JP4704878B2 - 平板型燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明は、平板型燃料電池とセパレータを交互に積層した平板型燃料電池スタックに関するものである。
図12は、従来のクロスフロー型平板型燃料電池スタックの構成を示す斜視図である。図12において、3は酸化剤ガス、4は酸化剤ガスの供給分岐経路、5は酸化剤ガスの排出分岐経路、6は燃料ガスの供給主経路、7は燃料ガスの排出主経路、8は燃料ガス、9は燃料ガスの供給分岐経路、10は燃料ガスの排出分岐経路、12は平板型燃料電池、13は平板型燃料電池12を対称に分割する分割線、14は酸化剤ガスの供給口、15は酸化剤ガスの排出口、16は燃料ガスの供給口、17は燃料ガスの排出口、19は酸化剤ガスの供給主経路、20は酸化剤ガスの排出主経路、21はセパレータである。
燃料極と空気極がセラミックスの電解質を介して配置され、水素を始めとする燃料ガスと空気を始めとする酸化剤ガスとを供給することにより発電する燃料電池において、実用上十分な発電電力を得るためには、平板型燃料電池12を複数個、電気的に接続することが必要となる。隣り合う平板型燃料電池12の燃料ガスと酸化剤ガスとを分離して、燃料電池12の燃料極に燃料ガスを供給し、かつ空気極に酸化剤ガスを供給しつつ、個々の燃料電池12を電気的に接続するために、電気伝導性の高いセパレータ21を用い、平板型燃料電池12をセパレータ21を介して複数個接続するようにしている。セパレータ21は、片面に燃料ガスの流路を有し、且つその反対側の面に酸化剤ガスの流路を有する。
燃料ガス8は、燃料ガスの供給主経路6および燃料ガスの供給分岐経路9を介して、平板型燃料電池スタックを構成する各セパレータ21の燃料ガスの供給口16に供給される。燃料ガスの供給口16に供給された燃料ガス8は、各セパレータ21に設けられた燃料ガスの流路を流れて燃料ガスの排出口17に到達するまでに発電に利用される。発電に利用された後の燃料ガス8は、燃料ガスの排出分岐経路10および燃料ガスの排出主経路7を介して排出される。
一方、酸化剤ガス3は、酸化剤ガスの供給主経路19および酸化剤ガスの供給分岐経路4を介して、平板型燃料電池スタックを構成する各セパレータ21の酸化剤ガスの供給口14に供給される。酸化剤ガスの供給口14に供給された酸化剤ガス3は、各セパレータ21に設けられた酸化剤ガスの流路を流れて酸化剤ガスの排出口15に到達するまでに発電に利用される。発電に利用された後の酸化剤ガス3は、酸化剤ガスの排出分岐経路5および酸化剤ガスの排出主経路20を介して排出される。
以上のような燃料ガス8および酸化剤ガス3の供給方式は、外部マニホールド方式と呼ばれる。従来の平板型燃料電池スタックでは、平板型燃料電池を対称に分割する分割線13を境界に右側と左側を区別した場合に、酸化剤ガスの供給口14は全て右側にあり、酸化剤ガスの排出口15は全て左側にあった。すなわち、酸化剤ガス3がセパレータ21内を流れる方向は1方向であった。
図13は、従来の平板型燃料電池スタックにおける平板型燃料電池12の電解質の温度分布のシミュレーション結果を示す図である。図13は、電解質の最高温度を1073Kとした場合の温度分布を示している。図13の縦軸は、平板型燃料電池12の電解質の温度Tである。図13の横軸は、平板型燃料電池12上の位置x/Rであり、このx/Rは、分割線13と直交し且つ平板型燃料電池12の中心を通る線を、平板型燃料電池12の上面および底面に対して平行に設定したときに、この線上の位置xを平板型燃料電池12の半径Rで規格化した値であり、平板型燃料電池12の中心位置を0としている。図13の横軸に記載された「右」は図12の右側に相当し、「左」は図12の左側に相当する。したがって、x/R=1は図12の平板型燃料電池12の右端を示し、x/R=−1は平板型燃料電池12の左端を示している。
ここでは、燃料ガス8を水素とし、酸化剤ガス3を空気とし、平板型燃料電池12の電解質を固体酸化物形電解質とした。平板型燃料電池スタックを構成する平板型燃料電池(セル)12の数は3である。図13のセル番号は、各平板型燃料電池12に対して図12の下側から順にセル1、セル2、セル3と割り振ったものである。
電解質の温度分布のシミュレーションは、燃料ガス8の3次元方向の速度と圧力の方程式に境界条件を与えてフルーエント(FLUENT)社の流体解析ソフトウェアを用いて方程式を解くことにより、燃料ガス流のシミュレーションを行うと共に、酸化剤ガス3の3次元方向の速度と圧力の方程式に境界条件を与えて前記流体解析ソフトウェアを用いて方程式を解くことにより、酸化剤ガス流のシミュレーションを行い、この燃料ガス流と酸化剤ガス流のシミュレーション結果に基づいて平板型燃料電池12の電解質の電気化学反応のシミュレーションを前記流体解析ソフトウェアを用いて行うことにより、電解質の温度を計算上で求めたものである。
図13によれば、酸化剤ガス3の流れる方向に沿って、電解質に大きな温度勾配が生じていることが分かる。平板型燃料電池12は最高温度(図13の例では1073K)を規定して発電するので、電解質の温度勾配が大きいと、電解質面内の温度勾配に応じて最低温度が低くなる。低温部分のセル性能は低いので、電解質の温度勾配が大きくなることは平板型燃料電池12の性能が低下することにつながる。3つの平板型燃料電池12を直列に接続したときのスタック電圧を、図13のシミュレーション結果に基づいて計算すると、1.7Vであった。
田川博章,「固体酸化物形燃料電池」,アグネ承風社,1998年,p.271
以上のように、従来の平板型燃料電池スタックでは、各平板型燃料電池の電解質面内の温度勾配が大きいために、平板型燃料電池スタックの性能が低下するという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、各平板型燃料電池の電解質面内の温度勾配を小さくして、平板型燃料電池スタックの性能を向上させることを目的としている。
本発明の平板型燃料電池スタックでは、燃料極に燃料ガスが供給され、かつ空気極に酸化剤ガスが供給される平板型燃料電池と、片面に燃料ガスの流路を有し、かつ反対側の面に酸化剤ガスの流路を有するセパレータとを、平板型燃料電池の燃料極とセパレータの燃料ガス流路とが相対し、かつ平板型燃料電池の空気極とセパレータの酸化剤ガス流路とが相対するように積層している。そして、本発明は、このような平板型燃料電池スタックにおいて、複数の前記セパレータのうちの一部は第1のセパレータであり、前記複数のセパレータのうちの残りは前記第1のセパレータと異なる第2のセパレータであり、前記第1のセパレータは、第1の酸化剤ガス流路と、この第1の酸化剤ガス流路とつながる少なくとも1つの第1の酸化剤ガス供給口と、前記第1の酸化剤ガス流路とつながる少なくとも1つの第1の酸化剤ガス排出口とを有し、前記第2のセパレータは、第2の酸化剤ガス流路と、この第2の酸化剤ガス流路とつながる少なくとも1つの第2の酸化剤ガス供給口と、前記第2の酸化剤ガス流路とつながる少なくとも1つの第2の酸化剤ガス排出口とを有し、前記第1の酸化剤ガス供給口と前記第1の酸化剤ガス排出口とは、平板型燃料電池の電解質面と直交して平板型燃料電池を対称に分割する分割面を挟んで互いに反対側に位置するように配置され、前記第2の酸化剤ガス供給口は、前記分割面に対して前記第1の酸化剤ガス排出口と同じ側に配置され、前記第2の酸化剤ガス排出口は、前記分割面に対して前記第1の酸化剤ガス供給口と同じ側に配置されることを特徴とするものである。
また、本発明の平板型燃料電池スタックの1構成例において、前記第1のセパレータと前記第2のセパレータとは、1枚おき又は複数枚おきに積層されるものである。
また、本発明の平板型燃料電池スタックの1構成例は、さらに、前記第1のセパレータに酸化剤ガスを供給する少なくとも1つの第1の酸化剤ガス供給主経路と、前記第2のセパレータに酸化剤ガスを供給する少なくとも1つの第2の酸化剤ガス供給主経路と、前記第1のセパレータからの酸化剤ガスを排出する少なくとも1つの第1の酸化剤ガス排出主経路と、前記第2のセパレータからの酸化剤ガスを排出する少なくとも1つの第2の酸化剤ガス排出主経路と、前記第1のセパレータ毎に配置された、前記第1のセパレータの第1の酸化剤ガス供給口と前記第1の酸化剤ガス供給主経路とをつなぐ少なくとも1つの第1の酸化剤ガス供給分岐経路と、前記第2のセパレータ毎に配置された、前記第2のセパレータの第2の酸化剤ガス供給口と前記第2の酸化剤ガス供給主経路とをつなぐ少なくとも1つの第2の酸化剤ガス供給分岐経路と、前記第1のセパレータ毎に配置された、前記第1のセパレータの第1の酸化剤ガス排出口と前記第1の酸化剤ガス排出主経路とをつなぐ少なくとも1つの第1の酸化剤ガス排出分岐経路と、前記第2のセパレータ毎に配置された、前記第2のセパレータの第2の酸化剤ガス排出口と前記第2の酸化剤ガス排出主経路とをつなぐ少なくとも1つの第2の酸化剤ガス排出分岐経路とを有するものである。
また、本発明の平板型燃料電池スタックの1構成例において、前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路とは、前記平板型燃料電池の積層方向に沿って配置されるものである。
また、本発明の平板型燃料電池スタックの1構成例は、さらに、前記第1のセパレータに酸化剤ガスを供給する少なくとも1つの第1の酸化剤ガス供給主経路と、前記第2のセパレータに酸化剤ガスを供給する少なくとも1つの第2の酸化剤ガス供給主経路と、前記第1のセパレータ毎に配置された、前記第1のセパレータの第1の酸化剤ガス供給口と前記第1の酸化剤ガス供給主経路とをつなぐ少なくとも1つの第1の酸化剤ガス供給分岐経路と、前記第2のセパレータ毎に配置された、前記第2のセパレータの第2の酸化剤ガス供給口と前記第2の酸化剤ガス供給主経路とをつなぐ少なくとも1つの第2の酸化剤ガス供給分岐経路とを有し、前記酸化剤ガスを前記第1のセパレータの第1の酸化剤ガス排出口および前記第2のセパレータの第2の酸化剤ガス排出口から、平板型燃料電池スタックを収納する容器内に排出することを特徴とするものである。
また、本発明の平板型燃料電池スタックの1構成例において、前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路は、前記平板型燃料電池の積層方向に沿って配置されるものである。
また、本発明の平板型燃料電池スタックの1構成例において、前記第1のセパレータは、第1の燃料ガス流路と、この第1の燃料ガス流路とつながる少なくとも1つの第1の燃料ガス供給口と、前記第1の燃料ガス流路とつながる少なくとも1つの第1の燃料ガス排出口とを有し、前記第2のセパレータは、第2の燃料ガス流路と、この第2の燃料ガス流路とつながる少なくとも1つの第2の燃料ガス供給口と、前記第2の燃料ガス流路とつながる少なくとも1つの第2の燃料ガス排出口とを有するものである。
また、本発明の平板型燃料電池スタックの1構成例は、さらに、さらに、前記第1のセパレータと前記第2のセパレータに燃料ガスを供給する少なくとも1つの燃料ガス供給主経路と、前記第1のセパレータと前記第2のセパレータからの燃料ガスを排出する少なくとも1つの燃料ガス排出主経路と、前記第1、第2のセパレータ毎に配置された、前記第1のセパレータの第1の燃料ガス供給口または前記第2のセパレータの第2の燃料ガス供給口と前記燃料ガス供給主経路とをつなぐ少なくとも1つの燃料ガス供給分岐経路と、前記第1、第2のセパレータ毎に配置された、前記第1のセパレータの第1の燃料ガス排出口または前記第2のセパレータの第2の燃料ガス排出口と前記燃料ガス排出主経路とをつなぐ少なくとも1つの燃料ガス排出分岐経路とを有するものである。
また、本発明の平板型燃料電池スタックの1構成例において、前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路とは、前記平板型燃料電池の積層方向に沿って配置されるものである。
また、本発明の平板型燃料電池スタックの1構成例は、前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路と前記燃料ガス供給分岐経路と前記燃料ガス排出分岐経路の少なくとも一部に絶縁材料を用いることにより、前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路と前記燃料ガス供給分岐経路と前記燃料ガス排出分岐経路が各平板型燃料電池同士の電気的な経路とならないようにしたものである。
また、本発明の平板型燃料電池スタックの1構成例は、前記燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として外部マニホールド方式を採用し、前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路を、それぞれ金属からなる管と絶縁材料からなる管とを交互に積層して管状に成形することにより、前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路と前記燃料ガス供給分岐経路と前記燃料ガス排出分岐経路が各平板型燃料電池同士の電気的な経路とならないようにしたものである。
また、本発明の平板型燃料電池スタックの1構成例は、前記燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として外部マニホールド方式を採用し、前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路を、それぞれ絶縁材料を用いて管状に成形することにより、前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路と前記燃料ガス供給分岐経路と前記燃料ガス排出分岐経路が各平板型燃料電池同士の電気的な経路とならないようにしたものである。
また、本発明の平板型燃料電池スタックの1構成例は、前記燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として外部マニホールド方式を採用し、前記第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と前記燃料ガス供給分岐経路と前記燃料ガス排出分岐経路を、それぞれ絶縁材料を用いて管状に成形することにより、前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路と前記燃料ガス供給分岐経路と前記燃料ガス排出分岐経路が各平板型燃料電池同士の電気的な経路とならないようにしたものである。
また、本発明の平板型燃料電池スタックの1構成例は、前記燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として内部マニホールド方式を採用し、前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路を、それぞれ各セパレータに設けられた貫通穴と各セパレータ間に存在する絶縁部材に設けられた貫通穴とによって管状に成形することにより、前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路と前記燃料ガス供給分岐経路と前記燃料ガス排出分岐経路が各平板型燃料電池同士の電気的な経路とならないようにしたものである。
本発明によれば、複数のセパレータのうちの一部を第1のセパレータとし、残りを第2のセパレータとして、第1のセパレータに、平板型燃料電池の電解質面と平行な第1の方向に配置された第1の酸化剤ガス供給口と、第1の方向と反対の第2の方向に配置された第1の酸化剤ガス排出口とを設け、第2のセパレータに、第2の方向に配置された第2の酸化剤ガス供給口と、第1の方向に配置された第2の酸化剤ガス排出口とを設けることにより、平板型燃料電池に対する酸化剤ガスの供給排出方向が第1のセパレータと第2のセパレータで反転するので、酸化剤ガスの供給排出方向に沿って生じる電解質の温度勾配を第1のセパレータと第2のセパレータで打ち消し合うようにすることができる。その結果、本発明では、従来の平板型燃料電池スタックと比較して電解質の温度勾配を低減することができ、平板型燃料電池の平均温度を高くすることができ、平板型燃料電池スタックの性能を従来よりも向上させることができる。また、本発明では、電解質の温度勾配を低減できることから、電解質の劣化を抑制でき、平板型燃料電池の大口径化も可能となる。
また、本発明では、第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と燃料ガス供給主経路と燃料ガス排出主経路と燃料ガス供給分岐経路と燃料ガス排出分岐経路の少なくとも一部に絶縁材料を用いることにより、第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と燃料ガス供給主経路と燃料ガス排出主経路と燃料ガス供給分岐経路と燃料ガス排出分岐経路が各平板型燃料電池同士の電気的な経路とならないようにすることができ、セパレータによる各平板型燃料電池間の電気的な接続を損なうことのないようにすることができる。
また、本発明では、燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として外部マニホールド方式を採用する場合に、第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と燃料ガス供給主経路と燃料ガス排出主経路を、それぞれ金属からなる管と絶縁材料からなる管とを交互に積層して管状に成形することにより、第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と燃料ガス供給主経路と燃料ガス排出主経路と燃料ガス供給分岐経路と燃料ガス排出分岐経路が各平板型燃料電池同士の電気的な経路とならないようにすることができる。
また、本発明では、燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として外部マニホールド方式を採用する場合に、第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と燃料ガス供給主経路と燃料ガス排出主経路を、それぞれ絶縁材料を用いて管状に成形することにより、第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と燃料ガス供給主経路と燃料ガス排出主経路と燃料ガス供給分岐経路と燃料ガス排出分岐経路が各平板型燃料電池同士の電気的な経路とならないようにすることができる。
また、本発明では、燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として外部マニホールド方式を採用する場合に、第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と燃料ガス供給分岐経路と燃料ガス排出分岐経路を、それぞれ絶縁材料を用いて管状に成形することにより、第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と燃料ガス供給主経路と燃料ガス排出主経路と燃料ガス供給分岐経路と燃料ガス排出分岐経路が各平板型燃料電池同士の電気的な経路とならないようにすることができる。
また、本発明では、燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として内部マニホールド方式を採用する場合に、第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と燃料ガス供給主経路と燃料ガス排出主経路を、それぞれ各セパレータに設けられた貫通穴と各セパレータ間に存在する絶縁部材に設けられた貫通穴とによって管状に成形することにより、第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と燃料ガス供給主経路と燃料ガス排出主経路と燃料ガス供給分岐経路と燃料ガス排出分岐経路が各平板型燃料電池同士の電気的な経路とならないようにすることができる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る平板型燃料電池スタックの構成を示す斜視図である。図1において、1は燃料電池スタックに対して酸化剤ガスを図1の左側から供給する左供給主経路(第1の酸化剤ガス供給主経路)、1’は燃料電池スタックに対して酸化剤ガスを図1の右側から供給する右供給主経路(第2の酸化剤ガス供給主経路)、2は燃料電池スタックの右側から排出された酸化剤ガスが流入する右排出主経路(第1の酸化剤ガス排出主経路)、2’は燃料電池スタックの左側から排出された酸化剤ガスが流入する左排出主経路(第2の酸化剤ガス排出主経路)、3は酸化剤ガス、4は酸化剤ガスの左供給分岐経路(第1の酸化剤ガス供給分岐経路)、4’は酸化剤ガスの右供給分岐経路(第2の酸化剤ガス供給分岐経路)、5は酸化剤ガスの右排出分岐経路(第1の酸化剤ガス排出分岐経路)、5’は酸化剤ガスの左排出分岐経路(第2の酸化剤ガス排出分岐経路)、6は燃料ガスの供給主経路、7は燃料ガスの排出主経路、8は燃料ガス、9は燃料ガスの供給分岐経路、10は燃料ガスの排出分岐経路、11は酸化剤ガス3の供給を左側から受けて酸化剤ガス3を右側に排出する左供給右排出セパレータ(第1のセパレータ)、11’は酸化剤ガス3の供給を右側から受けて酸化剤ガス3を左側に排出する右供給左排出セパレータ(第2のセパレータ)、12は平板型燃料電池、13は平板型燃料電池12を対称に分割する分割線、14,14’は酸化剤ガスの供給口、15,15’は酸化剤ガスの排出口、16は燃料ガスの供給口、17は燃料ガスの排出口である。
本実施の形態では、平板型燃料電池12を対称に分割する分割線13を境界として右側と左側を区別する。左供給右排出セパレータ11は、左側に酸化剤ガスの供給口(第1の酸化剤ガス供給口)14を有し、右側に酸化剤ガスの排出口(第1の酸化剤ガス排出口)15を有する。右供給左排出セパレータ11’は、右側に酸化剤ガスの供給口(第2の酸化剤ガス供給口)14’を有し、左側に酸化剤ガスの排出口(第2の酸化剤ガス排出口)15’を有する。また、各セパレータ11,11’は、燃料ガスの供給口と燃料ガスの排出口を1つずつ有する。左供給右排出セパレータ11と右供給左排出セパレータ11’とは、1枚おきに積層される。
図2は、平板型燃料電池スタックの平板型燃料電池12およびセパレータ11,11’の断面図である。図2に示すように、各平板型燃料電池12は、セラミックス製の電解質120の一方の面に燃料極121を配置し、電解質120の反対側の面に空気極122を配置した構成を有する。左供給右排出セパレータ11と右供給左排出セパレータ11’は、それぞれ導電性のセラミックスまたは金属からなり、一方の面に燃料ガス流路110,110’が形成され、反対側の面に酸化剤ガス流路111,111’が形成されている。
本実施の形態では、平板型燃料電池12とセパレータは交互に積層され、かつセパレータが左供給右排出セパレータ11→右供給左排出セパレータ11’→左供給右排出セパレータ11→右供給左排出セパレータ11’・・・・というように周期的に変わる構造となっている。
このとき、平板型燃料電池12の燃料極121とセパレータ11,11’の燃料ガス流路110,110’とが相対し、かつ平板型燃料電池12の空気極122とセパレータ11,11’の酸化剤ガス流路111,111’とが相対するように積層される。これにより、セパレータ11,11’の燃料ガス流路110,110’を通じて平板型燃料電池12の燃料極121に燃料ガスが供給され、セパレータ11,11’の酸化剤ガス流路111,111’を通じて平板型燃料電池12の空気極122に酸化剤ガスが供給される。
本実施の形態の燃料ガス8および酸化剤ガス3の供給排出方式は、いわゆる外部マニホールド方式である。
本実施の形態が図12に示した従来の平板型燃料電池スタックと大きく異なる点は、酸化剤ガス3の供給排出方向が周期的に略反転することである。
酸化剤ガス3は、酸化剤ガスの左供給主経路1および左供給分岐経路4を介して各セパレータ11の酸化剤ガスの供給口14に供給される。供給口14に供給された酸化剤ガス3は、各セパレータ11に設けられた酸化剤ガスの流路を流れて酸化剤ガスの排出口15に到達するまでに発電に利用される。発電に利用された後の酸化剤ガス3は、酸化剤ガスの右排出分岐経路5および右排出主経路2を介して排出される。また、酸化剤ガス3は、酸化剤ガスの右供給主経路1’および右供給分岐経路4’を介して各セパレータ11’の酸化剤ガスの供給口14’に供給される。供給口14’に供給された酸化剤ガス3は、各セパレータ11’に設けられた酸化剤ガスの流路を流れて酸化剤ガスの排出口15’に到達するまでに発電に利用される。発電に利用された後の酸化剤ガス3は、酸化剤ガスの左排出分岐経路5’および左排出主経路2’を介して排出される。
燃料ガス8は、燃料ガスの供給主経路6および供給分岐経路9を介して各セパレータ11,11’の燃料ガスの供給口16に供給される。供給口16に供給された燃料ガス8は、各セパレータ11,11’に設けられた燃料ガスの流路を流れて燃料ガスの排出口17に到達するまでに発電に利用される。発電に利用された後の燃料ガス8は、燃料ガスの排出分岐経路10および排出主経路7を介して排出される。
酸化剤ガスの供給主経路1,1’、酸化剤ガスの排出主経路2,2’、燃料ガスの供給主経路6および燃料ガスの排出主経路7は、それぞれ金属製の管と電気的絶縁材料からなる管とを交互に積層して管状に成形したものである。このように金属からなる管と絶縁材料からなる管とを交互に積層することにより、供給主経路1,1’,6と排出主経路2,2’,7とを平板型燃料電池スタックに取り付けたときに、これらの経路が各平板型燃料電池12同士を接続する電気的な経路とならないようにしている。
なお、酸化剤ガスの供給主経路1,1’、酸化剤ガスの排出主経路2,2’、燃料ガスの供給主経路6および燃料ガスの排出主経路7を、それぞれ電気的絶縁材料により管状に成形するようにしてもよい。これにより、供給主経路1,1’,6と排出主経路2,2’,7とを平板型燃料電池スタックに取り付けたときに、これらの経路が各平板型燃料電池12同士を接続する電気的な経路とならないようにすることができる。
また、酸化剤ガスの供給分岐経路4,4’、酸化剤ガスの排出分岐経路5,5’、燃料ガスの供給分岐経路9および燃料ガスの排出分岐経路10を、それぞれ電気的絶縁材料により管状に成形するようにしてもよい。これにより、供給主経路1,1’,6と排出主経路2,2’,7が金属製であっても、これらの経路が各平板型燃料電池12同士を接続する電気的な経路とならないようにすることができる。
図3は、本実施の形態の平板型燃料電池スタックにおける平板型燃料電池12の電解質の温度分布のシミュレーション結果を示す図である。図3は、電解質の最高温度を1073Kとした場合の温度分布を示している。図3の縦軸は、平板型燃料電池12の電解質の温度Tである。図3の横軸は、平板型燃料電池12上の位置x/Rであり、このx/Rは、分割線13と直交し且つ平板型燃料電池12の中心を通る線を、平板型燃料電池12の上面および底面に対して平行に設定したときに、この線上の位置xを平板型燃料電池12の半径Rで規格化した値であり、平板型燃料電池12の中心位置を0としている。図3の横軸に記載された「右」は図1の右側に相当し、「左」は図1の左側に相当する。したがって、x/R=1は図1の平板型燃料電池12の右端を示し、x/R=−1は平板型燃料電池12の左端を示している。
ここでは、燃料ガス8を水素とし、酸化剤ガス3を空気とし、平板型燃料電池12の電解質を固体酸化物形電解質とした。平板型燃料電池スタックを構成する平板型燃料電池(セル)12の数は3である。図3のセル番号は、各平板型燃料電池12に対して図1の下側から順にセル1、セル2、セル3と割り振ったものである。電解質の温度分布のシミュレーションは、図13の例と同様の手法により行っている。
図3から明らかなように、本実施の形態では、図12に示した従来の平板型燃料電池スタックよりも電解質の温度勾配が小さくなり、またx/R=0を中点とする酸化剤ガス流の前半区間(セル1とセル3の場合はx/R=1〜0の区間、セル2の場合はx/R=−1〜0の区間)および後半区間(セル1とセル3の場合はx/R=0〜−1の区間、セル2の場合はx/R=0〜1の区間)での温度勾配も小さくなっていることが分かる。最低温度と最高温度の差は、図13の例と比較して60K小さくなっている。
平板型燃料電池12は最高温度(図3の例では1073K)を規定して発電するので、電解質の温度勾配が大きいと、電解質面内の温度勾配に応じて最低温度が低くなる。本実施の形態では、従来の平板型燃料電池スタックと比較して電解質の温度勾配が小さいので、平板型燃料電池12の平均温度が高くなっている。
以上のように、本実施の形態では、平板型燃料電池12に対する酸化剤ガス3の供給排出方向を周期的に反転させることにより、酸化剤ガス3の供給排出方向に沿って生じる電解質の温度勾配が互いに打ち消しあうため、酸化剤ガス3の供給排出方向が1方向しかない従来の平板型燃料電池スタックと比較して電解質面内の温度勾配を低減でき、平板型燃料電池12の平均温度を高くできることが、シミュレーションにより明らかとなった。これにより、本実施の形態では、平板型燃料電池スタックの性能を従来よりも向上させることができる。3つの平板型燃料電池12を直列に接続したときのスタック電圧を、図3のシミュレーション結果に基づいて計算すると、図13のシミュレーション結果よりも高い1.90Vであった。
また、本実施の形態では、電解質の温度勾配を低減できることから、電解質の膨張収縮の歪みを緩和することができるので、電解質の劣化を抑制でき、電解質の長期安定性が増すばかりでなく、平板型燃料電池12の大口径化も可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図4は、本発明の第2の実施の形態に係る平板型燃料電池スタックの構成を示す斜視図である。第1の実施の形態では、燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として外部マニホールド方式を採用したが、本実施の形態は燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として内部マニホールド方式を採用したものである。
図4において、1は酸化剤ガスの左供給主経路、1’は酸化剤ガスの右供給主経路、2は酸化剤ガスの右排出主経路、2’は酸化剤ガスの左排出主経路、3は酸化剤ガス、4は酸化剤ガスの左供給分岐経路、4’は酸化剤ガスの右供給分岐経路、5は酸化剤ガスの右排出分岐経路、5’は酸化剤ガスの左排出分岐経路、6は燃料ガスの供給主経路、7は燃料ガスの排出主経路、8は燃料ガス、9は燃料ガスの供給分岐経路、10は燃料ガスの排出分岐経路、11は左供給右排出セパレータ、11’は右供給左排出セパレータ、18は絶縁部材である。
内部マニホールド方式では、セパレータ11,11’と絶縁部材18とを積層した図4の円筒形の中心部の領域に平板型燃料電池(不図示)が配置されている。すなわち、セパレータ11と11’間にそれぞれ平板型燃料電池が配置され、この平板型燃料電池の周りを取り囲むように絶縁部材18が配置されている。これにより、図4の円筒形の内部で平板型燃料電池とセパレータとが交互に積層され、かつセパレータが左供給右排出セパレータ11→右供給左排出セパレータ11’→左供給右排出セパレータ11→右供給左排出セパレータ11’・・・・というように周期的に変わる構造が実現されている。
各セパレータ11,11’は、各平板型燃料電池を電気的に接続する役割を持つと共に、燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給・排出の役割を持っている。すなわち、各セパレータ11,11’には、それぞれ6つの貫通穴が形成され、この6つの貫通穴が酸化剤ガスの供給主経路1,1’、酸化剤ガスの排出主経路2,2’、燃料ガスの供給主経路6および燃料ガスの排出主経路7を構成している。
また、左供給右排出セパレータ11には、酸化剤ガスの左供給分岐経路4、酸化剤ガスの右排出分岐経路5、燃料ガスの供給分岐経路9および燃料ガスの排出分岐経路10がそれぞれ管状若しくは溝状に形成されている。これにより、酸化剤ガスの左供給主経路1とセパレータ11の酸化剤ガスの流路とが左供給分岐経路4を介して接続され、セパレータ11の酸化剤ガスの流路と酸化剤ガスの右排出主経路2とが右排出分岐経路5を介して接続され、燃料ガスの供給主経路6とセパレータ11の燃料ガスの流路とが供給分岐経路9を介して接続され、セパレータ11の燃料ガスの流路と燃料ガスの排出主経路7とが排出分岐経路10を介して接続されている。
同様に、右供給左排出セパレータ11’には、酸化剤ガスの右供給分岐経路4’、酸化剤ガスの左排出分岐経路5’、燃料ガスの供給分岐経路9および燃料ガスの排出分岐経路10がそれぞれ管状若しくは溝状に形成されている。これにより、酸化剤ガスの右供給主経路1’とセパレータ11’の酸化剤ガスの流路とが右供給分岐経路4’を介して接続され、セパレータ11’の酸化剤ガスの流路と酸化剤ガスの左排出主経路2’とが左排出分岐経路5’を介して接続され、燃料ガスの供給主経路6とセパレータ11’の燃料ガスの流路とが供給分岐経路9を介して接続され、セパレータ11’の燃料ガスの流路と燃料ガスの排出主経路7とが排出分岐経路10を介して接続されている。
セパレータ11,11’と同様に、各絶縁部材18には、それぞれ6つの貫通穴が形成され、この6つの貫通穴が酸化剤ガスの供給主経路1,1’、酸化剤ガスの排出主経路2,2’、燃料ガスの供給主経路6および燃料ガスの排出主経路7を構成している。各平板型燃料電池の周囲に絶縁部材18を設け、この絶縁部材18に酸化剤ガスの供給主経路1,1’、酸化剤ガスの排出主経路2,2’、燃料ガスの供給主経路6および燃料ガスの排出主経路7の役割を持たせることで、供給主経路1,1’,6と排出主経路2,2’,7が各平板型燃料電池の燃料極と空気極を接続する電気的な経路とならないようにすることができる。
第1の実施の形態と同様に、酸化剤ガス3は、酸化剤ガスの左供給主経路1および左供給分岐経路4を介して各セパレータ11の酸化剤ガスの流路に供給され、酸化剤ガスの右排出分岐経路5および右排出主経路2を介して排出される。また、酸化剤ガス3は、酸化剤ガスの右供給主経路1’および右供給分岐経路4’を介して各セパレータ11’の酸化剤ガスの流路に供給され、酸化剤ガスの左排出分岐経路5’および左排出主経路2’を介して排出される。
燃料ガス8は、燃料ガスの供給主経路6および供給分岐経路9を介して各セパレータ11,11’の燃料ガスの流路に供給され、燃料ガスの排出分岐経路10および排出主経路7を介して排出される。
こうして、内部マニホールド方式の平板型燃料電池スタックにおいても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図5は、本発明の第3の実施の形態に係る平板型燃料電池スタックの構成を示す斜視図であり、図1と同様の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態の燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式は、外部マニホールド方式である。
本実施の形態が図12に示した従来の平板型燃料電池スタックと大きく異なる点は、酸化剤ガス3の供給排出方向が周期的に略反転することであり、さらに本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、酸化剤ガスの左供給主経路1と右供給主経路1’とを2つずつ設け、またセパレータ11,11’の酸化剤ガスの供給口と左供給分岐経路4と右供給分岐経路4’とをセパレータ毎に2つずつ設けたことである。
第1の実施の形態と同様に、平板型燃料電池12を対称に分割する分割線13を境界として右側と左側を区別すると、左供給右排出セパレータ11は、左側に2つの酸化剤ガスの供給口14を有し、右側に1つの酸化剤ガスの排出口15を有する。右供給左排出セパレータ11’は、右側に2つの酸化剤ガスの供給口14’を有し、左側に1つの酸化剤ガスの排出口15’を有する。また、各セパレータ11,11’は、燃料ガスの供給口と燃料ガスの排出口を1つずつ有する。左供給右排出セパレータ11と右供給左排出セパレータ11’とは、1枚おきに積層される。
本実施の形態では、酸化剤ガスの1つの左供給主経路1および左供給分岐経路4を介して各セパレータ11の一方の供給口14に酸化剤ガス3を供給すると同時に、酸化剤ガスのもう1つの左供給主経路1および左供給分岐経路4を介して各セパレータ11の他方の供給口14に酸化剤ガス3を供給し、また酸化剤ガスの1つの右供給主経路1’および右供給分岐経路4’を介して各セパレータ11’の一方の供給口14’に酸化剤ガス3を供給すると同時に、酸化剤ガスのもう1つの右供給主経路1’および右供給分岐経路4’を介して各セパレータ11’の他方の供給口14’に酸化剤ガス3を供給する。
そして、2つの供給口14に供給された酸化剤ガス3は、各セパレータ11に設けられた酸化剤ガスの流路を流れ、酸化剤ガスの右排出分岐経路5および右排出主経路2を介して排出される。また、2つの供給口14’に供給された酸化剤ガス3は、各セパレータ11’に設けられた酸化剤ガスの流路を流れ、酸化剤ガスの左排出分岐経路5’および左排出主経路2’を介して排出される。
燃料ガス8の供給排出経路は第1の実施の形態と同じである。
酸化剤ガスの供給主経路1,1’、酸化剤ガスの排出主経路2,2’、酸化剤ガスの供給分岐経路4,4’、酸化剤ガスの排出分岐経路5,5’、燃料ガスの供給主経路6、燃料ガスの排出主経路7、燃料ガスの供給分岐経路9および燃料ガスの排出分岐経路10は、第1の実施の形態と同様の材料を用いて構成すればよい。
図6は、本実施の形態の平板型燃料電池スタックにおける平板型燃料電池12の電解質の温度分布のシミュレーション結果を示す図である。図6は、電解質の最高温度を1073Kとした場合の温度分布を示している。図6の縦軸は、平板型燃料電池12の電解質の温度Tである。図6の横軸は、平板型燃料電池12上の位置x/Rであり、このx/Rは、分割線13と直交し且つ平板型燃料電池12の中心を通る線を、平板型燃料電池12の上面および底面に対して平行に設定したときに、この線上の位置xを平板型燃料電池12の半径Rで規格化した値であり、平板型燃料電池12の中心位置を0としている。図6の横軸に記載された「右」は図5の右側に相当し、「左」は図5の左側に相当する。
ここでは、燃料ガス8を水素とし、酸化剤ガス3を空気とし、平板型燃料電池12の電解質を固体酸化物形電解質とした。平板型燃料電池スタックを構成する平板型燃料電池12の数は3である。図6のセル番号は、各平板型燃料電池12に対して図5の下側から順にセル1、セル2、セル3と割り振ったものである。電解質の温度分布のシミュレーションは、図13の例と同様の手法により行っている。
図6から明らかなように、本実施の形態では、図12に示した従来の平板型燃料電池スタックよりも電解質の温度勾配が小さくなり、またx/R=0を中点とする酸化剤ガス流の前半区間(セル1とセル3の場合はx/R=−1〜0の区間、セル2の場合はx/R=1〜0の区間)および後半区間(セル1とセル3の場合はx/R=0〜1の区間、セル2の場合はx/R=0〜−1の区間)での温度勾配も小さくなっていることが分かる。また、電解質面内の端部付近(x/R=−1とx/R=1の付近)の温度が高いため、高温度領域の面積が従来よりも大きくなっていることが分かる。最低温度と最高温度の差は、図13の例と比較して70K小さくなっている。
平板型燃料電池12は最高温度(図6の例では1073K)を規定して発電するので、電解質の温度勾配が大きいと、電解質面内の温度勾配に応じて最低温度が低くなる。本実施の形態では、従来の平板型燃料電池スタックと比較して平板型燃料電池12の平均温度が高くなっている。
以上のように、本実施の形態では、平板型燃料電池12に対する酸化剤ガス3の供給排出方向を周期的に反転させ、また各セパレータ11,11’の酸化剤ガスの供給口をセパレータ毎に2つずつ設けることにより、従来の平板型燃料電池スタックと比較して電解質面内の温度勾配を低減でき、平板型燃料電池12の平均温度を高くできることが、シミュレーションにより明らかとなった。これにより、本実施の形態では、平板型燃料電池スタックの性能を従来よりも向上させることができる。3つの平板型燃料電池12を直列に接続したときのスタック電圧を、図6のシミュレーション結果に基づいて計算すると、1.93Vであった。
また、本実施の形態では、電解質の温度勾配を低減できることから、電解質の劣化を抑制でき、平板型燃料電池12の大口径化も可能となる。
なお、酸化剤ガスの左供給主経路1と右供給主経路1’とを3つ以上設け、またセパレータ11,11’の酸化剤ガスの供給口と左供給分岐経路4と右供給分岐経路4’とをセパレータ毎に3つ以上設けるようにしてもよい。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図7は、本発明の第4の実施の形態に係る平板型燃料電池スタックの構成を示す斜視図であり、図4と同様の構成には同一の符号を付してある。第3の実施の形態では、燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として外部マニホールド方式を採用したが、本実施の形態は燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として内部マニホールド方式を採用したものである。
本実施の形態においても、平板型燃料電池スタックの構成は第2の実施の形態とほぼ同様であるが、本実施の形態では、第3の実施の形態と同様に、酸化剤ガスの左供給主経路1と右供給主経路1’とを2つずつ設け、また酸化剤ガスの左供給分岐経路4と右供給分岐経路4’とをセパレータ毎に2つずつ設けている。
酸化剤ガス3は、1つの左供給主経路1および左供給分岐経路4を介して各セパレータ11の酸化剤ガスの流路に流入すると同時に、もう1つの左供給主経路1および左供給分岐経路4を介して各セパレータ11の酸化剤ガスの流路に流入する。また、酸化剤ガス3は、1つの右供給主経路1’および右供給分岐経路4’を介して各セパレータ11’の酸化剤ガスの流路に流入すると同時に、もう1つの右供給主経路1’および右供給分岐経路4’を介して各セパレータ11’の酸化剤ガスの流路に流入する。そして、各セパレータ11,11’の酸化剤ガスの流路に供給された酸化剤ガス3は、第2の実施の形態と同様の経路を通って排出される。
燃料ガス8の供給排出経路は第2の実施の形態と同じである。こうして、内部マニホールド方式の平板型燃料電池スタックにおいても、第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。図8は、本発明の第5の実施の形態に係る平板型燃料電池スタックの構成を示す斜視図であり、図1、図5と同様の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態の燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式は、外部マニホールド方式である。
本実施の形態が図12に示した従来の平板型燃料電池スタックと大きく異なる点は、酸化剤ガス3の供給排出方向が周期的に略反転することであり、さらに本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、酸化剤ガスの右排出主経路2と左排出主経路2’とを2つずつ設け、またセパレータ11,11’の酸化剤ガスの排出口と右排出分岐経路5と左排出分岐経路5’とをセパレータ毎に2つずつ設けたことである。
第1の実施の形態と同様に、平板型燃料電池12を対称に分割する分割線13を境界として右側と左側を区別すると、左供給右排出セパレータ11は、左側に1つの酸化剤ガスの供給口14を有し、右側に2つの酸化剤ガスの排出口15を有する。右供給左排出セパレータ11’は、右側に1つの酸化剤ガスの供給口14’を有し、左側に2つの酸化剤ガスの排出口15’を有する。また、各セパレータ11,11’は、燃料ガスの供給口と燃料ガスの排出口を1つずつ有する。左供給右排出セパレータ11と右供給左排出セパレータ11’とは、1枚おきに積層される。
第1の実施の形態と同様の経路で各セパレータ11の酸化剤ガスの流路に流入した酸化剤ガス3は、各セパレータ11の1つの排出口15から酸化剤ガスの一方の右排出分岐経路5および右排出主経路2を介して排出されると同時に、各セパレータ11のもう1つの排出口15から酸化剤ガスの他方の右排出分岐経路5および右排出主経路2を介して排出される。また、第1の実施の形態と同様の経路で各セパレータ11’の酸化剤ガスの流路に流入した酸化剤ガス3は、各セパレータ11’の1つの排出口15’から酸化剤ガスの一方の左排出分岐経路5’および左排出主経路2’を介して排出されると同時に、各セパレータ11’のもう1つの排出口15’から酸化剤ガスの他方の左排出分岐経路5’および左排出主経路2’を介して排出される。
燃料ガス8の供給排出経路は第1の実施の形態と同じである。
酸化剤ガスの供給主経路1,1’、酸化剤ガスの排出主経路2,2’、酸化剤ガスの供給分岐経路4,4’、酸化剤ガスの排出分岐経路5,5’、燃料ガスの供給主経路6、燃料ガスの排出主経路7、燃料ガスの供給分岐経路9および燃料ガスの排出分岐経路10は、第1の実施の形態と同様の材料を用いて構成すればよい。
以上のように、本実施の形態では、平板型燃料電池12に対する酸化剤ガス3の供給排出方向を周期的に反転させ、また各セパレータ11,11’の酸化剤ガスの排出口をセパレータ毎に2つずつ設けている。本実施の形態では、平板型燃料電池12の電解質の温度分布のシミュレーション結果を明示していないが、従来の平板型燃料電池スタックと比較して電解質面内の温度勾配を低減できることをシミュレーションで確認している。
なお、酸化剤ガスの右排出主経路2と左排出主経路2’とを3つ以上設け、またセパレータ11,11’の酸化剤ガスの排出口と右排出分岐経路5と左排出分岐経路5’とをセパレータ毎に3つ以上設けるようにしてもよい。
[第6の実施の形態]
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。図9は、本発明の第6の実施の形態に係る平板型燃料電池スタックの構成を示す斜視図であり、図4、図7と同様の構成には同一の符号を付してある。第5の実施の形態では、燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として外部マニホールド方式を採用したが、本実施の形態は燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として内部マニホールド方式を採用したものである。
本実施の形態においても、平板型燃料電池スタックの構成は第2の実施の形態とほぼ同様であるが、本実施の形態では、第5の実施の形態と同様に、酸化剤ガスの右排出主経路2と左排出主経路2’とを2つずつ設け、また酸化剤ガスの右排出分岐経路5と左排出分岐経路5’とをセパレータ毎に2つずつ設けている。
第2の実施の形態と同様の経路で各セパレータ11の酸化剤ガスの流路に流入した酸化剤ガス3は、酸化剤ガスの一方の右排出分岐経路5および右排出主経路2を介して排出されると同時に、酸化剤ガスの他方の右排出分岐経路5および右排出主経路2を介して排出される。また、第2の実施の形態と同様の経路で各セパレータ11’の酸化剤ガスの流路に流入した酸化剤ガス3は、酸化剤ガスの一方の左排出分岐経路5’および左排出主経路2’を介して排出されると同時に、酸化剤ガスの他方の左排出分岐経路5’および左排出主経路2’を介して排出される。
燃料ガス8の供給排出経路は第2の実施の形態と同じである。こうして、内部マニホールド方式の平板型燃料電池スタックにおいても、第5の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
[第7の実施の形態]
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。図10は、本発明の第7の実施の形態に係る平板型燃料電池スタックの構成を示す斜視図であり、図1、図5、図8と同様の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態の燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式は、外部マニホールド方式である。
本実施の形態が図12に示した従来の平板型燃料電池スタックと大きく異なる点は、酸化剤ガス3の供給排出方向が周期的に略反転することである。また、第1〜第6の実施の形態では、平板型燃料電池スタックを収納する容器について明記していないが、酸化剤ガス3および燃料ガス8を排出主経路2,2’,7を介して容器の外部に排出するのに対し、本実施の形態では、酸化剤ガス3をセパレータ11,11’の排出口から容器(不図示)の内部に排出する。
第1の実施の形態と同様に、平板型燃料電池12を対称に分割する分割線13を境界として右側と左側を区別すると、左供給右排出セパレータ11は、左側に1つの酸化剤ガスの供給口14を有し、右側に1つの酸化剤ガスの排出口15を有する。右供給左排出セパレータ11’は、右側に1つの酸化剤ガスの供給口14’を有し、左側に1つの酸化剤ガスの排出口15’を有する。左供給右排出セパレータ11と右供給左排出セパレータ11’とは、1枚おきに積層される。
第1の実施の形態と同様の経路で各セパレータ11の酸化剤ガスの流路に流入した酸化剤ガス3は、各セパレータ11の排出口15から容器内に排出される。また、第1の実施の形態と同様の経路で各セパレータ11’の酸化剤ガスの流路に流入した酸化剤ガス3は、各セパレータ11’の排出口15’から容器内に排出される。
燃料ガス8の供給排出経路は第1の実施の形態と同じである。
酸化剤ガスの供給主経路1,1’、酸化剤ガスの供給分岐経路4,4’、燃料ガスの供給主経路6、燃料ガスの排出主経路7、燃料ガスの供給分岐経路9および燃料ガスの排出分岐経路10は、第1の実施の形態と同様の材料を用いて構成すればよい。
以上のように、本実施の形態では、平板型燃料電池12に対する酸化剤ガス3の供給排出方向を周期的に反転させ、また酸化剤ガス3を各セパレータ11,11’の排出口から容器内に排出している。本実施の形態では、平板型燃料電池12の電解質の温度分布のシミュレーション結果を明示していないが、従来の平板型燃料電池スタックと比較して電解質面内の温度勾配を低減できることをシミュレーションで確認している。
[第8の実施の形態]
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。図11は、本発明の第8の実施の形態に係る平板型燃料電池スタックの構成を示す斜視図であり、図4、図7、図9と同様の構成には同一の符号を付してある。第7の実施の形態では、燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として外部マニホールド方式を採用したが、本実施の形態は燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として内部マニホールド方式を採用したものである。
本実施の形態においても、平板型燃料電池スタックの構成は第2の実施の形態とほぼ同様であるが、本実施の形態では、第7の実施の形態と同様に、酸化剤ガス3をセパレータ11,11’の排出口から、平板型燃料電池スタックを収納する容器(不図示)の内部に排出する。
第2の実施の形態と同様の経路で各セパレータ11の酸化剤ガスの流路に流入した酸化剤ガス3は、各セパレータ11の排出口15から容器内に排出される。また、第2の実施の形態と同様の経路で各セパレータ11’の酸化剤ガスの流路に流入した酸化剤ガス3は、各セパレータ11’の排出口15’から容器内に排出される。
燃料ガス8の供給排出経路は第2の実施の形態と同じである。こうして、内部マニホールド方式の平板型燃料電池スタックにおいても、第7の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、第1〜第8の実施の形態では、燃料ガスの供給主経路6と排出主経路7とを1つずつ設け、また各セパレータの燃料ガスの供給口と排出口と供給分岐経路9と排出分岐経路10とをセパレータ毎に1つずつ設けているが、供給主経路6と排出主経路7とを複数設け、また各セパレータの燃料ガスの供給口と排出口と供給分岐経路9と排出分岐経路10とをセパレータ毎に複数設けるようにしてもよい。
また、第1〜第8の実施の形態では、左供給右排出セパレータ11と右供給左排出セパレータ11’とを1枚おきに積層しているが、例えばセパレータ11→セパレータ11→セパレータ11’→セパレータ11’→セパレータ11・・・・といったように複数枚おきに積層するようにしてもよい。
本発明は、燃料電池に適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る平板型燃料電池スタックの構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る平板型燃料電池スタックの平板型燃料電池およびセパレータの断面図である。 図1の平板型燃料電池スタックにおける平板型燃料電池の電解質の温度分布のシミュレーション結果を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る平板型燃料電池スタックの構成を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る平板型燃料電池スタックの構成を示す斜視図である。 図5の平板型燃料電池スタックにおける平板型燃料電池の電解質の温度分布のシミュレーション結果を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係る平板型燃料電池スタックの構成を示す斜視図である。 本発明の第5の実施の形態に係る平板型燃料電池スタックの構成を示す斜視図である。 本発明の第6の実施の形態に係る平板型燃料電池スタックの構成を示す斜視図である。 本発明の第7の実施の形態に係る平板型燃料電池スタックの構成を示す斜視図である。 本発明の第8の実施の形態に係る平板型燃料電池スタックの構成を示す斜視図である。 従来のクロスフロー型平板型燃料電池スタックの構成を示す斜視図である。 従来の平板型燃料電池スタックにおける平板型燃料電池の電解質の温度分布のシミュレーション結果を示す図である。
符号の説明
1…酸化剤ガスの左供給主経路、1’…酸化剤ガスの右供給主経路、2…酸化剤ガスの右排出主経路、2’…酸化剤ガスの左排出主経路、3…酸化剤ガス、4…酸化剤ガスの左供給分岐経路、4’…酸化剤ガスの右供給分岐経路、5…酸化剤ガスの右排出分岐経路、5’…酸化剤ガスの左排出分岐経路、6…燃料ガスの供給主経路、7…燃料ガスの排出主経路、8…燃料ガス、9…燃料ガスの供給分岐経路、10…燃料ガスの排出分岐経路、11…左供給右排出セパレータ、11’…右供給左排出セパレータ、12…平板型燃料電池、13…分割線、14,14’…酸化剤ガスの供給口、15,15’…酸化剤ガスの排出口、16…燃料ガスの供給口、17…燃料ガスの排出口、18…絶縁部材、110,110’…燃料ガス流路、111,111’…酸化剤ガス流路、120…電解質、121…燃料極、122…空気極。

Claims (14)

  1. 平板型燃料電池とガス流路を備えたセパレータとを交互に積層した平板型燃料電池スタックにおいて、
    複数の前記セパレータのうちの一部は第1のセパレータであり、前記複数のセパレータのうちの残りは前記第1のセパレータと異なる第2のセパレータであり、
    前記第1のセパレータは、第1の酸化剤ガス流路と、この第1の酸化剤ガス流路とつながる少なくとも1つの第1の酸化剤ガス供給口と、前記第1の酸化剤ガス流路とつながる少なくとも1つの第1の酸化剤ガス排出口とを有し、
    前記第2のセパレータは、第2の酸化剤ガス流路と、この第2の酸化剤ガス流路とつながる少なくとも1つの第2の酸化剤ガス供給口と、前記第2の酸化剤ガス流路とつながる少なくとも1つの第2の酸化剤ガス排出口とを有し、
    前記第1の酸化剤ガス供給口と前記第1の酸化剤ガス排出口とは、平板型燃料電池の電解質面と直交して平板型燃料電池を対称に分割する分割面を挟んで互いに反対側に位置するように配置され、
    前記第2の酸化剤ガス供給口は、前記分割面に対して前記第1の酸化剤ガス排出口と同じ側に配置され、前記第2の酸化剤ガス排出口は、前記分割面に対して前記第1の酸化剤ガス供給口と同じ側に配置されることを特徴とする平板型燃料電池スタック。
  2. 請求項1に記載の平板型燃料電池スタックにおいて、
    前記第1のセパレータと前記第2のセパレータとは、1枚おき又は複数枚おきに積層されることを特徴とする平板型燃料電池スタック。
  3. 請求項1または2に記載の平板型燃料電池スタックにおいて、
    さらに、前記第1のセパレータに酸化剤ガスを供給する少なくとも1つの第1の酸化剤ガス供給主経路と、
    前記第2のセパレータに酸化剤ガスを供給する少なくとも1つの第2の酸化剤ガス供給主経路と、
    前記第1のセパレータからの酸化剤ガスを排出する少なくとも1つの第1の酸化剤ガス排出主経路と、
    前記第2のセパレータからの酸化剤ガスを排出する少なくとも1つの第2の酸化剤ガス排出主経路と、
    前記第1のセパレータ毎に配置された、前記第1のセパレータの第1の酸化剤ガス供給口と前記第1の酸化剤ガス供給主経路とをつなぐ少なくとも1つの第1の酸化剤ガス供給分岐経路と、
    前記第2のセパレータ毎に配置された、前記第2のセパレータの第2の酸化剤ガス供給口と前記第2の酸化剤ガス供給主経路とをつなぐ少なくとも1つの第2の酸化剤ガス供給分岐経路と、
    前記第1のセパレータ毎に配置された、前記第1のセパレータの第1の酸化剤ガス排出口と前記第1の酸化剤ガス排出主経路とをつなぐ少なくとも1つの第1の酸化剤ガス排出分岐経路と、
    前記第2のセパレータ毎に配置された、前記第2のセパレータの第2の酸化剤ガス排出口と前記第2の酸化剤ガス排出主経路とをつなぐ少なくとも1つの第2の酸化剤ガス排出分岐経路とを有することを特徴とする平板型燃料電池スタック。
  4. 請求項3に記載の平板型燃料電池スタックにおいて、
    前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路とは、前記平板型燃料電池の積層方向に沿って配置されることを特徴とする平板型燃料電池スタック。
  5. 請求項1または2に記載の平板型燃料電池スタックにおいて、
    さらに、前記第1のセパレータに酸化剤ガスを供給する少なくとも1つの第1の酸化剤ガス供給主経路と、
    前記第2のセパレータに酸化剤ガスを供給する少なくとも1つの第2の酸化剤ガス供給主経路と、
    前記第1のセパレータ毎に配置された、前記第1のセパレータの第1の酸化剤ガス供給口と前記第1の酸化剤ガス供給主経路とをつなぐ少なくとも1つの第1の酸化剤ガス供給分岐経路と、
    前記第2のセパレータ毎に配置された、前記第2のセパレータの第2の酸化剤ガス供給口と前記第2の酸化剤ガス供給主経路とをつなぐ少なくとも1つの第2の酸化剤ガス供給分岐経路とを有し、
    前記酸化剤ガスを前記第1のセパレータの第1の酸化剤ガス排出口および前記第2のセパレータの第2の酸化剤ガス排出口から、平板型燃料電池スタックを収納する容器内に排出することを特徴とする平板型燃料電池スタック。
  6. 請求項5に記載の平板型燃料電池スタックにおいて、
    前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路は、前記平板型燃料電池の積層方向に沿って配置されることを特徴とする平板型燃料電池スタック。
  7. 請求項4または6に記載の平板型燃料電池スタックにおいて、
    さらに、前記第1のセパレータは、第1の燃料ガス流路と、この第1の燃料ガス流路とつながる少なくとも1つの第1の燃料ガス供給口と、前記第1の燃料ガス流路とつながる少なくとも1つの第1の燃料ガス排出口とを有し、
    前記第2のセパレータは、第2の燃料ガス流路と、この第2の燃料ガス流路とつながる少なくとも1つの第2の燃料ガス供給口と、前記第2の燃料ガス流路とつながる少なくとも1つの第2の燃料ガス排出口とを有することを特徴とする平板型燃料電池スタック。
  8. 請求項7に記載の平板型燃料電池スタックにおいて、
    さらに、前記第1のセパレータと前記第2のセパレータに燃料ガスを供給する少なくとも1つの燃料ガス供給主経路と、
    前記第1のセパレータと前記第2のセパレータからの燃料ガスを排出する少なくとも1つの燃料ガス排出主経路と、
    前記第1、第2のセパレータ毎に配置された、前記第1のセパレータの第1の燃料ガス供給口または前記第2のセパレータの第2の燃料ガス供給口と前記燃料ガス供給主経路とをつなぐ少なくとも1つの燃料ガス供給分岐経路と、
    前記第1、第2のセパレータ毎に配置された、前記第1のセパレータの第1の燃料ガス排出口または前記第2のセパレータの第2の燃料ガス排出口と前記燃料ガス排出主経路とをつなぐ少なくとも1つの燃料ガス排出分岐経路とを有することを特徴とする平板型燃料電池スタック。
  9. 請求項8に記載の平板型燃料電池スタックにおいて、
    前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路とは、前記平板型燃料電池の積層方向に沿って配置されることを特徴とする平板型燃料電池スタック。
  10. 請求項9に記載の平板型燃料電池スタックにおいて、
    前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路と前記燃料ガス供給分岐経路と前記燃料ガス排出分岐経路の少なくとも一部に絶縁材料を用いることにより、前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路と前記燃料ガス供給分岐経路と前記燃料ガス排出分岐経路が各平板型燃料電池同士の電気的な経路とならないようにしたことを特徴とする平板型燃料電池スタック。
  11. 請求項10に記載の平板型燃料電池スタックにおいて、
    前記燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として外部マニホールド方式を採用し、
    前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路を、それぞれ金属からなる管と絶縁材料からなる管とを交互に積層して管状に成形することにより、前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路と前記燃料ガス供給分岐経路と前記燃料ガス排出分岐経路が各平板型燃料電池同士の電気的な経路とならないようにしたことを特徴とする平板型燃料電池スタック。
  12. 請求項10に記載の平板型燃料電池スタックにおいて、
    前記燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として外部マニホールド方式を採用し、
    前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路を、それぞれ絶縁材料を用いて管状に成形することにより、前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路と前記燃料ガス供給分岐経路と前記燃料ガス排出分岐経路が各平板型燃料電池同士の電気的な経路とならないようにしたことを特徴とする平板型燃料電池スタック。
  13. 請求項10に記載の平板型燃料電池スタックにおいて、
    前記燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として外部マニホールド方式を採用し、
    前記第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と前記燃料ガス供給分岐経路と前記燃料ガス排出分岐経路を、それぞれ絶縁材料を用いて管状に成形することにより、前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路と前記燃料ガス供給分岐経路と前記燃料ガス排出分岐経路が各平板型燃料電池同士の電気的な経路とならないようにしたことを特徴とする平板型燃料電池スタック。
  14. 請求項10に記載の平板型燃料電池スタックにおいて、
    前記燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給排出方式として内部マニホールド方式を採用し、
    前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路を、それぞれ各セパレータに設けられた貫通穴と各セパレータ間に存在する絶縁部材に設けられた貫通穴とによって管状に成形することにより、前記第1、第2の酸化剤ガス供給主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出主経路と前記第1、第2の酸化剤ガス供給分岐経路と前記第1、第2の酸化剤ガス排出分岐経路と前記燃料ガス供給主経路と前記燃料ガス排出主経路と前記燃料ガス供給分岐経路と前記燃料ガス排出分岐経路が各平板型燃料電池同士の電気的な経路とならないようにしたことを特徴とする平板型燃料電池スタック。
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