JP4689157B2 - 現像装置 - Google Patents
現像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4689157B2 JP4689157B2 JP2003380212A JP2003380212A JP4689157B2 JP 4689157 B2 JP4689157 B2 JP 4689157B2 JP 2003380212 A JP2003380212 A JP 2003380212A JP 2003380212 A JP2003380212 A JP 2003380212A JP 4689157 B2 JP4689157 B2 JP 4689157B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- closest
- magnetic
- developing
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
磁性現像剤を収容する現像容器と、
前記磁性現像剤を担持して第1現像部へ搬送する第1現像剤担持体と、
前記第1現像剤担持体内に固定配置された第1磁界発生手段と、
前記第1現像剤担持体から受け渡された前記磁性現像剤を担持して第2現像部へ搬送する第2現像剤担持体と、
前記第2現像剤担持体内に固定配置された第2磁界発生手段と、を有し、
前記像担持体上の静電像に対し、前記第1現像剤担持体、前記第2現像剤担持体が、この順に前記磁性現像剤を供給する現像装置において、
前記第1磁界発生手段の磁束密度における前記第1現像剤担持体の法線方向成分ベクトルをBr1、前記第1現像剤担持体の接線方向成分ベクトルをBθ1とし、前記第2磁界発生手段の磁束密度における前記第2現像剤担持体の法線方向成分ベクトルをBr2、前記第2現像剤担持体の接線方向成分ベクトルをBθ2としたとき、第1磁界発生手段による磁気力F1、第2磁界発生手段による磁気力F2はそれぞれ、
F1=A・∇r{(Br1)2+(Bθ1)2}、
F2=A・∇r{(Br2)2+(Bθ2)2}、
(Aは定数)で表され、前記第1現像剤担持体表面における前記F1の法線方向成分と接線方向成分をそれぞれFr1及びFθ1とし、前記第2現像剤担持体表面における前記F2の法線方向成分と接線方向成分をそれぞれFr2及びFθ2としたとき、
前記第1現像剤担持体と前記像担持体が互いに最近接する第1最近接位置に対して、最近接する前記Fr1のピーク位置が、前記第1最近接位置から前記第1現像剤担持体の回転方向下流側に10°離れた位置までの間に設けられ、かつ、前記第1最近接位置に最近接するBr1のピーク位置が、前記第1最近接位置から前記第1現像剤担持体の回転方向上流側に15°離れた位置までの間に設けられており、
前記第2現像剤担持体と前記像担持体が互いに最近接する第2最近接位置に対して、最近接する前記Fr2のピーク位置が、前記第2最近接位置から前記第2現像剤担持体の回転方向下流側に15°離れた位置までの間に設けられ、かつ、前記第2最近接位置に最近接するBr2のピーク位置が、前記第2最近接位置から前記第2現像剤担持体の回転方向上流側に15°離れた位置までの間に設けられており、
前記第1最近接位置に最近接する前記Fr1のピーク値よりも、前記第2最近接位置に最近接する前記Fr2のピーク値の方が大きく、
前記Fθ1の向きが前記第1現像剤担持体の回転方向と同方向から逆方向に反転する位置であって、前記第1最近接位置に最近接する位置を第1反転位置とし、前記Fθ2の向きが前記第2現像剤担持体の回転方向と同方向から逆方向に反転する位置であって、前記第2最近接位置に最近接する位置を第2反転位置としたとき、前記第1反転位置よりも前記第2反転位置の方が、各最近接位置から各現像剤担持体の回転方向下流側となるように、前記第2反転位置が前記第2最近接位置よりも第2現像剤担持体の回転方向下流側に設けられていることを特徴とする現像装置を提供する。
本発明が適用できる現像装置としては、磁界発生手段をそれぞれ内包した第1の現像剤担持体と第2の現像剤担持体を用いて像担持体上に形成された静電像を磁性現像剤にて現像する(即ち、1つの静電像に対し2回現像工程を行う)現像装置がある。特に、非磁性トナー及び磁性キャリアを備えた現像剤を用いた現像装置であり、第1の現像剤担持体と第2の現像剤担持体上にそれぞれ磁気的に形成された磁気ブラシを、それぞれの現像部において、像但持体上の静電像に接触させて現像する現像装置に適用できる。ここでは、磁性キャリアは非磁性トナーに対し摩擦帯電する特性を備えており、この「摩擦帯電」は現像剤が現像容器内を循環する際に攪拌搬送されることで行われている。
=(−A∇r(m・B)の現像スリーブ法線方向成分)
=−Ad/dr(|m|VB・B)
=−|m|VAd/dr(B2)
=−|m|VAd/dr{(Br)2+(Bθ)2}
F2=A・∇r{(Br2)2+(Bθ2)2}
本比較例では、スリーブ8、9面上で、スリーブ8、9面に垂直に働く力それぞれのBrの絶対値の自乗とBθの絶対値の自乗の和の、現像スリーブ8、9面に垂直な方向の傾きFr(スリーブの中心に向かう方向を正(プラス)とする。)、即ち、現像剤に働く力、のピーク値をほぼ同じに設定し、ピークとなる位置を、現像スリーブ8、9と感光ドラム10との対向部に配置した。つまり、両方とも現像部12、13からの位置が同じである。その構成では現像効率を改善できたが白抜けレベルが悪化してしまった。
本比較例では、スリーブ8、9面上で、スリーブ8、9面に垂直に働く力Fr1、Fr2は、それぞれのBrの絶対値の自乗とBθの絶対値の自乗の和の、現像スリーブ8、9面に垂直な方向の傾き(スリーブの中心に向かう方向を正(プラス)とする。)、即ち、現像剤に働く力、のピーク値をほぼ同じに設定し、ピークとなる位置を、現像スリーブ8、9と感光ドラム10との対向部に対し、現像スリーブ8、9の回転方向上流側5°に配置した。その構成では現像効率と白抜けレベルともにが悪化してしまった。
2 現像容器
8 現像スリーブ(第一の現像剤担持体)
8a マグネットローラ(第一の磁界発生手段)
9 現像スリーブ(第二の現像剤担持体)
9a マグネットローラ(第二の磁界発生手段)
10 感光ドラム(像担持体)
12 第1現像部(像担持体との最近接部)
13 第2現像部(像担持体との最近接部)
Claims (3)
- 像担持体上に形成された静電像を現像する現像装置であって、
磁性現像剤を収容する現像容器と、
前記磁性現像剤を担持して第1現像部へ搬送する第1現像剤担持体と、
前記第1現像剤担持体内に固定配置された第1磁界発生手段と、
前記第1現像剤担持体から受け渡された前記磁性現像剤を担持して第2現像部へ搬送する第2現像剤担持体と、
前記第2現像剤担持体内に固定配置された第2磁界発生手段と、を有し、
前記像担持体上の静電像に対し、前記第1現像剤担持体、前記第2現像剤担持体が、この順に前記磁性現像剤を供給する現像装置において、
前記第1磁界発生手段の磁束密度における前記第1現像剤担持体の法線方向成分ベクトルをBr1、前記第1現像剤担持体の接線方向成分ベクトルをBθ1とし、前記第2磁界発生手段の磁束密度における前記第2現像剤担持体の法線方向成分ベクトルをBr2、前記第2現像剤担持体の接線方向成分ベクトルをBθ2としたとき、第1磁界発生手段による磁気力F1、第2磁界発生手段による磁気力F2はそれぞれ、
F1=A・∇r{(Br1)2+(Bθ1)2}、
F2=A・∇r{(Br2)2+(Bθ2)2}、
(Aは定数)で表され、前記第1現像剤担持体表面における前記F1の法線方向成分と接線方向成分をそれぞれFr1及びFθ1とし、前記第2現像剤担持体表面における前記F2の法線方向成分と接線方向成分をそれぞれFr2及びFθ2としたとき、
前記第1現像剤担持体と前記像担持体が互いに最近接する第1最近接位置に対して、最近接する前記Fr1のピーク位置が、前記第1最近接位置から前記第1現像剤担持体の回転方向下流側に10°離れた位置までの間に設けられ、かつ、前記第1最近接位置に最近接するBr1のピーク位置が、前記第1最近接位置から前記第1現像剤担持体の回転方向上流側に15°離れた位置までの間に設けられており、
前記第2現像剤担持体と前記像担持体が互いに最近接する第2最近接位置に対して、最近接する前記Fr2のピーク位置が、前記第2最近接位置から前記第2現像剤担持体の回転方向下流側に15°離れた位置までの間に設けられ、かつ、前記第2最近接位置に最近接するBr2のピーク位置が、前記第2最近接位置から前記第2現像剤担持体の回転方向上流側に15°離れた位置までの間に設けられており、
前記第1最近接位置に最近接する前記Fr1のピーク値よりも、前記第2最近接位置に最近接する前記Fr2のピーク値の方が大きく、
前記Fθ1の向きが前記第1現像剤担持体の回転方向と同方向から逆方向に反転する位置であって、前記第1最近接位置に最近接する位置を第1反転位置とし、前記Fθ2の向きが前記第2現像剤担持体の回転方向と同方向から逆方向に反転する位置であって、前記第2最近接位置に最近接する位置を第2反転位置としたとき、前記第1反転位置よりも前記第2反転位置の方が、各最近接位置から各現像剤担持体の回転方向下流側となるように、前記第2反転位置が前記第2最近接位置よりも第2現像剤担持体の回転方向下流側に設けられていることを特徴とする現像装置。 - 前記磁性現像剤は、非磁性トナーと磁性キャリアとを混合して含むことを特徴とする請求項1の現像装置。
- 前記第1現像剤担持体表面に担持された前記磁性現像剤が前記像担持体に接触する前記像担持体の周方向長さよりも、前記第2現像剤担持体表面に担持された前記磁性現像剤が前記像担持体に接触する前記像担持体の周方向長さの方が短いことを特徴とする請求項1又は2の現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003380212A JP4689157B2 (ja) | 2002-11-14 | 2003-11-10 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002330928 | 2002-11-14 | ||
JP2002330928 | 2002-11-14 | ||
JP2003380212A JP4689157B2 (ja) | 2002-11-14 | 2003-11-10 | 現像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004177949A JP2004177949A (ja) | 2004-06-24 |
JP4689157B2 true JP4689157B2 (ja) | 2011-05-25 |
Family
ID=32716212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003380212A Expired - Fee Related JP4689157B2 (ja) | 2002-11-14 | 2003-11-10 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4689157B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4893348B2 (ja) * | 2007-02-08 | 2012-03-07 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 現像装置およびイメージングカートリッジ,画像形成装置 |
JP2010134227A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 現像装置及び画像形成装置 |
-
2003
- 2003-11-10 JP JP2003380212A patent/JP4689157B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004177949A (ja) | 2004-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4642529B2 (ja) | 現像装置 | |
JP4860967B2 (ja) | 現像装置 | |
US7054584B2 (en) | Developing apparatus with first and second developing bearing members each including a magnetic field generator wherein a peak position magnetic force of the second developing members is a defined value | |
JP4136481B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2008176316A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4689157B2 (ja) | 現像装置 | |
JP4065481B2 (ja) | 現像装置及びカートリッジ | |
JP2014102341A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2004021122A (ja) | 現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP3492156B2 (ja) | 現像装置 | |
JP4077202B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3459775B2 (ja) | 現像装置 | |
JP3919374B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP2010276899A (ja) | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP2004219577A (ja) | 現像装置 | |
JPH08146757A (ja) | 現像装置 | |
JP2018146919A (ja) | 現像装置 | |
JP2006138881A (ja) | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2017021162A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3634401B2 (ja) | 現像装置 | |
JPH1173020A (ja) | 二成分現像方法及びこれに用いられる現像装置 | |
JP2008185735A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008185900A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003295616A (ja) | 現像装置および静電記録装置 | |
JP2003186304A (ja) | 現像方法・プロセスカートリッジ・画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061106 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090616 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090817 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100112 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101229 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4689157 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |