JP4691646B2 - 紙葉類の整列・搬送装置 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は各種紙葉類を堆積させてから綴じ処理等の後処理を行う紙葉類の整列・搬送装置の改良に関し、特に前段の印刷工程等から一枚づつ搬送されてくる紙葉類を順次堆積、整列した上で後処理部に一括搬送する作業を効率化した紙葉類の整列・搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷機、複写機等の紙葉類取扱い装置にあっては、印刷等の前処理を施した紙葉類を複数枚重ねた後で、ステープル(綴じ処理)等の後処理を施す工程を自動化したものが知られている。例えば、市町村役場等の役所に設置されている住民票や登記簿謄本等の証明書を発行するための装置は、印刷工程を実施するユニットの他に、印刷を終了した用紙を重ねて整列した上で所要箇所にステープルを施す後処理装置を備えている。
このような後処理装置を備えた紙葉類取扱い装置においては、印刷等の前処理を終了して一枚づつ搬送されてきた用紙を保留部に一枚づつ整列状態で堆積して用紙束を形成し、この用紙束を保留部から後処理装置に一括移送した上で用紙束の所要箇所にステープルを施す作業が行われる。また、一つの後処理装置が取扱う用紙のサイズ、向き等が一定でない場合には、一つの保留部に搬送されてくる用紙のサイズ、向きの違いに応じて、整列手段による用紙の整列位置、移動距離等を異ならせる必要がある。また、用紙が保留部に搬送されてくる姿勢や進入位置にばらつきがあるためこの位置ずれに対応しつつ定位置に位置決めさせて揃えを行う必要がある。更に、整列手段が先行する用紙を保留部内の定位置に揃えた後で、整列手段が保留部に搬送されてくる後続の用紙の進入を妨げることがないように配慮する必要もある。
しかし、これまで上記全ての要求を満たすことができる紙葉類の整列・搬送装置は提案されたことがなく、このような各種機能を備えた新規装置の開発が強く望まれていたところである。
【0003】
即ち、図2は、従来の紙葉類取扱い装置における保留部の構成を示す略図であり、この保留部1は、第1の搬送手段2により矢印A方向へ一枚づつ搬送されてくる用紙Pを受入れて堆積する手段であり、保留部1は用紙を積層状態で積載する積載面5と、積載面5上に用紙を一枚ずつ整列状態で堆積させる整列機構6等を有する。また、保留部1に堆積した用紙束を図示しない後処理装置へ一括搬送する図示しない第2の搬送手段が装備されている。
第1の搬送手段2は、図示しない印刷装置から排出されて矢印A方向へ一枚ずつ搬送されてくる用紙Pをガイドする搬送ガイド10と、搬送ガイド10の下面に沿って配置された搬送ローラ11と、搬送ローラ11と同軸状に組み付けられた複数の弾性羽根12aからなるスイーパ12と、これらの駆動源と、制御部と、を有する。
整列機構6は、第1の搬送手段2から排出されてきた用紙Pの後端を押えて後続の用紙の先端との衝突を防止するために軸15aによって上下動可能に支持された用紙押えガイド15と、積載面5に設けた穴等から積載面5上にストッパ片16aを突出入可能に構成されたガイド部材16と、を有する。用紙押えガイド15は、その先端によって積載面上に排出された用紙の後端を押えることができるように上下方向へ回動する。ストッパ部材16は、軸16bによって上下方向へ回動自在に支持されており、ストッパ片16aは積載面上の用紙の後端を揃えて整列させる手段である。
以上の構成において、図示しない印刷装置等から排出された用紙Pは、搬送ガイド10の下面とローラ11との間を保留部1へ向けて搬送される。この際、ローラ11と同軸状に配置されて一体回転するスイーパ12は、その弾性羽根12aによって保留部内に進入した用紙の後端を下方へ叩く。また、用紙押えガイド15は、軸15aを中心として下方へ回動することによってその先端部で用紙後端を更に押さえ付ける。このような保留動作を用紙一枚ずつ繰り返すことによって、積載面5上に用紙を堆積することができる。所定枚数の用紙を堆積した後は、ガイド部材16を下方へ退避させて図示しない第2の搬送手段によって用紙束を一括して矢印B方向に位置する後処理装置へ移送する。
【0004】
しかし、上記の如き構成を備えた整列機構6にあっては、用紙の後端に上向きのカール(フェイスカール)癖が有る場合に、用紙押えガイド15により後端部が一旦は押さえ込まれたとしても、用紙押えガイド15が上方に退避したときにはすぐに後端部が原形に復帰して浮き上がり、後続の紙幣の先端と衝突する可能性がある。
また、保留部1に搬送されてくる用紙のサイズや向きが変更される場合は勿論、積載面5上に落下する用紙の位置や姿勢にばらつきがある場合には、そのままでは積載面上に堆積する用紙を揃えることができない。そのため、積載面上に一旦排出された用紙を搬送方向と直交する方向(幅方向)へ移動させて図示しないストッパに付き当てるジョギング手段が設けられる。
しかし、ジョギング手段を設けた場合には、ジョギング手段によって用紙を幅方向へ寄せながら、用紙の後端部をスイーパの弾性羽根12aにより叩くことになるので、用紙が位置ずれし易くなる。また、一旦スイーパを停止し、ジョギング手段によって用紙を幅方向へ移動させてからスイーパによって用紙後端を叩くようにした場合には、用紙の移動経路上に位置するスイーパの弾性羽根が用紙の幅方向移動の障害にもなる。
更に、ガイド部材16を下方へ退避させてから積載面上の用紙束を矢印B方向へ移送する際に、スイーパの弾性羽根12aの一部が常にB方向への搬送経路に干渉しているので、用紙束の整列性が崩れる虞がある。このため、ステープル等の後処理において、不都合が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、前段の印刷工程等から一枚づつ搬送されてくる紙葉類を保留部内に順次堆積、整列した上で、紙葉類束を一括して後処理装置へ移送して綴じ処理等の後処理を行わせる紙葉類の整列・搬送装置において、紙葉類の整列作業や搬送性を改善し、効率化することを課題とする。更に具体的には保留部へ搬送されてくる用紙のサイズ、向きの変更、保留部への進入位置のずれに関係なく、用紙を常に最適な位置に整列状態で堆積し、更に保留部から後処理装置へ搬送される用紙束の搬送を妨げることがないようにした紙葉類の整列・搬送装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、第1の搬送手段により一枚ずつ搬送されてくる紙葉類を受入れて堆積する保留部と、保留部に堆積した紙葉類束を後処理部へ一括搬送する第2の搬送手段と、を備えた紙葉類の整列・搬送装置において、前記保留部は、第1の搬送手段により搬送されてきた紙葉類を上面に積載する積載面と、該積載面の上方に位置して該積載面に向けて先端部を上下動させることにより積載面上の紙葉類の後端縁を押し下げ可能に構成された第1のガイド部材と、該積載面の下方から上方に突出入自在に構成された第2のガイド部材及び第3のガイド部材と、前記第1、第2及び第3のガイド部材を夫々上下動させる駆動源と、これらを制御部する制御部と、を備え、前記第2のガイド部材は、前記積載面を貫通して上下動するベース片と、該ベース片が上昇位置にあるときに前記積載面上に搬送されてきた紙葉類の後端下面を係止するためにベース片の先端に設けた係止片と、を備え、前記第3のガイド部材は、前記第2のガイド部材の幅方向に隣接した位置において前記積載面を貫通して上下動する揃え板を備え、前記制御部は、前記積載面に一枚ずつ搬送されてくる各紙葉類の後端下面を上昇位置にある前記第2のガイド部材の係止片が係止した後で、前記第2のガイド部材を下方に退避させて紙葉類の後端の係止を解除し、続いて前記第1のガイド部材を下降させてその先端にて該紙葉類の後端を押し下げつつ第2のガイド部材を上昇させて係止片を紙葉類後端上にオーバーハングさせ、その後第1のガイド部材を上昇退避させるように制御することにより、上昇位置にある前記第3のガイド部材の揃え板に沿って堆積状態にある各紙葉類の後端縁を整列させることを特徴とする。
請求項2の発明は、前記請求項1に記載の紙葉類の整列・搬送装置において、全紙葉類が前記積載面上に堆積終了した後、前記第2及び第3のガイド部材を前記積載面の下方へ退避させて前記第2の搬送手段によって該紙葉類束を一括搬送することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1(a)乃至(f)は本発明の一実施形態に係る紙葉類の整列・搬送装置の要部構成及び動作を示す略図である。
この整列・搬送装置は、例えば証明書類の発行装置の印刷装置の後段に接続配置されて、一枚ずつ搬送されてくる用紙(紙葉類)を一時的に保留して堆積、整列し、所定枚数堆積した時点で、この用紙束を一括して後段の後処理装置(後処理部)に移送する機能を備える。
図1は、紙葉類の整列・搬送装置における保留部周辺の構成を示す略図であり、この保留部31は、第1の搬送手段32により矢印A方向へ一枚づつ搬送されてくる用紙Pを受入れて堆積する手段であり、保留部31は用紙を積層状態で積載する積載面35と、積載面35上に用紙を一枚ずつ整列状態で堆積させる整列機構36等を有する。また、保留部31に堆積した用紙束を図示しない後処理装置へ一括搬送する図示しない第2の搬送手段が装備されている。
第1の搬送手段32は、図示しない印刷装置(或いは、給紙装置)から排出されて矢印A方向へ一枚ずつ搬送されてくる用紙Pをガイドする搬送ガイド40と、搬送ガイド40の下面に沿って配置された搬送ローラ41と、これらの駆動源と、制御部と、を有する。
整列機構36は、積載面35の上方に位置して基端部を軸51によって上下方向に枢支され積載面に向けて先端部52を上下動させることにより積載面上の紙葉類の後端縁を押し下げ可能に構成された第1のガイド部材50と、積載面35に設けた穴等から積載面の下方から上方に突出入自在に構成された第2のガイド部材55及び第3のガイド部材60と、第1、第2及び第3のガイド部材50、55、60を夫々上下動させる図示しない駆動源と、これらを制御部する図示しない制御部と、を備える。
【0008】
第1のガイド部材50は、その先端部52によって積載面35上に排出された用紙の後端を押えることができるように上下方向へ回動する。
第2のガイド部材55は、積載面35を貫通して上下動するベース片56と、該ベース片56が上昇位置にあるときに積載面上に搬送されてきた紙葉類の後端下面を係止するためにベース片56の先端に設けた係止片57と、を備える。係止片57は、前方(図面左方)上向きに所定の角度傾斜して突出している。また、第2のガイド部材55の基端部は軸70によって上下動可能に支持されている。
次に、第3のガイド部材60は、第2のガイド部材55の幅方向(搬送方向と直交する方向)に隣接した位置において積載面35を貫通して上下動する揃え板61を備えている。揃え板61の先端部62は第2のガイド部材55の係止片57とは逆方向へ斜め上向きに屈曲して突出している。第3のガイド部材60は、その基端部を軸70によって上下方向へ回動自在に枢支されており、第2のガイド部材55とは独立して回動する。
第2のガイド部材55は、後述するように第1の搬送手段32によって保留部31に送り込まれてきた用紙Pの後端部が第1のガイド部材50によって積載面上に押し込まれた後に、当該用紙後端部がカール癖等によって浮き上がることを阻止する機能を有する。
第3のガイド部材60は、第1及び第2のガイド部材50、55の協働によって、用紙が積載面35上に積載される過程では、積載面上に突出した状態にあって用紙の後端を揃えるための機能を発揮する。堆積終了後には、第2のガイド部材55と共に下方へ退避して、第2の搬送手段が用紙束をB方向へ搬送することを許容する。
第2及び第3のガイド部材55、60は、制御部の制御を受けて夫々独立して図示しない駆動源によって上下方向へ回動する。
なお、第1のガイド部材50の先端52と、第2及び第3のガイド部材55、60の各先端57、62は、互いに干渉することがないように幅方向に位置がずれている。或いは、各先端部が櫛歯状に噛み合うことにより、干渉を回避するように構成されている。
【0009】
次に、図1に基づいて、本発明の整列・搬送装置による用紙保留手順を説明する。
まず、図1(a)は待機状態を示しており、この状態では第1のガイド部材50は上昇位置にあり、第2及び第3のガイド部材55、60も夫々上昇位置にある。このとき、第2及び第3のガイド部材55、60のベース片56、及び揃え板61は、前後方向へ位置ずれすることなく幅方向に隣接した状態となっている。また、このとき第2ガイド部材55の係止片57は、図示のように斜め前方へ屈曲し、第3ガイド部材60の先端部62は斜め後方へ屈曲している。第2のガイド部材55の係止片57は、(b)に示すように第1の搬送手段32によって搬送され、積載面35上に排出された用紙Pの後端下面が係止されるようにその寸法形状が設定されている。
(a)において、搬送ガイド40の下面と矢印方向へ回転するローラ41との接触部を経てA方向へ搬送されてきた一枚目の用紙Pは、その先端から積載面35上に着地して前方へ前進して行き、図面左方に位置する図示しないストッパに先端を当接させることにより停止する。このとき(b)に示したように用紙の後端部は、第2のガイド部材55の係止片57上に係止された状態となる。
次に、(c)では、第2のガイド部材55が軸70を中心として下降し、積載面35に形成した穴から下方へ退避する。この為、それまで係止片57によって後端縁を支持されていた用紙Pは支えを失って下降するが、カール癖を有している場合には図示のように後端部が浮き上がった状態のままとなる。これを放置すると、後続の紙幣先端との衝突を回避できないので、続く(d)において第1のガイド部材50を下降させてその先端部52にて用紙Pの後端部を第3のガイド部材60の揃え板61に沿って強制的に押し下げる。
【0010】
続いて(e)では、第1のガイド部材50によって用紙Pの後端部を揃え板61に沿って押し下げた状態で第2のガイド部材55を上昇させて元の上昇位置に復帰させる。続く、(f)では、第1のガイド部材50を元の上昇位置に復帰させる。
(e)において、第2のガイド部材55は、用紙後端部と干渉しない経路を経て元の上昇位置に復帰するため、(f)のように第1のガイド部材50を上昇位置まで退避させた結果、図示のように係止片57の下側に用紙後端部が位置する(係止片57が用紙後端部上にオーバーハングする)ことになり、係止片57によって後端部を押さえ込まれる結果として、後続の用紙先端と干渉することがなくなる。
(f)の状態は、(a)の初期状態と同じ状態であるため、第1の搬送手段32によって後続の用紙を一枚ずつ保留部31内に搬送して用紙を堆積面上に堆積することができる。即ち、(b)乃至(f)に示したのと同様の手順によって後続の用紙を既排出用紙上に堆積して整列した状態で用紙束を形成することができる。
所定枚数の用紙束が堆積した後で、第2及び第3のガイド部材55、60を、軸70を中心として同時に下方へ退避させることにより、図示しない第2の搬送手段によって用紙束を図面右方に位置する図示しない後処理装置に送り込むことが可能となる。
【0011】
このようにこの実施形態の紙葉類の整列・搬送装置にあっては、制御部が、積載面35上に一枚ずつ搬送されてくる各紙葉類の後端下面を上昇位置にある第2のガイド部材55の係止片57が係止した後で、軸70を中心として第2のガイド部材55を下方(積載面の下方)に退避させて紙葉類の後端の係止を解除させ、続いて第1のガイド部材50を下降させてその先端52にて該用紙の後端を押し下げつつ第2のガイド部材55を上昇させて斜め前方上向きに屈曲した係止片57を用紙後端にオーバーハングさせ、その後第1のガイド部材を上昇退避させるように制御する。このため、第1のガイド部材を退避させた後も、用紙後端部は第2のガイド部材の係止片57によって浮き上がりを阻止される。そして、上昇位置にある第3のガイド部材60の揃え板61に沿って堆積状態にある各用紙の後端縁を整列させることができる。更に、制御部は、後処理装置による後処理を受けるための所要枚数の用紙が積載面上に堆積終了した後、第2及び第3のガイド部材55、60を積載面の下方へ退避させて第2の搬送手段によって該用紙束を一括搬送するので、搬送の障害なく、整列状態を崩さずに後処理装置に搬送することが可能となる。
本実施形態では、従来必須とされていたスイーパの弾性羽根を短く、又は省略することができるので、ジョギング手段によって用紙を一枚ずつ幅方向へ幅寄せするように構成した場合にも、障害となる物がないのでスムーズに幅寄せできる。
【0012】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、前段の印刷工程等から保留部に一枚づつ搬送されてくる紙葉類を順次堆積、整列した上で綴じ処理を行う際の紙葉類の整列作業、整列後の搬送作業を効率化することができる。特に、保留部へ搬送されてくる用紙のサイズ、向きの変更、保留部への進入位置のずれに関係なく、用紙を常に最適な位置に整列状態で堆積して所望箇所に綴じ処理を施すことができるようにし、更に整列手段が保留部に搬送されてくる後続の用紙の進入を妨げることがないようにすることができる。整列状態で堆積した紙葉類束を後段の後処理装置に一括移送する際にも作業を円滑におこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)乃至(f)は、本発明の一実施形態に係る紙葉類の整列・搬送装置の要部構成及び作業手順を示す正面図。
【図2】従来例の説明図。
【符号の説明】
31 保留部、32 第1の搬送手段、35 積載面、36整列機構、40 搬送ガイド、41 搬送ローラ、50 第1のガイド部材、51 軸、52 先端部、55 第2のガイド部材、56 ベース片、57 係止片、60 第3のガイド部材、61 揃え板、62 先端、70 軸。
Claims (2)
- 第1の搬送手段により一枚ずつ搬送されてくる紙葉類を受入れて堆積する保留部と、保留部に堆積した紙葉類束を後処理部へ一括搬送する第2の搬送手段と、を備えた紙葉類の整列・搬送装置において、
前記保留部は、第1の搬送手段により搬送されてきた紙葉類を上面に積載する積載面と、該積載面の上方に位置して該積載面に向けて先端部を上下動させることにより積載面上の紙葉類の後端縁を押し下げ可能に構成された第1のガイド部材と、該積載面の下方から上方に突出入自在に構成された第2のガイド部材及び第3のガイド部材と、前記第1、第2及び第3のガイド部材を夫々上下動させる駆動源と、これらを制御部する制御部と、を備え、
前記第2のガイド部材は、前記積載面を貫通して上下動するベース片と、該ベース片が上昇位置にあるときに前記積載面上に搬送されてきた紙葉類の後端下面を係止するためにベース片の先端に設けた係止片と、を備え、
前記第3のガイド部材は、前記第2のガイド部材の幅方向に隣接した位置において前記積載面を貫通して上下動する揃え板を備え、
前記制御部は、前記積載面に一枚ずつ搬送されてくる各紙葉類の後端下面を上昇位置にある前記第2のガイド部材の係止片が係止した後で、前記第2のガイド部材を下方に退避させて紙葉類の後端の係止を解除し、続いて前記第1のガイド部材を下降させてその先端にて該紙葉類の後端を押し下げつつ第2のガイド部材を上昇させて係止片を紙葉類後端上にオーバーハングさせ、その後第1のガイド部材を上昇退避させるように制御することにより、上昇位置にある前記第3のガイド部材の揃え板に沿って堆積状態にある各紙葉類の後端縁を整列させることを特徴とする紙葉類の整列・搬送装置。 - 全紙葉類が前記積載面上に堆積終了した後、前記第2及び第3のガイド部材を前記積載面の下方へ退避させて前記第2の搬送手段によって該紙葉類束を一括搬送することを特徴とする請求項1に記載の紙葉類の整列・搬送装置。
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