JP4688530B2 - 運行管理システム、運行管理システムのリモート保守方法、及び運行管理システムの駅処理装置 - Google Patents

運行管理システム、運行管理システムのリモート保守方法、及び運行管理システムの駅処理装置 Download PDF

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本発明は、例えば列車運行の管理に使用して好適な運行管理システム、運行管理システムのリモート保守方法、及び運行管理システムの駅処理装置に関する。詳しくは、稼動中の装置の不具合に対して迅速かつ良好な復旧が行えるようにするものである。
従来の運行管理システムのリモート改修システム及び方法では、駅処理装置本体に接続された複数の補助記憶装置のうち、非稼動状態の補助記憶装置に対して改修ソフトウェア一式を配信する。配信後、非稼動状態の補助記憶装置を次回起動時の稼動状態の補助記憶装置とし、稼動状態の補助記憶装置を次回起動時の非稼動状態の補助記憶装置として、切り替えて再起動する稼動面切替を実施することにより、改修ソフトウェアの反映を実現していた。この場合、切替により非稼動状態となった補助記憶装置には、前回バージョンのソフトウェア一式が保存されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、中央装置から改修ソフトウェアを受信し終えた後、古いバージョンのファイルを退避エリアに転送することでソフトウェアの改修を実現している。したがってソフトウェアの復元についても、あらかじめ退避しておいたソフトウェアを所定の場所に復元することによって旧バージョンでの稼動を実現しているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
すなわち、運行管理システムにおいて、駅処理装置に複数の補助記憶装置を設け、これらに改修前後のソフトウェアを保存して運行管理を行う運行管理システムは公知である。
特開2002−251286号公報 特開平5−265903号公報
例えば列車の運行管理システムにおいては、列車の運行ダイヤグラムなどに従って作成される駅毎の運行管理ソフトウェアを各駅に配置される駅処理装置に設けて、各駅におけるポイントの切り換えや信号の切り換え等を制御することが行われている。ところが、このような駅毎の運行管理ソフトウェアは、運行ダイヤグラムの改正などが行われると、それに従って改修を行う必要が生じる。また、その他の不具合が生じた場合にも、運行管理ソフトウェアの改修は行われる。
そこで、このような駅毎の運行管理ソフトウェアの改修を行う際には、上述の特許文献1や特許文献2に開示されているような技術が用いられる。しかしながら、例えば特許文献1の方法は、非稼動側補助記憶装置へ改修ソフトウェア一式を配信する方法であるため、補助記憶装置が故障等の状況により、稼動側補助記憶装置と非稼動側補助記憶装置の両方が正常に動作していない場合、ソフトウェア改修を実施することができない。
また、特許文献1の方法では、切替により非稼動状態となった補助記憶装置には、前回バージョンのソフトウェア一式が保存されている。そこで、システムを何らかの都合により、前回バージョンで運用したい場合は、前回バージョンのソフトウェアが保存されている補助記憶装置へ稼動面切替を実施することでシステムを前回バージョンで稼動させることが可能であるが、ここで非稼動側補助記憶装置が保有するソフトウェアは最適なバージョンである保証はない。
従って、稼動側補助記憶装置に故障が発生した場合、稼動面切替を実施し、適切なバージョンのソフトウェアでシステム稼動を継続するためには、全ての補助記憶装置が健全に稼動するまで待たなければならなかった。
一方、特許文献2に開示された技術では、中央装置から改修ソフトウェアを受信し終えた後、古いバージョンのファイルを退避エリアに転送することでソフトウェアの改修を実現している。またソフトウェアの復元についても、あらかじめ退避しておいたソフトウェアを所定の場所に復元することによって旧バージョンでの稼動を実現している。しかし、補助記憶装置を複数接続した装置へのリモート保守は、補助記憶装置が故障した場合のリモート保守について配慮がされていない。
すなわち、従来技術では、いずれも補助記憶装置故障時の配慮がされておらず、補助記憶装置故障時には保守員到着までシステムを復旧できない。このため、特に広域に分散している駅処理装置で補助記憶装置に故障が発生した場合には、復旧までに極めて多くの時間が掛かってしまう恐れが生じるものであった。
この発明はこのような点に鑑みて成されたものであって、本発明の目的は、ソフトウェアがインストールされた複数の駅処理装置と改修ソフトウェア一式を配信するリモート保守装置、前記駅処理装置とリモート保守装置が通信を行うための通信手段が接続されているシステムにおいて、補助記憶装置故障時でも遠隔操作でソフトウェアの改修及びシステム復旧を行う手段を備えた運行管理システム、運行管理システムのリモート保守方法、及び運行管理システムの駅処理装置を提供することである。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、請求項1に記載された発明は、運行管理ソフトウェアが格納された複数の補助記憶装置及び複数の補助記憶装置を切り替える切替手段が設けられた駅処理装置と、改修用の運行管理ソフトウェアを複数の駅処理装置に配信するリモート保守装置とを備え駅処理装置は、複数の補助記憶装置の内の稼動中の補助記憶装置不具合の有無を検知し、該不具合を検知した際には稼働する補助記憶装置を変更して再起動すると共に、該再起動時に運行管理ソフトウェアの起動を抑制した縮退運転を行い、該縮退運転の状態で通信手段を介して補助記憶装置に格納された運行管理ソフトウェアのバージョンをリモート保守装置で確認し、必要に応じて所定のバージョンの運行管理ソフトウェアをリモート保守装置から受信して再度、再起動を行うことを特徴とする運行管理システムである。
また、請求項2に記載された発明は、駅処理装置にはそれぞれ相互に切り替えられ、運行管理ソフトウェアが格納された複数の補助記憶装置が設けられ、改修用の運行管理ソフトウェアを運行指令本部から複数の駅処理装置に配信し複数の補助記憶装置の内の稼動中の補助記憶装置不具合の有無を検知し、該不具合を検知した際には稼働する補助記憶装置を変更して再起動すると共に、該再起動時に運行管理ソフトウェアの起動を抑制した縮退運転を行い、該縮退運転の状態で通信手段を介して補助記憶装置に格納された運行管理ソフトウェアのバージョンを運行指令本部で確認し、必要に応じて所定のバージョンの運行管理ソフトウェアをリモート保守装置から受信して再度、再起動を行うことを特徴とする運行管理システムのリモート保守方法である。
さらに請求項3に記載された発明は、運行管理ソフトウェアが格納された複数の補助記憶装置と、複数の補助記憶装置を切り替える切替手段と、運行指令本部に設けられるリモート保守装置を通じて配信される改修用の運行管理ソフトウェアを受信する通信手段と複数の補助記憶装置の内の稼動中の補助記憶装置不具合の有無を検知し、該不具合を検知した際には稼働する補助記憶装置を変更して再起動すると共に、該再起動時に運行管理ソフトウェアの起動を抑制した縮退運転を行い、該縮退運転の状態で補助記憶装置に格納された運行管理ソフトウェアのバージョンを通信手段を介してリモート保守装置に送信し、必要に応じて所定のバージョンの運行管理ソフトウェアをリモート保守装置から受信し、補助記憶装置に格納して再度、再起動を行う制御手段とを有することを特徴とする運行管理システムの駅処理装置である。
以上述べたように、本発明によれば、稼動側の補助記憶装置が故障した場合に、補助記憶装置の稼動面切替を行い、オンライン機能を縮退した運転状態で再起動される機能を実現する。オンライン機能を縮退した運転状態では、補助記憶装置内のソフトウェア更新に関する機能のみを有効とし、システム運転に適したソフトウェアをリモート保守装置から転送することができる。これにより、補助記憶装置に保存したソフトウェアがシステム運転に適したものになった後、駅処理装置を再起動によりオンライン状態にすることで、システム運転を継続させる。従って、保守員によるハードウェア復旧を待つことなく、システムの運転を継続することで、システム停止時間の短縮が期待できる。
また、駅処理装置を広域に分散配置するシステム形態を採用する列車運行管理システムにおいては、従来システム復旧を短時間で実現するために、復旧物品および人員を複数の拠点に配備し、突発的に発生する装置故障に備える必要があったが、本発明により、システムの運転を継続させるための故障回復を、保守員の到着を待たずに実施できるため、復旧物品および人員を複数の拠点配備する必要性が低くなる。従って、復旧部材および人員は一箇所に配備すれば良く、システム維持のための物品および人員を最低限のものとすることができ、過剰な投資を抑制することができる。
以下、図面を参照して本発明を説明するに、図1は本発明による運行管理システム、運行管理システムのリモート保守方法、及び運行管理システムの駅処理装置を適用した広域分散型運行管理システムの一実施形態を示すシステム構成図である。なお、以下の説明では広域分散型運行管理システムの駅処理装置の改修および復旧する場合を実施形態とするが、分散型システムであれば同様に本発明を実施可能である。
図1において、中央指令所内に、中央指令装置1とリモート保守装置2が設置される。また各駅には駅処理装置31、32・・・3nが設置される。そして、これらの中央指令装置1とリモート保守装置2及び駅処理装置31〜3nが、通信中継装置4及び通信中継装置51、52・・・5nを通じて通信ネットワーク6に接続される。これによって、中央指令所内の中央指令装置1及びリモート保守装置2と、各駅の駅処理装置31〜3nとの間の通信が可能とされる。なお中央指令装置1には、司令員に列車運行状況や列車運行ダイヤグラムを表示する装置などが設置されている。
次に、駅処理装置31〜3nの一実施形態の構成を図2に示す。図2において、駅処理装置本体11には、列車の制御および追跡等に必要なソフトウェアのインストールされた複数の補助記憶装置13、14が搭載されている。また駅処理装置11には、稼動させる補助記憶装置を選択できる稼動補助記憶装置切替機構12が装備されており、通常稼動中は、ひとつの補助記憶装置のみを使用している。なお稼動補助記憶装置切替機構12は、システム起動時に稼動させる補助記憶装置を切り替える機構を備えている。
ここで稼動側補助記憶装置の切替は、中央指令所から遠隔操作することが可能である。すなわち中央指令所に設置されたリモート保守装置2から稼動面切り替え命令を当該駅処理装置31〜3nに送信すると、稼動面切り替え命令を受信した駅処理装置本体11は、稼動補助記憶装置切替機構12における次回装置再起動時に使用する補助記憶装置を、現在稼動している補助記憶装置とは異なる補助記憶装置でシステムを起動するように設定を行う。
また、リモート保守装置2の構成を図3に示す。このリモート保守装置2には、中央処理装置(CPU部)22を有し、この中央処理装置(CPU部)22に複数世代のソフトウェア一式を保存することが可能な内蔵補助記憶装置23が接続されている。そしてソフトウェア改修時には、この内蔵補助記憶装置23から該当するバージョンのソフトウェア一式を複数の駅処理装置31〜3nへ送信する機能(図示せず)を有している。
このようなシステムに対して、通常のソフトウェア改修手順を図4に示す。ここで列車運行時は、中央指令装置1及び駅処理装置31〜3nは通信ネットワーク6を介して通信を行い、列車の在線位置やダイヤグラムの変更情報などがやり取りされている。そしてソフトウェア改修時には、リモート保守装置2から、改修ソフトウェア一式を各駅処理装置31〜3nに送信する。改修ソフトを受信する駅処理装置31〜3nは、改修ソフトウェア一式を複数の補助記憶装置13、14のうちの非稼動側補助記憶装置に保存する。
そして、駅処理装置31〜3nが改修ソフトをすべて受信し終わると、リモート保守装置2から、駅処理装置31〜3nの補助記憶装置切替機構12に稼動側補助記憶装置の切替を指示する。さらにこの切替指示後に、中央処理装置(CPU部)22においてシステムを再起動する。また遠隔操作で非稼動側補助記憶装置を次回稼動させるようにシステムの次回稼動状態を変更する。これにより、システム再起動後、改修後のソフトウェアを用いて駅処理装置を稼動させることによって、ソフトウェアの改修を実現する。
すなわち図4においては、まずステップS30において、ソフトウェアを改修する装置を選択する。次にステップS31において、ステップS32で選択された装置に対して、改修ソフトウェアを同時に配信する。さらにステップS32において、リモート保守装置から次回稼動させる補助記憶装置を現在の非稼動側補助記憶装置に切替えるように、稼動補助記憶装置切替機構12に指示する。
またステップS33において、駅処理装置を再起動する。そしてステップS34において、駅処理装置再起動時に、稼動補助記憶装置切替機構に切替指示があるかどうかを判断する。さらにステップS35において、ステップS34での判定の結果、切替指示があった場合には、稼動させる補助記憶装置を切替えて駅処理装置を起動する。その後、ステップS36において、駅処理装置の稼動を開始させる。このようにして、ソフトウェアの改修を実現する。
なお本発明においては、改修後のソフトウェアに不具合があった場合においても、リモート保守装置2からの遠隔操作によって稼動側補助記憶装置を切り替え、改修前のソフトウェアで駅処理装置本体11を稼動させることが可能となっている。
さらに以下には、駅処理装置本体11に接続されている複数の補助記憶装置13、14のうち、現在稼動している補助記憶装置に故障が発生した場合のリモート保守方法について、図5を参照して説明する。
この図5においては、まずステップS40において、駅処理装置本体11に接続されている稼動中の補助記憶装置に故障が発生すると、駅処理装置本体11が故障を検知する。そしてステップS41において、故障を検知すると、駅処理装置本体11は接続されている複数の補助記憶装置13、14のうち、次回稼動させる補助記憶装置を変更する。さらにステップS42において、前ステップ41で次回稼動する補助記憶装置切り替えの手続きが完了するとシステムを再起動する。
このシステムの再起動において、ステップS43では、システム再立上後、OS(Operating System)のみを起動する。またステップS44では、中央指令所に設置されているリモート保守装置2と通信をするための通信ソフトウェアを起動する。さらにステップS45において、補助記憶装置内のソフトウェアが最適でない場合に備え、運行管理ソフトウェアの起動を抑止する。このシステム状態を、保守モードと呼ぶ。
また、ステップS46において、駅処理装置本体11が保守モードであることを、リモート保守装置2に通知する。さらにステップS47では、現在稼動している補助記憶装置に保存されているソフトウェアが最適であるかを判断する。そしてステップS48において、現在稼動している補助記憶装置に対して最適ソフトウェアを配信する。
その後、ステップS49において、配信されたソフトウェアでシステムを稼動させる為に、駅処理装置本体11を再起動する。これにより、ステップS50において、再起動された駅処理システムは、本格稼動状態になる。これによって、現在稼動している補助記憶装置に故障が発生した場合においても、適切なリモート保守が行われて最適ソフトウェアによる動作が実現される。
以上述べたように、本発明によれば、複数の補助記憶装置が接続されている駅処理装置と、駅処理装置に改修ソフトウェア一式を配信するリモート保守装置と、駅処理装置及びリモート保守装置が通信を行うための通信手段を備えている。そして駅処理装置には、複数の補助記憶装置を使用し、ソフトウェア改修時には補助記憶装置に改修ソフトウェアを保存する機能を備えているものである。
また、稼動側の補助記憶装置が故障した場合、補助記憶装置を切り替える機能を備えている。従って、この稼動面切替を実施し、システムを再起動することにより、システムは運転を継続することが可能となるが、非稼動側の補助記憶装置にはシステムの運転に適切なバージョンのソフトウェアが保存されている保証がない。このため、非稼動側の補助記憶装置が故障している状態においても、稼動側の補助記憶装置のソフトウェアを更新する必要がある。
そこで、本発明においては、稼動側の補助記憶装置が故障した場合、補助記憶装置の稼動面切替を行い、オンライン機能を縮退した運転状態で再起動される機能を実現する。すなわちオンライン機能を縮退した運転状態では、補助記憶装置内のソフトウェア更新に関する機能のみを有効とし、システム運転に適したソフトウェアをリモート保守装置から転送することができる。これにより、補助記憶装置に保存したソフトウェアがシステム運転に適したものになった後、駅制御装置を再起動によりオンライン状態にすることで、システム運転を継続させる。
これによって、本発明によれば、広域に分散している駅処理装置で補助記憶装置に故障が発生した場合でも保守員の到着を待たずに、故障した補助記憶装置とは別の補助記憶装置を使用してシステムを復旧することができる。また、予備の補助記憶装置でシステムを起動する際は、ソフトウェアのバージョンが最適である保証がないため、オンライン機能を縮退した運転状態でシステムを動作させることで、他システムに影響を与えないようにすることができる。
さらに機能縮退時には、リモート保守装置と通信を行うためのソフトウェアを動作させることにより、リモート保守装置から転送される最適ソフトウェアを受信することを可能とする。最適化後は、再起動することによりオンラインシステムに必要なソフトウェアを動作させ、システムを復旧することが可能である。これらの機能により、保守員によるハードウェア復旧を待つことなく、システムの運転を継続システム停止時間の短縮が期待できる。
また、駅制御装置を広域に分散配置するシステム形態を採用する列車運行管理システムにおいては、従来システム復旧を短時間で実現するために、復旧物品および人員を複数の拠点に配備し、突発的に発生する装置故障に備える必要があったが、本発明により、システムの運転を継続させるための故障回復を、保守員の到着を待たずに実施できるため、復旧物品および人員を複数の拠点配備する必要性が低くなる。従って、復旧部材および人員は一箇所に配備すれば良く、システム維持のための物品および人員を最低限のものとすることができ、過剰な投資を抑制することができる。
さらに、故障した補助記憶装置の交換は、列車の運行がない深夜に行われるため、駅処理装置の停止による列車運行への影響を軽減できる。従って、これらの機能によって補助記憶装置故障時でも最適のソフトウェアでシステムを復旧することができるので、保守員到着まで時間を要する広域分散システムの場合には、システム復旧までの時間を短縮することができる。
さらに本発明は、上述の説明した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない限りにおいて、種々の変形が可能とされるものである。
本発明による運行管理システム、運行管理システムのリモート保守方法、及び運行管理システムの駅処理装置を適用した広域分散型運行管理システムの一実施形態を示すシステム構成図である。 駅処理装置の中でリモート保守に関わりのある装置の構成図である。 リモート保守装置の装置構成図である。 通常時のリモート保守フローチャート図である。 補助記憶装置故障時のリモート保守フローチャート図である。
符号の説明
1…中央指令装置、2…リモート保守装置、31〜3n…駅処理装置、4,51〜5n…通信中継装置、6…通信ネットワーク、11…駅処理装置、12…稼動補助記憶装置切り替え機構、13,14…補助記憶装置、22…中央処理装置(CPU部)、23…リモート保守装置内蔵補助記憶装置

Claims (3)

  1. 運行管理ソフトウェアが格納された複数の補助記憶装置及び前記複数の補助記憶装置を切り替える切替手段が設けられた駅処理装置と
    改修用の運行管理ソフトウェアを前記複数の駅処理装置に配信するリモート保守装置とを備え
    前記駅処理装置は、前記複数の補助記憶装置の内の稼動中の前記補助記憶装置不具合の有無を検知し、該不具合を検知した際には稼働する前記補助記憶装置を変更して再起動すると共に、該再起動時に前記運行管理ソフトウェアの起動を抑制した縮退運転を行い、該縮退運転の状態で通信手段を介して前記補助記憶装置に格納された前記運行管理ソフトウェアのバージョンを前記リモート保守装置で確認し、必要に応じて所定のバージョンの前記運行管理ソフトウェアを前記リモート保守装置から受信して再度、再起動を行うことを特徴とする運行管理システム。
  2. 駅処理装置にはそれぞれ相互に切り替えられ、運行管理ソフトウェアが格納された複数の補助記憶装置が設けられ、
    改修用の運行管理ソフトウェアを運行指令本部から前記複数の駅処理装置に配信し
    記複数の補助記憶装置の内の稼動中の前記補助記憶装置不具合の有無を検知し、該不具合を検知した際には稼働する前記補助記憶装置を変更して再起動すると共に、該再起動時に前記運行管理ソフトウェアの起動を抑制した縮退運転を行い、該縮退運転の状態で通信手段を介して前記補助記憶装置に格納された前記運行管理ソフトウェアのバージョンを前記運行指令本部で確認し、必要に応じて所定のバージョンの前記運行管理ソフトウェアを前記リモート保守装置から受信して再度、再起動を行う
    ことを特徴とする運行管理システムのリモート保守方法。
  3. 運行管理ソフトウェアが格納された複数の補助記憶装置と、
    前記複数の補助記憶装置を切り替える切替手段と、
    運行指令本部に設けられるリモート保守装置を通じて配信される改修用の運行管理ソフトウェアを受信する通信手段と
    記複数の補助記憶装置の内の稼動中の前記補助記憶装置不具合の有無を検知し、該不具合を検知した際には稼働する前記補助記憶装置を変更して再起動すると共に、該再起動時に前記運行管理ソフトウェアの起動を抑制した縮退運転を行い、該縮退運転の状態で前記補助記憶装置に格納された前記運行管理ソフトウェアのバージョンを前記通信手段を介して前記リモート保守装置に送信し、必要に応じて所定のバージョンの前記運行管理ソフトウェアを前記リモート保守装置から受信し、前記補助記憶装置に格納して再度、再起動を行う制御手段と
    を有することを特徴とする運行管理システムの駅処理装置。
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