JP4693052B2 - 電流平衡トランス - Google Patents

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本発明は、負荷電流を平衡化するための3出力用のトランスに関し、更に詳しく述べると、それぞれ2つの巻線枠を具備する2つの巻線領域を有し、隣り合う巻線領域の内側で対向する2つの巻線枠のコイルが連続するように巻線され、両巻線領域のコイルがそれぞれ閉磁路を形成するように磁心が設けられている電流平衡トランスに関するものである。この電流平衡トランスは、多数の冷陰極管や発光ダイオード群などの点灯回路に有用である。
ノート型パソコンや小型液晶モニタの液晶パネルには、バックライトとして通常1本あるいは2本程度の冷陰極管が使用されている。しかし、近年普及している大型の液晶テレビや液晶モニタには、3本以上の冷陰極管がバックライトとして使用されている。バックライトは、パネル全体をできるだけ均一に照明することが重要であり、そのため各冷陰極管にはできるだけ均一に電流を供給する必要がある。
かつては冷陰極管の本数と同数のインバータ回路を設置して、各冷陰極管を独立に駆動し、それぞれ電流を制御することが行われていた。しかし、この構成は、小型液晶モニタの液晶パネルのように冷陰極管の本数が少ない場合には大きな問題にはならないが、大型の液晶テレビや液晶モニタのように冷陰極管の本数が多くなると、インバータ回路が多数必要になると共に小型化が困難であり、多数の部品を使用するためコスト高になる問題があった。
そこで図1に示すように、インバータ回路10と冷陰極管12との間にバランサを接続し、各冷陰極管を流れる電流を均等配分する負荷電流平衡装置が開発されている。この場合、従来技術では3つの負荷(冷陰極管12)に対して2個のバランサ14,15を使用する。各バランサ14,15は、同一巻軸上に2つの巻線枠を具備するボビンを用い、該ボビンの両巻線枠に巻かれたコイルと磁心とを組み合わせた構造の2出力のトランスである。第1のバランサ14は巻数比2:1で巻線され、第2のバランサ15は巻数比1:1で巻線されている。第1のバランサ14の巻数の少ない方のコイルに直列に第2のバランサ15の両方のコイルが基板上で接続される。第1のバランサ14で第1の冷陰極管を流れる電流I1 と第2のバランサ15に流れる電流I23とに分流し、第2のバランサ15で第2の冷陰極管を流れる電流I2 と第3の冷陰極管を流れる電流I3 とに分流する。これによって、最終的には全ての冷陰極管12を流れる電流I1 〜I3 を均等配分することができる。このような技術は、特許文献1に従来例として示されている。
このような負荷電流平衡装置は、インバータ回路の設置個数を低減できるため、制御回路やインバータトランスなどの部品点数を大幅に削減できる利点がある。しかし、液晶画面の大型化により、バックライトに使用する冷陰極管の本数も増加している。そのため、上記のような方式では、N本の冷陰極管に対して(N−1)個のバランサが必要となる。また上記の構成では、巻数比の異なる2種類のバランサが必要となる。それらの結果、特に大型の液晶パネルになればなるほど回路基板設計が複雑になり、バランサの実装面積やコストも無視できないものとなる。
特開平6−269125号公報
本発明が解決しようとする課題は、単一構造のトランス部品でありながら3つの負荷に流れる電流の平衡をとることができ、それによって部品点数の低減及び実装面積の削減、コストダウンを図ることである。
本発明は、同一巻軸上に複数の巻線枠を具備するボビンを用い、該ボビンの各巻線枠に巻かれたコイルと磁心とを組み合わせたトランスにおいて、前記ボビンは、中間部の1箇所の磁心組み込み溝によって分割される2つの巻線領域を有し、両巻線領域はそれぞれ2つの巻線枠を具備し、一方の巻線領域の2つの巻線枠に第1段目の電流分流用コイルを巻線し、他方の巻線領域の2つの巻線枠に第2段目の電流分流用コイルを巻線し、両巻線領域のコイルがそれぞれ閉磁路を形成するように磁心が設置されていることを特徴とする電流平衡トランスである。第1段目の電流分流用コイルは実質的に巻数比2:1で巻線し、第2段目の電流分流用コイルは実質的に巻数比1:1で巻線する。これによって、一方の巻線領域の2つのコイルで1:2の電流比に分流し、多い方の電流を他方の巻線領域の2つのコイルで1:2の電流比に分流する。これによって、3つの負荷にほぼ均等な電流を供給する。
ここで、一方の巻線領域の磁心組み込み溝に近い巻線枠に第1段目の巻数の少ない電流分流用コイルが位置し、第1段目の巻数の多い電流分流用コイル、第1段目の巻数の少ない電流分流用コイル、第2段目の一方の磁心組み込み溝に近い巻線枠の電流分流用コイルが、ボビンに装着されている端子を中継して順次連続するように巻線する。
磁心は、例えばEコアとIコアとの組み合わせからなり、前記Iコアがボビンの巻軸を貫通し、前記Eコアの内脚がボビンの磁心組み込み溝に嵌合している構造とする。あるいは、磁心がUコアとIコアの組み合わせからなり、前記Iコアがボビンの巻軸を貫通し、両Uコアの一方の脚がボビンの磁心組み込み溝に収容されている構造でもよい。また、磁心がIコアと日の字型コアの組み合わせからなり、前記Iコアがボビンの巻軸を貫通し、前記日の字型コアの中間架橋部がボビンの磁心組み込み溝に嵌合している構造でもよい。その他、磁心はEコアとIコアとの組み合わせからなり、前記Iコアがボビンの磁心組み込み溝に嵌合し、前記Eコアの内脚がボビンの巻軸に挿入されている構造、磁心はUコアとIコアとの組み合わせからなり、前記Iコアがボビンの磁心組み込み溝に嵌合し、前記Uコアの一方の脚がボビンの巻軸に挿入されている構造などでもよい。
本発明において電流平衡トランスの負荷としては、冷陰極管あるいは発光ダイオード群がある。点灯回路に上記のような電流平衡トランスを1個以上組み込み、インバータ回路の出力を3出力以上に分割して、それぞれの出力を負荷となる冷陰極管あるいは直列接続した多数の発光ダイオードを点灯させる。
本発明に係る電流平衡トランスは、単一のトランス部品でありながら多くの負荷に流れる電流の平衡をとることができる。このような電流平衡トランスを用いることによって、点灯回路は、回路基板設計が簡素化され、部品の実装面積の低減やコストの削減を図ることができる。より具体的には、3つの負荷に対して電流を平衡化させるために、従来技術では2種類のバランサが1個ずつ必要であったものが、本発明では1個で済むため、小型化(実装面積の低減)が可能である。材料費についても、ボビン及びコアの点数を低減できるためコストダウンが可能であるし、巻線機にボビンを着脱する時間も短縮でき、製造工程でのコストダウンも可能である。
図2は、本発明に係る電流平衡トランスの一実施例を示す説明図であり、Aは平面を、Bは側面を表している。この電流平衡トランスは、3つの負荷(冷陰極管など)へ供給する電流を平衡化するものであって、同一巻軸上に4個の巻線枠を並設したボビン20を用い、該ボビン20の各巻線枠に巻かれたコイル22と磁心24とを組み合わせた構造である。
図3はコイルの説明図であり、Aはボビンにコイルを巻いた状態を底面側から、Bはボビンの側面を、それぞれ示している。ボビン20は、中央の1箇所の磁心組み込み溝によって分割される2つの巻線領域P,Qを有し、両巻線領域P,Qは、それぞれ2つの巻線枠を具備している。巻軸26から外方向に張り出す3枚のフランジ27で1つの巻線領域が形成される。また、巻軸26の両端に2個の直方体状の端子台28が設けられ、2つの巻線領域の間に1個の直方体状の端子台29が設けられており、それら端子台28,29の底面には巻線通し溝が形成されている。それら巻軸26、フランジ27、端子台28,29は一体成形品である。なお、中央の端子台29の上方でフランジが対向する隙間が磁心組み込み溝となる。各端子台28,29の両端には各1個の端子30が設けられる。ここではボビンは面実装タイプとなっているが、ピンタイプであってもよいことは言うまでもない。
フランジ27で仕切られている4個の各巻線枠に、それぞれ必要な巻線が施される。巻線図を図4に示す。白丸印は端子を表している。一方の巻線領域Pの2つのコイルp1,p2の巻数比は2:1、他方の巻線領域Qの2つのコイルq1,q2の巻数比は1:1とする。例えばコイルp1は410ターン、コイルp2は205ターン、コイルq1,q2はそれぞれ355ターンなどである。巻数は、必要なインダクタンス及び周波数特性などに応じて適宜設定する。
巻線作業は、例えば次のように行う。一端を一方の端子台28(図面左手側)の一方の端子に絡げた線材を、巻線領域Pの外側の巻線枠に巻き付けてコイルp1を形成し、他方の端子に絡げ、引き続いて巻線領域Pの内側の巻線枠に巻き付けてコイルp2を形成し、端子台29の一方の端子に絡げ、続けて巻線領域Qの内側の巻線枠に巻き付けてコイルq1を形成し、端子台29の他方の端子に絡げる。一端を他方の端子台28(図面右手側)の一方の端子に絡げた線材を、巻線領域Qの外側の巻線枠に巻き付けてコイルq2を形成し、図4のAのように他方の端子に絡げる。また図4のBにように、コイルp2とコイルq1の間の端子に絡げる方法もある。端子に絡げた巻線端末は、半田ディップなどにより半田接続される。
このように巻線を施したボビンに磁心を組み込む状態を図5に示す。ここで磁心は、1本のIコア32と2個のEコア34との組み合わせからなる。ボビン20の巻軸にIコア32を挿通し、両側からEコア34を組み合わせる。その際、Eコア34の内脚が磁心組み込み溝に嵌るようにし、各脚の先端面がIコア32の側面に当接するように組み合わせる。これによって、両巻線領域P,Qのコイルがそれぞれ閉磁路となり、電流平衡トランスが形成される。
このような電流平衡トランスは、図6に示すように点灯装置に組み込まれる。インバータ回路10の出力がインバータトランス11を介して電流平衡トランス40に供給され、3つの出力がそれぞれ冷陰極管12を駆動する。点線の内部が電流平衡トランス40を表している。この時の磁路を図7に示す。Iコア32と対向する2個のEコア34とによって、図7の点線で示すように、両側の巻線領域P,Qを囲む2つの閉磁路を形成する磁気回路が形成され、一方の巻線領域のコイルp1,p2を通る磁気回路によりコイルp1,p2を流れる電流が1:2の割合で分けられ、他方の巻線領域のコイルq1,q2を通る磁気回路により両コイルq1,q2を流れる電流が均等に(1:1で)分けられ、その結果、本発明の電流平衡トランスに接続された3本の冷陰極管に流れる電流I1 〜I3 (図6参照)は均一となる。
従来の2出力の2個のバランサを配置した図1に示す点灯装置と、本発明の3出力の電流平衡トランスを用いた点灯装置(図6)を試作し、それらについて、各冷陰極管(CFL1〜3)に流れる電流を測定した。その測定結果を表1に示す。表1から、管電流のばらつきは、本発明品は従来構成と同等であることが確認できた。今回、コイルp1,p2は2:1の巻数比、コイルq1,q2は1:1の巻数比に設定したが、浮遊容量などによる回路のばらつきによって管電流のばらつきが発生した場合、各コイルの巻数及び巻数比を変更することによって調整することも可能である。
Figure 0004693052
図8は、本発明に係る電流平衡トランスの他の実施例を示す説明図である。Aは、1つの巻線枠を補助フランジ50により更に複数に分割した例である。ボビン20は、図3に示す構造に加えて、1つの巻線枠を更に補助フランジ50を設けた構造であり、磁心はIコア32とEコア34の組み合わせである。このように分割数を増やすことによって、各コイルの浮遊容量を減らし、電流平衡トランスの自己共振周波数を上げることができる。Bは、Iコア32として2個の直方体状コア52をギャップシート54を介して連結した構造であり、該ギャップシート54が丁度磁心組み込み溝に位置するように組み立てた例である。ボビン20は、図3に示すものと同じ構造であってよい。このようにギャップシート54を配することによって、コイルp1−p2とコイルq1−q2の磁気的結合の影響を低減することができる。
図9は、本発明に係る電流平衡トランスの更に他の実施例を示す説明図である。Aに示す例では、ボビンは図3に示すものと同じ構造であり、磁心はUコア56とIコア32との組み合わせからなる。なおAは正面を表している。そして、Iコア32がボビン20の巻軸を貫通し、両Uコア56の一方の脚が揃えられてボビン20の磁心組み込み溝に収容されるように組み立てられる。Bに示す例では、ボビンは図8のAに示すものと同じ補助フランジ50を備えた構造であり、磁心はIコア32と日の字型コア58との組み合わせからなる。なおBは平面を表している。そして、Iコア32がボビンの巻軸を貫通し、日の字型コア58の中間架橋部58aがボビン20の磁心組み込み溝に嵌合するように組み立てられる。
図10は本発明に係る電流平衡トランスの他の実施例を示す説明図である。ボビン20は、図3に示すものと同じ構造であってよい。Aは平面を、Bはボビンに磁心を組み込む状態を、それぞれ示している。磁心は、Eコア60とIコア62との組み合わせからなるが、組み合わせ方が前記の各実施例とは異なる。この実施例では、Iコア62がボビン20の磁心組み込み溝に嵌合し、Eコア60の内脚がボビン20の巻軸に両側から挿入されるように組み立てられる。Eコア60の各脚の先端面がIコア62の側面に当接する。
図11は本発明に係る電流平衡トランスの他の実施例を示す説明図である。ボビン20は、いずれも図3に示すものと同じ構造であってよい。Aに示す例は、Iコア64として2個の板状コア66をギャップシートを68介して貼り合わせた構造である。Iコア64と組み合わせられるのは図10に示すのと同じEコア60である。なおAは平面を表している。この例でも、Iコア64がボビン20の磁心組み込み溝に嵌合し、Eコア60の内脚がボビン20の巻軸に挿入されるように組み立てられる。このようにギャップシート68を配することによって、一方の巻線領域のコイルと他方の巻線領域のコイルの磁気的結合の影響を低減することができる。Bに示す例では、磁心はUコア70とIコア72との組み合わせからなる。Iコア72がボビン20の磁心組み込み溝に嵌合し、前記Uコア70の一方の脚がボビン20の巻軸に両側から挿入されている構造である。なおBは正面を表している。
図12は、本発明に係る電流平衡トランスを利用した点灯装置の他の例を示している。この例は、6本の冷陰極管12を駆動する例である。インバータ10の出力がインバータトランス11を介して2出力のバランサ90に供給され、該バランサ90の両出力を2個の電流平衡トランス92に供給し、合計6本の冷陰極管12を駆動する。電流平衡トランス92は、一方の巻線領域の2つのコイルで1:2の電流比に分流し、多い方の電流を他方の巻線領域の2つのコイルで第1の冷陰極管を流れる電流と第2の巻線領域の2つのコイルに1:2の電流比で分流する。他方の巻線領域のコイルで第2の冷陰極管を流れる電流と第3の冷陰極管を流れる電流の平衡化がなされる。これによって、3本の冷陰極管(負荷)にほぼ均等な電流を供給することができる。他方の電流平衡トランス92も同様である。これによって、6本の冷陰極管12を流れる電流I1 〜I6 の平衡化がなされる。
上記の実施例では負荷として冷陰極管を示しているが、それに限られるものではない。多数の発光ダイオード(LED)を直列接続した発光ダイオード群のLED点灯装置などにも本発明を適用できる。
なお、液晶パネル全体の容量成分のばらつきや線の引き回しなどによって負荷電流にばらつきが生じる場合、前述したように、個々の巻線の巻数を変更することによって、ばらつきがなくなるように調整することも可能である。
従来のバランサを用いた点灯装置の説明図。 本発明に係る電流平衡トランスの一実施例を示す説明図。 そのコイルの説明図。 その巻線図。 ボビンに磁心を組み込む状態の説明図。 本発明の電流平衡トランスを組み込んだ点灯装置の説明図。 本発明の電流平衡トランスにおける磁路の説明図。 本発明に係る電流平衡トランスの他の実施例を示す説明図。 本発明に係る電流平衡トランスの更に他の実施例を示す説明図。 本発明に係る電流平衡トランスの他の実施例を示す説明図。 本発明に係る電流平衡トランスの他の実施例を示す説明図。 電流平衡トランスを組み込んだ点灯装置の他の実施例を示す説明図。
符号の説明
20 ボビン
22 コイル
24 磁心
26 巻芯
27 フランジ
28,29 端子台
30 端子
32 Iコア
34 Eコア
P,Q 巻線領域

Claims (5)

  1. 同一巻軸上に複数の巻線枠を具備するボビンを用い、該ボビンの各巻線枠に巻かれたコイルと磁心とを組み合わせたトランスにおいて、
    前記ボビンは、中間部の1箇所の磁心組み込み溝によって分割される2つの巻線領域を有し、両巻線領域はそれぞれ2つの巻線枠を具備し、一方の巻線領域の2つの巻線枠に第1段目の電流分流用コイルを実質的に巻数比2:1で巻線し、他方の巻線領域の2つの巻線枠に第2段目の電流分流用コイルを実質的に巻数比1:1で巻線し、一方の巻線領域の磁心組み込み溝に近い巻線枠に第1段目の巻数の少ない電流分流用コイルが位置し、第1段目の巻数の多い電流分流用コイル、第1段目の巻数の少ない電流分流用コイル、第2段目の一方の磁心組み込み溝に近い巻線枠の電流分流用コイルが、ボビンに装着されている端子を中継して順次連続するように巻線されており、両巻線領域のコイルがそれぞれ閉磁路を形成するように磁心が設置されていることを特徴とする電流平衡トランス。
  2. 磁心は、IコアとEコア、IコアとUコア、またはIコアと日の字型コアとの組み合わせからなり、前記Iコアがボビンの巻軸を貫通し、他方のコアの一部がボビンの磁心組み込み溝に嵌合している請求項1記載の電流平衡トランス。
  3. 磁心は、IコアとEコア、またはIコアとUコアとの組み合わせからなり、前記Iコアがボビンの磁心組み込み溝に嵌合し、他方のコアの一部がボビンの巻軸を貫通している請求項1記載の電流平衡トランス。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載の電流平衡トランスを1個以上組み込み、インバータ回路の出力を3出力以上に分割して、それぞれの出力で負荷となる冷陰極管を点灯させるようにした冷陰極管点灯回路。
  5. 請求項1乃至のいずれかに記載の電流平衡トランスを1個以上組み込み、インバータ回路の出力を3出力以上に分割して、それぞれの出力で負荷となる直列接続した多数の発光ダイオードを点灯させるようにしたLED点灯回路。
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