JP4690131B2 - 長繊維不織布用ポリプロピレン樹脂組成物 - Google Patents
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Description
しかし、分子量分布が狭すぎると紡糸時、繊維群が大きく揺れ、不織布の地合いが悪化する。不織布の地合いが悪化すると不織布の強度、伸度が著しく低下する箇所が発生するため、紙オムツ、マスク等の最終製品に加工する際、不織布の破れによるトラブルが発生し、スパンボンド法の利点が享受できなくなる。また近年、不織布加工スピードが速くなっているが、それに伴ない不織布の地合いが悪化する傾向にあるため、高速加工においても安定した地合いを有する不織布の要求も高まっている。
(1)ポリプロピレン樹脂
本発明の長繊維不織布用ポリプロピレン樹脂組成物に用いるポリプロピレン樹脂は、プロピレン単独重合体、プロピレンとエチレンおよび/もしくは炭素数4〜20のα−オレフィンとの結晶性ランダム共重合体もしくは結晶性ブロック共重合体などが挙げられる。
コモノマーとして用いられる具体的なα−オレフィンとしては、エチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、4−メチル−ペンテン−1、4−メチル−ヘキセン−1、4,4−ジメチルペンテン−1等を挙げることができ、1種または2種以上の組み合わせでもよい。
これらのポリプロピレン樹脂は、単独、あるいは2種以上組み合わせて用いることもできる。また、ポリエチレン等の他のオレフィン樹脂を少量配合することもできる。
ここで、MFRは、JIS−K6921−2付属書に準拠して230℃、荷重21.1Nで測定する値である。
ここで、PIは、Rheometrics社のARESを使用して、ストレイン10%、剪断速度0.3〜300rad/sec、170℃の条件下で貯蔵弾性率(G’)[Pa]、損失弾性率(G”)[Pa]を測定し、測定したG’、G”の交点(Gc)を求め、その値を以下の式(I)に代入して算出する値である。
分散指数(PI)=105/Gc …(I)
また、連続重合、回分式重合にも適用される。スラリー重合の場合には、重合溶媒としてヘキサン、ヘプタン、ペンタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン等の飽和脂肪族または芳香族炭化水素の単独あるいは混合物を用いることができる。
これらの重合法においてポリプロピレンのMFRの調整は、水素の導入によって行われるが、その場合、水素の導入量は重合開始から終了まで一定としてもよく、連続的に或いは段階的に変化させてもよい。
なお、この様なポリプロピレン樹脂は、市販品の中から選択入手することができる。
本発明の長繊維不織布用ポリプロピレン樹脂組成物に用いられるハイドロタルサイト類は、一般に、Mg6Al2(OH)16・CO3・4H2O[商品名:DHT−4A(協和化学(株)製]、Mg3ZnAl2(OH)12CO3・mH2O[商品名:ZHT−4A(協和化学(株)製]、Mg6Al2(OH)12・CO3・3H2O等の化学式で記載される複合無機化合物である。
本発明の長繊維不織布用ポリプロピレン樹脂組成物には、本発明の目的が損なわれない範囲で、各種添加剤、例えば、耐熱安定剤、酸化防止剤、過酸化物、中和剤、滑剤、光安定剤、耐候安定剤、紫外線吸収剤、結晶造核剤、銅害防止剤、帯電防止剤、スリップ剤、抗ブロッキング剤、防曇剤、着色剤、充填剤、エラストマー、石油樹脂、親水化剤などを配合することができる。特に、該ポリプロピレン樹脂組成物のPIやMFRの調整には、過酸化物が有効である。
本発明の長繊維不織布用ポリプロピレン樹脂組成物は、上記成分を公知の方法、例えば、ドライブレンドの状態あるいは溶融混練機を用いて、180〜300℃で加熱溶融混練する手法によって得られる。
本発明の長繊維不織布用ポリプロピレン樹脂組成物のMFRは、20〜150g/10分であることが必要であり、好ましくは30〜70g/10分である。MFRが20g/10分未満では、不織布形成時に紡糸ノズル直下で断糸が多発し不織布成形が不可能となる。逆に、MFRが150g/10分を超える場合は、紡糸ノズルとエアーサッカーの間で繊維群が大きく揺れることにより繊維同士が接着するので不織布の地合いが悪化する。樹脂組成物におけるMFRの調整は、ペレット造粒時、原料パウダーに過酸化物を添加する方法で行なう。
ここで、MFRは、ポリプロピレン樹脂と同様の方法で測定する値である。
ここで、PIは、ポリプロピレン樹脂と同様の方法で測定する値である。
本発明の長繊維不織布用ポリプロピレン樹脂組成物は、スパンボンド不織布成形に好適に用いられる。スパンボンド不織布成形とは、ポリプロピレン樹脂組成物を押出機に投入し、紡糸口金を用いて溶融紡糸し、紡糸口金より吐出した繊維群をエアーサッカーに導入して牽引延伸し、長繊維群を得、続いて、エアーサッカーより排出された長繊維群を裏面に吸引装置を設けた捕集用無端ネット状コンベア上に長繊維フリースとして堆積する方法である。
複合型長繊維とは、一般に高融点樹脂成分と低融点樹脂成分または低軟化点樹脂成分からなる複合繊維であって、低融点樹脂成分または低軟化点樹脂成分が繊維の長手方向に沿った表面の少なくとも一部に露出している二成分系以上の構造を有するものである。本発明の長繊維不織布用ポリプロピレン樹脂組成物は、低融点樹脂成分または低軟化点樹脂成分として用いることが望ましい。
複合型長繊維を構成する高融点成分と低融点成分または低軟化点成分との融点差または軟化点差は、15℃以上が好ましい。
これらの樹脂成分の融点または軟化点の測定は、融点については昇温速度10℃/分のDSC(示査走査熱量測定)による吸熱ピーク曲線の吸熱ピークの頂点の温度として測定できる。また、軟化点の測定はJIS−K7206「熱可塑性プラスチックのビカット軟化温度試験方法」に準拠する。
また、複合型長繊維は、鞘芯型、偏心鞘芯型、並列型、多層型、海島型、放射型の構造体のものを使用できる。特に鞘芯型、偏心鞘芯型の複合型長繊維が、熱融着性が良好で好ましい。また用途により長繊維は、着色剤、耐光剤、難燃剤、抗菌剤などが添加されていても良い。さらに、長繊維の断面形状は、円形であっても異形(非円形)であっても良く、これら断面形状を持った長繊維は、中空型であっても良い。
ここで、地合いの優れる不織布とは、強度と伸度の測定において、標準偏差が2以下であるものをいい、地合いが優れた不織布は、外観が良いので、オムツのバックシートの分野で好ましく用いられる。
(2)PI:Rheometrics社のARESを使用して、ストレイン10%、剪断速度0.3〜300rad/sec、170℃の条件下で貯蔵弾性率(G’)[Pa]、損失弾性率(G”)[Pa]を測定する。測定したG’、G”の交点(Gc)を求め、その値を以下の式(I)に代入して算出した。
分散指数(PI)=105/Gc …(I)
(3)不織布の引張強度、伸度:JIS−L1096に準拠して、以下の条件で測定した。
測定器:(株)オリエンテック社製、RTC−1210A
試験片:50mm×100mm 縦方向(MD)の1方向
試験条件:チャック間距離;50mm、引張速度;50mm/分
(4)不織布の地合い:不織布の強度、伸度を1サンプルにつき10回測定し、その測定値の標準偏差を求める。標準偏差が2以下のものを不織布の地合い良好、2を超えるものを不織布の地合い不良と判定した。不織布の地合いが良好なサンプルは強度、伸度が振れないため、標準偏差が小さくなる。一方、不織布の地合いが悪いサンプルは強度、伸度が振れるため、標準偏差が大きくなる。
(1)触媒の調整
還流冷却器をつけた1リットルの反応容器に、窒素ガス雰囲気下、チップ状の金属マグネシウム(純度99.5%、平均粒径1.6mm)8.3g及びn−ヘキサン250mlを入れ、68℃で1時間攪拌後、金属マグネシウムを取出し、65℃で減圧乾燥するという方法で予備活性化した金属マグネシウムを得た。次に、この金属マグネシウムに、n−ブチルエーテル140ml及びn−ブチルマグネシウムクロリドのn−ブチルエーテル溶液(1.75モル/リットル)を0.5ml加えた懸濁液を55℃に保ち、更にn−ブチルエーテル50mlにn−ブチルクロライド38.5mlを溶解した溶液を50分間で滴下した。攪拌下70℃で4時間反応を行った後、反応液を25℃に保持した。
次いで、この反応液にHC(OC2H5)3 55.7mlを1時間で滴下した。滴下終了後、60℃で15分間反応を行い、反応生成固体をn−ヘキサン各300mlで6回洗浄し、室温で1時間減圧乾燥し、マグネシウムを19.0%、塩素を28.9%を含むマグネシウム含有固体31.6gを回収した。還流冷却器、攪拌機及び滴下ロートを取付けた300mlの反応容器に、窒素ガス雰囲気下マグネシウム含有固体6.3g及びn−ヘプタン50mlを入れ懸濁液とし、室温で攪拌しながら2,2,2−トリクロルエタノール20ml(0.02ミリモル)とn−ヘプタン11mlの混合溶液を滴下ロートから30分間で滴下し、更に80℃で1時間攪拌した。得られた固体を濾別し、室温のn−ヘキサン各100mlで4回洗浄し、更にトルエン各100mlで2回洗浄して固体成分を得た。
上記の固体成分にトルエン40mlを加え、更に四塩化チタン/トルエンの体積比が3/2になるように四塩化チタンを加えて90℃に昇温した。攪拌下、フタル酸ジn−ブチル2mlとトルエン5mlの混合溶液を5分間で滴下した後、120℃で2時間攪拌した。得られた固体状物質を90℃で濾別し、トルエン各100mlで2回、90℃で洗浄した。更に、新たに四塩化チタン/トルエンの体積比が3/2になるように四塩化チタンを加え、120℃で2時間攪拌し室温の各100mlのn−ヘキサンにて7回洗浄して成分A5.5gを得た。
窒素置換して充分に乾燥させた500mlの反応器に、窒素ガス雰囲気下、上記で得られた成分A4.0gおよびn−ヘキサン200mlを入れ、攪拌しながら−5℃に冷却した。次にトリエチルアルミニウムおよびt−ブトキシシクロペンチルジメトキシシランをそれぞれ20ミリモル及び2ミリモル添加し、5分間攪拌した。次いで、系内を減圧した後、プロピレンガスを連続的に供給し、0℃でプロピレンを1時間重合させた。重合終了後、200mlのn−ヘキサンで3回、室温にて固体成分を洗浄した。更に、固体成分を室温で1時間減圧乾燥して、触媒成分16.2gを得た。予備重合量は成分A1g当り3.05gであった。
内容積400Lの反応器に、液化プロピレン、水素、シクロヘキシルメチルジメトキシシランおよびトリエチルアルミニウムのヘキサン希釈溶液を連続的に供給し、内温を70℃に保持した。プロピレン、シクロヘキシルメチルジメトキシシラン、トリエチルアルミニウムの供給量はそれぞれ167kg/H、0.005kg/H、および0.015kg/Hであった。水素は、気相の水素濃度が0.53モル%となるよう供給した。前記予備重合触媒を流動パラフィンによりスラリー状とし、固体成分Aで5.7g/Hでフィードした。反応の平均滞留時間は1.0Hとなるよう運転を行った結果、84kg/Hの生産レートでプロピレン重合体Iが得られた。このホモポリマーのMFRを測定したところ、1.6g/10分であった。
内容積400Lの反応器に、液化プロピレン、水素、シクロヘキシルメチルジメトキシシランおよびトリエチルアルミニウムのヘキサン希釈溶液を連続的に供給し、内温を70℃に保持した。プロピレン、シクロヘキシルメチルジメトキシシラン、トリエチルアルミニウムの供給量はそれぞれ166kg/H、0.005kg/H、および0.015kg/Hであった。水素は、気相の水素濃度が2.58モル%となるよう供給した。重合例1で使用した予備重合触媒を流動パラフィンによりスラリー状とし、固体成分Aで4.8g/Hでフィードした。反応の平均滞留時間は1.0Hとなるよう運転を行った結果、87kg/Hの生産レートでプロピレン重合体IIが得られた。このホモポリマーのMFRを測定したところ、10.5g/10分であった。
内容積400Lの反応器に、液化プロピレン、水素、シクロヘキシルメチルジメトキシシランおよびトリエチルアルミニウムのヘキサン希釈溶液を連続的に供給し、内温を70℃に保持した。プロピレン、シクロヘキシルメチルジメトキシシラン、トリエチルアルミニウムの供給量はそれぞれ175kg/H、0.005kg/H、および0.015kg/Hであった。水素は、気相の水素濃度が3.4モル%となるよう供給した。重合例1で使用した予備重合触媒を流動パラフィンによりスラリー状とし、固体成分Aで3.3g/Hでフィードした。反応の平均滞留時間は1.0Hとなるよう運転を行った結果、87kg/Hの生産レートでプロピレン重合体IIIが得られた。このホモポリマーのMFRを測定したところ、16.0g/10分であった。
内容積400Lの反応器に、液化プロピレン、水素、シクロヘキシルメチルジメトキシシランおよびトリエチルアルミニウムのヘキサン希釈溶液を連続的に供給し、内温を70℃に保持した。プロピレン、シクロヘキシルメチルジメトキシシラン、トリエチルアルミニウムの供給量はそれぞれ173kg/H、0.005kg/H、および0.015kg/Hであった。水素は、気相の水素濃度が4.0モル%となるよう供給した。重合例1で使用した予備重合触媒を流動パラフィンによりスラリー状とし、固体成分Aで5.3g/Hでフィードした。反応の平均滞留時間は1.0Hとなるよう運転を行った結果、87kg/Hの生産レートでプロピレン重合体IVが得られた。このホモポリマーのMFRを測定したところ、22.0g/10分であった。
重合体IIのパウダー100重量部に対して、ハイドロタルサイト類としてMg6Al2(OH)16・CO3・4H2O(協和化学社、商品名DHT−4A)を0.03重量部、酸化防止剤としてペンタエリストールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガノックス1010)を0.05重量部、トリス−(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガフォス168)を0.1重量部、中和剤としてステアリン酸カルシウム(日東化成工業製、商品名Ca−St)を0.03重量部、及び過酸化物として2,5−ジメチル−2,5−ジ−(tert−ブチル−パーオキシ)ヘキサン(日本油脂社、商品名パーヘキサ25B)を0.03重量部配合し、ヘンシェルミキサーで500rpm、3分間高速混合した後、φ50mm単軸押出機(ユニオンプラスチック社製)を使用し、押出温度230℃の条件で、溶融、混練、冷却、カットしてペレット状のポリプロピレン樹脂組成物を調整した。得られたペレットのMFRは40g/10分、PIは3.3であった。
次に、得られた組成物を原料として使用し、ホール数24個のノズルを用いて溶融紡糸を行った。溶融紡糸条件は、紡糸温度230℃、吐出量0.8g/min・孔で行い、その後エアーサッカーにて延伸し、繊度1.8デシテックスの繊維を得た。この繊維をエアーサッカー下方にあるコンベアーに集積させた後、140℃に設定したエンボスロールにより繊維同士を融着させ、目付量40g/m2の不織布を得た。得られた不織布の強度、伸度を測定し、さらに、それぞれの標準偏差を求め地合いを判断した。その結果を表1に示す。
重合体IIのパウダー100重量部に対して、ハイドロタルサイト類としてMg6Al2(OH)16・CO3・4H2O(協和化学社、商品名DHT−4A)を0.03重量部、酸化防止剤としてペンタエリストールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガノックス1010)を0.05重量部、トリス−(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガフォス168)を0.1重量部、及び過酸化物として2,5−ジメチル−2,5−ジ−(tert−ブチル−パーオキシ)ヘキサン(日本油脂社、商品名パーヘキサ25B)を0.065重量部配合し、ヘンシェルミキサーで500rpm、3分間高速混合した後、φ50mm単軸押出機(ユニオンプラスチック社製)を使用し、押出温度230℃の条件で、溶融、混練、冷却、カットしてペレット状のポリプロピレン樹脂組成物を調整した。得られたペレットのMFRは63g/10分、PIは2.8であった。次に、得られた組成物を原料として使用し、ホール数24個のノズルを用いて溶融紡糸を行った。溶融紡糸条件は、紡糸温度230℃、吐出量0.8g/min・孔で行い、その後エアーサッカーにて延伸し、繊度1.8デシテックスの繊維を得た。この繊維をエアーサッカー下方にあるコンベアーに集積させた後、140℃に設定したエンボスロールにより繊維同士を融着させ、目付量40g/m2の不織布を得た。得られた不織布の強度、伸度を測定した。その結果を表1に示す。
重合体Iのパウダー100重量部に対して、ハイドロタルサイト類としてMg6Al2(OH)16・CO3・4H2O(協和化学社、商品名DHT−4A)を0.05重量部、酸化防止剤としてペンタエリストールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガノックス1010)を0.05重量部、トリス−(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガフォス168)を0.1重量部、及び過酸化物として2,5−ジメチル−2,5−ジ−(tert−ブチル−パーオキシ)ヘキサン(日本油脂社、商品名パーヘキサ25B)を0.075重量部配合し、ヘンシェルミキサーで500rpm、3分間高速混合した後、φ50mm単軸押出機(ユニオンプラスチック社製)を使用し、押出温度230℃の条件で、溶融、混練、冷却、カットしてペレット状のポリプロピレン樹脂組成物を調整した。得られたペレットのMFRは31g/10分、PIは3.0であった。
次に、得られた組成物を原料として使用し、ホール数24個のノズルを用いて溶融紡糸を行った。溶融紡糸条件は、紡糸温度230℃、吐出量0.8g/min・孔で行い、その後エアーサッカーにて延伸し、繊度1.8デシテックスの繊維を得た。この繊維をエアーサッカー下方にあるコンベアーに集積させた後、140℃に設定したエンボスロールにより繊維同士を融着させ、目付量40g/m2の不織布を得た。得られた不織布の強度、伸度を測定した。その結果を表1に示す。
重合体IIIのパウダー100重量部に対して、ハイドロタルサイト類としてMg6Al2(OH)16・CO3・4H2O(協和化学社、商品名DHT−4A)を0.03重量部、酸化防止剤としてペンタエリストールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガノックス1010)を0.05重量部、トリス−(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガフォス168)を0.1重量部、及び過酸化物として2,5−ジメチル−2,5−ジ−(tert−ブチル−パーオキシ)ヘキサン(日本油脂社、商品名パーヘキサ25B)を0.025重量部配合し、ヘンシェルミキサーで500rpm、3分間高速混合した後、φ50mm単軸押出機(ユニオンプラスチック社製)を使用し、押出温度230℃の条件で、溶融、混練、冷却、カットしてペレット状のプロピレン重合体組成物を調整した。得られたペレットのMFRは38g/10分、PIは3.8であった。
次に、得られた組成物を原料として使用し、ホール数24個のノズルを用いて溶融紡糸を行った。溶融紡糸条件は、紡糸温度230℃、吐出量0.8g/min・孔で行い、その後エアーサッカーにて延伸し、繊度2.2デシテックスの繊維を得た。この繊維をエアーサッカー下方にあるコンベアーに集積させた後、140℃に設定したエンボスロールにより繊維同士を融着させ、目付量40g/m2の不織布を得た。得られた不織布の強度、伸度を測定した。その結果を表1に示す。
重合体IVのパウダー100重量部に対して、ハイドロタルサイト類としてMg6Al2(OH)16・CO3・4H2O(協和化学社、商品名DHT−4A)を0.03重量部、酸化防止剤としてペンタエリストールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガノックス1010)を0.05重量部、トリス−(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガフォス168)を0.1重量部、及び過酸化物として2,5−ジメチル−2,5−ジ−(tert−ブチル−パーオキシ)ヘキサン(日本油脂社、商品名パーヘキサ25B)を0.018重量部配合し、ヘンシェルミキサーで500rpm、3分間高速混合した後、φ50mm単軸押出機(ユニオンプラスチック社製)を使用し、押出温度230℃の条件で、溶融、混練、冷却、カットしてペレット状のポリプロピレン樹脂組成物を調整した。得られたペレットのMFRは38g/10分、PIは4.6であった。
次に、得られた組成物を原料として使用し、ホール数24個のノズルを用いて溶融紡糸を行った。溶融紡糸条件は、紡糸温度230℃、吐出量0.8g/min・孔で行い、その後エアーサッカーにて延伸し、繊度1.8デシテックスの繊維を得た。この繊維をエアーサッカー下方にあるコンベアーに集積させた後、140℃に設定したエンボスロールにより繊維同士を融着させ、目付量40g/m2の不織布を得た。得られた不織布の強度、伸度を測定した。その結果を表1に示す。
重合体Iのパウダー100重量部に対して、ハイドロタルサイト類としてMg6Al2(OH)16・CO3・4H2O(協和化学社、商品名DHT−4A)を0.03重量部、酸化防止剤としてペンタエリストールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガノックス1010)を0.05重量部、トリス−(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガフォス168)を0.1重量部、中和剤としてステアリン酸カルシウム(日東化成工業製、商品名Ca−St)を0.03重量部、及び過酸化物として2,5−ジメチル−2,5−ジ−(tert−ブチル−パーオキシ)ヘキサン(日本油脂社、商品名パーヘキサ25B)を0.15重量部配合し、ヘンシェルミキサーで500rpm、3分間高速混合した後、φ50mm単軸押出機(ユニオンプラスチック社製)を使用し、押出温度230℃の条件で、溶融、混練、冷却、カットしてペレット状のポリプロピレン樹脂組成物を調整した。得られたペレットのMFRは90g/10分、PIは2.3であった。
次に、得られた組成物を原料として使用し、ホール数24個のノズルを用いて溶融紡糸を行った。溶融紡糸条件は、紡糸温度230℃、吐出量0.8g/min・孔で行い、その後エアーサッカーにて延伸し、繊度1.8デシテックスの繊維を得た。この繊維をエアーサッカー下方にあるコンベアーに集積させた後、140℃に設定したエンボスロールにより繊維同士を融着させ、目付量40g/m2の不織布を得た。得られた不織布の強度、伸度を測定した。その結果を表1に示す。
重合体IIIのパウダー100重量部に対して、酸化防止剤としてペンタエリストールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガノックス1010)を0.05重量部、トリス−(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガフォス168)を0.1重量部、中和剤としてステアリン酸カルシウム(日東化成工業製、商品名Ca−St)を0.15重量部、及び過酸化物として2,5−ジメチル−2,5−ジ−(tert−ブチル−パーオキシ)ヘキサン(日本油脂社、商品名パーヘキサ25B)を0.025重量部配合し、ヘンシェルミキサーで500rpm、3分間高速混合した後、φ50mm単軸押出機(ユニオンプラスチック社製)を使用し、押出温度230℃の条件で、溶融、混練、冷却、カットしてペレット状のポリプロピレン樹脂組成物を調整した。得られたペレットのMFRは39g/10分、PIは3.8であった。
次に、得られた組成物を原料として使用し、ホール数24個のノズルを用いて溶融紡糸を行った。溶融紡糸条件は、紡糸温度230℃、吐出量0.8g/min・孔で行い、その後エアーサッカーにて延伸し、繊度1.8デシテックスの繊維を得た。この繊維をエアーサッカー下方にあるコンベアーに集積させた後、140℃に設定したエンボスロールにより繊維同士を融着させ、目付量40g/m2の不織布を得た。得られた不織布の強度、伸度を測定した。その結果を表1に示す。
重合体IIIのパウダー100重量部に対して、ハイドロタルサイト類としてMg6Al2(OH)16・CO3・4H2O(協和化学社、商品名DHT−4A)を0.3重量部酸化防止剤としてペンタエリストールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガノックス1010)を0.05重量部、トリス−(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガフォス168)を0.1重量部、中和剤としてステアリン酸カルシウム(日東化成工業製、商品名Ca−St)を0.15重量部、及び過酸化物として2,5−ジメチル−2,5−ジ−(tert−ブチル−パーオキシ)ヘキサン(日本油脂社、商品名パーヘキサ25B)を0.025重量部配合し、ヘンシェルミキサーで500rpm、3分間高速混合した後、φ50mm単軸押出機(ユニオンプラスチック社製)を使用し、押出温度230℃の条件で、溶融、混練、冷却、カットしてペレット状のポリプロピレン樹脂組成物を調整した。得られたペレットのMFRは39g/10分、PIは3.8であった。
次に、得られた組成物を原料として使用し、ホール数24個のノズルを用いて溶融紡糸を行ったが断糸が多発し、繊維を採取できなかった。
重合体Iのパウダー100重量部に対して、ハイドロタルサイト類としてMg6Al2(OH)16・CO3・4H2O(協和化学社、商品名DHT−4A)を0.03重量部、酸化防止剤としてペンタエリストールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガノックス1010)を0.05重量部、トリス−(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガフォス168)を0.1重量部、及び過酸化物として2,5−ジメチル−2,5−ジ−(tert−ブチル−パーオキシ)ヘキサン(日本油脂社、商品名パーヘキサ25B)を0.045重量部配合し、ヘンシェルミキサーで500rpm、3分間高速混合した後、φ50mm単軸押出機(ユニオンプラスチック社製)を使用し、押出温度230℃の条件で、溶融、混練、冷却、カットしてペレット状のポリプロピレン樹脂組成物を調整した。得られたペレットのMFRは15g/10分、PIは3.0であった。
次に、得られた組成物を原料として使用し、ホール数24個のノズルを用いて溶融紡糸を行ったが断糸が多発し、繊維を採取できなかった。
重合体IVのパウダー100重量部に対して、ハイドロタルサイト類としてMg6Al2(OH)16・CO3・4H2O(協和化学社、商品名DHT−4A)を0.03重量部、酸化防止剤としてペンタエリストールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガノックス1010)を0.05重量部、トリス−(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社、商品名イルガフォス168)を0.1重量部、及び過酸化物として2,5−ジメチル−2,5−ジ−(tert−ブチル−パーオキシ)ヘキサン(日本油脂社、商品名パーヘキサ25B)を0.1重量部配合し、ヘンシェルミキサーで500rpm、3分間高速混合した後、φ50mm単軸押出機(ユニオンプラスチック社製)を使用し、押出温度230℃の条件で、溶融、混練、冷却、カットしてペレット状のポリプロピレン樹脂組成物を調整した。得られたペレットのMFRは170g/10分、PIは2.9であった。次に、得られた組成物を原料として使用し、ホール数24個のノズルを用いて溶融紡糸を行った。溶融紡糸条件は、紡糸温度230℃、吐出量0.8g/min・孔で行い、その後エアーサッカーにて延伸し、繊度1.8デシテックスの繊維を得た。この繊維をエアーサッカー下方にあるコンベアーに集積させた後、140℃に設定したエンボスロールにより繊維同士を融着させ、目付量40g/m2の不織布を得た。得られた不織布の強度、伸度を測定した。その結果を表1に示す。
Claims (2)
- ポリプロピレン樹脂100重量部に対し、ハイドロタルサイト類が0.005〜0.15重量部含有された、PI(多分散指数:Polydispersity Index)が2.5〜4.5の範囲にあり、メルトフローレートが20〜150g/10分の範囲にあることを特徴とする長繊維不織布用ポリプロピレン樹脂組成物。
- 請求項1に記載の長繊維不織布用ポリプロピレン樹脂組成物を用いて成形してなることを特徴とするスパンボンド不織布。
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