JP4689294B2 - 蛍光ランプ - Google Patents

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この発明は、例えばコンパクト蛍光ランプあるいは電球形蛍光ランプのような小形で高輝度な蛍光ランプに関するものである。
特許文献1に示すような蛍光ランプにおいては、ガラス管の内面に蛍光面を形成し、両端にフィラメントを装着して、内部に希ガスと水銀を入れて密封する。両端のフィラメント間で水銀放電を起こし、その放電で励起した水銀原子の紫外線放射を蛍光面で可視光に変換し、照明に利用するようになっている。その蛍光面は、その発光の相対分光分布の半値幅が比較的狭い、赤、緑、青3種類の蛍光体を混合して構成した三波長形蛍光ランプが、効率が高いこと、その割には演色性がよいことから主流になっている。
図7にその相対分光分布を示す。使用する蛍光体の一例としては、450nm〜460nmにピークのあるユーロピウム付活アルミン酸バリウム、マグネシウム蛍光体、540nm〜545nmにピークのあるセリウム、テルビウム付活燐酸ランタン蛍光体、610nm〜615nmにピークのあるユーロピウム付活酸化イットリウム蛍光体を選択するものである。あるいは青の蛍光体として、445nm〜455nmにピークのあるユーロピウム付活ハロ燐酸バリウム、ストロンチウム、カルシウム蛍光体を使用する例も多い。
家庭の食卓上の部分照明という用途に対しては、そのコンパクト性と落ち着いた光色から白熱電球を使う場合がある。しかしながら、白熱電球は効率が約15 lm/W程度で、蛍光ランプの50〜100 lm/Wと比較し、極めて低く、このため、省エネあるいは地球環境のためには特に特許文献2に示すような電球形蛍光ランプのような小形で輝度の高い蛍光ランプを用いるのが好ましい。
このような食卓用の白熱電球代替の蛍光ランプにおいては、食品の見え方と、肌の見え方が重要であり、白熱電球に実質的に劣らない演色性が求められ、このため、特に赤の発光が問題で、620nm〜670nmにピークのある蛍光体の発光が有効であることが、例えば、特許文献3に示されている。
特開平05−062646号公報 特開2001−028255号公報 特開平10−312775号公報
この620nm〜670nmにピークのある蛍光体を用いる場合、次の2点の問題がある。第1は、白熱電球のように小形で同程度の高出力を得るためには、結局、蛍光ランプのガラス管の表面積当たりの光出力を上げなくてはならず、そのためにはガラス管表面積あたりの電力を上げなくてはならない。これは蛍光体層の温度上昇、水銀から放射する真空紫外線の増加、水銀イオンの衝撃の頻度増加によって蛍光体劣化が加速され、620nm〜670nmに発光する蛍光体は他の蛍光体に比較し劣化が大きいものが多く、従って、使用している間に光色、あるいはものの見え方のずれが目立つ。
第2は、620nm〜670nmに発光する蛍光体はいずれも、よく使用される赤蛍光体であるユーロピウム付活酸化イットリウム蛍光体と比較すると、効率が非常に低く、ランプの効率が低くなる。主原因は620nm〜670nmというピーク波長は、ユーロピウム付活酸化イットリウム蛍光体のピーク波長610〜615nmと比較し、人間の視感度曲線の小さい波長であることによるが、蛍光体のエネルギー変換効率でも後者の蛍光体より低いものが多く、この点でも不利である。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、上記のように問題のある620nm〜670nmに発光のピークある蛍光体を使用せず、あるいは比率を少なくすることで、高い効率と小さい光色変化を実現するとともに、白熱電球と同程度あるいは同程度以上の雰囲気、見え方の印象を実現できる管壁負荷が高い蛍光ランプを提供することを目的とする。
この発明に係る蛍光ランプは、発光管のガラス管の内面に蛍光面を備え、発光管の通常点灯時の電力をガラス管の内面積で割った管壁負荷が0.08W/cm以上である蛍光ランプにおいて、発光管の発光する光色について相関色温度が2700K〜3100K、且つ黒体放射からの偏差Duvが−12〜−5であることを特徴とする。
また、この発明に係る蛍光ランプは、蛍光面は、ユーロピウム付活アルミン酸塩蛍光体とユーロピウム付活あるいはユーロピウム、マンガン付活アルミン酸塩蛍光体とユーロピウム付活ハロ燐酸塩蛍光体とからなる第1群の蛍光体から少なくとも1種類と、セリウム、テルビウム付活燐酸ランタン蛍光体とテルビウム付活アルミン酸セリウム、マグネシウム蛍光体とセリウム、テルビウム付活硼酸ガドリニウム、マグネシウム蛍光体とからなる第2群の蛍光体から少なくとも1種類と、第3群の蛍光体であるユーロピウム付活酸化イットリウム蛍光体とを含むことを特徴とする。
また、この発明に係る蛍光ランプは、蛍光面に620nm〜670nmにピークのある蛍光体を含み、その蛍光体の発光時の出力エネルギーが第3群の蛍光体の出力エネルギーの10%以下であることを特徴とする。
この発明に係る蛍光ランプは、上記構成により、寸法が近い白熱電球と同程度の雰囲気、見え方の印象が得られ、かつ、光束が大きく、光色の変化も小さい蛍光ランプを得ることができる。
実施の形態1.
図1〜4は実施の形態1を示す図で、図1は電球形蛍光ランプの構成図、図2は蛍光ランプの相対分光分布を示す図、図3は種々の相対分光分布の発光を雰囲気と見え方で評価した結果を示す図、図4は横軸を相関色温度、縦軸をDuvとした雰囲気と見え方の評価を示す図である。
図1は蛍光ランプの一例である電球形蛍光ランプを示す図で、寸法を小さくするために屈曲形状のガラス管1を用い、そのガラス管1の内面に蛍光面2を形成し、両端にフィラメント3を装着して、内部に希ガスと水銀を入れて密封して発光管4を構成している。この図1の例は電球形蛍光ランプで、一体的に点灯回路5、口金6を備え、さらに拡散面を持つ外管バルブ7により、発光管4を覆っている。
通電することによって、両端のフィラメント3間で水銀放電を起こし、その放電で励起した水銀原子の紫外線放射を蛍光面で可視光に変換し、照明に利用するようになっている。拡散面を持つ外管バルブ7は白熱電球と類似の寸法、形状を持ち、さらに拡散面により発光は拡散され、シリカコーティングを持つ白熱電球と同様な輝度分布が実現されるようになっている。
一例では、外管バルブの実質的に発光している部分の最大長である高さは5.3cmであり、また、発光管4への入力電力を発光管4の内面積で割った管壁負荷は約0.11W/cmである。白熱電球の一つの特徴である点光源性をこのような食卓で蛍光ランプを用いて得るためには、発光部分の最大長が略10cm以下であり、かつこの小さな寸法で同じ程度の光量を得るためには通常点灯時の電力をガラス管1の内面積で割った管壁負荷が0.08W/cm以上である。
このランプの点灯中の光色は相関色温度が2700K〜3100K、且つ黒体放射からの偏差Duvが−12〜−5となっている。この相関色温度と黒体放射からの偏差DuvはJIS Z 8725「光源の分布温度及び色温度・相関色温度測定方法」に定義されているもので、後者は注目している光色のuv座標空間での黒体放射の光色を示す曲線からの距離を1000倍したものである。この発光の相対分光分布の一例を図2に示す。
この光色は、蛍光面2を次の3群の蛍光体を主成分として各群から少なくとも1種類の蛍光体を選択し、それを適当な比率で混合することにより、作ることが可能である。第1群の蛍光体を、青である440〜470nmにピークを持つ、ユーロピウム付活アルミン酸塩蛍光体と、ユーロピウム、マンガン付活アルミン酸塩蛍光体とユーロピウム付活ハロ燐酸塩蛍光体とし、第2群の蛍光体を、緑である530〜550nmにピークを持つ、セリウム、テルビウム付活燐酸ランタン蛍光体とテルビウム付活アルミン酸セリウム、マグネシウム蛍光体とセリウム、テルビウム付活硼酸ガドリニウム、マグネシウム蛍光体とし、第3群の蛍光体を、赤である605〜620nmにピークを持つユーロピウム付活酸化イットリウム蛍光体とする。
これらの蛍光体は上記の管壁負荷0.08W/cm以上の例えば、一例である0.11W/cmでの劣化は小さく、そのバランスである光色あるいはものの見え方を決める相対分光分布の変化も実用上ほとんど問題にならない程度に小さい。すなわち、上記の第1群〜第3群いずれの蛍光体も500時間点灯後の発光エネルギーが0時間に対して92〜96%程度であり、差が小さく、光色の変化は小さい。
一方、620nm〜670nmの範囲にピークがある蛍光体(以後、深赤色蛍光体と呼ぶ)、例えば、スズ付活燐酸ストロンチウム、マグネシウム蛍光体あるいは、マンガン付活アンチモン酸マグネシウム蛍光体あるいは、マンガン付活フロロゲルマニウム酸マグネシウム蛍光体について、その点灯500時間後の劣化を調べると、その発光エネルギーが点灯試験前の75〜85%であった。このため、他の光色の蛍光体の出力とのバランスがずれて光色の変化をもたらす。
また、赤の蛍光体は波長が長くなるほど、人間の眼の視感度が低くなり、一方、一定の光色、すなわち色度座標に調整するためには赤が長波長(深い赤となる)の方が比率を小さくすることができる効果がある場合があるが、実際、赤の蛍光体として、上記第3群の蛍光体の出力エネルギーと同じエネルギーとなるように深赤色蛍光体を含ませ、上記第1群及び第2群の蛍光体によって、この領域の一定光色にあわせたランプを作ると次のようになる。
深赤色蛍光体を使わなかった場合の光束と比較して、スズ付活燐酸ストロンチウム、マグネシウム蛍光体の場合約90〜95%、マンガン付活アンチモン酸マグネシウム蛍光体の場合約70〜80%、マンガン付活フロロゲルマニウム酸マグネシウム蛍光体あるいは、マンガン付活ホウ酸ガドリニウム、亜鉛、マグネシウムの場合65〜75%となり、いずれの場合も光束が低く、すなわち効率が低くなった。この効率の低下はピーク波長が長くなることによるものであり、スズ付活燐酸ストロンチウム、マグネシウム蛍光体以外は効率で大きな問題点を抱えていることになる。
相対分光分布を評価するために、電球形蛍光ランプを用いて種々の相対分光分布の発光を作り、人間の感じ方の試験を行った。全体照明の照度を小さく設定し、8畳に相当する広さの部屋の中央にイス付きの食卓を設け、その上に食品(トマト、キュウリ、レタス等の生野菜、リンゴ、ミカン、バナナ等の果物、豚肉、牛肉、魚、ジャガイモ等の火を通した調理品、さしみ)を置き、照明対象の人間をイスに配した。その食卓に上方にペンダントを2台取り付け、それぞれ交代で簡単に食卓の中心に移動できるようにした。このような状態で、第1のペンダントに白熱電球を取り付け、食卓中心において点灯し、照明対象の人間に食卓を中心として対称の位置のイスに座った被験者が十分に順応した後、試験するランプを取り付けた第2のペンダントと短時間に取り替えて、さらに順応するまで待ち、順応後の感じを主、換えた直後の感じを従として評価した。全体の雰囲気(以後、近接雰囲気と呼ぶ)と、個々の照明対象で特に劣って見えるかどうかを含めた全体の見え方の印象(以後、近接見え方と呼ぶ)とを白熱電球に比較しての優劣で判定した。また、被験者が部屋の壁の位置で、立った状態で、全体の雰囲気(以後遠距離雰囲気と呼ぶ)を同様に評価した。この状態では色卓上の細かい部分がみえないため見え方の評価は行わなかった。
その結果は図3の通りである。×、△、◇、○は、それぞれ、白熱電球より劣っていた場合、同程度であった場合、やや優れていた場合、優れていた場合である。図3右端の総合評価は個々の評価で×がある場合は×、それ以外で○がある場合は◇、それ以外は△である。総合評価△以上が白熱電球と替えて使用し、問題がないといえる。この総合評価の結果をグラフにして図4に示す。図4より、相関色温度2700K〜3100KかつDuvが−12〜−5の範囲で、白熱電球と同レベルあるいはそれ以上の照明をすることができ、また、Duvが−12〜−7、2900K〜3100Kでは特によい照明ができることができるということがわかる。
この範囲に対して、相関色温度を低く、あるいは高くした場合は、照明の雰囲気が劣ってくるようになり、特に高くした場合は、遠距離雰囲気から劣ってくる。Duvを低くした場合は雰囲気でも黄、あるいは緑味が強くなり、劣ってくるとともに、特に人間の肌の黄色味が増すことにより低評価になる。また、Duvを高くした場合、桃色っぽくなり、特に近接雰囲気と見え方が低評価となる。
従来、例えば、前記した特許文献1、3に示すように、このような白熱電球に近い光色のランプには深赤色蛍光体の使用の必要性がいわれており、また、Duvは−5より大きい、黒体輻射の軌跡に近いランプが提案されてきた。このような場合、個々の物体の見え方で評価することが多く、平均演色評価指数Ra、赤の見え方を示すR9、日本人の肌の見え方を示すR15、あるいは鮮やかにみえ方を表す色域面積をベースにしたいくつかの方式などで評価する。特に深赤色蛍光体を使わない、あるいは、少量しか使わない場合の問題点は、RaあるいはR15が悪くなるということはなく(例えば図3あるいは図4に示すDuvが−12以上の全てのランプで、Raは85〜88、R15は90以上で、大きな差はなかった。)、R9が低くなる、また色域面積が小さくなることであった。しかしながら、実際の生活では全体の雰囲気、あるいは全体のものの見え方の印象の方が重要な場合が多い。このため、上記のような、試験を行い、このように従来と異なった結果である、深赤色を使わないでもDuvをさらに小さい−5以下とすることにより、雰囲気、見え方の印象という点で十分快適な照明が得られるという結果を得た。このことは、結局、全体の雰囲気についてはDuvが−12から−5の範囲の方がよく、また、見え方についても食品などは鮮やかにみえればよい、あるいは赤いものが忠実に赤くみえればよいというものではないということを示していると思われる。赤の忠実性でいうとトマトなどはより赤い方がよいが、刺身、調理した肉や魚などはむしろ若干くすんだ方が好ましいという全体印象を示した。
一方、光源を切り替えた直後と、その後の順応した後の印象は変化するという結果を得た。すなわち、その光源の光の中に長時間いることで光色のずれに対して順応することが知られているが、さらに、雰囲気や特に鮮やかさに対する見え方もある程度順応することが推定される。この試験では順応後の通常の生活に重点を置いた評価をしたが、その影響がある。結局、ふたつの光源の光を切り替えながらあるいは並べて比較する試験と、実際の生活でその光の中だけで過ごす場合とで、印象がものの見え方や鮮やかさも含めて異なってくることが考えられ、このようにその光の中で順応した後の試験をする方がより妥当性があるものと考えられる。
以上の検証は電球形蛍光ランプについてのものであるが、コンパクト蛍光ランプについても同様の結果が得られた。
実施の形態2.
図5、6は実施の形態2を示す図で、図5は相対分光分布を示す図、図6は雰囲気と見え方の評価結果を示す図である。
蛍光面に、実施の形態1と同様な第1群から第3群の蛍光体に加えて、630nm〜660nmにピークのある深赤色蛍光体を含み、その出力エネルギーが、第3群の蛍光体の出力エネルギーの10%以下であり、その他の点は実施の形態1と同様である。
図5にその相対分光分布の一例を示し、評価結果を図6に実施例11として示す。この図6の深赤色蛍光体はAで示しているが、Aはマンガン付活フロロゲルマニウム酸マグネシウム蛍光体である。この実施例ではこの蛍光体の発光時の出力エネルギーが第3群の蛍光体の出力エネルギーの10%となるように混合量を調整している。この図6に示すように、白熱電球に比較して十分な照明ができ、しかも、同じ光色の実施の形態1のランプと同程度の評価が得られた。しかしながら、トマトなど原色に近い赤の物体はより鮮やかになり、そういうものが多い場合には実施の形態2の方が優れていた。これはこの加えた深赤色蛍光体の発光による。従って、異なった光色においても実施の形態1のランプよりも同程度で、かつ、原色に近い赤の物体はよりよく見えるようになると推定できる。
この場合、深赤色蛍光体を近い波長で発光する第3群の蛍光体に対して発光の出力エネルギーを10%以下に押さえたため、このような高管壁負荷のランプでも、実施の形態1によるランプに比較して、光束で約90%以上、光色のずれも1.5倍以下で、実用に致命的な問題とならない場合が多く、これでもよい。すなわち、このようにごく少量深赤色蛍光体を含ませることによって、対象によっては見え方が若干よくなり、かつ、光束や光色の変化がそれほど大きくないランプを得る。このような深赤色蛍光体は、ピーク波長が620nm〜670nmの間であれば、例えば、スズ付活燐酸ストロンチウム、マグネシウム蛍光体、マンガン付活アンチモン酸マグネシウム蛍光体、マンガン付活ホウ酸ガドリニウム、亜鉛、マグネシウム蛍光体などでもよく、その出力エネルギーが第3群の蛍光体の出力エネルギーの10%以下であれば、同様な効果はある。
実施の形態1を示す図で、電球形蛍光ランプの構成図である。 実施の形態1を示す図で、蛍光ランプの相対分光分布を示す図である。 実施の形態1を示す図で、種々の相対分光分布の発光を雰囲気と見え方で評価した結果を示す図である。 実施の形態1を示す図で、横軸を相関色温度、縦軸をDuvとした雰囲気と見え方の評価を示す図である。 実施の形態2を示す図で、相対分光分布を示す図である。 実施の形態2を示す図で、雰囲気と見え方の評価結果を示す図である。 従来の蛍光ランプの相対分光分布を示す図である。
符号の説明
1 ガラス管、2 蛍光面、3 フィラメント、4 発光管、5 点灯回路、6 口金、7 外管バルブ。

Claims (2)

  1. 発光管のガラス管の内面に蛍光面を備え、前記発光管の通常点灯時の電力を前記ガラス管の内面積で割った管壁負荷が0.08W/cm以上である蛍光ランプにおいて、前記発光管の発光する光色について相関色温度が2700K〜3100K、且つ黒体放射からの偏差Duvが−12〜−5であり、
    前記蛍光面は、ユーロピウム付活アルミン酸塩蛍光体と、ユーロピウム、マンガン付活アルミン酸塩蛍光体と、ユーロピウム付活ハロ燐酸塩蛍光体とからなる第1群の蛍光体から少なくとも1種類と、セリウム、テルビウム付活燐酸ランタン蛍光体とテルビウム付活アルミン酸セリウム、マグネシウム蛍光体とセリウム、テルビウム付活硼酸ガドリニウム、マグネシウム蛍光体とからなる第2群の蛍光体から少なくとも1種類と、第3群の蛍光体であるユーロピウム付活酸化イットリウム蛍光体とを含み、
    前記蛍光面に620nm〜670nmにピークのある深赤色蛍光体を含み、前記深赤色蛍光体の発光時の出力エネルギーが前記第3群の蛍光体の出力エネルギーの10%以下であることを特徴とする蛍光ランプ。
  2. 発光管のガラス管の内面に蛍光面を備え、前記発光管の通常点灯時の電力を前記ガラス管の内面積で割った管壁負荷が0.08W/cm 以上である蛍光ランプにおいて、前記発光管の発光する光色について相関色温度が2700K〜3100K、且つ黒体放射からの偏差Duvが−12〜−5であり、
    前記蛍光面は、ユーロピウム付活アルミン酸塩蛍光体と、ユーロピウム、マンガン付活アルミン酸塩蛍光体と、ユーロピウム付活ハロ燐酸塩蛍光体とからなる第1群の蛍光体から少なくとも1種類と、セリウム、テルビウム付活燐酸ランタン蛍光体とテルビウム付活アルミン酸セリウム、マグネシウム蛍光体とセリウム、テルビウム付活硼酸ガドリニウム、マグネシウム蛍光体とからなる第2群の蛍光体から少なくとも1種類と、第3群の蛍光体であるユーロピウム付活酸化イットリウム蛍光体とを含み、
    前記蛍光面に620nm〜670nmにピークのある深赤色蛍光体を含まないことを特徴とする蛍光ランプ。
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