JP4693501B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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本発明は、液晶表示装置に係り、特に表示特性を向上しうる液晶表示装置に関する。
薄膜トランジスタ(TFT)を用いた液晶表示装置は、薄型、軽量、低消費電力等の特徴を有しているため、CRTに代わる表示装置として市場規模を拡大しつつある。
図9は、従来の液晶表示装置を示す平面図及び断面図である。図9(b)は、図9(a)のA−A′線断面図である。
ガラス基板110上には、ゲートバスライン112とCsバスライン114とが形成されている。Csバスライン114は、画素電極116との間で所定の静電容量Csを形成することにより、画素電極116を所定の電位に保持するためのものである。ゲートバスライン112及びCsバスライン114が形成されたガラス基板110上には、ゲート絶縁膜118が形成されている。ゲート絶縁膜118上には、チャネル層120が形成されている。チャネル層120上には、チャネル保護膜122が形成されている。チャネル層120上及びチャネル保護膜122上には、コンタクト補償層124が形成されている。コンタクト補償層124は、ソース電極126及びドレイン電極128をオーミック接続するためのものである。コンタクト補償層124上には、ソース電極126及びドレイン電極128aが形成されている。こうして、ゲート電極112、チャネル層120、ソース電極126及びドレイン電極128a等を有する薄膜トランジスタ130が構成されている。
Csバスライン114の上方には、ゲート絶縁膜118を介して、アモルファスシリコン膜132、n型のアモルファスシリコン膜134及びCs対向電極136が形成されている。Cs対向電極136は、Csバスライン114との間で所定の静電容量を形成するためのものである。ドレインバスライン28とドレイン電極128aとは、一体に形成されている。Cs対向電極136及びドレインバスライン128等が形成されたガラス基板110上には、透明な材料より成る保護膜138が形成されている。保護膜138には、ソース電極126に達するコンタクトホール140aと、Cs対向電極136に達するコンタクトホール140bとが形成されている。保護膜138上には、画素電極116が形成されている。画素電極116は、コンタクトホール130aを介してソース電極126に接続されており、コンタクトホール140bを介してCs対向電極136に接続されている。こうして、TFT基板102が構成されている。こうして構成されたTFT基板102上には、TFT基板102に対向するようにCF基板104が設けられている。CF基板104は、ガラス基板144と、ガラス基板144の下面側に形成された対向電極(共通電極)146等とを有している。また、CF基板104には、図示しないカラーフィルタ層が形成されている。TFT基板102とCF基板104との間には、液晶層106が封入されている。こうして、従来の液晶表示装置が構成されている。
図10は、液晶表示装置の等価回路を示す図である。図11は、液晶表示装置が動作する際の各部の波形を示すタイムチャートである。図11の横軸は時間を示しており、縦軸は電位を示している。
図10に示すように、画素電極116と対向電極146との間には、液晶容量CLCが存在している。また、画素電極116とCsバスライン114との間には、補助容量Csが存在している。また、薄膜トランジスタ130のゲート電極112とソース電極116との間には、寄生容量Cgsが存在している。ゲートバスライン112は、ゲート駆動回路113に接続されており、ドレインバスライン128は信号発生回路129に接続されている。
図11に示すように、ゲート駆動回路113はゲートバスライン128にゲートパルス信号を順次印加し、これに同期するように、信号発生回路129はドレインバスライン128に画像信号を順次印加する。図11において、ゲートパルス信号は細い実線を用いて示されており、画像信号は点線を用いて示されている。また、対向電極146の電位は一点鎖線を用いて示されており、画素電極116の電位は太い実線を用いて示されている。
薄膜トランジスタ130は、ゲートバスライン112にゲートパルス信号が印加されている際にON状態となり、ドレインバスライン128に印加されている画像信号の状態に応じて、液晶容量CLC及び補助容量Csに電荷が蓄積される。そして、ゲートパルス信号が印加される対象が他のゲートバスライン112に移行した際には、薄膜トランジスタ130はOFF状態となり、ゲートパルス信号が再び印加されるまでの間、液晶容量CLC及び補助容量Csに蓄積された電荷は保持される。このため、各画素は独立して所定の表示を行うことができる。
特開2001−100657号公報 特許第3493534号公報
しかしながら、図10に示すように、ゲート電極112とソース電極126との間には寄生容量Cgsが存在する。この寄生容量Cgsは、以下の式で表される画素電極116の電位変動ΔV(図11参照)に影響する。
ΔV=Cgs/(CLC+Cs+Cgs)×ΔVg
ここで、Cgsはゲート電極とソース電極との間の寄生容量であり、CLCは液晶容量であり、Csは補助容量であり、ΔVgはゲートパルス信号の振幅である。
寄生容量Cgsがばらつくと、画素電極116の電位がばらつくため、輝度のばらつきを招くこととなる。
寄生容量Cgsがばらつく最も大きな要因は、薄膜トランジスタアレイを形成する際に行われる分割投影露光(ステッパ露光)における位置合わせ誤差である。この位置合わせ誤差により、ゲート電極とソース電極とが重なり合う面積(対向面積)が分割投影露光領域毎に異なる状態となる。この結果、分割投影露光領域間に輝度差が生じ、表示ムラを招くこととなる。
ここで、補助容量Csを大きくすることにより電位変動ΔVを小さくすることも考えられるが、Csバスライン114は金属膜で形成されるため、画素の開口率の低下を招いてしまう。また、薄膜トランジスタ130を小型化することにより、寄生容量Cgsを小さくすることも考えられるが、この場合には、薄膜トランジスタ130の駆動能力の低下を招いてしまう。
本発明の目的は、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因して表示ムラが生じるのを抑制しうる液晶表示装置を提供することにある。
本発明の一観点によれば、基板上に形成された複数のゲートバスラインと、前記複数のゲートバスラインに交差するように形成された複数のドレインバスラインと、前記ゲートバスラインと前記ドレインバスラインとの交差部の近傍に形成された複数の薄膜トランジスタと、前記複数の薄膜トランジスタにそれぞれ接続された複数の画素電極とを有する第1の基板と、前記第1の基板に対向して設けられ、前記画素電極に対向する対向電極を有する第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に封入された液晶層とを有する液晶表示装置であって、前記複数の薄膜トランジスタのうちの第1の薄膜トランジスタは、前記複数のゲートバスラインのうちのいずれかのゲートバスラインから第1の方向に突出するように形成された第1のゲート電極と、前記複数のドレインバスラインのうちのいずれかのドレインバスラインに電気的に接続され、前記第1のゲート電極の一方の側に形成された第1のドレイン電極と、前記第1のゲート電極の他方の側に形成され、前記複数の画素電極のうちの第1の画素電極に電気的に接続された第1のソース電極とを有しており、前記複数の薄膜トランジスタのうちの第2の薄膜トランジスタは、前記複数のゲートバスラインのうちのいずれかのゲートバスラインから第2の方向に突出するように形成された第2のゲート電極と、前記複数のドレインバスラインのうちのいずれかのドレインバスラインに電気的に接続され、前記第2のゲート電極の一方の側に形成された第2のドレイン電極と、前記第2のゲート電極の他方の側に形成され、前記複数の画素電極のうちの第2の画素電極に電気的に接続された第2のソース電極とを有しており、前記複数の薄膜トランジスタのうちの第3の薄膜トランジスタは、前記複数のゲートバスラインのうちのいずれかのゲートバスラインから第3の方向に突出するように形成された第3のゲート電極と、前記複数のドレインバスラインのうちのいずれかのドレインバスラインに電気的に接続され、前記第3のゲート電極の一方の側に形成された第3のドレイン電極と、前記第3のゲート電極の他方の側に形成され、前記複数の画素電極のうちの第3の画素電極に電気的に接続された第3のソース電極とを有しており、第1のピクセルにおいては、第1の色を表示するための領域に前記第1の薄膜トランジスタが形成されており、第2の色を表示するための領域に前記第2の薄膜トランジスタが形成されており、第3の色を表示するための領域に前記第3の薄膜トランジスタが形成されており、第2のピクセルにおいては、前記第1の色を表示するための領域に前記第2の薄膜トランジスタが形成されており、前記第2の色を表示するための領域に前記第3の薄膜トランジスタが形成されており、前記第3の色を表示するための領域に前記第1の薄膜トランジスタが形成されており、第3のピクセルにおいては、前記第1の色を表示するための領域に前記第3の薄膜トランジスタが形成されており、前記第2の色を表示するための領域に前記第1の薄膜トランジスタが形成されており、前記第3の色を表示するための領域に前記第2の薄膜トランジスタが形成されていることを特徴とする液晶表示装置が提供される。
本発明の他の観点によれば、基板上に形成された複数のゲートバスラインと、前記複数のゲートバスラインに交差するように形成された複数のドレインバスラインと、前記ゲートバスラインと前記ドレインバスラインとの交差部の近傍に形成された複数の薄膜トランジスタと、前記複数の薄膜トランジスタにそれぞれ接続された複数の画素電極とを有する第1の基板と、前記第1の基板に対向して設けられ、前記画素電極に対向する対向電極を有する第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に封入された液晶層とを有する液晶表示装置であって、前記複数の薄膜トランジスタのうちの第1の薄膜トランジスタは、前記複数のゲートバスラインのうちのいずれかのゲートバスラインから第1の方向に突出するように形成された第1のゲート電極と、前記複数のドレインバスラインのうちのいずれかのドレインバスラインに電気的に接続され、前記第1のゲート電極の一方の側に形成された第1のドレイン電極と、前記第1のゲート電極の他方の側に形成され、前記複数の画素電極のうちの第1の画素電極に電気的に接続された第1のソース電極とを有しており、前記複数の薄膜トランジスタのうちの第2の薄膜トランジスタは、前記複数のゲートバスラインのうちのいずれかのゲートバスラインから第2の方向に突出するように形成された第2のゲート電極と、前記複数のドレインバスラインのうちのいずれかのドレインバスラインに電気的に接続され、前記第2のゲート電極の一方の側に形成された第2のドレイン電極と、前記第2のゲート電極の他方の側に形成され、前記複数の画素電極のうちの第2の画素電極に電気的に接続された第2のソース電極とを有しており、前記複数の薄膜トランジスタのうちの第3の薄膜トランジスタは、前記複数のゲートバスラインのうちのいずれかのゲートバスラインから第3の方向に突出するように形成された第3のゲート電極と、前記複数のドレインバスラインのうちのいずれかのドレインバスラインに電気的に接続され、前記第3のゲート電極の一方の側に形成された第3のドレイン電極と、前記第3のゲート電極の他方の側に形成され、前記複数の画素電極のうちの第3の画素電極に電気的に接続された第3のソース電極とを有しており、第1のピクセルにおいては、第1の色を表示するための領域と第2の色を表示するための領域と第3の色を表示するための領域のそれぞれに、前記第1の薄膜トランジスタが形成されており、第2のピクセルにおいては、前記第1の色を表示するための領域と前記第2の色を表示するための領域と前記第3の色を表示するための領域のそれぞれに、前記第2の薄膜トランジスタが形成されており、第3のピクセルにおいては、前記第1の色を表示するための領域と前記第2の色を表示するための領域と前記第3の色を表示するための領域のそれぞれに、前記第3の薄膜トランジスタが形成されていることを特徴とする液晶表示装置が提供される。
本発明によれば、ゲート電極が様々な方向に突出するように形成されているため、ゲート電極を同じ方向に突出するように形成した場合と比較して、ステップ露光の際の位置ずれに起因するゲート電極とソース電極との対向面積の変化を分割投影露光領域内において緩和することが可能となる。従って、本発明によれば、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因する輝度の変化を分割投影露光領域内において緩和することができる。しかも、本発明によれば、ゲート電極を突出させる方向が3方向であるため、即ち、第1の薄膜トランジスタのゲート電極が第1の方向に突出し、第2の薄膜トランジスタのゲート電極が第2の方向に突出し、第3の薄膜トランジスタのゲート電極が第3の方向に突出しているため、第2の方向に位置ずれが生じた場合には、第1の薄膜トランジスタにより駆動される画素の輝度の変化と第3の薄膜トランジスタにより駆動される画素の輝度の変化とが互いに相殺され、第2の薄膜トランジスタにより駆動される画素においては輝度は変化しない。従って、本発明によれば、露光を行う際における位置ずれに起因する輝度の変化を1つ1つのピクセル単位で防止することも可能となる。このように、本発明によれば、表示ムラが生じるのを抑制することができ、表示品位の良好な液晶表示装置を提供することができる。
[一実施形態]
本発明の一実施形態による液晶表示装置を図1乃至図3を用いて説明する。図1は、本実施形態による液晶表示装置を示す平面図である。図2は、本実施形態による液晶表示装置を示す断面図である。図3は、本実施形態による液晶表示装置に各画素の配置を示す平面図である。
本実施形態による液晶表示装置は、薄膜トランジスタ基板(TFT基板)2と、TFT基板2に対向して設けられたカラーフィルタ基板(CF基板)4と、TFT基板2とCF基板4との間に封入された液晶層6とを有している。
まず、TFT基板2について説明する。
ガラス基板10上には、ゲートバスライン12とCsバスライン14とがそれぞれ直線状に形成されている。ゲートバスライン12及びCsバスラインは、ガラス基板10上に多数形成されている。Csバスライン14は、画素電極16a〜16cとの間で所定の静電容量Csを形成することにより、画素電極16a〜16cを所定の電位に保持するためのものである。ゲートバスライン12とCsバスライン14とは、同一の導電膜を用いて構成されている。
ゲートバスライン12には、ゲートバスライン12から突出するようにゲート電極12a〜12cが接続されている。ゲート電極12a〜12cとゲートバスライン12とは同一の導電膜を用いて一体に形成されている。ゲートバスライン12から突出するゲート電極12a〜12cの長手方向は、後述するように、様々な方向に設定されている。
ゲートバスライン12、ゲート電極12a〜12c及びCsバスライン14が形成されたガラス基板10上には、例えば窒化シリコン膜より成るゲート絶縁膜18が形成されている。
ゲート絶縁膜18上には、例えばアモルファスシリコンより成るチャネル層(半導体動作層)20が形成されている。
チャネル層20上には、例えば窒化シリコン膜より成るチャネル保護膜22が形成されている。
チャネル層20上及びチャネル保護膜22上には、例えばn型のアモルファスシリコンより成るコンタクト補償層24が形成されている。コンタクト補償層24は、ソース電極26a〜26c及びドレイン電極28a〜28cをオーミック接続するためのものである。
コンタクト補償層24上には、ソース電極26a〜26c及びドレイン電極28a〜28cが形成されている。こうして、ゲート電極12a〜12c、チャネル層20、ソース電極26a〜26c及びドレイン電極28a〜28c等を有する薄膜トランジスタ30a〜30cが構成されている。かかる薄膜トランジスタ30a〜30cは、ゲートバスライン12と後述するドレインバスライン28との交差部の近傍にそれぞれ形成されている。
複数の薄膜トランジスタ30a〜30cのうちの一の薄膜トランジスタ(第1の薄膜トランジスタ)30aのゲート電極12aは、第1の方向D1に突出するように形成されている。ゲートバスライン12の長手方向と、第1の薄膜トランジスタ30aのゲート電極12aの長手方向との為す角度θは、例えば45度に設定されている。
複数の薄膜トランジスタ30a〜30cのうちの他の薄膜トランジスタ(第2の薄膜トランジスタ)30bのゲート電極12bは、第1の方向D1と異なる第2の方向D2に突出するように形成されている。ゲートバスライン12の長手方向と、第2の薄膜トランジスタ30bのゲート電極12bの長手方向との為す角度θは、例えば90度に設定されている。
複数の薄膜トランジスタ30a〜30cのうちの更に他の薄膜トランジスタ(第3の薄膜トランジスタ)30cのゲート電極12cは、第1の方向D1及び第2の方向D2と異なる第3の方向D3に突出するように形成されている。ゲートバスライン12の長手方向と、第3の薄膜トランジスタ30cのゲート電極12cの長手方向との為す角度θは、例えば135度に設定されている。
なお、本実施形態においてゲート電極12a〜12cを突出させる方向を様々な方向に設定している理由については、後述することとする。
Csバスライン14の上方には、ゲート絶縁膜18を介して、アモルファスシリコン膜32、n型のアモルファスシリコン膜34及びCs対向電極(中間電極)36が形成されている。Cs対向電極36は、Csバスライン14との間で所定の静電容量を形成するためのものである。Cs対向電極36は、ソース電極26a〜26c、ドレイン電極28a〜28c及びドレインバスライン28と同一の導電膜を用いて形成されている。
ドレインバスライン28は、直線状に形成されている。ドレインバスライン28とドレイン電極28a〜28cとは、一体に形成されている。
Cs対向電極36及びドレインバスライン28等が形成されたガラス基板10上には、透明な材料より成る保護膜38が形成されている。
保護膜38には、ソース電極26a〜26cに達するコンタクトホール40aと、Cs対向電極36に達するコンタクトホール40bとが形成されている。
保護膜38上には、例えばITO膜より成る画素電極16a〜16cが形成されている。画素電極16a〜16cは、コンタクトホール30aを介してソース電極26a〜26cに接続されている。また、画素電極16a〜16cは、コンタクトホール40bを介してCs対向電極36に接続されている。画素電極16〜16cは、ゲートバスライン12とドレインバスライン28とにより囲まれた長方形の画素領域を最大限に利用して高い開口率を確保すべく、全体として長方形に形成されている。但し、薄膜トランジスタ30a〜30cを配する領域が必要であるため、画素電極16a〜16cには薄膜トランジスタ30a〜30cに対応するように切り欠き42a〜42cが形成されている。
第1の薄膜トランジスタ30aに接続される画素電極16aには、薄膜トランジスタ30aに対応するように切り欠き(切り込み)42aが形成されている。ゲート電極12aは、切り込み42aが形成された領域内に入り込むように突出している。本実施形態において画素電極16aに切り込み42aを形成し、切り込み42aにより画素電極16aが存在していない領域内にゲート電極14aを突出させているのは、画素電極16aの面積を十分に確保し、高い開口率を実現するためである。
第2の薄膜トランジスタ30bに接続される画素電極16bには、薄膜トランジスタ30bに対応するように切り欠き42bが形成されている。本実施形態において画素電極16bに切り欠き42bを形成し、切り欠き42bにより画素電極16bが存在していない領域内にゲート電極12bを配しているのは、画素電極16bの面積を十分に確保し、高い開口率を実現するためである。
第3の薄膜トランジスタ30cに接続される画素電極16cには、薄膜トランジスタ30cに対応するように切り欠き42cが形成されている。本実施形態において画素電極16cに切り欠き42cを形成し、切り欠き42cにより画素電極16cが存在していない領域にゲート電極12cを配しているのは、画素電極16cの面積を十分に確保し、高い開口率を実現するためである。
こうして、TFT基板2が構成されている。
こうして構成されたTFT基板2上には、TFT基板2に対向するようにCF基板4が設けられている。
CF基板4は、ガラス基板44と、ガラス基板44の下面側に形成された対向電極46等とを有している。また、CF基板4には、図示しないカラーフィルタ層が形成されている。
TFT基板2とCF基板4との間には、液晶層6が封入されている。
図3は、分割投影露光領域における各画素の配置を示す平面図である。図3において画素「A」には、第1の薄膜トランジスタ30aが形成される。図3において画素「B」には、第2の薄膜トランジスタ30bが形成される。図3において画素「C」には、第3の薄膜トランジスタ30cが形成される。また、「(R)」は、赤色を表示するための領域を示している。図3において「(G)」は、緑色を表示するための領域を示している。図3において「(B)」は、青色を表示するための領域を示している。本実施形態による液晶表示装置は画像をカラーで表示するものであるため、1つのピクセル50は赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3つの画素から成る。各々のピクセル50a〜50iは、図3において破線を用いて示されている。露光を行う際におけるワンショットの露光領域、即ち、分割投影露光領域48は、図3において太線を用いて示されている。
図3に示すように、本実施形態では、第1の画素A、第2の画素B、第3の画素Cが、ゲートバスライン方向に「ABC」を一組として、周期的に繰り返し配置されている。ドレインバスライン方向にずらした位置においては、「ABC」の配置を1画素ずつ紙面左方向にずらし、「BCA」となっている。更にドレインバスライン方向にずらした位置においては、「ABC」の配置を2画素ずつ紙面左方向にずらし、「CAB」となっている。
即ち、n行目のピクセル50a〜50cにおいては、赤色(R)を表示するための領域内に第1の薄膜トランジスタ30aが形成されており、緑色(G)を表示するための領域内に第2の薄膜トランジスタ30bが形成されており、青色(B)を表示するための領域内に第3の薄膜トランジスタ30cが形成されている。
また、n+1行目のピクセル50d〜50fにおいては、赤色(R)を表示するための領域に第2の薄膜トランジスタ30bが形成されており、緑色(G)を表示するための領域に第3の薄膜トランジスタ30cが形成されており、青色(B)を表示するための領域に第1の薄膜トランジスタ30aが形成されている。
また、n+2行目のピクセル50g〜50iにおいては、赤色(R)を表示するための領域に第3の薄膜トランジスタ30cが形成されており、緑色(G)を表示するための領域に第1の薄膜トランジスタ30aが形成されており、青色(B)を表示するための領域に第2の薄膜トランジスタ30bが形成されている。各画素A、B、Cの数は、分割投影露光領域48内において同数となっている。
こうして本実施形態による液晶表示装置が構成されている。
本実施形態においてゲート電極12a〜12cを突出させる方向を様々な方向に設定しているのは、以下に示すように、分割投影露光装置を用いて露光を行う際における位置合わせ誤差に起因して、分割露光領域毎に輝度がばらついてしまうのを抑制するためである。
まず、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因して、ソース電極30a〜30cの位置がゲート電極12a〜12cに対して紙面下方向(方向D2)にずれた場合について説明する。この場合には、第1の薄膜トランジスタ30aにおいては、ゲート電極12aとソース電極26aとの対向面積がΔS1だけ増加する。一方、第3の薄膜トランジスタ30cにおいては、ゲート電極12cとソース電極26cとの対向面積がΔS1だけ減少する。第2の薄膜トランジスタ30bにおいては、ゲート電極12bとソース電極26bとの対向面積は変化しない。ゲート電極12a〜12cとソース電極26a〜26cとの対向面積が増加した場合には、薄膜トランジスタ30a〜30cにより駆動される画素の輝度は減少する。一方、ゲート電極12a〜12cとソース電極26a〜26cとの対向面積が減少した場合には、薄膜トランジスタ30a〜30cにより駆動される画素の輝度は増加する。このため、第1の薄膜トランジスタ30aにより駆動される画素においては輝度が低下する一方、第3の薄膜トランジスタ30cにより駆動される画素においては輝度が上昇する。このため、第1の薄膜トランジスタ30aにより駆動される画素の輝度の変化と第3の薄膜トランジスタ30cにより駆動される画素の輝度の変化とが互いに相殺される。従って、本実施形態によれば、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因するピクセルの輝度の変化を抑制することができる。従って、本実施形態によれば、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因して表示ムラが生じるのを防止することができる。
なお、ゲート電極12a〜12cを突出させる方向が2方向のみの場合、即ち、第1の薄膜トランジスタ30aのゲート電極12aを第1の方向D1に突出させ、第2の薄膜トランジスタ30bのゲート電極12bを第1の方向D1又は第3の方向に突出させ、第3の薄膜トランジスタ30cのゲート電極12cを第3の方向D3に突出させた場合には、第2の薄膜トランジスタ30bにおいてゲート電極12bとソース電極26bとの間の対向面積が増加又は減少するため、1つのピクセル内において輝度の変化を互いに相殺することはできない。
本実施形態では、ゲート電極12a〜12cを突出させる方向が3方向であるため、即ち、第1の薄膜トランジスタ30aのゲート電極12aが第1の方向D1に突出し、第2の薄膜トランジスタ30bのゲート電極12bが第2の方向D2に突出し、第3の薄膜トランジスタ30cのゲート電極12cが第3の方向D3に突出しているため、第2の方向に位置ずれが生じた場合には、第1の薄膜トランジスタ30aにより駆動される画素の輝度の変化と第3の薄膜トランジスタ30cにより駆動される画素の輝度の変化とが互いに相殺され、第2の薄膜トランジスタ30bにより駆動される画素においては輝度は変化しない。従って、本実施形態によれば、露光を行う際における位置ずれに起因する輝度の変化を1つ1つのピクセル単位で防止することも可能となる。
次に、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因して、ソース電極30a〜30cの位置がゲート電極12a〜12cに対して紙面左下方向(方向D3)にずれた場合について説明する。この場合には、第1の薄膜トランジスタ30aにおいては、ゲート電極12aとソース電極26aとの対向面積がΔS2だけ増加する。一方、第2の薄膜トランジスタ30bにおいては、ゲート電極12bとソース電極26bとの対向面積がΔS2/√2だけ増加する。第3の薄膜トランジスタ30cにおいては、ゲート電極12cとソース電極26cとの対向面積は変化しない。第2の薄膜トランジスタ30bにおけるゲート電極12bとソース電極26bとの対向面積の増加値が、第1の薄膜トランジスタ30aにおけるゲート電極12aとソース電極26aとの対向面積の増加値より小さいため、第2の薄膜トランジスタ30aにより駆動される画素における輝度の低下は、第1の薄膜トランジスタ30aにより駆動される画素における輝度の低下より小さくなる。このため、すべての薄膜トランジスタ30a〜30cにおいてゲート電極12a〜12cを突出させる方向を同じ方向に設定した場合、例えば、紙面右下方向(方向D1)に設定した場合と比較して、本実施形態の場合には、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因する輝度の変化を分割投影露光領域内において緩和することができる。
次に、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因して、ソース電極30a〜30cの位置がゲート電極12a〜12cに対して紙面左方向(方向D4)にずれた場合について説明する。この場合には、第2の薄膜トランジスタ30bにおいては、ゲート電極12bとソース電極26bとの対向面積がΔS3だけ増加する。一方、第1の薄膜トランジスタ30aにおいては、ゲート電極12aとソース電極26aとの対向面積がΔS3/√2だけ増加する。第3の薄膜トランジスタ30cにおいては、ゲート電極12aとソース電極26aとの対向面積がΔS3/√2だけ増加する。第1及び第3の薄膜トランジスタ30a、30cにおけるゲート電極12a、12cとソース電極26a、26cとの対向面積の増加値が、第2の薄膜トランジスタ30bにおけるゲート電極12bとソース電極26bとの対向面積の増加値より小さいため、第1及び第3の薄膜トランジスタ30a、30cにより駆動される画素における輝度の低下は、第2の薄膜トランジスタ30により駆動される画素における輝度の低下より小さくなる。このため、すべての薄膜トランジスタ30a〜30cにおいてゲート電極12a〜12cを突出させる方向を同じ方向に設定した場合、例えば、紙面下方向(方向D2)に設定した場合と比較して、本実施形態の場合には、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因する輝度の変化を分割投影露光領域内において緩和することができる。
次に、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因して、ソース電極30a〜30cの位置がゲート電極12a〜12cに対して紙面左上方向(方向D5)にずれた場合について説明する。この場合には、第3の薄膜トランジスタ30cにおいては、ゲート電極12cとソース電極26cとの対向面積がΔS4だけ増加する。一方、第2の薄膜トランジスタ30bにおいては、ゲート電極12bとソース電極26bとの対向面積がΔS4/√2だけ減少する。第1の薄膜トランジスタ30aにおいては、ゲート電極12aとソース電極26aとの対向面積は変化しない。第2の薄膜トランジスタ30bにおけるゲート電極12bとソース電極26bとの対向面積の増加値が、第3の薄膜トランジスタ30cにおけるゲート電極12cとソース電極26cとの対向面積の増加値より小さいため、第2の薄膜トランジスタ30bにより駆動される画素における輝度の低下は、第3の薄膜トランジスタ30cにより駆動される画素における輝度の低下より小さくなる。このため、すべての薄膜トランジスタ30a〜30cにおいてゲート電極12a〜12cを突出させる方向を同じ方向に設定した場合、例えば、紙面左下方向(方向D3)に設定した場合と比較して、本実施形態の場合には、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因する輝度の変化を分割投影露光領域内において緩和することができる。
次に、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因して、ソース電極30a〜30cの位置がゲート電極12a〜12cに対して紙面上方向(方向D6)にずれた場合について説明する。この場合には、第1の薄膜トランジスタ30aにおいては、ゲート電極12aとソース電極26aとの対向面積がΔS5だけ減少する。一方、第3の薄膜トランジスタ30cにおいては、ゲート電極12cとソース電極26cとの対向面積がΔS5だけ増加する。第2の薄膜トランジスタ30bにおいては、ゲート電極12bとソース電極26bとの対向面積は変化しない。このため、第1の薄膜トランジスタ30aにより駆動される画素においては輝度が上昇する一方、第3の薄膜トランジスタ30cにより駆動される画素においては輝度が低下する。このため、第1の薄膜トランジスタ30aにより駆動される画素における輝度の変化と第3の薄膜トランジスタ30cにより駆動される画素における輝度の変化とが互いに相殺される。従って、本実施形態によれば、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因する輝度の変化を分割投影露光領域内において緩和することができる。
次に、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因して、ソース電極30a〜30cの位置がゲート電極12a〜12cに対して紙面右上方向(方向D7)にずれた場合について説明する。この場合には、第1の薄膜トランジスタ30aにおいては、ゲート電極12aとソース電極26aとの対向面積がΔS6だけ減少する。一方、第2の薄膜トランジスタ30bにおいては、ゲート電極12bとソース電極26bとの対向面積がΔS6/√2だけ減少する。第3の薄膜トランジスタ30cにおいては、ゲート電極12cとソース電極26cとの対向面積は変化しない。第2の薄膜トランジスタ30bにおけるゲート電極12bとソース電極26bとの対向面積の減少値が、第1の薄膜トランジスタ30aにおけるゲート電極12aとソース電極26aとの対向面積の減少値より小さいため、第2の薄膜トランジスタ30bにおける輝度の上昇は、第1の薄膜トランジスタ30aにおける輝度の上昇より小さくなる。このため、すべての薄膜トランジスタ30a〜30cにおいてゲート電極12a〜12cを突出させる方向を同じ方向に設定した場合、例えば、紙面右下方向(方向D1)に設定した場合と比較して、本実施形態の場合には、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因する輝度の変化を分割投影露光領域内において緩和することができる。
次に、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因して、ソース電極30a〜30cの位置がゲート電極12a〜12cに対して紙面右方向(方向D8)にずれた場合について説明する。この場合には、第2の薄膜トランジスタ30bにおいては、ゲート電極12bとソース電極26bとの対向面積がΔS7だけ減少する。一方、第1の薄膜トランジスタ30aにおいては、ゲート電極12aとソース電極26aとの対向面積がΔS7/√2だけ減少する。また、第3の薄膜トランジスタ30cにおいては、ゲート電極12cとソース電極26cとの対向面積がΔS7/√2だけ減少する。第1及び第3の薄膜トランジスタ30a、30cにおけるゲート電極12a、12cとソース電極26a、26cとの対向面積の減少値が、第2の薄膜トランジスタ30bにおけるゲート電極12bとソース電極26bとの対向面積の減少値より小さいため、第1の薄膜トランジスタ30a及び第3の薄膜トランジスタ30cにおける輝度の上昇値は、第2の薄膜トランジスタ30bにおける輝度の上昇値より小さくなる。このため、本実施形態によれば、すべての薄膜トランジスタ30a〜30cにおいてゲート電極12a〜12cを突出させる方向を同じ方向に設定した場合、例えば、紙面下方向(D2)に設定した場合と比較して、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因する輝度の変化を分割投影露光領域内において緩和することができる。
次に、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因して、ソース電極30a〜30cの位置がゲート電極12a〜12cに対して紙面右下方向(方向D1)にずれた場合について説明する。この場合には、第3の薄膜トランジスタ30cにおいては、ゲート電極12cとソース電極26cとの対向面積がΔS8だけ減少する。一方、第2の薄膜トランジスタ30bにおいては、ゲート電極12bとソース電極26bとの対向面積がΔS8/√2だけ減少する。第1の薄膜トランジスタ30aにおいては、ゲート電極12aとソース電極26aとの対向面積は変化しない。第2の薄膜トランジスタ30bにおけるゲート電極12bとソース電極26bとの対向面積の減少値が、第3の薄膜トランジスタ30cにおけるゲート電極12cとソース電極26cとの対向面積の増加値より小さいため、第2の薄膜トランジスタ30aにより駆動される画素における輝度の上昇値は、第3の薄膜トランジスタ30cにより駆動される画素における輝度の上昇値より小さくなる。このため、すべての薄膜トランジスタ30a〜30cにおいてゲート電極12a〜12cを突出させる方向を同じ方向に設定した場合、例えば、紙面左下方向(方向D3)に設定した場合と比較して、本実施形態の場合には、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因する輝度の変化を分割投影露光領域内において緩和することができる。
なお、パターンを露光する際における位置ずれの方向が上記のD1〜D8以外の方向である場合にも同様に、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因する輝度の変化を分割投影露光領域内において緩和することが可能である。
本実施形態による液晶表示装置は、第1の薄膜トランジスタ30aのゲート電極12aがゲートバスライン12から第1の方向D1に突出するように形成されており、第2の薄膜トランジスタ30bのゲート電極12bが第1の方向D1と異なる第2の方向D2に突出するように形成されており、第3の薄膜トランジスタ30cのゲート電極12cが第1の方向D1及び第2の方向D2のいずれとも異なる第3の方向D3に突出するように形成されていること、即ち、複数の薄膜トランジスタ30a〜30cのゲート電極12a〜12cが、ゲートバスライン12の長手方向に対して様々な方向に突出するよう形成されていることに主な特徴の一つがある。
本実施形態によれば、ゲート電極12a〜12cが様々な方向に突出するように形成されているため、ゲート電極12a〜12cを同じ方向に突出するように形成した場合と比較して、ステップ露光の際の位置ずれに起因するゲート電極12a〜12cとソース電極26a〜26cとの対向面積の変化を分割投影露光領域内において緩和することが可能となる。従って、本実施形態によれば、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因する輝度の変化を分割投影露光領域内において緩和することができる。
しかも、本実施形態によれば、ゲート電極12a〜12cを突出させる方向が3方向であるため、即ち、第1の薄膜トランジスタ30aのゲート電極12aが第1の方向D1に突出し、第2の薄膜トランジスタ30bのゲート電極12bが第2の方向D2に突出し、第3の薄膜トランジスタ30cのゲート電極12cが第3の方向D3に突出しているため、第2の方向D2に位置ずれが生じた場合には、第1の薄膜トランジスタ30aにより駆動される画素の輝度の変化と第3の薄膜トランジスタ30cにより駆動される画素の輝度の変化とが互いに相殺され、第2の薄膜トランジスタ30bにより駆動される画素においては輝度は変化しない。従って、本実施形態によれば、露光を行う際における位置ずれに起因する輝度の変化を1つ1つのピクセル単位で防止することも可能となる。
このように、本実施形態によれば、表示ムラが生じるのを抑制することができ、表示品位の良好な液晶表示装置を提供することができる。
(変形例(その1))
次に、本実施形態の変形例(その1)による液晶表示装置を図4を用いて説明する。図4は、本変形例による液晶表示装置における各画素の配置を示す平面図である。
図4に示すように、本変形例では、ゲートバスライン方向に、画素「AAABBBCCC」を一組として、配置されている。ドレインバスライン方向にずらした位置においては、画素「AAABBBCCC」の配置を3画素ずつ紙面左方向にずらし、「BBBCCCAAA」となっている。更にドレインバスライン方向にずらした位置においては、「AAABBBCCC」の配置を6画素ずつ紙面左方向にずらし、「CCCAAABBB」となっている。
即ち、n行目のピクセル50a〜50cにおいては、赤色(R)を表示するための領域と緑色(G)を表示するための領域と青色(B)を表示するための領域のそれぞれに、第1の薄膜トランジスタ30aが形成されている。
n+1行目のピクセル50d〜50fにおいては、赤色(R)を表示するための領域と緑色(G)を表示するための領域と青色(B)を表示するための領域のそれぞれに、第2の薄膜トランジスタ30bが形成されている。
n+2行目のピクセル50g〜50iにおいては、赤色(R)を表示するための領域と緑色(G)を表示するための領域と青色(B)を表示するための領域のそれぞれに、第3の薄膜トランジスタ30cが形成されている。
本変形例のように、各画素A、B、Cを配するようにしてもよい。本変形例によっても、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因する輝度の変化を、分割投影露光領域内において緩和することが可能となる。本変形例によっても、表示ムラが生じるのを抑制することができ、表示品位の良好な液晶表示装置を提供することができる。
(変形例(その2))
次に、本実施形態の変形例(その2)による液晶表示装置を図5を用いて説明する。図5は、本変形例による液晶表示装置の画素の配置を示す平面図である。
図に示すように、本変形例では、画素A、画素B、画素Cが分割投影露光領域48内にランダムに配されていることに主な特徴がある。各分割投影露光領域48は、図5において太線で示されている。各画素A、B、Cの数は、分割投影露光領域48内において同数となっている。
本変形例のように、各画素A、B、Cを配するようにしてもよい。本変形例によっても、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因する輝度の変化を、分割投影露光領域内において緩和することが可能となる。本変形例によっても、表示ムラが生じるのを抑制することができ、表示品位の良好な液晶表示装置を提供することができる。
(変形例(その3))
次に、本実施形態の変形例(その3)による液晶表示装置を図6を用いて説明する。図6は、本変形例による液晶表示装置の画素の配置を示す平面図である。
図6に示すように、本変形例では、画素「AAA」、画素「BBB」、画素「CCC」をそれぞれ一組として、これらが分割投影露光領域48内にランダムに配されていることに特徴がある。各分割投影露光領域48は、図6において太線で示されている。各画素A、B、Cの数は、分割投影露光領域48内において同数となっている。
本変形例のように、各画素を配するようにしてもよい。本変形例によっても、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因する輝度の変化を、分割投影露光領域内において緩和することが可能となる。本変形例によっても、表示ムラが生じるのを抑制することができ、表示品位の良好な液晶表示装置を提供することができる。
(変形例(その4))
次に、本実施形態の変形例(その4)による液晶表示装置を図7を用いて説明する。図7は、本変形例による液晶表示装置の画素の配置を示す平面図である。
図7に示すように、本変形例では、各分割投影露光領域48において、画素A、B、Cが図5のように配列されていることに主な特徴がある。各分割投影露光領域48は、図7において太線で示されている。各画素A、B、Cの数は、分割投影露光領域48内において同数となっている。
本変形例のように、各画素を配するようにしてもよい。本変形例によっても、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因する輝度の変化を、分割投影露光領域内において緩和することが可能となる。また、ランダムに配置した領域を繰り返すことで、フォトマスクの作成作業を簡略化することができる。本変形例によっても、表示ムラが生じるのを抑制することができ、表示品位の良好な液晶表示装置を提供することができる。
(変形例(その5))
次に、本実施形態の変形例(その5)による液晶表示装置を図8を用いて説明する。図8は、本変形例による液晶表示装置の画素の配置を示す平面図である。
図8に示すように、本変形例では、各分割投影露光領域48において、画素A、B、Cが図6のように配列されていることに主な特徴がある。各分割投影露光領域48は、図8において太線で示されている。各画素A、B、Cの数は、分割投影露光領域48内において同数となっている。
本変形例のように、各画素を配するようにしてもよい。本変形例によっても、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因する輝度の変化を、分割投影露光領域内において緩和することが可能となる。また、ランダムに配置した領域を繰り返すことで、フォトマスクの作成作業を簡略化することができる。本変形例によっても、表示ムラが生じるのを抑制することができ、表示品位の良好な液晶表示装置を提供することができる。
[変形実施形態]
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、ゲート電極を突出させる方向を3方向としたが、ゲート電極を突出させる方向は3方向に限定されるものではない。2方向に突出させてもよいし、4方向以上の方向に突出させてもよい。いずれの場合にも、ステップ露光の際の位置ずれに起因するゲート電極とソース電極との対向面積の変化を分割投影露光領域内において緩和することができる。このため、露光を行う際における位置合わせ誤差に起因する輝度の変化を分割投影露光領域内において緩和することが可能となる。従って、表示ムラが生じるのを抑制することができ、表示品位の良好な液晶表示装置を提供することができる。
本発明の一実施形態による液晶表示装置を示す平面図である。 本発明の一実施形態による液晶表示装置を示す断面図である。 本発明の一実施形態による液晶表示装置の画素の配置を示す平面図である。 本発明の一実施形態の変形例(その1)による液晶表示装置における各画素の配置を示す平面図である。 本発明の一実施形態の変形例(その2)による液晶表示装置における各画素の配置を示す平面図である。 本発明の一実施形態の変形例(その3)による液晶表示装置における各画素の配置を示す平面図である。 本発明の一実施形態の変形例(その4)による液晶表示装置における各画素の配置を示す平面図である。 本発明の一実施形態の変形例(その5)による液晶表示装置における各画素の配置を示す平面図である。 従来の液晶表示装置を示す平面図及び断面図である。 液晶表示装置の等価回路を示す図である。 液晶表示装置が動作する際の各部の波形を示すタイムチャートである。
符号の説明
2…TFT基板
4…CF基板
6…液晶層
10…ガラス基板
12…ゲートバスライン
12a〜12c…ゲート電極
14…Csバスライン
16a〜16c…画素電極
18…ゲート絶縁膜
20…チャネル層
22…チャネル保護膜
24…コンタクト補償層
26a〜26c…ソース電極
28…ドレインバスライン
28a〜28c…ドレイン電極
30a〜30c…薄膜トランジスタ
32…アモルファスシリコン膜
34…アモルファスシリコン膜
36…Cs対向電極
38…保護膜
40a、40b…コンタクトホール
42a〜42c…切り欠き
44…ガラス基板
46…対向電極
48…分割投影露光領域
50a〜50i…ピクセル
102…TFT基板
104…CF基板
106…液晶層
110…ガラス基板
112…ゲートバスライン
112…ゲート電極
113…ゲート駆動回路
114…Csバスライン
116…画素電極
118…ゲート絶縁膜
120…チャネル層
122…チャネル保護膜
124…コンタクト補償層
126…ソース電極
128…ドレインバスライン
129…信号発生回路
128a…ドレイン電極
130…薄膜トランジスタ
132…アモルファスシリコン膜
134…アモルファスシリコン膜
136…Cs対向電極
138…保護膜
140a、140b…コンタクトホール
144…ガラス基板
146…対向電極

Claims (2)

  1. 基板上に形成された複数のゲートバスラインと、前記複数のゲートバスラインに交差するように形成された複数のドレインバスラインと、前記ゲートバスラインと前記ドレインバスラインとの交差部の近傍に形成された複数の薄膜トランジスタと、前記複数の薄膜トランジスタにそれぞれ接続された複数の画素電極とを有する第1の基板と、
    前記第1の基板に対向して設けられ、前記画素電極に対向する対向電極を有する第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に封入された液晶層とを有する液晶表示装置であって、
    前記複数の薄膜トランジスタのうちの第1の薄膜トランジスタは、前記複数のゲートバスラインのうちのいずれかのゲートバスラインから第1の方向に突出するように形成された第1のゲート電極と、前記複数のドレインバスラインのうちのいずれかのドレインバスラインに電気的に接続され、前記第1のゲート電極の一方の側に形成された第1のドレイン電極と、前記第1のゲート電極の他方の側に形成され、前記複数の画素電極のうちの第1の画素電極に電気的に接続された第1のソース電極とを有しており、
    前記複数の薄膜トランジスタのうちの第2の薄膜トランジスタは、前記複数のゲートバスラインのうちのいずれかのゲートバスラインから第2の方向に突出するように形成された第2のゲート電極と、前記複数のドレインバスラインのうちのいずれかのドレインバスラインに電気的に接続され、前記第2のゲート電極の一方の側に形成された第2のドレイン電極と、前記第2のゲート電極の他方の側に形成され、前記複数の画素電極のうちの第2の画素電極に電気的に接続された第2のソース電極とを有しており、
    前記複数の薄膜トランジスタのうちの第3の薄膜トランジスタは、前記複数のゲートバスラインのうちのいずれかのゲートバスラインから第3の方向に突出するように形成された第3のゲート電極と、前記複数のドレインバスラインのうちのいずれかのドレインバスラインに電気的に接続され、前記第3のゲート電極の一方の側に形成された第3のドレイン電極と、前記第3のゲート電極の他方の側に形成され、前記複数の画素電極のうちの第3の画素電極に電気的に接続された第3のソース電極とを有しており、
    第1のピクセルにおいては、第1の色を表示するための領域に前記第1の薄膜トランジスタが形成されており、第2の色を表示するための領域に前記第2の薄膜トランジスタが形成されており、第3の色を表示するための領域に前記第3の薄膜トランジスタが形成されており、
    第2のピクセルにおいては、前記第1の色を表示するための領域に前記第2の薄膜トランジスタが形成されており、前記第2の色を表示するための領域に前記第3の薄膜トランジスタが形成されており、前記第3の色を表示するための領域に前記第1の薄膜トランジスタが形成されており、
    第3のピクセルにおいては、前記第1の色を表示するための領域に前記第3の薄膜トランジスタが形成されており、前記第2の色を表示するための領域に前記第1の薄膜トランジスタが形成されており、前記第3の色を表示するための領域に前記第2の薄膜トランジスタが形成されている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 基板上に形成された複数のゲートバスラインと、前記複数のゲートバスラインに交差するように形成された複数のドレインバスラインと、前記ゲートバスラインと前記ドレインバスラインとの交差部の近傍に形成された複数の薄膜トランジスタと、前記複数の薄膜トランジスタにそれぞれ接続された複数の画素電極とを有する第1の基板と、
    前記第1の基板に対向して設けられ、前記画素電極に対向する対向電極を有する第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に封入された液晶層とを有する液晶表示装置であって、
    前記複数の薄膜トランジスタのうちの第1の薄膜トランジスタは、前記複数のゲートバスラインのうちのいずれかのゲートバスラインから第1の方向に突出するように形成された第1のゲート電極と、前記複数のドレインバスラインのうちのいずれかのドレインバスラインに電気的に接続され、前記第1のゲート電極の一方の側に形成された第1のドレイン電極と、前記第1のゲート電極の他方の側に形成され、前記複数の画素電極のうちの第1の画素電極に電気的に接続された第1のソース電極とを有しており、
    前記複数の薄膜トランジスタのうちの第2の薄膜トランジスタは、前記複数のゲートバスラインのうちのいずれかのゲートバスラインから第2の方向に突出するように形成された第2のゲート電極と、前記複数のドレインバスラインのうちのいずれかのドレインバスラインに電気的に接続され、前記第2のゲート電極の一方の側に形成された第2のドレイン電極と、前記第2のゲート電極の他方の側に形成され、前記複数の画素電極のうちの第2の画素電極に電気的に接続された第2のソース電極とを有しており、
    前記複数の薄膜トランジスタのうちの第3の薄膜トランジスタは、前記複数のゲートバスラインのうちのいずれかのゲートバスラインから第3の方向に突出するように形成された第3のゲート電極と、前記複数のドレインバスラインのうちのいずれかのドレインバスラインに電気的に接続され、前記第3のゲート電極の一方の側に形成された第3のドレイン電極と、前記第3のゲート電極の他方の側に形成され、前記複数の画素電極のうちの第3の画素電極に電気的に接続された第3のソース電極とを有しており、
    第1のピクセルにおいては、第1の色を表示するための領域と第2の色を表示するための領域と第3の色を表示するための領域のそれぞれに、前記第1の薄膜トランジスタが形成されており、
    第2のピクセルにおいては、前記第1の色を表示するための領域と前記第2の色を表示するための領域と前記第3の色を表示するための領域のそれぞれに、前記第2の薄膜トランジスタが形成されており、
    第3のピクセルにおいては、前記第1の色を表示するための領域と前記第2の色を表示するための領域と前記第3の色を表示するための領域のそれぞれに、前記第3の薄膜トランジスタが形成されている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
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