JP4695064B2 - 面談設定システム、面談設定装置、面談設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラム - Google Patents

面談設定システム、面談設定装置、面談設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、面談設定システム、面談設定装置、面談設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにかかり、特に面談の対象者の自宅に向うのに好適な面談実施者に委託して対象者を面談する面談設定システム、面談設定装置、面談設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
現在、日本においては、食生活や運動不足等に起因する生活習慣病への関心が高まっていて、この予防についても注目がされている。生活習慣病の予防は、個人の自己管理に負うところが大きい。このため、医師や栄養士といった専門知識を有する者に個人が自己の生活の状態を報告し、医師等が個人に対して生活習慣病を予防するための指導をするという機会も設定されるようになってきている。
個人が生活習慣病を予防するための指導を得るための手段に、ネットワークを利用して生活習慣病にならないための指導(健康指導)を各個人にするシステムがある。このようなシステムの従来技術としては、例えば、特許文献1が挙げられる。従来技術のシステムでは、ユーザが自己の情報を、ネットワークを介してシステムの管理者に提供し、提供された情報に基づいて分析サーバが自動的に健康指導情報を作成する。作成された健康指導情報は、ネットワークを介してユーザに送信される。
このような従来技術によれば、ユーザは、任意の場所にいながら健康指導を受けることができるため、指導を受ける場合にユーザにかかる時間や労力を軽減することができる。したがって、ユーザが煩わしさから生活習慣病を予防するための指導を受ける機会を逃がす可能性を低減し、健康指導の普及率を高めることができる。
特開2002−63279号公報
しかしながら、上記した従来技術は、予め設定されている項目についての情報に基づいて自動的に健康指導情報を作成している。このため、人間がユーザと対面し、ユーザの状態を観察しながら質疑応答できる面談ほどに個々のユーザに即した指導をすることは困難であると言わざるを得ない。
また、この点を解消するため、面談の資格を持つ管理栄養士等であってユーザの元に派遣可能である者に面談を委託することが考えられる。しかし、管理栄養士等を地理的条件にのみ基づいて選択し、ユーザの面談を実施すれば、管理栄養士とユーザが偶然知り合いであるという可能性が生じる。
管理栄養士と面識がある場合、ユーザは、一般的に自身の健康状態や生活習慣を知り合いに知られることに抵抗を感じるものと思われる。また、管理栄養士が知り合いの個人情報を知った場合、個人情報を共通の知人等に漏らす可能性が、全く面識のない者の個人情報を漏洩する可能性よりも高くなると考えられる。
このような事情により、ユーザは、管理栄養士等の派遣による面談を受けることに抵抗を感じて拒否し、生活習慣病を予防するための指導を受ける機会を逃がす可能性がある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、健康指導を受けるためユーザにかかる時間や労力、さらに抵抗感を軽減して健康指導の普及率を高めることができ、かつ、各ユーザに即した適正な健康指導ができる面談設定システム、面談設定装置、面談設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の面談設定システムは、生活習慣を改善するのに支援が必要と判定された対象者との面談を設定する面談設定システムであって、前記対象者との面談が実施できる面談実施候補者としての登録を要求する登録要求装置と、前記登録要求装置による登録の要求を受付け、登録を認めると判断された管理栄養士を面談の実施が可能な面談実施候補者として登録する面談実施候補者登録手段と、当該面談実施候補者登録手段によって登録された複数の前記面談実施候補者について、前記対象者の住所に関する条件と前記面談実施候補者の居住地に関する条件とが合致するか否か判定する面談実施者選定手段と、前記面談実施選定手段によって抽出された前記一次面談実施者について、複数の前記一次面談実施者の中から前記対象者と面識のある可能性がより高い者を除くマッチング手段と、を含む面談設定装置と、を含み、前記面談実施者選定手段は、前記対象者の住所を含む第1の範囲内に居住する前記面談実施候補者を前記対象者の面談を実施する可能性がある一次面談実施者として抽出し、前記マッチング手段は、前記面談実施選定手段によって抽出された複数の前記一次面談実施者の各々について、前記一次面談実施者の性別と前記対象者との性別が同一であれば前記一次面談実施者に付されたカウントを加算し、前記一次面談実施者の年齢と前記対象者の年齢とが所定の年齢以上離れていれば前記一次面談実施者に付されたカウントを加算し、前記一次面談実施者の居住地が、前記第1の範囲よりも狭い第2の範囲外であれば前記一次面談実施者に付されたカウントを加算し、前記一次面談実施者に付されたカウントの合計の多寡によって前記対象者と面談を実施する面談実施者を選定することを特徴とする。
本発明の請求項2にかかる面談設定システムは、請求項1に記載の発明において、前記面談実施者は、前記対象者のウェスト周囲径や高トリグリセライド血症値、低HDコレステロール血症値に係る情報に基づいて前記対象者の状態を判定するために面談することを特徴とする。
本発明の請求項4にかかる面談設定装置は、生活習慣を改善するのに支援が必要と判定された対象者との面談を設定する面談設定装置であって、前記対象者との面談が実施できる管理栄養士を面談実施候補者として登録する面談実施候補者登録手段と、前記面談実施候補者登録手段によって登録された複数の前記面談実施候補者について、前記対象者の住所に関する条件と前記面談実施候補者の居住地に関する条件とが合致するか否か判定する面談実施者選定手段と、前記面談実施選定手段によって抽出された前記一次面談実施者について、複数の前記一次面談実施者の中から前記対象者と面識のある可能性がより高い者を除くマッチング手段と、を含み、前記面談実施者選定手段は、前記対象者の住所を含む第1の範囲内に居住する前記面談実施候補者を前記対象者の面談を実施する可能性がある一次面談実施者として抽出し、前記マッチング手段は、前記面談実施選定手段によって抽出された複数の前記一次面談実施者の各々について、前記一次面談実施者の性別と前記対象者との性別が同一であれば前記一次面談実施者に付されたカウントを加算し、前記一次面談実施者の年齢と前記対象者の年齢とが所定の年齢以上離れていれば前記一次面談実施者に付されたカウントを加算し、前記一次面談実施者の居住地が、前記第1の範囲よりも狭い第2の範囲外であれば前記一次面談実施者に付されたカウントを加算し、前記一次面談実施者に付されたカウントの合計の多寡によって前記対象者と面談を実施する面談実施者を選定することを特徴とする
本発明の請求項5にかかる面談設定装置は、請求項4に記載の発明において、前記面談実施者は、前記対象者のウェスト周囲径や高トリグリセライド血症値、低HDコレステロール血症値に係る情報に基づいて前記対象者の状態を判定するために面談することを特徴とする。
本発明の請求項6にかかる面談設定装置は、請求項4または請求項5に記載の発明において、前記対象者が、依頼者の依頼によって面談を依頼された、当該依頼者にかかる団体に属する者、あるいは当該者の扶養者であることを特徴とする。
本発明の請求項7にかかる面談設定装置は、請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の発明において、前記面談実施候補者登録手段は、面談実施候補者としての登録を要求した者である要求者の氏名、性別、住所、資格のうちの少なくとも一つを含む情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された情報に基づいて選択された要求者に対し、面談実施者に必要な教育情報を提供し、教育情報に対する要求者の応答にかかる情報を取得する教育手段と、を備え、前記教育手段によって取得された要求者の応答にかかる情報に基づいて選定された要求者を面談実施候補者として登録することを特徴とする。
本発明の請求項8にかかる面談設定装置は、請求項4から請求項7のいずれか1項に記載の発明において、前記面談実施候補者登録手段が、さらに、前記教育手段によって取得された要求者の応答にかかる情報に基づいて選定された要求者に対し、面談によって得られ、かつ一般に公開されていない情報を外部に漏らさないことを宣誓させる宣誓手段を備えることを特徴とする。
本発明の請求項9にかかる面談設定装置は、請求項4から請求項8のいずれか1項に記載の発明において、 前記面談実施者選定手段は、
前記第1の範囲内であって、かつ前記対象者の住所を含む区、市、町、村、居住エリアのブロックの少なくとも1つが異なる面談実施候補者を、前記一次面談実施者に選定することを特徴とする。
本発明の請求項10にかかる面談設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラムは、生活習慣を改善するのに支援が必要と判定された対象者との面談を設定する面談設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記対象者との面談が実施できる管理栄養士を面談実施候補者として登録する面談実施候補者登録ステップと、前記面談実施候補者登録ステップにおいて登録された複数の前記面談実施候補者について、前記対象者の住所に関する条件と前記面談実施候補者の居住地に関する条件とが合致するか否か判定する面談実施者選定ステップと、前記面談実施選定ステップにおいて抽出された前記一次面談実施者について、複数の前記一次面談実施者の中から前記対象者と面識のある可能性がより高い者を除くマッチングステップと、を含み、前記面談実施者選定ステップにおいては、前記対象者の住所を含む第1の範囲内に居住する前記面談実施候補者が前記対象者の面談を実施する可能性がある一次面談実施者として抽出され、前記マッチングステップにおいては、前記面談実施選定ステップにおいて抽出された複数の前記一次面談実施者の各々について、前記一次面談実施者の性別と前記対象者との性別が同一であれば前記一次面談実施者に付されたカウントが加算され、前記一次面談実施者の年齢と前記対象者の年齢とが所定の年齢以上離れていれば前記一次面談実施者に付されたカウントが加算され、前記一次面談実施者の居住地が、前記第1の範囲よりも狭い第2の範囲外であれば前記一次面談実施者に付されたカウントが加算され、前記一次面談実施者に付されたカウントの合計の多寡によって前記対象者と面談を実施する面談実施者を選定することを特徴とする
請求項1に記載の発明によれば、予め面談実施候補者を登録しておき、対象者に関する条件と面談実施候補者に関する条件とに基づいて、面談実施候補者の中から対象者の面談にあたる面談実施者を選定することができる。このため、健康指導を受けるためユーザにかかる時間や労力を軽減することに適した面談実施者を選定し、健康指導の普及率を高めることができる。また、面談実施者が対象者と直接面談して健康指導できるので、各ユーザに即した適正な健康指導ができる面談設定システムを提供することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、対象者と面識がない可能性の高い面談実施者を選択することができる。このため、対象者が面談実施者による面談に抵抗を感じる可能性を低減することができる。また、対象者と面識がない可能性が高い面談実施者を選定することから、面談によって得た対象者に関する情報を面談実施者が漏洩する可能性も低減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、生活習慣を改善するのに支援が必要と判定された対象者に対し、対象者のウェスト周囲径や高トリグリセライド血症値、低HDコレステロール血症値に係る情報に基づいて対象者の状態を判定することができる。
請求項3に記載の発明によれば、依頼者の依頼によって面談を依頼された、当該依頼者にかかる団体に属する者、あるいは当該者の扶養者に対して面談をすることができる。このため、依頼者の団体に属する者ばかりでなく、団体の施設に通常足を運ぶことがない扶養者についても条件に適した面談実施者による面談を実施することができる。
請求項4の発明によれば、対象者に関する条件と面談実施候補者に関する条件とに基づいて、この対象者の面談にあたる面談実施者を選定することができる。このため、健康指導を受けるためユーザにかかる時間や労力を軽減することに適した面談実施者を選定し、健康指導の普及率を高めることができる。また、面談実施者が対象者と直接面談して健康指導できるので、各ユーザに即した適正な健康指導ができる面談設定装置を提供することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、対象者と面識がない可能性の高い面談実施者を選択することができる。このため、対象者が面談実施者による面談に抵抗を感じる可能性を低減することができる。また、対象者と面識がない可能性が高い面談実施者を選定することから、面談によって得た対象者に関する情報を面談実施者が漏洩する可能性も低減することができる。
請求項5に記載の発明によれば、生活習慣を改善するのに支援が必要と判定された対象者に対し、対象者のウェスト周囲径や高トリグリセライド血症値、低HDコレステロール血症値に係る情報に基づいて対象者の状態を判定することができる。
請求項6に記載の発明によれば、依頼者の依頼によって面談を依頼された、当該依頼者にかかる団体に属する者、あるいは当該者の扶養者に対して面談をすることができる。このため、依頼者の団体に属する者ばかりでなく、団体の施設に通常足を運ぶことがない扶養者についても条件に適した面談実施者による面談を実施することができる。
請求項に記載の発明によれば、資格を有するのみならず、スキルの高い面談実施候補者を養成して対象者の健康指導にあたらせることができる。このため、対象者に対してより適切な健康指導ができ、生活習慣の改善効果を高めることができる。
請求項の発明によれば、面談実施者に面談によって知り得た情報を守秘する義務を課すことができ、面談によって対象者の個人情報が漏洩する可能性を低減することができる。
請求項9の発明によれば、対象者と面識がない可能性の高い面談実施者を選択することができる。このため、対象者が面談実施者による面談に抵抗を感じる可能性を低減することができる。また、対象者と面識がない可能性が高い面談実施者を選定することから、面談によって得た対象者に関する情報を面談実施者が漏洩する可能性も低減することができる
請求項10の発明によれば、対象者に関する条件と面談実施候補者に関する条件とに基づいて、この対象者の面談にあたる面談実施者を選定することができる。このため、健康指導を受けるためユーザにかかる時間や労力を軽減することに適した面談実施者を選定し、健康指導の普及率を高めることができる。また、面談実施者が対象者と直接面談して健康指導できるので、各ユーザに即した適正な健康指導ができる面談設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することができる。
また、請求項10に記載の発明によれば、対象者と面識がない可能性の高い面談実施者を選択することができる。このため、対象者が面談実施者による面談に抵抗を感じる可能性を低減することができる。また、対象者と面識がない可能性が高い面談実施者を選定することから、面談によって得た対象者に関する情報を面談実施者が漏洩する可能性も低減することができる。
以下、図を参照して本発明にかかる面談設定システム、面談設定装置、面談設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラムの一実施形態を説明する。
(システム構成)
図1は、本実施形態の面談設定システムを説明するための図である。面談設定システムは、依頼者の依頼により、この依頼者にかかる団体に属する者、あるいは当該者の扶養者を対象者として面談する面談設定システムである。なお、本実施形態では、依頼者を医療保険者とする。医療保険者とは、企業の健康保険組合、国民健保組合、共済健保組合などの総称であって、従業者や国民の健康を関するための団体を指す。
団体に属する者とは、健康保険組合や国民健保組合の組合員をいい、以降被保険者と記す。また、その扶養者とは、組合員の扶養者である。
さらに、本実施形態では、面談設定システムの名称を「栄養士ネット」とし、以降面談設定システムを「栄養士ネット」とも記すものとする。「栄養士ネット」を運営するシステム管理者は、例えば「健やか家族応援団」といった名称の保険事業者であってもよい。
本実施形態の「栄養士ネット」は、図1に示したサーバ装置2と、サーバ装置2とネットワークNを介して接続する通信端末装置5a、5b、5c(5a、5b、5cのいずれであってもよい場合には通信端末装置5と記す)とから構成される。
また、本実施形態では、サーバ装置2を提供して「栄養士ネット」を管理するシステム管理者によって操作される通信端末装置3もネットワークNと接続し、サーバ装置2において収集、処理されている情報をシステム管理者が閲覧、監視することができる。さらに、医療保険者の通信端末装置7もネットワークNに接続し、面談設定の依頼等をネットワークNを介して実行している。
通信端末装置5a、5b、5cは、面談実施候補者4a、4b、4c(4a、4b、4cのいずれであってもよい場合には面談実施候補者4と記す)の各々が所有する装置である。面談実施候補者4とは、管理栄養士、保健士、医師といった国家資格を有する者であって、かつシステム管理者による審査を受けて登録された者をいう。図示した例では、面談実施候補者4a、4bは管理栄養士、4cは医師の資格を有している。
面談実施候補者4は、システム管理者の指示を受けて面談の対象となる者(対象者)6a〜6h(6a〜6hのいずれであってもよい場合には対象者6と記す)の自宅等に出向いて面談をし、面談の結果をシステム管理者に報告する。
本実施形態の面談の対象者とは、被保険者と、その扶養者であって、予め行われている健康診断において生活習慣を改善するのに支援が必要と判定された者をいうとする。また、本実施形態では、面談実施候補者4の中から選択された面談実施者が対象者6に対して生活習慣に起因して起こるメタボリックシンドローム等の症状を改善することを目的にして対象者に面談し、健康指導をするものとする。
なお、面談の目的は、メタボリックシンドロームの改善ばかりでなく、骨粗しょう症の改善や肥満の防止等他の目的であってもよい。
また、本実施形態の「栄養士ネット」では、面談実施候補者4の登録は、管理栄養士や医師による登録要求によって行われる。登録要求は、所定の用紙に必要事項を記入して提出する、電話、FAXのいずれによっても可能であるが、管理栄養士や医師が通信端末装置5a、5b、5c(5a、5b、5cのいずれであってもよい場合には通信端末装置5と記す)を介してサーバ装置2に対象者と面談する面談実施候補者4としての登録を要求する場合、通信端末装置5は、「栄養士ネット」の登録要求装置として機能する。登録を要求した管理栄養士や医師を要求者とも記す。
また、通信端末装置5は、要求者所有の通信端末装置に限定されるものでなく、区役所や市役所といった自治体の建物、病院、保健所といった施設に設けられた登録申し込み用の通信端末装置であってもよい。
また、本実施形態の「栄養士ネット」では、サーバ装置2が、通信端末装置5等による登録の要求を受付け、登録を認めると判断された者を面談実施候補者4として登録する。そして、登録された複数の面談実施候補者4から、対象者に面談をする面談実施者を選定する。このようなサーバ装置2は、本実施形態の面談設定装置として機能する。
本実施形態の「栄養士ネット」では、サーバ装置2が、面談実施者の選定において、対象者の住所を含む所定の範囲内に居住する面談実施候補者4を選定している。このように構成することにより、本実施形態の「栄養士ネット」は、対象者の住所に比較的近い位置に住所または居所を有し、対象者のもとに容易に向かうことができる面談実施候補者4を、この対象者の面談実施者に選定することができる。
なお、面談実施候補者4は、対象者の住所を含む所定の範囲に居住していればよく、この範囲に住所を有する者に限定されるものではない。例えば、面談実施候補者4がこの範囲に管理栄養士として常駐しているような場合にも常駐場所と対象者6の住所とが近ければ容易に訪問することが可能であるからである。
以上述べた「栄養士ネット」によれば、対象者は、自宅、あるいは自宅近くの所望の場所にいながら管理栄養士等の健康指導を受けることができる。このため、対象者が健康指導を受けるために外出することにかかる時間や費用、煩わしさによって健康指導の機会を放棄する可能性を低減することができ、対象者の生活習慣の改善に効果を奏する。
・サーバ装置
次に、図1に示したサーバ装置2の構成について説明する。図2は、サーバ装置2のハードウェア構成を説明するための図である。図3は、サーバ装置2の機能ブロック図である。
図2に示したように、サーバ装置2は、ネットワークNを使って通信する通信部21、通信部21を介して収集された情報を使ってサーバ装置2全体を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)22、メモリ23を備えている。メモリ23は、CPU22の制御に使用されるソフトウェアやデータを保存していて、データには面談実施候補者4に関する面談実施候補者情報24と対象者6に関する対象者情報25とが含まれる。また、メモリ23の一部は、CPU22の演算処理のワーキングメモリにも使用される。
また、CPU22には通信端末装置3が直接あるいはネットワークNを介して接続されていて、システム管理者はサーバ装置2にユーザインターフェイスを使って入力したり、処理の内容をディスプレイ等に表示させたりすることができる。
また、図3に示したように、サーバ装置2は、通信部21を制御する通信制御部39、通信制御部39を介して取得された情報に基づいて登録を要求した管理栄養士等の要求者のうち面談実施候補者4の認定をする面談実施候補者認定部34、認定された面談実施候補者4だけを面談実施候補者情報24に含まれる面談実施候補者DBに登録する登録部33を備えている。
なお、面談実施候補者情報24には、要求者の情報を保存する要求者DB36、要求者を教育するための教材に関するデータ、要求者の習熟度に関する情報等のデータを保存する教育用DB37が含まれている。
また、サーバ装置2は、対象者6に関するデータを保存するための対象者DB38、対象者DB38に保存されている対象6のデータから住所を抽出し、抽出された住所を含む所定の範囲内に居住する面談実施候補者4を面談実施候補者DB35から面談実施候補者4を抽出して対象者の面談実施者に割当てる面談実施者選定部31を備えている。
ただし、本実施形態では、対象者6の住所と面談実施候補者4との住所、居所のみを考慮して面談実施者を選定するものではなく、対象者6、面談実施候補者4それぞれに関する条件に基づいて面談実施者を選定するものとする。
また、本実施形態では、先に対象者6の住所と面談実施候補者4との住所、居所を考慮して面談実施候補者から一部の面談実施候補者を抽出し、抽出された面談実施候補者から他の条件に基づいて面談実施者を選定するものとした。住所、居所の条件以外の条件に基づいて面談実施者を選定する処理を本実施形態では条件マッチングと記し、条件マッチングは条件マッチング部32において実行されるものとする。
ただし、本実施形態は、住所、居所に基づいて抽出された面談実施候補者から他の条件に基づいて面談実施者を選定する構成に限定されるものではない。住所、居所の条件と他の条件のいずれか一つに基づいて面談実施者を選定してもよいし、いくつかの条件を考慮して面談実施者を選定してもよい。さらに、住所、居所以外の条件に基づいて面談実施候補者を抽出し、抽出された面談実施候補者の中から面談実施者を選定してもよい。
以上述べた構成において、登録部33が本実施形態の面談実施候補者登録手段として機能する。また、条件マッチング部32を含む面談実施者選定部31が、面談実施候補者4のうち、対象者、例えば対象者6aに対して面談をする面談実施者を選定する面談実施者選定手段として機能する。以下、面談実施候補者4の養成及び登録をする登録部33、面談実施者を選定する面談実施者選定部31の動作についてそれぞれ説明するものとする。
(登録部)
先ず、登録部33の動作について説明する。面談実施候補者4の登録を要求する場合、要求者は、サーバ装置2に対して自己の氏名、性別、住所、資格のうちの少なくとも一つを含む情報を送信する。サーバ装置2は、通信部21及び通信制御部39を介して要求者の氏名、性別、住所、資格のうちの少なくとも一つを含む情報を取得する。取得された情報は、要求者に関するデータとして要求者DB36に保存される。
面談実施候補者認定部34は、要求者DB36に保存されている要求者のデータに基づいて、要求者の資格、必要であれば年齢や住所等を審査する。この審査により、システム管理者が希望する年齢の範囲の年齢の要求者、性別の要求者、「栄養士ネット」のサービス提供対象の地域に居住する要求者が選択される。
次に、面談実施候補者認定部34は、選択された要求者に対し、面談実施候補者4に必要な教育情報を提供する。面談実施候補者4に必要な教育情報とは、対象者のウェスト周囲径や高トリグリセライド血症値、低HDコレステロール血症値に応じた指導の内容等の情報である。このような情報は、教育用DB37にデータとして保存されている。
また、面談実施候補者認定部34は、提供された教育情報に対する要求者の応答にかかる情報を通信部21や通信制御部39を介して取得する。そして、応答にかかる情報から要求者の習熟度を判定し、面談実施候補者4と認定できる習熟度に達した要求者を選定する。
さらに、本実施形態は、選定された要求者(面談実施者)に対し、登録部33が、面談によって得られ、かつ一般に公開されていない情報を外部に漏らさないことを宣誓させる。具体的には、例えば教育用DB37に保存されているNDA(Non-Disclosure Agreement)の契約書を要求者に電子データとして送付し、電子署名させることによって宣誓が実現する。
以上のように構成することにより、本実施形態は、面談実施候補者4に面談で知り得た情報の守秘義務を課すことができる。このため、「栄養士ネット」における個人情報の漏洩を防ぐことができ、「栄養士ネット」による健康指導の普及を促し、ひいては国民の生活習慣の改善に寄与することができる。
なお、このような構成において、通信部21、通信制御部39は取得手段、面談実施候補者認定部34は教育手段として機能する。また、登録部33は宣誓手段としても機能する。
図4は、以上述べた登録部33において実行される面談設定の方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを説明するためのフローチャートである。
図示したように、本実施形態の面談実施候補者を登録をするプログラムは、「栄養士ネット」への登録の申し込み(要求)がなされた時点で開始される(S41:Yes)。申し込みがなされれば、申し込みと共に送信されてきた要求者の氏名、性別、年齢、住所、資格といった情報が要求者DB36に登録、保存される(S42)。
面談実施候補者認定部34は、DB36に登録されている要求者に教育用DB37に保存されている教育用データを提供する(S43)。そして、所定の期間の提供の後、提供したデータを要求者がどの程度理解しているかを判定するための面談試験を実行する(S44)。面談試験は、サーバ装置2から要求者の通信端末装置5に問題を送付して試験結果のデータを収集することによって実行してもよい。
また、試験は、要求者を会場に集めて行う筆記試験であってもよいし、模擬的に面談をする実技試験であってもよい。ただし、いずれの場合も試験結果のデータは登録部33において収集されるものとする。
面談実施候補者認定部34は、試験の結果から要求者が面談実施候補者4と認定可能であるか否かを判断する(S45)。認定可能でないと判断された場合(S45:No)、要求者は面談実施候補者4として登録されることがなく、登録部33においての処理が終了する。一方、認定可能であると判断された場合(S45:Yes)、登録部33が要求者にNDA契約の契約書を送付し(S46)、電子署名させる。NDA契約の成立後、要求者は面談実施候補者4として面談実施候補者DB35に登録される(S47)。
なお、NDA契約も、図4のようにネットワークNを使って行うことに限定されるものでなく、書面によって行うものであってもよい。ただし、NDA契約が成立していることを示す情報は登録部33で収集されて面談実施候補者DBに保存されるものとする。なお、書面による契約の情報の登録部33における収集は、システム管理者が通信端末装置3等を操作してサーバ装置2の登録部33にスキャナ等で読取った契約書面の情報を入力することによっても実現できる。
(面談実施者選定部)
面談実施者選定部31は、医療保険者が対象者6aを指定して面談の依頼をシステム管理者に依頼することによって面談実施者の選定の動作を開始する。なお、医療保険者による面談の依頼は、医療保険者が被保険者及び被保険者の扶養者を予め健康診断し、診断の結果からメタボリックシンドロームの傾向があると診断されたケースなど面談が必要とされた者を対象にして行われる。
また、多くの場合、企業健保組合の被保険者は職場や職場から近い場所で健康指導を受けることができる。このため、「栄養士ネット」の健康指導の対象となる者の多くは、企業の健康保険組合の被保険者の扶養者、国民健康保険等の企業に属していない被保険者及びその扶養者である。
依頼により、面談実施者選定部31は、通信部21及び通信制御部39を介して面談の依頼と、例えば対象者6aの少なくとも住所を含む情報を取得する。そして、対象者6aの住所を含む所定の範囲に居住する、例えば面談実施候補者4aを面談実施候補者DB35から抽出する。
所定の範囲とは、例えば、対象者の自宅を中心にし、30分以内に面談実施候補者4aが中心に到着できる距離を半径とする円形の範囲をいう。また、面談実施候補者4aの登録の際に面談実施候補者4aが主に使用する徒歩、自転車、乗用車といった移動手段をも予め登録しておき、登録された移動手段によって移動した場合の時間を基準にして所定の範囲を設定することもできる。
また、所定の範囲に居住する面談実施者の選定は、次のようにして実行できる。すなわち、本実施形態では、面談設定のサービスを提供する範囲の地図情報がメモリ23に予め保存されている。面談実施者選定部31は、対象者DB38から対象者の住所を中心にした所定の範囲にある地図情報を抽出する。
そして、面談実施候補者DB35に保存されている面談実施候補者6の住居を抽出された地図情報と対照する。面談実施者選定部31は、地図情報に含まれる市町村名、あるいは何丁目、何番地といった居住エリアのブロックを識別する情報に基づいて、所定の範囲に住所または居所を有する面談実施候補者6を面談実施者に選定することができる。
なお、所定の範囲に住所または居所を有する面談実施候補者6が複数いた場合、このうちから、例えば、対象者の住所に住所または居所が最も近い者を面談実施者に選定してもよい。あるいは、面談の依頼数が少ない面談実施候補者を優先して面談実施者としてもよい。
さらに、本実施形態は、対象者の住所を含む所定の範囲内に面談実施候補者が複数いる場合、地図情報に基づいて、対象者の住所を含む区、市、町、村、居住エリアのブロックの少なくとも1つが異なる面談実施候補者を面談実施者に選定してもよい。このようにした場合、対象者と面談実施者との間に面識がある可能性がいっそう低減される。したがって、対象者にとって抵抗無く面談の実施を受けることができる者が面談実施者に選任される可能性を高めることができる。
なお、面談実施候補者4aが対象者6aの住所から所定の範囲に居住するものであっても、面談実施候補者4の住所、居所と対象者6aの住所とを直接結ぶ道や交通手段がないといった事情がある場合、この事象を考慮して所定の範囲が設定されることはもちろんである。
(条件マッチング)
条件マッチング部32によって行われるマッチング処理は、対象者6の面談実施者として互いに面識のない者を選定するための処理である。すなわち、一般的な人間の感情として、近所に居住している、あるいは子供同士が同級生であるといった理由により面識のある他人に自己の個人情報を知られることは抵抗があると考えられる。このような理由によって「栄養士ネット」による健康指導の機会が放棄されることを防ぐため、本実施形態は、対象者6の住所を含む所定の範囲に居住する面談実施候補者4をさらに対象者と条件マッチングして面談実施者を決定することができる。
条件マッチングの手法は2つあって、1つは面談実施候補者4の情報を対象者6に提供し、対象者6が面談を希望する面談実施者を選択するものである。この手法で条件マッチングする場合、条件マッチング部32は、対象者6の住所を含む所定の範囲内に居住する面談実施候補者4の氏名、性別、住所、資格のうちの少なくとも一つを含む情報を対象者に提供し、提供された面談実施候補者4の情報に基づいて対象者が選択した面談実施候補者4を面談実施者に選定する。
他方は、対象者6と面談実施候補者4の住所や年齢等に基づいて自動的に対象者と面識のある可能性の高い面談実施候補者4を候補から除くものである。この手法を条件マッチングする場合、条件マッチング部32は、面談実施候補者4のうちの対象者6の住所と所定の距離以上離れている場所に居住する面談実施候補者4を面談実施者に選定する。
このように構成すれば、対象者6と面談実施者とが近所に住んでいるために面識がある可能性を低減することができる。一般的に対象者6は、面識のある面談実施者に自身の健康状態等の個人情報を知られることに抵抗を感じることが多いためである。なお、この場合、所定の距離は、当然のことながら、面談実施候補者4の選定の基準となった所定の範囲の直径よりも短い。
また、条件マッチング部32は、面談実施候補者4のうちの対象者6の年齢と所定の年齢以上離れている年齢の面談実施候補者4を面談実施者に選定することができる。この構成は、個人的な交友は一般的に年齢の近い者同士において生じやすいことに着目してなされたものである。このようにすれば、対象者6と面談実施者とが過去同じ学校等に同時期に在学していた、あるいは互いの子供が同じ学校に通学しているといった可能性を低減することができる。
なお、「栄養士ネット」は、以上述べた構成によって条件マッチングするものに限定されるものではない。他の手法としては、例えば、医療保険者が面談を依頼する場合に対象者6によって予め設定されている面談実施者として好ましい条件にかかる選定情報を送信し、選定情報を対象者DB38に保存しておくことができる。
このように構成すれば、条件マッチング部32は、対象者DB38に保存されている選定情報に基づいて、面談実施候補者4の中から面談実施者を選定することができる。なお、この際、対象者DB38は、面談実施者選定情報保存手段として機能する。
図5は、以上述べた面談実施者選定部31で実行される、面談実施者選定のための処理を説明するためのフローチャートである。図示したフローチャートでは、面談実施者選定部31に対し、医療保険者から例えば対象者6aについて面談の申し込みがあったものとする(S51:Yes)。面談実施者選定部31は、対象者6aの住所を検出し、住所を中心にして例えば半径3km以内に登録されている面談実施候補者4がいるか否か判断する(S52)。
ステップS52の判断の結果、この範囲に居住する面談実施候補者4がいる場合、該当する面談実施候補者4を抽出する。該当者が複数いる場合、面談実施候補者4が複数抽出される。
次に、条件マッチング部32は、条件マッチングサブルーチンによって面談実施候補者4から対象者6aの面談をする面談実施者を決定する(S53)。
図6は、提供された面談実施候補者4から対象者6aが面談を希望する面談実施者を選択する条件マッチングをする場合、対象者6aに提供される面談実施候補者4のデータを例示した図である。図6に示したデータは、4名の面談実施候補者4について、その氏名、生年、性別、住所、資格を示している。
また、図6に示したデータは、チェック欄を含み、対象者6aが面談を希望する面談実施候補者4を選択できるようになっている。対象者6aは、面談実施候補者4の生年や住所から面談実施候補者4と自身とが面識を持つ可能性を判断することができる。さらに、氏名から面談実施候補者4と面識があるか否かをも判断することができる。図示した例では、対象者6aは、No3の「夏田厚」を選択している。
なお、面談実施候補者4の個人情報保護の要請の程度により、面談実施候補者4の情報は対象者6aが面談をするのに好ましいか否かを判断できる最小限にとどめることも考えられる。図6に示した例では、面談実施候補者4の生年についてのみ示し、月日までは公開されていない。また、住所についても全てを示すことはされていない。
以上のようにして対象者6aが「夏田厚」を選択すると、面談実施者選定部31は、「夏田厚」が面談実施者に決定したことを示す情報を通信制御部39等によって医療保険者の通信端末装置7に送信する(S54)。なお、対象者6aが通信端末装置を所有する場合、この通末装置にも面談実施者が決定したことを通信によって報告してもよい。
また、面談実施者選定部31は、「夏田厚」に対し、対象者6aの面談を依頼するための情報を通信端末装置5に送信する(S55)。
なお、ステップS52において、該当者がないと判断された場合(S52:No)、面談実施者選定部31は、システム管理者の通信端末装置3等に該当者がないことを通知して処理を終了する(S56)。通知を受けたシステム管理者は、所定の範囲を変更する等の対処をする。
次に、自動的に対象者と面識のある可能性の高い面談実施候補者4を候補から自動的に除く条件マッチングについて説明する。図7は、自動的な条件マッチングを説明するためのフローチャートである。
自動的な条件マッチングをする場合、条件マッチング部32は、対象者の住所を含む所定の範囲に居住する面談実施候補者4のデータを登録DB35から抽出する(S71)。そして、抽出された面談実施候補者4をナンバリングし(S72)、n番目の面談実施候補者4について性別が対象者6aの性別と同じであるか否か判断する(S73)。この判断において、性別が同一であれば、この面談実施候補者4による面談に抵抗を感じる要素ではないとしてポイント1を加算する(S80)。なお、異性であれば(S73:No)、異性に自身の生活習慣を相談することに抵抗がある可能性があるとしてポイントは加算されない。
次に、条件マッチング部32は、n番目の面談実施候補者4について年齢が対象者6aの年齢と10歳以上離れているか否か判断する(S74)。10歳以上離れていれば、n番目の面談実施候補者4と対象者6aとの間に面識がある可能性が低いとしてポイント1を加算する(S81)。なお、年齢の差が10歳未満であれば(S74:No)、両者に面識がある可能性が高まる。このため、知り合いに自身の生活習慣を相談することに抵抗がある可能性があるとしてポイントは加算されない。
次に、条件マッチング部32は、n番目の面談実施候補者4について面談実施候補者4の居住地と対象者6aの住所とが500m以上離れているか否か判断する(S75)。500m以上離れていれば、n番目の面談実施候補者4と対象者6aとの間に面識がある可能性が低いとしてポイント1を加算する(S82)。なお、両者の住所あるいは居所が500m未満の距離にあれば(S75:No)、両者に面識がある可能性が高まる。このため、知り合いに自身の生活習慣を相談することに抵抗がある可能性があるとしてポイントは加算されない。
以上の処理の後、条件マッチング部32は、n番目の面談実施候補者4のポイントが2以上あるか否か判断する(S76)。ポイントが2以上あった場合(S76:Yes)、n番目の面談実施候補者4を対象者6aの面談をする面談実施者の候補としてリストに挙げる(S77)。一方、ポイントが2より少ない場合(S76:No)、n番目の面談実施候補者4を除外する(S83)。
以上の処理の後、条件マッチング部32は、面談実施候補者4に付されているナンバを1つ加算して加算後の値をnに置き換える(S78)。この処理により、ポイントをカウントするカウンタは全てリセットされるものとする。また、条件マッチング部32は、加算後のナンバから抽出された面談実施候補者4の全てについて条件マッチングの処理が終了したか否か判断する(S79)。処理が終了していない場合(S79:No)、次の面談実施候補者4について条件マッチングし、条件マッチングが終了した場合には(S79:Yes)、条件マッチングサブルーチンの処理を終了する。
以上の処理の後、面談実施者選定部31は、面談実施候補者4のリストに残った面談実施候補者4を医療保険者あるいは対象者6aに報告する(S54)。なお、条件マッチングの結果、面談実施候補者4がいなくなった場合には、報告において条件マッチングに適合する面談実施候補者4がいなかったこと、各面談実施候補者4についての適合しなかった理由を報告するようにしてもよい。
本発明の一実施形態の面談設定システムを説明するための図である。 図1に示したサーバ装置のハードウェア構成を説明するための図である。 図1に示したサーバ装置のソフトウェア構成を説明するための図である。 図3に示した登録部において実行される面談設定の方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを説明するためのフローチャートである。 図3に示した面談実施者選定部で実行される、面談実施者選定のための処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態の、面談実施候補者から対象者が面談実施者を選択する条件マッチングをする場合に提供される面談実施候補者のデータを例示した図である。 本発明の一実施形態の、自動的な条件マッチングを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
2 サーバ装置、
3、5a、5b、5c、7 通信端末装置
21 通信部
23 メモリ
24 面談実施候補者情報
25 対象者情報
31 面談実施者選定部
32 条件マッチング部
33 登録部
34 面談実施候補者認定部
39 通信制御部
35 面談実施候補者DB
36 要求者DB
37 教育用DB
38 対象者DB

Claims (10)

  1. 生活習慣を改善するのに支援が必要と判定された対象者との面談を設定する面談設定システムであって、
    前記対象者との面談が実施できる面談実施候補者としての登録を要求する登録要求装置と、
    前記登録要求装置による登録の要求を受付け、登録を認めると判断された管理栄養士を面談の実施が可能な面談実施候補者として登録する面談実施候補者登録手段と、当該面談実施候補者登録手段によって登録された複数の前記面談実施候補者について、前記対象者の住所に関する条件と前記面談実施候補者の居住地に関する条件とが合致するか否か判定する面談実施者選定手段と、前記面談実施選定手段によって抽出された前記一次面談実施者について、複数の前記一次面談実施者の中から前記対象者と面識のある可能性がより高い者を除くマッチング手段と、を含む面談設定装置と、を含み、
    前記面談実施者選定手段は、
    前記対象者の住所を含む第1の範囲内に居住する前記面談実施候補者を前記対象者の面談を実施する可能性がある一次面談実施者として抽出し、
    前記マッチング手段は、
    前記面談実施選定手段によって抽出された複数の前記一次面談実施者の各々について、前記一次面談実施者の性別と前記対象者との性別が同一であれば前記一次面談実施者に付されたカウントを加算し、
    前記一次面談実施者の年齢と前記対象者の年齢とが所定の年齢以上離れていれば前記一次面談実施者に付されたカウントを加算し、
    前記一次面談実施者の居住地が、前記第1の範囲よりも狭い第2の範囲外であれば前記一次面談実施者に付されたカウントを加算し、
    前記一次面談実施者に付されたカウントの合計の多寡によって前記対象者と面談を実施する面談実施者を選定することを特徴とする面談設定システム。
  2. 前記面談実施者は、前記対象者のウェスト周囲径や高トリグリセライド血症値、低HDコレステロール血症値に係る情報に基づいて前記対象者の状態を判定するために面談することを特徴とする請求項1に記載の面談設定システム。
  3. 前記対象者は、依頼者の依頼によって面談を依頼された、当該依頼者にかかる団体に属する者、あるいは当該者の扶養者であることを特徴とする請求項1または2に記載の面談設定システム。
  4. 生活習慣を改善するのに支援が必要と判定された対象者との面談を設定する面談設定装置であって、
    前記対象者との面談が実施できる管理栄養士を面談実施候補者として登録する面談実施候補者登録手段と、
    前記面談実施候補者登録手段によって登録された複数の前記面談実施候補者について、前記対象者の住所に関する条件と前記面談実施候補者の居住地に関する条件とが合致するか否か判定する面談実施者選定手段と、
    前記面談実施選定手段によって抽出された前記一次面談実施者について、複数の前記一次面談実施者の中から前記対象者と面識のある可能性がより高い者を除くマッチング手段と、を含み、
    前記面談実施者選定手段は、
    前記対象者の住所を含む第1の範囲内に居住する前記面談実施候補者を前記対象者の面談を実施する可能性がある一次面談実施者として抽出し、
    前記マッチング手段は、
    前記面談実施選定手段によって抽出された複数の前記一次面談実施者の各々について、前記一次面談実施者の性別と前記対象者との性別が同一であれば前記一次面談実施者に付されたカウントを加算し、
    前記一次面談実施者の年齢と前記対象者の年齢とが所定の年齢以上離れていれば前記一次面談実施者に付されたカウントを加算し、
    前記一次面談実施者の居住地が、前記第1の範囲よりも狭い第2の範囲外であれば前記一次面談実施者に付されたカウントを加算し、
    前記一次面談実施者に付されたカウントの合計の多寡によって前記対象者と面談を実施する面談実施者を選定することを特徴とする面談設定装置。
  5. 前記面談実施者は、前記対象者のウェスト周囲径や高トリグリセライド血症値、低HDコレステロール血症値に係る情報に基づいて前記対象者の状態を判定するために面談することを特徴とする請求項4に記載の面談設定装置。
  6. 前記対象者は、依頼者の依頼によって面談を依頼された、当該依頼者にかかる団体に属する者、あるいは当該者の扶養者であることを特徴とする請求項4または5に記載の面談設定装置。
  7. 前記面談実施候補者登録手段は、
    面談実施候補者としての登録を要求した者である要求者の氏名、性別、住所、資格のうちの少なくとも一つを含む情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された情報に基づいて選択された要求者に対し、面談実施者に必要な教育情報を提供し、教育情報に対する要求者の応答にかかる情報を取得する教育手段と、を備え、
    前記教育手段によって取得された要求者の応答にかかる情報に基づいて選定された要求者を面談実施候補者として登録することを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の面談設定装置。
  8. 前記面談実施候補者登録手段は、
    さらに、前記教育手段によって取得された要求者の応答にかかる情報に基づいて選定された要求者に対し、面談によって得られ、かつ一般に公開されていない情報を外部に漏らさないことを宣誓させる宣誓手段を備えることを特徴とする請求項4から請求項7のいずれか1項に記載の面談設定装置。
  9. 前記面談実施者選定手段は、
    前記第1の範囲内であって、かつ前記対象者の住所を含む区、市、町、村、居住エリアのブロックの少なくとも1つが異なる面談実施候補者を、前記一次面談実施者に選定することを特徴とする請求項4から請求項8のいずれか1項に記載の面談設定装置。
  10. 生活習慣を改善するのに支援が必要と判定された対象者との面談を設定する面談設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記対象者との面談が実施できる管理栄養士を面談実施候補者として登録する面談実施候補者登録ステップと、
    前記面談実施候補者登録ステップにおいて登録された複数の前記面談実施候補者について、前記対象者の住所に関する条件と前記面談実施候補者の居住地に関する条件とが合致するか否か判定する面談実施者選定ステップと、
    前記面談実施選定ステップにおいて抽出された前記一次面談実施者について、複数の前記一次面談実施者の中から前記対象者と面識のある可能性がより高い者を除くマッチングステップと、を含み、
    前記面談実施者選定ステップにおいては、
    前記対象者の住所を含む第1の範囲内に居住する前記面談実施候補者が前記対象者の面談を実施する可能性がある一次面談実施者として抽出され、
    前記マッチングステップにおいては、
    前記面談実施選定ステップにおいて抽出された複数の前記一次面談実施者の各々について、前記一次面談実施者の性別と前記対象者との性別が同一であれば前記一次面談実施者に付されたカウントが加算され、
    前記一次面談実施者の年齢と前記対象者の年齢とが所定の年齢以上離れていれば前記一次面談実施者に付されたカウントが加算され、
    前記一次面談実施者の居住地が、前記第1の範囲よりも狭い第2の範囲外であれば前記一次面談実施者に付されたカウントが加算され、
    前記一次面談実施者に付されたカウントの合計の多寡によって前記対象者と面談を実施する面談実施者を選定することを特徴とする面談設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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