JP4691580B2 - 足裏マッサージ器 - Google Patents

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Description

本発明は、足裏を連続的に刺激してマッサージ効果を得ることができる足裏マッサージ器に関する。
従来、人の足裏を刺激することによりマッサージ効果が得られることが知られており、足を載せた台を上下に振動させ、その振動を足裏に伝達して足裏を刺激することにより、足裏に対するマッサージ効果を得る足裏マッサージ器があった。
このような足裏マッサージ器では、使用する人の体型や足の形状、あるいは使用目的に応じて振動部分の形状を任意に変更できるようにするなど、足裏全体を効果的に振動させ、よりよいマッサージ効果が得られる工夫がなされている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−131500号公報
ところで、足裏のマッサージ効果を得る方法として、足裏を振動させる以外に、足裏のつぼを刺激するという方法があることが知られている。足裏のつぼを指や棒状の器具で押さえて刺激することでマッサージ効果を得るものである。
したがって、足裏全体を刺激するとともに足つぼを刺激することでマッサージ効果を高めることができるが、従来の足裏マッサージ器では、足裏全体を刺激することは可能であるが、同時に足裏のつぼを刺激することはできないという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、簡素な仕組みで足裏を刺激しマッサージ効果を高めることができる足裏マッサージ器を提供することを目的とする。
かかる問題を解決するためになされた請求項1に記載の足裏マッサージ器(1:この欄においては、発明に対する理解を容易にするため、必要に応じて「発明を実施するための最良の形態」欄において用いた符号を付すが、この符号によって請求の範囲を限定することを意味するものではない。)は、足載置台(10)、足載置台加振手段(20)、足つぼ刺激部(40)及び足つぼ刺激部加振手段(50)を備えている。
足載置台(10)は、利用者が足を載置するための台であり、足載置台加振手段(20)は、足載置台(10)を上下に振動させて足裏に振動を与える。また、足つぼ刺激部(40)は、柱状に形成され、足載置台(10)に挿通されて、足載置台(10)表面から頭部(44)が突出して上下に振動することにより足裏のつぼを刺激する少なくとも1つの柱状に形成された頭部(44)を有し、足つぼ刺激部加振手段(50)は、足つぼ刺激部(40)を、足載置台加振手段(20)による足載置台(10)の上下振動とともに上下に振動させる。
このような足裏マッサージ器(1)では、足載置台(10)が振動することにより、足載置台(10)に載置されている利用者の足裏が全体的に刺激されるので、足裏全体に対するマッサージ効果が得られる。
さらに、足載置台(10)の振動とともに、足載置台(10)に挿通した足つぼ刺激部(40)が上下に加振されるので、足裏の全体の刺激とともに足裏のつぼが刺激されるので、単に足裏全体を振動させる場合に比べ、より効果的なマッサージ効果が得られる。
そして、足載置台(10)を上下に振動させるとともに、足つぼ刺激部(40)を上下振動させるには、足載置台(10)の、載置される足の足裏のつぼ部分に、足つぼ刺激部(40)の頭部(44)を挿通するためのガイド穴(12)を設ける。
また、足載置台加振手段(20)には、モータ(22)、第1プーリ(24)、第1ベルト(26)及びリンク機構(32)を備えるようにする。
モータ(22)は、両端部に突出した回転軸(30)を有し、第1プーリ(24)は、モータ(22)の回転軸(30)の一方に備えられ、第1ベルト(26)は、第1プーリ(24)に巻装され、モータ(22)の回転運動を伝達する。
リンク機構(32)は、第1ベルト(26)が巻装された第2プーリ(28)を有し、その第2プーリ(28)の回転運動を足載置台(10)の足を載置する方向の足後端部の上下方向の振動に変換し、足載置台(10)の足を載置する方向の足後端部分に設けられている。
また、足つぼ刺激部加振手段(50)には、第3プーリ(52)、第2ベルト(54)及び偏心カム(58)を備えるようにする。
第3プーリ(52)は、モータ(22)の回転軸(30)の他方に備えられ第2ベルト(54)は、第3プーリ(52)に巻装され、モータ(22)の回転運動を伝達する。
偏心カム(58)は、第2ベルト(54)が巻装された第4プーリ(56)を有し、その第4プーリ(56)の回転軸(60)中心に対し、中心軸がが偏心した状態で装着されており、足載置台(10)の下部に設置されている。
さらに、足つぼ刺激部(40)は、偏心カム(58)に接触する底部(42)と、足載置台(10)に挿通されるように底部(42)上に形成された頭部(44)と、を備えるようにするのである。
このようにすると、足載置台加振手段(20)のモータ(22)の回転軸(30)の回転運動が第1プーリ(24)から第1ベルト(26)を介して第2プーリ(28)に伝達される。第2プーリ(28)は、足載置台(10)の足を載置する方向の足後端部の上下方向の振動に変換するリンク機構(32)に備えられている。
したがって、モータ(22)が作動(回転)すると、その回転運動が第1プーリ(24)、第1ベルト(26)及び第2プーリ(28)により伝達され、リンク機構(32)により足載置台(10)の足を載置する方向の足後端部の上下方向の振動に変換される。つまり、モータ(22)の作動により足載置台(10)が上下振動をする。
また、モータ(22)の他方の回転軸(30)には、第3プーリ(52)が設けられているので、モータ(22)の回転運動は、第3プーリ(52)から第2ベルト(54)を介して偏心カム(58)の第4プーリ(56)に伝達される。つまり、モータ(22)の作動により偏心カム(58)が回転する。
ここで、足つぼ刺激部(40)の底部(42)が偏心カム(58)に接触するので、偏心カム(58)が回転すると、底部(42)と足載置台(10)に挿通されるように底部(42)上に形成された頭部(44)が上下方向に振動することになる。
さらに、足載置台(10)は、載置される足の足裏のつぼ部分に、足つぼ刺激部(40)の頭部(44)を挿通するためのガイド穴(12)を有しているので、足つぼ刺激部(40)の頭部(44)は、そのガイド穴(12)に沿って上下振動をするので、足裏のつぼを刺激する。
このように、足載置台(10)は、載置された足全体を振動させる必要があり、かつ、足を載置する方向の足後端部を比較的大きな幅で上下させることが必要である。そこで、足載置台加振手段(20)にはリンク機構(32)を用いると、容易に大きな振幅で足載置台を振動させることができるので都合がよい。
逆に、足つぼ刺激部(40)は、足載置台(10)の振動振幅よりも小さく、足載置台(10)の振動周波数よりも高い周波数で振動させると、より効果的なマッサージ効果が得られる。つまり、足載置台(10)より小さい振幅で高速振動させることが必要となるが、リンク機構(32)を用いて足つぼ刺激部40を高速振動させると騒音が大きくなる。
そこで、偏心カム(58)を用いて、モータ(22)の回転運動を足つぼ刺激部(40)の上下振動に変換することで、リンク機構(32)を用いるよりも騒音を少なくすることができるのである。
さらに、モータ(22)の回転軸(30)を両端部に突出させ、その回転軸(30)の両端に第1及び第3プーリ(52)を設けて各プーリにより回転運動を足載置台加振手段(20)と足つぼ刺激部(40)に伝達するので、1台のモータ(22)で足載置台(10)の上下振動と足つぼ刺激部(40)の上下振動とを実現することができる。
ところで、第4プーリ(56)が回転することにより偏心カム(58)が第4プーリ(56)の回転軸(60)に対して偏心しつつ回転する。そして、偏心カム(58)と足つぼ刺激部(40)の底部(42)が接しているので、偏心カム(58)が回転すると足つぼ刺激部(40)が上下に振動する。
このとき、偏心カム(58)と足つぼ刺激部(40)の底部(42)の接触により音や熱が発生する。偏心カム(58)の回転数が高い場合、この音が騒音になったり、熱で焼き付けが生じたりする場合がある。そこで、偏心カム(58)は、その中心軸が、第4プーリ(56)の回転軸(60)への装着部分に対し、回動可能に取り付けられているようにするとよい。
このようにすると、第4プーリ(56)の回転により偏心カム(58)は偏心運動をするとともに、偏心カム(58)と底部(42)が接触する際の接触抵抗により、偏心カム(58)は第4プーリ(56)の回転軸(60)に対し、自由に回転する、つまり、滑りが発生することになる。
したがって、偏心カム(58)を第4プーリ(56)の回転軸(60)に固定する場合に比べ、回転軸(60)部分と底部(42)の接触面の両方で滑りが発生するので、接触面で発生する音や熱が低減されるので、偏心カム(58)の回転数が高くても騒音の発生や熱による焼き付きが生じないようになる。
さらに、足載置台(10)の振動幅を大きくし、足裏のマッサージ効果を高めるためには、請求項2に記載のように、リンク機構(32)を足載置台(10)に載せる足の後端側に配置し、足載置台(10)は、足載置台(10)に載せる足の足先側を回転中心として、リンク機構(32)により上下に振動するよう構成するとよい。
このようにすると、足載置台(10)の一端(載置する足の先端側)を回転中心とし、他端(載置する足の後端側)を加振点としてリンク機構(32)により足載置台(10)を加振するので、足載置台(10)全体を振動させることができる。
ところで、足つぼ刺激部(40)は高速で上下振動するため、足つぼ刺激部(40)の頭部(44)が直接足裏に当たると利用者にとって心地よさが失われる場合がある。そこで、請求項に記載のように、足つぼ刺激部(40)は、足載置台(10)の表面に配置された頭部カバー(82)により頭部(44)が覆われ、足載置台(10)に載置された足の裏面に直接頭部(44)が接触しないように形成されているとよい。
このようにすると、頭部カバー(82)により頭部(44)が覆われているので、頭部(44)が直接足裏に当たることがないので、足つぼ刺激部(40)が高速で上下振動しても、利用者の心地よさが失われることがない。
なお、頭部カバー(82)には、エラストマー製のものが用いられているが、他の材料、例えばゴム、ビニールあるいはポリエチレンなど弾性のある材料や、スポンジ材など加わる力を吸収する材料であればよい。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
(足裏マッサージ器1の構成)
図1は、本発明が適用された足裏マッサージ器1の外観を示す外観図であり、図2は、足裏マッサージ器1の概略の構成を示す分解図である。足裏マッサージ器1は、図1に示すように、足載置台10、足載置台加振部20、足つぼ刺激部40、足つぼ刺激部加振部50及びベース70を備えている。
足載置台10は、利用者が足を載置するための台であり、足を載せる方向の略中央部分に、載置される足の足裏のつぼ部分を刺激する足つぼ刺激部40の頭部44を挿通するための4個のガイド穴12を有している。
ガイド穴12は、1個の足つぼ刺激部40に設けられている2個の頭部44に対応して、足を載せる方向に対して2個ずつ配置されたものが足を載せる方向に対して直角方向に2個対に配置されている。
また、足載置台10は、足載置台10に載せる足の足先側を回転中心として、リンク機構32により上下に振動するよう構成されている。
具体的には、図2に示すように、足載置台10の端部がベース70に設けられた足載置台取付部72にはめ込まれ、足載置台10の端部(回転中心部分)に穿たれた穴と足載置台取付部72に穿たれた穴とが連結ピン74で連結されることにより、足載置台10が連結ピン74の部分を中心として回動可能となる。
足載置台加振部20は、足載置台10を上下に振動させて足裏に振動を与えるものであり、モータ22、第1プーリ24、第1ベルト26及びリンク機構32などを備えている。
モータ22は、図3に示すように、回転軸30が両端部に突出しており、その回転軸30の一方の軸には、第1プーリ24が装着され、他方の軸には第3プーリ52が装着されている。
また、モータ22は、4つのボルト92及びナット94によりフランジ90に装着され、そのフランジ90がベース70に固定されることにより、モータ22自体がベース70に固定されている。
リンク機構32は、第2プーリ28を有し、その第2プーリ28の回転運動を足載置台10の足を載置する方向の足後端部の上下方向の振動に変換するものであり、足載置台10の足を載置する方向の足後端部分に設けられている。
具体的には、連結ピン74で足載置台取付部72に連結された端部と反対端にリンク機構32が配置されており、図4に示すように、ベース70に設けられたリンク取付部76に穿たれた穴に、第2プーリ28の回転軸34が挿通され、その回転軸34の第2プーリ28が取り付けられている反対端にリンク機構32の一端部分が取り付けられている。また、リンク機構32の他端部は足載置台10に結合ピン36(図2参照)で取り付けられている。
このように構成されたリンク機構32では、第2プーリ28が回転すると、第2プーリ28の回転軸34に装着されているリンク機構32が上下運動を行うので、足載置台10は、連結ピン36の部分を回転中心として上下振動をする。
また、図2に示すように、第1プーリ24と第2プーリ28の間には第1ベルト26が巻装されており、モータ22が作動し、モータ22の回転軸30が回転すると、その回転が第1プーリ24及び第1ベルト26を介して第2プーリ28に伝達され、前述のようにリンク機構32により上下運動に変換され、足載置台10を上下振動させる。
足つぼ刺激部40は、足載置台10のガイド穴12に挿通され、足載置台10表面から頭部44が突出して上下に振動することにより足裏のつぼを刺激するものであり、図5に示すように、偏心カム58に接触する底部42、足載置台10に挿通されるように底部42上に形成された2つの頭部44とから形成されている。
また、図5に示すように、頭部44には、その外周にコイルバネ46が装着されている。コイルバネ46の一端は底部42に接触し、他端は足載置台10の底面に接触するように装着されている。このように頭部44にコイルバネ46を装着することにより、偏心カム58により上側(足載置台10側)に押し上げられた頭部44を下側に押し下げて、頭部44を上下振動させている。
底部42及び頭部44は、共に樹脂製であり、底部42に穿たれた2箇所の穴に円柱状に形成された頭部44が差し込まれ、固定されて形成いるが、樹脂を一体成型することにより形成してもよい。
足つぼ刺激部加振部50は、足つぼ刺激部40を、足載置台加振部20による足載置台10の上下振動とともに上下に振動させるものであり、第3プーリ52、第2ベルト54、第4プーリ56、偏心カム58などを備えている。
第3プーリ52は、モータ22の回転軸30のうち第1プーリ24が装着されている側と反対側の軸端に装着されている(図3参照)。
偏心カム58は、第4プーリ56とともにベース70に設けられた偏心カム取付部78に取り付けられている。
具体的には、図6に示すように、偏心カム取付部78に設けられた軸穴に回転軸60がベアリング62を介して挿通され、その回転軸60の一端に、回転中心が回転軸60の回転中心と一致するように第4プーリ56が取り付けられている。
また、回転軸60の両端に、回転軸60の回転中心から偏心した位置に回転の中心軸を有するように偏心カム58が装着されている。
このとき、第4プーリ56の回転軸60に対し、偏心カム58が固定されておらず、回転軸60に対して自由に回転することができる、つまり、回転軸60に対し滑りを発生させることができる構造となっている。
また、図2に示すように、第3プーリ52と第4プーリ56の間には第2ベルト54が巻装され、モータ22が作動して、その回転軸30が回転すると、回転が第3プーリ52、第2ベルトを介して第4プーリ56に伝達され、偏心カム58によって上下振動に変換される。
さらに、図1に示すように、足載置台10は、一体成形された硬質ゴム製のカバー80により全体が覆われている。カバー80の足を載置する面には前面に小さな突起が形成されており、足載置台10の上下振動にともない、足裏全体を刺激する。
また、カバー80のうち、足つぼ刺激部40の頭部44が突出する部分の近傍には、他の部分よりも柔らかいエラストマーにより形成された頭部カバー82が装着され、頭部44が覆われ、頭部44が直接利用者の足裏に接触しないようになっている。
なお、頭部カバー82には、エラストマー製のものが用いられているが、他の材料、例えばゴム、ビニールあるいはポリエチレンなど弾性のある材料や、スポンジ材など加わる力を吸収する材料であればよい。
(足裏マッサージ器1の作動)
以上のように構成された足裏マッサージ器1の作動について図3に基づき説明する。足裏マッサージ器1のモータ22が作動すると、回転軸30の回転が第1プーリ24及び第1ベルト26を介して第2プーリ28に伝達される。第2プーリ28の回転は回転軸34を介してリンク機構32に伝達され、モータ22の回転運動は、上下振動に変換される。
このとき、リンク機構32が足載置台10の一端に連結され、足載置台10の他端はベース70に回動可能に連結されているため、リンク機構32の上下振動に伴い足載置台10は全体的に上下振動をする。
また、モータ22の回転軸30の回転は第3プーリ52及び第2ベルト54を介して第4プーリ56に伝達される。第4プーリ56の回転は回転軸60を介して偏心カム58の回転運動に変換される。
偏心カム58が回転するに従い、偏心カム58に接触している足つぼ刺激部40の底部42が押し上げられ、さらに、回転すると底部42がコイルバネ46で押し下げられるため、偏心カム58の回転が足つぼ刺激部40の上下振動に変換される。
このとき、足つぼ刺激部40の頭部44が足載置台10のガイド穴12に挿通されているので、頭部44が足載置台10の表面から周期的に突出して足つぼを刺激する。
(足裏マッサージ器1の特徴)
以上のような足裏マッサージ器1では、足載置台10が振動することにより、足載置台10に載置されている利用者の足裏が全体的に刺激されるので、マッサージ効果が得られる。さらに、足載置台10の振動とともに、足載置台10に挿通した足つぼ刺激部40が上下に加振されるので、足裏の全体の刺激とともに足裏のつぼが刺激されるので、単に足裏全体を振動させる場合に比べ、より効果的なマッサージ効果が得られる。
このとき、足載置台10は、載置された足全体を振動させる必要があり、かつ、足を載置する方向の足後端部を十分な大きさの振幅で上下させることが必要であるので、リンク機構32を用いて上下振動させている。
逆に、足つぼ刺激部40は、足載置台10の振動振幅よりも小さく、足載置台10の振動周波数よりも高い周波数で振動させると、より効果的なマッサージ効果が得られる。つまり、足載置台10より小さい振幅で高速振動させることが必要となるが、リンク機構32を用いて足つぼ刺激部40を高速振動させると騒音が大きくなる。
そこで、偏心カム58を用いることで、モータ22の回転運動を足つぼ刺激部40の上下振動に変換することで、リンク機構32を用いるよりも騒音を少なくすることができるのである。
さらに、モータ22の回転軸30を両端部に突出させ、その回転軸30の両端に第1及び第3プーリ52を設けて、各プーリにより回転運動を足載置台加振部20と足つぼ刺激部40に伝達するので、1台のモータ22で足載置台10の上下振動と足つぼ刺激部(40)の上下振動とを実現することができる。
リンク機構32を足載置台10に載せる足の後端側に配置し、足載置台10は、足載置台10に載せる足の足先側を回転中心として、リンク機構32により上下に振動するよう構成している。
したがって、足載置台10の一端を回転中心とし、他端(足の後端側)を加振点としてリンク機構32により足載置台10を加振するので、足載置台10全体を振動させることができる。
また、第4プーリ56の回転軸60に対し、偏心カム58を固定していないので、第4プーリ56の回転により偏心カム58は偏心運動をするとともに、偏心カム58と底部42が接触する際の接触抵抗により、偏心カム58は第4プーリ56の回転軸60に対し、自由に回転する、つまり、滑りが発生することになる。
したがって、偏心カム58を第4プーリ56の回転軸60に固定する場合に比べ、回転軸60部分と底部42の接触面の両方で滑りが発生するので、接触面で発生する音や熱が低減されるので、偏心カム58の回転数が高くても騒音の発生や熱による焼き付きが生じないようになる。
さらに、足つぼ刺激部40は、足載置台10の表面に配置された頭部カバー82により頭部44が覆われ、足載置台10に載置された足の裏面に直接頭部44が接触しないように形成されている。
つまり、頭部カバー82により頭部44が覆われているので、頭部44が直接足裏に当たることがない。したがって、足つぼ刺激部40が高速で上下振動しても、利用者の心地よさが失われることがない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、足つぼ刺激部40の頭部44を覆って、頭部44が直接足裏に接触しないようにするために頭部カバー82を設けているが、足つぼ刺激部40の頭部44を柔軟性のある材料で形成し、頭部カバー82を用いない構造にしてもよい。
このように頭部44に柔軟性を持たせることで、頭部44が直接足裏に接触しても、使用者に不快感を与えないようにできるからである。
足裏マッサージ器1の外観を示す外観図である。 足裏マッサージ器1の概略の構成を示す分解図である。 モータ21の概略の構成を示す図である。 リンク機構32の概略の構成を示す図である。 足つぼ刺激部40の概略の構成を示す図である。 偏心カム58の概略の構成を示す図である。
符号の説明
1…足裏マッサージ器、10…足載置台、12…ガイド穴、20…足載置台加振部、22…モータ、24…第1プーリ、26…第1ベルト、28…第2プーリ、30…回転軸、32…リンク機構、34…回転軸、36…結合ピン、40…足つぼ刺激部、42…底部、44…頭部、46…コイルバネ、50…刺激部加振部、52…第3プーリ、54…第2ベルト、56…第4プーリ、58…偏心カム、60…回転軸、62…ベアリング、70…ベース、72…足載置台取付部、74…連結ピン、76…リンク取付部、78…偏心カム取付部、80…カバー、82…頭部カバー、90…フランジ、92…ボルト、94…ナット。

Claims (3)

  1. 足を載置するための足載置台と、
    前記足載置台を上下に振動させて足裏に振動を与える足載置台加振手段と、
    前記足載置台に挿通され、前記足載置台表面から頭部が突出して上下に振動することにより足裏のつぼを刺激する、少なくとも1つの柱状に形成された頭部を有する足つぼ刺激部と、
    前記足つぼ刺激部を、前記足載置台加振手段による前記足載置台の上下振動とともに上下に振動させる足つぼ刺激部加振手段と、
    を備え、
    前記足載置台は、
    載置される足の足裏のつぼ部分に、前記足つぼ刺激部の頭部を挿通するためのガイド穴を有し、
    前記足載置台加振手段は、
    両端部に突出した回転軸を有するモータと、
    前記モータの回転軸の一方に備えられた第1プーリと、
    前記第1プーリに巻装され、前記モータの回転運動を伝達する第1ベルトと、
    前記第1ベルトが巻装された第2プーリを有し、該第2プーリの回転運動を前記足載置台の足を載置する方向の足後端部の上下方向の振動に変換する、前記足載置台の足を載置する方向の足後端部分に設けられたリンク機構と、
    を備え、
    前記足つぼ刺激部加振手段は、
    前記モータの回転軸の他方に備えられた第3プーリと、
    前記第3プーリに巻装され、前記モータの回転運動を伝達する第2ベルトと、
    前記第2ベルトが巻装された第4プーリを有し、該第4プーリの回転軸中心に対し、中心軸が偏心した状態で装着され、前記足載置台の下部に設置された偏心カムと、
    を備え、
    前記足つぼ刺激部は、
    前記偏心カムに接触する底部と、
    前記足載置台に挿通されるように前記底部上に形成された前記頭部と、
    を備え、
    前記偏心カムは、その中心軸が、前記第4プーリの回転軸への装着部分に対し、回動可能に取り付けられていることを特徴とする足裏マッサージ器。
  2. 請求項に記載の足裏マッサージ器において、
    前記リンク機構は、前記足載置台に載せる足の後端側に配置され、
    前記足載置台は、前記足載置台に載せる足の足先側を回転中心として、前記リンク機構により上下に振動するよう構成されたことを特徴とする足裏マッサージ器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の足裏マッサージ器において、
    前記足つぼ刺激部は、前記足載置台の表面に配置された頭部カバーにより前記頭部が覆われ、前記足載置台に載置された足の裏面に直接前記頭部が接触しないように形成されていることを特徴とする足裏マッサージ器。
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