JP4703167B2 - 液体吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧電アクチュエータを用いる液体吐出装置に関し、例えば、燃料噴射用インジェクタ、インクジェットプリンタなどに適し、特に、広がり振動、伸び振動、厚みたて振動を利用した圧電アクチュエータを用いて、布、紙、プラスチック、金属、ガラス及びセラミックス、シリコンやGaAs等の半導体用基板等からなる記録媒体の表面に微小な液滴を噴射して記録を行う印刷ヘッドに好適に使用できる液体噴出装置に関する。
従来から、圧電磁器を利用した製品としては、例えば、圧電アクチュエータ、フィルタ、圧電共振子(以下、発振子を含む概念である)、超音波振動子、超音波モータ、圧電センサ等がある。
これらの中で、例えば圧電アクチュエータは、電気信号に対する応答速度がμsecオーダーと非常に高速であるため、半導体製造装置のXYステージの位置決め用圧電アクチュエータやインクジェットプリンタの印刷ヘッドに用いられる圧電アクチュエータ等に応用されている。
例えば、インクジェット記録装置に用いられる圧電アクチュエータが搭載された印刷ヘッドは、図1(a)に示したように、圧電アクチュエータ1が、流路部材3の上に設けられた構造を有する(例えば、特許文献1参照)。圧電流路部材3は、複数の液体加圧室3aが隔壁3bによって仕切られ、液体加圧室3aは圧電アクチュエータ1に当接するように並設されている(例えば、特許文献1参照)。
圧電アクチュエータ1は、共通電極(不図示)を表面に形成した振動5上に圧電セラミック層4を設け、圧電セラミック層4の上に表面個別電極6を設けてなる。表面個別電極6は、図1(b)に示したように、圧電セラミック層4の表面に複数配列されることにより、複数の圧電変位部7が形成されたものである。通常は、マトリックス配置をするように表面個別電極6が形成される。この圧電アクチュエータ1は、液体加圧室3aの直上に表面個別電極6が位置するようにして流路部材3上に配置している。
上記のような印刷ヘッドは、共通電極と所定の表面個別電極6との間に電圧を印加して該表面個別電極6直下の圧電セラミック層4を変位させることにより、変位領域7aが対応する液体加圧室3aの方向に凸になるように変形し、液体加圧室3a内のインクを加圧して、流路部材3の底面に開口した液体吐出口8より液滴を吐出することができる。
特許文献1における表面個別電極6は、圧電膜の上にマトリックス状に複数整列するように配列されており、その形状は矩形形状となっている。そして、表面個別電極を含む変位素子7はそれぞれが独立して制御されるため、インクジェットプリンタの高速化及び高精度化に寄与することが可能である。
しかし、最近のカラープリンタにはさらなる高精彩化が求められ、写真に匹敵する印刷仕上がりが求められ、インクジェットヘッドから吐出する液滴も小滴化し、高精度のインク吐出制御が要求されている。このような要求の下では、ノズル間距離を小さくするため、また液滴を小さくするために、加圧室の体積も小さくなり、その結果上部電極も小さくすることが要求されている。
この要求に対して、例えば、圧力室が平行四辺形領域に収まり且つ一旦及び多端を結ぶ線上から離れる方向に膨出する角無のない平面形状、具体的には六角形に形成され、表面個別電極も圧力室に略相似形をした圧電アクチュエータが開示されている(例えば、特許文献2参照)。或いはまた、四隅に丸みを帯びた矩形形状が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平11−34321号公報 特開2003−311957号公報 特開2002−225261号公報図6
しかしながら、特許文献2、3に記載の圧電アクチュエータは、変位素子の変形領域の境界がほぼ表面個別電極の外周部であるため、大きな応力が加わり、駆動中に変形領域の境界部で電極の剥離やクラック等の破壊が生じるという問題があった。
そこで、本発明は、駆動中に変形領域の境界部で破壊が生じるのを抑制した液体吐出装置を提供することを目的とする。
本発明は、電極の境界部の長さを大きくすることにより、単位長さに加わる応力を低減し、また、表面電極の形状を波状又は鋸刃状にすることによって、電極界面に集中する応力を緩和するため、駆動中に変形領域の境界部で破壊が生じるのを抑制できるという新規な知見に基づき、その結果、圧電アクチュエータを安定して駆動させることができる。
即ち、本発明の圧電アクチュエータは、振動板と、該振動板の表面に、共通電極、圧電体層及び表面個別電極がこの順に積層され、該表面個別電極が前記圧電体層の表面に複数形成されてなる圧電アクチュエータに流路部材が接合されている、前記流路部材の液体加圧室に充填された液体を前記圧電アクチュエータによって加圧し、前記液体加圧室に連通するノズル孔から液滴を吐出させる液体吐出装置であって、前記表面個別電極の外周部の形状が、波状又は鋸刃状であるとともに、前記圧電アクチュエータを平面視したとき、前
記表面個別電極が前記液体加圧室の内側領域に配置されていることを特徴とする。これにより、駆動中に変形領域の境界部で破壊が生じるのを抑制した圧電アクチュエータ、及び長期的に信頼性の高い液体吐出装置を実現できる。
前記表面個別電極の面積Sを円換算した時の外周の長さに対する前記表面個別電極の外周の長さLの比L/Lが1.1以上であることが好ましい。このような関係式を満たすことによって電極界面に集中する応力を効果的に緩和することができる。
前記表面個別電極の面積Sが1.0mm以下であることが好ましい。面積Sをこのように制御することで、圧電アクチュエータの高速化及び高精度化に対する効果を高めることができる。
前記圧電体層がマグネシウムニオブ酸鉛、ニッケルニオブ酸鉛及びチタン酸ジルコン酸鉛の少なくとも1種であることが好ましい。これにより、より高い変位を得ることができるため、高速で使用できる液体吐出装置として好適に使用することができる。
本発明は、振動板上に複数の変位素子を具備する圧電アクチュエータに関し、特にインクジェット用の記録ヘッド等の液滴吐出装置に好適に用いられる。その一例を、図を用いて説明する。
本発明の液滴吐出装置は、図1(a)に示したように、支持体1の上に圧電アクチュエータ1が接合されている。支持体1には部分的に液体加圧室3が形成されている。また、振動板2の表面に、共通電極5、圧電セラミック層4をこの順に設け、さらに図1(b)に示したように、圧電セラミック層4の表面に複数の表面個別電極6をマトリックス状に設けてなる。
共通電極5及び表面個別電極6は、それぞれ外部の電子制御回路に独立して接続され、それぞれの電極間に電圧が印加されると、電圧が印加された表面個別電極6と共通電極5に挟持された部位の圧電セラミック層4が変位するため、その変位にともなって変位領域7aが形成される。この変位領域7は、表面個別電極6とその直下の領域にある振動板2、共通電極5、圧電セラミック層4を含む。したがって、変位領域7を形成する変位素子7aが、振動板2の上に複数設けられて圧電アクチュエータが形成されている。
液滴吐出装置は、共通電極5と所定の表面個別電極6との間に電圧を印加して、表面個別電極6直下の圧電セラミック層4を変位させることにより、変位領域7aが、対応する液体加圧室3aの方向に凸になるように、即ち液体加圧室3aの体積を小さくするように変形し、液体加圧室3a内のインクを加圧して、流路部材3の底面に開口した液体吐出口8より液滴を吐出することができる。
本発明によれば、表面個別電極6の外周部の形状が、波状又は鋸刃状であることが重要である。例えば、電極が矩形形状の場合には、図2(a)に示したように、表面個別電極6の外周を鋸刃形状にすることにより、或いはまた、図2(b)に示したように、表面個別電極6の外周を波状にすることにより、電極の外周の長さを大きくすることができ、製造時や駆動時に表面個別電極6と圧電セラミック層との間に発生する応力の影響を低減することができる。
即ち、表面電極の形状を波状又は鋸刃状にすることによって、表面個別電極6の外周における単位長さあたりの応力が低減し、電極の周縁部に集中する応力を緩和することができるため、製造時や駆動中に表面個別電極6が剥離したり、変形領域の境界部で破壊が生じるのを抑制でき、その結果、圧電アクチュエータの安定駆動が可能となる。
特に、表面個別電極6の面積Sに等しい円(半径r、S=πr )の外周の長さL(L=2πr)に対して、表面個別電極6の外周の長さLの比L/L≧1.1、特に1.3以上、更には1.5以上であることが好ましい。このような関係式を満すように表面個別電極6の外周の長さを設定することによって電極の周縁部に集中する応力をより効果的に緩和することができる。
表面個別電極の面積Sは、1.0mm以下、特に0.75mm以下、更には0.5mm以下であることが好ましい。面積Sを上記範囲に設定することで、圧電アクチュエータの高速化や高精度化に寄与することができる。
圧電セラミック層4は、ペロブスカイト型酸化物を主成分とし、Aサイト構成元素としてPbを含有し、かつ、Bサイト構成元素としてZr、Tiを含有するものが良い。具体例として、マグネシウムニオブ酸鉛、ニッケルニオブ酸鉛及びチタン酸ジルコン酸鉛を例示できる。これらを採用することにより、より大きな変位を得ることができ、高速で使用できる液体吐出装置として好適に使用することができる。
さらに、副成分としてPb(Zn1/3Sb2/3)O及びPb(Ni1/2Te1/2)Oとを固溶してなるものが好ましい。
例えば、チタン酸ジルコン酸鉛を主成分とする圧電セラミックスなどが使用されるが、これに限定するものではなく、圧電性を有するものであれば良い。この圧電素子を構成するものとしては、圧電定数d31が高いものが望ましい。
特に、ペロブスカイト型酸化物のAサイト構成元素として、さらにアルカリ土類元素を含有することが変位を大きくするために望ましい。アルカリ土類元素としてはBa、Sr、Caなどが有り、特にBa、Srが大きな変位を得られる点で好ましい。
具体的には、Pb1−x―ySrBa(Zr1/3Sb2/3(Ni1/2Te1/2Zr1−a−b−cTi+αwt%Pb1/2NbO(0≦x≦0.14、0≦y≦0.14、0.05≦a≦0.1、0.002≦b≦0.01、0.44≦c≦0.50、α=0.1〜1.0)で表される組成圧電磁器組成物が望ましい。
本発明の圧電アクチュエータ1の厚さは、小型化及び高い電界強度を印加するという点から100μm以下であることが好ましい。下限値は、実用上の機械強度や耐電圧強度を有するために、特に5μm、更には10μmであることが好ましい。また、上限値は、変位を大きくするため、特に85μm、更には70μmであることが好ましい。
また、圧電セラミック層4はボイド率が1%以下であることが好ましい。ボイド率が1%より大きいとインクジェット印刷ヘッドとして用いる際、インクの染み込みによる、インク漏れの可能性があるので、好ましくない。また、磁器強度の面でも好ましくない。
表面個別電極6、共通電極5の材質としては、導電性を有するものならば何れでも良く、Au、Ag、Pd、Pt、Cu、Alやそれらの合金などが用いられる。共通電極5の厚みとしては、導電性を有し且つ変位を妨げない程度である必要があり、1〜5μmのものが好ましい。また、表面個別電極6は振動に悪影響を及ぼさないため、0.1〜1.5μm、特に0.2〜1.2μm、更には0.3〜1μmが好ましい。
振動板2は、セラミックス等の絶縁体であれば良いが、特に圧電セラミック層4と略同一の組成物、略同一形状の圧電セラミック層4からなることが好ましい。このように、同一組成、形状である方が焼成時の収縮寸法を容易に制御できるためである。
振動板2の厚みは任意に設定できるが、適度な変位量と適度な強度を具備するように決定すれば良く、PZTの場合には、振動板2は10〜80μm、特に15〜70μm、更には20〜50μmであることが好ましい。
次に、図1に示すインクジェット記録ヘッド用の圧電アクチュエータの製造方法について説明する。
先ず、原料として、PZTの仮焼合成粉を準備する。
上記原料を、ロールコーター法、スリットコーターなどの一般的なテープ成形法により、圧電セラミックスと有機組成物からなるテープの成形を行う。
得られたテープ表面に表面個別電極6、共通電極5を所望の部位に印刷法等により形成するとともに、これらの電極と外部電子回路とを電気的に連結するビア電極を形成し、しかる後に、テープを所望の構成に積層して加圧密着を行って積層体を形成する。この積層体を焼成し、圧電アクチュエータを得ることができる。
焼成温度は、用いる材料にもよるが、圧電セラミック層及び振動板としてPZTを用いた場合、900〜1500℃、特に920〜1200℃の範囲にすることが好ましい。
本発明の液体吐出装置は、上記圧電アクチュエータ1を流路部材3に接合してなり、流路部材3の液体加圧室3aに充填された液体を圧電アクチュエータ1によって加圧し、液体加圧室3aに連通するノズル孔から液滴を吐出させるものであり、製造中や駆動中に表面個別電極の剥離や変形領域の境界部で破壊を抑制できるため、長期信頼性の高い液体吐出装置を実現できる。
本発明によれば、液体吐出装置は、インクジェットヘッドとして用いることが好ましい。本発明の液滴吐出装置は長期信頼性に優れるため、安定した高速印刷、安定下高精度印刷を実現することが容易になる。なお、印刷にはインクジェットヘッドと、インクジェットヘッドにインクを供給するインクタンクと、印刷するための記録紙の保持部と、記録紙をインクジェットヘッドに搬送する記録紙搬送機構とを備える。
図1に示した圧電アクチュエータを作成した。
まず、原料粉末として高純度のPb、ZrO、TiO、BaCO、ZnO、SrCO、Sb、NiO、TeOの各原料粉末を、焼結体がPb1−x―ySrBa(Zr1/3Sb2/3(Ni1/2Te1/2Zr1−a−b−cTi(x=0.04、y=0.02、a=0.075、b=0.005、c=0.45)で表される組成となるように、所定量秤量し、さらに、この組成に対して過剰Pbを添加した後、ボールミル等で20時間湿式で混合し、次いで、この混合物を脱水、乾燥した後で、700〜900℃で3時間仮焼し、当該仮焼物を再びボールミル等で湿式粉砕する。
その後、この粉砕物に有機バインダー、水、分散剤と可塑剤とを混合し、スラリーを作製し、薄いグリーンシートを成形する為に一般的に用いられているロールコーター法により、厚み30μmのテープを成形した。次に、Ag−Pd電極ペーストを用いて、テープ上下面に厚み5μmの表面個別電極、共通電極をそれぞれ印刷法にて形成した。
次に、電極の形成されていないテープと駆動用の圧電素子となる表面個別電極及び共通電極を上下面に形成したテープとを積層し、加圧密着を行って積層体を得た。
最後にこの積層成形体を400℃で脱脂した後を99%O雰囲気中で温度900℃、5時間の焼成を行い、圧電アクチュエータ振動板を得た。
この圧電アクチュエータを用いて、図1に示した液体吐出装置を形成した。なお、液体流路はステンレスで作製したものを用いた。
表面個別電極の形状を鋸刃形状とし、その面積Sを円換算した時の外周の比Lに対する前記表面個別電極の外周の長さLの比L/Lを1.15、1.41、2.0とした。
得られたインクジェット記録ヘッドに40Vの直流電界を印加した結果、個々の変位素子は平均100nmの変位量が得られた。さらにこの圧電アクチュエータに0〜20Vの直流電界を周波数10KHzにて印加してサイクルテストを行った結果、個々の変位素子は、100億サイクルの変位を行った後においても変位量は95nm以上であった。尚、変位量の測定はレーザードップラー変位計によりヘッド液体加圧室部の中心部及び周辺部7点を測定して算出した。
比較例として、L/Lが1となる以外は上記実施例と同じものを用いて、サイクルテストを行ったが、5億サイクルで変位量が60nmに低下し、10億サイクル駆動後絶縁破壊して駆動不可能となった。
本発明の液体吐出装置の構造を示すもので、(a)は概略断面図、(b)は平面図である。 本発明の圧電アクチュエータにおける表面個別電極の外周形状を示すもので、(a)は鋸刃状、(b)は波状である。 従来の液体吐出装置を示す概略断面図である。
符号の説明
1・・・支持体
2・・・振動板
3・・・流路部材
・・・液体加圧室
3b・・・隔壁
4・・・圧電セラミック層
5・・・共通電極
6・・・表面個別電極
7・・・圧電素子
7a・・・変位素子(変位領域)

Claims (4)

  1. 振動板と、該振動板の表面に、共通電極、圧電体層及び表面個別電極がこの順に積層され、該表面個別電極が前記圧電体層の表面に複数形成されてなる圧電アクチュエータに流路部材が接合されている、前記流路部材の液体加圧室に充填された液体を前記圧電アクチュエータによって加圧し、前記液体加圧室に連通するノズル孔から液滴を吐出させる液体吐出装置であって、前記表面個別電極の外周部の形状が、波状又は鋸刃状であるとともに、前記圧電アクチュエータを平面視したとき、前記表面個別電極の外周部が、前記液体加圧室と前記振動板により形成される領域に内包されるように配置されていることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記表面個別電極の面積Sを円換算した時の外周の長さに対する前記表面個別電極の外周の長さLの比L/Lが1.1以上であることを特徴とする請求項1記載の液体吐出装置。
  3. 前記表面個別電極の面積Sが1.0mm以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の液体吐出装置。
  4. 前記圧電体層がマグネシウムニオブ酸鉛、ニッケルニオブ酸鉛及びチタン酸ジルコン酸鉛のうちの少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液体吐出装置。
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