JP3678354B2 - 印刷物処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パンチやステイプルなどの後処理を行う印刷物処理装置に関するもので、とくに割り込みジョブがあった場合の印刷物処理装置の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置の排紙位置には、パンチやステイプルなどの後処理を行うための印刷物処理装置を取り付けられているものが多い。これらの後処理を行いたい場合は、上記画像形成装置の操作表示部から設定したり、プリンタドライバからジョブに対して設定を行い、これに基づき後処理がなされていた。図5を用いて、従来技術の画像形成装置と印刷物処理装置の説明を行う。
【0003】
このような印刷物処理装置17は、画像形成装置21から順次排紙されてくる用紙に後処理をするもので、印刷物処理装置制御部18、搬送ローラ対(31〜32)、分岐手段4、第1の排紙口5、第2の排紙口6、第1の排紙トレイ7、第2の排紙トレイ8、中間スタック部10、用紙束搬送手段11、後処理手段12、第2の排紙トレイ昇降手段19などから構成されている。画像形成装置21は、前記印刷物処理装置制御部18とケーブル23を介して接続された画像形成装置制御部22、各サイズの複数の用紙を積載した給紙カセット24、垂直搬送路25、レジストローラ対26、電子写真方式の作像装置27、定着装置28、排出ローラ29などから構成されている。
【0004】
上記画像形成装置21と印刷物処理装置1を用いて通常の印刷をする場合は、給紙カセット24から給紙された用紙は垂直搬送路25を経て、一旦レジストローラ対26で先端を整えるとともに一時停止し、作像装置27で形成されたトナー像のタイミングに応じて再び搬送され、この作像装置27で上記トナー像を転写され、続いて定着装置28で加熱、挟持されることにより上記トナー像は用紙に定着され、排出ローラ対29で搬送されて印刷物処理装置に受け渡される。印刷物処理装置1は、上記用紙を受け取ると、分岐手段4は図中破線で示す状態になっており、搬送ローラ対(31〜33)に搬送されて、第1の排出口5から、第1の排紙トレイ7に排紙される。
【0005】
ステイプルやパンチなどの後処理を行う場合は、印刷物処理装置17は、上記用紙を受け取ると、分岐手段4は図中実線で示す状態になっており、順次印刷された用紙が中間スタック部10の所定位置に積載されていく。そして設定された枚数の用紙束になると、後処理装置12により、ステイプルやパンチの後処理がされて、用紙束搬送手段11により第2の排紙口6から第2の排紙トレイ9に排出される。この第2の排紙トレイ9は昇降自在であり、ステイプルで綴じられた用紙束などが多くなると徐々に下降する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような印刷物処理装置17は、上述したようにステイプルやパンチなどの後処理を伴うジョブを実行しているとは中間ストック部10は使用中なので、割り込みコピーなどを行うときにステイプルやパンチなどの後処理ができず、1枚づつ第1の排紙トレイに排紙することしかできなかった。また中間スタック部や、後処理手段を複数設けることも考えられるが、印刷物処理装置が大型化しコストの高いものになってしまう。本件発明は、実行中のジョブが後処理を行っているときでも後処理を伴うジョブを割り込ませることが可能な印刷物処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために本件第1の発明は、画像形成装置から排紙される用紙にステイプルやパンチなどの後処理を行い排出する印刷物処理装置において、前記印刷物処理装置は、ステイプルやパンチなどの後処理を行うときに、画像形成装置から排紙される用紙を複数枚保持する中間スタック部と、この中間スタック部に保持された用紙束に、ステイプルやパンチなどの後処理を行う後処理手段と、前記中間スタックに保持されている用紙束を一時的に退避させる退避スタック部と、先のジョブが前記中間スタック部を使用してジョブを実行しているときに、前記画像形成装置にステイプルやパンチなどの後処理を伴う割り込みジョブがあった場合には、前記中間スタック部に保持されている用紙束を前記退避スタック部に退避させ、割り込みジョブの用紙を前記中間スタック部に排紙して後処理を行い、この割り込みジョブが終了すると、退避させていた先のジョブの用紙束を前記中間スタック部に戻して、先のジョブを再開する制御手段とを有することを特徴とする印刷物処理装置を用いる。
【0008】
本件第2の発明は、画像形成装置から排紙される用紙に、ステイプルやパンチ などの後処理を行い排紙する印刷物処理装置において、前記印刷物処理装置は、 後処理装置を行わない用紙を第1の排紙口から排紙する第1の排紙トレイと、ス テイプルやパンチなどの後処理を行うときに、画像形成装置から排紙される用紙 を複数枚保持する中間スタック部と、この中間スタック部に保持された用紙束に 、ステイプルやパンチなどの後処理を行う後処理手段と、前記中間スタック部に 保持されている用紙束を第2の排紙口から排紙する用紙束搬送手段と、前記中間 スタック部に保持されている用紙束を第2の排紙口から一時的に退避させる退避 スタック部と、前記中間スタック部で後処理された用紙束を排紙する第2の排紙 トレイと、前記第2の排紙口から排紙される用紙束を退避スタック部に排紙する 退避状態と、前記中間スタック部で後処理された用紙束を前記第2の排紙口から 第2の排紙トレイに排紙する後処理排紙状態とを切り替える排紙切り替え手段と、 前記退避スタック部にある用紙束を再び前記中間スタック部に戻す退避用紙束戻 し手段と、先のジョブが前記中間スタック部を使用してジョブを実行していると きに、前記画像形成装置にステイプルやパンチなどの後処理を伴う割り込みジョ ブがあった場合には、前記排紙切り替え手段は退避状態にして前記中間スタック 部に保持されている用紙束を前記退避スタック部に退避させてから、割り込みジ ョブの用紙を前記中間スタック部に順次排出して後処理を行い、これが終了する と前記後処理排紙状態にしてこの割り込みジョブの用紙束を第2の排紙トレイに 排出し、続いて前記退避用紙束戻し手段で前記退避スタック部の用紙束を前記中 間スタック部に戻して、再び先のジョブを再開する制御手段とを有することを特 徴とする印刷物処理装置を用いる。
【0009】
本件第3の発明は、前記画像形成装置は、先のジョブのステイプルやパンチなどの後処理の区切りのよいところまでの残り枚数が所定の枚数以下のときは、この区切りの良いところまで先の後処理を継続して、中間スタック部にある印刷物に後処理を行って、排紙トレイに排紙してから、割り込みジョブを割り込ませる割り込みジョブ待機手段を有することを特徴とする第1、2の発明に記載の印刷物処理装置を用いる。
【0010】
【作用】
本件第1、2の発明は、印刷物処理装置に退避スタック部と、この退避スタック部に退避している用紙束を再び中間スタック部に戻す退避用紙束戻し手段を設けるだけで、あとはほぼ既存の構成の流用と制御の変更だけで、簡単な構成かつ低コストで、上記の目的を解決する印刷物処理装置を提供できる。
【0011】
また、本件第3の発明は、現在行われている、ステイプルやパンチなどの後処理を伴うジョブを実行中に、ステイプルやパンチなどの後処理を伴うジョブを割り込ませようとしたとき、あと少し待てば中間スタック部を空けることができる程度の残り枚数であれば、割り込みジョブを少し待たせてから割り込ませるので、全体的な効率は良くなる。
【0012】
【実施例】
本発明を採用する印刷物処理装置と画像形成装置を図1の概略図に基づいて説明する。なお各構成に付与した符号は、図5の従来技術と共通のものは同じ符号を用いている。
【0013】
印刷物処理装置1は、画像形成装置21から順次排紙されてくる用紙に後処理をするもので、印刷物処理装置制御部2、搬送ローラ対(31〜33)、分岐手段4、第1の排紙口5、第2の排紙口6、第1の排紙トレイ7、第2の排紙トレイ8、退避スタック部9、中間スタック部10、用紙束搬送手段11、後処理手段12、トレイ昇降手段13、退避用紙束戻し手段14などから構成されている。
【0014】
前記印刷物処理装置制御部2は、上記各構成を制御するもので、画像形成装置21とケーブル23を介して接続されている。
【0015】
前記搬送ローラ(31〜33)は、画像形成装置21から順次受け渡される用紙を搬送するものである。前記分岐手段4は、ここへ搬送されてくる用紙を振り分けるもので、通常の印刷の場合は、図中実線の状態になり、用紙を第1の排紙口5から第1の排紙トレイ7に排出する。図中破線の状態のときは、用紙を下の中間スタック部に搬送する。前記第2の排紙トレイ8は、後処理をされた用紙束が排出されるトレイである。
【0016】
前記退避スタック部9は、本件の特徴部分であり、ステイプルやパンチなどの後処理を必要とする用紙束で、まだこの後処理をされてないものが退避してくるものである。まだ未完成な用紙束なので、図示していないが、用紙束を整える機構や押さえる機構が設けられている。この退避スタック部9には、退避用紙束戻し手段14が設けられており、ヒンジ部141が回転することによりこの退避スタック部9を傾けるとともに、用紙束戻し羽根で右方向に押すことにより用紙束を中間スタック部10に戻す。
【0017】
前記用紙束搬送手段11は、2つのローラにベルトを掛け渡したもので、このベルト面に斜めに用紙束を積載し、下方の用紙束ストッパ111で用紙束下端を受けている。図の状態は用紙を積載する状態で、この用紙束搬送手段11は反時計方向に回転移動することで、用紙束を第2の排紙口から第2の排紙トレイ8、または退避スタック部9に排出する。この中間スタック部10に積載された用紙も、図示していないが端を揃えるための機構などが設けられている。前記第2の排紙口には、排出用紙束を搬送方向横方向にシフトさせる機構(図示していない)を設けている。
【0018】
前記後処理手段12は、前記中間スタック部10に積載されている用紙束にステイプル処理やパンチ穴を空けるなどの後処理を行う手段である。図中の手前と奥を移動して、設定された位置停止してステイプル処理やパンチ穴を開ける。
【0019】
前記トレイ昇降手段13は、第2の排紙トレイ8や退避スタック部9を第2の排紙口6に適用する位置に移動させるためのにある。従来から第2の排紙トレイ8の積載量に応じて上下に昇降する機構はあるので、本発明の特徴部分ではあるがほとんど従来からの流用である。
【0020】
前記画像形成装置21は、前記印刷物処理装置制御部2とケーブル23を介して接続された画像形成装置制御部22、各サイズの複数の用紙を積載した給紙カセット24、垂直搬送路25、レジストローラ対27、電子写真方式の作像装置27、定着装置28、排出ローラ29などから構成されている。
【0021】
本件の印刷物処理装置1を用いて、ステイプルやパンチなどの後処理を伴うジョブ実行中に、同様に後処理を伴うジョブを割り込ませた時の動作手順を図2の(A)〜(I)を用いて説明する。
【0022】
まず図2の(A)は、先のジョブを実行しているところを示す。画像形成装置21から受け渡される用紙は、分岐手段4により方向を変えられ順次中間スタック部10に積載されていく。ここでこの先のジョブが終了していない状態で、後処理を伴う割り込みジョブが入ると、図2の(B)に示すように、退避スタック部9が第2の排紙口6の排紙位置に移動開始し、続いて図2の(C)に示すように、中間スタック部10に積載されている先のジョブの用紙束は、用紙束搬送手段11の回転移動により退避スタック部9に排出される。次に図2の(D)に示すように第2の排紙トレイ8と、用紙束を積載した退避スタック部9が下降して第2の排紙口6の位置に第2の排紙口が移動し、図2の(E)に示すように、割り込みジョブが開始され、順次割り込みジョブの用紙が中間スタック部10に積載されていく。この割り込みジョブの積載が終了すると、図2の(F)に示すように、後処理装置12で一括して後処理がされて、用紙束搬送手段11の回転移動により第2の排紙トレイ8に排出し割り込みジョブは終了する。この割り込みジョブが複数部の場合は、図2の(E)〜(F)の動作を繰り返して行う。また先のジョブの印刷物が既に複数部印刷されていた場合は、先のジョブの印刷物に対して搬送方向横方向にシフトさせれば、割り込みジョブを行ったユーザーが間違えて先のジョブも一緒に取り違えるといったミスは無くなる。割り込みジョブが終了すると、図2の(G)に示すように、退避スタック部9が第2の排紙口6の排紙位置に移動開始し、続いて図2の(H)に示すように、退避スタック部9が用紙束を中間スタック部10に戻す方向に傾くとともに、用紙束戻し羽根142が後端をおすことにより、用紙束は再び用紙束搬送手段11に受け渡され、この用紙束搬送手段11が時計方向に回転移動することにより、所定位置にもどる。このあと図2の(I)に示すように、先のジョブは再開されて、残りの印刷用紙は順次中間スタック部10に積載されていく。後は図示していないが、先のジョブの印刷が終了すると、後処理を施して排出して全ての処理は終了する。
【0023】
上述した本件発明の手順を第3の発明も加え、簡単に図3のフローチャートを用いて説明する。まず画像形成装置21の操作表示部(図示していない)から後処理の設定をステイプルやパンチなどの後処理を伴う割り込みジョブを設定し、スタートキーを操作してこのジョブを開始する(S101)。このとき、先のジョブが後処理を伴うものを行っている最中か否かを判断し、後処理を行っていない場合は、中間スタック部10は使われていないので、この割り込みジョブを実行し(S107)、これが終われば先のジョブを再開し(S108)、処理は終了する。S102で先のジョブも後処理を行っていた場合は、つぎにこの先のジョブの中間スタック部へ積載する残り枚数は所定枚数以下かを判断する(S103)。これは、先のジョブが例えば10枚の原稿を20部コピーし、1部づつステイプル処理を行うものであって、現在は5部目を印刷中であった場合などであれば、途中でこの5部目の未完成な用紙束を退避させるよりも、とりあえず5部目の10枚を中間スタック部に積載しステイプル処理をして5部目までは完成させて排出し、つぎは割り込みジョブを割り込ませるほうが全体的な効率は良いからである。また先のジョブが100枚の原稿を5部コピーして、1部づつステイプル処理を行うものであって、現在は1部目の5枚目を印刷したところであれば、この1部目の処理を完成させるのに、まだまだかかるので割り込みを開始させたほうが良い。そこで上述したS103で所定枚数以下であったときは、先のジョブのこの後処理が終了するまで待機し(S105)、終了すれば(S105)、S107に進む。S103で先のジョブの残り枚数が所定枚数以上であれば、先のジョブを退避し(S106)、次のS107に進む。
【0024】
図4には、本件発明の変形例を示す。図1に示す印刷物処理装置1では、後処理された割り込みジョブも、先のジョブも同じ第2の排紙トレイ8に排紙される。そこで、この変形例の印刷物処理装置15では第3の排紙トレイ16を設け、割り込みジョブの印刷物はここに排出するようにすれば、割り込みジョブを行ったユーザーは、先のジョブの印刷物と取り違えることはなく便利である。
【0025】
【発明の効果】
本件第1、2の発明を用いれば、印刷物処理装置に退避スタック部と、この退避スタック部に退避している用紙束を再び中間スタック部に戻す退避用紙束戻し手段を設けるだけで、あとはほぼ既存の構成をの流用と制御の変更だけで、簡単な構成かつ低コストで、上記の目的を解決する印刷物処理装置を提供できる。
【0026】
また、本件第3の発明を用いれば、現在行われているステイプルやパンチなどの後処理を伴うジョブを実行中に、ステイプルやパンチなどの後処理を伴うジョブを割り込ませようとしたとき、あと少し待てば中間スタック部を空けることができる程度の残り枚数であれば、割り込みジョブを少し待たせてから割り込ませるので、全体的な効率は良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用する画像形成装置及び印刷物処理装置の概略図である。
【図2】本発明を採用する印刷物処理装置の動作の概略である。
【図3】本発明を採用する印刷物処理装置の処理のフローチャートである。
【図4】本発明を採用する印刷物処理装置の変形例である。
【図5】従来技術の画像形成装置及び印刷物処理装置の概略図である
【符号の説明】
1;印刷物処理装置
2;印刷物処理装置制御部
3;搬送ローラ対(31〜33)
4;分岐手段
5;第1の排紙口
6;第2の排紙口
7;第1の排紙トレイ
8;第2の排紙トレイ
9;退避スタック部
10;中間スタック部
11;用紙束搬送手段
12;後処理手段
13;トレイ昇降手段
14;退避用紙束戻し手段
Claims (3)
- 画像形成装置から排紙される用紙にステイプルやパンチなどの後処理を行い排 出する印刷物処理装置において、
前記印刷物処理装置は、ステイプルやパンチなどの後処理を行うときに、画像 形成装置から排紙される用紙を複数枚保持する中間スタック部と、この中間スタ ック部に保持された用紙束に、ステイプルやパンチなどの後処理を行う後処理手 段と、前記中間スタックに保持されている用紙束を一時的に退避させる退避スタ ック部と、先のジョブが前記中間スタック部を使用してジョブを実行していると きに、前記画像形成装置にステイプルやパンチなどの後処理を伴う割り込みジョ ブがあった場合には、前記中間スタック部に保持されている用紙束を前記退避ス タック部に退避させ、割り込みジョブの用紙を前記中間スタック部に排紙して後 処理を行い、この割り込みジョブが終了すると、退避させていた先のジョブの用 紙束を前記中間スタック部に戻して、先のジョブを再開する制御手段とを有する ことを特徴とする印刷物処理装置。 - 画像形成装置から排紙される用紙に、ステイプルやパンチなどの後処理を行い 排紙する印刷物処理装置において、前記印刷物処理装置は、後処理装置を行わな い用紙を第1の排紙口から排紙する第1の排紙トレイと、ステイプルやパンチな どの後処理を行うときに、画像形成装置から排紙される用紙を複数枚保持する中 間スタック部と、この中間スタック部に保持された用紙束に、ステイプルやパン チなどの後処理を行う後処理手段と、前記中間スタック部に保持されている用紙 束を第2の排紙口から排紙する用紙束搬送手段と、前記中間スタック部に保持さ れている用紙束を第2の排紙口から一時的に退避させる退避スタック部と、前記 中間スタック部で後処理された用紙束を排紙する第2の排紙トレイと、前記第2 の排紙口から排紙される用紙束を退避スタック部に排紙する退避状態と、前記中 間スタック部で後処理された用紙束を前記第2の排紙口から第2の排紙トレイに 排紙する後処理排紙状態とを切り替える排紙切り替え手段と、前記退避スタック 部にある用紙束を再び前記中間スタック部に戻す退避用紙束戻し手段と、先のジ ョブが前記中間スタック部を使用してジョブを実行しているときに、前記画像形 成装置にステイプルやパンチなどの後処理を伴う割り込みジョブがあった場合に は、前記排紙切り替え手段は退避状態にして前記中間スタック部に保持されてい る用紙束を前記退避スタック部に退避させてから、割り込みジョブの用紙を前記 中間スタック部に順次排出して後処理を行い、これが終了すると前記後処理排紙 状態にしてこの割り込みジョブの用紙束を第2の排紙トレイに排出し、続いて前 記退避用紙束戻し手段で前記退避スタック部の用紙束を前記中間スタック部に戻 して、再び先のジョブを再開する制御手段とを有することを特徴とする印刷物処 理装置。
- 前記画像形成装置は、先のジョブのステイプルやパンチなどの後処理の区切り のよいところまでの残り枚数が所定の枚数以下のときは、この区切りの良いとこ ろまで先の後処理を継続して、中間スタック部にある印刷物に後処理を行って、 排紙トレイに排紙してから、割り込みジョブを割り込ませる割り込みジョブ待機 手段を有することを特徴とする請求項1、2に記載の印刷物処理装置。
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