JP4703732B2 - 遊技機 - Google Patents

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本願発明は、パンチコ遊技機やスロットマシン遊技機などの遊技機の改良に関するものである。
従来から、パンチコ遊技機やスロットマシン遊技機にあっては、遊技機正面に配置された化粧板の背面側(遊技機の筐体の内部側)に、LED等の発光体を設けて発光させることによって、装飾効果を高めることが行われている。また、パンチコ遊技機の設置された室内の照明を反射させることも、行われている。
特許文献1は、パンチコ遊技機の設置された室内の照明を反射させるようにした化粧板であり、金属箔や光フィルムによる光の反射によって、装飾効果を増すものである。ところが、金属箔や光フィルムは、全面に渡って略均一に反射をなすに止まり、一つの光源に対しては一つの反射光が得られるに止まる。そしてこの均一な反射光によって表面側の着色層に対して種々の装飾効果を与えてるように種々のデザイン上の工夫がなされたとしても、装飾効果を上げるのには限界がある。特に、LED照明の特徴は、直進性の良い点光源による照明にあるが、このような点発光による装飾効果と、全体が均一に反射する特許文献1の全面反射による装飾効果とは、似ても似つかないものに止まっていた。
特許文献2及び特許文献3にあっては、化粧板の背面側(遊技機の筐体の内部側)に設けた発光体によって、光を化粧板の全面側に透過させて装飾を行うものである。これらの文献にあっては、フレネルレンズの利用によって、装飾効果を高めることが提案されている。ところが、これら文献のフレネルレンズは、パンチコ遊技機の全体に一つの大きなレンズを配置するものであり、光源の数が増えたかのように見えるものではない。結局のところ前述の特許文献1と同様、LED照明のような直進性の高い点光源による装飾効果とは、異なる照明効果を発揮するものである。
他方、今日の地球環境問題は深刻さを増す一方であり、全ての製品において、省エネルギーを求める必要性がある。また、リサイクル促進の観点からも製品の部品点数は、極力少なくすることが求められる。このような観点からすると、遊技機にあっても、照明光源を少なくすることが望ましいものではあるが、華やかな装飾に慣れた遊技者にとって、照明光源を少なくした遊技機は、魅力の少ないものに感じてしまう。
特開2001−300030公報 特開2004−201826公報 特開2004−229909公報
本願発明の目的は、遊技機の設置される室内の光源を反射して、この光源よりも多くの数の光源があるかのように遊技者に感じさせることができ、且つ、省エネ、環境対策にも貢献することができる遊技機の提供を図ることにある。
本願発明の他の目的は、遊技者本人に対してLED光源に似た、点光源が装置内部に配置されているかのごとき錯覚を与えことにより、華燭性を高めることができ、且つ、省エネ、環境対策にも貢献することができる遊技機の提供を図ることにある。
本願発明は次の遊技機の提供をなすことによって、上記の課題を解決する。
本願の請求項1に係る遊技機にあっては、 遊技機の正面に設けられた窓部と、この窓部に配位されて表示が変化する可変表示部とを備え、
遊技球が転動可能な遊技領域を有する遊技盤と、上記遊技盤に設けられ上記遊技球が入賞可能な入賞口とを備え、上記窓部に配位された上記可変表示部が上記入賞口への上記遊技球の入球に応じて表示が変化するパチンコ遊技機において、
上記遊技機の正面に化粧板が配位され、
上記遊技盤の少なくとも上記遊技領域の表面の一部が上記化粧板によって構成され、上記遊技領域にある上記化粧板の表面が平滑であり、
上記化粧板は、凸面鏡として光を反射する反射鏡セグメントが縦横に複数配列された曲面鏡シートと、この曲面鏡シートの正面側に積層された光調整層とを備え、
前記の反射鏡セグメントが、フレネル反射鏡の構造を備えたものであり、
上記光調整層は、上記化粧板の正面視において、光を通す複数の易透過部と、上記易透過部を除く部分に設けられた難透過部とを備え、
前記光調整層は、前記凹凸面鏡シートの正面側に配位された遮光性インキ層と、この遮光性インキ層の正面側に配位された着色インキ層と、この着色インキ層の正面側に配位された透光性シート層とを備え、上記の易透過部は、遮光性インキ層を備えておらず、上記の難透過部は、遮光性インキ層を備えているものであり、
上記難透過部は、その光の透過率が25%未満であり、
上記易透過部は、その周囲を上記難透過部で取り囲まれ、その光の透過率が80%以上であり、上記易透過部のみが実質的に光源の光を反射するようにしたものであり、
上記易透過部は、その大きさが、直径0.3cmの円をはみ出し、且つ、直径1.5cmの円内に収まるものであり、
上記易透過部は、正面視において上記反射鏡セグメントの領域内にあり且つ反射鏡セグメントの中心よりも上方へ偏位して配置されたものであり、
上記易透過部は、前記窓部より上方に配位された上方易透過部と、前記窓部より下方に配位された下方易透過部とを備え、
上記の下方易透過部における上記偏位の量が、上記の上方易透過部における上記偏位の量よりも大きく、
上記遊技機の設置される室内の天井に配位される一つの光源からの光を、上記上方易透過部と上記下方易透過部との少なくとも2箇所を通して反射させ、遊技者の目に届かせることにより、これらの少なくとも2箇所の反射光が点光源からの光であるかのように感じさせるようにしたことを特徴とする。
本願発明は、遊技機正面の化粧板が、凹面鏡又は凸面鏡として光を反射する反射鏡セグメントが縦横に複数配列された曲面鏡シートと、この曲面鏡シートの正面側に積層された光調整層とを備えたものであるため、室内光源からの光を、反射鏡セグメントの数に分割して、あたかも、そのセグメント数だけの光源があるかのようにして反射させる。そして、上記の光調整層は、上記の化粧板の正面視において、光を通す複数の易透過部と、この易透過部よりも透光性の悪い難透過部とを備えるため、易透過部に該当する反射鏡セグメントの反射光のみを看者に見せることができる。これにより、遊技機の求めるデザインにマッチした反射光を選択できる。その際、光源の位置と、この光源が反射鏡セグメントの領域内に反射した像として現れる位置を考慮して配置する。即ち、易透過部を、反射鏡セグメントの領域内にあるという条件を満たしつつ、且つ反射鏡セグメントの中心よりも周辺部へ偏って配置する。これにより、遊技機正面の略中央の前方で遊技中の遊技者によって、反射した光源の像が視認される機会が高くなるものである。従って、本願発明は、遊技機の設置される室内の光源を反射して、この光源よりも多くの数の光源があるかのように遊技者に感じさせることができ、且つ、省エネ、環境対策にも貢献することができる遊技機の提供を図ることができたものである。
前記易透過部は、その正面視の大きさが、直径1.5cmの円内に収まるものであり、その光の透過率が50%以上であることによって、点光源に近い印象を看者に与えることができる。
この化粧板を表面を平滑なものとすることによって、遊技球が走行する遊技領域においても、反射光を利用した装飾が可能となる。
前記易透過部として、凸面鏡として光を反射する反射鏡セグメントの領域内にあるものについては上記の反射鏡セグメントの中心よりも上方へ偏って配置されたものを備え、凹面鏡として光を反射する反射鏡セグメントの領域内にあるものについては上記の反射鏡セグメントの中心よりも下方へ偏って配置されたものを備え、これらの易透過部は、前記窓部より上方に配位された上方易透過部と、前記窓部より下方に配位された下方易透過部とを備え、上記の下方易透過部のうち少なくとも一部の易透過部における上記偏りが、上記の上方易透過部のうち少なくとも一部の易透過部における上記偏りよりも大きくすることによって、パチンコ遊技機の窓部が、顔面の略正面にくるような姿勢で遊技を楽しんでいる遊技者にとって、易透過部を透過して室内光源の反射光を見る可能性が高くなるものである。
上記の易透過部は、遮光性インキ層を備えておらず、上記の難透過部は、遮光性インキ層を備えているものとすることによって、より確実に易透過部と難透過部との区別が可能となり、且つ綺麗な外観の遊技機を提供することができたものである。
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態を説明する。
図1は本願発明の実施の形態に係る遊技機の正面図であり、図2は、同遊技機の配置説明図であり、図3は同遊技機の化粧板の断面図であり、図4は、同化粧板の透光性樹脂層の正面図である。
このパチンコ遊技機11は、遊技球が転動可能な遊技領域12を有する遊技台13と、上記遊技台13に設けられ遊技球が入賞可能な入賞口14と、遊技台13の略中央に配置された窓部15とを備え、この窓部15に可変表示部16が配位されている。この可変表示部16は、入賞口14への遊技球の入球に応じて表示が変化するもので、液晶表示などの光学的表示の他、回転ドラムの回転等による機械的動きによって表示が変化するものであってもよい。
この遊技台13の少なくとも遊技領域12の表面は、窓部15などを除いて化粧板20によって構成されている。この化粧板20は、図3に示すように、合板などの支持板31の表面に接着剤32を介して貼り付けている。
この化粧板20は、背面側から正面側に向けて(図3の右から左に向けて)、台紙21、接着剤22、反射層23、透光性樹脂層24、遮光性インキ層25、着色インキ層26、接着剤27、透光性シート層28の順に積層されている。
台紙21は、紙製などの適宜材質で形成され、支持板31への接着性を良好にするために設けられたものであり、省略して実施することもできる。
この台紙21の正面側に、反射層23と透光性樹脂層24からなる曲面鏡シート29が、接着剤22を介して貼り付けられている。この透光性樹脂層24は、背面側がフレネルレンズ構造を有するもので、その背面にアルミニウム等の金属膜による反射層23が、蒸着などにより形成されている。この反射層23は、後述する構造によって凸面鏡として機能するフレネル構造の反射面となっている。その結果、透光性樹脂層24の正面側から入射した光は、反射層23によって反射される。その際反射層23の傾斜角度によって、所定の角度で反射される。
この透光性樹脂層24の正面側には、光調整層30が形成されている。光調整層30は、遮光性インキ層25と着色インキ層26とを備える。まず、透光性樹脂層24の正面側に遮光性インキ層25が印刷等によって形成され、遮光性インキ層25の正面側に着色インキ層26が印刷等によって形成される。そして、この光調整層30の正面側に透光性シート層28が、接着剤27を介して接着されている。この透光性シート層28には透光性があればよいが、特には好ましくはPET樹脂またはCAB樹脂が用いられる。遊技領域12における透光性シート層28の正面側(表面)は、パチンコの遊技球が転がるため、高い平滑性と強度と耐久性が要求される。そのため、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂、CAB(セルロースアセテートブチレート)樹脂がその条件を満たすものとして好んで用いられるが、ポリカーボネイト樹脂などの他の材質の樹脂に変更して実施することもできる。接着剤27については、透光性シート層28の種類と、遮光性インキ層25、遮光性インキ層25及び着色インキ層26との種類に応じて、接着性を考慮して、エポキシ接着剤、紫外線硬化型接着剤等、透光性を有する接着剤を適宜選択して用いることができる。
以上が層構造の概要であるが、曲面鏡シート29について、さらに詳細に説明する。
曲面鏡シート29は、前述のように、反射層23と透光性樹脂層24とを備えたものであるが、この曲面鏡シート29により形成される反射鏡は一つではなく、複数(多数)の反射鏡が形成される。
この透光性樹脂層24は、透光性を有する透明又は半透明の樹脂シートで、その背面側には、フレネルレンズ状の凹凸パターンa1が形成されている(図4参照)。この凹凸パターンa1は、曲面鏡シート29の正面視において、縦及び横に複数が配列されているものであり、具体的には、正面視正方形状の同一形状同一大きさの凹凸パターンa1が曲面鏡シート29の縦横に隙間なく配列されているものである。即ち、凹凸パターンa1は、図4の例では、4つの頂点a2、a3、a4、a5で規定される正方形となるが、この凹凸パターンa1の形状は正方形以外の多角形や円形や楕円形や不定形など、反射鏡が形成できるものであることを条件に変更して実施し得る。また凹凸パターンa1の配列は、斜め方向に配列してもよく、隙間を設けて配列してもよい。また規則的に配列してもよいし、不規則に配列してもよい。要は、曲面鏡シート29の正面視において、複数個(望ましくは10個以上)配列されればよい。
また凹凸パターンa1は、所定の屈曲角を持った複数の凹凸面が環状に形成されたものであり、全体として一枚の凹レンズが形成される。これらの環状の凹凸面は共通の中心a6を有するものであり、望ましくは、同心円状の真円形とするが、多少の誤差は許容されるものであり、また、綺麗なレンズ状となる必要はないため、意図的に曲率を調整したり、全体を円形以外の楕円形や多角形としてもよい。また、凹凸パターンa1は全て同一パターンであっても良いが、焦点距離、光軸の位置(偏心)等が異なる複数種のパターンを併用することもできる。また連続曲面を有する一枚のレンズ状のものに変更して実施することもできるが、この場合には、正面視の大きさに比して、厚みが大きくなりすぎるため、フレネルレンズ状のものが望ましい。なお、一枚のレンズ状のものや、平面鏡のもの、凸レンズ状のものを混在させることを排除するものではない。
1つの凹凸パターンa1の区画の大きさは、化粧板20の全体において、幾つの反射発光部分を形成するかによって決定することができる。例えば、1台のパチンコ遊技機11における化粧板20の大きさは、60cm×50cm程度であり、これに複数の反射発光部分を形成するには、凹凸パターンa1の中心間の距離が10〜400mm程度となる様に設計することが望ましい。10mmよりも小さいと、個々の区画の反射像が小さすぎて十分な反射光を得にくく、他方、400mmよりも大きいと、反射光の個数が少なく、デザイン上での制限が多くなってしまう。また、レンズの焦点距離(但し、反射層23による凸面鏡又は凹面鏡としての焦点距離をいう。以下同じ)は適宜設定することができるが、2〜100mm程度とすることが望ましい。
なお、区画の最大長さや焦点距離の異なる複数種のフレネルレンズ状凹凸パターンを混在させる場合には、区画の最大長さ、焦点距離又は両者の関係が上記範囲外であるフレネルレンズ状凹凸パターンの区画が混在していてもよい。
この凹凸パターンa1を備えた透光性樹脂層24の製法としては、特に限定されるものではなく、2P(Photo−polymer)法やプレス法等の適宜方法によることができものである。重要なことは、次に述べる反射層23を確実に形成でき、且つ、透明性を備えたものであればよい。なお、透光性樹脂層24は、完全な透明である必要はなく、着色されてあっても25%以上、望ましくは50%以上の透光性を有するものであればよい。
次に反射層23は金属光沢を備えた反射面として上述の透光性樹脂層24の背面に形成されるもので、例えば金、銀、アルミニウム、ニッケル、クロム等の金属を、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法等の真空製膜法により膜厚光調整層30〜光調整層300nm程度に製膜して形成することができる。これ以外には、金属状光沢を与える誘電体膜(特に多層膜)等でも良く、無電解メッキ法や、金属光沢塗料の塗布など適宜選択できる。反射鏡としての構成は、この反射層23のみがあれば足りるものであり、透光性樹脂層24を設けずに実施することも排除するものではない。但し、反射層23を経済的に量産するには、透光性樹脂層24の背面側に形成することが望ましい。即ち、この反射層23を透光性樹脂層24の背面側に形成することにより、透光性樹脂層24の凹凸パターンa1に沿った反射層23が形成され、それぞれの凹凸パターンa1に対応した反射鏡セグメントが形成されるものであり、正面視においてa2、a3、a4、a5の各頂点で規定される正方形が一つの反射鏡セグメントの領域となる。ここで、一つの凹凸パターンa1が凸レンズである場合には、反射層23における凹凸パターンa1に対応した反射鏡セグメントは凹面鏡として形成され、凹凸パターンa1が凹レンズである場合には、反射層23における凹凸パターンa1に対応した反射鏡セグメントは凸面鏡として形成される。
光調整層30は、化粧板20の意匠的装飾をなすものであり、遮光性インキ層25、着色インキ層26等の少なくとも一層の着色層を形成するもので、その形成方法としては、例えばオフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、ステンシル印刷法、インクジェット印刷法等の各種印刷法や、スプレー塗装法等の各種塗装法、箔押(転写)法、手描き法、フィルムマーキング法等、任意の手法によることができる。図柄の種類は、文字、記号、写真、イラスト、幾何学紋様等、又はそれらの組み合わせ等、適宜選択して実施することができる。遮光性インキ層25は、前述の曲面鏡シート29の表面側に着色インキ層26に先立って配置される。この遮光性インキ層25には、非透光性のインキを用いることが望ましい。その色彩は自由であるが、遮光性インキ層25の上に配置される着色インキ層26の色彩を綺麗に表現するためには、白色や乳白色などの薄い色で均一に着色することが望ましい。着色インキ層26は、化粧板20の図柄を表現するもので、今日にあっては、多くの色彩で華麗なデザインが表現される。なお、この遮光性インキ層25と着色インキ層26とは、全体のデザインを効果的になすために自由に選択して用いることができる。これは、遮光性インキ層25を印刷した後に、着色インキ層26を印刷するが、その図柄によっては遮光性インキ層25及び着色インキ層26が施されない箇所が生ずるため、想定される層の組合せは、下記のものとなる。なお、遮光性インキ層25及び着色インキ層26のインキの種類は特に限定されるものではなく、インキの色や濃度、着色率、網かけのドット数などによって、全体として所望の透光率を得ることができればよい。
(1)曲面鏡シート29の表面側に遮光性インキ層25が配位され、この遮光性インキ層25の表面側に着色インキ層26が配位される。
(2)曲面鏡シート29の表面側に遮光性インキ層25が配位されるに止まり、着色インキ層26が配位されない。
(3)曲面鏡シート29の表面側に遮光性インキ層25が配位されずに、着色インキ層26が配位される。
(4)曲面鏡シート29の表面側に遮光性インキ層25、着色インキ層26の何れもが配位されない。
ここで本願発明において最も重要な目的は、遊技機の設置される室内の光源を反射して、この光源よりも多くの数の光源があるかのように遊技者に感じさせることができるようにすることにある。具体的には、図1に示すように、遊技室内の一つの光源41からの光を、2箇所以上の第1反射点42、第2反射点43で反射させ、遊技者44の目に届かせることにある。より望ましくは、光源41が線光源であったとしても点光源であったとしても、遊技者44には、LEDランプに似た点光源であるかのように感じさせるようにする。
図5を参照しつつ、より具体的に説明する。図5(A)は、図の右側の曲面鏡シート29の上に、図の左側の光調整層30を配位した構造を説明するものである。この曲面鏡シート29は、多数の凹凸パターンa1とこれに対応する反射鏡セグメントを有するものであり、この凹凸パターンa1による反射鏡セグメントの一つ一つが独立した曲面鏡として光源からの光を反射する。
図5(A)の右側の曲面鏡シート29では、20個の凹凸パターンa1があるため、一つの光源であっても、20個の光源の虚像が反射によって視認できるものである。図5(A)の左側の光調整層30は、この曲面鏡シート29の反射光を、易透過部45と難透過部46とによって調整することによって、看者(遊技者)に対して視覚的な演出を行う。この易透過部45と難透過部46は、上記の(1)〜(4)の組合せによって、化粧板20の全体に渡って自由に行うことができるが、図5(A)の中央上部の易透過部45と中央下部の易透過部45とを例にとって説明する。上下の両易透過部45は、曲面鏡シート29の中央上部の凹凸パターン1aと、中央下部の凹凸パターン1aとにそれぞれ対応して、その領域内に形成されたものであり、中央上部の凹凸パターン1aによる反射鏡セグメントから反射した光源の虚像は、中央上部の易透過部45を通って、また、中央下部の凹凸パターン1aによる反射鏡セグメントから反射した光源の虚像は、中央下部の易透過部45を通って、遊技者の目に届くことによって、遊戯者は、2個の光源が化粧板20の裏側に配位されているかの如き錯覚を覚えるものである。
図5(B)は、中央上部の易透過部45と中央上部の凹凸パターン1aを示すもので、図5(B)の右側に示す中央上部の凹凸パターン1aの上(正面側)に、図5(B)の中央に示す遮光性インキ層25を形成する。このとき、易透過部45には、遮光性インキ層25が形成されないか、或いは印刷のドット数を少なくすることによって、透過性が高い状態とし、その周囲の難透過部46に遮光性インキ層25が塗布さる。その上(正面側)に、図5(B)の左側に示す着色インキ層26を形成する。このとき、易透過部45には、着色インキ層26が塗布されないか、塗布しても比較的薄い色の着色に止めるか、或いは、着色のドット数を少なくすることによって、易透過部45を形成する。なお、着色インキ層26により種々の模様が形成されるため、易透過部45以外についても、着色を施さない部分や薄い色の着色を施す部分が形成されることになる。また、図5(B)の中央に示す遮光性インキ層25を形成することなく、着色インキ層26の色の濃淡やドット数によって、易透過部45と難透過部46とを形成するようにしてもよい。
図5(C)は、中央下部の易透過部45と中央下部の凹凸パターン1aを示すもので、図5(B)と実質的に同じであるが、易透過部45が形成される位置が、凹凸パターンa1の中心a6よりも遠い位置にある点(距離xが長い点)が相違する。
これは、前述のとおり、遊技室内の一つの光源41からの光を、2箇所以上の第1反射点42、第2反射点43で反射させた場合に、両反射点42、43からの光を遊技者44の目に届かせるためのものであり、そのためにこの実施の形態にあっては、下記の構成を採用する。
(1)上記の光調整層30は、正面視において、光を通す複数の易透過部45と、この易透過部45よりも透光性の悪い難透過部46とを備える。
この易透過部45は、装飾用シート材11の厚み全体において、25%以上、望ましくは50%以上の透光率を有することが望ましく、より望ましくは80%以上とする。
他方、難透過部46は、易透過部45よりも低い透光性を有するもので、50%未満の透光率を有するものとすることが望ましく、25%未満とすることがより望ましい。
易透過部45は、その厚み方向において遮光性インキ層25を含まないものであり、最も強い反射光を得るためには、着色インキ層26も含まないものとする。但し、着色インキ層26層を含むものであっても、透明(着色透明又は半透明等を含む)な印刷インキによる印刷部分であってもよい。また、網点により濃淡諧調を表現した印刷物の場合には、不透明な印刷インキのみを使用した場合であっても、単位面積当たりの平均の透光率が50%以上あればよい。
(2)LEDランプに似た点光源であるかのように感じさせるようにするには、易透過部45の周囲を難透過部46で取り囲み、易透過部45のみが実質的に光源の光を反射するようにする。そして、この易透過部45の大きさを、半径1.5cmの円内に収まるものとし、より望ましくは、直径1.5cmの円内に収まるものとする。他方、余りに易透過部45の大きさが小さいと、反射光が弱く感じるため、直径0.3cmの円をはみ出す大きさとすることが望ましい。
(3)上記のように易透過部45の大きさを小さく設定すると、着席して遊技を行う遊技者44の目に対して、光源41からの反射光が入らなくなる可能性が高くなる。従って、この実施の形態にあっては、反射鏡セグメントが凸面鏡である場合、易透過部45は、光調整層30の正面視において上記の反射鏡セグメントのa2、a3、a4、a5dで規定される領域内にあり且つ反射鏡セグメントの中心a6よりも上方へ偏って配置する。他方、反射鏡セグメントが凹面鏡である場合、易透過部45は、光調整層30の正面視において上記の反射鏡セグメントのa2、a3、a4、a5dで規定される領域内にあり且つ反射鏡セグメントの中心a6よりも下方へ偏って配置する。
化粧板20と、遊技者44の位置と、室内の天井に配位される光源41の位置とを比較すると、光源41の位置が化粧板20上の第1反射点42や第2反射点43よりも高く、且つ、遊技者44よりも高い。そのため、遊技者44からは、各反射鏡セグメントにおける光源の虚像は、凸面鏡である場合には反射鏡セグメントの中心a6より上方に現れ、凹面鏡である場合には反射鏡セグメントの中心a6より下方に現れる。よって、光源41からの強い反射光をあたかも点光源であるかのように遊技者44に視認させるには、反射光セグメントの中心a6より、凸面鏡であれば上方に、凹面鏡であれば下方に、易透過部45を配位形成する。
(4)図2に示す第1反射点42がパチンコ遊技機11の窓部15よりも上方に配位され、第2反射点43が窓部15よりも下方に配位されている場合、その正面側前方に配位される易透過部45(第1反射点42前方の易透過部45を上方易透過部といい、第2反射点43前方の易透過部45を下方易透過部という)とすると、中心からの偏位量xは、第2反射点43の前方の下方易透過部45の方が、第1反射点42前方の上方易透過部45よりも大きく設定する。即ち、凸面鏡の場合、上方に位置する反射鏡セグメントにおける中心a6からの易透過部45の位置の方が低く、下方に位置する反射鏡セグメントにおける中心a6からの易透過部45の位置の方が高くする。これにより、遊技中の遊技者44の目には、光源41からの光が第1反射点42、第2反射点43の2箇所で反射して、視認されることになる。個人差やパチンコ遊技機11の種類によって様々ではあるが、多くのパチンコ遊技機11の窓部15は、多くの成人には顔面の正面に位置するように配置されており、上方易透過部45は、顔面よりも高い位置に、下方易透過部45は顔面よりも低い位置になる場合が多い。そこで、下方易透過部45の偏位量xを、上方易透過部45の偏位量xよりも大きく設定することによって、反射角度が調整されて、遊技中の遊技者44の目には上下双方の易透過部45を通過した反射光が入ることになる。
以上、本願発明は請求項の記載の範囲内で適宜変更して実施することができるものであり、例えば、光調整層30は、曲面鏡シート29の正面側に直接形成しても良いし、実質的に透明な他の層を介して形成しても良い。また、透光性シート層28は、一層であってもよく、複数層であってもよい。左右方向においても、反射鏡セグメントにおける易透過部45の位置を左右に偏位させておくことも出来るが、パチンコ遊技機11の左右幅は上下幅よりも小さく、また、光源が左右いずれの位置に位置するかを特定することは困難であり、また、遊技者もパチンコ遊技機11の中央、右寄り、左寄り、様々な位置で遊技するため、左右の調整は上下の調整ほど厳密に行う必要はない。また、全ての易透過部45を上記のように配位する必要はなく、例えば、一部の易透過部45については、凸面鏡にあっても反射鏡セグメントの下方に設けてもよく、凹面鏡にあっても反射鏡セグメントの上方に設けてもよい。望ましい易透過部45の大きさは、上記の通りであるが、半径1.5cmの円内におさまらないものを含んで実施することもできる。
以下、本願発明の実施例を示すが、本願発明はこの実施例に限定して理解されるべきではない。
曲面鏡シート29として、焦点距離10mmの凸面鏡のフレネル反射鏡の構造を備えた反射鏡セグメントを縦方向と横方向に連続して形成したものを用い、この曲面鏡シート29の正面側に遮光性インキ層25と着色インキ層26との印刷を施すことによって、易透過部45と難透過部46とを形成した。難透過部46の部分は、遮光性インキ層25をシルク印刷で形成し、これの表面に、着色インキ層26をオフセット印刷で形成した。易透過部45の部分については、遮光性インキ層25を印刷せず、着色インキ層26をオフセット印刷で形成した。易透過部45の大きさを直径8mmの円として実施し、易透過部45の位置を変化させると共に、偏位量を変化させたものについて観察者による視認試験を行い、その結果を実施例1〜30として表1に示した。また、易透過部45の大きさを直径20mmの円として実施し、易透過部45の位置を変化させると共に、偏位量を変化させたものつにいて、実施例31〜48として表2に示した。観察者の目の位置は、地上10cmとし、曲面鏡シート29から水平距離で50cm離れた。光源は、全長120cmの直管球の蛍光灯を、地上220cmで観察者の真後ろに前後方向に位置させたものであり、観察者の目と光源との水平距離は、蛍光灯前端で50cm、後端で170cmである。
表中、目の位置からの高さとは、易透過部45の中心を、観察者の顔の左右中央であって、目の位置からの高さを変化させものを調べたもので、「0mm」は易透過部45の中心を目の位置と同じ高さとしたもの、「+100mm」「+300mm」は、易透過部45の中心を目の位置より100mm、300mmそれぞれ高い位置に配位したもの、「−100mm」「−300mm」は、易透過部45の中心を目の位置よりそれぞれ100mm、300mm低い位置に配位したものを示す。偏位量は、易透過部45の中心を反射鏡セグメントの中心から偏位させた長さを示すもので、「0mm」は易透過部45の中心を反射鏡セグメントの中心の位置と同じ高さとしたもの、「4mm」「7mm」「10mm」「12mm」は、易透過部45の中心を反射鏡セグメントの中心の位置より、それぞれ4mm、7mm、10mm、12mm、高い位置に配位したもの、「−3mm」は、3mm低い位置に配位したものである。評価は、観察者が反射光を感じることができたか否かを示すもので、「〇」は「光源からの明るい反射光を感じた」、「△」は「光源からの反射光を感じた」、「×」は「実質的に光源からの反射光を感じなかった」を示すものである。
Figure 0004703732
Figure 0004703732
以上の実施例により、遊技室内の一つの光源41からの光を、上下位置の異なる2箇所以上の反射点で反射させ、これらの複数箇所の反射光を遊技者44の目に届かせることが可能であることが確認されたものである。
本願発明の実施の形態に係る遊技機の正面図である。 同遊技機の配置説明図である。 同遊技機の化粧板の断面図である。 同化粧板の透光性樹脂層の正面図である。 同化粧板の曲面鏡シートと光調整層と層構造の説明図であり、(A)は全体の説明図であり、(B)第1反射点の説明図であり、(C)と第2反射点の説明図である。
11 パチンコ遊技機
12 遊技領域
13 遊技台
14 入賞口
15 窓部
16 可変表示部
20 化粧板
21 台紙
22 接着剤
23 反射層
24 透光性樹脂層
25 遮光性インキ層
26 着色インキ層
27 接着剤
28 透光性シート層
29 曲面鏡シート
30 光調整層
31 支持板
32 接着剤
41 光源
42 第1反射点
43 第2反射点
44 遊技者
45 易透過部
46 難透過部
a1 凹凸パターン
a6 中心
x 変位量

Claims (2)

  1. 遊技機の正面に設けられた窓部と、この窓部に配位されて表示が変化する可変表示部とを備え、
    遊技球が転動可能な遊技領域を有する遊技盤と、上記遊技盤に設けられ上記遊技球が入賞可能な入賞口とを備え、上記窓部に配位された上記可変表示部が上記入賞口への上記遊技球の入球に応じて表示が変化するパチンコ遊技機において、
    上記遊技機の正面に化粧板が配位され、
    上記遊技盤の少なくとも上記遊技領域の表面の一部が上記化粧板によって構成され、上記遊技領域にある上記化粧板の表面が平滑であり、
    上記化粧板は、凸面鏡として光を反射する反射鏡セグメントが縦横に複数配列された曲面鏡シートと、この曲面鏡シートの正面側に積層された光調整層とを備え、
    前記の反射鏡セグメントが、フレネル反射鏡の構造を備えたものであり、
    上記光調整層は、上記化粧板の正面視において、光を通す複数の易透過部と、上記易透過部を除く部分に設けられた難透過部とを備え、
    前記光調整層は、前記凹凸面鏡シートの正面側に配位された遮光性インキ層と、この遮光性インキ層の正面側に配位された着色インキ層と、この着色インキ層の正面側に配位された透光性シート層とを備え、上記の易透過部は、遮光性インキ層を備えておらず、上記の難透過部は、遮光性インキ層を備えているものであり、
    上記難透過部は、その光の透過率が25%未満であり、
    上記易透過部は、その周囲を上記難透過部で取り囲まれ、その光の透過率が80%以上であり、上記易透過部のみが実質的に光源の光を反射するようにしたものであり、
    上記易透過部は、その大きさが、直径0.3cmの円をはみ出し、且つ、直径1.5cmの円内に収まるものであり、
    上記易透過部は、正面視において上記反射鏡セグメントの領域内にあり且つ反射鏡セグメントの中心よりも上方へ偏位して配置されたものであり、
    上記易透過部は、前記窓部より上方に配位された上方易透過部と、前記窓部より下方に配位された下方易透過部とを備え、
    上記の下方易透過部における上記偏位の量が、上記の上方易透過部における上記偏位の量よりも大きく、
    上記遊技機の設置される室内の天井に配位される一つの光源からの光を、上記上方易透過部と上記下方易透過部との少なくとも2箇所を通して反射させ、遊技者の目に届かせることにより、これらの少なくとも2箇所の反射光が点光源からの光であるかのように感じさせるようにしたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記凹凸面鏡シートは、透光性樹脂層と、その背面側に配位された反射層とを備えたものであり、
    前記光調整層は、上記の凹凸面鏡シート透光性樹脂層の正面側に印刷により形成された遮光性インキ層と、この遮光性インキ層の正面側に印刷により形成された着色インキ層と、この着色インキ層の正面側に接着剤を介して積層された透光性シート層とを備え、上記の接着剤が紫外線硬化型接着剤であり、透光性シート層がPET樹脂製であることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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