JP4701648B2 - 燃料電池用メタルセパレータの製造方法および製造装置 - Google Patents

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本発明は、燃料電池用メタルセパレータの製造方法および製造装置に関し、とくにマニホールドのエッジに防食材層を必要厚み形成した燃料電池用メタルセパレータの製造方法および製造装置に関する。
燃料電池はMEAをセパレータで挟んだものから形成される。セパレータには、燃料ガス流路、酸化ガス流路、冷媒流路と、燃料ガスマニホールド、酸化ガスマニホールド、冷媒マニホールドが形成されている。燃料ガスマニホールド、酸化ガスマニホールドには、加湿された、また、生成水を含むガスが流れ、かつ、温度も高くなるので、セパレータがメタルセパレータである場合、セパレータのマニホールドのエッジ(マニホールド内面および該内面とセパレータ表面との角部)は、腐食しやすく、防食材で被覆されることが望ましい。
従来の防食材の被覆方法として、つぎの方法がある。
(イ)塗装で形成する、たとえば、図18に示すように、粘度の低い材料を用いたエア塗装で形成する。なお、図18では、1がセパレータ、2がマニホールド、3がエッジ、4が塗料、5が防食材層を示している。
(ロ)樹脂の成形で形成する、たとえば、特開2002−25574号公報に開示されているように、マニホールドに防食材の樹脂を充填し、固化後、プレスで打ち抜いてマニホールド孔を形成する。
特開2002−25574号公報
しかし、上記の従来方法には以下の課題があった。
上記(イ)の塗装による方法では、防食材料が粘性の低い材料であるため、材料が垂れてしまい、マニホールドのエッジに必要な厚み(たとえば、10μm以上)の防食材層を形成することができない。
上記(ロ)の樹脂の成形による方法では、マニホールド内に樹脂を射出後打ち抜き加工するため、2工程が必要で手間がかかり、かつ、打ち抜きで廃棄材料となる樹脂量が多く、コスト高を招く。
本発明の第1の目的は、セパレータのマニホールドのエッジに防食材層を必要厚みに塗布して形成可能な燃料電池用メタルセパレータの製造方法および製造装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、セパレータのマニホールドのエッジに防食層を、上記(ロ)の充填、打ち抜き法よりも単純でかつ材料廃棄量が少ない方法で、形成可能な燃料電池用メタルセパレータの製造方法および製造装置を提供することにある。
上記課題を解決する、そして上記目的を達成する、本発明は、つぎのとおりである。
) マニホールドを有する燃料電池用メタルセパレータの製造方法であって、
少なくとも表面部が弾性体からなるローラーを用いてローラー印刷により、防食材をマニホールドのエッジに塗布して形成する燃料電池用メタルセパレータの製造方法。
) 表面にセパレータマニホールドまわりの形状を彫り込んだ前段ローラーの前記彫り込み部に防食材を塗布する工程と、該防食材を前記表面部が弾性体からなるローラーに転写する工程と、該防食材を前記表面部が弾性体からなるローラーからセパレータに転写して前記防食材をセパレータのマニホールドのエッジに塗布する工程と、を有する()記載の燃料電池用メタルセパレータの製造方法。
) 表面部が弾性体からなるローラーに防食材を塗布する工程と、該防食材を前記表面部が弾性体からなるローラーから、マニホールドのエッジとマニホールドまわりのセパレータ表面を除いてマスキングされたセパレータに転写する工程と、ついでマスキングをセパレータから剥がす工程と、を有する()記載の燃料電池用メタルセパレータの製造方法。
) マニホールドを有する燃料電池用メタルセパレータの製造方法であって、
スクリーン印刷により、防食材塗料をマニホールドのエッジに塗布して形成する燃料電池用メタルセパレータの製造方法。
) 表面にセパレータマニホールドまわりの形状を彫り込んだ前段ローラーと、前記前段ローラーに塗布された防食材が転写され該転写された防食材をセパレータのマニホールドのエッジに塗布する少なくとも表面部が弾性体からなるローラーと、を備えた燃料電池用メタルセパレータの製造装置。
) マニホールドのエッジとマニホールドまわりのセパレータ表面を除いてセパレータ表面を覆うマスキングと、少なくとも表面部が弾性体からなり表面に防食材が塗布され該塗布された防食材をセパレータのマスキングにより覆われていないセパレータ表面に塗布するローラーと、を備えた燃料電池用メタルセパレータの製造装置。
上記()の燃料電池用メタルセパレータの製造方法によれば、ローラー印刷により、防食材をマニホールドのエッジに塗布して形成するので、防食材層を防食上必要な厚さ(すなわち、10μm以上で500μm以下の厚さ)に形成できる。また、少なくとも表面部が弾性体からなるローラーを用いてローラー印刷するので、セパレータのマニホールドのエッジにも防食材層を防食上必要な厚さに形成できる。また、マニホールドのエッジに防食材層が印刷で形成されているので、充填後の打ち抜きがなく、打ち抜きで生じる廃棄材料がなく廃棄材料によるコストアップを伴わない。また、樹脂の充填工程と打ち抜き工程の2工程を必要とせず、防食材料の印刷の1工程のみのため、作業も単純となる。
上記()の燃料電池用メタルセパレータの製造方法によれば、表面にセパレータマニホールドまわりの形状を彫り込んだ前段ローラーの彫り込み部に防食材を塗布する工程を有するので、防食材塗布必要部にのみ防食材を塗布できる。
上記()の燃料電池用メタルセパレータの製造方法によれば、防食材塗布不必要部はマスキングして防食材を塗布し、塗布後マスキングを剥がすので、防食材塗布必要部にのみ防食材を塗布できる。
上記()の燃料電池用メタルセパレータの製造方法によれば、スクリーン印刷により、防食材を印刷するので、防食材塗布必要部にのみ防食材を塗布できる。また、高粘度防食材塗料を用いることにより、防食材層を防食上必要な厚さ(すなわち、10μm以上で500μm以下の厚さ)に形成できる。
上記()の燃料電池用メタルセパレータの製造装置によれば、表面にセパレータマニホールドまわりの形状を彫り込んだ前段ローラーを有するので、防食材塗布必要部にのみ防食材を塗布できる。
上記()の燃料電池用メタルセパレータの製造装置によれば、防食材塗布不必要部はマスキングして防食材を塗布し、塗布後マスキングを剥がすので、防食材塗布必要部にのみ防食材を塗布できる。
以下に、本発明の燃料電池用メタルセパレータの製造方法および製造装置を図1〜図17を参照して説明する。
図中、図1〜図6、図16、図17は本発明の全実施例に共通に適用でき、図7、図8は本発明の実施例1を示し、図9〜図11は本発明の実施例2を示し、図12〜図15は本発明の実施例3を示す。
本発明の全実施例に共通する構成部分には本発明の全実施例にわたって同じ符号を付してある。
まず、本発明の全実施例に共通な部分の構成、作用・効果を、図1〜図6、図16、図17(および図7、図8)を参照して、説明する。
本発明が適用される燃料電池は、たとえば固体高分子電解質型燃料電池10である。燃料電池10は、たとえば燃料電池自動車に搭載される。ただし、自動車以外に用いられてもよい。
固体高分子電解質型燃料電池10は、図16〜図17、図1に示すように、膜−電極アッセンブリ(MEA:Membrane-Electrode Assembly )とセパレータ18との積層体からなる。
膜−電極アッセンブリは、イオン交換膜からなる電解質膜11とこの電解質膜11の一面に配置された触媒層からなる電極(アノード、燃料極)14および電解質膜の他面に配置された触媒層からなる電極(カソード、空気極)17とからなる。膜−電極アッセンブリとセパレータ18との間には、アノード側、カソード側にそれぞれ拡散層13、16が設けられる。
膜−電極アッセンブリとセパレータ18を重ねてセル19を構成し、セル19を積層してセル積層体とし、セル積層体のセル積層方向両端に、ターミナル20、インシュレータ21、エンドプレート22を配置し、セル積層体をセル積層方向に締め付け、セル積層体の外側でセル積層方向に延びる締結部材(たとえば、テンションプレート24)、ボルト・ナット25にて固定して、スタック23を構成する。
セパレータ18には、発電領域51において、アノード14に燃料ガス(水素)を供給するための燃料ガス流路27が形成され、カソード17に酸化ガス(酸素、通常は空気)を供給するための酸化ガス流路28が形成されている。また、セパレータ18には冷媒(通常、冷却水)を流すための冷媒流路26も形成されている。セパレータ18には、非発電領域52において、燃料ガスマニホールド30、酸化ガスマニホールド31、冷媒マニホールド29が形成されている。燃料ガスマニホールド30は燃料ガス流路27と連通しており、酸化ガスマニホールド31は酸化ガス流路28と連通しており、冷媒マニホールド29は冷媒流路26と連通している。
各セル19の、アノード14側では、水素を水素イオン(プロトン)と電子に変換する電離反応が行われ、水素イオンは電解質膜11中をカソード17側に移動し、カソード17側では酸素と水素イオンおよび電子(隣りのMEAのアノードで生成した電子がセパレータを通してくる、またはセル積層方向一端のセルのアノードで生成した電子が外部回路を通して他端のセルのカソードにくる)から水が生成され、次式にしたがって発電が行われる。
アノード側:H2 →2H+ +2e-
カソード側:2H+ +2e- +(1/2)O2 →H2
各種流体は、互いに、かつ外部から、それぞれシールされる。各セル19のMEAを挟む2つのセパレータ18間は、第1のシール部材32によってシールされており、隣接するセル19同士の間は、第2のシール部材33によってシールされている。メタルセパレータ18と電解質膜11との間には、非発電領域52において、樹脂フレーム53(発電領域51が中抜きされた樹脂製フレームで、マニホールド孔は具備しているフレーム))が介装される場合があるが、その場合は、メタルセパレータ18と樹脂フレーム53との間、および樹脂フレーム53と電解質膜11との間が第1のシール部材32によってシールされる。
第1のシール部材32は、たとえば接着剤シール(シール接着剤)からなり、第2のシール部材33は、たとえば、シリコーンゴム、フッ素ゴム、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)等のゴムシール材からなる。ただし、第1のシール部材32、第2のシール部材33とも、接着剤シール剤、またはゴムシール材から構成されてもよい。
本発明のセパレータ18は、メタルセパレータからなる。メタルセパレータ18の材料は、たとえば、ステンレススチール、アルミニウムまたはその合金、チタンまたはその合金、マグネシウムまたはその合金、等である。メタルセパレータ18は表面処理(たとえば、貴金属コート)され、防食材が塗布され防食材層40が形成される。第1のシール部材32、第2のシール部材33は、防食材層40とは別であり、防食材層40が形成された後に形成される。
メタルセパレータ18のマニホールド29、30、31には、マニホールド29、30、31のエッジ41(マニホールド内面41a、マニホールド内面41aとセパレータ18の表裏の面との角部41bとを含む)に防食材層40が、印刷(ローラー印刷、スクリーン印刷、等)で形成されている。防食材層40は、10μm以上で500μm以下の厚さに、形成される。この場合、図3に示すように、防食材層40の厚さは、セパレータ厚み方向には10〜50μmであることが望ましく、それと直交方向には10〜500μm(より望ましくは、50〜500μm)であることが望ましい。図18の従来のエア塗装では、マニホールドのエッジに塗装しても、粘性が低い材料であるため、材料が垂れてしまい、10μm以上の厚さを確保することができないが、本発明では印刷(ローラー印刷、スクリーン印刷、等)による形成であること、塗料の粘性がエア塗装の材料の粘性に比べて高いこと、などにより、10μm以上の膜厚形成が可能である。
防食材層40の材料は、不飽和ポリエステル、シリコーンゴム、フッ素ゴム、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)などである。
防食材層40の耐薬品性としては、pH2酸性雰囲気で変化がないこと、耐温度性としては、−30〜120℃の範囲にガラス転移点がないこと、が必要であり、上記材料から選定される。
防食材層40の硬化方法には、uv硬化、熱硬化、風乾など、何れを用いてもよい。
上記のメタルセパレータ18の製造方法は、印刷(ローラー印刷、スクリーン印刷、等)により、防食材をマニホールド29、30、31のエッジ41に塗布して形成する方法からなる。印刷塗料の粘度は、塗布時の塗料温度において、エッジ41に塗布された塗料が垂れない粘度(すなわち、高粘度)である。防食材層40は、10μm以上で500μm以下の厚さに、形成される。印刷はメタルセパレータ18の両面に実施し、まず片面から実施し、ついで反対面から実施する。
図4、図5に示すように、工程101でメタルセパレータ18をプレスし、この時に流路26、27、28の形成、マニホールド29、30、31の形成、セパレータ1枚1枚の打ち抜きを行う。ついで、工程102で、必要に応じて、発電領域51等に貴金属コートを施す。ただし、工程102は省略可能である。ついで、工程103で、本発明の、印刷による防食材層40を形成する。ついで、工程104で、発電領域51に導電性防食材コート50(防食材層40とは別コート)を施す。工程103と工程104は、図5に示すように、工程104が先に行われ、その後工程103が行われてもよい。
本発明の防食材層40の形成は、印刷による方法のため、従来のようなエア塗装でもなければ、マニホールド孔に樹脂を充填し固化後充填樹脂部を外周を残して打ち抜く方法でもない。
上記のメタルセパレータ18の製造装置は、防食材44をセパレータ18のマニホールド29、30、31のエッジ41に印刷・塗布する少なくとも表面部42aが弾性体からなるローラー42を備えている。
本発明の全実施例に共通な部分の作用・効果を説明する。
本発明の燃料電池のメタルセパレータ18の製造方法および製造装置では、メタルセパレータ18のマニホールド29、30、31のエッジ41に防食材層40が印刷(ローラー印刷、スクリーン印刷等)で形成されているので、防食材層40を防食上必要な厚さ(すなわち、10μm以上で500μm以下の厚さ)に形成できる。防食材層40を防食上必要な厚さ(すなわち、10μm以上で500μm以下の厚さ)に形成できるため、図6に示すように、本発明のメタルセパレータ18では、従来セパレータに比べて、単セルの発電電圧が改善され、2000時間以上の運転においても1ボルト近傍の電圧を出力でき、耐久性が著しく改善される。
また、マニホールド29、30、31のエッジ41に防食材層40が印刷で形成されているので、樹脂の充填後の樹脂の打ち抜きがなく、打ち抜きで生じる廃棄材料がなく廃棄材料によるコストアップを伴わない。
また、樹脂の充填工程と打ち抜き工程の2工程を必要とせず、防食材料の印刷の1工程のみのため、作業も単純となる。
つぎに、本発明の各実施例に特有な部分の構成、作用・効果を説明する。
〔実施例1−−−図7、図8、図1〜図6〕
本発明の実施例1に係る燃料電池用セパレータの製造方法および製造装置は、表面部42aが弾性体からなるローラー42を用いてローラー印刷により、防食材44(防食材層40の材料)をマニホールド29、30、31のエッジ41に塗布して形成するメタルセパレータの製造方法および製造装置からなる。ローラー印刷はセパレータ18の両面に実施する。
そして、本発明の実施例1に係る燃料電池用セパレータの製造方法は、表面にセパレータマニホールドまわりの形状を彫り込んだ前段ローラー43の彫り込み部43aに防食材44(防食材層40の材料)を塗布する工程と、該防食材44を前段ローラー43の彫り込み部43aから上記の表面部42aが弾性体からなるローラー42の表面に転写する工程と、防食材44を上記の表面部42aが弾性体からなるローラー42からセパレータ18に転写して防食材44をセパレータ18のマニホールド29、30、31のエッジ41に塗布し防食材層40を形成する工程と、を有する。
前段ローラー43は表面を含み硬質のローラーであるが、ローラー42は、表面部42aが弾性のローラーである。
本発明の実施例1に係る燃料電池用セパレータの製造方法の工程は、図4に示すように、プレス101、貴金属コート102(ただし、この工程102は省略可能)、ローラー印刷103、導電性防食材50のコート104、または、図5に示すように、プレス101、貴金属コート102(ただし、この工程102は省略可能)、導電性防食材50のコート104、ローラー印刷103、である。そのローラー印刷で表面部42aが弾性体からなるローラー42を用いる。
本発明の実施例1に係る燃料電池用メタルセパレータ18の製造装置は、表面にセパレータマニホールドまわりの形状を彫り込んだ前段ローラー43と、前段ローラー43に塗布された防食材44が転写され該転写された防食材44をセパレータ18のマニホールド29、30、31のエッジ41に塗布する少なくとも表面部42aが弾性体からなるローラー42と、を備えたメタルセパレータの製造装置からなる。
本発明の実施例1に係る燃料電池用セパレータの製造方法および製造装置の作用・効果については、ローラー印刷により、防食材44をマニホールド29、30、31のエッジ41に塗布して形成するので、防食材層40を防食上必要な厚さ(すなわち、10μm以上で500μm以下の厚さ)に形成できる。
また、表面部42aが弾性体からなるローラー42を用いてローラー印刷するので、セパレータ18のマニホールド29、30、31のエッジ41にも防食材層40を防食上必要な厚さに形成できる。この場合、弾性体からなる表面部42aが、図8に示すように、弾性変形してマニホールド29、30、31内に進入していき、マニホールド29、30、31のエッジ41に防食材44を効果的に塗布することができる。硬いローラーの場合はエッジ41に塗布できないので、従来はエア塗装してエッジ41に塗布していたが、エア塗装の場合は塗料粘度が低くなければ塗布できないので、エッジ41に塗布した塗料が垂れてエッジ41に塗布できないという問題があった。しかし、表面部42aが弾性体からなるローラー42を用いることによってエッジ41に防食材44を効果的に塗布することができ、しかも、塗布塗料を従来に比べて粘性の高いものを用いることができるようになり、エッジ41に塗布した塗料が垂れることがなくなった。その結果、防食材層40を防食上必要な厚さ(すなわち、10μm以上で500μm以下の厚さ)に形成できる。
また、マニホールド29、30、31のエッジ41に防食材層40が印刷で形成されているので、特開2002−25574号公報のような樹脂の充填後の打ち抜きがなく、打ち抜きで生じる廃棄材料がなく廃棄材料によるコストアップを伴わない。また、特開2002−25574号公報のような樹脂の充填工程と打ち抜き工程の2工程を必要とせず、防食材料の印刷の1工程のみのため、作業も単純となる。
また、表面にセパレータマニホールドまわりの形状を彫り込んだ前段ローラー43の彫り込み部43aに防食材44を塗布する工程を有するので、メタルセパレータ18の防食材塗布必要部にのみ防食材44を塗布できる。
〔実施例2−−−図9〜図11、図1〜図6〕
本発明の実施例2に係る燃料電池用セパレータの製造方法は、表面部42aが弾性体からなるローラー42(の表面の全域)に防食材44を塗布する工程と、該防食材44を上記の表面部42aが弾性体からなるローラー42から、マニホールド29、30、31のエッジ41とマニホールド29、30、31まわりのセパレータ表面46を除いてマスキングされたメタルセパレータ18(とマスキング45)に転写する工程と、ついでマスキング45をセパレータ18から剥がして防食材44をマニホールド29、30、31のエッジ41とマニホールドまわりのセパレータ表面46に残し防食材層40を形成する工程と、を有する。ローラー印刷はセパレータ18の両面に実施する。
この場合、マスキング45に形成されたマニホールド29、30、31周囲を露出させる孔47は、マニホールド29、30、31よりも大きい。マスキング45の孔47の内側にあるセパレータ部分に防食材44が塗布される。
本発明の実施例2に係る燃料電池用セパレータの製造方法の工程は、図4に示すように、プレス101、貴金属コート102(ただし、この工程102は省略可能)、ローラー印刷103、導電性防食材50のコート104、または、図5に示すように、プレス101、貴金属コート102(ただし、この工程102は省略可能)、導電性防食材50のコート104、ローラー印刷103、である。そのローラー印刷で表面部42aが弾性体からなるローラー42を用いる。
本発明の実施例2に係る燃料電池用セパレータ18の製造装置は、マニホールドのエッジ41とマニホールド29、30、31まわりのセパレータ表面46を除いてセパレータ表面を覆うマスキング45と、少なくとも表面部42aが弾性体からなり表面に防食材44が塗布され該塗布された防食材44をマスキング45により覆われていないセパレータ表面に塗布するローラー42と、を備えている。
本発明の実施例2に係る燃料電池用セパレータの製造方法および製造装置の作用・効果については、ローラー印刷により、防食材44をマニホールド29、30、31のエッジ41に塗布して形成するので、防食材層40を防食上必要な厚さ(すなわち、10μm以上で500μm以下の厚さ)に形成できる。
また、表面部42aが弾性体からなるローラー42を用いてローラー印刷するので、セパレータ18のマニホールド29、30、31のエッジ41にも防食材層40を防食上必要な厚さに形成できる。この場合、弾性体からなる表面部42aが、弾性変形してマニホールド29、30、31内に進入していき、マニホールド29、30、31のエッジ41に防食材44を効果的に塗布することができる。硬いローラーの場合はエッジ41に塗布できないので、従来はエア塗装してエッジ41に塗布していたが、エア塗装の場合は塗料粘度が低くなければ塗布できないので、エッジ41に塗布した塗料が垂れてエッジ41に塗布できないという問題があった。しかし、表面部42aが弾性体からなるローラー42を用いることによってエッジ41に防食材44を効果的に塗布することができ、しかも、塗布塗料を従来に比べて粘性の高いものを用いることができるようになり、エッジ41に塗布した塗料が垂れることがなくなった。その結果、防食材層40を防食上必要な厚さ(すなわち、10μm以上で500μm以下の厚さ)に形成できる。
また、マニホールド29、30、31のエッジ41に防食材層40が印刷で形成されているので、特開2002−25574号公報のような樹脂の充填後の打ち抜きがなく、打ち抜きで生じる廃棄材料がなく廃棄材料によるコストアップを伴わない。また、特開2002−25574号公報のような樹脂の充填工程と打ち抜き工程の2工程を必要とせず、防食材料の印刷の1工程のみのため、作業も単純となる。
また、防食材塗布不必要部はマスキングした状態でセパレータ18に防食材44を塗布し、塗布後マスキング45を剥がすので、防食材塗布必要部にのみ防食材44を塗布できる。
〔実施例3−−−図12〜図15、図1〜図6〕
本発明の実施例3に係る燃料電池用セパレータの製造方法は、マニホールド29、30、31を有する燃料電池用メタルセパレータ18の製造方法であって、スクリーン印刷により、高粘度防食材塗料44をマニホールド29、30、31のエッジ41に塗布して形成する方法からなる。防食材塗料44の粘性は、溶剤の量でコントロールでき、従来のエア塗装に比べて高粘性であり、エッジ41に塗布された場合に垂れない程度の粘性としてある。スクリーン印刷では、スクリーン48は塗料透過部48aと塗料非透過部48bを有し、塗料透過部48aでは塗料44が透過してセパレータ18に塗布されるが、塗料非透過部48bでは塗料44が透過せずセパレータ18に塗布されない。スクリーン印刷はセパレータ18の両面に実施する。
本発明の実施例3に係る燃料電池用セパレータの製造方法の工程は、図14に示すように、プレス101、貴金属コート102(ただし、この工程102は省略可能)、スクリーン印刷103、導電性防食材50のコート104、または、図15に示すように、プレス101、貴金属コート102(ただし、この工程102は省略可能)、導電性防食材50のコート104、スクリーン印刷103、である。
本発明の実施例3に係る燃料電池用セパレータの製造方法の作用・効果については、スクリーン印刷により、防食材44を印刷するので、防食材塗布必要部(たとえば、図13に示すように、マニホールド29、30、31が形成されている、セパレータの両端部)にのみ防食材44を塗布できる。また、高粘度防食材塗料44を用いることができるので、エッジ41での防食材44の垂れを防止でき、防食材層40を防食上必要な厚さ(すなわち、10μm以上で500μm以下の厚さ)に形成できる。
本発明の製造方法または製造装置で製造された燃料電池用メタルセパレータの正面図である。 図1のII−II線拡大断面図である。 図2の一部の拡大断面図である。 本発明の(実施例1、2の)燃料電池用メタルセパレータの製造方法の一例のフローチャートである。 本発明の(実施例1、2の)燃料電池用メタルセパレータの製造方法のもう一例のフローチャートである。 本発明の製造方法または製造装置で製造された燃料電池用セパレータを組み込んだ燃料電池と従来の燃料電池の性能評価図である。 本発明の実施例1の燃料電池用メタルセパレータの製造方法を実施している装置の側面図である。 本発明の実施例1の燃料電池用メタルセパレータの製造方法を実施している途中の状態での、マニホールドエッジとその近傍の断面図である。 本発明の実施例2の燃料電池用メタルセパレータの製造方法を実施している装置の側面図である。 本発明の実施例2の製造方法または製造装置で製造された燃料電池用メタルセパレータの正面図である。 本発明の実施例2の燃料電池用メタルセパレータの製造方法または製造装置において防食材塗布に用いるマスキングの正面図である。 本発明の実施例3の燃料電池用メタルセパレータの製造方法を実施している装置の側面図である。 本発明の実施例3の製造方法または製造装置で製造された燃料電池用メタルセパレータの正面図である。 本発明の実施例3の燃料電池用メタルセパレータの製造方法の一例のフローチャートである。 本発明の実施例3の燃料電池用メタルセパレータの製造方法のもう一例のフローチャートである。 本発明の製造方法または製造装置で製造された燃料電池用メタルセパレータを組み込んだ燃料電池の側面図である。 図16の一部の拡大断面図である。 従来の燃料電池用メタルセパレータのマニホールドとその近傍の、防食材のエア塗装を実施している状態の、拡大断面図である。
10 (固体高分子電解質型)燃料電池
11 電解質膜
13、16 拡散層
14 アノード
17 カソード
18 セパレータ
19 セル
20 ターミナル
21 インシュレータ
22 エンドプレート
23 燃料電池スタック
24 締結部材(テンションプレート)
25 ボルト
26 冷媒流路(冷却水流路)
27 燃料ガス流路
28 酸化ガス流路
29 冷媒マニホールド
30 燃料ガスマニホールド
31 酸化ガスマニホールド
32 第1のシール部材
33 第2のシール部材
40 防食材層
41 (マニホールドの)エッジ
41a (マニホールドの)内面
41b 角部
42 ローラー
42a 表面部
43 前段ローラー
43a 彫り込み部
44 防食材
45 マスキング
46 マニホールドまわりのセパレータ表面
47 孔
48 スクリーン
48a 塗料透過部
48b 塗料非透過部
50 導電性コート
51 発電領域
52 非発電領域
53 樹脂フレーム

Claims (6)

  1. マニホールドを有する燃料電池用メタルセパレータの製造方法であって、
    少なくとも表面部が弾性体からなるローラーを用いてローラー印刷により、防食材をマニホールドのエッジに塗布して形成する燃料電池用メタルセパレータの製造方法。
  2. 表面にセパレータマニホールドまわりの形状を彫り込んだ前段ローラーの前記彫り込み部に防食材を塗布する工程と、該防食材を前記表面部が弾性体からなるローラーに転写する工程と、該防食材を前記表面部が弾性体からなるローラーからセパレータに転写して前記防食材をセパレータのマニホールドのエッジに塗布する工程と、を有する請求項記載の燃料電池用メタルセパレータの製造方法。
  3. 表面部が弾性体からなるローラーに防食材を塗布する工程と、該防食材を前記表面部が弾性体からなるローラーから、マニホールドのエッジとマニホールドまわりのセパレータ表面を除いてマスキングされたセパレータに転写する工程と、ついでマスキングをセパレータから剥がす工程と、を有する請求項記載の燃料電池用メタルセパレータの製造方法。
  4. マニホールドを有する燃料電池用メタルセパレータの製造方法であって、
    スクリーン印刷により、防食材塗料をマニホールドのエッジに塗布して形成する燃料電池用メタルセパレータの製造方法。
  5. 表面にセパレータマニホールドまわりの形状を彫り込んだ前段ローラーと、前記前段ローラーに塗布された防食材が転写され該転写された防食材をセパレータのマニホールドのエッジに塗布する少なくとも表面部が弾性体からなるローラーと、を備えた燃料電池用メタルセパレータの製造装置。
  6. マニホールドのエッジとマニホールドまわりのセパレータ表面を除いてセパレータ表面を覆うマスキングと、少なくとも表面部が弾性体からなり表面に防食材が塗布され該塗布された防食材をセパレータのマスキングにより覆われていないセパレータ表面に塗布するローラーと、を備えた燃料電池用メタルセパレータの製造装置。
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