JP4693256B2 - 昇圧ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は昇圧ユニットに関し、たとえば太陽電池などの独立した直流電源が発生する直流電力を家庭用,業務用の一般交流負荷、あるいは既存の商用電力系統に電力を供給するインバータ装置に適応した直流電力に変換する昇圧ユニットに関するものであり、詳しくはその直流電源と昇圧ユニットとの接続解列機能に関する。
【0002】
【従来の技術】
直流電源である太陽電池は太陽の日射強度がある場合には直流電力を出力する。それは2次電池などの他のエネルギ源を介在しなくても太陽電池のみで直流電力を出力でき、有害な物質を排出しないため、シンプルでクリーンなエネルギ源として知られている。
【0003】
この太陽電池が発生する直流電力はインバータ装置において交流電力に変換され、一般交流負荷、あるいは既存の商用電力系統に電力が供給される。インバータ装置においては複数の太陽電池ストリングが接続される。また、複数の太陽電池ストリングは、標準的なストリング(たとえば相互に直列接続された8枚または9枚の太陽電池モジュール)と、非標準的なストリング(たとえば標準的なストリングの太陽電池直列数未満の太陽電池モジュール)が含まれ、非標準的なストリングには標準的な太陽電池ストリングの直流電圧と同様な直流電圧に昇圧する昇圧ユニットが接続されている。この非標準的な太陽電池ストリングは屋根の端部に配列される。
【0004】
以下に、これら昇圧ユニットおよびインバータ装置とを含む太陽光発電システムの従来例について説明する。
【0005】
図9は昇圧ユニットおよびインバータ装置とを含む太陽光発電システムの従来例を示すブロック図である。図9において、昇圧ユニット101には太陽電池102が接続される。太陽電池102は標準太陽電池ストリング102aと非標準太陽電池ストリング102bとを含み、標準太陽電池ストリング102aの出力電力はインバータ104に直接入力され、非標準太陽電池ストリング102bの出力電力は昇圧ユニット101に入力される。昇圧ユニット101はさらにインバータ104と接続され、昇圧ユニット101内の昇圧装置103によって非標準太陽電池ストリング102bの電圧が昇圧されてインバータ104に出力される。
【0006】
インバータ104は太陽電池ストリング102aおよび昇圧ユニット101から出力された直流電力を商用電力系統105と同一の位相および周波数50/60Hzを持つ交流電力に変換し、商用電力系統105に供給する。昇圧ユニット101内には非標準太陽電池ストリング102bと昇圧ユニット101とを接続または解列する入力開閉器106が設けられている。
【0007】
図10は図9に示した昇圧ユニットが収納される筐体の外観図であり、特に(a)は正面図を示し、(b)は底面図を示す。図11は図10に示した筐体の内部構造を示す図であり、(a)は図10のカバーを外した状態の正面図であり、(b)は底面図である。図10に示した筐体110は図9に示した昇圧ユニット101を収納するものであり、筐体110は図10(b)に示すように本体部111とこれを覆うカバー112とから構成されている。カバー112の底部には開口部を覆うように蓋部113が設けられる。この蓋部113は筐体110から取外したときに、図11(a)に示すように本体部111内部に取付けられている入力開閉器106の操作を可能とするものである。
【0008】
蓋部113の長手方向一方側には図12(b)に示すように取付レール部114が形成されており、他方側には留め金具115が取付けられている。さらに、蓋部113とカバー112との接触部にはたとえばゴムなどの防水用部材116が貼付けられている。また、留め金具115は固定板115aとつまみ部115とを有しており、つまみ部115bを回すことにより固定板115aが回転し、その動作によって蓋部113が筐体110から取外したり取付けられたりすることができる。そして、蓋部113を開けると入力開閉器106を操作することができるようになっており、カバー112を開けなくても蓋部113を開けるだけで筐体110外部から入力開閉器106を操作することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、太陽電池102と昇圧ユニット101の接続解列に関して、本体部111の底部に蓋部113を設けて本体部111から蓋部113を取外し、本体部111内部の入力開閉器106を操作する従来の手法では、昇圧ユニット101の点検時や配線工事時に太陽電池102から昇圧ユニット101を接続したり解列したりする場合に、蓋部113を取外して本体部111内部の入力開閉器106のレバー位置を確認したり、レバーを操作するのが困難であった。
【0010】
また、蓋部113が本体部111から取外される分離構造のため、蓋部113を取外したときに蓋部113が脱落したり、紛失して雨水が浸入し、入力開閉器106に雨水がかかり、故障に至るおそれがある。
【0011】
また、蓋部113が本体部111から取外される分離構造のため、蓋部113と本体部111との隙間から雨水が浸入し、入力開閉器106に雨水がかかり故障に至るおそれがあった。
【0012】
さらに、昇圧ユニット101本体に異常が発生し、本体が高温になった場合に蓋部113も高温になり、蓋部113に触れることができず、入力開閉器106を操作できないというおそれもあった。
【0013】
それゆえに、この発明の主たる目的は、太陽電池と昇圧ユニットとの接続に関して、点検時や配線工事時の入力接続解列手段の操作性を向上し、雨水が本体内部に浸入して入力接続解列手段に雨水がかからないようにし、さらには異常時などのユニット本体が高温になった場合でも、入力接続解列手段を容易に操作して太陽電池と昇圧ユニットの接続を解列できる昇圧ユニットを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明は、太陽電池などの直流電源の電圧をスイッチング回路の開閉動作により昇圧変換する昇圧手段と、直流電源と昇圧手段とを接続または解列する入力接続解列手段とを含み、直流電力を交流電力に変換するインバータ装置に直流電力を供給する昇圧ユニットであって、昇圧ユニットのユニット本体は、ユニット本体外部から入力接続解列手段を操作する外部操作部を備え、外部操作部は、ユニット本体外部から入力接続解列手段を操作するためのつまみ部と、入力接続解列手段のレバーを保持するためのアーム部と、アーム部とユニットとの擦れを防止するリング部と、これらの部材を一体化するためのネジ部を有することを特徴とする。
【0015】
これにより、太陽電池と昇圧ユニットとの接続に関して、ユニット本体を開かなくても外部操作部を操作するだけで本体内の入力接続解列手段を操作することができ、点検時や配線工事時の入力接続解列手段の操作性を向上できる。また、太陽電池と昇圧ユニットとの接続に関して、ユニット外部にあるつまみ部を持って操作すると、ネジ部によりつまみ部と一体になったアーム部が本体内入力接続解列手段のレバーを保持して確実に操作することができ、ユニット本体を開かなくても、ユニット外部にあるつまみ部を掴んで操作するだけで本体内入力接続解列手段を操作することができるので、点検時や配線工事時の入力接続解列手段の操作性を向上できる。また、リング部によりユニット本体と外部操作部との擦れを防止するので、ユニット本体の塗装剥がれがなく、錆の発生を抑えて耐久性を向上できる。
【0016】
また、外部操作部はスライド動作することを特徴とする。
これにより、一方向動作であるスライド動作により、容易にユニット本体内の入力接続解列手段を操作して太陽電池と昇圧ユニットとの接続および解列を行なうことができる。
【0017】
また、外部操作部はユニット下部に設置されていることを特徴とする。
これにより、昇圧ユニットが屋外に設置された場合においても、外部操作部が直接雨水に当らないため、入力接続解列手段が雨水にかかって故障に至ることがなく、太陽電池と昇圧ユニットとの接続および解列を確実に行なうことができる。
【0020】
さらに、つまみ部はガタ防止のための突起物を設けていることを特徴とする。
これにより、つまみ部をもって外部操作部をスライド動作させる場合に、つまみ部が回転運動するのを防止し、ガタを発生するのを防ぐことができるため、確実に入力接続解列手段を操作することができる。
【0021】
さらに、つまみ部はスライド動作を止めるためのストッパ部を設けていることを特徴とする。
【0022】
これにより、つまみ部を持って外部操作部をスライド動作させる場合に、本体内入力接続解列手段のレバーが動作限界以上に動くのをストッパ部で防止し、つまみ部と一体のアーム部がレバーから外れたり、レバーが折れたりするのを防ぐことができるため、確実に入力接続解列手段を操作できる。
【0023】
さらに、つまみ部は樹脂材料で構成されていることを特徴とする。
これにより、昇圧ユニット本体に異常が発生し、ユニット本体が高温になった場合でもつまみ部は熱伝導率が金属に対して低い樹脂であり、ユニット本体の熱が伝わりにくく高温になるのを防ぐことができるため、ユニット本体外部にあるつまみ部を掴んで本体内入力接続解列手段を確実に解列操作し、太陽電池からの入力を遮断することができる。
【0024】
さらに、つまみ部は入力接続解列手段が「ON」または「OFF」の状態になっていることがわかるように、つまみ部正面側に突起物を設けていることを特徴としている。
【0025】
これにより、本体内入力接続解列手段が接続状態であるかあるいは解列状態であるかをユニット外部から確認でき、またユニット本体底部を覗き込まなくてもユニット正面からつまみ部を見ただけで確認できる。
【0026】
さらに、アーム部は入力接続解列手段のレバーを2つの爪部で保持することを特徴とする。
【0027】
これにより、つまみ部を持って外部操作部をスライド動作させる場合、ネジ部によりつまみ部と一体化したアーム部の2つの爪部が入力接続解列手段のレバーを両側から保持するため、ユニット本体外部から入力接続解列手段を確実に操作できる。
【0028】
さらに、リング部はガタ防止のための凸部を有することを特徴とする。
これにより、つまみ部を持って外部操作部をスライド動作させる場合に、リング部が凸部によりユニット本体に密着してガタの発生を抑えることができるため、ユニット本体外部から入力接続解列手段を確実に操作することができる。
【0029】
さらに、つまみ部とアーム部はネジ部で一体化固定されるためのネジ用孔部を有することを特徴とする。
【0030】
これにより、つまみ部を持って外部操作部をスライド動作させる場合に、ネジ用孔部を通されたネジ部によりつまみ部とアーム部とが一体となり、つまみ部の動作をアーム部に確実に伝えることができるため、ユニット本体外部から入力接続解列手段を確実に操作できる。
【0031】
さらに、入力接続解列手段は金属板で囲われ、周囲から隔離されていることを特徴とする。
【0032】
これにより、昇圧ユニット本体に異常が発生し、ユニット本体が高温になった場合でも、入力接続解列手段は金属板で囲われており、周囲からの熱が伝わりにくく、熱による故障を防ぐことができるため、ユニット本体外部にあるつまみ部により本体内の入力接続解列手段を確実に解列操作し、太陽電池からの入力を遮断できる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の昇圧ユニットおよびインバータ装置とを含む太陽光発電システムの一実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0034】
図1はこの発明の一実施形態の昇圧ユニットを示す回路図である。図1において、昇圧ユニット1には太陽電池2が接続される。太陽電池2は標準太陽電池ストリング2aと非標準太陽電池ストリング2bを含み、標準太陽電池ストリング2aの出力電力はインバータ4に直接入力され、非標準太陽電池ストリング2bの出力電力は昇圧ユニット1に入力される。昇圧ユニット1の出力はインバータ4に接続され、インバータ4は標準太陽電池ストリング2aおよび昇圧ユニット1から出力された直流電力を商用電力系統5と同一の位相および周波数50/60Hzを持つ交流電力に変換し、商用電力系統5に供給する。
【0035】
昇圧ユニット1は昇圧装置3と入力接続解列手段6と制御回路7とを含む。昇圧装置3はリアクトル8とスイッチング素子9とダイオード10とコンデンサ11とを備えている。リアクトル8は昇圧ユニット1に入力された直流電力のエネルギを蓄えたり、放出したりする。スイッチング素子9は高周波でON/OFFするスイッチングを行なう。コンデンサ11はスイッチング素子9がOFFした際にリアクトル8が放出するエネルギを蓄える。
【0036】
入力接続解列手段6は太陽電池2側と昇圧ユニット1側とを接続したり、切離したりする。制御回路7は昇圧装置3の入力電圧Vinと出力電圧Voutを監視し、標準太陽電池ストリング2aの出力電圧に合うように非標準太陽電池ストリング2bの直流電圧を昇圧するためのON,OFF信号をスイッチング素子9に出力する。
【0037】
なお、図1では、図面の簡略化のために2つの太陽電池ストリング2a,2bのみが示されているが、通常はさらに多くの太陽電池ストリングが含まれていることは言うまでもない。
【0038】
図2はこの発明の一実施形態の昇圧ユニットが収納される筐体12の外観図であり、特に(a)は正面図を示し、(b)は斜視図である。図2において、筐体12は箱型形状の金属材料で構成されており、図2(b)に示すように本体部12aとこれを覆うカバー12bとから構成される。本体12a下部の外側には外部操作部13が設けられる。この外部操作部13は入力接続解列手段6を筐体12の外部から操作するために設けられている。これにより、屋外に設置された昇圧ユニット1の外部操作部13は直接雨水に当らないため、入力接続解列手段6が雨水にかかるのを防止できる。
【0039】
図3は筐体12のカバー12bを外した本体部12aの内部構造を示す図である。本体部12aの内部には、入力接続解列手段6が金属板14に囲まれて周囲から隔離されている。これにより、昇圧ユニット1に異常が発生し、本体部12aの内部が高温になった場合でも入力接続解列手段6は周囲からの熱が伝達しにくく、熱による故障を防止できる。
【0040】
また、入力接続解列手段6にはレバー部6aが設けられており、このレバー部6aは外部操作部13に係合しており、外部操作部13でレバー部6aを操作し、入力接続解列手段6をON,OFFすることにより、太陽電池2bと昇圧ユニット1とを接続または解列することができる。
【0041】
図4は外部操作部13の構成を示す図である。図4において、外部操作部13はつまみ部15とリング部17とアーム部16とネジ部18とから構成されている。つまみ部15は本体12aの外部に位置し、アーム部16とリング部17は本体12aの内側に位置し、リング部17は本体部12aのリング部用開口部12cに嵌め込まれて固定される。さらに、リング部17はつまみ部15とアーム部16とに挟まれてネジ部18により一体化される。これにより、筐体12の外部にあるつまみ部15を操作すると、レバー部6aを保持するためのアーム部16が作動し、筐体12のカバー12bを開けなくても、外部操作部13を操作するだけで、筐体12内部にある入力接続解列手段6を操作することができる。
【0042】
図5はつまみ部の外観図であり、特に(a)は正面図を示し、(b)は背面図を示し、(c)は上面図である。図5(a),(c)に示すように、つまみ部15から突出するように突起物19が形成されている。この突起物19が筐体正面から見て左にある場合に入力接続解列手段6が「OFF」の状態であり、突起物19が筐体正面から見て右にある場合に入力接続解列手段6が「ON]の状態と設定しておくと、筐体12の外部からつまみ部15を見たときにつまみ部15の突起物19の位置により、筐体12内の入力接続解列手段6が接続状態にあるかあるいは解列状態にあるかを確認でき、さらには筐体12の底部を覗き込まなくても筐体12の正面からつまみ部15を見ただけで確認することができる。
【0043】
また、図5(b)に示すように、つまみ部15の背面側には突起物21が複数背面側に突出するように形成されている。この突起物21はその外側が図4に示したリング部17の内側長辺に接触する。この突起物21を両側に各1つ設けた場合は、つまみ部15が回転運動してガタが発生するため、入力接続解列手段6の操作が困難となる。このため、突起物21はつまみ部15の長手方向に沿って平行に2つ以上形成することにより、つまみ部15をスライド動作させる場合に、つまみ部15が回転運動するのを防止し、ガタが発生するのを防止できる。図5(b)に示した例では、突起物21を両側に各3個形成することにより、スライド動作時に突起物にかかる応力を低減しており、これにより確実に入力接続解列手段6を操作することができる。
【0044】
また、つまみ部15の背面側には、ストッパ22が複数形成される。このストッパ部22はその外側がリング部17の内側短辺で接触する。つまみ部15をたとえば正面から見て左から右へスライド動作させたときに、入力接続解列手段6のレバー部6aが「OFF」の状態から「ON」の状態へ変化した後、つまみ部15のストッパ部22がリング部17の内側短辺に接触してスライド動作が停止する。これにより、つまみ部15をスライド動作させる場合に、入力接続解列手段6のレバー部6aが動作限界以上に動くのを防止し、つまみ部15と一体となっているアーム部16がレバー部6aから外れたり、レバー部6aが折れたりするのを防ぐことができる。
【0045】
また、図5(a)および(b)に示すように、つまみ部15のストッパ部22にはネジ孔20aが形成されている。
【0046】
図6はリング部17を示し、特に(a)はリング部17を本体12に取付けた状態を示す図であり、(b)は正面図である。図6(b)に示すように、リング部17には凸部23が形成されている。この凸部23は本体12aにリング部17を密着させて固定させるものである。これにより、つまみ部15をスライド動作させる場合に、リング部17が凸部23により本体12aに密着してガタの発生を抑えることができるので、昇圧ユニット1外部から入力接続解列手段6を確実に操作することができる。
【0047】
図7はアーム部16を示し、特に(a)は上面図を示し、(b)は正面図を示す。図7(a)に示すように、アーム部16は90°折り曲げられた爪部24を有している。爪部24は2つの突起物で構成され、これによりアーム部16は入力接続解列手段6のレバー部6aは爪部24により保持して作動することができる。
【0048】
また、図7(b)に示すように、アーム部16にはネジ用孔部20bが形成されている。ネジ用孔部20bにはつまみ部15とアーム部16とを一体化して固定するためのネジ部18が通される。これにより、つまみ部15をスライド動作させると、ネジ部18によりつまみ部15の動作をアーム部16に確実に伝えることができるため、筐体12の外部から入力接続解列手段6を確実に操作することができる。
【0049】
図8は上述の如く構成された外部操作部6の動作を説明するための図であり、特に(a),(b)および(c)はカバー12bを外した本体部12aの内部を示し、(d),(e)および(f)は本体部12aの底部断面を示し、(g),(h)および(i)は本体部12aの底部外観を示す。
【0050】
上述の如く、外部操作部13はつまみ部15とリング部16とアーム部17とで構成されており、ネジ部18によって一体化されている。これにより、筐体12の外部にあるつまみ部15を操作すると、入力接続解列手段6のレバー部6aを保持するためのアーム部16が作動し、筐体12のカバー12bを開けなくても、外部操作部13を操作するだけで、筐体12の内部にある入力接続解列手段6を操作することができる。
【0051】
すなわち、図8(a),(d),(g)に示すように、入力接続解列手段6が「OFF」の状態ではレバー部6aは正面から見て左の位置にある。このとき、つまみ部15とアーム部16は左の位置にある。そして、レバー部6aはアーム部16の爪部24に挟まれている。上述したように、リング部17は本体部12aのリング部用開口部12cに嵌め込まれて固定されており、図8(d)に示すように、リング部17内側左短辺とつまみ部15のストッパ部22の左側が接触する。これにより、レバー部6aはアーム部16の爪部24から外れることはない。また、リング部17の内側両長辺とガタ防止用のつまみ部15の突起物21の外側が接触する。
【0052】
図8(b)に示すように、入力接続解列手段6が「OFF」の状態から「ON」の状態へ、または「OFF」の状態から「ON」の状態へ変化する途中の状態では、レバー部6aは中間位置であり、つまみ部15とアーム部16も中間の位置にある。そして、レバー部6aはアーム部16の爪部24に挟まれている。
【0053】
このとき、図8(e)に示すように、リング部17の内側左右短辺とつまみ部15のストッパ部22の左右はともに接触しない。また、リング部17の内側両長辺とガタ防止用のつまみ部15の突起物21の外側が接触する。
【0054】
図8(c)に示すように、入力接続解列手段6が「ON」の状態ではレバー部6aは正面から見て右の位置にある。このとき、つまみ部15とアーム部16は右の位置にある。そして、レバー部6aはアーム部16の爪部24に挟まれている。リング部17は本体部12aのリング部用開口部12cに嵌め込まれて固定されており、図8(f)に示すようにリング部17の内側右短辺とつまみ部15のストッパ部22の右側が接触する。これにより、レバー部6aはアーム部16の爪部24から外れることはない。また、リング部17の内側両長辺とガタ防止用のつまみ部15の突起物21の外側が接触する。
【0055】
上述の操作を行なうことにより、太陽電池2と昇圧ユニット1との接続に関して、点検時や配線工事時の入力接続解列手段6の操作性を向上し、雨水が本体12aの内部に浸入して入力接続解列手段6に雨水がかからないようにし、さらに異常時などのユニット本体が高温になった場合でも、入力接続解列手段6を容易に操作して太陽電池2と昇圧ユニット1との接続を解列することができる。
【0056】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0057】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、昇圧ユニットは本体外部から入力接続解列手段を操作する外部操作部を有することにより、太陽電池と昇圧ユニットとの接続に関して、ユニット本体を開かなくても外部操作部を操作するだけで、本体内の入力接続解列手段を操作することができ、点検時や配線工事時の入力接続解列手段の操作性を向上できる。また、外部操作部はユニット本体外部から入力接続解列手段を操作するためのつまみ部と、入力接続解列手段のレバーを保持するためのアーム部と、アーム部とユニットとの擦れを防止するリング部と、これらの部材を一体化するためのネジ部を有することにより、太陽電池と昇圧ユニットとの接続に関して、ユニット外部にあるつまみ部を持って操作するとネジ部によりつまみ部と一体になったアーム部が本体内入力接続解列手段のレバーを保持して確実に操作することができ、ユニット本体を開かなくてもユニット外部にあるつまみ部を掴んで操作するだけで、本体内の入力接続解列手段を操作することができ、点検時や配線工事時の入力接続解列手段の操作性を向上できる。また、リング部によりユニット本体と外部操作部との擦れを防止できるので、ユニット本体の塗装剥がれがなく、錆の発生を抑えて耐久性を向上できる。
【0058】
また、外部操作部はスライド動作することにより、容易にユニット本体内の入力接続解列手段を操作して太陽電池と昇圧ユニットとの接続および解列を行なうことができる。
【0059】
さらに、外部操作部はユニット下部に設けられていることにより、昇圧ユニットが屋外に設置された場合においても外部操作部が直接雨水に当らないため、入力接続解列手段が雨水にかかって故障に至ることがなく、太陽電池と昇圧ユニットとの接続および解列を確実に行なうことができる。
【0061】
さらに、つまみ部はガタ防止のための突起物が設けられているので、つまみ部をもって外部操作部をスライド動作させる場合に、つまみ部が回転運動するのを防止し、ガタの発生を防止できるため、確実に入力接続解列手段を操作できる。
【0062】
さらに、つまみ部にはスライド動作を止めるためのストッパ部が設けられているので、つまみ部を持って外部操作部をスライド動作させる場合に、本体内入力接続解列手段のレバーが動作限界以上に動くのをストッパ部で防止し、つまみ部と一体のアーム部がレバーから外れたり、レバーが折れたりするのを防止できるため、確実に入力接続解列手段を操作できる。
【0063】
さらに、つまみ部は樹脂材料で構成されていることにより、昇圧ユニット本体に異常が発生し、ユニット本体が高温になった場合でも、つまみ部は熱伝導率が金属に対して低い樹脂であり、ユニット本体の熱が伝わりにくく高温になるのを防止できるため、ユニット本体外部にあるつまみ部を挟んで本体内入力接続解列手段を確実に解列操作し、太陽電池からの入力を遮断できる。
【0064】
さらに、つまみ部は入力接続解列手段が「ON」または「OFF」の状態になっていることがわかるように、つまみ部正面側に突起物を設けているので、本体内入力接続解列手段が接続状態にあるかあるいは解列状態にあるかをユニット外部から確認でき、またユニット本体底部を覗き込まなくても、ユニット正面からつまみ部を見ただけで確認することができる。
【0065】
さらに、アーム部は入力接続解列手段のレバーを2つの爪部で保持することにより、つまみ部を持って外部操作部をスライド動作させる場合に、ネジ部によりつまみ部と一体化したアーム部の2つの爪部が入力接続解列手段のレバーを両側から保持するため、ユニット本体外部から入力接続解列手段を確実に操作することができる。
【0066】
さらに、リング部はガタ防止のための突部を有することにより、つまみ部を持って外部操作部をスライド動作させる場合にリング部が突部によりユニット本体外部から入力接続解列手段を確実に操作することができる。
【0067】
さらに、つまみ部とアーム部はネジ部で一体化固定されるためのネジ用孔部を有することにより、つまみ部を持って外部操作部をスライド動作させる場合にネジ用孔部に通されたネジ部によりつまみ部とアーム部が一体となり、つまみ部の動作をアーム部に確実に伝えることができるため、ユニット本体外部から入力接続解列手段を確実に操作することができる。
【0068】
さらに、入力接続解列手段は金属板で囲われ、周囲から隔離されていることにより、昇圧ユニット本体に異常が発生し、ユニット本体が高温になった場合でも、入力接続解列手段自体に周囲からの熱が伝わりにくく、熱による故障を防止できるため、ユニット本体外部にあるつまみ部により本体内の入力接続解列手段を確実に解列操作し、太陽電池からの入力を遮断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の昇圧ユニットのブロック図である。
【図2】 この発明の一実施形態の昇圧ユニットが収納される筐体の外観図である。
【図3】 この発明の一実施形態である昇圧ユニットの内部を示す図である。
【図4】 昇圧ユニットの外部操作部の分解斜視図である。
【図5】 昇圧ユニットの外部操作部のつまみ部を示す図である。
【図6】 昇圧ユニットの外部操作部のリング部を示す図である。
【図7】 昇圧ユニットの外部操作部のアーム部を示す図である。
【図8】 昇圧ユニットの外部操作部の動作を説明するための図である。
【図9】 従来例の昇圧ユニットのブロック図である。
【図10】 従来例の昇圧ユニットが収納される筐体の外観図である。
【図11】 従来例の昇圧ユニットの内部を示す図である。
【図12】 従来例の昇圧ユニットの蓋部材を示す図である。
【符号の説明】
1 昇圧ユニット、2 太陽電池、2a 標準太陽電池ストリング、2b 非標準太陽電池ストリング、3 昇圧装置、4 インバータ、5 商用電力系統、6 入力接続解列手段、6a レバー部、7 制御回路、8 リアクトル、9 スイッチング素子、10 ダイオード、11 コンデンサ、12 筐体、12a本体部、12b カバー、13 外部操作部、14 金属板、15 つまみ部、16 アーム部、17 リング部、18 ネジ部、19 突起物、20a,20b ネジ用孔部、21 突起物、22 ストッパ部、23 凸部、24 爪部。

Claims (11)

  1. 太陽電池などの直流電源の電圧をスイッチング回路の開閉動作により昇圧変換する昇圧手段と、前記直流電源と前記昇圧手段とを接続または解列する入力接続解列手段とを含み、直流電力を交流電力に変換するインバータ装置に直流電力を供給する昇圧ユニットであって、
    前記昇圧ユニットのユニット本体は、ユニット本体外部から前記入力接続解列手段を操作する外部操作部を備え
    前記外部操作部は、
    前記ユニット本体外部から前記入力接続解列手段を操作するつまみ部と、
    前記入力接続解列手段のレバーを保持するためのアーム部と、
    前記アーム部と前記昇圧ユニットとの擦れを防止するリング部と、
    前記各部材を一体化するためのネジ部を有することを特徴とする、昇圧ユニット。
  2. 前記外部操作部はスライド動作することを特徴とする、請求項1に記載の昇圧ユニット。
  3. 前記外部操作部は前記ユニット本体の下部に設置されていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の昇圧ユニット。
  4. 前記つまみ部はガタ防止のための突起物を設けていることを特徴とする、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の昇圧ユニット。
  5. 前記つまみ部はスライド動作を止めるためのストッパ部を有していることを特徴とする、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の昇圧ユニット。
  6. 前記つまみ部は樹脂材料で構成されていることを特徴とする、請求項から請求項5までのいずれかに記載の昇圧ユニット。
  7. 前記つまみ部は前記入力接続解列手段が「ON」または「OFF」の状態になっていることがわかるように、前記つまみ部の正面側に突起物を設けていることを特徴とする、請求項から請求項6までのいずれかのいずれかに記載の昇圧ユニット。
  8. 前記アーム部は前記入力接続解列手段のレバーを2つの爪部で保持することを特徴とする、請求項1から請求項7までのいずれかに記載の昇圧ユニット。
  9. 前記リング部はガタ防止のための凸部を有することを特徴とする、請求項1から請求項8までのいずれかに記載の昇圧ユニット。
  10. 前記つまみ部と前記アーム部は前記ネジ部で一体化固定されるためのネジ用孔部を有することを特徴とする、請求項1から請求項9までのいずれかに記載の昇圧ユニット。
  11. 前記入力接続解列手段は金属板で囲われ、周囲から隔離されていることを特徴とする、請求項1から請求項10までのいずれかに記載の昇圧ユニット。
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