JP4691562B2 - 積層状態検査装置、積層状態検査方法および積層状態検出プログラム - Google Patents

積層状態検査装置、積層状態検査方法および積層状態検出プログラム Download PDF

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Description

本発明は、隣接するシートの積層状態を検査する小型の積層状態検査装置、積層状態検査方法および積層状態検出プログラムに関するものである。
近年、軽量かつ高性能が要求される航空宇宙用途やスポーツ用途に、プリプレグと呼ばれる炭素繊維に熱硬化性樹脂を含浸させた半硬化状態のシート状成形用中間材料が数多く採用されている。このプリプレグを多層積層した後、熱で硬化させることで成形が行われる。
プリプレグを積層するとき、隣接するシート同士が重なっていたり、隙間が大きかったりすると、成形品において強度不足が生じる。このため、積層工程においては、隣接シート同士の重なりや隙間量を確認し、シートが適切に貼付されているか検査する必要がある。
なお、隣接シート同士の重なりの検出や隙間量を測定するためには、シートの段差を検出する必要があるが、段差を検出する技術としては、例えば、特許文献1に、二つの照明を使用して段差に影を作り、ミラーの反射と透過の特性によりそれぞれの照明の反射光を二つのセンサによって受光し、2枚の画像を得て、その2枚の画像の差分により被検査物の段差を検知する装置が開示されている。
特開2001−183113号公報
従来、隣接するシート同士が適切に貼付されているか否かの検査は人手で行っていたが、積層面積が非常に大きいために人の目が届く範囲ではないこと、人件費・時間が多くかかることが問題となっていた。
また、特許文献1に記載された装置には、ミラー、二つの受光センサ、レンズなどを使用することから機器が大型になること、また、差分を用いるため二つの受光センサの位置決めの精度が必要になるといった問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、隣接するシートの積層状態を検査する小型の積層状態検査装置、積層状態検査方法および積層状態検出プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る積層状態検査装置は、隣接するシートの積層状態を検査する積層状態検査装置であって、シートの隣接箇所に所定の方向から光を照射する第1の照明手段と、前記第1の照明手段とは反対の方向から光を照射する第2の照明手段と、前記隣接箇所の画像を撮像する撮像手段と、前記第1の照明手段を点灯して前記隣接箇所の第1の画像を前記撮像手段に撮像させ、前記第2の照明手段を点灯して前記隣接箇所の第2の画像を前記撮像手段に撮像させるように制御する撮像制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、シートの隣接箇所に所定の方向から光を照射して隣接箇所の第1の画像を撮像し、所定の方向と反対の方向から光を照射して隣接箇所の第2の画像を撮像するよう構成したので、ミラーを不要とし、受光センサやレンズなどをひとつとすることができる。
また、請求項2の発明に係る積層状態検査装置は、請求項1の発明において、前記第1の画像および第2の画像からシート端を検出するシート端検出手段と、前記シート端検出手段によるシート端の検出結果に基づいてシート間の積層状態を判定する積層状態判定手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、第1の画像および第2の画像からシート端を検出し、シート端の検出結果に基づいてシート間の積層状態を判定するよう構成したので、積層状態の検査を人手に頼ることなく自動化することができる。
また、請求項3の発明に係る積層状態検査方法は、隣接するシートの積層状態を検査する積層状態検査手法であって、シートの隣接箇所に所定の方向から光を照射して該隣接箇所の第1の画像を撮像する第1の撮像工程と、前記隣接箇所に前記所定の方向と反対の方向から光を照射して該隣接箇所の第2の画像を撮像する第2の撮像工程と、を含んだことを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、シートの隣接箇所に所定の方向から光を照射して隣接箇所の第1の画像を撮像し、隣接箇所に所定の方向と反対の方向から光を照射して隣接箇所の第2の画像を撮像するよう構成したので、ミラーを不要とし、受光センサやレンズなどをひとつとすることができる。
また、請求項4の発明に係る積層状態検出プログラムは、シートの隣接箇所に所定の方向から光を照射した際に該隣接箇所を撮像した第1の画像からシート端を検出する第1のシート端検出手順と、前記隣接箇所に前記所定の方向と反対の方向から光を照射した際に該隣接箇所を撮像した第2の画像からシート端を検出する第2のシート端検出手順と、前記第1のシート端検出手順によるシート端の検出結果および前記第2のシート端検出手順によるシート端の検出結果に基づいてシート間の積層状態を判定する積層状態判定手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この請求項4の発明によれば、シートの隣接箇所に所定の方向から光を照射した際に隣接箇所を撮像した第1の画像からシート端を検出し、隣接箇所に所定の方向と反対の方向から光を照射した際に隣接箇所を撮像した第2の画像からシート端を検出し、二つのシート端の検出結果に基づいてシート間の積層状態を判定するよう構成したので、積層状態の検査を人手に頼ることなく自動化することができる。
また、請求項5の発明に係る積層状態検査方法は、請求項4の発明において、前記シート端検出手順は、画像の輝度が所定の閾値以上である場合には前記隣接箇所に段差があるときに生じる影を用いてシート端を検出し、画像の輝度が所定の閾値以上でない場合には前記隣接箇所に段差があるときに輝度が周辺より高くなる画像部分を用いてシート端を検出することを特徴とする。
この請求項5の発明によれば、画像の輝度が所定の閾値以上である場合には隣接箇所に段差があるときに生じる影を用いてシート端を検出し、画像の輝度が所定の閾値以上でない場合には隣接箇所に段差があるときに輝度が周辺より高くなる画像部分を用いてシート端を検出するよう構成したので、輝度が低い場合にもシート端を検出することができる。
請求項1および3の発明によれば、ミラーを不要とし、受光センサやレンズなどをひとつとするので、小型の装置で積層状態を検査することができるという効果を奏する。
また、請求項2および4の発明によれば、積層状態の検査を人手に頼ることなく自動化するので、検査精度を向上するとともに、検査費用および検査時間を低減することができるという効果を奏する。
また、請求項5の発明によれば、輝度が低い場合にもシート端を検出するので、シートが傾いている場合などシートからの光の反射が弱い場合にも積層状態を判定することができるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る積層状態検査装置、積層状態検査方法および積層状態検出プログ
ラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定
されるものではない。
まず、本実施例1に係る積層状態検査装置の構成について説明する。図1は、本実施例1に係る積層状態検査装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この積層状態検査装置100は、照明装置1、照明装置2、撮像装置3、撮像制御装置4、照明制御装置5および画像表示装置6より構成される。
照明装置1は、積層直後のシートと、積層直後のシートに隣接する隣接シートとが隣接する箇所に光を照射する装置である。照明装置2は、照明装置1と反対方向から積層直後のシートと隣接シートとが隣接する箇所に光を照射する装置である。なお、照明装置1および照明装置2の発光素子としては、照明の切り替えを行うため、発光までの立ち上がり時間の短いLEDなどの素子を用いる。
撮像装置3は、積層直後のシートと隣接シートとが隣接する箇所を撮像する装置である。なお、撮像素子としてはCCDやCMOSなどを使用する。また、撮像素子のサイズ、画素数、フレームレート、スキャン方式、レンズ、光学フィルタ等については、検査対象や検査性能によって最適なものを選定する。
図2は、照明装置1、照明装置2および撮像装置3の設置例を示す図であり、前面図、側面図および俯瞰図を示す。同図に示すように、撮像装置3はシート端の上方、シートとほぼ垂直となるように配置する。
照明装置1については、図2のように照明装置1の光軸とシートとのなす角がθ1となり、シート端とのなす角がφ1となるように設置する。なお、θ1はシートの厚みや撮像装置3の画素数、レンズの種類、撮像装置とシート間の距離などにより、適切に決定する。φ1は0が望ましいが、設置位置により±5°程度を許容範囲とする。
照明装置2については、図2のように照明装置2の光軸とシートとのなす角がθ2となり、シート端とのなす角がφ2となるように設置する。θ2およびφ2については、θ1およびφ1と同様に決定し、θ2=θ1、φ2=φ1である。
撮像制御装置4は、撮像装置3のシャッタータイミング、シャッター開放時間、ゲインなどの撮像制御を行う装置である。また、この撮像制御装置4は、照明装置1および照明装置2の点灯と撮像装置3のシャッタータイミングが同期するように照明制御装置5に指示する。
すなわち、この撮像制御装置4は、照明装置1および照明装置2を交互に点灯するように照明制御装置5に指示するとともに、各照明装置が点灯しているときに撮像装置3に対して撮像するように指示する。なお、ここでは、照明装置1が点灯しているときに撮像装置3が撮像した画像を撮像画像1と呼び、照明装置2が点灯しているときに撮像装置3が撮像した画像を撮像画像2と呼ぶこととする。
この撮像制御装置4が、照明装置1および照明装置2を交互に点灯するように照明制御装置5に指示するとともに、各照明装置が点灯しているときに撮像装置3に対して撮像するように指示することによって、一つの撮像装置3だけで、複数の照明による画像を撮像することが可能となる。
照明制御装置5は、撮像制御装置4の指示に基づいて照明装置1および照明装置2の点灯タイミングや点灯時間などの点灯制御を行う装置である。なお、ここでは、撮像制御装置4が各照明装置の点灯と撮像装置3による撮像の同期をとることとしたが、照明制御装置5が、各照明装置の点灯と撮像装置3による撮像の同期をとり、撮像制御装置4に対して撮像のタイミングを指示することもできる。
また、照明装置1および照明装置2の点灯はn(n≧1)フレームごとに交互に切り換える。また、インタレース方式の撮像装置を使用する場合はフィールドごとに切り換えてもかまわず、その場合、偶数フィールドと奇数フィールドは異なる照明が照射されることになる。また、LEDのようなパルス点灯が可能な発光素子については、撮像素子のシャッターの開放タイミングおよび時間に、発光素子の発光タイミングおよび時間を合わせ、効率的に点灯させる。
画像表示装置6は、撮像制御装置4より出力される映像信号を取り込み、ディスプレイに表示させる装置である。画像表示装置6としては、パーソナルコンピューターや外部入力機能のあるテレビなど表示機能を持つ装置を使用する。なお、画像表示装置6には、フレームやフィールドごとに切り替わる映像をそのままディスプレイすることも、照明装置1および照明装置2のそれぞれを点灯したときの2つの映像に分離してディスプレイすることもできる。
次に、照明装置1の点灯時に撮像装置3より得られる撮像画像1、照明装置2の点灯時に撮像装置3より得られる撮像画像2の例を図3〜図5を用いて説明する。図3は、シート間に隙間があるときの撮像画像例を示す図である。同図に示すように、撮像画像1では、積層直後のシートと下層シートの段差が影となり、影の左側が積層直後のシート端である。撮像画像2では、同様に隣接シートと下層シートの段差が影となり、影の右側が隣接シート端である。積層直後のシートと隣接シートの隙間が画面内に収まる場合については図3のように両画像においてシート端を確認することができる。
なお、図3において、画像内の座標は左上を原点(x,y)=(0,0)とし、シート端の位置についてはx座標で示すこととする。すなわち、撮像画像1において検出するシート端の位置をそのx座標x1で示し、撮像画像2において検出するシート端の位置をそのx座標x2で示す。
図4は、シート間に隙間がないときの撮像画像例を示す図である。同図に示すように、シート間に隙間がないときは、両方の画像においてシート端を確認することができなくなる。
図5は、シート同士に重なりがあるときの撮像画像例を示す図である。同図に示すように、積層直後のシートが隣接シートに重なるときは、撮像画像1において段差が影となり、撮像画像2では、影を確認することができない。なお、隣接シートがないときや、積層直後のシートと隣接シートの隙間が画面内に収まらないときにも、図5に示すように、撮像画像2で影を確認することができないときがある。
上述してきたように、本実施例1では、積層直後のシートと隣接シートが隣接する箇所を照明装置1および照明装置2で交互に照射して撮像装置3で撮像するように撮像制御装置4が制御することとしたので、ミラーを使用することなく、また、受光センサやレンズなどをふたつづつ使用することなく、小型の装置でシートの積層状態を検査することができる。
ところで、上記実施例1では、撮像装置3が撮像した画像を画像表示装置6に表示する場合について説明したが、撮像装置3が撮像した画像を処理してシートの積層状態を自動判定することもできる。そこで、本実施例2では、撮像装置3が撮像した画像を処理してシートの積層状態を自動判定する積層状態検査装置について説明する。
まず、本実施例2に係る積層状態検査装置の構成について説明する。図6は、本実施例2に係る積層状態検査装置の構成を示す機能ブロック図である。なお、ここでは説明の便宜上、図1に示した各部と同様の役割を果たす機能部については同一符号を付すこととしてその詳細な説明を省略する。
図6に示すように、この積層状態検査装置200は、照明装置1、照明装置2、撮像装置3、撮像制御装置4、照明制御装置5および画像処理装置60より構成される。画像処理装置60は、撮像装置3が撮像した画像を処理してシートの積層状態を自動判定する装置であり、シート端検出部61と、重なり判定部62と、隙間量測定部63とを有する。
シート端検出部61は、撮像装置3が撮像した画像を処理してシート端を検出する処理部である。すなわち、このシート端検出部61は、図3〜図5に示した撮像画像1および撮像画像2に生ずる影を用いてシート端を検出する。
重なり判定部62は、シート端検出部61により検出されたシート端に基づいて積層直後のシートと隣接シートとの間に重なりや隙間があるか否かを判定する処理部である。すなわち、この重なり判定部62は、撮像画像1および撮像画像2の両方からシート端が検出された場合には、積層直後のシートと隣接シートとの間に隙間があると判定し、撮像画像1においてシート端が検出され、撮像画像2においてシート端が検出されなかった場合には、積層直後のシートが隣接シートに重なっていると判定し、撮像画像1と撮像画像2のいずれからもシート端が検出されなかった場合には、積層直後のシートと隣接シートが隙間なく積層されていると判定する。
隙間量測定部63は、重なり判定部62によって積層直後のシートと隣接シートとの間に隙間があると判定された場合に、隙間量を算出する処理部である。具体的には、この隙間量測定部63は、図3に示したx2とx1との差を隙間量として算出する。
なお、ここでは、シート端検出部61は、図3〜図5に示した影を用いてシート端を検出することとしたが、影を用いてシート端を検出できない場合もある。そこで、以下に影を用いてシート端を検出できない場合のシート端の検出方法について説明する。
シートがカーボンシートの場合には、繊維方向と垂直方向から光を照射すると反射が強く、繊維方向と同一方向から光を照射すると反射が弱いという特性がある。また、シートは繊維方向に積層されるため、検査対象となるシートの重なりや隙間を検出するときには常に繊維方向と垂直な方向から光を照射すればよく、この場合、影の部分とその他のシート部分のコントラストが強いため、シート端の検出は容易となる。なお、積層シートと隣接シートの隙間は繊維方向が違うために隙間のすべての部分が影と区別ができないほど輝度が低い場合があるが、エッジを検出するという方法を用いれば、影のみを検出する場合と同じ検出方法によって検出することが可能である。
しかし、積層装置は何十層や何百層ものシートを積層することや非検査物が数十メートルという大きさになることもある。このため、積層装置と独立した装置において、検査のみ行うことは時間が非常に多くかかる。また、積層装置と独立した装置において検査を行うこととすると、非検査物全体のシート積層工程において隣接シート同士の重なりや隙間量を測定するために積層状態検査装置または非検査物を移動させる仕組みを作らなければならないことから非効率的である。このことから、積層と同時に検査を行い、積層にかかる時間のほかに検査に時間をかける必要をなくすために、積層装置に積層状態検査装置を取り付ける必要がある。
しかし、積層装置に積層状態検査装置を取り付けた場合、検出対象であるシートおよび照明、カメラの位置関係を常に所定の位置に保つことができなくなるという欠点がある。これは、積層装置はローラーによりシートを積層するために、上り坂や下り坂となる積層面を積層する場合にも軸を傾けることなく積層することが可能であり、積層状態検査装置に上り坂や下り坂に追従してシートおよび照明、カメラの位置関係を常に所定の位置に保つような仕組みをつけない限り、図7のように撮像装置や照明装置に対しシートが傾くといった状況が発生する。
このように、シートに傾斜がある場合、撮像装置に撮像される画像において次のような変化が生じる。
(1)シートの繊維方向と光の照射方向のなす角が垂直でなくなるため、傾斜角がつくほどシートの輝度が低くなる。
(2)シートの段差部は照明によって照らされることにより、他の部分と比べ反射が強く、シートに傾斜がついても輝度が高いままとなる。
(1)および(2)により、シートに傾斜がある場合には、図8〜図10に示すように、段差部のみの輝度が高い画像が得られることとなる。ここで、図8は、シートに傾斜がある状態で隙間があるときの撮像画像例を示す図であり、図9は、シートに傾斜がある状態で隙間がないときの撮像画像例を示す図であり、図10は、シートに傾斜がある状態で重なりがあるときの撮像画像例を示す図である。
このように、シートに傾斜がある場合には、撮像画像1および撮像画像2によって得られるエッジが影を利用する検出時とは逆となる。すなわち、シート端検出部61は、撮像画像1によってシート端x2を検出し、撮像画像2によってシート端x1を検出することとなる。
なお、段差部のみの輝度が高くなるときの傾斜角αは、照明の大きさと距離に依存し、照明を大きくしたり近づけたりするほど大きくなり、照明を小さくしたり遠ざけたりするほど小さくなる。
また、図7において、傾斜角αが大きくなるにしたがって徐々にシートの輝度が低くなる。したがって、撮像画像のある所定の領域(以下「領域S」という)に常に同じ繊維方向となるシートが撮像されるように積層状態検査装置を積層装置に取り付け、この領域Sの輝度平均によって、段差部に影が生じることを利用し検出する方法と、段差部の輝度のみが高くなることを利用し検出する方法とを切り替えることができる。
すなわち、領域Sの輝度平均が閾値以上の場合には、撮像画像1を用いてシート端x1を検出し、撮像画像2を用いてシート端x2を検出する。一方、領域Sの輝度平均が閾値以上でない場合には、撮像画像1を用いてシート端x2を検出し、撮像画像2を用いてシート端x1を検出する。
次に、画像処理装置60による積層状態検出処理の処理手順について説明する。図11は、画像処理装置60による積層状態検出処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、この積層状態検出処理は、撮像画像1および撮像画像2を取り込む度に行われる。
図11に示すように、この画像処理装置60は、重なり判定部62が領域Sの輝度平均が所定の閾値以上であるか否かを判定し(ステップS101)、閾値以上である場合には、シート端検出部61が撮像画像1におけるシート端x1を検出し(ステップS102)、撮像画像2におけるシート端x2を検出する(ステップS103)。一方、領域Sの輝度平均が所定の閾値以上でない場合には、シート端検出部61が撮像画像1におけるシート端x2を検出し(ステップS104)、撮像画像2におけるシート端x1を検出する(ステップS105)。
そして、重なり判定部62がシート端x1が検出された否かを判定し(ステップS106)、シート端x1が検出された場合には、シート端x2が検出されたか否かを判定する(ステップS107)。その結果、シート端x2が検出されなかった場合には、シートが重なっている場合なので、判定結果を「重なり」(result=LAP)とする(ステップS108)。
一方、シート端x2が検出された場合には、隙間量測定部63がx2とx1の差を用いてとって隙間量(gap)を算出する(ステップS109)。ここで、撮像装置3の撮像範囲の横幅をw[mm]とし、画像の横方向の画素数をwidthとすると、gap=(x2−x1)*p=(x2−x1)*w/widthである。
そして、重なり判定部62が隙間量が0.0mm以上であるか否かを判定し(ステップS110)、隙間量が0.0mm以上である場合には、シート間に隙間がある場合なので、判定結果を「隙間がある」(result=GAP)とし(ステップS111)、隙間量が0.0mm以上でない場合には、シート端の検出に異常がある場合なので、判定結果を「エラー」(result=ERR)とする(ステップS113)。
また、シート端x1が検出されなかった場合には、重なり判定部62は、シート端x2が検出されたか否かを判定し(ステップS112)、シート端x2が検出された場合には、積層直後のシートが隣接シートの下になることはなく、適切にシート端が検出できなかった場合なので、判定結果を「エラー」(result=ERR)とし(ステップS113)、シート端x2が検出されなかった場合には、シート間に隙間がない場合なので、隙間量を0.0mmとし(ステップS114)、判定結果を「隙間がある」(result=GAP)とする(ステップS115)。
このように、重なり判定部62が、シート端検出部61によるシート端検出結果に基づいてシート間の隙間や重なりを判定することによって、シートの積層状態を検査することができる。
次に、シート端検出部61によるシート端検出処理の処理手順について説明する。図12は、シート端検出部61によるシート端検出処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、シート端検出部61は、まず、撮像画像に対してエッジ強調フィルタを適用する(ステップS201)。
ここで、エッジ強調フィルタは、例えば図13のような係数のフィルタである。対象画素をf(x,y)とすると、エッジ強調フィルタ適用後の画素値g(x,y)は下式となる。
Figure 0004691562
そして、エッジ強調フィルタを適用した画像に対しエッジ検出フィルタを適用する(ステップS202)。ここで、撮像画像1においてエッジ検出フィルタは例えば図14のような係数のフィルタであり、撮像画像2においてエッジ検出フィルタは例えば図15のような係数のフィルタである。
そして、エッジ検出フィルタを適用した画像に対し、2値化を行う(ステップS203)。なお、2値化の方法としては、予め定めた閾値を用いてもよいし、階調ヒストグラムを作成し、階調が高いほうから、画像の総画素数の5%の画素の階調値を閾値とするなどして、閾値を可変としてもよい。閾値をth、対象画素をf(x,y)とすると、2値化後の画素値g(x,y)は下式となる。
Figure 0004691562
そして、2値化後の画像に対し、垂直方向の投影を行い(ステップS204)、ヒストグラムを作成する。2値化後の画素値をf(x,y)とするとヒストグラムh(x)は下式により求まる。ただし、heightは画像の縦方向の画素数である。
Figure 0004691562
そして、最後にヒストグラムh(x)を使用し、シート端の位置x1およびx2を算出する(ステップS205)。ここで、撮像画像1においてシート端の位置x1を算出する場合には、h(x)をx=0から昇順に見ていき、予め定めた閾値以上かつピークとなった最初のxをシート端の位置x1とする。撮像画像2においてシート端の位置x2を算出する場合には、h(x)をx=width−1(widthは画像の横方向の画素数)から降順に見ていき、予め定めた閾値以上かつピークとなった最初のxをシート端の位置x2とする。
なお、撮像画像1においてシート端の位置x2を算出する場合には、エッジ検出フィルタには図14に例を示したフィルタ係数を用い、h(x)をx=width−1から降順に見ていき、予め定めた閾値以上かつピークとなった最初のxをシート端の位置x2とする。また、撮像画像2においてシート端の位置x1を検出する場合には、エッジ検出フィルタには図15に例を示したフィルタ係数を用い、h(x)をx=0から昇順に見ていき、予め定めた閾値以上かつピークとなった最初のxをシート端の位置x1とする。
上述してきたように、本実施例2では、画像処理装置60のシート端検出部61が撮像画像からシート端を検出し、重なり判定部62がシート端検出部61によって検出されたシート端に基づいてシート間の隙間や重なりを判定することとしたので、シートの積層状態を検査することができる。
また、本実施例2では、重なり判定部62が撮像画像の領域Sの輝度平均が所定の閾値以上であるか否かを判定し、所定の閾値以上でない場合には、シートの段差部の輝度のみが高くなることを利用してシート端を検出することとしたので、シートが傾いた状態にある場合にも、精度良くシート端を検出することができる。
なお、本実施例2では、積層状態を検出する積層状態検出装置として動作する画像処理装置60について説明したが、この画像処理装置60が有する構成をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有する積層状態検出プログラムを得ることができる。そこで、この積層状態検出プログラムを実行するコンピュータについて説明する。
図16は、本実施例2に係る積層状態検出プログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコンピュータ300は、RAM310と、CPU320と、HDD330と、LANインタフェース340と、入出力インタフェース350と、DVDドライブ360とを有する。
RAM310は、プログラムやプログラムの実行途中結果などを記憶するメモリであり、CPU320は、RAM310からプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。
HDD330は、プログラムやデータを格納するディスク装置であり、LANインタフェース340は、コンピュータ300をLAN経由で他のコンピュータに接続するためのインタフェースである。
入出力インタフェース350は、マウスやキーボードなどの入力装置および表示装置を接続するためのインタフェースであり、DVDドライブ360は、DVDの読み書きを行う装置である。
そして、このコンピュータ300において実行される積層状態検出プログラム311は、DVDに記憶され、DVDドライブ360によってDVDから読み出されてコンピュータ300にインストールされる。
あるいは、この積層状態検出プログラム311は、LANインタフェース340を介して接続された他のコンピュータシステムのデータベースなどに記憶され、これらのデータベースから読み出されてコンピュータ300にインストールされる。
そして、インストールされた積層状態検出プログラム311は、HDD330に記憶され、RAM310に読み出されてCPU320によって積層状態検出プロセス321として実行される。
また、本実施例1および2では、シート間の隙間や重なりを検査する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の物の間の隙間や重なり、段差などを検査する場合にも同様に適用することができる。
以上のように、本発明に係る積層状態検査装置、積層状態検査方法および積層状態検出プログラムは、シートを積層して成形品を製造する場合に有用であり、特に、シート間の隙間や重なりが成形品の品質に大きな影響を与える場合に適している。
図1は、本実施例1に係る積層状態検査装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2は、照明装置1、照明装置2および撮像装置3の設置例を示す図である。 図3は、シート間に隙間があるときの撮像画像例を示す図である。 図4は、シート間に隙間がないときの撮像画像例を示す図である。 図5は、シート同士に重なりがあるときの撮像画像例を示す図である。 図6は、本実施例2に係る積層状態検査装置の構成を示す機能ブロック図である。 図7は、シートに傾きがある場合の積層状態検査装置の側面図である。 図8は、シートに傾斜がある状態で隙間があるときの撮像画像例を示す図である。 図9は、シートに傾斜がある状態で隙間がないときの撮像画像例を示す図である。 図10は、シートに傾斜がある状態で重なりがあるときの撮像画像例を示す図である。 図11は、画像処理装置60による積層状態検出処理の処理手順を示すフローチャートである。 図12は、シート端検出部61によるシート端検出処理の処理手順を示すフローチャートである。 図13は、エッジ強調フィルタの係数例を示す図である。 図14は、撮像画像1におけるエッジ検出フィルタの係数例を示す図である。 図15は、撮像画像2におけるエッジ検出フィルタの係数例を示す図である。 図16は、本実施例2に係る積層状態検出プログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1,2 照明装置
3 撮像装置
4 撮像制御装置
5 照明制御装置
6 画像表示装置
60 画像処理装置
61 シート端検出部
62 重なり判定部
63 隙間量測定部
100,200 積層状態検査装置
300 コンピュータ
310 RAM
311 積層状態検出プログラム
320 CPU
321 積層状態検出プロセス
330 HDD
340 LANインタフェース
350 入出力インタフェース
360 DVDドライブ

Claims (5)

  1. 隣接するシートの積層状態を検査する積層状態検査装置であって、
    シートの隣接箇所に所定の方向から光を照射する第1の照明手段と、
    前記第1の照明手段とは反対の方向から光を照射する第2の照明手段と、
    前記隣接箇所の画像を撮像する撮像手段と、
    前記第1の照明手段及び前記第2の照明手段のうち、前記第1の照明手段点灯している間に前記隣接箇所の第1の画像を前記撮像手段に撮像させ、前記第1の照明手段及び前記第2の照明手段のうち、前記第2の照明手段点灯している間に前記隣接箇所の第2の画像を前記撮像手段に撮像させるように制御する撮像制御手段と、
    を備えたことを特徴とする積層状態検査装置。
  2. 前記第1の画像および第2の画像からシート端を検出するシート端検出手段と、
    前記シート端検出手段によるシート端の検出結果に基づいてシート間の積層状態を判定する積層状態判定手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の積層状態検査装置。
  3. 隣接するシートの積層状態を検査する積層状態検査手法であって、
    所定の方向及び該所定の方向と反対の方向のうち、該所定の方向からシートの隣接箇所に光を照射している間に該隣接箇所の第1の画像を撮像する第1の撮像工程と、
    前記所定の方向及び前記反対の方向のうち、該反対の方向から前記隣接箇所に光を照射している間に該隣接箇所の第2の画像を撮像する第2の撮像工程と、
    を含んだことを特徴とする積層状態検査方法。
  4. 所定の方向及び該所定の方向と反対の方向のうち、該所定の方向からシートの隣接箇所に光を照射している間に該隣接箇所を撮像した第1の画像からシート端を検出する第1のシート端検出手順と、
    前記所定の方向及び前記反対の方向のうち、該反対の方向から前記隣接箇所に光を照射している間に該隣接箇所を撮像した第2の画像からシート端を検出する第2のシート端検出手順と、
    前記第1のシート端検出手順によるシート端の検出結果および前記第2のシート端検出手順によるシート端の検出結果に基づいてシート間の積層状態を判定する積層状態判定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする積層状態検出プログラム。
  5. 前記シート端検出手順は、画像の輝度が所定の閾値以上である場合には前記隣接箇所に段差があるときに生じる影を用いてシート端を検出し、画像の輝度が所定の閾値以上でない場合には前記隣接箇所に段差があるときに輝度が周辺より高くなる画像部分を用いてシート端を検出することを特徴とする請求項4に記載の積層状態検出プログラム。
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