JP4699154B2 - 受信装置、受信方法 - Google Patents

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本発明は、無線通信システムに係る受信装置、受信方法に関する。
従来のアダプティブアレーアンテナを用いた受信装置においては、各アンテナ素子で受信された受信信号と参照信号(トレーニング信号やパイロット信号等の既知信号)から相関値又は位相差を計算し、その計算結果に基づいて、受信信号を重み付けする重み値の初期値(初期ウェイト)を設定している(例えば、特許文献1、2参照)。また、各アンテナ素子の受信信号の相関から固有ベクトルの一対の成分を求め、その固有ベクトルの一対の成分に基づいて、初期ウェイトを設定するものが知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2004−173020号公報 特開2001−160772号公報 特開2000−349696号公報
しかし、上述した従来の受信装置では、以下に示すような問題がある。
上記特許文献1、2に開示される受信装置では、初期ウェイトによって所望波方向にアダプティブアレーアンテナのビームを向けることはできるが、干渉波による影響を十分に打ち消すことができない可能性がある。このため、受信信号と参照信号との平均二乗誤差があまり小さくならず、結果的に収束時間が長くなる恐れがある。
上記特許文献3に開示される受信装置では、各アンテナ素子の受信信号の相関から、固有値の小さい方に対応する固有ベクトルを初期ウェイトに用いることによって、強い信号の方向にアダプティブアレーアンテナのビームのヌルを向けることはでき、干渉波の受信電力の方が所望波よりも強いときには干渉波による影響を抑圧することができる。しかしながら、所望波と干渉波の受信電力が同じくらい、或いは所望波の受信電力の方が大きい場合には、誤って所望波の方をキャンセルしてしまう初期ウェイトが設定される恐れがある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、アダプティブアレーアンテナにおける重み計算の収束時間の短縮を図るとともに、受信品質の向上を図ることのできる受信装置及び受信方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、以下の手段を採用した。
本発明に係る受信装置は、複数のアンテナ素子で無線信号を受信する受信部と、複数の既知信号を記憶する記憶部と、無線通信が開始された時、前記記憶部に記憶された複数の既知信号のうち、自装置に割り当てられた第1の既知信号と前記受信信号とのベクトル演算、及び、前記記憶部に記憶された複数の既知信号のうち、前記第1の既知信号以外の第2の既知信号と前記受信信号とのベクトル演算をそれぞれ行な、前記受信信号第1の既知信号、及び、前記受信信号第2の既知信号のそれぞれの振幅又は位相の関係を算出するベクトル演算部と、前記ベクトル演算部の算出結果から、前記各アンテナ素子で受信された受信信号を重み付けするための重み値の初期値を算出する初期値算出部と、前記無線通信において、前記初期値算出部で算出された初期値の重み値を、所望信号の受信品質が改善するように更新する適応演算部と、を備えることを特徴とする。
また、前記ベクトル演算部は、前記各既知信号に対する前記受信信号のベクトル相関値を算出することを特徴とする。
本発明に係る受信方法は、複数のアンテナ素子で無線信号を受信する受信部を備えた受信装置における受信方法において、前記受信装置には、複数の既知信号が記憶されており、無線通信が開始された時、前記記憶された複数の既知信号のうち、自装置に割り当てられた第1の既知信号と受信信号とのベクトル演算、及び、前記記憶された複数の既知信号のうち、前記第1の既知信号以外の第2の既知信号と前記受信信号とのベクトル演算をそれぞれ行ない、前記受信信号と第1の既知信号、及び、前記受信信号と第2の既知信号のそれぞれの振幅又は位相の関係を算出するベクトル演算過程と、前記ベクトル演算過程における算出結果から、前記各アンテナ素子で受信された受信信号を重み付けするための重み値の初期値を算出する初期値算出過程と、前記無線通信において、前記初期値算出過程で算出された初期値の重み値を、所望信号の受信品質が改善するように更新する適応演算過程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、アダプティブアレーアンテナにおける重み計算の収束時間の短縮を図るとともに、受信品質の向上を図ることができる。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの構成を示すブロック図である。図1において、無線端末1及び2は、それぞれ基地局3との間で無線信号を送受する。無線端末1にとって、基地局3から無線端末1に向けて送信される無線信号は所望信号であり、無線端末2と基地局3の間で送受される無線信号は干渉信号である。
無線端末1が基地局3と無線通信を開始すると、当該無線通信システムで利用できるトレーニングシーケンスTS1,TS2,・・・,TSNの中から、1つのトレーニングシーケンス(本実施例では便宜上、TS1とする)が無線端末1に割り当てられる。その割り当てられたトレーニングシーケンスTS1のことを、以下、所望トレーニングシーケンスTS1と称する。また、その所望トレーニングシーケンスTS1以外のトレーニングシーケンスTS2,TS3,・・・,TSNは、無線端末1以外の無線端末2に割り当てられるものであり、以下、干渉トレーニングシーケンスTS2,TS3,・・・,TSNと称する。各無線端末1,2は、当該無線通信システムで利用できるトレーニングシーケンスTS1,TS2,・・・,TSNの全てを予めメモリに記憶している。
図2は、本実施形態に係る受信装置10の構成を示すブロック図である。その受信装置10は、図1に示す無線端末1に具備されている。
図2において、2つのアンテナ素子ANT1,ANT2は無線端末1に具備されている。アンテナ素子ANT1,ANT2はアレーアンテナを構成する。無線受信部11は、アンテナ素子ANT1,ANT2を介してそれぞれ無線信号を受信し、所定の受信処理を行う。アンテナ素子ANT1を介して受信された無線信号は、その受信処理後の受信信号X1として無線受信部11から出力される。また、アンテナ素子ANT2を介して受信された無線信号は、その受信処理後の受信信号X2として無線受信部11から出力される。
アダプティブアレイアンテナ(AAA)受信部12は、受信信号X1,X2と、ウェイト更新部17から受け取った各アンテナ素子ANT1,ANT2に対応するウェイト(重み値)w1,w2とを用いて、重み付け合成処理を行う。
トレーニングシーケンス(TS)記憶部13は、図1の無線通信システムで利用できるトレーニングシーケンスTS1,TS2,・・・,TSNの全てを予め記憶している。TS読み出し部14は、自無線端末1に割り当てられた所望トレーニングシーケンスTS1をTS記憶部13から読み出す。また、少なくとも1つ以上の干渉トレーニングシーケンスTS2,・・・,TSMをTS記憶部13から読み出す(但し、M≦N)。例えば、全ての干渉トレーニングシーケンスTS2,・・・,TSNを読み出す(この場合、M=N)。
TS複素相関計算部15−1,15−2は、それぞれアンテナ素子ANT1,ANT2に対応して設けられている。TS複素相関計算部15−1,15−2は、TS読み出し部14から、所望トレーニングシーケンスTS1及び干渉トレーニングシーケンスTS2,・・・,TSMを受け取る。また、無線受信部11からそれぞれ対応する受信信号X1,X2を受け取る。
TS複素相関計算部15−1は、受信信号X1と、所望トレーニングシーケンスTS1及び干渉トレーニングシーケンスTS2,・・・,TSMとの各複素相関値R11,R12,・・・,R1Mを計算する。同様に、TS複素相関計算部15−2は、受信信号X2と、所望トレーニングシーケンスTS1及び干渉トレーニングシーケンスTS2,・・・,TSMとの各複素相関値R21,R22,・・・,R2Mを計算する。
図3は、TS複素相関計算部15−1(15−2)の構成を示すブロック図である。図3において、TS複素相関計算部15−1(15−2)は、複素相関計算部21を有する。複素相関計算部21は、所望トレーニングシーケンスTS1及び干渉トレーニングシーケンスTS2,・・・,TSMの各々に対応して設けられる。複素相関計算部21は、受信信号X1(X2)と該当トレーニングシーケンスTSmとのベクトル演算を行って複素相関値R1m(R2m)を算出する(但し、m=1,2,・・・,M)。その複素相関値R1m(R2m)は、受信信号X1(X2)とトレーニングシーケンスTSmとの振幅又は位相の関係を表す。
初期ウェイト決定部16は、TS複素相関計算部15−1から複素相関値R11,R12,・・・,R1Mを受け取り、また、TS複素相関計算部15−2から複素相関値R21,R22,・・・,R2Mを受け取る。また、TS読み出し部14から所望トレーニングシーケンスTS1を受け取る。
初期ウェイト決定部16は、複素相関値R11,R12,・・・,R1M及びR21,R22,・・・,R2Mに基づき、各アンテナ素子ANT1,ANT2に対応する初期ウェイトW1,W2を算出する。具体的には、先ず、所望トレーニングシーケンスTS1に係る複素相関値R11,R21のうち、絶対値(振幅に対応)の大きい方のアンテナ素子(本実施例では便宜上、ANT1とする)を選択する。なお、ここで、所定のアンテナ素子を選択してもよい。次いで、そのアンテナ素子ANT1の受信信号X1と干渉トレーニングシーケンスTS2,・・・,TSMとから算出された複素相関値R12,・・・,R1Mのうち、絶対値(振幅に対応)が最大のものを判断する。次いで、その絶対値が最大の複素相関値R1mに対応する干渉トレーニングシーケンスTSmを選択する。次いで、その干渉トレーニングシーケンスTSmに係る複素相関値R1m,R2mを用いて、(1)式により、初期ウェイトW1,W2を計算する。
W1=1、
W2=−R1m/R2m
・・・(1)
但し、は複素共役を表す。
図4は、初期ウェイトW1,W2の作用を説明するための説明図である。
図4(1)には、アンテナ素子ANT1に関し、所望トレーニングシーケンスTS1に係る複素相関値R11と、干渉トレーニングシーケンスに係る絶対値最大のR1mが示されている。図4(2)には、アンテナ素子ANT2に関し、所望トレーニングシーケンスTS1に係る複素相関値R21と、干渉トレーニングシーケンスに係る絶対値最大のR2mが示されている。図4(3)には、上記(1)式による初期ウェイトW1,W2で受信信号X1,X2をそれぞれ重み付けしたときの各々の複素相関値が示されている。
図4(3)に示されるように、上記(1)式による初期ウェイトW1,W2は、各アンテナ素子ANT1,ANT2で受信された受信信号X1,X2に含まれる干渉信号(複素相関値R1m,R2mに対応)同士が打ち消しあい抑圧されるように作用する。
図2に戻り、ウェイト更新部17は、初期ウェイト決定部16から初期ウェイトW1,W2を受け取る。また、TS読み出し部14から所望トレーニングシーケンスTS1を受け取る。また、無線受信部11から受信信号X1,X2を受け取る。
ウェイト更新部17は、初期ウェイトW1,W2から、各アンテナ素子ANT1,ANT2に対応するウェイトw1,w2を適応的に更新する。具体的には、初期ウェイトW1,W2をウェイトw1,w2の初期値とし、所望トレーニングシーケンスTS1と受信信号X1,X2を用いて適応アルゴリズムに基づいた適応演算を行い、所望信号の受信品質が改善するようにウェイトw1,w2を更新する。その適応アルゴリズムとしては、例えば、MMSE(Minimum Mean Square Error;最小平均二乗誤差)に基づいた、LMS(Least Mean Square)、RLS(Recursive Least-Squares)等の適応アルゴリズムが利用可能である。
ここで、上述したように初期ウェイトW1,W2は、各アンテナ素子ANT1,ANT2で受信された受信信号X1,X2に含まれる干渉信号同士が打ち消しあい抑圧されるように作用する。これにより、ウェイトw1,w2の更新において、その収束速度が速くなるという効果が得られる。
次に、図5を参照して、本実施形態に係る初期ウェイト算出の処理手順を説明する。図5は、本実施形態に係る初期ウェイト算出の処理フロー図である。
図5において、無線端末1が基地局3と無線通信を開始すると(S1)、該無線端末1に所望トレーニングシーケンスTS1が割り当てられる(S2)。次いで、無線端末1は、干渉トレーニングシーケンスTS2,・・・,TSMをTS記憶部13から読み出す(S3)。
次いで、無線端末1は、各アンテナ素子ANT1,ANT2に対応して、受信信号X1,X2と、所望トレーニングシーケンスTS1及び干渉トレーニングシーケンスTS2,・・・,TSMとの各複素相関値R11,R12,・・・,R1M、R21,R22,・・・,R2Mを計算する(S4)。次いで、無線端末1は、所望トレーニングシーケンスTS1に係る複素相関値R11,R21のうち、絶対値の大きい方のアンテナ素子ANT1を選択する(S5)。なお、ここで、所定のアンテナ素子を選択してもよい。
次いで、無線端末1は、その選択したアンテナ素子ANT1に係る複素相関値R12,・・・,R1Mのうち、絶対値が最大のものを判断し、その絶対値が最大の複素相関値R1mに対応する干渉トレーニングシーケンスTSmを検索する(S6)。次いで、無線端末1は、その検索結果の干渉トレーニングシーケンスTSmに係る複素相関値R1m,R2mを用いて、上記(1)式により、初期ウェイトW1,W2を計算する(S7)。
次いで、無線端末1は、本処理の終了を判断し、終了でないならばステップS4に戻って処理を継続し、一方、終了ならば本処理を終了する(S8)。
上述したように本実施形態によれば、初期ウェイトは、干渉信号同士が打ち消しあい抑圧されるように設定されるので、アダプティブアレーアンテナにおける重み計算の収束速度を速めることができ、従って重み計算の収束時間は短縮される。さらに、受信品質の向上にも寄与することができる。
また、初期ウェイトは、受信信号とトレーニングシーケンス(既知の参照信号)との相関計算から算出されるので、所望波と干渉波の受信電力比に関わらず、干渉波による影響を抑圧することができる。
また、TS複素相関計算部については、並列処理が可能であり、また有限のトレーニングシーケンスに対してのみ複素関数値を計算するので、その処理時間は短時間化でき、さらに小さな回路規模で実現することができる。
なお、TS複素相関計算部において、受信信号から所望信号を差し引いて、干渉信号と受信信号の振幅又は位相の関係を算出するようにしてもよい。或いは、各トレーニングシーケンス(既知信号)に対する受信信号のベクトル相関値を算出するようにしてもよい。或いは、各トレーニングシーケンスの共役ベクトルと受信信号とのベクトル積を算出するようにしてもよい。或いは、受信信号を各トレーニングシーケンスでベクトル除算するようにしてもよい。
なお、初期ウェイト決定部において、複素相関値の絶対値を閾値と比較して、初期ウェイト算出に適用可能な複素相関値を選択すれば、雑音が著しく増幅されてしまうような状況を回避することが可能である。
また、複素相関値のベクトル演算の結果を閾値と比較して、初期ウェイト算出に適用可能な複素相関値を選択すれば、所望信号を打ち消してしまうような状況を回避することが可能である。
また、複数の干渉信号の合成ベクトルがウェイトを用いた重み付け合成によって打ち消されるように、受信信号の位相又は振幅を変化させる初期ウェイトをウェイト更新部に設定するようにしてもよい。
また、初期ウェイト算出方法としては、以下に示す方法を適用してもよい。
先ず、所望信号についてのアンテナ素子間の相対位相差を計算する。また、各干渉信号についてのアンテナ素子間の相対位相差を計算する。
次いで、所望信号に係る相対位相差と、各干渉信号係る相対位相差を比較する。
次いで、その比較の結果、相対位相差の差がπラジアンに近い干渉信号を選択する。
次いで、その選択した干渉信号を優先して打ち消すような初期ウェイトを算出する。このときの初期ウェイト計算方法は、上記(1)式と同様である。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述した実施形態においては、2つのアンテナ素子を用いた場合を例に挙げて説明したが、3つ以上のアンテナ素子を用いる場合にも同様に適用可能である。
また、受信装置10は基地局3に具備されてもよい。また、その場合において、基地局3が単独で無線端末に対する無線接続サービスを提供するときは、割り当て済みの干渉トレーニングシーケンスのみを初期ウェイト算出処理に使用すればよい。
本発明の一実施形態に係る無線通信システムの構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る受信装置10の構成を示すブロック図である。 図2に示すTS複素相関計算部15−1(15−2)の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る初期ウェイトW1,W2の作用を説明するための説明図である。 本発明の一実施形態に係る初期ウェイト算出の処理フロー図である。
符号の説明
1…無線端末、3…基地局、10…受信装置、11…無線受信部、12…アダプティブアレイアンテナ(AAA)受信部、13…トレーニングシーケンス(TS)記憶部、14…TS読み出し部、15−1,15−2…TS複素相関計算部(ベクトル演算部)、16…初期ウェイト決定部(制御部)、17…ウェイト更新部(適応演算部)、21…複素相関計算部、ANT1,ANT2…アンテナ素子

Claims (3)

  1. 複数のアンテナ素子で無線信号を受信する受信部と、
    複数の既知信号を記憶する記憶部と、
    無線通信が開始された時、前記記憶部に記憶された複数の既知信号のうち、自装置に割り当てられた第1の既知信号と前記受信信号とのベクトル演算、及び、前記記憶部に記憶された複数の既知信号のうち、前記第1の既知信号以外の第2の既知信号と前記受信信号とのベクトル演算をそれぞれ行な、前記受信信号第1の既知信号、及び、前記受信信号第2の既知信号のそれぞれの振幅又は位相の関係を算出するベクトル演算部と、
    前記ベクトル演算部の算出結果から、前記各アンテナ素子で受信された受信信号を重み付けするための重み値の初期値を算出する初期値算出部と、
    前記無線通信において、前記初期値算出部で算出された初期値の重み値を、所望信号の受信品質が改善するように更新する適応演算部と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 前記ベクトル演算部は、前記各既知信号に対する前記受信信号のベクトル相関値を算出することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 複数のアンテナ素子で無線信号を受信する受信部を備えた受信装置における受信方法において、
    前記受信装置には、複数の既知信号が記憶されており、
    無線通信が開始された時、前記記憶された複数の既知信号のうち、自装置に割り当てられた第1の既知信号と受信信号とのベクトル演算、及び、前記記憶された複数の既知信号のうち、前記第1の既知信号以外の第2の既知信号と前記受信信号とのベクトル演算をそれぞれ行ない、前記受信信号と第1の既知信号、及び、前記受信信号と第2の既知信号のそれぞれの振幅又は位相の関係を算出するベクトル演算過程と、
    前記ベクトル演算過程における算出結果から、前記各アンテナ素子で受信された受信信号を重み付けするための重み値の初期値を算出する初期値算出過程と、
    前記無線通信において、前記初期値算出過程で算出された初期値の重み値を、所望信号の受信品質が改善するように更新する適応演算過程と、
    を含むことを特徴とする受信方法。
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