JP4696944B2 - 液滴吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、記録媒体を保持し液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送部材と、搬送部材及び記録媒体を帯電して記録媒体を搬送部材に静電吸着させる帯電手段と、搬送部材を清掃する清掃手段とを備える液滴吐出装置に関する。
液滴吐出装置としてのインクジェットプリンタでは、印字中に用紙ジャムが発生すると、搬送ベルト(搬送部材)上に用紙が無い状態でインクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)からインク滴が吐出されて、搬送ベルトにインクが付着することがある。また、印字中にインクジェット記録ヘッドからインク滴が吐出される際に発生するインクミストによって、搬送ベルトが次第に汚れていく。さらに、ダミージェット、即ち、未使用ノズルの目詰まりを防止することを目的として印字とは無関係なインク滴の吐出を、搬送ベルトに向けて行う場合にも、搬送ベルトにインクが付着する。このため、搬送ベルトに付着したインクを清掃する清掃手段を設置する必要がある。
この清掃手段としては、搬送ベルトに付着したインクを掻き取るブレードや、搬送ベルトに付着したインクを吸収する吸収ロール等が挙げられるが、インクの搬送ベルトへの付着力が強くなると、清掃手段による搬送ベルトの清掃のみでは十分に搬送ベルトからインクを除去することができなくなる。その結果、インクの残渣による記録媒体の汚れや、搬送ベルトと記録媒体との静電吸着の不良等の問題が発生する。このため、清掃手段による搬送ベルトの清掃性能の向上を目的として、搬送ベルトの表面にコーティング層を形成したり、搬送ベルトの表面に液体を塗布したりすることが行われている(例えば、特許文献1乃至3参照)。
ここで、搬送ベルトの表面にコーティング層を形成する場合には、清掃手段や帯電ロールや用紙等との摺擦によって、搬送ベルトのコーティング層は除々に劣化し、清掃手段による搬送ベルトの清掃性能が低下する。
また、搬送ベルトの表面に液体を塗布する場合には、搬送ベルト上の液体が、搬送ベルトに接触した部材に付着するが、記録媒体を搬送ベルトに静電吸着させるための帯電ロールが搬送ベルトに接触している場合、帯電ロールへの液体の付着によって、帯電ロールと搬送ベルトとの間の放電が発生する微小なギャップの間隔が変化し、帯電特性が変化する。また、帯電ロールの材質と液体の種類との組み合わせによっては、帯電ロールが液体を吸収することによる帯電ロールの体積が変化して帯電ロールと搬送ベルトとのニップ形状が変化し、また、帯電ロールの体積抵抗値等の電気特性が変化する。従って、記録媒体と搬送ベルトとの静電吸着力が不安定になり、記録媒体の搬送ベルトからの浮上り、又は搬送ベルトの過剰帯電に起因する搬送ベルトとインクジェット記録ヘッドとの接触等が発生する。
特開2005−53663号公報 特開2004−137032号公報 特開2004−130720号公報
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、清掃手段による搬送部材の清掃性能を向上させると共に、記録媒体を搬送部材に静電吸着させる帯電手段の帯電性能の変動を抑制することを目的とする。
請求項1に記載の液滴吐出装置は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、記録媒体を保持し前記液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送部材と、前記搬送部材には非接触であり、搬送部材及び記録媒体を帯電して前記搬送部材に静電吸着させる帯電手段と、前記搬送部材を清掃する清掃手段と、前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体をはじく性質の塗布液を前記搬送部材に塗布する塗布手段と、を有し、前記塗布液の表面張力γ 、前記搬送部材の臨界表面張力γ 、前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体の表面張力γ が下記(1)、(2)式を満足することを特徴とする。
γ <γ …(1)
γ <γ …(2)
請求項に記載の液滴吐出装置は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、記録媒体を保持し前記液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送部材と、前記搬送部材には非接触であり、前記搬送部材及び記録媒体を帯電して記録媒体を前記搬送部材に静電吸着させる帯電手段と、前記搬送部材を清掃する清掃手段と、前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体をはじく性質の塗布液を前記搬送部材に塗布する塗布手段と、を有し、前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体が水性インク、前記塗布液が撥水性を有する液体であることを特徴とする。
請求項1又は請求項2に記載の液滴吐出装置では、記録媒体が、搬送部材に保持され液滴吐出ヘッドに対向されて搬送され、液滴吐出ヘッドが液滴を吐出する。これによって、記録媒体に画像等が記録される。この際、帯電手段によって搬送部材及び記録媒体が帯電されて搬送ベルトに静電吸着されているので、液滴吐出ヘッドと記録媒体との距離の均一性が高くなり、記録媒体上における液滴の着弾位置の精度が高くなる。また、搬送部材には塗布手段によって塗布液が塗布されて、塗布液の膜が形成される。この塗布液は、液滴吐出ヘッドから吐出される液体をはじく性質を有しているので、液滴吐出ヘッドから吐出され塗布液の膜の上に付着した液体は、塗布液の膜上で凝集する。これによって、液滴吐出ヘッドから吐出された液体と搬送部材との付着力を抑制でき、清掃手段によって搬送部材が清掃される際に、液滴吐出ヘッドから吐出された液体が搬送部材から容易に剥離する。
ここで、帯電手段は、搬送部材に非接触となっており、帯電手段に搬送部材上の塗布液が付着しないようになっている。これによって、帯電手段の帯電特性の変動を抑制でき、帯電の安定性を向上できる。また、磨耗等による劣化が減少するため、帯電手段の寿命が延びる。
また、帯電手段の材質と塗布液の種類との組み合わせを考慮する必要が無いので、帯電手段の材料選択及び塗布液の選択の自由度が広がり、コスト低減、帯電性能、清掃性能の向上に繋がる。
さらに、帯電手段と搬送ベルトとの間での電荷の移動が、全て放電によるものとなるので、搬送部材上における表面電位の異常な上昇を防止でき、搬送部材を搬送ベルトとした場合には、搬送ベルトが液滴吐出ヘッド側へ静電気力によって引き寄せられることを抑制できる。
本発明は上記構成にしたので、清掃手段による搬送部材の清掃性能を向上できると共に、記録媒体を搬送部材に静電吸着させる帯電手段の帯電性能の変動を抑制できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1には、本実施形態のインクジェット記録装置12が示されている。インクジェット記録装置12の筐体14内の下部には給紙トレイ16が備えられており、給紙トレイ16内に積層された用紙Pをピックアップロール18で1枚ずつ取り出すことができる。取り出された用紙Pは、所定の搬送経路22を構成する複数の搬送ローラ対20で搬送される。
給紙トレイ16の上方には、無端状の搬送ベルト28が、駆動ロール24及び従動ロール26、27、29に張架されている。駆動ロール24と従動ロール26とが、略水平に配設され、その下方で、従動ロール27、29が略水平に配設されている。
また、搬送ベルト28の上方には記録ヘッドアレイ30が配置されており、駆動ロール24と従動ロール26との間の搬送ベルト28の平坦部分28Fに対向している。この対向した領域が、記録ヘッドアレイ30からインク滴が吐出される吐出領域SEとなっている。搬送経路22を搬送された用紙Pは、搬送ベルト28で保持されてこの吐出領域SEに至り、記録ヘッドアレイ30に対向した状態で、記録ヘッドアレイ30から画像情報に応じたインク滴が付着される。
記録ヘッドアレイ30は、本実施形態では、有効な記録領域が用紙Pの幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上とされた長尺状とされ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、サイアン(C)、及びブラック(K)の4色それぞれに対応した4つのインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッドという)32が搬送方向に沿って配置されており、フルカラーの画像を記録可能になっている。
各記録ヘッド32は、ヘッド駆動回路(図示省略)によって駆動される。ヘッド駆動回路は、たとえば、画像情報に応じてインク滴の吐出タイミングや使用するインク吐出口(ノズル)を決め、駆動信号を記録ヘッド32に送る構成である。
また、記録ヘッドアレイ30は、搬送方向と直交する方向に不動とされていてもよいが、必要に応じて移動するように構成しておくと、マルチパスによる画像記録で、より解像度の高い画像を記録したり、記録ヘッド32の不具合を記録結果に反映させないようにしたりできる。
記録ヘッドアレイ30の両側には、それぞれの記録ヘッド32に対応した4つのメンテナンスユニット34が配置されている。図2に示すように、記録ヘッド32に対してメンテナンスを行う場合には、記録ヘッドアレイ30が上方へ移動され、搬送ベルト28との間に構成された間隙にメンテナンスユニット34が移動して入り込む。そして、ノズル面に対向した状態で、所定のメンテナンス動作(吸引、ワイピング、キャッピング等)を行う。
また、記録ヘッドアレイ30の上方には、各色のインクを貯留するインクタンク35が配置されている。各インクタンク35には、各記録ヘッド32が接続されている。
図3に示すように、記録ヘッドアレイ30の上流側には、電源38が接続された帯電ロール36が配置されている。帯電ロール36は、従動ロール26との間で搬送ベルト28及び用紙Pを挟みつつ従動し、用紙Pを搬送ベルト28に押圧する。この際、接地された従動ロール26との間に所定の電位差が生じるため、用紙Pに電荷を与えて用紙Pを搬送ベルト28に静電吸着させることができる。
記録ヘッドアレイ30の下流側には、剥離プレート40が配置されており、用紙Pを搬送ベルト28から剥離させる。剥離された用紙Pは、剥離プレート40の下流側で排出経路44を構成する複数の排出ローラ対42で搬送され、筐体14の上部に設けられた排紙トレイ46に排出される。
また、剥離プレート40の下方には、ベルトクリーニングユニット48が配置されている。このベルトクリーニングユニット48は、搬送ベルト28の駆動ロール24に巻き掛けられた部分に当接し、搬送ベルト28に付着したインク等を掻き取るブレード49と、ブレード49によって搬送ベルト28から掻き取られたインク等を回収する回収ボックス51とを備えている。
また、従動ロール27の下方には、オイル塗布ユニット62が配置されている。このオイル塗布ユニット62は、ケース64と、帯状のウェブ66と、ケース64に回転可能に支持され、ウェブ66の長手方向の一端側を巻き取った送り出し軸68と、ケース64に回転可能に支持され、ウェブ66の長手方向の他端側を巻き取った巻取り軸88と、ウェブ66を搬送ベルト28の従動ロール27に巻き掛けられた部分に圧接する圧接ロール90と、ウェブ66にテンションを与えるピンチロール92、94とを備えている。
送り出し軸68、ピンチロール92、圧接ロール90、ピンチロール94、巻取り軸88は、搬送ベルト28の回転方向上流側から下流側へ記載した順序で配列されており、ウェブ66を張架している。また、ウェブ66にはシリコーンオイルが含浸されている。
ここで、巻取り軸88は、モータ(図示省略)で駆動されるようになっており、モータの駆動で巻取り軸88が回転することで、ウェブ66が送り出し軸68から送り出され、微小量ずつ巻き取り軸88側へ搬送される。これによって、圧接ロール90と従動ロール27とのニップ部において、シリコーンオイルが搬送ベルト28に塗布され、搬送ベルト28上にシリコーンオイルの膜が形成される。これに対して、記録ヘッド32から吐出されるインクは、水性インクとなっている。このため、インクミストや用紙ジャム時の不必要なインク吐出、又は搬送ベルト28上へ吐出されるダミージェット等によって搬送ベルト28にインクが付着した場合、搬送ベルト28上のシリコーンオイルの膜の撥水効果によりインクが凝集する。従って、インクが搬送ベルト28に付着する力が弱くなり、ブレード49によって搬送ベルト28をクリーニングする際、インクが搬送ベルト28から剥離し易くなる。ここで、ダミージェットは、記録ヘッド32内のインクの増粘を防止するために、数十秒に1回等の短い周期で行われるので、本実施形態のように、常時、搬送ベルト28上にシリコーンオイルの膜を形成しておくことは効果的である。
なお、ウェブ66の搬送は、連続的に微小量ずつ行っても良いし、所定枚数おきに間欠的に行っても良い。
また、搬送ベルト28は、PET、PI、PA、PC等の樹脂、又はCR、NBR、HNBR、ウレタンゴム等のゴム材料で形成し、表面にコーティングを施したもの等を使用する。また、ブレード49は、フッ素ゴム、NBR、HNBR等のゴム材料で形成したもの、SUS等の金属の薄板、ポリウレタン、PET等の樹脂で形成したフィルム等を使用する。また、ウェブ66は、ポリエステルやポリアミド等で形成された不織布が好適であるが、インクを所定量含浸可能で、巻取り可能であれば、他のものに変えても良い。
また、ウェブ66によって搬送ベルト28に塗布する液体(以下、塗布液という)としては、上述したようにシリコーンオイルを使用し、インクは水性インクを使用する。ここで、塗布液は、インクをはじく液体が適しており、水性インクに対しては、シリコーンオイルの他に、オレイン酸、リノール酸等の高級脂肪酸、フタル酸ジブチル、フタル酸ジイソデシル、マレイン酸ジブチル等の可塑剤、n−デカノール、ジメチルブタノール等の非水溶性のアルコール類、フッ素オイル、鉱物オイル、植物オイル等の撥水性を有する液体が使用可能である。また、油性インクに対しては、水等の撥油性が高い液体が使用可能である。
また、塗布液の搬送ベルト28への塗布を安定させるためには、塗布液の動粘度を10〜10mm/sの範囲にすることが望ましく、50〜10mm/sの範囲にすることがより望ましい。
また、塗布液の塗布厚が厚すぎると、用紙Pにオイルが浸透して用紙Pがインクをはじく等、画質に悪影響を及ぼす可能性があり、逆に、塗布液の塗布厚が薄すぎると、ブレード49によるインクのクリーニングが良好に行われなくなるので、塗布液の塗布厚を適当な範囲に設定することが必要である。塗布液の塗布厚の適当な範囲は、1nm〜20μmである。
また、塗布液は常温にて不揮発性である必要がある。具体的には蒸気圧が25℃で13.33Pa以下である。また、塗布液は、インクと相溶しない性質である必要がある。具体的には、インクに対する溶解度が常温(25℃)で0.1wt%以下である。
また、塗布液は、搬送ベルト28上で濡れ広がる必要があるので、下記(1)式の関係が必要である。但し、図4に示すように、塗布液Tの表面張力をγ、搬送ベルト28の臨界表面張力γとする。なお、臨界表面張力とは、種々の液体の表面張力と固体表面の接触角θとの関係において、cosθを1に補正したとき(すなわち液体の固体表面に対する接触角が0°となったとき)の表面張力をいう。一般に固体表面は、その表面が有する臨界表面張力よりも小さい表面張力を持つ液体によく濡れる。
γ<γ…(1)
また、塗布液に撥水性を持たせるためには、下記(2)式の関係が必要となる。但し、インクIの表面張力をγとする。
γ<γ…(2)
これによって、インクIは塗布液Tの膜上で濡れ広がることなく、凝集する。なお、搬送ベルト28を臨界表面張力γが43[mN/m]程度のPETのベルト、塗布液を表面張力γが20[mN/m]程度のシリコーンオイル、インクを表面張力γが30[mN/m]程度の水性インクとしてクリーニング性能を評価する実験を行った結果、搬送ベルト28上にインクの残渣は存在せず、クリーニング性は良好であった。
ここで、帯電ロール36を備える帯電ロールユニットについて説明する。
図5、図6に示すように、帯電ロールユニット50は、帯電ロール36と、帯電ロール36を支持する支持機構52とを備えている。支持機構52は、フレーム54と一対の軸受56と一対の付勢部材としての圧縮コイルバネ58とを備えている。
フレーム54は、帯電ロール36の上側でインクジェット記録装置12のフレーム(図示省略)に支持され、帯電ロール36の軸方向へ長手に延び、長手方向両端部を搬送ベルト28側へ略直角に折り曲げられている。このフレーム54には、長手方向両端部から折曲部へ向けて延びるU字状の長穴54Aが空けられている。また、各軸受56は、各長穴54Aに、各長孔54Aの長手方向に沿ってスライド可能に嵌められており、帯電ロール36の回転軸36Aの軸方向一端部又は他端部を回転可能に支持している。
また、長孔54Aの最深部には、開口部側へ延びるボス54Bが形成され、また、軸受56には、ボス54Bと対向するボス56Aが形成されており、圧縮コイルバネ58の両端部が、ボス54Bとボス56Aとに嵌られている。このため、帯電ロール36は、圧縮コイルバネ58によって搬送ベルト28側へ付勢されている。また、フレーム54の長手方向両端部には、長孔54Aの開口部を塞いで軸受56の長孔54Aからの抜け出しを防止するストッパ59が設けられている。
ここで、帯電ロール36のロール部36Bの軸方向両端部には、ロール部36Bよりも大径の円環状の部材であるスペーサ60が取付けられている。このスペーサ60は、絶縁性と、押圧により変形しない高剛性を有する部材で、POM、PMMA、PET等の樹脂又は絶縁処理した金属又はセラミック等で形成されている。このため、圧縮コイルバネ58の付勢力によってスペーサ60のみが搬送ベルト28に圧接され、帯電ロール36のロール部36Bと搬送ベルト28とは非接触になる。
ここで、帯電ロール36のロール部36Bを搬送ベルト28に接触させた場合には、搬送ベルト28上のシリコーンオイルが帯電ロール36のロール部36Bに付着する。これによって、帯電ロール36のロール部36Bと搬送ベルト28との間の放電が発生する微小なギャップの間隔が変化し、帯電特性が変化する。また、帯電ロール36のロール部36Bの材質と塗布液の種類との組み合わせによっては、帯電ロール36のロール部36Bが塗布液を吸収することによって帯電ロール36のロール部36Bの体積が変化して帯電ロール36のロール部36Bと搬送ベルト28とのニップ形状の変化が発生し、また、帯電ロール36のロール部36Bの抵抗値等の電気特性が変化する。
しかし、本実施形態では、帯電ロール36のロール部36Bが搬送ベルト28に対して非接触となっており、搬送ベルト28に付着したシリコーンオイルが帯電ロール36のロール部36Bに付着することが防止されているので、帯電ロール36の帯電特性、体積、電気特性の変化を抑制でき、帯電の安定性を向上できる。また、帯電ロール36の寿命が延びる。
また、帯電ロール36のロール部36Bの材質とシリコーンオイル等の塗布液の種類との組み合わせを考慮する必要が無いので、帯電ロール36のロール部36Bの材料選択及び塗布液の選択の自由度が広がり、コスト低減、帯電性能、クリーニング性能の向上に繋がる。
また、帯電ロール36のロール部36Bと搬送ベルト28とが非接触になっていると共に、スペーサ60から搬送ベルト28へ電流が流れないようになっている。
このため、図7に示すように、ロール部36Bと搬送ベルト28との間における電荷の移動が全て放電によるものとなり、搬送ベルト28の表面電位が安定する。即ち、搬送ベルト28の表面電位が異常に上昇することを防止できるので、搬送ベルト28と記録ヘッド32との間の静電気力が異常に上昇することを防止できる。
これによって、搬送ベルト28が記録ヘッド32側へ浮上ることを抑制でき、記録ヘッド32と搬送ベルト28とのクリアランスをより狭くできるので、用紙P上におけるインク滴の着弾位置の精度を向上できる。また、帯電ロール36に印加する電圧の範囲を高い方へ広げることができ、用紙Pと搬送ベルト28との吸着力を向上できるので、クリアランスの均一性を向上できるので、同じく、用紙P上におけるインク滴の着弾位置の精度を向上できる。
また、搬送ベルト28の浮上りを防止するために搬送ベルト28にかけるテンションを強くする必要が無いので、搬送ベルト28に発生するしわを抑制でき、搬送ベルト28による用紙Pの搬送性能を向上できる。また、帯電ロール36は、従動回転しており、ロール部36Bの放電箇所が常に移動しているので、放電劣化が少ない。また、ロール部36Bと搬送ベルト28とのギャップが、スペーサ60によって、搬送ベルト28の厚みの変動に関わらずに一定とされるので、搬送ベルト28の表面電位が安定する。さらに、帯電ロール36を搬送ベルト28に非接触にし、用紙Pにのみ接触するようにしたことで、帯電ロール36の磨耗劣化を低減できる。
ここで、ロール部36Bと搬送ベルト28とのギャップは、用紙Pの厚み未満(好ましくは用紙Pの厚み×0.6以下)となっており、用紙Pが帯電ロール36のロール部36Bによって搬送ベルト28に圧接されるようになっている。これによって、用紙Pと搬送ベルト28との静電吸着力を効率良く高めることができ、搬送ベルト28と用紙Pとの吸着力を確保できる。
なお、ロール部36Bと搬送ベルト28とのギャップは、搬送ベルト28上に付着しているシリコーンオイルのロール部36Bへの付着を考慮して20μmよりも大きくする必要がある。
また、本実施形態では、帯電手段を帯電ロールとしたが、搬送ベルト等の搬送部材に非接触で搬送部材を帯電する帯電手段であれば良く、コロトロン等の公知の非接触式の帯電器も適用可能である。
次に、帯電ロール36を備える帯電ロールユニットの第2実施例について説明する。
図8、図9に示すように、帯電ロールユニット70は、帯電ロール36と、帯電ロール36を支持する支持機構72と、帯電ロール36を搬送ベルト28に対して遠近させるリンク機構80とを備えている。支持機構72は、フレーム74と一対の軸受76と一対の付勢部材としての圧縮コイルバネ78とを備えている。
フレーム74は、帯電ロール36の上側でインクジェット記録装置12のフレーム(図示省略)に支持され、帯電ロール36の軸方向へ長手に延び、長手方向両端部を搬送ベルト28側へ略直角に折り曲げられている。このフレーム74には、長手方向両端部から折曲部へ向けて延びるU字状の長穴74Aが空けられている。また、各軸受76は、各長穴74Aに、長孔74Aの長手方向に沿ってスライド可能に嵌められており、帯電ロール36の回転軸36Aの軸方向一端部又は他端部を回転可能に支持している。
また、長孔74Aの最深部には、開口部側へ延びるボス74Bが形成され、また、軸受76には、ボス74Bと対向するボス76Aが形成されており、圧縮コイルバネ78の両端部が、ボス74Bとボス76Aとに嵌られている。このため、帯電ロール36は、圧縮コイルバネ78によって搬送ベルト28側へ付勢されている。
また、フレーム74の長手方向両端部には、搬送方向上流側へ延びるリンク機構支持片74Cが一体で形成されている。このリンク機構支持片74Cは、搬送方向上流側へ略水平且つ長手に延びるロール支持部74Dと、このロール支持部74Dの長手方向中央部から下方へ略鉛直且つ長手に延びるリンク支持部74Eとで構成されている。
また、リンク機構80は、リンク支持部74Eの先端部に長手方向中央部を回動可能に支持されたアーム82と、アーム82の長手方向一端部に回転可能に支持されたロール84と、ロール支持部74Dの先端部に回転可能に支持されたロール86と、で構成されている。
ここで、アーム82は、長手方向一端部にロール86を支持しているので、長手方向他端部が上がる方向(図中反時計回り方向)へ回動しようとするが、アーム82の長手方向他端部は、軸受76の下側に形成されたR形状部に当接可能となっており、アーム82の回動が止まるようになっている。また、アーム82は、軸受76を介して圧縮コイルバネ78の付勢力を受けており、長手方向他端部が下がる方向(図中時計回り方向)へ回動しようとするが、ロール84は、ロール86に当接可能となっており、アーム82の回動が止まるようになっている。
この状態で、帯電ロール36のロール部36Bが、搬送ベルト28に非接触となり、ロール84とロール86とのニップ部が、ロール部36Bと搬送ベルト28とのギャップの高さに位置するように、各部が設定されている。この状態での、ロール部36Bと搬送ベルト28とのギャップは、第1実施形態と同様、5μm以上が必要で、20μm以上が好ましい。
そして、図10に示すように、用紙Pがロール84とロール86とのニップ部へ搬送されると、用紙Pによってロール84が用紙Pの厚み分だけ押し下げられてアーム82が図中反時計回り方向へ回動する。これによって、軸受76が押し上げられて帯電ロール36が上昇する。この際のロール部36Bと搬送ベルト28とのギャップが用紙Pの厚み未満(好ましくは用紙Pの厚み×0.6以下)となるように、各部が設定されている。
即ち、用紙Pの厚みに応じて、ロール部36Bと搬送ベルト28とのギャップが変化するようになっている。このため、用紙Pの厚みの差によって生じる、帯電ロール36による用紙Pを搬送ベルト28へ押圧する力の差異を抑制できるので、用紙Pの厚みの違いに関わらず、用紙Pを搬送ベルト28に安定して吸着させることができる。
また、ロール部36Bは、用紙Pが帯電ロール36と搬送ベルト28との間を通過している時のみ、搬送される用紙Pに接触し、それ以外の時は、あらゆるものに対して非接触となるので、磨耗劣化が少ない。
また、第1実施形態のスペーサ60のように直接搬送ベルト28に接触する部材が帯電ロール36の周囲に存在しないので、搬送ベルト28の磨耗劣化、搬送負荷を低減できる。
なお、本実施形態では、用紙Pの厚み分だけ変位するリンク機構80を用いて、帯電ロール36を用紙Pの厚みに応じて上下動させたが、帯電ロール36を変位させる機構としてモータやソレノイド等を用い、用紙Pの厚みをセンサによって検知し、検知した用紙Pの厚みに応じてモータやソレノイド等を駆動することで、ロール部36Bと搬送ベルト28とのギャップを増減しても良い。この場合、用紙Pが無い状態では、帯電ロール36へのインクやゴミの付着を防止するべく帯電ロール36と搬送ベルト28とのギャップを大きくしておき、用紙Pが来た時に所望のギャップまで小さくするのが好ましい。
また、印刷実行時のソフトウェアの用紙選択と同期してギャップ調整を行うようにしても良い。また、帯電ロール36を変位させる機構として手動の機構を用い、ユーザが手動でギャップ調整を行うようにしても良い。
また、帯電ロール36が自重で用紙Pを搬送ベルト28に押圧するように構成しても良い。この場合、帯電ロール36を、薄紙に当接可能な位置に懸架し、それよりも厚い用紙によって上に移動されるように構成すれば良く、用紙Pの厚みの差によって生じる、帯電ロール36による用紙Pを搬送ベルト28へ押圧する力の差異を抑制できる。なお、帯電ロール36による押圧力は、帯電ロール36の回転軸36Aの材質、長さ、径を替えることで調整可能である。
また、第1、第2実施形態では、インクジェット記録装置を例に取って本発明を説明したが、本発明は、インクジェット記録装置に限らず、高分子フィルム上に着色インクを吐出して行うディスプレイ用のカラーフィルターの作製、有機EL溶液を基板上に吐出させて行うELディスプレイパネルの形成など、様々な工業的用途を対象とした液滴吐出装置一般に対して、適用可能である。
また、本発明の液滴吐出装置において画像記録の対象となる「記録媒体」には、液滴吐出ヘッドが液滴を吐出する対象物であれば広く含まれる。したがって、記録媒体には、記録用紙やOHPシートなどが含まれるのはもちろんであるが、これら以外にも、たとえば、高分子フィルムなどが含まれる。
また、本発明の液滴吐出装置における「搬送部材」には、記録媒体を保持して搬送する部材であれば広く含まれる。例えば、記録媒体を周面で保持して回転するドラムや、記録媒体を保持して往復動するテーブルなどが含まれる。
さらに、第1、第2実施形態では、用紙Pの幅よりも短尺のインクジェット記録ヘッドを用紙Pの幅方向に複数配列してユニット化した構成を例に取って本発明を説明したが、これに限らず、例えば、用紙Pの幅よりも短尺のインクジェット記録ヘッドを用紙Pの幅方向に移動させる構成等にも本発明を適用可能である。
本発明の実施形態のインクジェット記録装置の概略を示す側面図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置の概略を示す側面図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置の印字部の概略を示す側面図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置に備えられた搬送ベルトを拡大して示す断面図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置に備えられた帯電ロールユニットの第1実施例を示す斜視図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置に備えられた帯電ロールユニットの第1実施例を示す正面図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置に備えられた帯電ロールと搬送ベルトとの間の放電の様子を模式的に示す側面図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置に備えられた帯電ロールユニットを示す斜視図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置に備えられた帯電ロールユニットの第2実施例を示す側面図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置に備えられた帯電ロールユニットの第2実施例を示す側面図である。
符号の説明
12 インクジェット記録装置(液滴吐出装置)
28 搬送ベルト(搬送部材)
32 インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
36 帯電ロール(帯電手段)
48 ベルトクリーニングユニット
52 支持機構(支持手段)
62 オイル塗布ユニット(塗布手段)
72 支持機構(支持手段)
80 リンク機構(ギャップ増減手段)
P 用紙(記録媒体)

Claims (9)

  1. 液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
    記録媒体を保持し前記液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材には非接触であり、前記搬送部材及び記録媒体を帯電して記録媒体を前記搬送部材に静電吸着させる帯電手段と、
    前記搬送部材を清掃する清掃手段と、
    前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体をはじく性質の塗布液を前記搬送部材に塗布する塗布手段と、
    を有し、
    前記塗布液の表面張力γ 、前記搬送部材の臨界表面張力γ 、前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体の表面張力γ が下記(1)、(2)式を満足することを特徴とする液滴吐出装置。
    γ <γ …(1)
    γ <γ …(2)
  2. 液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
    記録媒体を保持し前記液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材には非接触であり、前記搬送部材及び記録媒体を帯電して記録媒体を前記搬送部材に静電吸着させる帯電手段と、
    前記搬送部材を清掃する清掃手段と、
    前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体をはじく性質の塗布液を前記搬送部材に塗布する塗布手段と、
    を有し、
    前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体が水性インク、前記塗布液が撥水性を有する液体であることを特徴とす液滴吐出装置。
  3. 前記搬送部材が、記録媒体を保持して回転する回転体であり、
    前記塗布手段が、前記清掃手段より前記搬送部材の回転方向下流側且つ前記液滴吐出ヘッドより前記搬送部材の回転方向上流側に配設されたことを特徴とする請求項に記載の液滴吐出装置。
  4. 前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体が水性インク、前記塗布液が撥水性を有する液体であることを特徴とする請求項1又は記載の液滴吐出装置。
  5. 前記帯電手段が、前記搬送部材と非接触且つ前記搬送部材とのギャップが記録媒体の厚み未満となるように、前記液滴吐出ヘッドより記録媒体の搬送方向上流側に配設された帯電ロールであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の液滴吐出装置。
  6. 前記帯電ロールよりも大径で前記搬送ベルトに当接する円周面を備えるスペーサ部材を前記帯電ロールの軸方向両端部に設けることで、前記ギャップを形成したことを特徴とする請求項5に記載の液滴吐出装置。
  7. 前記帯電ロールを前記搬送ベルトから離して支持する支持手段を設けることで、前記ギャップを形成したことを特徴とする請求項5又は6に記載の液滴吐出装置。
  8. 前記支持手段に、前記帯電ロールを前記搬送ベルトに対して遠近可能に支持させ、
    記録媒体の厚みに応じて前記帯電ロールを前記搬送ベルトに対して遠近させて前記ギャップを増減させるギャップ増減手段を設けたことを特徴とする請求項7に記載の液滴吐出装置。
  9. 前記搬送部材が、無端状のベルトであることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の液滴吐出装置。
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