JP4689950B2 - 電動車椅子又は1人乗り小型電動車。 - Google Patents

電動車椅子又は1人乗り小型電動車。 Download PDF

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本発明は、主に電動機付きの2輪車、3輪車、4輪車の車軸間距離や車輪間距離の狭い乗物における安定機構付き乗り物に関するもので、更に詳細には加減速や坂の昇降、凸凹道の走行時に転倒しにくく安定した走行を可能とするもので、乗り物と乗用者の重心位置や速度、傾き度等を制御機構を用いて制御して、無理な走行状態を回避する機構を設けた安定機構付き乗り物に関するものである。
従来、2輪車や3輪車、4輪車の電動機付乗り物は、各車輪周辺のサスペンションで車輪が支えられ、負荷の掛かった側に重心が移動するものであり、例えば、制御装置6は、GPS受信機1、ジャイロ2、車速センサ3からの信号によって検出される現在位置、進行方向、および地図データ記憶装置4からの道路データに基づいて、走行前方にあるカーブを安全に通過できるか否かを判定し、安全に通過できない状態を判定すると、音声警告装置7から運転者に警告音を発生させる。ここで、制御装置6は、車両が減速状態にあるとき警告の発生を緩和させ、また警告音の発生中に車両が安全な走行状態に移行したとき直ちに警告音の発生を停止させ、さらに警告レベルが前回の警告レベルと同じであるとき同一内容の警告の発生を行わないようにしたもの(特許文献1参照)や、電動走行可能且つ乗車可能な電動車であって、走行装置として走行車輪14・15とクローラ装置13とを有し、走行車輪14・15での走行とクローラ装置13での走行とを切換可能とし、該クローラ装置13での走行時に、クローラ装置13の傾斜角に応じて該クローラ装置13に対する座席18部の角度を調節可能としたもの(特許文献2参照)や、操舵輪である前輪99’及び駆動輪である後輪99を基礎に、車体フレーム91が設けられるようになっている。前輪99’を操舵するための操舵装置92及び操縦者の着座するシート93が設けられるようになっている。 後輪99は車載バッテリ4からの電力によって駆動される電動モータ5にて駆動される。電動モータ5の制御は、3次元方向の加速度等を検出するセンサ手段1、センサ手段1からの信号を基礎に本車両の状況を検出する状態検出手段2、状態検出手段2からの信号を基に車両が危険状態であると判断された場合には電動モータ5の回転速度を減速させるように制御作用をする制御手段3等にて行われるもの(特許文献3参照)や、車体フレーム16に車体前後方向に延びる支軸としての前部スイング軸及び後部スイング軸85を取付け、これらの前部スイング軸及び後部スイング軸85に左右のサスペンションアーム71,72をそれぞれ上下スイング可能に互いに独立して取付け、前部スイング軸及び後部スイング軸85で車体フレーム16を揺動させるための揺動軸を兼用したもの(特許文献4参照)が開示されている。
特開平11−316899号公報 特開2002−284048号公報 特開2004−120843号公報 特開2004−122870号公報
従来、2輪車や3輪車は車軸間距離を大きくして、加減速、坂の昇降時の前後の転倒を避けおり、例えば、加速時には後輪側のサスペンションが圧縮され後方に重心が移動することにより不安定になりやすく、ブレーキ等による減速時には前輪のサスペンションが圧縮され重心が前に移り不安定になりやすく、特に、縁石を乗り越えたり、下り坂でのブレーキ等では危険なものであった。
また、3輪バイクにおいては、前輪車体に対し後ろの2輪軸車体の軸が回転をする構造になっており、自立させるためにスプリングによる復帰機構を設けているが、後輪の片側が段差に載ったときにこの復帰機構でハンドルが傾き側に力が加わる結果ハンドルを取られやすく危険であり、3輪車や車輪間距離の狭い4輪車において傾斜した道や起伏の多い凸凹状態の所を走行する際に車体が傾き左右に転倒しやすく、このため車輪間距離を大きくする必要性が発生していた。
然し乍ら、例えば、電動車椅子等においては歩道や人混みの中を走行するため車軸間距離も車輪間距離も狭くせざるを得なく常に転倒の危険が伴っており、また、車重の軽い車両は輪間距離が広いため狭い道や歩道を走る事が難しく歩道の乗り入れ等も難しく、また、ゴルフ場の車両においても転倒等の危険性から整備された道のみを走行するに留まっており、更には、転倒する危険な状況での走行の回避は人の判断にゆだねているものであった。
その為に、特許文献1では、GPS受信機1、ジャイロ2、車速センサ3からの信号によって検出される現在位置、進行方向、および地図データ記憶装置4からの道路データに基づいて制御装置6によりカーブを安全に通過できるか否かを判断して警告をするもので、車両そのものの制御はされず、特許文献2では、クローラ装置13の傾斜角に応じて座席18の角度を調節するもので、特許文献3では、3次元方向の加速度等を検出するセンサ手段1からの信号を基礎に本車両の状況を検出する状態検出手段2により、車両が危険状態であると判断された場合には電動モータ5の回転速度を減速させるようにしたものであり、特許文献4では、前部スイング軸及び後部スイング軸85に左右のサスペンションアーム71,72をそれぞれ上下スイング可能に互いに独立して取付けたものであるが、前記課題に対して抜本的な対処はされていないものである。
本発明は、例えば、
前方車輪が配された前方車体部と後方車輪が配された後方車体部とが屈曲部を介して連結し、当該屈曲部を所定の状態に屈曲させるサーボ機構を備え、
走行状況に応じて、前記サーボ機構により、前記屈曲部の屈曲状態をシーケンサ制御又はマイコン制御し、車両の重心移動を行う
ことを特徴とする電動車椅子又は1人乗り小型電動車である。
また、前記サーボ機構により、加速時または上り坂では重心が前方に移動し、減速時又は下り坂でには重心が後方に移動するように、前記屈曲部の屈曲状態をシーケンサ制御又はマイコン制御することができる。
また、各車輪を上下方向に位置移動させるサーボ機構を備え、走行状況に応じて、前記サーボ機構により、前記車輪位置をシーケンサ制御又はマイコン制御し、車両の重心移動を行うことができる。
また、左右の車輪間を連結する連動軸を、前記サーボ機構で駆動し、左右の車輪の位置を互いに反対方向に連動するようにシーケンサ制御又はマイコン制御することができる。
また、前記マイコン制御する手段は、
加速、減速、右折、及び左折、並びに前後方向傾斜又は左右方向傾斜を含む車両に対する動作指示と、速度、回転方向、及び回転角、並びに前後傾斜角度又は左右傾斜角度を含む車両状況と、加速調整値、及び車輪位置調整値を含む、動作指示に対応する動作を実現するための制御値と、を対応つけた情報を記憶する手段と;
加速、減速、右折、左折、前後方向傾斜、及び左右方向傾斜の少なくとも1つを含む動作指示を受け付ける手段と;
速度、回転方向、回転角、前後傾斜角度、及び左右傾斜角度を含む、現在の車両状況を取得する手段と;
前記記憶された情報を用いて、前記受け付けた動作指示および前記取得した車両状況に対応する制御値を求め、前記車体に対する各車輪の位置の変位および車輪の回転を制御する手段と;
を備えるようにしてもよい。
また、ハンドルのスポークに、当該スポークに対する歪みを検知し走行指示を入力する歪みセンサーを備えるようにしてもよい。
本発明は前述の構成のように、車軸間距離や車輪間距離が狭くても転倒しにくく安定した乗車を得られる乗物であり、障害者だけでなく、足の弱くなったお年寄り等、例えば、足が余り曲げにくい人でも立ち位置に近い形で乗車できるもので、また、車軸間距離や車輪間距離が狭いために狭い歩道等や、人通りの多い場所でも邪魔になりにくく、縁石越えや凸凹、傾斜道でも安心して走行することができるもので、また、無理な状況下での走行を運転者の判断でなく乗物本体が制御や警告を行う事により判断能力が低下した人にも有用であり、その上、立ち乗り形式や立ち乗り形式に近い簡易座を乗車できることにより、走行時に歩行者と目線が同じ位置で走行できるためにコミニュケーションが容易であり、障害者や今後増加する高齢者が生き生きと社会参加する事に貢献寄与する極めて有用な発明である。
本発明は、主に電動機付きの2輪車、3輪車、4輪車の車軸間距離や車輪間距離の狭い乗物における安定機構付き乗り物に関するもので、更に詳細には加減速や坂の昇降、凸凹道の走行時に転倒しにくく安定した走行を可能とするもので、乗物と乗用者の重心位置や速度、傾き度等を制御機構を用いて制御して、無理な走行状態を回避する機構を設けた安定機構付き乗り物に関するものであり、請求項1に記載の安定機構付き乗り物は、前輪の車軸を配した前輪車体と、後輪の車軸を配した後輪車体と、該後輪車体と前記前輪車体とを屈曲自在に連結した車体連結部と、該車体連結部に設けた車体間角度を可変させる屈曲サーボ機構と、該屈曲サーボ機構を制御する屈曲制御装置と、前記前輪車体又は前記後輪車体に設けた人が乗車する乗車部とを備え、前記屈曲制御装置で屈曲サーボ機構を制御させることにより前輪車体と後輪車体の車体関係の角度を変動して前輪車体に対して後輪の車軸との位置関係を変動若しくは後輪車体に対して前輪の車軸との位置関係を変動させる変動させる安定機構付き乗り物、又は、車輪が車体に対し略垂直方向に可動する上下機構と、該上下機構を上下させる上下サーボ機構と、該上下サーボ機構を制御する上下制御装置と、車体の上部に設けた人の乗車する乗車部とを備え、前記上下制御装置で上下サーボ機構を制御させることにより車体と車輪の上下位置関係を変動させる変動させる安定機構付き乗り物、又は、車輪を設けた車軸と、該車軸を傾斜させるサーボモータ駆動の傾斜サーボ機構と、該傾斜サーボ機構を制御する傾斜制御装置と、車体の上部に設けた人の乗車する乗車部とを備え、前記傾斜制御装置で傾斜サーボ機構を制御させることにより車体と車軸の傾斜位置関係を変動させる安定機構付き乗り物において、前記車体、前輪車体、後輪車体、車輪部周辺に配した加速度センサー又はジャイロセンサー又は加速度センサーとジャイロセンサーの組合せから成る走行状況センサーと、該走行状況センサーからの情報で車体の傾斜状態又は加速度を検知して前記屈曲制御装置又は前記上下制御装置又は前記傾斜制御装置を制御する検知制御装置と、を備えたことを特徴とするものである。
速度センサーまたは、ジャイロセンサーまたは、速度センサーとジャイロセンサーの組合せを車体、前輪車体、後輪車体や、車輪部周辺に配し走行状況センサーとし、該走行状況センサーの情報から車体の傾斜状態、または、加速度を関知し屈曲制御装置や上下制御装置、または、傾斜制御装置を制御する関知制御装置を設けたものである。関知制御装置はシーケンサーや、マイコンで制御し、走行路面の傾き等により車体及び乗車部が傾いてしまい乗車している人が不安定な乗車になる状態を解消するものである。
また、駆動輪にサーボ機構、または、モータで駆動する走行サーボ機構を配し、走行状況センサーの情報と共に、乗車部に加減速、後退、左右折、旋回等の操作部を設け、該操作部の情報を制御情報とし、走行サーボ機構、屈曲制御装置、上下制御装置や傾斜制御装置を制御する走行制御装置を設けたものである。走行制御装置はシーケンサーやマイコンを使用し各サーボ機構や装置を駆動し走行時の安定をはかるものである。
また、操作部をハンドルを前後、または左右、または、前後左右に倒す、または、ハンドルをひねる操作により駆動するセンサーや、スイッチを設け操作関知機構とし、これらの値の変化や、オン、オフにより走行サーボ機構を加速、減速、前進後退、左右折、旋回を行う走行制御装置としたものである。該走行制御装置はシーケンサーやマイコンを使用し操作関知機構からの指示により各サーボ機構、装置を駆動すると共に走行時の安定をはかるものである。
また、走行指示(加速、減速、右折、左折、前進後退、旋回)の変化や走行状況(前後傾斜、左右傾斜)の変化が発生したときに走行状態の変化をあらかじめ設定した設定テーブル(表)を設定し、走行状態の情報や、走行指示の情報を元に該設定テーブルから参照し求め、求めた値、または、求めた値の近似値により次の走行状態の制御情報とした走行制御装置である。制御情報には加速、減速の調整値や左右折れの角度調整情報が含まれ、危険を知らせる警告値が含ませられるものである。
以下、本発明の安定機構付き乗り物の実施例を図面により具体的に説明すると、図1は本発明の安定機構付き乗り物の使用状態を説明する概要斜視図であり、図2は本発明の安定機構付き乗り物の実施例1の速度変化を示す側面説明図であり、図3は本発明の安定機構付き乗り物の実施例1の昇降制御を示す側面説明図であり、図4は本発明の安定機構付き乗り物の実施例1の縁石越えを示す側面説明図であり、図5は本発明の安定機構付き乗り物の実施例1の屈曲制御機構の平面図と要部断面図であり、図6は本発明の安定機構付き乗り物の実施例1の屈曲状態を示す要部断面図であり、図7は本発明の安定機構付き乗り物の実施例2の上下サーボ機構を示す正面説明図であり、図8は本発明の安定機構付き乗り物の実施例2の上下サーボ機構の傾斜状態を示す正面説明図であり、図9は本発明の安定機構付き乗り物の実施例5〜6の加速割り込みの状態を示すフローチャートであり、図10は本発明の安定機構付き乗り物の実施例5〜6の減速割り込みの状態を示すフローチャートであり、図11は本発明の安定機構付き乗り物の実施例5〜6の前傾斜割り込みの状態を示すフローチャートであり、図12は本発明の安定機構付き乗り物の実施例5〜6の後傾斜割り込みの状態を示すフローチャートであり、図13は本発明の安定機構付き乗り物の実施例5〜6のサーボ制御とインターバル割り込みの状態を示すフローチャートであり、図14は本発明の安定機構付き乗り物の実施例4の主要制御回路を示す斜視説明図であり、図15は本発明の安定機構付き乗り物の実施例7の設定テーブルを示す説明図であり、図16は本発明の安定機構付き乗り物の他の実施例3の3輪車形式の側面説明図であり、図17は本発明の安定機構付き乗り物の他の実施例3の3輪車形式の背面説明図である。
即ち、本発明の安定機構付き乗り物は、図1に図示する如く、乗り物31は前輪11を配した前輪車体1に後輪12を配した後輪車体2が屈曲自在な車体連結部6を介して組み合わされもので、前輪車体1に乗車部1bを設け、該乗車部1bに操作ハンドル4を設けて、乗車部1bに人3が立ち姿勢で乗車しているものである。
そして、屈曲制御機構は屈曲サーボ機構を制御するもので、該屈曲サーボ機構は前輪車体1と後輪車体2とを連結した車体連結部6に設けているもので、屈曲制御装置で屈曲サーボ機構を制御させることにより、前輪車体1と後輪車体2の車体関係の上下方向の角度を変動して、前輪車体1に対して後輪12の車軸との位置関係を変動、若しくは、後輪車体2に対して前輪11の車軸との位置関係を変動させるものである。
つまり、図2に図示する如く、(a)は加速走行時であり、(b)は定速走行時であり、(c)は減速走行時であり、屈曲制御機構は屈曲サーボ機構を制御することにより、加速走行時には前輪車体1と後輪車体2が車体連結部6を中心に車体間角度7aと成ると共に、重心5aと成るものであり、定速走行時には車体連結部6の車体間角度7bと成ると共に、重心5bと成るものであり、減速走行時には車体連結部6を中心に車体間角度7cと変化して、重心5cの位置に移動するものである。
更に、図3に図示するものは、坂道走行時の乗り物31の状態であり、(a)は昇り状態で傾斜地面19bを昇るときには、屈曲制御機構で屈曲サーボ機構を制御することにより、車体間角度7dが狭まり、前輪車体1の乗車部1bは水平に保たれると共に、人3の重心5dは本来の位置より前輪方向に移動し安定が保たれるものであり、(b)は下り状態を示し傾斜地面19cを下るときには、屈曲制御機構で屈曲サーボ機構を制御することにより、車体間角度7eが広がり、前輪車体1の乗車部1bが水平に保たれ、重心5eの位置が本来の位置より後輪方向に移動し安定が保たれるものである。
更には、図4に図示するものは、縁石9を越える状態であり、屈曲制御機構で屈曲サーボ機構を制御することにより、車体間角度7が変化して、前輪車体1の乗車部1bが水平に保たれ、重心5f又は重心5gの位置に保たれるものである。
次いで、車体連結部6は、図5に図示する如く、前輪車体1と後輪車体2とを屈曲自在に連結しており、(a)は平面図であり、(b)は要部断面図であり、前輪車体1に固定された屈曲サーボモータ20である屈曲サーボ機構を駆動することにより、屈曲スプロケット21が回転し、チェーン22が駆動し、後輪車体2に固定された受けスプロケット23に動力が伝わり車体連結部6により車体間角度7を変化させるものであり、ここでの動力の伝達はチェーン22を用いているが、ベルトやワイヤー、歯車と組み合わせたシャフト等を使用したものでも構わないものである。
また、図示しないがここでの屈曲により車軸間距離が狭まるため車体連結部6の屈曲と連動させたシリンダー等で後方に伸ばすことにより車軸間距離を一定にする機構を設けても構わないものである。
次いで、図6は前輪車体1と後輪車体2の屈曲部を屈曲させた状態を示し、屈曲サーボモータ20により回転方向16に屈曲スプロケット21を回転させた場合に後輪車体2が車体連結部6を中心に図の下方向(矢示30)に屈曲した車体間角度7を形成するものである。
次に、上下制御機構は、図7に図示する如く、車軸の両端に車輪を備えた車輪間で、車体1bに設けられた各上下サーボモータ15が車輪の上下サーボ機構18の上下歯車17を回転し上下軸18aを回転させると共に車輪10を支持する車輪支持部14を上下させるものであり、又、車輪支持部14には後述する車輪10を駆動する電動モータである走行サーボモータ24が設けられており、また、ここでの車輪の上下サーボ機構18の上下に歯車を使用しているが、駆動方式はチェーンやワイヤー、ベルト等を用いても構わないもので、更には、スライド方式に付いてもシリンダーを用いたり、屈曲軸を用いた折り曲げ方式で上下しても構わないものである。
次いで、図8に図示する如く、幅方向に傾いた地面19aでは、車軸の車輪間の上下サーボ機構18により、図面上で右側の車輪10が下方に押し出されて、車体1a、及び、乗車部1bの平面は水平を保った状態で走行可能なものである。
ここでは示さないが、図8の左側の上下サーボ機構を右側と同時に駆動し左側車輪を上方に持ち上げ、乗車部1bの平面を水平に保っても良いものである。
ここでは車軸の両側の車輪間の上下サーボ機構のみの説明であるが、前輪、後輪にも同様に上下制御機構を設けるものであり、また、これらの上下制御機構は全ての車輪に用いても一部に用い(例えば後輪が2車輪軸の3輪車に置いては後輪の2車輪のみに上下サーボ機構を設ける。)ても構わないものである。
そして、図16及び図17に図示する如く、3輪車形式の乗り物31は車体1a上に乗車部1bを設け操作部39として操作ハンドル4、アクセル32、ブレーキ33を設けると共に座席34、後述する走行制御装置26を設けたもので、更には、前輪には後述する走行サーボ機構24としてサーボモータや電動モータを配しアクセル32の指示により前輪11を駆動させるもので、後輪12には車輪軸を傾斜させる傾斜サーボ機構35を配しているものである。
次に、後輪12は車軸傾斜シャフト38により軸着され、傾斜サーボ機構35により車輪傾斜歯車36を回転させてることにより、車軸傾斜軸歯車36が回転し、車軸傾斜シャフト38が後輪12を水平状態から傾斜状態に移行させるもので、図17(a)は地面19が平面状態を示し、車輪傾斜シャフト38が水平で後輪12も水平状態にあり、(b)は傾斜地面19b上の乗り物31を示し、傾斜サーボ機構35が回転方向16に回転した状態であり、車輪傾斜シャフト38は傾斜地面19bに略平行になり乗車部1bは水平面を保っているものである。
更に、本発明の安定機構付き乗り物は、図14に図示する如く、前記実施例の屈曲制御装置又は上下制御装置又は傾斜制御装置を制御する検知制御装置を設けると共に、車体、前輪車体1、後輪車体2、車輪部周辺に配した加速度センサー29又はジャイロセンサー28又は加速度センサー29とジャイロセンサー28の組合せから成る走行状況センサーを設けたものである。
走行制御装置の各主要制御系であり、制御回路26はジャイロセンサー28、加速度センサー29及び操作ハンドル4を操作したときの歪みセンサー等を用いた折り曲げセンサー27の情報を元に走行サーボ機構24のサーボモータで前進、減速、停止、後退、回転等を行い、屈曲サーボモータ20、上下サーボモータ15により乗車部1bのバランスを保つものである。
更には、図9乃至図13に図示する実施例5〜6のフローチャートにおいて、前輪車体1と後輪車体2の車体間角度7を制御する屈曲サーボ機構に検知制御機構を設けた制御フローチャートであり、加速割り込みI1は加速度センサー29が加速度を検知時、減速割り込みI2は加速度センサー29が減速を検知時、前傾斜割り込みI3はジャイロセンサー28が前側の傾きを検知時、後ろ割り込みI4はジャイロセンサー28が後側の傾きを検知時に割り込みとして起動されるもので、また、インターバル割り込みI5は時分割し、例えば、10ms毎に呼び出されものであり、サーボ制御I6の処理と兼用になっているものである。
ここでは代表的な処理として、加速割り込みI1とインターバル割り込みI5を説明すると、加速割り込みI1は加速度センサー29により加速状態の変化をを検知した場合に呼び出され、S1により加速変化を計測(読み取り)、加速係数を計算し、変化係数の初期値を1とするものである。
そして、加速時には車体間角度7を狭め前輪車体1上の重心5を前方に移動することにより、バランスをとるものであり、ただし、坂道や縁石等を昇降しているときには変化量を調整する必要があり、そのためS2において傾斜状態をチェックし、S3で前傾斜か後傾斜かをチェックし、前傾斜ならばS4で前傾斜係数から変化係数を求め、S5では後傾斜係数を求めた後に、S6において最終的な変化量を求めて、S7にてサーボ制御処理を行うものである。
次に、前傾斜係数は、前傾斜姿勢での加速傾斜量を加えるものであり、通常時(傾斜無し)の加速傾斜量をそのまま加えると前倒しになり過ぎるために調整を行うものであり、この前傾斜係数は調整係数で加速度と現在の傾斜角度、加速度の変化経緯等から算出するものである。
尚、算出の方法はここでは示していないが、乗り物の自重、乗用者の体重、重心位置、旋回状態等と加速度の変化に応じた統計的な安定バランス数値をテーブル化し、状況をテーブル検索し参照し、参照値や近似値により設定調整が可能なものである。
更に、後傾斜係数は後側に車体が傾斜している状態での加速度傾斜量に前方方向の加速度傾斜量を加えるものであり、算出の方法は前方傾斜状態と同じように処理を加味することが可能なものである。
更には、サーボ制御インターバル割り込みI5は、時分割処理で繰り返し呼び出されるもので有りS52ではサーボ位置検出で現在の位置を確認し、現在有るべき位置を示す指示位置と実際の位置の誤差を求め、S53では誤差をチェックし、S54ではどちらにずれているかをチェックし、S55、S56では誤差を設定しS57でサーボに誤差を補正した動きを指示するものであり、指示位置はサーボ制御I6に指示された変化量を現在指示値に加えた値とするものである。
尚、ここでは示さないが、指示値に変化量の増減を繰り返すうちに片側に値が傾斜することもあり、このため、定期的に、または、変化量が発生していない、または、変化量が少ない安定走行期間に指示値を予め設定された安定指示値に戻すことを行う随時処理等を加えても良く、また、この安定指示値は各状態での統計的な値をテーブル化し、参照し調整値としても構わないものである。
更に、本発明の安定機構付き乗り物の実施例では、図15に図示する如く、走行制御装置の参照する設定テーブルであり、現在の速度、回転方向、回転速度、回転角、前後傾斜角度、左右傾斜角度をkey情報K1とし、乗物の変化状態(加速、減速、右折れ、左折れ、後退、前後傾斜、左右傾斜等)毎にテーブル化し、設定テーブルには現時点から変化状態発生に応じた次の状態の指示を配して、これらの変化が発生した時にテーブルをサーチし、状態変化に対応した情報を取得するものである。
ここでの設定テーブルは加速情報テーブル、減速情報テーブル、右折情報テーブル、左折情報テーブル、後退情報テーブル、前後傾斜情報テーブル、左右傾斜情報テーブルと個別に設定したものであり、例えば、加速テーブルは、加速を指示(例えば加速スイッチをON状態にしたとき)した場合に、現在の状況から状態変化後の値を求めるものである。
そして、key情報K1には現在の走行状態を配するものであり、ここでは具体的に値や範囲を記載するもので、速度として例えば0〜15km、回転方向は右1、左−1、回転なし0を示し、回転角は0〜15度、前後傾斜角は−10〜10度、左右傾斜角は−10〜10度、モードは0ノーマル、1ソフト、2ハードを示す様に設定され、これらの範囲外例えば前後傾斜角10を越すような事が発生すれば直ちに警告や走行停止状態に制御したり、速度が回転角度の限界で有れば加速を行わない設定としたりするものである。
次に、加速情報テーブルにおいて、加速は停止状態から発生し、停止状態においても地面の傾斜は発生する場合もあり、このため停止状態においても上下制御機構は可動位置で停止する必要があるもので、また、これらの制御機構全体の電源を停止させた状態でも状態を保持、固定しておく必要があるものである。
更に、取得情報部の各情報を具体的な値の実施例を記載すると、加速調整量は0〜3の設定とし、0は無し、1〜3は加速の強度を示し、前車輪右位置、前車輪左位置、後車輪右位置、後車輪左位置は0〜150mmとし、このテーブルでは4輪車の上下制御機構情報を示しているが、屈曲部制御機構を用いた前後方向の傾斜のみの制御を行う場合は屈曲情報の情報として1つの情報となり、角度で表しても構わないものである。
更には、設定テーブルは必ずしも設定テーブル上に一致した値が存在しなくてもよく、例えば、加速要求に対し現在の走行速度が11.5kmで加速情報テーブル上には11kmと12kmの情報が設定されていたならば、11kmと12kmの中間値を算出するものである。
ここでは、設定テーブルの参照方法は、現在の状況をkey情報として、例えば、加速調整量を求めているが、取得情報は設定速度の様にダイレクトに情報を得ても良く、また、得られた値をそのまま使用せず、ソフトモード、ハードモード等に変化量を再調整し制御情報としても構わないものである。
ただし、例えば旋回状態や傾斜状態でこれ以上の加速が危険である場合は加速調整量は0で有り、警告情報が求められるものである。
また、全ての処理を設定テーブルから求めるのではなく、縁石に急に乗り上げた等の急激な前後、左右等の傾斜角の変化時は、緊急に減速や傾きを調整する緊急時の処理として対応した方が良いものである。
本発明は、車軸間距離や車輪間距離が狭くても転倒しにくく安定した乗車を得られる乗物であり、障害者だけでなく、足の弱くなったお年寄り等、立ち位置に近い形で乗車でき、また、車軸間距離や車輪間距離が狭いために狭い歩道等や、人通りの多い場所でも邪魔になりにくく、縁石越えや凸凹、傾斜道でも安心して走行することができ、また、無理な状況下での走行を運転者の判断でなく乗物本体が制御や警告を行う事により判断能力が低下した人にも有用で安全な安定機構付き乗り物を提供するものである。
図1は本発明の安定機構付き乗り物の使用状態を説明する概要斜視図である。 図2は本発明の安定機構付き乗り物の実施例1の速度変化を示す側面説明図である。 図3は本発明の安定機構付き乗り物の実施例1の昇降制御を示す側面説明図である。 図4は本発明の安定機構付き乗り物の実施例1の縁石越えを示す側面説明図である。 図5は本発明の安定機構付き乗り物の実施例1の屈曲制御機構の平面図と要部断面図である。 図6は本発明の安定機構付き乗り物の実施例1の屈曲状態を示す要部断面図である。 図7は本発明の安定機構付き乗り物の実施例2の上下サーボ機構を示す正面説明図である。 図8は本発明の安定機構付き乗り物の実施例2の上下サーボ機構の傾斜状態を示す正面説明図である。 図9は本発明の安定機構付き乗り物の実施例5〜6の加速割り込みの状態を示すフローチャートである。 図10は本発明の安定機構付き乗り物の実施例5〜6の減速割り込みの状態を示すフローチャートである。 図11は本発明の安定機構付き乗り物の実施例5〜6の前傾斜割り込みの状態を示すフローチャートである。 図12は本発明の安定機構付き乗り物の実施例5〜6の後傾斜割り込みの状態を示すフローチャートである。 図13は本発明の安定機構付き乗り物の実施例5〜6のサーボ制御とインターバル割り込みの状態を示すフローチャートである。 図14は本発明の安定機構付き乗り物の実施例4の主要制御回路を示す斜視説明図である。 図15は本発明の安定機構付き乗り物の実施例7の設定テーブルを示す説明図である。 図16は本発明の安定機構付き乗り物の他の実施例3の3輪車形式の側面説明図である。 図17は本発明の安定機構付き乗り物の他の実施例3の3輪車形式の背面説明図である。
1…前輪車体
1a…車体
1b…乗車部
2…後輪車体
3…人
4…操作ハンドル
5.5a.5b.5c.5d.5e.5f.5g…重心
6…車体連結部
7.7a.7b.7c.7d.7e.7f.7g…車体間角度
8…簡易座
9…縁石
10…車輪
11…前輪
12…後輪
13…キャプスタン
14…車輪支持部
15…上下サーボモータ
16…回転方向
17…上下歯車
18…上下サーボ機構
18a…上下軸
19.19a…地面
19b.19c…傾斜地面
20…屈曲サーボモータ
21…屈曲スプロケット
22…チェーン
23…受けスプロケット
24…走行サーボ機構
25…バッテリィ
26…走行制御装置
27…折り曲げセンサー
28…ジャイロセンサー
29…加速度センサー
30…矢示
31…乗り物
32…アクセル
33…ブレーキ
34…座席
35…傾斜サーボ機構
36…車輪傾斜歯車
37…傾斜軸歯車
38…車軸傾斜シャフト
39…操作部
S1.S2.S3.Sn…処理単位
K1…key情報
T1…設定テーブル

Claims (4)

  1. 前方車輪が配された前方車体部と後方車輪が配された後方車体部とが屈曲部を介して連結し、当該屈曲部を所定の状態に屈曲させるサーボ機構を備え、
    走行状況に応じて、前記サーボ機構により、加速時または上り坂では重心が前方に移動し、減速時又は下り坂では重心が後方に移動するように、前記屈曲部の屈曲状態をシーケンサ制御又はマイコン制御する
    ことを特徴とする電動車椅子又は1人乗り小型電動車。
  2. 各車輪を上下方向に位置移動させるサーボ機構を備え、
    走行状況に応じて、左右の車輪間を連結する連動軸を、前記サーボ機構で駆動し、左右の車輪の位置を上下方向に互いに反対方向に連動するようにシーケンサ制御又はマイコン制御し、車両の重心移動を行う
    ことを特徴とする電動車椅子又は1人乗り小型電動車。
  3. 請求項1又は2において、
    前記マイコン制御する手段は、
    加速、減速、右折、及び左折、並びに前後方向傾斜又は左右方向傾斜を含む車両に対する動作指示と、速度、回転方向、及び回転角、並びに前後傾斜角度又は左右傾斜角度を含む車両状況と、加速調整値、及び車輪位置調整値を含む、動作指示に対応する動作を実現するための制御値と、を対応つけた情報を記憶する手段と;
    加速、減速、右折、左折、前後方向傾斜、及び左右方向傾斜の少なくとも1つを含む動作指示を受け付ける手段と;
    速度、回転方向、及び回転角、並びに前後傾斜角度又は左右傾斜角度を含む、現在の車両状況を取得する手段と;
    前記記憶された情報を用いて、前記受け付けた動作指示および前記取得した車両状況に対応する制御値を求め、前記車体に対する各車輪の位置の変位および車輪の回転を制御する手段と;
    を備えることを特徴とする電動車椅子又は1人乗り小型電動車。
  4. 請求項1又は2において、
    ハンドルのスポークに、当該スポークに対する歪みを検知し走行指示を入力する歪みセンサーを備える
    ことを特徴とする電動車椅子又は1人乗り小型電動車。
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