JP4693352B2 - 2軸用セグメントシール装置 - Google Patents

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Description

この発明は、2軸用セグメントシール装置に関する。
セグメントシールは、円弧状のセグメントを組み合わせたセグメントリングを、単数又は複数組み合わせて、軸上に装着してシールを行うシール装置として、種々の分野で使用されている。セグメントシールは、シールフランジなどによりシール室を形成し、該シール室内において、セグメントリングを軸に装着してシールするようになっている。
機器によっては、軸が近接した位置に2軸ある構成のものがあるが、このような構成においても、従来は各軸にシール室をそれぞれ設けて、各シール室内部にセグメントシールを装着する構成になっていた。
しかし、従来の2軸用セグメントシールでは、軸毎にシール室を設ける必要があり、非効率的であった。またシール室には通常パージガスを導入したり、圧力計、流量計、減圧弁なども設けられるため、これらの設備が2重に必要となり、コスト増大の原因になっていた。
更に、軸間の距離が狭い場合には、シール室を並べて設置することができず、軸線方向にずらす必要があるため、シール部分の全長が長くなる欠点があった。
本発明は上記従来技術の問題を解決することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は2軸を有する機器の2軸用セグメントシール装置であって、前記2軸を囲う単一のシール室と、該シール室において、前記各軸に装着されたセグメントリングと、を備え、前記シール室が、各軸を覆う2つのほぼ円形のシール室からなり、該円形のシール室が互いに連通する連通部を有し、前記各軸に装着される各セグメントリングが、対向する各弦により切り欠かれた切欠部を有し、前記セグメントリングの外周に、ガータスプリングが設けられ、前記切欠部には該ガータスプリングを設けない、ことを特徴とする。
上記構成によれば、シール室は単一のものとなるから、パージガスを導入の設備や、圧力計、流量計、減圧弁などの設備を2重に設ける必要がない。また、2つのシール室を軸線方向にずらして設置する必要がないため、シール部分の全長が長くなる問題がない。また前記各軸に装着される各セグメントリングが、対向する各弦により切り欠かれた切欠部を有するため、軸間距離の小さな機器にも対応可能である。更にセグメントリングの外周に設けられるガータスプリングを該切欠部には設けないように構成しているため、更に軸間距離の小さな機器にも対応することが可能になる。
本発明の2軸用セグメントシール装置によれば、パージガスを導入の設備や、圧力計、流量計、減圧弁などの設備を2重に設ける必要がない。また、2つのシール室を軸線方向にずらして設置する必要がないため、シール部分の全長が長くなる問題がない、等の効果がある。
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、組み立て斜視図であり、機器Xから突出する2つの軸Jの周囲に本発明のセグメントシール装置を装着する状態を示している。
図1と図2において、このセグメントシール装置はケース2及びシールフランジ3、3によりシール室20を形成し、該シール室20に2つのセグメントリング1、1を2組、各軸J上に装着している。
ケース2には2つの円形の孔を設けてあり、この孔が円形空間21、21になっている。円形空間21、21は連通部22においてつながっており、シール室20は全体的にメガネ形状或いはひょうたん形状をなしている。
シールフランジ3、3には軸Jよりやや大径の孔30が形成され、ケース2の前後に装着してシール室20を形成するように構成されている。
シール室20にはリング4が嵌装され、シール室20に仕切壁を形成し、図2に示すように該リング4の左右に1対のセグメントリング1、1が装着されている。
セグメントリング1、1の端面はシールフランジ3の端面とリング4の端面に接触してシール面を構成し、更にセグメントリング1、1の一方の内周面が軸Jに接触してシール面を構成して、シールを行うようになっている。
セグメントリング1、1は図3に示すように、対向する弦により切り欠かれており、切欠部10、10を構成している。
この実施形態ではセグメントリング1は4つの円弧状のセグメント片15から構成され、その中の対向するセグメント片15d、15dの一部が弦により切り欠かれて切欠部10、10を形成している。
切欠部10は、図1に示すように2つのセグメント片15、15にまたがって形成しても良い。
この切欠部10により、セグメントシールの2軸間部の半径方向の幅を小さくでき、軸J間距離が小さな機器にも対応可能になる。
セグメントリング1の外周にはガータスプリング11が設けられており、セグメント片15を拘束してリング形状を維持するようになっているが、該切欠部10にはガータスプリング11を設けないか或いはコイル状にしないほうが、半径方向の幅を小さくできて有利である。
図4の実施例では、切欠部10部分にはガータスプリング11に針金12を係止させてある。
図5の例では、切欠部10にガータスプリング11に連続する針金12を設け、他端側のガータスプリング11に針金12を係止させてある。
また図6の実施例では切欠部10の両端部に係止部13を設けてここにガータスプリング11を係止するように構成している。
以上の構成においては、2つの軸J、Jは同一のシール室20に納められているため、図2に示すようにパージガスライン50、圧力計51、流量計52、その他の付随機器などは全て単一で良く、設備コストを低減できる。
本発明の一実施形態を示す組み立て斜視図。 本発明の一実施形態を示す平面図。 本発明の一実施形態を示すセグメントリング1の説明図。 本発明の一実施形態のセグメントリング1の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態のセグメントリング1の他の例を示す説明図。 本発明の一実施形態のセグメントリング1の他の例を示す説明図。
符号の説明
1:セグメントリング、2:ケース、3:シールフランジ、4:リング、10:切欠部、11:ガータスプリング、12:針金、13:係止部、15:セグメント片、20:シール室、21:円形空間、22:連通部、30:孔、50:パージガスライン、51:圧力計、52:流量計。

Claims (3)

  1. 2軸を有する機器の2軸用セグメントシール装置であって、
    前記2軸を囲う単一のシール室と、
    該シール室において、前記各軸に装着されたセグメントリングと、を備え、
    前記シール室が、各軸を覆う2つのほぼ円形のシール室からなり、該円形のシール室が互いに連通する連通部を有し、
    前記各軸に装着される各セグメントリングが、対向する各弦により切り欠かれた切欠部を有し、
    前記セグメントリングの外周に、ガータスプリングが設けられ、
    前記切欠部には該ガータスプリングを設けない、
    ことを特徴とする2軸用セグメントシール装置。
  2. 前記切欠部には、針金を設け、該針金に前記ガータスプリングを係止することにより、該切欠部にはガータスプリングを設けない、
    請求項1に記載の2軸用セグメントシール装置。
  3. 前記切欠部の両端部に係止部を設け、該係止部にガータスプリングを係止することにより、該切欠部にはガータスプリングを設けない、
    請求項1に記載の2軸用セグメントシール装置。
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