JP4704575B2 - 新規化合物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、新規化合物に関する。
また、本発明は、この新規化合物を有効成分とする抗酸化剤及びこの化合物を添加してなる抗酸化性を賦与した飲食品に関する。
【0002】
【従来の技術】
ヒトをはじめとする好気性生物にとって酸素は不可欠であるが、活性酸素と呼ばれる酸素分子由来のフリーラジカルが、生体に障害をもたらすことが知られている。このような活性酸素による細胞や遺伝子の障害は、ガンや糖尿病等の生活習慣病の発生や進行に関係があり、また、老化の原因の一つであるともいわれている。生体内には脂質の過酸化により生じた種々の酸化障害に対し、酸化抑制酵素、例えばスーパーオキシドジスムターゼ、カタラーゼによって過酸化物質を分解し、安定化する機構が存在する。また、これらの酵素による生体防御機構と共に、生体内酸化抑制物質が酸化抑制的防御機構に重要な役割を果たしているものと推定されている。例えば、脂溶性の物質であるビタミンEは生体膜を物理的に安定化したり、脂質の過酸化過程におけるフリーラジカルの連鎖反応の停止剤として作用する等、多くの報告がある。また、最近では、食品成分として摂取する天然の酸化抑制物質の検索が行われており、ゴマ種子由来のセサモリノール、セサミノール、茶カテキン等に含まれるエピガロカテキンガレート、コーヒー酸等、植物由来の成分について多くの研究がなされている。このように、植物中には酸化を抑制する成分が多量に存在することが明らかにされてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、抗酸化活性を有する化合物について鋭意研究を進めていたところ、コーヒー酸を原料として調製可能な新規な化合物を見出し、この新規化合物が抗酸化活性を有することを確認して、本発明を完成するに至った。
したがって、本発明は、コーヒー酸を原料として調製される新規な化合物及びその塩類を提供することを課題とする。
また、本発明は、この新規化合物を有効成分とする抗酸化剤及びこの新規化合物を添加してなる飲食品を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の新規化合物は、下記化学式1で表される化合物又はその塩類である。
本発明の新規化合物の塩類とは、ナトリウム塩、カリウム塩等である。
本発明の新規化合物は、コ−ヒ−酸水溶液に過ヨウ素酸ナトリウムや酵素などを反応させて調製することができる。
【0005】
【化1】
[ 化学式1 ]
【0006】
本発明の上記新規化合物の調製法を例示すると、以下のとおりである。
すなわち、過ヨウ素酸ナトリウム水溶液にコーヒー酸水溶液を添加して反応させ、さらに放置後、硝酸銀水溶液を添加して、沈殿物を濾別して得られた濾液から多孔性樹脂カラムXAD-4 吸着分離法により純度95% 以上の上記化学式1で表される新規化合物を得ることができる。
また、上記新規化合物又はその塩類が、高い抗酸化活性を有することを確認したので、本発明では上記新規化合物又はその塩類から抗酸化剤を製造することができる。
なお、本発明の新規化合物の塩類とは、上述するようにナトリウム塩、カリウム塩等である。
【0007】
本発明の抗酸化剤は、化学式1で表される新規化合物を有効成分とする。この抗酸化剤は、錠剤、カプセル剤、粉末剤等の製剤にして用いることができる。また、本発明の抗酸化剤は、飲食品に添加して用いることもできる。本発明の抗酸化剤を添加することができる飲食品としては、果汁飲料、牛乳、乳飲料、コーヒー飲料、ジュース、ゼリー、ビスケット、パン等である。
本発明の抗酸化剤は、ラジカルスカベンジャー活性を有することから、成人一日当たり 100μg 〜1000mgを一回又は数回に分けて摂取することによって、活性酸素や過酸化脂質による酸化的細胞障害を予防又は改善することができるので、きわめて有用であることがわかった。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の新規化合物及びその塩の調製法を実施例1で説明する。
【実施例1】
(1)新規化合物の調製
コーヒー酸360mg を蒸留水200ml に加熱して溶解し、コーヒー酸水溶液を調製した。
次に、過ヨウ素酸ナトリウム640mg を蒸留水100ml に溶解した溶液に、前述のコーヒー酸水溶液を撹拌しつつ15分間かけて滴下して反応させた。
一晩放置後、硝酸銀 510 mg を溶解した水溶液20mlを反応液に添加して、乳白色の沈殿を生じさせた。その後、この沈殿を濾別して濾液を回収した。濾液をアンバーライトXAD-4 カラム(50ml容量をあらかじめ水で置換)に通液して生成物を吸着させた後、アンバーライトXAD-4 カラムの15倍量の水で樹脂を洗浄した。次に、アンバーライトXAD-4 カラムと等容量の40%アセトニトリル溶液を通液して、この40%アセトニトリル溶出画分を回収した。この回収液より、水浴下のロータリーエバポレータでアセトニトリルを留去した後、凍結乾燥して、アモルファスパウダー状の下記化学式1で表される新規化合物を得た。
【0009】
【化1】
[ 化学式1 ]
【0010】
(2)新規化合物の化学構造
上記化学式1で表される新規化合物に比べて、各種有機溶媒に溶解しやすく、かつNMR などの機器分析の際に十分な感度で測定することが可能なメチルエステル体を調製し、これを分析して上記化学式1の化学構造を決定した。
【0011】
(3)新規化合物のメチルエステル体の調製
コーヒー酸の代わりにコーヒー酸メチルを使用した以外には、上記(1)に記載の方法と同様にして調製した。
(4)新規化合物のメチルエステル体の各種スペクトルデータ
【0012】
上記化学式1で表される新規化合物のメチルエステル体の各種スペクトルデータは、以下の通りである。
1H-NMR (270MHz, D2O): 7.16(1H,d,J= 16Hz), 6.87(1H,d,J= 16Hz), 6.54(1H, d, J= 10Hz), 6.28(1H,dd,J= 1.2, 6.5 Hz), 6.12(1H,d,J= 10Hz), 6.09(1H,d, J= 16Hz), 6.03(1H,d,J= 16Hz), 3.67(3H,s), 3.65(3H,s), 3.50(1H,dd,J= 0.7, 1.2Hz), 3.46(1H,d,J= 6.5Hz), 3.16(1H, d, J= 0.7Hz)
13C-NMR (D2O-CD3CN 4:1): 205.4, 195.0, 169.7, 168.7, 149.7, 148.6, 142.0, 141.9, 134.1, 127.5, 122.3, 119.9, 91.2, 90.0, 52.8, 52.7, 58.0, 50.6, 48.1, 45.6
EI-MS: m/z 384(M-18)
FD-MS: m/z 384(M-18)
【元素分析】
分子式 C20H18O9
【計算値】
C, 59.70 ; H, 4.51 ; O, 35.79
【実測値】
C, 59.68.; H, 4.52; O, 35.80
IR νmax cm-1= 3421, 1718, 1635, 1438, 1319, 1199, 1105
UV λmax H2O (logε)= 227(4.23), 270(4.26)
以上のデータを解析して、本発明の新規化合物の化学構造が先の化学式1のように表されることを確認した。
【0013】
次に、本発明の新規化合物の抗酸化剤としての効果を確認した試験例を示す。
【試験例1】
実施例1で得られた下記化学式1で表される化合物の抗酸化活性について、大澤らの方法(J. Agric. Food Chem. Vol.35 、No.5、p.809-812 、1987)により測定した。すなわち、ウサギ保存血液と等張液(10mM リン酸緩衝液/152mM 塩化ナトリウム pH7.4)とを等量混和し、4 ℃、1500×g(3500rpm)、20分間の遠心分離を3回行って洗浄した。次に、洗浄済の赤血球に低張液(10mM リン酸緩衝液、pH7.4)をよく混和し、4 ℃、20000 ×g(11000rpm)、40分間の遠心分離を4回行った。得られた緩い沈殿部分 (赤血球膜ゴースト) を用い、抗酸化活性を試験した。
【0014】
【化1】
[ 化学式1 ]
【0015】
上記化学式1で表される化合物が初濃度で 0mM、0.01mM、0.1mM 、1mM 、10mMとなるように水溶液を調製した後、上記の赤血球膜ゴーストと混合し、酸化剤を加えて酸化反応を行った。また、対照として、既知の抗酸化剤であるビタミンEを用いて同様の処理を行った。
酸化反応後、TBA 反応を行い、532nm で吸光度を測定して酸化生成物を定量した。抗酸化活性は、サンプル無添加時の吸光度を100 %とし、各サンプルを添加したときの吸光度から次式で定義されるゴースト酸化率を算出することで評価した。
ゴースト酸化率(%)=(吸光度/ サンプル無添加の吸光度)×100
なお、このゴースト酸化率が低いほど赤血球膜ゴーストの酸化が抑制されており、抗酸化活性が高いことを示している。また、ゴースト無添加でTBA 反応を行って得られた吸光度をブランク値とし、吸光度から差し引いた。
結果を表1に示す。
【0016】
【表1】
ゴースト酸化率(%)
─────────────────────────────────
サンプル濃度(mM) 0 0.01 0.1 1 10
─────────────────────────────────
ビタミンE 100 95 91 77 61
化学式1で表される化合物 100 95 90 21 13
─────────────────────────────────
【0017】
本発明の先の化学式1で表される新規化合物は、濃度依存的な抗酸化活性を示し、その活性はビタミンEとほぼ同じかそれよりも高かった。
したがって、化学式1で表される新規化合物は、抗酸化活性(ラジカルスカベンジャー活性)を有しており、活性酸素や過酸化脂質による酸化的細胞障害の予防又は改善に有用であることが確認できた。
なお、本発明の新規化合物は、ビタミンEに比べて水に対する溶解性が高いので、飲料等への利用に適している。さらに、先の化学式1で表される化合物は、水溶液とした場合の安定性が高く、効果の持続性も良好である。
【0018】
次に、本発明の先の化学式1で表される化合物の利用例を実施例により説明する。
【0019】
【実施例2】
(抗酸化剤を配合した飲料の製造)
表2に示す配合の原料に対して化学式1で表される化合物を0.0005重量%添加した後、容器に充填し、加熱滅菌して、抗酸化能を付与した飲料を製造した。
【0020】
【表2】
───────────────────────────
混合異性化糖 15.0 (重量%)
果汁 10.0
クエン酸 0.5
香料 0.1
炭酸カルシウム 0.5
水 73.9
───────────────────────────
【0021】
【実施例3】
(抗酸化剤を配合した錠剤の製造)
表3に示す配合の原料に対して化学式1で表される化合物を0.005 重量%添加した後、加圧成型して、抗酸化剤の錠剤を製造した。
【0022】
【表3】
───────────────────────────
含水結晶ブドウ糖 93.5 (重量%)
カルシウム 5.0
シュガーエステル 1.0
香料 0.5
───────────────────────────
【0023】
【実施例4】
(抗酸化剤を配合した錠剤の製造)
表4に示す配合で原料を混合し、抗酸化剤の錠剤を製造した。
【0024】
【表4】
───────────────────────────
コーンスターチ 49.15(重量%)
含水結晶ぶどう糖 47.34
結晶セルロース 2.5
カルボキシメチルセルロースカルシウム 0.32
化学式1で表される化合物 0.01
香料 0.68
───────────────────────────
【0025】
【発明の効果】
本発明の化学式1で表される新規化合物を有効成分とする抗酸化剤は、錠剤、カプセル剤、粉末剤等の製剤にして用いることができる。
また、本発明の化学式1の化合物を有効成分とする抗酸化剤は、飲食品に添加して用いることもできる。また、化学式1の化合物を有効成分とする抗酸化剤は、ラジカルスカベンジャー活性を有することから、成人一日当たり 100μg 〜1000mgを一回又は数回に分けて摂取することによって、活性酸素や過酸化脂質による酸化的細胞障害を予防又は改善することができ有用である。
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