JP4698851B2 - 硬貨位置決め機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、硬貨の真偽や種類の判別に利用される硬貨位置決め機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような分野の技術として、特開平9−259320号公報がある。この公報に記載された硬貨等の位置決め方法は、直線的なガイド面に沿って、硬貨を連続的に搬送し、硬貨の周面をガイド面に押し当てるようにして、硬貨の位置決めを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の硬貨位置決め機構には、次のような課題が存在している。すなわち、このような方法は、一種類の硬貨を判別する場合には適しているが、多種類の硬貨を判別する場合の位置決めには適さないといった問題点があった。
【0004】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、複数種類の硬貨を回転板内で位置決めさせるようにした硬貨位置決め機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る硬貨位置決め機構は、硬貨を出し入れする出入口を有すると共に、鉛直面内で回転する回転板と、回転板に形成すると共に、出入口に連通して硬貨を受け入れる硬貨収容部と、回転板を回転させる駆動手段とを備え、硬貨収容部は、鉛直面内に延在して硬貨の平面側を当接させるガイド面と、ガイド面の周縁部分でガイド面に対して垂直に形成させると共に記硬貨の周面側が摺動接触する硬貨支持面と、V字状に形成した硬貨支持面よりなる複数の硬貨支持部とを有することを特徴とする。
【0006】
この硬貨位置決め機構において、硬貨は、鉛直方向に立った状態で出入口から回転板の硬貨収容部内に導かれ、この硬貨収容部内で起立状態が維持される。そして、駆動手段で回転板を回転させると、硬貨収容部内において、硬貨は、ガイド面に沿って硬貨支持面に当りながら自転することになる。このとき、硬貨は、各硬貨支持部を通過することになるが、一の硬貨支持部において、硬貨の周面をV字状の硬貨支持面で支持させ、硬貨を安定した状態で位置決めさせる。この位置決めによって、撮像装置など行われる硬貨の真偽や種類の判別を確実なものにする。このように、本発明は、複数種類の硬貨を回転板内で自転させながら、各硬貨支持部で確実に位置決めさせるものである。
【0007】
また、各硬貨支持部において、V字状に形成した硬貨支持面は、回転板の回転中心から等距離の位置に硬貨の中心が位置するような開き角度を有すると好適である。これは、種類の異なる硬貨を位置決めさせる場合でも、硬貨支持面の開き角度を異ならせることによって、各硬貨の中心の位置出しを常に一定させるものであり、硬貨の真偽や種類を撮像装置によって判別させる場合に最適である。例えば、撮像装置を利用する場合、撮像装置を定位置に固定させた状態において、回転板を回転させるだけで、種類の異なる硬貨を、位置決めさせながら簡単に撮像させることが可能になる。
【0008】
また、硬貨収容部のガイド面に形成した開口から覗くように配置させたロータを更に有し、ロータによって、硬貨を硬貨支持部の硬貨支持面に押し当てるようにすると好適である。この場合、ロータが、硬貨の平面側を擦るように回転することで、硬貨の周面を、所定の硬貨支持面に押し当てることができ、各硬貨支持部において、硬貨はV字状の硬貨支持面に確実に押し当てられ、確実に位置決めされることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明による硬貨位置決め機構の好適な一実施形態について詳細に説明する。
【0010】
本発明に係る硬貨位置決め機構1は、自動販売機などの硬貨搬送経路の途中で利用され、撮像装置との組み合わせによって、硬貨の真偽や種類の判別を可能にするものである。図1〜図3に示すように、硬貨位置決め機構1は、自動販売機等の硬貨搬送通路2の途中に配置させた状態で、鉛直面内を回転する回転板3を有している。この回転板3の表側には、硬貨搬送通路2を通ってきた硬貨5を受け入れるための出入口4と、この出入口4に連通して硬貨5の厚みと略等しい深さをもった硬貨収容部6とが形成されている。これに対し、回転板3の裏面側には、全周にわたって歯部7が環状に設けられている。
【0011】
この回転板3は、板状の回転支持部材33によって回動自在に支持させた状態を維持しつつ、駆動手段8により鉛直面内で回転するものである。すなわち、回転板3の外周に凹部を形成することによって、回転板3は、回転支持部材33の内周に形成した凸部をガイドとして鉛直面内で回転自在に支持されることになる。また、駆動手段8は、回転板3の歯部7に噛合するギア部9と、このギア部9を回転させる駆動モータ10と、ギア部9と駆動モータ10との間に配置させてギア部9を所望の回転速度にするための減速機構11とからなる。よって、駆動モータ10を作動させると、ギア部9と歯部7との噛合によって、回転板3は所定の速度をもって鉛直面内で回転することになる。なお、図示しないが、回転板3は、軸受けによって回転自在に支持させることもできる。
【0012】
ここで、回転板3の硬貨収容部6は、鉛直面内で延在すると共に、回転板3の表面側で平坦な凹部として形成される(図3参照)。その結果、硬貨搬送通路2の入口側2aから転がり出た硬貨5は、出入口4から回転板3内に導き入れた後、回転板3の回転に伴って、鉛直方向に立った状態を維持しながら硬貨収容部6内を自転する。そして、最終的に硬貨5は、出入口4から硬貨搬送通路2の出口側2bに排出される。
【0013】
図3に示すように、硬貨収容部6は、鉛直面内に延在して硬貨5の平面S側に当接させるガイド面12と、このガイド面12の周縁部分でガイド面12に対して垂直に形成させ、硬貨5の周面Rが摺動接触する硬貨支持面13によって形成されている。更に、図4に示すように、硬貨収容部6は、回転中心を基準にして回転板3を5等分するライン上に位置する四個の硬貨支持部14〜17を有する。そして、各硬貨支持部14〜17は、硬貨支持面13をV字状にすることで形成される。
【0014】
例えば、硬貨収容部6は、出入口4に隣接して100円硬貨の位置決めに利用する第1の硬貨支持部14(図5参照)と、第1の硬貨支持部14に隣接して10円硬貨の位置決めに利用する第2の硬貨選別部15(図6参照)と、第2の硬貨支持部15に隣接して500円硬貨の位置決めに利用する第3の硬貨支持部16(図7参照)と、第3の硬貨支持部16に隣接して50円硬貨の位置決めに利用する第4の硬貨支持部17(図8参照)とからなる。すなわち、硬貨収容部6は、回転板3の回転方向Fとは逆の方向において、出入口4から第1の硬貨支持部14、第2の硬貨支持部15、第3の硬貨支持部16、第4の硬貨支持部17の順に隣接して配列させる。
【0015】
また、硬貨収容部6内の硬貨5は、自転はするものの、回転板3と一緒に連れ回ることなく、その自重によって、定位置に留まろうとする。その結果、硬貨5は、回転板3の回転時において、硬貨支持部14〜17のうちの真下に位置している硬貨支持部内で位置決めされることになる。そして、位置決め状態にある硬貨5は、硬貨収容部6に蓋をするように被せる防塵ガラス26、硬貨収容部6を照らすLED22、結像レンズ23、CCD24等を筺体25に固定させた撮像装置20(図2参照)によって撮像され、この撮像装置20は、回転板3の硬貨収容部6に被せるようにして自動販売機のフレームに固定させており、常に一定した場所を視準するものである。
【0016】
そこで、撮像位置が一定している場合において、径の異なる硬貨5の種類や真偽を確実に判別させるためには、位置決め状態の硬貨5の中心点Gと、撮像装置20の撮像中心点21とを一致させることが好ましい。具体的には、図4に示すように、第1の硬貨支持部14において、100円硬貨の中心点Gと撮像中心点21との一致を実現させるため、V字状の硬貨支持面13により形成した開き角度Aを、約116度に設定する。
【0017】
また、第2の硬貨支持部15において、10円硬貨の中心点Gと撮像中心点21とを一致させるためには、V字状の硬貨支持面13により形成した開き角度Bを、約111度に設定する。第3の硬貨支持部16において、500円硬貨の中心点Gと撮像中心点21とを一致させるためには、V字状の硬貨支持面13により形成した開き角度Cを、約94度に設定する。第4の硬貨支持部17において、50円硬貨の中心点Gと撮像中心点21とを一致させるためには、V字状の硬貨支持面13により形成した開き角度Dを、約125度に設定する。なお、前述した開き角度A〜Dは、直径70mmの回転板3を基準にして導き出されたものである。
【0018】
このような角度設定によって、回転板3の回転中心から等距離の位置に硬貨5の中心点Gを位置させることができる。そして、開き角度A〜Dを異ならせると、径の異なる硬貨5でも、その種類に拘わらず、硬貨5の中心点Gと撮像装置20の撮像中心点21とを一致させることができ、据え付け型の撮像装置20を採用しても、硬貨5の真偽や種類を確実に判別させることができる。
【0019】
なお、回転板3の回転時において、500円硬貨用の第3の硬貨支持部16内に10円硬貨が入っているとき、撮像装置20でこの10円硬貨を撮像すると、当然のこととして、10円硬貨の中心点Gと撮像装置20の撮像中心点21とが一致しない。このことは、図示しない画像処理装置内において、予め記憶させている真性500円硬貨の画像データと、10円硬貨の画像データとを対比させる際に、画像データのズレ量を増幅させる効果をもたらし、画像処理のスピードアップや簡易化を可能にするものである。
【0020】
また、500円硬貨と同径の「偽造硬貨」が500円硬貨用の第3の硬貨支持部16内に入っているとき、撮像装置20でこの偽造500円硬貨を撮像すると、当然のこととして、偽造500円硬貨の中心点Gと撮像装置20の撮像中心点21とが一致する。このことは、画像処理装置内において、予め記憶させている真性500円硬貨の画像データと、偽造500円硬貨の画像データとを対比させる際に、画像データの対比を容易にする効果をもたらし、画像処理の確実性を向上させるものである。
【0021】
ここで、硬貨5の画像処理を更に確実なものにするため、硬貨位置決め機構1には、球状のロータ30が設けられている。このロータ30は、硬貨収容部6のガイド面12の中央に形成した円形の開口31からその一部が、硬貨収容部6内に覗くように配置させている。更に、ロータ30は、駆動モータ10の作動によって所定速度で回転させる必要があるため、減速機構11から突出させた回転シャフト32に取り付けられる。よって、ロータ30が、硬貨5の平面S側を擦るように回転すると、硬貨5の周面Rを硬貨支持面13に押し当て続けることができ、その結果として、各硬貨支持部14〜17において、硬貨5はV字状の硬貨支持面13に確実に押し当てられることになる。なお、ロータ30の表面は、摩擦抵抗を発生させ、更には弾性をもったゴムや合成樹脂等で形成させると好適である。
【0022】
次に、前述した硬貨位置決め機構1を利用して、硬貨5の種類や真偽を判断する場合について説明する。
【0023】
例えば、自動販売機において、商品を購入する者はコイン口から所定の硬貨5を投入する。そして、この硬貨5は、硬貨搬送通路2を伝って硬貨位置決め機構1まで導かれる。図9に示すように、購買者が500円硬貨を投入した場合、この硬貨5は、硬貨搬送通路2の入口側2aから回転板3の出入口4を通って硬貨収容部6内に導入される。これにより、500円硬貨5は、図10に示すように、100円硬貨用の第1の硬貨支持部14に落とし込まれ、V字状の硬貨支持面13によって位置決めされる。その後、硬貨5を撮像させるが、硬貨5は500円硬貨であるゆえに、硬貨5の中心点Gと撮像装置20の撮像中心点21とは一致せず、この状態で、予め記憶させている100円硬貨の画像データと、硬貨5の画像データとを画像処理装置内で対比させる。その結果、当然のこととして、画像データ同士は一致せず、この硬貨5は100円でないことが判別される。
【0024】
その後、図11に示すように、駆動モータ10を作動させ、回転板3が360/5度(72度)回転した時点で駆動モータ10を停止させる。これによって、撮像位置に10円硬貨用の第2の硬貨支持部15が配置される。このとき、硬貨5は、硬貨収容部6内で自転しながら第2の硬貨支持部15に達し、V字状の硬貨支持面13によって位置決めされる。その後、硬貨5を撮像させるが、硬貨5は500円硬貨であるゆえに、硬貨5の中心点Gと撮像装置20の撮像中心点21とが一致せず、この状態で、予め記憶させている10円硬貨の画像データと、硬貨5の画像データとを画像処理装置内で対比させる。その結果、当然のこととして、画像データ同士は一致せず、この硬貨5は10円でないことが判別される。
【0025】
その後、図12に示すように、駆動モータ10を作動させ、回転板3が360/5度(72度)回転した時点で駆動モータ10を停止させる。これによって、撮像位置に500円硬貨用の第3の硬貨支持部16が配置される。このとき、硬貨5は、硬貨収容部6内で自転しながら第3硬貨支持部16に達し、V字状の硬貨支持面13によって位置決めされる。その後、硬貨5を撮像させるが、硬貨5は500円硬貨であるゆえに、硬貨5の中心点Gと撮像装置20の撮像中心点21とが一致し、この状態で、予め記憶させている500円硬貨の画像データと、硬貨5の画像データとを対比させる。その結果、画像処理装置内で画像データ同士が一致しない場合には、500円の偽造硬貨であると判別し、画像データ同士が一致する場合には、真性の500円硬貨であると判別される。
【0026】
そして、真性の500円硬貨であると判断された場合には、回転板3を144度回転させることで、図13に示すように、硬貨搬送通路2の出口側2bと回転板3の出入口4とを一致させ、硬貨5は、その自重により落下しながら硬貨搬送通路2内に再度戻されることになる。
【0027】
なお、図示しないが、偽造等の理由により真性の500円硬貨と判別されない場合や、真性の500円と判別された場合でも、図12で示した位置から回転板3を360/5度(72度)回転させてもよい。この場合、撮像位置に50円硬貨用の第4の硬貨支持部17が配置され、このとき、硬貨5は、硬貨収容部6内で自転しながら第4の硬貨支持部17に達し、V字状の硬貨支持面13によって位置決めされる。
【0028】
その後、硬貨5を撮像させるが、硬貨5は500円硬貨であるゆえに、硬貨5の中心点Gと撮像装置20の撮像中心点21とが一致せず、この状態で、予め記憶させている50円硬貨の画像データと、硬貨5の画像データとを対比させる。その結果、当然のこととして、画像処理装置内で画像データ同士は一致せず、この硬貨5は50円でないことが判別される。その後、回転板3を72度回転させることで、図13に示すように、硬貨搬送通路2の出口側2bと回転板3の出入口4とを一致させ、硬貨5は、その自重により落下しながら硬貨搬送通路2内に再度戻される。このとき、その判別結果に基づき、真性の硬貨5と判断された場合には、金銭カウンタを作動させた後に、硬貨5をストッカー内に貯留させる。また、硬貨5が偽造と判断された場合には、コイン払出口へと導かれる。
【0029】
以上の説明は、500円硬貨が自動販売機のコイン口から投入された場合であるが、10円,50円,100円硬貨のいずれの場合であっても、回転板3を360/5度ずつ回転させて、投入硬貨5を位置決めしながら、その都度撮像することは言うまでもない。
【0030】
本発明の硬貨位置決め機構1は、前述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、メダルコインの真偽や種類の判別にも利用することができ、硬貨支持部の数や開き角度は前述したものに限定されず、硬貨支持部の個数が少なければ少ないほど判別処理速度の向上が図られる。
【0031】
【発明の効果】
本発明による硬貨位置決め機構は、以上のように構成されているため、次のような効果を得る。すなわち、硬貨を出し入れする出入口を有すると共に、鉛直面内で回転する回転板と、回転板に形成すると共に、出入口に連通して硬貨を受け入れる硬貨収容部と、回転板を回転させる駆動手段とを備え、硬貨収容部は、鉛直面内に延在して硬貨の平面側を当接させるガイド面と、ガイド面の周縁部分でガイド面に対して垂直に形成させると共に硬貨の周面側が摺動接触する硬貨支持面と、V字状に形成した硬貨支持面よりなる複数の硬貨支持部とを有することにより、複数種類の硬貨を回転板内で位置決めさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る硬貨位置決め機構の一実施形態を示す平面図である。
【図2】 図1の正面図である。
【図3】 図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】 図1の硬貨位置決め機構に適用させる回転板を示す概略平面図である。
【図5】 回転板の第1の硬貨支持部内で100円硬貨を位置決めさせた状態を示す概略図である。
【図6】 回転板の第2の硬貨支持部内で10円硬貨を位置決めさせた状態を示す概略図である。
【図7】 回転板の第3の硬貨支持部内で500円硬貨を位置決めさせた状態を示す概略図である。
【図8】 回転板の第4の硬貨支持部内で50円硬貨を位置決めさせた状態を示す概略図である。
【図9】 回転板を原点位置に停止させた状態を示す平面図である。
【図10】 第1の硬貨支持部内に硬貨が落とし込まれた状態を示す平面図である。
【図11】 第2の硬貨支持部内に硬貨が落とし込まれた状態を示す平面図である。
【図12】 第3の硬貨支持部内に硬貨が落とし込まれた状態を示す平面図である。
【図13】 回転板から硬貨を排出させる状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1…硬貨位置決め機構、3…回転板、4…出入口、5…硬貨、6…硬貨収容部、8…駆動手段、12…ガイド面、13…硬貨支持面、14〜17…硬貨支持部、30…ロータ、31…開口、33…回転支持部材、S…硬貨の平面、R…硬貨の周面、A〜D…開き角度。
Claims (3)
- 硬貨を出し入れする出入口を有すると共に、鉛直面内で回転する回転板と、
前記回転板に形成すると共に、前記出入口に連通して前記硬貨を受け入れる硬貨収容部と、
前記回転板を回転させる駆動手段とを備え、
前記硬貨収容部は、鉛直面内に延在して前記硬貨の平面側を当接させるガイド面と、前記ガイド面の周縁部分で前記ガイド面に対して垂直に形成させると共に前記硬貨の周面側が摺動接触する硬貨支持面と、V字状に形成した前記硬貨支持面よりなる複数の硬貨支持部とを有することを特徴とする硬貨位置決め機構。 - 前記各硬貨支持部において、V字状に形成した前記硬貨支持面は、前記回転板の回転中心から等距離の位置に前記硬貨の中心が位置するような開き角度を有することを特徴とする請求項1記載の硬貨位置決め機構。
- 前記硬貨収容部の前記ガイド面に形成した開口から覗くように配置させたロータを更に有し、前記ロータによって、前記硬貨を前記硬貨支持部の前記硬貨支持面に押し当てるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の硬貨位置決め機構。
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- 2001-01-31 JP JP2001024230A patent/JP4698851B2/ja not_active Expired - Fee Related
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