JP4690939B2 - ブームスプレーヤ - Google Patents
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Description
図11に、このようなブームスプレーヤの配管の概略図を示した。このブームスプレーヤは、走行可能で薬剤タンク(薬液タンク)を備えた車両本体(スプレーヤ本体)に第1ブームが設けられ、第1ブームに対してスライド可能に第2ブームが、第2ブームに対してスライド可能に第3ブームが取り付けられているものである。第1ブーム、第2ブームおよび第3ブームにはそれぞれ、薬剤を噴出する複数のノズルを有するノズルパイプ8b、8c、8dが取り付けられている。
前記分岐部(6)には、第1ブーム(30)のノズルパイプ(39)に前記液体を供給するための第1の配管(16b)と、第2ブーム(40)のノズルパイプ(49)に前記液体を供給するための第2の配管(16c)と、第3ブーム(50)のノズルパイプ(59)に前記液体を供給するための第3の配管(16d)が接続され、
前記第2の配管(16c)と第2ブーム(40)のノズルパイプ(49)とは、第2ブーム(40)のスライド移動にしたがって伸縮するように、第1ブーム(30)に設けられた支持部材(60、62、64)によって支持されている第1のコイルホース(70)を介して接続され、
前記第3の配管(16d)と第3ブーム(50)のノズルパイプ(59)とは、第2ブーム(40)のスライド移動にしたがって伸縮するように、第1ブーム(30)に設けられた支持部材(61、63、65)によって支持されている第2のコイルホース(71)と、この第2のコイルホース(71)に直列に接続され、第3ブーム(50)のスライド移動にしたがって伸縮するように、第2ブーム(40)に設けられた支持部材(67、68、66)によって支持されている第3のコイルホース(72)とを介して接続され、
第2のコイルホース(71)と第3のコイルホース(72)とは、伸縮方向から見た場合に、左右方向に所定間隔離れて配置され、
第1のコイルホース(70)は、伸縮方向から見た場合に、第2のコイルホース(71)と第3のコイルホース(72)との左右方向ほぼ中間位置の少し上方に配置され、第2のコイルホース(71)と第3のコイルホース(72)との間の隙間に第1のコイルホース(70)の下部が入り込んでいることを特徴とする。
さらに、各コイルホースを支持する支持部材は、コイルホースがブームのスライド動作に応じて伸縮自在であるように支持できればよく、例えば、ブームの両端部に設けた支柱間に棒状部材、レールあるいはワイヤなどのレール手段を設け、これにコイルホースを吊設するように構成してもよく、または、第1ブームや第2ブームの先端部に、あるいは両端部に支持部材を立設し、支持部材にコイルホースを直接または間接に取り付けるようにしてもよい。
また、伸縮方向から見た場合に、第2のコイルホースと第3のコイルホースとを、左右方向に所定間隔離して配置し、第1のコイルホースを、第2のコイルホースと第3のコイルホースとの左右方向ほぼ中間位置の少し上方に配置して、第2のコイルホースと第3のコイルホースとの間の隙間(谷間)にこの第1のコイルホースの下部が入り込むようにしたので、第1のコイルホースの位置を低くすることができるため、この第1のコイルホースを支持する支持部材の高さを低くでき、したがってスライドブームの安定性を良好にすることができるとともに、重量増加を抑制することができる。
図1〜図10は本発明の実施の形態に係るブームスプレーヤを示す図であって、図1は全体を示す平面図、図2は配管の構成を示す構成図、図3はスライド機構を示す模式図、図4〜図10はコイルホースが収縮している状態におけるスライドブームの全体あるいは一部を示し、図4は全体斜視図、図5は基端部の右後方から見た斜視図、図6は基端部の左後方から見た斜視図、図7は基端部の平面図、図8は先端部の側面図、図9は基端部側から見た背面図、図10は先端部側から見た正面図である。なお、図2の構成において、薬剤タンクから分水器までは、図11と同様であるから同符号を付し詳細な説明は省略する。
第1ブーム30の基端部および先端部にはそれぞれ、スプロケット32およびワイヤローラー33が取り付けられている。スプロケット32は、前記操作部の操作でオン・オフ駆動される正逆回転可能な駆動モータ(図示略)により回転駆動される。スプロケット32およびワイヤローラー33にはそれぞれ、チェーン34およびワイヤ35が巻き付けられている。これらチェーン34およびワイヤ35がジョイント36、ターンバックル31により連結されて無端の輪に形成されているとともに、ワイヤ35の途中に第2ブーム40の基端部のブラケット47が固定されている。
第1ブーム30の基端部37には金属製の支柱(支持部材)60、支柱(支持部材)61が固定され、先端部38には金属製の支柱(支持部材)62が固定されている。支柱60、支柱61および支柱62はそれぞれ、第1ブーム30から上方にほぼ鉛直に、上方に斜めに、および上方にほぼ鉛直に延びている。また、支柱62の途中には支柱61側と同じ側の側方にほぼ水平に突出する金属製の側方突出支持部(支持部材)63が形成されている。
コイルホース70、71、72の位置関係は、図9、図10からも明らかなように、コイルホース70、71、72を伸縮方向から見た場合、コイルホース70が、左右方向にほぼ水平に間隔をおいて配置されたコイルホース71、72のほぼ中間位置の少し上方に配置されている。すなわち、伸縮方向から見た場合に、連結する2本のコイルホース71、72の左右方向の間隔(図10のピッチP)が従来よりも少し広げられ、2本のコイルホース71,72の間の隙間(谷間)に新設のコイルホース70の下部が少し入り込むように配置されている。
また、連結ホース74が、ノズルパイプ59に接続され第3ブーム50に固定された状態であるので、第3ブーム50が第2ブーム40から突出する方向にスライド移動すると、コイルホース72は、配管支持部材76に引っ張られて、ワイヤ66に沿って伸び、逆に第3ブーム50が戻るときは縮む。
なお、図4、図6において、符号39は、第1ブーム30に固定されているノズルパイプであり、このノズルパイプ39の一端部39cに、配管16b(図2参照)が接続される。これにより、薬剤は配管16bからノズルパイプ39に供給される。
6 分水器(分岐部)
10 ブームスプレーヤ
11 車両本体
16b 配管(第1の配管)
16c 配管(第2の配管)
16d 配管(第3の配管)
20 スライドブーム
30 第1ブーム
39 ノズルパイプ
39a ノズル
40 第2ブーム
49 ノズルパイプ
49a ノズル
50 第3ブーム
59 ノズルパイプ
59a ノズル
60、61、62、67、68 支柱(支持部材)
63 側方突出支持部(支持部材)
64、65、66 ワイヤ(支持部材)
70 コイルホース(第1のコイルホース)
71 コイルホース(第2のコイルホース)
72 コイルホース(第3のコイルホース)
Claims (1)
- 走行可能に構成され、液体タンク(1)とこの液体タンク(1)からの液体を分岐して供給する分岐部(6)とを備えた車両本体(11)に、第1ブーム(30)と、第1ブーム(30)にその長さ方向に沿ってスライド移動可能に設けられた第2ブーム(40)と、第2ブーム(40)にその長さ方向に沿ってスライド移動可能に設けられた第3ブーム(50)とからなるスライドブーム(20)が設けられ、第1ブーム(30)、第2ブーム(40)および第3ブーム(50)にはそれぞれ、前記液体を噴出するノズル(39a、49a、59a)を有するノズルパイプ(39、49、59)が設けられているブームスプレーヤ(10)であって、
前記分岐部(6)には、第1ブーム(30)のノズルパイプ(39)に前記液体を供給するための第1の配管(16b)と、第2ブーム(40)のノズルパイプ(49)に前記液体を供給するための第2の配管(16c)と、第3ブーム(50)のノズルパイプ(59)に前記液体を供給するための第3の配管(16d)が接続され、
前記第2の配管(16c)と第2ブーム(40)のノズルパイプ(49)とは、第2ブーム(40)のスライド移動にしたがって伸縮するように、第1ブーム(30)に設けられた支持部材(60、62、64)によって支持されている第1のコイルホース(70)を介して接続され、
前記第3の配管(16d)と第3ブーム(50)のノズルパイプ(59)とは、第2ブーム(40)のスライド移動にしたがって伸縮するように、第1ブーム(30)に設けられた支持部材(61、63、65)によって支持されている第2のコイルホース(71)と、この第2のコイルホース(71)に直列に接続され、第3ブーム(50)のスライド移動にしたがって伸縮するように、第2ブーム(40)に設けられた支持部材(67、68、66)によって支持されている第3のコイルホース(72)とを介して接続され、
第2のコイルホース(71)と第3のコイルホース(72)とは、伸縮方向から見た場合に、左右方向に所定間隔離れて配置され、
第1のコイルホース(70)は、伸縮方向から見た場合に、第2のコイルホース(71)と第3のコイルホース(72)との左右方向ほぼ中間位置の少し上方に配置され、第2のコイルホース(71)と第3のコイルホース(72)との間の隙間に第1のコイルホース(70)の下部が入り込んでいることを特徴とするブームスプレーヤ(10)。
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