JP2012231685A - 液体散布装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】畝と畝との間の距離が狭い場合の好適な液体散布装置の提供。
【解決手段】液体散布装置Dは、タンク1内の液体をポンプP’を介して案内する案内通路2と、この案内通路2の先端部に取り付けられたノズルで前記液体を散布する液体散布装置Dであって、垂直方向に延びる垂直部を有する第1の部材と、この第1の部材の下方に取り付けられた第1の部材用車輪5と、垂直方向に延びる垂直部を有する第2の部材と、この第2の部材の下方に取り付けられた第2の部材用車輪7と、第2の部材と第1の部材とに接続され、水平方向に延びる第3の部材とを備えた移動体Mとを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】液体散布装置Dは、タンク1内の液体をポンプP’を介して案内する案内通路2と、この案内通路2の先端部に取り付けられたノズルで前記液体を散布する液体散布装置Dであって、垂直方向に延びる垂直部を有する第1の部材と、この第1の部材の下方に取り付けられた第1の部材用車輪5と、垂直方向に延びる垂直部を有する第2の部材と、この第2の部材の下方に取り付けられた第2の部材用車輪7と、第2の部材と第1の部材とに接続され、水平方向に延びる第3の部材とを備えた移動体Mとを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、液体散布装置に係り、特に、畝と畝との間の距離が狭い場合に好適な液体散布装置に関する。
従来、薬剤、水等の液体を散布することができる自走式散布機がある(例えば、特許文献1参照)。
この自走式散布機にあっては、畝と畝との間を自走式散布機が移動できるスペースがある場合にあっては、頗る便利である。
この自走式散布機にあっては、畝と畝との間を自走式散布機が移動できるスペースがある場合にあっては、頗る便利である。
しかしながら、畝と畝との間の距離が狭い場合、自走式散布機が使用できないという問題点があった。
本発明は、上記の問題点を除去するようにした液体散布装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の液体散布装置は、タンク内の液体をポンプを介して案内する案内通路と、この案内通路の先端部に取り付けられたノズルで前記液体を散布する液体散布装置であって、垂直方向に延びる垂直部を有する第1の部材と、この第1の部材の下方に取り付けられた第1の部材用車輪と、垂直方向に延びる垂直部を有する第2の部材と、この第2の部材の下方に取り付けられた第2の部材用車輪と、前記第2の部材と前記第1の部材とに接続され、水平方向に延びる第3の部材とを備えた移動体とを備え、前記案内通路は、中途で分岐し、前記ノズルは、複数で、複数の前記ノズルは、分岐した前記案内通路の先端にそれぞれ設けられると共に、前記第3の部材に移動自在に取り付けられているいるものである。
また、請求項2記載の液体散布装置は、タンク内の液体をポンプを介して案内する案内通路と、この案内通路の先端部に取り付けられたノズルで前記液体を散布する液体散布装置であって、垂直方向に延びる垂直部を有する第1の部材と、この第1の部材の下方に取り付けられた第1の部材用車輪と、垂直方向に延びる垂直部を有する第2の部材と、この第2の部材の下方に取り付けられた第2の部材用車輪と、前記第2の部材と前記第1の部材とに接続され、水平方向に延びる第3の部材とを備えた移動体とを備え、前記案内通路は、中途で分岐し、前記ノズルは、少なくとも、第1、第2の側方ノズルを有し、前記第1、第2の側方ノズルは、分岐した前記案内通路の先端にそれぞれ設けられ、前記第1の側方ノズルは、前記第1の部材に移動自在に取り付けられ、前記第2の側方ノズルは、前記第2の部材に移動自在に取り付けられ、前記第1の側方ノズルの吐出口と前記第2の側方ノズルの吐出口とは、対向するように取り付けられているものである。
また、請求項3記載の液体散布装置は、請求項1記載の液体散布装置において、第1の部材用車輪及び第2の部材用車輪は、畑の地面に当接し、第3の部材に取り付けられた複数のノズルの吐出口は、前記畑の地面に向かっているものである。
また、請求項4記載の液体散布装置は、請求項1又は2記載の液体散布装置において、第3の部材の一方側を支持すると共に、前記第3の部材にスライド自在な一方側スライド支持部材と、この一方側スライド支持部材を前記第3の部材に固定させる一方側スライド支持部材固定手段と、第1の部材にスライド自在な第1のスライド部材と、この第1のスライド部材を前記第1の部材に固定させる第1のスライド部材固定手段と、前記第3の部材の他方側を支持すると共に、前記第3の部材にスライド自在な他方側スライド支持部材と、この他方側スライド支持部材を前記第3の部材に固定させる他方側スライド支持部材固定手段と、前記第2の部材にスライド自在な第2のスライド部材と、この第2のスライド部材を前記第2の部材に固定させる第2のスライド部材固定手段とを備え、前記一方側スライド支持部材と前記第1のスライド部材が接合され、前記他方側スライド支持部材と前記第2のスライド部材が接合されているものである。
また、請求項5記載の液体散布装置は、請求項1又は2記載の液体散布装置において、操作者の把持部が第1の部材又は第2の部材に設けられ、案内通路の中途での分岐は、分岐元より複数に分岐する金属製の分岐パイプで行うものであり、前記案内通路の内、タンクと前記金属製の分岐パイプの分岐元とは、ホースで接続され、操作者に接続された接続部位に前記ホースの中途が接続されているものである。
請求項1記載の液体散布装置によれば、例えば、畝の側部の一方に第1の部材用車輪を、畝の側部の他方に第2の部材用車輪を、それぞれ位置させ、畝を跨ぐように第3の部材を配置し、移動自在に取り付けられた複数のノズルの位置を液体を散布する部位に調整することができるため、畝と畝との間の距離が狭い場合にあっても、畝と畝との間の距離が第1の部材用車輪(又は第2の部材用車輪)が通るスペースがあれば、移動体を移動させて液体を効率良く散布することができる。
また、請求項2記載の液体散布装置によれば、例えば、畝をトンネル状にビニールまたはポリフィルム等の覆体で覆って作物の栽培するトンネル栽培にあっては、覆体の両側面を捲り上げて開口させ、該開口した部位に第1の側方ノズルの吐出口と、第2の側方ノズルの吐出口とを対向させて液体(例えば、薬剤)を散布することができるため、覆体の内部に液体(例えば、薬剤)を効率良く散布することができる。
また、請求項3記載の液体散布装置によれば、上述した請求項1記載の発明の効果に加え、複数のノズルの吐出口は、畑の地面に向かって取り付けられているため、畑に植えられている植物に向かって複数のノズルからの液体を効率良く散布することができる。
また、請求項4記載の液体散布装置によれば、上述した請求項1又は2記載の発明の効果に加え、第3の部材の一方側を支持すると共に、前記第3の部材にスライド自在な一方側スライド支持部材と、この一方側スライド支持部材を前記第3の部材に固定させる一方側スライド支持部材固定手段と、第1の部材にスライド自在な第1のスライド部材と、この第1のスライド部材を前記第1の部材に固定させる第1のスライド部材固定手段と、前記第3の部材の他方側を支持すると共に、前記第3の部材にスライド自在な他方側スライド支持部材と、この他方側スライド支持部材を前記第3の部材に固定させる他方側スライド支持部材固定手段と、前記第2の部材にスライド自在な第2のスライド部材と、この第2のスライド部材を前記第2の部材に固定させる第2のスライド部材固定手段とを備え、前記一方側スライド支持部材と前記第1のスライド部材が接合され、前記他方側スライド支持部材と前記第2のスライド部材が接合されているため、散布する部位の高さ、幅に対応して、液体を散布することができる。
また、請求項5記載の液体散布装置によれば、上述した請求項1又は2記載の発明の効果に加え、操作者の把持部が第1の部材又は第2の部材に設けられ、案内通路の中途での分岐は、分岐元より複数に分岐する金属製の分岐パイプで行うものであり、前記案内通路の内、タンクと前記金属製の分岐パイプの分岐元とは、ホースで接続され、操作者に接続された接続部位に前記ホースの中途が接続されているため、金属製の分岐パイプの分岐元と操作者に接続されたホースの部位との間のホースの動きを規制して、作業性の向上を図ることができる。
本発明の一実施例の液体散布装置を図面を参照して説明する。
図1に示すDは液体散布装置で、液体散布装置Dは、例えば、畑に液体(水、薬剤等)を散布するもので、タンク1内の液体をポンプP’を介して案内する案内通路2と、この案内通路2の先端部に取り付けられたノズル3で液体を散布するようになっている。
なお、案内通路2は、中途で分岐し、ノズル3は複数で、複数のノズル3は、分岐した案内通路2の先端にそれぞれ設けられると共に、後述する第3の部材8(図2及び図3参照)に取り付けられている。また、3Cは、ノズル3からの噴射の有無をコントロールするコックである。
図1に示すDは液体散布装置で、液体散布装置Dは、例えば、畑に液体(水、薬剤等)を散布するもので、タンク1内の液体をポンプP’を介して案内する案内通路2と、この案内通路2の先端部に取り付けられたノズル3で液体を散布するようになっている。
なお、案内通路2は、中途で分岐し、ノズル3は複数で、複数のノズル3は、分岐した案内通路2の先端にそれぞれ設けられると共に、後述する第3の部材8(図2及び図3参照)に取り付けられている。また、3Cは、ノズル3からの噴射の有無をコントロールするコックである。
図2及び図3は、液体散布装置Dの主要部である移動体Mを示すもので、移動体Mは、垂直方向に延びる垂直部を有する第1の部材4と、この第1の部材4の下方に取り付けられた第1の部材用車輪5、5と、垂直方向に延びる垂直部を有する第2の部材6と、この第2の部材6の下方に取り付けられた第2の部材用車輪7と、第2の部材6と第1の部材4とに接続され、水平方向に延びる第3の部材8とを備えている。
第1の部材4は、具体的には、側面視、逆略T字状で、水平部41と該水平部41の中途より垂直方向に延びる垂直部42とを有し、第1の部材4の主要部は、例えば、金属製の角筒部材で形成されている。
また、第1の部材用車輪5、5は、水平部41の両端部にそれぞれ取り付けられている。
また、第2の部材6の主要部は、第1の部材4の主要部と同様、例えば、金属製の角筒部材で形成されている。
なお、第1の部材4の第3の部材8の接続部位Gより上に操作者の把持部H、Hが取り付けられている。
第1の部材4は、具体的には、側面視、逆略T字状で、水平部41と該水平部41の中途より垂直方向に延びる垂直部42とを有し、第1の部材4の主要部は、例えば、金属製の角筒部材で形成されている。
また、第1の部材用車輪5、5は、水平部41の両端部にそれぞれ取り付けられている。
また、第2の部材6の主要部は、第1の部材4の主要部と同様、例えば、金属製の角筒部材で形成されている。
なお、第1の部材4の第3の部材8の接続部位Gより上に操作者の把持部H、Hが取り付けられている。
また、図4、図5、図8及び図14に示す10は一方側スライド支持部材で、一方側スライド支持部材10は、第3の部材8の一方側を支持すると共に、第3の部材8にスライド自在となるように、第3の部材8より大きい角筒で形成されている。11は、一方側スライド支持部材10を第3の部材8に固定させる一方側スライド支持部材固定手段で、一方側スライド支持部材固定手段11は、具体的には、雄ネジを一方側スライド支持部材10に取り付けた雌ねじに螺合させ、雄ネジを一方側スライド支持部材10の内方にまで設け、雄ネジの端部を第3の部材8の一方側に当接させて、一方側スライド支持部材10を第3の部材8の一方側に固定するようにしている(図8参照)。
また、図4、図5、図8及び図14に示す12は、第1の部材4にスライド自在な第1のスライド部材で、第1のスライド部材12は、第1の部材4にスライド自在となるように、第1の部材4より大きい角筒で形成されている。
図14に示す13は、第1のスライド部材12を第1の部材4に固定させる第1のスライド部材固定手段で、第1のスライド部材固定手段13は、具体的には、雄ネジを第1のスライド部材12に取り付けた雌ねじに螺合させ、雄ネジを第1のスライド部材12の内方にまで設け、雄ネジの端部を第1の部材4に当接させて、第1のスライド部材12を第1の部材4に固定するようにしている(図14参照)。
また、図4、図5、図8及び図14に示す12は、第1の部材4にスライド自在な第1のスライド部材で、第1のスライド部材12は、第1の部材4にスライド自在となるように、第1の部材4より大きい角筒で形成されている。
図14に示す13は、第1のスライド部材12を第1の部材4に固定させる第1のスライド部材固定手段で、第1のスライド部材固定手段13は、具体的には、雄ネジを第1のスライド部材12に取り付けた雌ねじに螺合させ、雄ネジを第1のスライド部材12の内方にまで設け、雄ネジの端部を第1の部材4に当接させて、第1のスライド部材12を第1の部材4に固定するようにしている(図14参照)。
また、図4、図5、図7及び図13に示す15は他方側スライド支持部材で、他方側スライド支持部材15は、第3の部材8の他方側を支持すると共に、第3の部材8にスライド自在となるように、第3の部材8より大きい角筒で形成されている。16は、他方側スライド支持部材15を第3の部材8に固定させる他方側スライド支持部材固定手段で、他方側スライド支持部材固定手段16は、具体的には、雄ネジを他方側スライド支持部材15に取り付けた雌ねじに螺合させ、雄ネジを他方側スライド支持部材15の内方にまで設け、雄ネジの端部を第3の部材8の他方側に当接させて、他方側スライド支持部材15を第3の部材8の他方側に固定するようにしている(図7参照)。
また、図4、図5、図7及び図13に示す17は、第2の部材6にスライド自在な第2のスライド部材で、第2のスライド部材17は、第2の部材6にスライド自在となるように、第2の部材6より大きい角筒で形成されている。
図13に示す18は、第2のスライド部材17を第2の部材6に固定させる第2のスライド部材固定手段で、第2のスライド部材固定手段18は、具体的には、雄ネジを第2のスライド部材17に取り付けた雌ねじに螺合させ、雄ネジを第2のスライド部材17の内方にまで設け、雄ネジの端部を第2の部材6に当接させて、第2のスライド部材17を第2の部材6に固定するようにしている(図13参照)。
そして、一方側スライド支持部材10と第1のスライド部材12は、図8及び図14に示すように、接合(例えば、溶接により接合)され、他方側スライド支持部材15と第2のスライド部材17は、図7及び図13に示すように、接合(例えば、溶接により接合)されている。
また、図4、図5、図7及び図13に示す17は、第2の部材6にスライド自在な第2のスライド部材で、第2のスライド部材17は、第2の部材6にスライド自在となるように、第2の部材6より大きい角筒で形成されている。
図13に示す18は、第2のスライド部材17を第2の部材6に固定させる第2のスライド部材固定手段で、第2のスライド部材固定手段18は、具体的には、雄ネジを第2のスライド部材17に取り付けた雌ねじに螺合させ、雄ネジを第2のスライド部材17の内方にまで設け、雄ネジの端部を第2の部材6に当接させて、第2のスライド部材17を第2の部材6に固定するようにしている(図13参照)。
そして、一方側スライド支持部材10と第1のスライド部材12は、図8及び図14に示すように、接合(例えば、溶接により接合)され、他方側スライド支持部材15と第2のスライド部材17は、図7及び図13に示すように、接合(例えば、溶接により接合)されている。
このように、第1の部材4の外周に第1のスライド部材12がスライド自在に取り付けられ、この第1のスライド部材12に接合された一方側スライド支持部材10に第3の部材8の一端が着脱自在に取り付けられ、第2の部材6の外周に第2のスライド部材17がスライド自在に取り付けられ、この第2のスライド部材17に接合された他方側スライド支持部材15に第3の部材8の他端が着脱自在に取り付けられているため、第3の部材8を適宜の幅、高さの調整を行うことができ、しかも、第1の部材4、第2の部材6、第3の部材8と個々にそれぞれ分離することができるため、保管スペースを大きく取らないで保管することができる。
また、第3の部材8の一端を一方側スライド支持部材10に、第3の部材8の他端を他方側スライド支持部材15に、それぞれスライド自在に支持することができるため、例えば、畝の広狭に対応して液体を散布することができる。
また、第3の部材8の一端を一方側スライド支持部材10に、第3の部材8の他端を他方側スライド支持部材15に、それぞれスライド自在に支持することができるため、例えば、畝の広狭に対応して液体を散布することができる。
なお、案内通路2の中途での分岐は、分岐元2’aより複数に分岐(2’b、2’c、2’d、2’e、2’f、2’g)する金属製の分岐パイプ2’で行うようになっている。金属製の分岐パイプ2’は、パイプ支持部材20に固着されている(図4及び図10参照)。
また、図3に示す30は第3’のスライド部材で、第3’のスライド部材30は、第3の部材8の外周にスライド自在なスライド部30aと、このスライド部30aより第3の部材8に対して直交して離間するように延びる延出部30bとを有している。
また、図10に示す31はパイプ支持部材20を固定する固定部材で、固定部材31は、延出部30bの外周にスライド自在なスライド部31aと、スライド部31aに取り付けられた雌ネジ体31bと、雌ネジ体31bの雌ネジに螺合する雄ネジ体31cとを有している。
従って、雄ネジ体31cは、雌ネジ体31bに設けた雌ねじに螺合し、雄ネジ体31cの先端を延出部30bの外周に当接させて、パイプ支持部材20を適宜の位置で固定するようにしている。
また、スライド部30aは、図9に示すように、固定部材32により第3の部材8の外周の適宜の位置で固定されるようになっている。固定部材32は、スライド部30aに取り付けられた雌ネジ体32aと、雌ネジ体32aの雌ネジに螺合する雄ネジ体32bとを有し、雄ネジ体32bの先端を第3の部材8の外周に当接させて、スライド部30aを適宜の位置で固定するようにしている。
そして、図3に示すように、複数に分岐する金属製の分岐パイプ2’b、2’c、2’d、2’eと複数のノズル3、3、3、3は、それぞれ案内通路2の一部である変形自在なホース2”b、2”c、2”d、2”eで湾曲するように接続されている。
また、タンク1と金属製の分岐パイプ2’の分岐元とは、案内通路2の一部であるホース2”で接続され、ホース2”の中途は、操作者Pに接続された接続部位Bに接続されている(図1及び図6参照)。その結果、金属製の分岐パイプ2’の分岐元と操作者Pに接続されたホース2”の部位との間のホース2”の動きを規制して、作業性の向上を図ることができる。
また、図3に示す30は第3’のスライド部材で、第3’のスライド部材30は、第3の部材8の外周にスライド自在なスライド部30aと、このスライド部30aより第3の部材8に対して直交して離間するように延びる延出部30bとを有している。
また、図10に示す31はパイプ支持部材20を固定する固定部材で、固定部材31は、延出部30bの外周にスライド自在なスライド部31aと、スライド部31aに取り付けられた雌ネジ体31bと、雌ネジ体31bの雌ネジに螺合する雄ネジ体31cとを有している。
従って、雄ネジ体31cは、雌ネジ体31bに設けた雌ねじに螺合し、雄ネジ体31cの先端を延出部30bの外周に当接させて、パイプ支持部材20を適宜の位置で固定するようにしている。
また、スライド部30aは、図9に示すように、固定部材32により第3の部材8の外周の適宜の位置で固定されるようになっている。固定部材32は、スライド部30aに取り付けられた雌ネジ体32aと、雌ネジ体32aの雌ネジに螺合する雄ネジ体32bとを有し、雄ネジ体32bの先端を第3の部材8の外周に当接させて、スライド部30aを適宜の位置で固定するようにしている。
そして、図3に示すように、複数に分岐する金属製の分岐パイプ2’b、2’c、2’d、2’eと複数のノズル3、3、3、3は、それぞれ案内通路2の一部である変形自在なホース2”b、2”c、2”d、2”eで湾曲するように接続されている。
また、タンク1と金属製の分岐パイプ2’の分岐元とは、案内通路2の一部であるホース2”で接続され、ホース2”の中途は、操作者Pに接続された接続部位Bに接続されている(図1及び図6参照)。その結果、金属製の分岐パイプ2’の分岐元と操作者Pに接続されたホース2”の部位との間のホース2”の動きを規制して、作業性の向上を図ることができる。
また、図4に示すように、複数のノズル3の内、3(A)は第1の側方ノズル、3(B)は第2の側方ノズルである。第1、第2の側方ノズル3(A)、3(B)は、分岐した案内通路2の先端にそれぞれ設けられ、第1の側方ノズル3(A)は、第1の部材4に移動自在に取り付けられ、また、第2の側方ノズル3(B)は、第2の部材6に移動自在に取り付けられている。そして、図4に示すように、第1の側方ノズル3(A)の吐出口と第2の側方ノズルの吐出口3(B)とは、対向するように取り付けられている。
そのため、例えば、図5に示すように、畝をトンネル状にビニールまたはポリフィルム等の覆体40で覆って作物の栽培するトンネル栽培にあっては、覆体40の両側面を捲り上げて開口させ、該開口した部位40A、40Bに第1の側方ノズル3(A)の吐出口と、第2の側方ノズル3(B)の吐出口とを対向させて液体(例えば、薬剤)を散布することができ、その結果、覆体40の内部に液体(例えば、薬剤)を効率良く散布することができることとなる。
そのため、例えば、図5に示すように、畝をトンネル状にビニールまたはポリフィルム等の覆体40で覆って作物の栽培するトンネル栽培にあっては、覆体40の両側面を捲り上げて開口させ、該開口した部位40A、40Bに第1の側方ノズル3(A)の吐出口と、第2の側方ノズル3(B)の吐出口とを対向させて液体(例えば、薬剤)を散布することができ、その結果、覆体40の内部に液体(例えば、薬剤)を効率良く散布することができることとなる。
なお、図4に示すノズル3は、ノズル支持部材35に固着されている。ノズル支持部材35は、固定部材36により適宜の位置で固定されるようになっている。固定部材36は、第3の部材8の外周にスライド自在なスライド部36aと、このスライド部36aに設けた設けた雌ネジ体36bと、雌ネジ体36bに螺合する雄ネジ体36cとを有し、雄ネジ体36cの先端で第3の部材8の外周の適宜の位置で固定するようにしている(図11参照)。
また、図4に示すノズル3(A)は、ノズル支持部材37に固着されている。ノズル支持部材37は、固定部材38により適宜の位置で固定されるようになっている。固定部材38は、第1の部材4の外周にスライド自在なスライド部38aと、このスライド部38aに設けた設けた雌ネジ体38bと、雌ネジ体38bに螺合する雄ネジ体38cとを有し、雄ネジ体38cの先端で第1の部材4の外周の適宜の位置で固定するようにしている(図12参照)。
また、図4に示すノズル3(B)は、ノズル支持部材(図示しないが、ノズル支持部材37と同様のものである。)に固着されている。ノズル支持部材(図示しないが、ノズル支持部材37と同様のものである。)は、固定部材(図示しないが、固定部材38と同様のものである。)により適宜の位置で固定されるようになっている。固定部材(図示しないが、固定部材38と同様のものである。)は、第2の部材6の外周にスライド自在なスライド部(図示しないが、スライド部38aと同様のものである。)と、このスライド部(図示しないが、スライド部38aと同様のものである。)に設けた雌ネジ体(図示しないが、雌ネジ体38bと同様のものである。)と、雌ネジ体(図示しないが、雌ネジ体38bと同様のものである。)に螺合する雄ネジ体(図示しないが、雄ネジ体38cと同様のものである。)とを有し、雄ネジ体(図示しないが、雄ネジ体38cと同様のものである。)の先端で第2の部材6の外周の適宜の位置で固定するようにしている。
また、図4に示すノズル3(A)は、ノズル支持部材37に固着されている。ノズル支持部材37は、固定部材38により適宜の位置で固定されるようになっている。固定部材38は、第1の部材4の外周にスライド自在なスライド部38aと、このスライド部38aに設けた設けた雌ネジ体38bと、雌ネジ体38bに螺合する雄ネジ体38cとを有し、雄ネジ体38cの先端で第1の部材4の外周の適宜の位置で固定するようにしている(図12参照)。
また、図4に示すノズル3(B)は、ノズル支持部材(図示しないが、ノズル支持部材37と同様のものである。)に固着されている。ノズル支持部材(図示しないが、ノズル支持部材37と同様のものである。)は、固定部材(図示しないが、固定部材38と同様のものである。)により適宜の位置で固定されるようになっている。固定部材(図示しないが、固定部材38と同様のものである。)は、第2の部材6の外周にスライド自在なスライド部(図示しないが、スライド部38aと同様のものである。)と、このスライド部(図示しないが、スライド部38aと同様のものである。)に設けた雌ネジ体(図示しないが、雌ネジ体38bと同様のものである。)と、雌ネジ体(図示しないが、雌ネジ体38bと同様のものである。)に螺合する雄ネジ体(図示しないが、雄ネジ体38cと同様のものである。)とを有し、雄ネジ体(図示しないが、雄ネジ体38cと同様のものである。)の先端で第2の部材6の外周の適宜の位置で固定するようにしている。
従って、上述した液体散布装置Dによれば、例えば、図4に示すように、畝50の側部の一方に第1の部材用車輪5を、畝50の側部の他方に第2の部材用車輪7を、それぞれ位置させ、畝50を跨ぐように第3の部材8を配置し、移動自在に取り付けられた複数のノズル3の位置を液体を散布する部位に調整することができるため、畝50と畝50との間の距離が狭い場合にあっても、畝50と畝50との間の距離が第1の部材用車輪4(又は第2の部材用車輪6)が通るスペースがあれば、移動体Mを移動させて液体を効率良く散布することができる。
なお、操作者Pに接続された接続部位Bにホース3”の中途を接続するため、金属製の分岐パイプ3’の分岐元と操作者Pに接続されたホース3”の部位との間のホースの弛み等を防いで作業性の向上を図ることができる。
なお、操作者Pに接続された接続部位Bにホース3”の中途を接続するため、金属製の分岐パイプ3’の分岐元と操作者Pに接続されたホース3”の部位との間のホースの弛み等を防いで作業性の向上を図ることができる。
D 液体散布装置
M 移動体
P’ ポンプ
1 タンク
2 案内通路
3 ノズル
4 第1の部材
5 第1の車輪
6 第2の部材
7 第2の車輪
8 第3の部材
M 移動体
P’ ポンプ
1 タンク
2 案内通路
3 ノズル
4 第1の部材
5 第1の車輪
6 第2の部材
7 第2の車輪
8 第3の部材
Claims (5)
- タンク内の液体をポンプを介して案内する案内通路と、この案内通路の先端部に取り付けられたノズルで前記液体を散布する液体散布装置であって、
垂直方向に延びる垂直部を有する第1の部材と、この第1の部材の下方に取り付けられた第1の部材用車輪と、垂直方向に延びる垂直部を有する第2の部材と、この第2の部材の下方に取り付けられた第2の部材用車輪と、前記第2の部材と前記第1の部材とに接続され、水平方向に延びる第3の部材とを備えた移動体とを備え、
前記案内通路は、中途で分岐し、
前記ノズルは、複数で、
複数の前記ノズルは、分岐した前記案内通路の先端にそれぞれ設けられると共に、前記第3の部材に移動自在に取り付けられている
ことを特徴とする液体散布装置。 - タンク内の液体をポンプを介して案内する案内通路と、この案内通路の先端部に取り付けられたノズルで前記液体を散布する液体散布装置であって、
垂直方向に延びる垂直部を有する第1の部材と、この第1の部材の下方に取り付けられた第1の部材用車輪と、垂直方向に延びる垂直部を有する第2の部材と、この第2の部材の下方に取り付けられた第2の部材用車輪と、前記第2の部材と前記第1の部材とに接続され、水平方向に延びる第3の部材とを備えた移動体とを備え、
前記案内通路は、中途で分岐し、
前記ノズルは、少なくとも、第1、第2の側方ノズルを有し、
前記第1、第2の側方ノズルは、分岐した前記案内通路の先端にそれぞれ設けられ、
前記第1の側方ノズルは、前記第1の部材に移動自在に取り付けられ、
前記第2の側方ノズルは、前記第2の部材に移動自在に取り付けられ、
前記第1の側方ノズルの吐出口と前記第2の側方ノズルの吐出口とは、対向するように取り付けられている
ことを特徴とする液体散布装置。 - 第1の部材用車輪及び第2の部材用車輪は、畑の地面に当接し、
第3の部材に取り付けられた複数のノズルの吐出口は、前記畑の地面に向かっている
ことを特徴とする請求項1記載の液体散布装置。 - 第3の部材の一方側を支持すると共に、前記第3の部材にスライド自在な一方側スライド支持部材と、
この一方側スライド支持部材を前記第3の部材に固定させる一方側スライド支持部材固定手段と、
第1の部材にスライド自在な第1のスライド部材と、
この第1のスライド部材を前記第1の部材に固定させる第1のスライド部材固定手段と、
前記第3の部材の他方側を支持すると共に、前記第3の部材にスライド自在な他方側スライド支持部材と、
この他方側スライド支持部材を前記第3の部材に固定させる他方側スライド支持部材固定手段と、
前記第2の部材にスライド自在な第2のスライド部材と、
この第2のスライド部材を前記第2の部材に固定させる第2のスライド部材固定手段とを備え、
前記一方側スライド支持部材と前記第1のスライド部材が接合され、
前記他方側スライド支持部材と前記第2のスライド部材が接合されている
ことを特徴とする請求項1又は2記載の液体散布装置。 - 操作者の把持部が第1の部材又は第2の部材に設けられ、
案内通路の中途での分岐は、分岐元より複数に分岐する金属製の分岐パイプで行うものであり、
前記案内通路の内、タンクと前記金属製の分岐パイプの分岐元とは、ホースで接続され、
操作者に接続された接続部位に前記ホースの中途が接続されている
ことを特徴とする請求項1又は2記載の液体散布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011100578A JP2012231685A (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 液体散布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011100578A JP2012231685A (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 液体散布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012231685A true JP2012231685A (ja) | 2012-11-29 |
Family
ID=47432712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011100578A Withdrawn JP2012231685A (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 液体散布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2012231685A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2011
- 2011-04-28 JP JP2011100578A patent/JP2012231685A/ja not_active Withdrawn
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