14aおよび14bのうちの1つを太陽ギア13aおよび13bのうちの1つに係合させると、各太陽ギア13aまたは13bはハブ軸10に連結され、それによりロックされる。
図5の斜視図にもクラッチ手段14の構成を示す。図5に示すように、クラッチ手段14の第1および第2のクラッチ板14aおよび14bは、ハブ軸10上にハブ軸10の軸方向に配置される。第2のクラッチ板14bに隣接して、シフトスリーブ17が、第1および第2のクラッチ板14aおよび14bのそれぞれとシフトスリーブとが同心状にハブ軸10を囲むように、ハブ軸10上に配置される。さらに、クラッチ板14aおよび14bがそれぞれリング状の構成を有し、太陽ギア13aおよび13bとの係合のための係合手段14cがリング状すなわち環状の各クラッチ板14aおよび14bの外周面上に形成されている。
図5に示すように、第1および第2のクラッチ板14aおよび14bの係合手段14cは、セレーションとして構成されている。同じことが、シフトスリーブ17の放射状突起部17bの外周面に当てはまり、突起部17bもまたセレーションとして構成されている。放射状突起部17bのセレーションあるいは一般的には係合手段17cは、シフトスリーブ17の放射状突起部17bのセレーションすなわち係合手段17cと相補的に形成された遊星ギアキャリア13cの内周面との係合のために設けられている。
図5にさらに示すように、ハブ軸10の外周面は、少なくとも部分的に、ガイド手段15、具体的にはセレーション15aを備えている。セレーション15aの軸方向長さは、クラッチ手段14の係合/係合解除機能を達成するために、シフトスリーブ17、第1のクラッチ板14aおよび第2のクラッチ板14bの十分な軸方向移動を可能にするような長さになっている。
クラッチ板14aまたは14bの軸方向移動は、ばね16aおよび16bによって実現される。第1のばね16aは、第1のクラッチ板14aと、ハブ変速機の駆動体11側でハブ軸に結合された止めナット26との間に配置される。このため、第1のクラッチ板14aは駆動体11から離れる方向に付勢される。第2のクラッチ板14bを駆動体11から離れる方向に付勢する第2のばね16bは、第1および第2のクラッチ板14aおよび14bの間に設けられる。第2のクラッチ板14bは、第2のばね16bによって押され、ハブ軸10によって少なくとも軸方向に移動自在に支持されたシフトスリーブ17のストッパ手段17aに当接している。
本実施形態においては、シフトスリーブ17もハブ軸10によって回転自在に支持されている。シフトスリーブ17は、第2のクラッチ板14bおよび第1のクラッチ板14aの軸方向移動を制御する機能を有する。これを達成するために、シフトスリーブ17は、ハブ軸10のガイド溝22の中に配置されてガイド溝22から放射状に突出するキー部材21を含むシフト機構18に連結される。ハブ軸10の長手方向内腔にはロッド23が配置され、キー部材21に接合されている。
ロッド23およびキー部材21は、ハブ軸10に沿って軸方向に移動させることができる。キー部材21は、キー部材21およびロッド23の移動分だけシフトスリーブ17を軸方向において駆動体11から離れる方向に移動させることができるように、軸方向においてシフトスリーブ17に連結される。シフトスリーブ17を反対方向に押すことが可能なシフト機構18の別の構成も想定される。
クラッチ板14aおよび14bの両方がシフトスリーブ17側に付勢されているため、クラッチ板14aおよび14bは、シフト機構18によって生じるシフトスリーブ17の軸方向における駆動体11から離れる方向への移動に従動する。このため、図1から明らかなように、シフトスリーブ17を第1の位置Iから第2の位置II、最終的には第3の位置IIIへと移動させることができる。これら3つの位置I、IIおよびIIIは、図1のハブ変速機によって実現可能な図2、図3および図4に示す3つの変速段に対応している。
クラッチ機構18を第2の位置IIまたは第3の位置IIIから第1の位置Iに戻すために、ロッド23を駆動体11方向に付勢する第3のばね16dがハブ軸10の内腔に設けられている。すなわち、ロッド23が解放されると、ばね16dはロッド23を初期位置に押し戻す。シフトダウン動作を支援するために、シフトスリーブ17そして最終的にはクラッチ板14bおよびクラッチ板14aに第1および第2のばね16aおよび16bの付勢方向とは反対方向に軸方向力を加える回転変換手段19が設けられている。回転変換手段19は、シフトスリーブ17の内周面上に形成されてキー部材21に係合されるようになっているカム部20を含んでいる。
カム部20は、シフトスリーブ17の回転がシフトスリーブ17の軸方向移動に変換されるようにキー部材21と協働する傾斜接触面を含んでいる。シフトスリーブ17は2つの段で形成され、第1の段にはキー部材21とシフトスリーブ17との間に配置された第4のばね16cが収容されている。第4のばね16cは、キー部材21とカム部20との意図しない係合を回避するためにキー部材21をカム部20から離れさせる。
シフトスリーブ17の回転は、遊星ギアキャリア13cおよび駆動体11のそれぞれに噛み合う放射状突起部17bによって生じる。係合状態では、キー部材21はカム部20と協働する静止相手方部品(stationary counterpart)を形成する。キー部材21を軸方向においてロックするために、ガイド溝22は、ガイド溝22の部分平面図を示す図1からわかるように、ハブ軸10の長手方向軸に対して傾斜している。傾斜したガイド溝22は図5からもわかる。本発明は、図1または図5の傾斜したガイド溝に限定されるものではなく、カム部20との係合時にキー部材21を軸方向においてロックすることを可能にする他の手段も含み得る。
上記の構造によるハブ変速機において用いられる4つのばねの力の釣り合い状態について、以下により詳細に説明する。
第1のばね16aの力は、第1および第2のクラッチ板14aおよび14bの間の第2のばね16bの力よりも大きい。ロッド23に作用する第3のばね16dの力は、キー部材21とシフトスリーブ17との間の第4のばね16cの力よりも大きく、第4のばね16cの力は第1および第2のばね16aおよび16bの力の合計よりも大きい。
本発明によって達成可能な遊星歯車機構の小型設計により、その他の構成部品、例えば発電機27および/またはブレーキ28を収容するために用いることができる空間がハブ変速機内にさらに得られる。このことは図1から容易にわかる。本発明は、その他の実施形態、例えば小型の歯車機構のみを含む軽量な実施形態をも包含する。
以下、図1のハブ変速機の動作についてより詳細に説明する。
図2は第1の速度段におけるハブ変速機を示す。図2から明らかなように、クラッチ板14aおよび14bが初期の係合解除位置Iにあるため、太陽ギア13aおよび13bはいずれも自由である。したがって、駆動力は駆動体11からワンウェイクラッチ25を介してハブシェル12へと直接伝達される。
図3は速度段2(シフトアップ)におけるハブ変速機を示す。速度段1(図2)から速度段2(図3)に切り替えるために、ロッド23が、ロッド23に接合されたキー部材21がガイド溝22内で初期位置から図3に示す中間位置へと移動するように、内装ハブ変速機の外部から押される。シフトスリーブ17は軸方向においてキー部材21に結合されているため、シフトスリーブ17も同様に初期位置から図3に示す中間位置へと移動する。
第1のばね16aのばね付勢力は第2のばね16bのばね付勢力よりも大きいため、クラッチ板14aおよび14bの両方が第1のばね16aのばね力によって中間位置IIへと、つまりハブ軸10の外周面上のセレーション15aに沿って、押し動かされる。位置IIにおいて、クラッチ板14aは、ハブ軸10に対して相対固定された第1の太陽ギア16aに噛み合う。この状態においては、駆動力は駆動体11から遊星歯車機構13を介してハブシェル12へと伝達される。詳細には、駆動力は、駆動体11から、第1の太陽ギア13aの周りを回転する遊星ギア13dを介し、リングギア13eおよびクラッチ24を介して、ハブシェル12へと伝達される。
図4は、ロッド23が内装ハブ変速機の外部からさらに押され、ガイド溝22内を移動するキー部材21を図4に示すような最終位置IIIへと移動させた場合の速度段3(シフトアップ)におけるハブ変速機を示す。キー部材21と共にシフトスリーブ17が軸(および円周)方向において最終位置IIIに到達するまで移動する。
第1のばね16aのばね付勢力は第2のばね16bのばね付勢力よりも大きいため、クラッチ板14aおよび14bは、第1のばね16aのばね付勢力によってセレーション15aに沿って位置IIIへと移動する。それに伴って、第1のクラッチ板14aの係合手段14cが第1の太陽ギア13aの係合手段13fと係合解除し、第2のクラッチ板14bの係合手段14cが第2の太陽ギア13bの係合手段13fに係合する。このため、第2の太陽ギア13bがハブ軸10に対して相対固定される。この状態においては、駆動力は、駆動体11から、第2の太陽ギア13bの周りを回転する遊星ギア13dを介し、リングギア13eおよびクラッチ24を介して、ハブシェル12へと伝達される。
以下、シフトスリーブの異なる位置とそれらによって成立する伝達経路の概要を表1に示す。
Figure 0004705121
第3の速度段から第2の速度段へ、または第2の速度段から第1の速度段へのダウンシフト動作の際、シフト動作中に高負荷がかかっていると、クラッチ板14aおよび14bならびにそれらに関連付けられた太陽ギア13aおよび13bが噛み合ったままになり得る場合がある。この場合、第3のばね16dのばね力だけではシフトスリーブ17を位置IIまたはIに移動させるには不十分である。
そこで、キー部材21を、キー部材21とシフトスリーブ17との間の第4のばね16cのばね力に逆らって、キー部材21がカム部20に係合するまで、シフトスリーブ17に対して相対移動させる。カム部20の傾斜形状により、駆動体11から放射状突起部17bを介して伝達されたシフトスリーブ17の回転が駆動体11方向へのシフトスリーブ17の軸方向変位に変換される。ガイド溝22の傾斜形状により、キー部材21はカム部20に係合すると軸方向においてロックされる。その結果生じる軸方向力は、高負荷下であってもクラッチ板14bおよびクラッチ板14aを駆動体11方向に押し進める。
本発明は、図1〜図4の3段変速のハブ変速機に何ら限定されるものではなく、異なる変速段数、例えば4、5、6、7または8段変速のその他のハブ変速機をも想定したものである。
本発明の一実施形態によるハブ変速機を示す長手方向断面図である。 クラッチ手段が第1の位置Iにあり太陽ギアが両方とも自由である図1のハブ変速機を示す。 クラッチ手段が位置IIにあり太陽ギアが両方ともロックされている図1のハブ変速機を示す。 クラッチ手段が第3の位置IIIにあり第2の太陽ギアがロックされている図1のハブ変速機を示す。 図1のハブ変速機のクラッチ手段を示す斜視図である。
符号の説明
10 ハブ軸
11 駆動体
12 ハブシェル
13 遊星歯車機構
13a、13b 太陽ギア
13c 遊星ギアキャリア
13d 遊星ギア
13e リングギア
13f 係合手段
14 クラッチ手段
14a、14b クラッチ板
14c 係合手段
15 ガイド手段
15a セレーション
16a、16b、16c、16d ばね
17 シフトスリーブ
17a ストッパ手段
17c 係合手段
18 シフト機構
19 回転変換手段
20 カム部
21 キー部材
22 ガイド溝
23 ロッド
24、25 クラッチ

Claims (14)

  1. ハブ軸と、
    前記ハブ軸に対して相対回転自在に支持された駆動体と、
    前記駆動体に対して相対回転自在に支持されたハブシェルと、
    前記駆動体と前記ハブシェルとの間に配置され、前記駆動体から複数の動力伝達経路を通して前記ハブシェルへと回転力を伝えるための遊星歯車機構と、
    異なる変速比を選択するために前記遊星歯車機構を作動させるためのクラッチ手段と、を備え、
    前記クラッチ手段は、前記ハブ軸によって回転不能に支持されて、前記遊星歯車機構の少なくとも1つの太陽ギアとの係合/係合解除のために前記ハブ軸に対して軸方向に相対移動自在である少なくとも1つのクラッチ板を有することを特徴とする、
    自転車用ハブ変速機。
  2. 前記ハブ軸は、前記クラッチ板に係合される軸方向ガイド手段を含む請求項1に記載の自転車用ハブ変速機。
  3. 前記軸方向ガイド手段は前記ハブ軸の外周面上のセレーションを含み、前記セレーションは前記クラッチ板に対応して形成された内周面に係合される、請求項2に記載の自転車用ハブ変速機。
  4. 前記クラッチ手段は、それぞれが前記ハブ軸によって回転不能に支持されて、前記遊星歯車機構の2乃至4つの太陽ギアのそれぞれとの係合/係合解除のために前記ハブ軸に対して軸方向に相対移動自在である2乃至4つのクラッチ板を含む、請求項1から3のいずれかに記載の自転車用ハブ変速機。
  5. 前記クラッチ板のそれぞれがばねによって軸方向に付勢されている、請求項1から4のいずれかに記載の自転車用ハブ変速機。
  6. 前記ハブ軸に対して少なくとも軸方向に相対移動自在でシフト機構に結合されたシフトスリーブが設けられた、請求項1から5のいずれかに記載の自転車用ハブ変速機。
  7. 前記シフトスリーブは前記ハブ軸に対して回転自在に相対移動自在である、請求項6に記載の自転車用ハブ変速機。
  8. 前記シフトスリーブは前記クラッチ板用のストッパ手段を含む、請求項6または7に記載の自転車用ハブ変速機。
  9. 前記シフトスリーブの回転を前記シフトスリーブの軸方向移動に変換するための回転変換手段が設けられた、請求項7または8に記載の自転車用ハブ変速機。
  10. 前記回転変換手段は、前記シフトスリーブの内周面上に設けられたカム部と、前記シフト機構に結合されて前記カム部に係合可能なキー部材とを含む請求項9に記載の自転車用ハブ変速機。
  11. 前記キー部材は、前記ハブ軸の外周面に形成されて前記カム部との係合状態において前記キー部材を軸方向においてロックするようになっているガイド溝の中に移動自在に配置されている、請求項10に記載の自転車用ハブ変速機。
  12. 前記シフトスリーブと前記キー部材との間に、前記キー部材を前記カム部から離れる方向に付勢するばねが設けられた、請求項9または10に記載の自転車用ハブ変速機。
  13. 前記シフトスリーブは、前記遊星歯車機構の遊星ギアキャリアおよび/または前記駆動体に係合される、請求項9から12のいずれかに記載の自転車用ハブ変速機。
  14. 前記シフト機構は、前記ハブ軸内に軸方向に移動自在に配置されて前記駆動体方向に付勢されるロッドを含む、請求項6から13のいずれかに記載の自転車用ハブ変速機。
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