JP4698071B2 - エンジン位相判定システムを有するオートバイ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オートバイエンジンの位相を判定するための装置及び方法に関する。
【0002】
【従来技術】
4工程内燃エンジンは、シリンダー内を往復運動するピストンを備えている。ピストンは、4工程、即ち、エンジンの各サイクルのための4つの位相を実行する。これらの位相は、圧縮、膨張、排気及び吸引である。スパークプラグは、シリンダーの燃焼室内に少なくとも部分的に配置され、圧縮行程の終了間際で燃焼室内にある燃焼可能混合物を点火して、次の行程である膨張行程でピストンを駆動するために使用される。
【0003】
あるエンジンでは、上死点(TDC)に近づくか或いは到達する毎にスパークプラグを点火するように、タイミングをとる。ピストンが各サイクルの間に2回TDCに到達するので、この既知の構成は、スパークプラグを各サイクル毎に2回、即ち、最初は圧縮行程中に、次に排気行程中に作動させる。排気行程中、燃焼生成物は、シリンダーから排気され、燃焼室の中には、燃焼可能な混合物が存在しない。かくして、排気行程の間にスパークプラグを作動させることは、エネルギーの浪費となり、スパークプラグの寿命を縮ませることになる。
【0004】
エンジンの位相を判定するためオートバイエンジンのカムシャフトの近傍にセンサーを取り付けることも知られている。カムシャフトは、オートバイエンジンの各々の4工程の間に一回転するので、センサーは、カムシャフトの位置を検出すること(例えばカムギア上の歯をカウントする)によってエンジンの位相を判定することができる。
【0005】
エンジンのクランクギアの近傍にクランクギアセンサーを取り付け、エンジンの位相を判定するためクランクシャフトの回転を監視することも知られている。例えば、米国特許番号5,562,082号では、クランクギアセンサーが、ピストンのうち一つがクランクシャフトの最初の回転でTDCに達する前及び後の両方でクランクシャフトの回転速度を測定するため使用される。クランクシャフト速度を測定するため開示された方法は、クランクギア歯の2つのグループがクランクギアを通過するのにかかった時間を測定する工程を含んでいる。クランクギア歯の一方のグループは、TDCに達する前にクランクギアセンサーを通過し、他方のグループは、ピストンがTDCに達した後にクランクギアセンサーの近くを通過する。測定された回転速度の比率に基づくと、プロセッサは、エンジンの位相を判定し、第2のクランクシャフト回転から開始する適切な時間に適切なスパークプラグを作動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、米国特許番号5,562,082号で開示されたシステムの改良であり、2シリンダー不均等発火エンジン、特に、Vツイン型式で使用するためのものである。米国特許番号5,562,082号のシステムは、上死点(TDC)の前後でのみクランクシャフトの回転速度を測定するので、クランクシャフトの第1の回転の間にシリンダーを点火する機会を失う。本発明に係るシステムを組み込んだエンジンは、クランクシャフトの選択された角度位置でクランクシャフトの回転速度を測定することによってこの問題を解決する。このシステムは、エンジン位相を判定するため測定された回転速度を比較し、適切なスパークプラグを作動する。ほとんどの場合には、スパークプラグは、クランクシャフトの第1の回転の間に作動される。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した機能を達成するため、本発明は、フレームと、該フレームに取り付けられたエンジンとを含むオートバイを提供する。エンジンは、ハウジングと、ハウジング内で回転するように取り付けられたクランクシャフトと、第1及び第2の(例えば、各々、前部及び後部の)シリンダーと、該第1及び第2のシリンダー内に各々ある第1及び第2のピストンと、を備える。ピストンは、クランクシャフトを回転させるため、4つの工程燃焼サイクルでシリンダー内を往復する。クランクシャフト速度センサーが、クランクシャフトの回転速度を監視するため設置される。プロセッサが、クランクシャフト速度センサーと相互連結され、クランクシャフト回転中の選択された時間でクランクシャフトの回転速度を測定するようにプログラムされている。測定されたクランクシャフト速度に基づいて、プロセッサはエンジンの位相を判定し、クランクシャフトの単一回転の間に適切なスパークプラグを点火させる。
【0008】
好ましくは、クランクギアがクランクシャフトと回転するように該クランクシャフトに連結されている(例えば、クランクシャフト上に取り付けられている)。好ましくは、クランクシャフト速度センサーは、クランクギアの近傍に取り付けられたクランクギアセンサーである。クランクギアセンサーは、クランクギアが回転するにつれてクランクギアの歯をカウントする。クランクギアセンサー及びプロセッサは、いずれのピストンもTDCに到達しないうちに第1及び第2のグループの歯がクランクギアセンサーの傍を通過するのにかかった時間を測定する。プロセッサは、第1及び第2の時間期間を比較し(例えば、第1及び第2の時間期間の差異を計算し)、第2のピストンが、圧縮若しくは排気行程即ち位相にあるか否かを判定する。
【0009】
第1及び第2の時間期間の差異がエンジン位相を判定するのに不十分である場合、プロセッサは第3の時間期間を測定し、この期間の間、第3グループのクランクギア歯がセンサーの傍を通過する。第3グループのクランクギア歯は、第1のピストンがTDCに達する前であるが第2のピストンがTDCに達した後に、センサーの傍を通過する。次に、プロセッサは、エンジンの位相を判定してクランクシャフトの単一回転の間に適切なスパークプラグを点火させるため、第3の時間期間を第2の時間期間と比較する。
【0010】
本発明は、エンジンの位相を判定するための方法も提供する。本方法は、エンジンのクランクシャフトの回転速度を監視する工程と、吸引マニホルドの圧力を監視する工程とを備える。低いrpmでは、エンジン位相は、上述したようにクランクシャフト速度センサーを用いて判定される。より高いrpmでは、エンジン位相は、空気吸引マニホルド内の圧力に対応する変数量を監視することによって判定され得る。本方法は、エンジン速度に応じたエンジン位相を判定するためクランクシャフト速度及びマニホルド圧力を監視する工程の間を切り替える工程を備える。
【0011】
好ましくは、マニホルド圧力は、シリンダーに空気を提供する共有の空気吸引マニホルド上に取り付けられた圧力センサーを用いて測定される。圧力センサーはプロセッサと相互接続され、これにより該プロセッサは空気圧力測定を行うことができる。このプロセッサは、クランクシャフトの各回転中に選択された時間で圧力の読み取りを行う。2又はそれ以上のクランクシャフトの回転中に測定された空気吸引マニホルド圧力を比較することによって、プロセッサはエンジンの位相を判定してエンジンを再同期することができる。
【0012】
その代わりに、エンジンがこれらのシリンダーに対して専用即ち個別のスロットルボアを備えている場合、圧力センサーは、これらのボアの1つ又はそれ以上に取り付けられ、特定のシリンダーと連係されたマニホルド圧力を検出してもよい。シリンダーに対するマニホルド圧力がある一定の閾値より低下した場合、プロセッサは、ピストンが吸引行程を実行していると判定し、エンジンを再同期する。この場合には、エンジン位相同期は、単一のクランクシャフト回転において可能となる。
【0013】
本発明の他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明、請求の範囲及び図面を鑑みたとき、当業者にとって明らかとなろう。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態を詳細に説明する前に、本発明は、以下の詳細な説明に記載され、或いは、図面に示された、構成要素の構成及び配置の詳細事項に、その応用を限定されるものではないことが理解されるべきである。本発明は、他の実施形態が可能であり、様々な仕方で、実施或いは実行することが可能である。また、本文中で使用した表現及び用語は、本発明の説明の便宜上であって、本発明は、これらの記載に限定されない。本文中の「備える」、「含む」等の語の使用は、その用語の前に掲げられる事項及びその均等物、並びに、追加の事項を包含することを意味する。本文中の「のみからなる」等の語の使用は、その後に掲げられた事項のみを包含する。方法若しくはプロセスの構成要素を特定するための文字の使用は、単に特定するためだけのものであり、当該構成要素が特定の順序で実行されることを意味しない。
【0015】
図1は、フレーム44、前車輪48、後車輪52、座席56、燃料タンク60及びエンジン64を含むオートバイ40を示している。前車輪48及び後車輪52は、フレーム44に対して回転し、地面の上方でフレーム44を支持する。エンジン64は、フレーム44に取り付けられ、トランスミッション68及び駆動ベルト(図示せず)を通して後車輪52を駆動する。座席56及び燃料タンク60は、フレーム44に取り付けられる。
【0016】
図示されたエンジン64は、第1及び第2のシリンダー72、76を有する空却Vツインエンジンであるが、本発明は、他の型式のエンジン64、例えば水冷又は空冷のいずれかの単一シリンダー又は多重シリンダー等でもよい。更に加えて、図面は、前部及び後部シリンダーとして第1及び第2のシリンダー72、76を各々示すが、本発明は、一方のシリンダーが他方のシリンダーの背後にあるというより、並んで配置されたシリンダーを有するエンジンで実現することができる。本発明は、Vツインエンジンでないエンジンでも使用してもよいが、本発明は、Vツインの不均等発火エンジンで最良に動作する。本文中で使用される用語「不均等発火(uneven firing)」は、等しい間隔で(例えば、2シリンダーエンジンに対して180°のクランクシャフト回転毎に)発火する均等発火エンジンと比較して、シリンダーがクランクシャフトの回転の間に不均等な間隔で発火するということを意味する。
【0017】
図2を参照すると、エンジン64は、クランクギア84を持つクランクシャフト80を備え、該クランクギアは、該クランクシャフトと共に回転するため該クランクシャフトに取り付けられている。図示されたクランクギア84は、クランクギア84の周辺部の回りに32個の歯を提供するためサイズ及び間隔が定められた歯を有する。歯のうち2つが取り外され、クランクギア84上に空間を提供し、この空間はインジケータ88として本文中で参照される。この点に関し、クランクギア84は、30個の歯と、2つの追加の歯が取り外され即ち設けられていないところの空間を占めるインジケータ88とを備える。その代わりに、インジケータ88は、クランクギア84上の余剰の歯、又は、クランクシャフト80上の特定の位置を示すための他の任意の適切な装置によって提供されてもよい。
【0018】
歯は、図3に概略的に示され、選択される歯はそれらの歯番号1〜30によって特定される。図3は、エンジン64の全4工程サイクルを示し、これはクランクシャフト80の2回転を含む。勿論、32個より多い歯或いはそれより少ない歯を設けることができる。
【0019】
再び、図2を参照すると、第1及び第2のシリンダー72、76は、接続ロッド100を用いてクランクシャフト80に接続された、第1及び第2のピストン92、96を各々備える。第1及び第2のシリンダー72、76は、燃焼室98を有する。図示されたクランクシャフト80は、単一のクランクピン104を持ち、該クランクピンには、両方の接続ロッド100が取り付けられる。エンジン64は、各々のシリンダー72、76のための燃料インジェクタ108及びスパークプラグ112と、スプリッター即ち二股ランナー120を介して2つのシリンダー72、76と連通する空気吸引マニホルドと、を更に備える。圧力センサー124は、マニホルド116内の圧力を測定するため空気吸引マニホルド116に取り付けられる。圧力センサー124は、ワイヤを介してプロセッサ128に接続し、該プロセッサ128は、記憶能力を備える。尚、圧力センサー124は、シリンダー72、76への空気の流れに対応する変数を測定するセンサーでもよい。
【0020】
クランクギアセンサー132の形態のクランクシャフト速度センサーは、好ましくは変数リラクタンス(VR)センサーであり、クランクギア84の近傍でエンジン64に取り付けられ、ワイヤを介してプロセッサ128に接続する。クランクギアセンサー132は、ギア歯の通過を検知する。インジケータ88は、クランクギアセンサー132が歯のカウントを開始する基準点となる。図2に示されるように、クランクギア84は、クランクシャフト80と共に時計回りに回転し、その結果、歯1が、インジケータ88の通過後にクランクギアセンサー132の傍を通過する最初の歯であり、歯30は、インジケータ88が再び戻ってくる前にクランクギアセンサー132の傍らを通過する最後の歯である。尚、クランクシャフト80の回転速度に対応する変数を測定する別のセンサーを、クランクギア84及びクランクギアセンサー132の代えてもよい。そのようなシステム類は当該分野で公知である。
【0021】
クランクシャフト80の回転は、各々のシリンダー72、76内で往復するピストン92、96により引き起こされる。当該技術分野で周知されているように、クランクシャフト80は、エンジン64の各々の4行程サイクルに対して2回転する。ピストン92、96は、各サイクルに対して2回、上死点(TDC)及び下死点に到達する。ピストン92、96のうちの一つがTDCに到達するとき、ピストン92、96は、サイクルの圧縮及び排気のいずれかの位相即ち行程の終了にある。ピストン92、96が圧縮行程にある場合、スパークプラグ112は、これと連係するシリンダー72、76内で燃焼を引き起こすためプロセッサ128によって作動される。ピストン92、96が排気行程にある時、スパークプラグ112を、これと連係するシリンダー72、76内で作動させる必要はない。 ピストン92、96が上述した4行程サイクル内で移動するとき、ピストン92、96は、工程に応じて異なる速度で移動し、その結果、クランクシャフト80の回転速度の変化を生じさせる。例えば、ピストン92、96が圧縮行程でTDCに到達したとき、ピストンは、ガスがシリンダー内で圧縮されるにつれて減速する。次に、ピストン92、96は、ガスの点火及びその結果生じる爆発に起因して、膨張行程の間に反対方向に迅速に加速される。ピストン92、96は、排気行程中においてTDCに到達するときは大幅には減速しない。理由は、膨張行程後に排気バルブが開放して燃焼生成物をシリンダー72、76の外部に排出するからである。ピストン92、96は吸引行程中も大幅には減速しない。その時は吸引バルブが開いている。
【0022】
吸引行程の間、空気は、空気吸引マニホルド116及び開放された吸引バルブを通ってシリンダー72、76内にも引き込まれる。かくして、MAPは、各々のピストン92、96の吸引行程中、空気吸引マニホルド116内で低下する。圧縮、膨張、及び排気行程の間、吸引バルブは閉じられ、MAPは吸引行程の間のMAPと比較して相対的に高く維持される。
【0023】
ここで、位相判定システムの作動を図3及び図4を参照して説明する。位相は、クランクギアセンサー132を用いて、より低いrpm(例えば、始動時及び約2500rpmまでの速度)で判定され、圧力センサー124を用いてより高いrpm(例えば、約2500rpmを超える速度)で判定される。
【0024】
エンジン64が始動すると、クランクギアセンサー132は、インジケータ88が通過するまで待機し、通過すると歯をカウントし始める。第2のピストン96は、歯6がクランクギアセンサー132の傍らを通過するときTDCに到達し、第1のピストン92は、歯10がクランクギアセンサー132の傍らを通過したときTDCに到達する。
【0025】
プロセッサ128は、歯の3つのグループがセンサー132の傍らを通過する間の時間期間を測定する。この時間期間は、図3ではP1、P2、及びP3とラベル付けされ、クランクギアセンサー132を通過する選択されたグループの歯に対応する。P1は歯1〜3に対応し、P2は歯3〜5に対応し、P3は歯7〜9に対応する。プロセッサ128は、第1及び第2のピストン92、96のいずれもがTDCに到達しないうちに時間期間P1及びP2を測定する。P3は、第1のピストン92がTDCに到達する前であるが第2のピストン96がTDCに到達した後に測定される。時間期間P1、P2及びP3は上述したものと異なる歯の通過の間に測定されてもよいことが当業者には明らかであろう。同様に、エンジン64は、第1及び第2のピストン92、96が、歯10及び6とは異なる歯でTDCに各々到達するようにタイミングを取ることができる。
【0026】
P1及びP2が測定され、プロセッサのメモリ内に記憶された後、プロセッサ128はP1とP2を比較する。図4に見られるように、時間期間P2がP1より長い較正可能期間より大きい場合、プロセッサ128は、第2のピストン96がその圧縮行程(即ち、クランクシャフトの減速を引き起こす)にあり、まさにTDCに到達しようとしていると判定する。この時、プロセッサ128は、第2のシリンダー76内でスパークプラグ112を適切な時に作動させ、第2のシリンダー76内で燃焼を引き起こす。P2及びP3の間の相違が較正可能な期間より大きくない場合、プロセッサ128はP3を測定し、P2及びP3を比較する。P3が、較正可能な期間以上P2より長い場合、プロセッサ128は第1のピストン92がその圧縮行程(即ち、クランクシャフトの減速を引き起こす状態)にあると判定し、第1のシリンダー72内でスパークプラグ112を作動させる。好ましくは、較正可能期間は、8ミリ秒(ms)にセットされるが、その代わりに他の任意の適切な時間期間にセットしてもよい。
【0027】
P2が、較正可能な期間以上P3より長い場合、プロセッサ128は第2のピストン96がTDCを丁度通過し、その膨張行程(即ち、クランクシャフトの加速を引き起こす状態)を開始していると判定する。P2がP3より大きくなるという理由は、第2のピストン96が圧縮行程(時間期間P2)内でTDCに到達するとき減速するが、膨張行程(時間期間P3)の間に増速するということに起因するということである。このシナリオの下では、第2のピストン96を駆動するため燃焼が存在しないが、時間期間P3は圧縮行程の間の減速に起因して、まだP2より小さい。この時、プロセッサ128は、第2のシリンダー76内でスパークプラグ112を作動させ、これによって空気/燃料の混合物を点火させ、第2のピストン96の膨張行程を援助する。第2のピストン96は、既にTDCを通過し、第2のシリンダー76を点火させるため理想的な位置を通過しているが、僅かに遅い点火によってなおまだ何らかの利点が得られる。
【0028】
プロセッサ128がクランクシャフト80の第1の回転においてエンジン64の位相を判定することができないような稀な出来事では、クランクギアセンサー132は、インジケータ88を再び見出し、上述されたプロセスが繰り返される。エンジンの作動中にプロセッサ128がエンジン位相の軌跡を失った場合、クランクギアセンサー132を、エンジン64を再同期させるため(例えば、エンジン64の位相を再び判定するため)使用してもよい。
【0029】
本発明の一つの利点は、それが、通常、クランクシャフト80の第1の回転におけるエンジン64の位相を判定し、適切なシリンダー72、76で点火を提供することができるということである。別の利点は、システムが、エンジンが始動中の非常に低速のエンジン速度でも良好に作動するということである。従って、本発明は、車両のバッテリーの充電率が低く、エンジン始動中に高速でクランクシャフト80を回転させることができないような状況下でも有用である。オートバイエンジンのクランクシャフトのための有用な始動速度は、約200rpmである。本発明のシステムは、約255K(0°F)におけるエンジンの典型的な始動速度である、60rpm程度のエンジン速度で作動させることができる。本システムは、通常、クランクシャフトの第1の回転上で燃焼を可能にするので、クランクシャフト80は、内部燃焼により比較的迅速に駆動され、始動時における充電されたバッテリーに関するエンジン64の依存性を減少させる。
【0030】
高速のエンジン速度(例えば、約2500rpmを超える速度)では、プロセッサ128は、圧力センサー124を用いて空気吸引マニホルド116内のマニホルド空気圧力(MAP)を監視する。圧力センサー124は、そのような高いrpm範囲でクランクギアセンサー132より正確であり、クランクギアセンサー132は、より低いrpm範囲において圧力センサー124より正確である。圧力センサー124は、図示されたような共有のマニホルド116、及び、特定のシリンダー72、76に対する専用のマニホルドのいずれでも使用することができる。
【0031】
図示の実施形態では、図3に示されたように、第1のピストン92の吸引行程は、歯6で始まり、歯22で終わる。好ましくは、MAPは、第1のシリンダー72用の吸引バルブが閉鎖するところの近傍で選択された歯(例えば歯28)がクランクギアセンサー132を通過するとき、3つの連続したクランクシャフト80の回転の間に測定される。MAPのための第1、第2及び第3の値は、プロセッサのメモリ内に記憶され、プロセッサ128は、MAPのための第2の値と、MAPのための第1及び第3の値の平均値との差異を判定する。この差異が較正可能な圧力より大きい場合、これらの値のうち最も低いものが、第1のシリンダー72のための吸引行程の終わりであると判定される。次に、プロセッサ128は、エンジン位相を判定し、クランクシャフト80の第4の回転中に、適切なシリンダー72、76を点火する。第1及び第3の圧力値は、オートバイエンジン64の作動中のMAPの変動を相殺するため平均化される。好ましくは、較正可能圧力は5kPaであるが、代替実施形態では、任意の適切な圧力に変更してもよい。
【0032】
理論的には、説明した好ましい方法の一代替例として、圧力センサー124は、クランクシャフト80の2回転の後、エンジン64の位相を判定するため使用され得る。この代替の方法では、プロセッサは、2クランクシャフト回転の各々の間に読んだMAPを蓄える。プロセッサ128は、2つのMAPの読み取り値を迅速に比較し、そのより低いMAP読み取り値を、ピストンの一つの吸引行程に帰着させる。この代替の方法は、本発明の範囲内にあると考えられる。従って、代替方法は、好ましい方法でなされるような第4の回転ではなく、クランクシャフト80の第2の回転中に適切なシリンダー72、76を点火させることを可能にする。
【0033】
しかしながら、この好ましい方法は非常に信頼性があり、従って使用されるのが好ましいと判定された。更に加えて、エンジン64は、位相が圧力センサー124を用いて判定されるとき2,500rpmを超える回転速度で作動されるので、クランクシャフト80が4回回転するのにかかる時間期間は非常に小さくなる。従って、好ましい方法がクランクシャフト80の4回転を必要としたとしても、この好ましい方法は、高いエンジン速度で迅速且つ高信頼度の再同期をなおも可能とする。
【0034】
上述したように、圧力センサー124は、図示された分岐即ち共有マニホルド116、120を使用しないエンジンでも使用することができる。例えば、エンジンは、各シリンダーに対して専用即ち個別の空気吸引マニホルド若しくはスロットルボアを持っていてもよい。この型式のエンジンでは、圧力センサー124は、単一の吸引マニホルドに取り付けることができる。圧力センサー124が十分な真空を検出したとき、プロセッサ128は、連係されたシリンダー内のピストンがその吸引行程中にあると判定する。例えば、プロセッサ128は、スロットルボア内の圧力が較正可能な圧力以下に低下するとき、吸引行程であると特定するようにプログラムすることができる。その代わりに、圧力センサー124は、各々のボア上に設けてもよく、プロセッサ128は、シリンダー内のいずれのピストンが最初に吸引行程を実行するかを判定することができる。かくして、専用スロットルボアを有するエンジン64は、2つのクランクシャフト回転において高いrpmで再同期することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を具体化したオートバイの斜視図である。
【図2】図2は、図1に示されたオートバイエンジンの概略表現である。
【図3】図3は、図1のオートバイのエンジンサイクルの概略図である。
【図4】図4は、図1のオートバイで使用されるプロセッサのロジックを表すフローチャートである。
【符号の説明】
1〜30 クランクギアの歯
40 オートバイ
44 フレーム
48 前車輪
52 後車輪
56 座席
60 燃料タンク
64 エンジン
68 トランスミッション
72 第1のシリンダー
76 第2のシリンダー
80 クランクシャフト
84 クランクギア
88 インジケータ
92 第1のピストン
96 第2のピストン
98 燃焼室
100 接続ロッド
104 クランクピン
108 燃料インジェクタ
112 スパークプラグ
116 空気吸引マニホルド
120 スプリッター(二股ランナー)
124 圧力センサー
128 プロセッサ
132 クランクギアセンサー

Claims (8)

  1. オートバイであって、
    フレームと、
    前記フレームに対して回転するように該フレームに連結された前車輪及び後車輪と、
    前記フレームに取り付けられると共に、ハウジングと、該ハウジング内に回転自在に取り付けられたクランクシャフトと、第1のシリンダー及び第2のシリンダーと、該第1のシリンダー及び第2のシリンダー内に配置され、4工程燃焼サイクルで該シリンダー内を往復運動して前記クランクシャフトを回転させる第1のピストン及び第2のピストンとを備えるエンジンと、
    前記クランクシャフトの回転速度を監視するように配置されたクランクシャフト速度センサーと、
    前記クランクシャフト速度センサーに接続されたプロセッサであって、前記第1のピストン及び第2のピストンの一方が始動している時最初の上死点に到達する前に、前記クランクシャフト速度センサーによって検出される前記クランクシャフトの第1の回転速度と第2の回転速度とを比較することにより前記エンジンの位相を判定するようにプログラムされたプロセッサと、
    を備えることを特徴とするオートバイ。
  2. 前記第1のシリンダー及び第2のシリンダーの各々に対応したスパークプラグを更に備え、前記プロセッサは前記エンジンの位相が前記プロセッサにより圧縮時と判定される前記第1のシリンダー及び第2のシリンダーの少なくとも一方が前記最初の上死点にある時、前記スパークプラグを点火させるように更にプログラムされている、請求項1に記載のオートバイ。
  3. 歯を有し、且つ、前記クランクシャフトに取り付けられて該クランクシャフトと共に回転するクランクギアを更に含み、前記クランクシャフト速度センサーは、該クランクシャフト速度センサーを越えて前記クランクギアの歯が通過したことを検出するため前記クランクギアの近傍に取り付けられ、前記プロセッサは、第1のグループのクランクギア歯及び第2のグループのクランクギア歯が前記第1のピストン及び第2のピストンの一方が上死点に到達する前に前記クランクシャフト速度センサーの傍を通過する間の時間期間を比較し、該時間期間を測定することによって前記クランクシャフト速度センサーで前記第1の回転速度及び第2の回転速度を判定するようにプログラムされている、請求項1に記載のオートバイ。
  4. 前記プロセッサは、第3のグループのクランクギア歯が前記第2のピストンが上死点に到達後であって前記第1のピストンが上死点に到達前に、前記クランクシャフト速度センサーの近傍を通過する間の時間間隔を測定するために用いられる、請求項3に記載のオートバイ。
  5. 前記クランクギアは、前記クランクシャフト速度センサーにより特定されるインジケータを備え、該インジケータが該クランクシャフト速度センサーの傍を通過したとき、該クランクシャフト速度センサーは、該インジケータに対する歯のグループを特定する、請求項3または4に記載のオートバイ。
  6. 前記プロセッサに接続され前記シリンダーへの空気の流量に対応する変数量を検出する流量センサーをさらに備え、
    記プロセッサ前記エンジンが閥値を越えて作動しているときエンジン位相を判定するため前記流量センサーからの情報を使用するようにプログラムされている、請求項1から5の何れか一項に記載のオートバイ。
  7. 前記エンジンは、前記シリンダーに空気を提供する空気吸引マニホルドを備え、前記流量センサーは該空気吸引マニホルドに取り付けられた圧力センサーである、請求項に記載のオートバイ。
  8. 前記プロセッサは、約2500rpm以下の場合、前記クランクシャフト速度センサーからの情報を使用してエンジン位相を判定し、約2500rpmを超えた前記圧力センサーからの情報を使用してエンジン位相を判定する、請求項6または7に記載のオートバイ。
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