JP4701795B2 - 液体噴射ヘッドユニットの製造方法 - Google Patents
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Description
かかる第1の態様では、マスクに固定板がワックスを介して直接接合されているため、マスクの基準マークとノズルプレートのアライメントマークとの距離を短くすることができ、高精度な位置決めを容易に且つ短時間で行うことができる。これにより、印刷品質を向上することができる。また、マスクに固定板がワックスを介して直接接合されているため、複数の液体噴射ヘッドを固定部材に位置決め接合する際に、その都度、マスクと固定部材との位置決めを行う必要がなく、位置決め作業を簡略化して時間を短縮することができる。
かかる第2の態様では、基準マークとアライメントマークとの距離を規定することで、基準マークとアライメントマークとの誤差を小さく抑えることができる。
かかる第3の態様では、固定部材の一方面に残渣したワックスを容易に且つ確実に除去することができる。
かかる第4の態様では、基準マークとアライメントマークとの位置を顕微鏡又はCCDカメラ等の光学系を用いて確認することができると共に、基準マークとアライメントマークとの距離を短くすることで、メタルハライドランプ等により光学系の光軸がずれたとしても、基準マークとアライメントマークとの相対位置の誤差を抑えることができる。
かかる第5の態様では、光を照射することによってワックスを硬化させてマスクと固定部材とを容易に且つ確実に接合することができると共に、温水に浸漬することによってワックスを軟化させてマスクと固定部材とを容易に且つ確実に剥離することができ、作業効率を向上することができる。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るインクジェット式記録ヘッドユニットを示す分解斜視図であり、図2は、インクジェット式記録ヘッドユニットの組立斜視図であり、図3は、その要部断面図である。図1に示すように、インクジェット式記録ヘッドユニット200(以下、ヘッドユニット200と言う)を構成する保持部材であるカートリッジケース210は、インク供給手段であるインクカートリッジ(図示なし)がそれぞれ装着されるカートリッジ装着部211を有する。例えば、本実施形態では、インクカートリッジは、ブラック及び3色のカラーインクが充填された別体で構成され、カートリッジケース210には、各色のインクカートリッジがそれぞれ装着される。また、カートリッジケース210の底面には、図3に示すように、一端が各カートリッジ装着部211に開口し、他端が後述するヘッドケース側に開口する複数のインク連通路212が設けられている。さらに、カートリッジ装着部211のインク連通路212の開口部分には、インクカートリッジのインク供給口に挿入されるインク供給針213が、インク内の気泡や異物を除去するためにインク連通路212に形成されたフィルタ(図示なし)を介して固定されている。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述したものに限定されるものではない。例えば、上述した実施形態1のノズルプレート20のインク滴吐出面には、実際には撥水性を向上する撥水膜が形成されている。この撥水膜としては、特に限定されないが、例えば、金属膜を挙げることができる。このような金属膜は、固定板250をインク滴吐出面に接合する際に、接着剤の接着力が低下してしまうため、固定板250の露出開口部251により露出した領域のみに設けるのが好ましい。また、このような金属膜は、例えば、共析メッキにより所定の厚さで高精度に形成することができる。
Claims (5)
- 液体噴射ヘッドの液体を噴射するノズル開口が並設されたノズルプレートを固定板に位置決めして接合する際に、透過性を有するマスクの一方面にワックスを介して前記固定板を接合してから、前記マスクの他方面側から当該マスクに設けられた基準マークと前記ノズルプレートに設けられたアライメントマークとの相対位置を確認して前記液体噴射ヘッドを前記固定板に接合した後、前記ワックスを軟化させて前記固定板と前記マスクとを剥離することを特徴とする液体噴射ヘッドユニットの製造方法。
- 請求項1において、前記マスクの前記基準マークと前記ノズルプレートの前記アライメントマークとの距離を110μm以下とすることを特徴とする液体噴射ヘッドユニットの製造方法。
- 請求項1又は2において、前記固定板と前記マスクとを剥離した後、前記固定板の一方面を遥動洗浄することを特徴とする液体噴射ヘッドユニットの製造方法。
- 請求項1〜3の何れかにおいて、前記マスクの前記基準マークと、前記ノズルプレートの前記アライメントマークとの相対位置を前記マスクの他方面側から光学系を用いて確認することを特徴とする液体噴射ヘッドユニットの製造方法。
- 液体噴射ヘッドの液体を噴射するノズル開口が並設されたノズルプレートを固定部材に位置決めして接合する際に、光透過性を有するマスクの一方面に光硬化/熱軟化するワックスを介して前記固定部材を接合してから、前記マスクの他方面側から当該マスクに設けられた基準マークと前記ノズルプレートに設けられたアライメントマークとの距離が110μm以下となるように前記マスクの他方面側から光学系を用いて確認し、前記液体噴射ヘッドを前記固定部材に接合した後、前記ワックスを熱軟化させて前記固定部材と前記マスクとを剥離することを特徴とする液体噴射ヘッドユニットの製造方法。
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