JP4690165B2 - 血液撮像装置、血液撮像方法、処理装置、及び撮像本体装置 - Google Patents

血液撮像装置、血液撮像方法、処理装置、及び撮像本体装置 Download PDF

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Description

本発明は、血液撮像装置、血液撮像方法、処理装置、及び撮像本体装置に関するものである。
特許文献1には、血球算定と形態学的血球分類を同一検体から同時に自動的に行うことができる血球自動分析装置が開示されている。
この血球自動分析装置は、血液検体から血液をスライドガラスに塗沫してから染色して血液標本を作成し、この血液標本上の血球像を識別分類する自動血球分類システムと、上記血球検体から一定容積中の血球数を計測する自動血球算定システムとを備え、血球算定と血球分類の結果を同時に報告する構成とされている。
より具体的には、この血球分析装置では、標本を光学顕微鏡にて拡大し、カメラにて血球画像として取り込み、特徴抽出回路で血球の特徴量を演算抽出し、各種の血球に分類する。さらに、この血球自動分析装置では、ヘモグロビン濃度、白血球、赤血球、血小板の検出信号に基づいて、血球を選別し計数する。
そして、この血球自動分析装置では、血球数が、マイクロコンピュータであらかじめプログラム設定された正常範囲を超え、異常値として疑わしい検体に対してはマイクロコンピュータから入出力コントローラに信号を送る。
入出力コントローラは、この異常検体のIDを確認した上、それと一致したIDの標本に対して血球分類の血球数を2倍または3倍と多く指定する。
特開昭60−162955号公報
上記血球自動分析装置では、血球数が正常範囲を「超えた」場合に、血球分類の血球数を2倍または3倍としているだけで、血球数が正常範囲よりも「少ない」場合については、何ら対処がなされていない。
しかし、血球数が正常範囲よりも少ない場合には、次のような問題を生じる。
例えば、血球自動分析装置では、白血球を分類するために必要な所定数(例えば、100個)の白血球を撮像する必要があるが、標本中の白血球が十分に多ければ、撮像対象となる白血球を探索して撮像するのは容易であり撮像時間も短時間ですむ。
一方、標本の白血球数が非常に少ない場合にも、所定数の白血球を撮像しようとすると、標本上で必要な所定数の白血球を探索するのに長時間を要し、撮像時間が長くなる。しかも、必要な所定数の白血球が標本に存在しない場合、撮像処理が終了しないという問題が生じる。
さらに、血液像を撮像する際には、血液中に多数存在する成分である赤血球を基準として、光学顕微鏡の焦点を自動的に合わせて撮像を行うが、赤血球が非常に少ない場合、焦点を自動的に合わせることができなくなるという問題が生じる。
そこで、本発明は、血液分析情報に基づいて、より適切な撮像条件を設定して効率的に血球の撮像が行えるようにすることを目的とする。
[血液撮像装置]
血液撮像装置に係る本発明は、検体の血液標本の血液像を撮像する撮像部と、前記検体中の白血球数を示す白血球数情報を含む血液分析情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した白血球数情報の示す白血球数が所定の値よりも少ない場合には、前記血液像の撮像枚数に関連する血球カウント数を、白血球数が前記所定の値以上であるときよりも少なく設定して撮像を行うように前記撮像部を制御する制御部と、を備えている。
上記本発明によれば、白血球数が少ない場合には血球カウント数が少なくなるため、標本上の白血球が少ないのに多くの白血球を撮像しようとすることを防止できる。
他の観点からみた血液撮像装置に係る本発明は、検体の血液標本の血液像を撮像する撮像部と、前記検体中の赤血球数を示す赤血球数情報を含む血液分析情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した赤血球数情報の示す赤血球数が所定の値よりも少ない場合には、当該検体の血液標本の血液像の撮像を行わないように前記撮像部を制御する制御部と、を備えている。
上記本発明によれば、赤血球数が少なく焦点を自動的に合わせることができない場合には撮像が行われず、無駄な撮像が行われることを防止できる。
撮像された血液像に基づいて少なくとも白血球成分を分類するための分類手段を更に備えているのが好ましい。
前記取得手段は、前記血液分析情報を出力する血液分析装置、及び/又は前記血液分析情報が蓄積された記憶部を有するコンピュータから前記血液分析情報を取得するのが好ましい。
また、前記血液標本は、前記血液分析情報の標本記憶部を備えた標本担持体によって担持され、前記取得手段は、前記標本記憶部から前記血液分析情報を取得するのが好ましい。前記標本記憶部は、前記標本担持体に付された2次元コードであるのが好ましい。

[血液撮像方法]
血液撮像方法に係る本発明は、前記検体中の血液の血球成分を分析して当該検体中の白血球数を示す白血球数情報を含む血液分析情報を出力する血液分析装置によって、白血球数情報を含む血液分析情報を生成するステップ、前記白血球数情報の示す白血球数が、所定の値よりも少ない場合には、血液像の撮像枚数に関連する血球カウント数を、白血球数が前記所定の値以上のときよりも少なく設定して撮像を行うステップ、を含むものである。
他の観点からみた血液撮像方法に係る本発明は、前記検体中の血液の血球成分を分析して当該検体中の赤血球数を示す赤血球数情報を含む血液分析情報を出力する血液分析装置によって、赤血球数情報を含む血液分析情報を生成するステップ、赤血球数情報の示す赤血球数が所定の値よりも少ない場合には撮像を行わず、前記赤血球数情報の示す赤血球数が前記所定の値以上であれば撮像を行うステップ、を含むものである。
[処理装置]
検体の血液標本の血液像を撮像する撮像装置における撮像条件を設定するための処理装置に係る本発明は、前記検体中の白血球数を示す白血球数情報を含む血液分析情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した白血球数情報の示す白血球数が所定の値よりも少ない場合には、前記血液像の撮像枚数に関連する血球カウント数を、白血球数が前記所定の値以上であるときよりも少なくした撮像条件を設定する撮像条件設定手段と、を備えている。
他の観点からみた処理装置に係る本発明は、検体の血液標本の血液像を撮像する撮像装置における撮像条件を設定するための処理装置であって、前記検体中の赤血球数を示す赤血球数情報を含む血液分析情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した赤血球数情報の示す赤血球数が所定の値以上であれば撮像し、赤血球数が前記所定の値よりも少ない場合には、撮像を行わないよう撮像条件を設定する撮像条件設定手段と、を備えている。
[撮像本体装置]
検体の血液標本の血液像を撮像する撮像本体装置に係る本発明は、検体の血液標本の血液像を撮像する撮像部と、前記処理装置によって設定された前記撮像条件を受け取って、当該撮像条件に従って前記撮像部を制御する制御部と、を備えている。
本発明において、白血球数情報が示す白血球数が少ない場合に血球カウント数を少なくした場合には、標本上の白血球が少ないのに多くの白血球を撮像しようとして撮像時間が長くなることを防止して効率的に処理が行える。
また、本発明において、赤血球数情報が示す赤血球が少ないときに撮像を行わないようにした場合には、焦点を自動的に合わせることができないほど赤血球が少ないときに無駄な撮像が行われず、効率が向上する。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
[システム全体構成]
本実施形態では、血液撮像装置の具体例として、血液の撮像及び分析を行う血液像分析装置1を挙げて説明する。図1は、血液撮像装置1を含むシステム全体構成を示している。このシステムは、病院等の血液検査を行う施設に設置されるものであり、ネットワーク(LAN)2を介して、各種機器が接続されている。
システム内の機器としては、血液撮像装置1以外に、血液分析装置3、標本作製装置4、連携ユニット5、ホストコンピュータ6、集中レビュー端末装置7等が設けられている。
[血液分析装置の構成]
血液分析装置3は、血液中の所定項目(多項目)に対して測定及び結果の分析を行う自動血球分析装置として構成されている。
図2に示すように、この血液分析装置3は、RF/DC検出法、シースフローDC検出法、半導体レーザを使用したフローサイトメトリー法、SLS−ヘモグロビン法等の、各種測定を行うための測定部31、測定部31の測定結果に基づいて解析を行うための解析部32、解析結果に基づいて所定の判定項目についての判定を行って血液分析情報を生成する判定部33を備えている。
血液分析装置3は、上記測定部31により血液に関する種々の測定等を行うことができる。
具体的には、測定部31では、血液中の赤血球数及び血小板数を測定するRBC/PLT測定(シースフローDC検出法による計数)、血液中の血色素量を測定するHGB測定(SLS−ヘモグロビン法による測定)を行うことができ、測定結果であるRBC、HGB、HCTに基づいて、解析部32は、赤血球恒数(平均赤血球容積、平均赤血球血色素量、平均赤血球血色素濃度)を算出することができる。
さらに、測定部31では、WBC分画測定として、白血球内のリンパ球、単球、好酸球、好中球及び好塩基球の集団を分画測定する4DIFF測定(フローサイトメトリー法による測定)、血液中の白血球数及び白血球中の好塩基球を分画測定するWBC/BASO測定(フローサイトメトリー法による測定)、幼若球の情報の測定であるIMI(Immature Information)測定(RF/DC検出法による検出)を行うことができる。
また、解析部32は、WBC解析として、4DIFFスキャッタグラムとWBC/BASOスキャッタグラム、IMIスキャッタグラムを生成することができる。
4DIFFスキャッタグラムは、フローサイトメトリー法による側方散乱光強度をX軸に、側方蛍光強度をY軸にとったものであり、赤血球ゴースト、リンパ球、単球、好酸球、好中球及び好塩基球の集団の分画を表示するものである。
WBC/BASOスキャッタグラムはフローサイトメトリー法による側方散乱光強度をX軸に、前方散乱光強度をY軸にとったものであり、赤血球ゴースト、白血球中の好塩基球、それ以外の白血球(リンパ球、単球、好中球、好酸球)の集団の分画を表示するものである。
IMIスキャッタグラムは、RF/DC法により、血球の大きさと、血球内部(核の大きさなど)の密度の2次元分布をスキャッタグラムとして描いたものであり、白血球の未成熟細胞を成熟細胞と分別することができる。
また測定部31は、血球中の有核赤血球の集団を分画測定するNRBC測定(フローサイトメトリー法による測定)を行うことができ、解析部32は、NRBC解析として、NRBCスキャッタグラムを生成することができる。
NRBCスキャッタグラムは、フローサイトメトリー法による側方蛍光強度をX軸に、前方散乱光強度をY軸にとったものであり、赤血球ゴースト、白血球及び有核赤血球の集団の分画を表示するものである。
さらに、測定部31は、血球中の網赤血球、血小板の集団を分画測定するRET測定(フローサイトメトリー法による測定)を行うことができ、解析部32は、RET解析として、RETスキャッタグラムを生成することができる。
RETスキャッタグラムは、フローサイトメトリー法による側方蛍光強度をX軸に、前方散乱光強度をY軸にとったものであり、成熟赤血球、網赤血球、血小板を分画し、網赤血球比率及び網赤血球、赤血球数、血小板数を算出するために用いられる。
なお、解析部32は、RBC粒度分布の解析や、PLT粒度分布の解析も行うことができる。
血液分析装置3は、以上の測定・解析結果に基づき、白血球数(単位量[μL]あたりの白血球数)を示す白血球数情報、赤血球数(単位量[μL]あたりの赤血球数)を示す赤血球数情報と、その他の情報を含む血液分析情報生成することができる。
上記のようにして生成された血液分析情報は、血液分析装置3から、分析された検体のID(検体の固有識別情報)とともに、ホストコンピュータ7に送信され、検体IDとともに血液分析情報がホストコンピュータの記憶部(血液分析情報データベース)に蓄積される。
[標本作製装置及び連携ユニット]
前記標本作製装置4では、血液分析装置3で分析された検体と同じ検体についての血液標本を自動作成する。標本作製装置4は、図3及び図4に示すように、標本担持体である標本スライド41上に検体の血液標本Sを塗沫した塗沫標本(ウェッジ標本)を作製する。
標本担持体(標本スライド)41の標本が塗沫されていない範囲には、2次元コード(2次元バーコード)からなる標本記憶部41aが印刷によって形成されている。この2次元コード41aは、少なくとも検体IDを示す情報を含んでおり、その他、患者名、測定日付、血液分析装置3によって分析された当該検体の血液分析情報などを含んでも良い。
この標本記憶部41は、血液撮像装置3その他の機器によって機械的に(コンピュータ)読み取り可能なものであり、この標本記憶部41の情報を読み取ることで標本に関する必要な情報を得ることができる。
なお、標本記憶部41は、1次元バーコード、無線タグ等その他の情報記憶媒体によって構成してもよい。
また、標本担持体41には、検体ID、患者名、測定日付などの情報が人可読可能情報41bとして印刷されている。
標本作製装置4において、標本が塗沫された標本スライド41は、検体カセット42に収納される。この検体カセット42は、連携ユニット5を介して、血液撮像装置1に搬送される。
[血液撮像装置の構成]
図1に戻り、血液撮像装置1は、検体の血液標本の血液像を撮像する撮像部を備えた自動顕微鏡装置(撮像本体装置)110と、細胞の識別分類集計等の処理を行う画像処理装置(処理装置)120とを備えており、両装置110,120は、互いに通信可能に接続されている。
[自動顕微鏡装置の構成]
図5に示すように、自動顕微鏡装置110は、連携ユニットから搬送されてきた標本スライド(スライドガラス)41を自動顕微鏡装置110内で搬送するスライドガラス搬送部111aと、これを駆動するカセット搬送駆動部111bとを備えている。
カセット42が、連携ユニット5によって、所定位置まで搬送されてくると、カセット検知センサ112aによって検知されて、カセット42から標本スライド41が取り出される。すると、ID読取部112bが標本スライド41の標本記憶部41aである2次元コードを読みとって検体ID等の情報を獲得する。
さらに、標本スライド41は、ステージ113aに装着され、ステージ113aに装着された標本を光学顕微鏡114aで拡大観察し、認識すべき血球(白血球)をWBC検出部114bによって検出し、ステージ駆動回路113bによってステージ113aを移動させて観察視野を移動させる。更にオートフォーカス部115aによって検出した赤血球の像に基づいてフォーカス駆動回路115bによって像の焦点調整を行う。同時に、その像をカラーCCDカメラ116aによって撮像する。なお、赤血球は白血球に比べて数が非常に多いため、白血球を撮像対象として撮像すべく撮像視野を設定すれば、通常、自然にその撮像視野中に赤血球が存在する。
前記CCDカメラ116aからは、RGBカラー画像が出力され、この画像データは、画像処理装置120側へ与えられる。
なお、本発明の撮像部は、上記CCDカメラ116a、ステージ113a、ステージ駆動回路113b、オートフォーカス部115a、フォーカス駆動回路115b等によって構成されている。
以上のような自動顕微鏡装置110における撮像部の制御その他の各種制御や、ネットワークボード117を介したネットワーク側とのデータ伝送その他の通信制御は自動顕微鏡制御部118によって行われる。
自動顕微鏡制御部(以下、単に制御部ということもある)118は、図6に示すように、CPU118aと、ROM118bと、RAM118cと、入出力インターフェース118dとを備えている。ROM118bは、オペレーティングシステム、自動顕微鏡装置110の動作を制御するための制御プログラム、及び制御プログラムの実行に必要なデータが格納されている。CPU118aは、制御プログラムをRAM118cにロードし、またはROM118bから直接実行することが可能である。このようにしてCPU118aが処理した結果のデータは、入出力インターフェース118dを介して、装置110の各部又は装置110の外部(画像処理装置120等)へと送信され、CPU118aの処理に必要なデータは、装置110の各部、又は装置110の外部(画像処理装置120等)から入出力インターフェース118dを通じて受信される。CPU118aは、制御プログラムを実行することにより、自動顕微鏡装置110の動作の制御を行うことが可能である。
[画像処理装置の構成]
図5に戻り、画像処理装置(処理装置)120は、CPU121と、ROM122aと、RAM122bと、CRT等の表示装置123と、キーボード124a・専用キーボード124b・マウス124cなどの入力装置と、ホストI/F125、ネットワークボード126、ハードディスク(記憶部)127と、を備えている。また、画像処理装置120にはプリンタ128が接続されている。
さらに、画像処理装置120では、自動顕微鏡装置110から出力されたRGBカラー画像をA/D変換部129aによってA/D変換し、画像メモリ129bに記憶する。この画像メモリ129bに記憶された画像がCぷ121による処理対象となる。
ROM122aは、オペレーティングシステム、画像処理装置120における処理を実行するためのプログラム、及び当該プログラムの実行に必要なデータが格納されている。CPU121は、プログラムをRAM122bにロードし、またはROM122aから直接実行することが可能である。このようにしてCPU121が処理した結果のデータは、ホストI/F125又はネットワークボード126を介して、装置120の外部(自動顕微鏡装置110等)へと送信され、CPU121の処理に必要なデータは、装置120の外部(自動顕微鏡装置110等)からホストI/F又はネットワークボード126を通じて受信される。
CPU121は、プログラムを実行することにより、画像をデータ処理し、血液細胞の認識分類に必要な特徴量の演算を行い、その特徴量をもとに細胞の識別分類集計を行う。
また、CPU121は、識別分類結果と血液像をCRT123に表示し、レビューのために血液像をハードディスク127に保存する。
[撮像処理の流れ]
図7に示すように、自動顕微鏡装置110のカセット検知センサ112aによって検体カセット42が検知されると(ステップS1−1)、カセット42から標本スライド41が取り出され(ステップS1−2)、当該標本スライド41の標本記憶部41aの読み取り(バーコードの読み取り)が行われ(ステップS1−3)、当該標本スライド41の検体ID(識別情報)が取得される。取得された検体IDは、自動顕微鏡装置110から画像処理装置120へ送信され(ステップS1−4)、自動顕微鏡装置110は撮像条件の受信待機状態となる(ステップS1−5)。
図8に示すように、画像処理装置120では、検体ID(識別情報)を自動顕微鏡装置110から受信すると(ステップS2−1)、ネットワーク2を介して、ホストコンピュータ6の記憶部(血液分析情報データベース)を参照し、検体IDに対応する血液分析情報を取得する(ステップS2−2;血液分析情報取得手段)。
続いて、取得した血液分析情報中の赤血球数情報を参照して、当該赤血球数情報が示す赤血球数が所定の値(200万個/μL)未満か否かを判定する(ステップS2−3)。本実施形態では、前記所定の値(赤血球数の正常基準)は、自動顕微鏡装置110におけるオートフォーカスを行うために必要な赤血球数として設定されている。
赤血球数が所定の値未満であれば、自動顕微鏡装置110においてオートフォーカスが行えず、事実上撮像が行えないため、無駄な撮像処理が行われないように、撮像中止情報を撮像条件情報として設定し、この情報を自動顕微鏡装置110へ送信する(ステップS2−4)。
赤血球数が所定の値を超えている場合(撮像を行う場合)には、続いて、取得した血球分析情報中の白血球数情報を参照して、当該白血球数情報が示す白血球数が所定の値(200個/μL)未満か否かを判定する(ステップS2−5)。本実施形態は、前記所定の値(白血球数の正常基準)は、正常時において血球分類を行うために必要な血球撮像数(血球カウント数)を得るために十分な白血球数として設定されている。
白血球数が所定の値を超えている場合、撮像された血液像に含まれる白血球数を示す血球カウント数を100カウントとした撮像条件(通常時の撮像条件;第1撮像条件)を設定し、この撮像条件を自動顕微鏡装置110へ送信する(ステップS2−6)。
一方、白血球数情報が示す白血球数が所定の値未満である場合には、標本中の白血球数も少ないため、通常の撮像条件と同じ血球カウント数では多すぎて、撮像に長時間を要するか撮像不能である。そこで、正常時の撮像条件よりも少ないカウント数として、50カウントとした撮像条件(正常基準未満の撮像条件;第2撮像条件)を設定し、この撮像条件を自動顕微鏡装置110へ送信する(ステップS2−7)。
なお、上記では、撮像中止情報と血球カウント数に関する撮像条件とを別々に自動顕微鏡装置110へ送信したが、まとめて送信してもよい。
図7に戻り、自動顕微鏡装置110の自動顕微鏡制御部117では、撮像条件情報(撮像中止情報及び/又は血球カウント数に関する撮像条件)の情報を受信すると(ステップS1−5)、当該撮像条件情報に撮像中止情報が含まれているか否かを判定する(ステップS1−6)。
撮影中止情報が含まれている場合、標本スライド41は撮像部にて撮像されることなく自動顕微鏡装置110のスライド保管部(図示省略)に搬送され収納される(ステップS1−7)。これにより、赤血球数が少なくオートフォーカスが行えないために撮像が困難な標本については、実際に撮像処理を行わずに直ちに次の標本の処理が行えるため、効率的に処理を行うことができる。
一方、撮影中止でない場合には、標本スライド41を撮像部へ搬送し(ステップS1−8)、受信した血球カウント数に関する撮像条件に基づいて撮像を行う(ステップS1−9)。
撮像を行う際には、制御部118は、受信した血球カウント数に関する撮像条件の判別を行い、撮像条件が100カウント(第1撮像条件)であれば、白血球の100カウント撮像(100個の白血球の撮像)を行い、撮像条件が50カウント(第2撮像条件)であれば、白血球の50カウント撮像(50個の白血球の撮像)を行うよう撮像部を制御する。
なお、本実施形態では、1回の撮像で得られた画像中に白血球が複数含まれている場合、1つの白血球だけを分類用に抽出して、血球カウント数を1カウントする。このようにした場合、撮像数=血球カウント数である。
ただし、1回の撮像で得られた画像中に白血球が複数含まれている場合、複数の白血球を分類用に抽出して血球カウント数を複数カウントしてもよい。この場合、撮像数<血球カウント数となり、より少ない撮像数で必要な血球カウント数が得られ効率がよい。
以上のように、本実施形態では、第2撮像条件の際には、第1条件のときよりも少ない数の撮像しか行わないため、白血球数が少ないのに多くの白血球を撮像しようとして撮像に長時間要する、といった事態を回避できる。
図9は、撮像した画像の例を示しており、画像のほぼ中央に白血球Wが1つ写っている。また、白血球の周囲には多数の赤血球Rが存在している。これらの周囲に存在する赤血球に基づいてオートフォーカスが行われる。
[血球分類処理]
上記のように撮像された血球像(標本画像;白血球デジタル画像)は、画像処理装置120へ送信され、当該標本画像に基づき、当該画像処理装置において、血球(白血球)の特徴抽出処理と血球(白血球)分類処理が行われる(血球分類手段)。
特徴抽出処理は、白血球の標本画像の核画素を核に相当する画素、細胞質に関する画素、それ以外の画素にわけることによって行われる。
分類処理は、核に関する特徴パラメータ、細胞質に関する特徴パラメータを用いて、対象血球の種類を識別し、血球カウント数分の血球の分類を行う。
白血球(有核血球)の分類処理は、対象血球を成熟白血球6種(桿状核好中球、分葉核好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球)、未熟白血球3種(芽球、幼若顆粒球、異型リンパ球)、赤芽球に分類することで行われる。なお、6種の成熟白血球が正常な有核血球であり、3種の未熟白血球3種及び赤芽球が有核以上血球である。
撮像した画像や分類結果は、検体IDとともに、血液撮像装置1からホストコンピュータ6に送信され、ホストコンピュータ6にて蓄積される。ホストコンピュータに蓄積された血液分析情報、撮像画像、血球分類結果などは、集中レビュー端末にて閲覧することが可能である。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、血液撮像装置1は、標本の血液分析情報をホストコンピュータ6から取得したが、血液分析装置3から取得してもよい。さらに、標本スライド41の標本記憶部(2次元コード)41aが血液分析情報をも記憶している場合には、当該標本記憶部41aから取得してもよい。
また、白血球数情報や赤血球数情報を含む血液分析情報は、血液撮像装置1自体で取得してもよい。例えば、血液撮像装置にある標本を比較的広い視野で撮像部により撮像し、標本上の白血球数(白血球の分布密度)や赤血球数(赤血球の分布密度)を含む血液分析情報を生成し、これに基づいて撮像条件を設定してもよい。
血液撮像装置を含む検査システムの構成図である。 血液分析装置のブロック図である。 標本スライドの部分拡大図である。 標本スライドとカセットの斜視図である。 自動顕微鏡装置と画像処理装置のブロック図である。 自動顕微鏡制御部のブロック図である。 自動顕微鏡制御部の処理フローチャートである。 画像処理装置の処理フローチャートである。 血液像の画像例である。
符号の説明
1 血液撮像装置
110 自動顕微鏡装置(撮像本体装置)
113a ステージ(撮像部)
113b ステージ駆動回路(撮像部)
114a 顕微鏡(撮像部)
114b WBC検出部(撮像部)
115a オートフォーカス部(撮像部)
115b フォーカス駆動回路(撮像部)
116a CCDカメラ(撮像部)
118 自動顕微鏡制御部(制御部)
120 画像処理装置(処理装置)
3 血液分析装置
41 スライドガラス(標本担持体)
41a 2次元コード(標本記憶部)
6 ホストコンピュータ(コンピュータ)

Claims (11)

  1. 検体の血液標本の血液像を撮像する撮像部と、
    前記検体中の白血球数を示す白血球数情報を含む血液分析情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した白血球数情報の示す白血球数が所定の値よりも少ない場合には、前記血液像の撮像枚数に関連する血球カウント数を、白血球数が前記所定の値以上の場合に比べて少なく設定して撮像を行うように前記撮像部を制御する制御部と、
    を備えた血液撮像装置。
  2. 検体の血液標本の血液像を撮像する撮像部と、
    前記検体中の赤血球数を示す赤血球数情報を含む血液分析情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した赤血球数情報の示す赤血球数が所定の値よりも少ない場合には、当該検体の血液標本の血液像の撮像を行わないように前記撮像部を制御する制御部と、
    を備えた血液撮像装置。
  3. 撮像された血液像に基づいて少なくとも白血球成分を分類するための分類手段を更に備えている請求項1又は2記載の血液撮像装置。
  4. 前記取得手段は、前記血液分析情報を出力する血液分析装置、及び/又は前記血液分析情報が蓄積された記憶部を有するコンピュータから前記血液分析情報を取得する請求項1〜3のいずれかに記載の血液撮像装置。
  5. 前記血液標本は、前記血液分析情報の標本記憶部を備えた標本担持体によって担持され、
    前記取得手段は、前記標本記憶部から前記血液分析情報を取得する請求項1〜4のいずれかに記載の血液撮像装置。
  6. 前記標本記憶部は、前記標本担持体に付された2次元コードである請求項5記載の血液撮像装置。
  7. 前記検体中の血液の血球成分を分析して当該検体中の白血球数を示す白血球数情報を含む血液分析情報を出力する血液分析装置によって、白血球数情報を含む血液分析情報を生成するステップ、
    前記白血球数情報の示す白血球数が、所定の値よりも少ない場合には、血液像の撮像枚数に関連する血球カウント数を、白血球数が前記所定の値以上の場合に比べて少なく設定して撮像を行うステップ、
    を含むことを特徴とする血液撮像方法。
  8. 前記検体中の血液の血球成分を分析して当該検体中の赤血球数を示す赤血球数情報を含む血液分析情報を出力する血液分析装置によって、赤血球数情報を含む血液分析情報を生成するステップ、
    赤血球数情報の示す赤血球数が所定の値よりも少ない場合には撮像を行わず、前記赤血球数情報の示す赤血球数が所定の値以上であれば撮像を行うステップ、
    を含むことを特徴とする血液撮像方法。
  9. 検体の血液標本の血液像を撮像する撮像装置における撮像条件を設定するための処理装置であって、
    前記検体中の白血球数を示す白血球数情報を含む血液分析情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した白血球数情報の示す白血球数が所定の値よりも少ない場合には、前記血液像の撮像枚数に関連する血球カウント数を、白血球数が前記所定の値以上であるときよりも少なくした撮像条件を設定する撮像条件設定手段と、
    を備えている処理装置。
  10. 検体の血液標本の血液像を撮像する撮像装置における撮像条件を設定するための処理装置であって、
    前記検体中の赤血球数を示す赤血球数情報を含む血液分析情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した赤血球数情報の示す赤血球数が所定基準以上であれば撮像し、赤血球数が前記所定基準よりも少ない場合には、撮像を行わないよう撮像条件を設定する撮像条件設定手段と、
    を備えている処理装置。
  11. 検体の血液標本の血液像を撮像する撮像本体装置であって、
    検体の血液標本の血液像を撮像する撮像部と、
    請求項9又は10記載の処理装置によって設定された前記撮像条件を受け取って、当該撮像条件に従って前記撮像部を制御する制御部と、
    を備えている撮像本体装置。
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