JP4687399B2 - マルチプロセッサシステム及びデータバックアップ方法 - Google Patents

マルチプロセッサシステム及びデータバックアップ方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数のプロセッサを備える情報処理装置に関し、特に、停電等の突発的な電源断が生じた場合に、キャパシタにより電力を供給して、データの退避等の電源断処理を行う情報処理装置に関する。
近年、コンピュータや、プリンタ等のデバイスといった、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサを備える情報処理装置の発達に伴い、電源断時に、割り込み信号を受信したプロセッサが、所定のデータをフラッシュメモリ等に退避させるなどの電源断時に実行すべき所定の処理(以下、「電源断処理」と呼ぶ。)を行う情報処理装置が種々提案されている。
そして、かかる情報処理装置として、動作中に電源ケーブルがユーザによって抜かれた場合や、停電が発生した場合など、突発的な電源断が発生した場合に、プロセッサが電源断処理を行うのに要する時間だけ電力を供給可能とするために、通常動作時に充電した電力を、停電等の発生時に放電するキャパシタを備える情報処理装置が提案されている(下記特許文献1参照)。
特開平11−110308号公報
前述のようなキャパシタを備える情報処理装置において、複数のプロセッサを備え、これら複数のプロセッサのうち、1つのプロセッサ(仮に「メインプロセッサ」と呼ぶ。)が電源断時に電源断処理を行い、他のプロセッサ(仮に「サブプロセッサ」と呼ぶ。)は電源断処理を行わない構成について考えてみる。
かかる構成において、突発的な電源断が発生した場合には、外部電源からの電力供給が断たれ、それに代えてキャパシタから電力が供給されることとなる。ここで、電源断発生時に全てのプロセッサが処理を行っている場合、電源断処理を行うメインプロセッサのみならず、サブプロセッサに対してもキャパシタから電力が供給されることとなる。
従って、キャパシタが電力を供給することができる時間は、メインプロセッサにのみ電力を供給する場合に比べて短くなってしまう。その結果、メインプロセッサが電源断処理を完了できず、例えば、データが退避されないといった問題が発生し得る。
そこで、少なくともメインプロセッサが電源断処理を完了するまで、全てのプロセッサに対して電力を供給可能なキャパシタを用意しようとすると、大容量のキャパシタが必要となり、情報処理装置の製造コストが跳ね上がることとなる。
本発明は上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、複数のプロセッサを備えた情報処理装置において、大容量のキャパシタを用いることなく、突発的な電源断が生じた場合に、電源断処理を完了させることが可能な技術を提供することを目的とする。
前述の課題の少なくとも一部を解決するために、本発明のマルチプロセッサシステムは、印刷装置に用いられ、第1のサブプロセッサと、通常状態における消費電力が前記第1のサブプロセッサよりも高い第2のサブプロセッサと、通常状態における消費電力が前記第1のサブプロセッサよりも高く、前記第1のサブプロセッサ及び前記第2のサブプロセッサを制御するメインプロセッサと、インクを吐出して印刷を行うプリンタエンジンと、前記インクを収容すると共に不揮発性メモリを有するインクカートリッジと、少なくとも前記インクカートリッジにおけるインク残量に関する情報を記憶する揮発性メモリと、を備え、前記第1のサブプロセッサ及び前記第2のサブプロセッサは、それぞれ、前記メインプロセッサに対して専用割り込み信号線で接続されており、前記メインプロセッサは、電源断を示す第1の割り込み信号を受信した場合に、前記第1のサブプロセッサ及び前記第2のサブプロセッサに対して、それぞれ、第2の割り込み信号を、前記専用割り込み信号線を介して送信すると共に、予め設定されている低消費電力モードに移行し、前記第1のサブプロセッサは、前記第2の割り込み信号を、前記メインプロセッサから受信した場合に、前記インク残量に関する情報を前記揮発性メモリから読み出して前記不揮発性メモリに書き込む電源断処理を実行し、
前記第2のサブプロセッサは、前記第2の割り込み信号を、前記メインプロセッサから受信した場合に、予め設定されている低消費電力モードに移行することを要旨とする。
このように、本発明のマルチプロセッサシステムでは、メインプロセッサが第1の割り込み信号を受信した場合に、メインプロセッサと第2のサブプロセッサとは、低消費電力モードに移行することとなる。その結果、これらプロセッサ全体の所要電力を低下させることができるので、突発的な電源断発生時において、マルチプロセッサシステム全体での消費電力量が減少させることができる。従って、かかる電源断発生時にマルチプロセッサシステムに電力を供給するキャパシタおいて、給電可能な時間の短縮を大幅に抑制することができる。それ故、このキャパシタが大容量でなくとも、第2の割り込み信号を受信した第1のサブプロセッサは、電源断処理を全て完了することができる。加えて、低消費電力モードに移行するプロセッサ(メインプロセッサ及び第2のサブプロセッサ)は、いずれも、電源断処理を実行する第1のサブプロセッサよりも通常状態における消費電力が高いプロセッサであるので、容量のより小さいキャパシタを採用することができる。
それ故、突発的な電源断発生時において、マルチプロセッサシステム全体での消費電力量が減少するので、かかる電源断発生時にマルチプロセッサシステムに電力を供給するキャパシタおいて、給電可能な時間の短縮を大幅に抑制することができる。その結果、マルチプロセッサシステムにおいて、大容量のキャパシタを用いることなく、電源断発生時に行うべき処理として予め設定されている所定の処理を、全て完了させることができる。
上記マルチプロセッサシステムにおいて、前記第1のプロセッサは、前記第1の割り込み信号を受信した場合に、前記1つ以上の第2のプロセッサのうち、少なくとも1つの第2のプロセッサに対して、前記第2の割り込み信号を、前記専用割り込み信号線を介して送信すると共に、予め設定されている所定の処理を実行し、前記第2のプロセッサは、前記第2の割り込み信号を、前記第1のプロセッサから受信した場合に、予め設定されている低消費電力モードに移行することが好ましい。
このようにすることで、第1のプロセッサが第1の割り込み信号を受信した場合に、少なくとも1つの第2のプロセッサは低消費電力モードに移行することとなる。その結果、プロセッサ全体の所要電力を低下させることができるので、突発的な電源断発生時において、マルチプロセッサシステム全体での消費電力量が減少させることができる。従って、かかる電源断発生時にマルチプロセッサシステムに電力を供給するキャパシタおいて、給電可能な時間の短縮を大幅に抑制することができる。それ故、このキャパシタが大容量でなくとも、第1のプロセッサは予め設定されている所定の処理を全て完了することができる。
上記マルチプロセッサシステムにおいて、前記第1のプロセッサは、前記第1の割り込み信号を受信した場合に、前記1つ以上の第2のプロセッサのうち、少なくとも1つの第2のプロセッサに対して、前記第2の割り込み信号を、前記専用割り込み信号線を介して送信すると共に、予め設定されている低消費電力モードに移行し、前記第2の割り込み信号を受信した前記第2のプロセッサのうち、特定のプロセッサは、前記第2の割り込み信号を、前記第1のプロセッサから受信した場合に、予め設定されている所定の処理を実行し、前記第2の割り込み信号を受信した前記第2のプロセッサのうち、前記特定のプロセッサを除く他のプロセッサは、前記第2の割り込み信号を、前記第1のプロセッサから受信した場合に、予め設定されている低消費電力モードに移行することが好ましい。
このようにすることで、第1のプロセッサが第1の割り込み信号を受信した場合に、第1のプロセッサと、第2の割り込み信号を受信した第2のプロセッサのうち、特定のプロセッサを除く他のプロセッサと、は低消費電力モードに移行することとなる。その結果、プロセッサ全体の所要電力を低下させることができるので、突発的な電源断発生時において、マルチプロセッサシステム全体での消費電力量が減少させることができる。従って、かかる電源断発生時にマルチプロセッサシステムに電力を供給するキャパシタおいて、給電可能な時間の短縮を大幅に抑制することができる。それ故、このキャパシタが大容量でなくとも、第2の割り込み信号を受信した第2のプロセッサのうち、特定のプロセッサは、予め設定されている所定の処理を全て完了することができる。
上記マルチプロセッサシステムにおいて、前記第1のプロセッサは、予め、前記特定のプロセッサに対して、前記所定の処理を実行するためのプログラムと、前記所定の処理を実行するために用いられる所定のデータと、を送信しておくようにしてもよい。
このようにすることで、第1のプロセッサから第2の割り込み信号を受信した場合に、所定の処理を行うべき第2のプロセッサは、この所定の処理を実行することが可能となる。
上記マルチプロセッサシステムにおいて、さらに、記憶部を備え、前記所定の処理は、少なくとも、電源が次回オンとなった場合に、前記マルチプロセッサシステムが正常に動作するために用いられる所定のデータを、前記記憶部に記憶させる処理を含むようにしてもよい。
このようにすることで、突発的な電源断発生時に、少なくとも、電源が次回オンとなった場合にマルチプロセッサシステムが正常に動作するために用いられる所定のデータを、記憶部に記憶させることが可能となる。従って、電源が次回オンとなった場合に、かかる所定のデータを記憶部から読み出して用いることで、マルチプロセッサシステムを正常に動作させることが可能となる。
上記マルチプロセッサシステムは、1つの半導体基板上に集積化されていてもよい。
このようにすることで、マルチプロセッサシステム全体の物理的な大きさを、比較的コンパクトにすることができる。
なお、本発明は、上記マルチプロセッサシステムとしての構成の他、上記マルチプロセッサシステムを備える印刷装置としても構成することができる。また、これらマルチプロセッサシステムや印刷装置といった装置発明の態様に限ることなく、割り込み信号送信方法といった方法発明として実現することも可能である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1の実施例:
A1.プリンタの概要構成:
A2.停電処理:
A3.実施例の効果:
B.第2の実施例:
B1.停電処理:
B2.実施例の効果:
C.変形例:
A.第1の実施例:
A1.プリンタの構成概要:
図1は、本発明の一実施例としてのマルチプロセッサシステムを適用したプリンタの概要構成を示す説明図である。
図1に示すプリンタPRTは、主として、用紙に印刷するための機構を備えるプリンタエンジン140と、プリンタエンジン140を制御して印刷を実行させる制御部100と、これらプリンタエンジン140及び制御部100に対して電力を供給する電力供給部130と、を備えている。
プリンタエンジン140は、IC(Integrated Circuit)チップ142を有するインクカートリッジ141を備えている。
電力供給部130は、外部電源の断を検出する検出部131と、キャパシタ132と、を備えている。キャパシタ132は、プリンタPRT動作中において外部電源からの給電により充電されている。そして、キャパシタ132は、停電や、ユーザによって電源ケーブル(図示省略)が抜かれたことなどによる突発的な電源断が発生した場合に、外部電源に代わってプリンタエンジン140及び制御部100に対して電力を供給することができる。
なお、電力供給部130には電源スイッチ150が接続されており、電力供給部130は、ユーザによって電源スイッチ150がオフされた場合に、給電をストップすることができる。
制御部100は、メインCPU102と、3つのサブCPU103〜105と、フラッシュメモリ110と、DDR−SDRAM112と、を備えており、それぞれ内部バス114で接続されている。なお、この制御部100は、1つの半導体基板上に集積化されている。
フラッシュメモリ110には、メインCPU102用の停電処理を行うためのプログラムが記憶されており、このプログラムがDDR−SDRAM112にロードされると、メインCPU102は、このプログラムを実行することにより、停電処理部102aとして機能することとなる。
さらに、フラッシュメモリ110には、サブCPU103用の停電処理を行うためのプログラムが記憶されており、このプログラムがDDR−SDRAM112にロードされると、サブCPU103は、停電処理部103aとして機能することとなる。同様にして、サブCPU104,サブCPU105は、それぞれ、停電処理部104a,停電処理部105aとして機能することとなる。
なお、メインCPU102,サブCPU103〜105では、動作モードとして、予め、通常モード及び低消費電力モードが設定されている。ここで通常モードとは、プログラムを実行して所定の処理を行うことができるモードである。そして、この通常モードにおける各CPUの所要電力は比較的高い。
一方、低消費電力モードとは、実質的にCPUが停止しているモードであり、通常モードに遷移しない限りプログラム等を実行することができないモードである。そして、この低消費電力モードにおける各CPUの所要電力は、通常モードにおける所要電力に比べて極めて低い。
以上の各構成要素は、給電線によって電力供給部130に接続されて電力の供給を受けている。例えば、図1に示すように、メインCPU102,サブCPU103〜サブCPU105は、給電線50によって電力供給部130に接続されて電力の供給を受けている。
また、検出部131とメインCPU102との間は、専用割り込み信号線10によって接続されている。さらに、本発明の特徴部分として、メインCPU102とサブCPU103との間、メインCPU102とサブCPU104との間、メインCPU102とサブCPU105との間も、それぞれ、専用割り込み信号線23,24,25によって接続されている。
なお、前述の制御部100は請求項におけるマルチプロセッサシステムに、メインCPU102は請求項における第1のプロセッサに、サブCPU103〜105は請求項における第2のプロセッサに、それぞれ相当する。
ここで、プリンタPRTにおける印刷時の各CPUの動作について簡単に説明する。
メインCPU102は、印刷時にプリンタPRTを統合制御する印刷制御部として機能することとなる。具体的には、この印刷制御部は、プリンタPRTに挿入された図示せざるメモリカード等の記録媒体からユーザによって指定された画像ファイルを読み出して、各サブCPU103〜105を制御して、後述する色変換等の処理を実行させる。
サブCPU103は、印刷時に色変換を行う機能部として機能することとなる。具体的には、この機能部は、メインCPU102からの指示に従い、R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)の階調値の組み合わせによって表現されているRGBカラー画像データを、印刷のために使用されるインク各色(C(シアン),M(マゼンダ),Y(イエロー),K(ブラック))についての階調値の組み合わせによって表現された画像データに変換する。
サブCPU104は、印刷時に、色変換後の画像データの解像度を、プリンタPRTが画像を印刷する場合の解像度(印刷解像度)に変換する機能部として機能することとなる。
サブCPU105は、印刷時に、解像度変換後の画像データを、ドットのオン/オフで表現するドットデータに変換するハーフトーン処理を行う機能部として機能することとなる。
そして、上述した印刷制御部は、このようにして生成されたドットデータに基づき、プリンタエンジン140の有する印刷ヘッド(図示省略)や、キャリッジ駆動用モータ(図示省略)や、紙送り用モータ(図示省略)等を駆動して印刷を実行させる。
さらに、印刷制御部は、印刷に要したインク消費量や印刷時間などの情報(以下、「印刷関連情報」と呼ぶ。)を、DDR−SDRAM112に記憶させるようにしている。
以上説明したプリンタPRTにおいて、ユーザによって電源スイッチ150がオフされた場合や、停電等の突発的な電源断が発生した場合には、上述した停電処理部102aによって、電源断処理が行われる。
本実施例において、電源断処理とは、具体的には以下の処理である。すなわち、停電処理部102aは、まず、プリンタエンジン140の有する各種モータの駆動を停止し、次に、印刷関連情報をDDR−SDRAM112から読み出して、インク消費量をICチップ142に記憶させると共に、印刷関連情報をフラッシュメモリ110に記憶させる。
このように、インク残量をICチップ142に記憶させたり、印刷関連情報をフラッシュメモリ110に記憶させるのは、給電がストップするにより、印刷関連情報がDDR−SDRAM112から消去されてしまい、インク残量等を管理することができなくなるからである。
ここで、ユーザによって電源スイッチ150がオフされた場合、電力供給部130は、前述の電源断処理が完了するまで各構成要素に対して給電を続け、電源断処理が完了した後に、給電をストップするようにしている。従って、この場合、電源断処理は全て完了することとなる。
一方、停電等の突発的な電源断が発生した場合には、キャパシタ132から各構成要素に対して給電がなされることとなる。従って、各サブCPU103〜105が上述した色変換などの印刷に係る処理を実行中に電源断が発生すると、キャパシタ132は、メインCPU102のみならず、各サブCPU103〜105に対しても給電することとなる。
しかしながら、本実施例において、キャパシタ132の容量は、突発的な電源断の発生から電源断処理が完了するまでの期間(およそ300〜400ms程度)に、メインCPU102に対してのみ給電可能な分だけの容量となっている。
それ故、各サブCPU103〜105に対して給電することによって、メインCPU102に給電可能な時間が短くなってしまう。その結果、電源断処理が完了する前にメインCPU102への給電がストップして、インク残量のICチップ142への記憶や、印刷関連情報のフラッシュメモリ110への記憶ができなくなるおそれがある。
そこで、本発明では、後述する停電処理を行うことにより、各サブCPU103〜105が印刷に係る処理を実行中に突発的な電源断が発生しても、停電処理部102aによる電源断処理を全て完了させるようにする。
A2.停電処理:
停電処理の前提として、メインCPU102及び各サブCPU103〜105は、上述した印刷に係る各処理を実行しており、通常モードで動作している。かかる前提の下、停電が発生し、図1に示す検出部131が電源断を検出すると、メインCPU102及び各サブCPU103〜105に対してキャパシタ132から給電が開始されると共に、プリンタPRTにおいて停電処理が実行される。
図2は、第1の実施例における停電処理の手順を示すフローチャートである。図2において、左側のフローチャートは検出部131における停電処理の手順を、真ん中のフローチャートはメインCPU102における停電処理の手順を、右側のフローチャートは各サブCPU103〜105における停電処理の手順を、それぞれ示す。
図2に示す停電処理が開始されると、まず、検出部131は、専用割り込み信号線10を介して電源断を示す割り込み信号をメインCPU102に送信する(ステップS202)。
一方、メインCPU102において、停電処理部102aは、検出部131から割り込み信号を受信すると(ステップS204)、専用割り込み信号線23を介して電源断を示す割り込み信号をサブCPU103に送信すると共に、同様にして、専用割り込み信号線24を介してサブCPU104に、専用割り込み信号線25を介してサブCPU105に、それぞれ電源断を示す割り込み信号を送信する(ステップS206)。
なお、検出部131からの割り込みは、NMI(マスク不可能な割り込み)であり、メインCPU102において、各サブCPU103〜105への割り込み信号の送信処理(ステップS206)が最優先で行われる。
一方、サブCPU103において、停電処理部103aは、メインCPU102から送信された割り込み信号を受信すると(ステップS210)、サブCPU103の動作モードを通常モードから低消費電力モードに移行させる(ステップS212)。従って、サブCPU103では、前述の色変換等の処理が強制的に終了され、所要電力が急激に低下することとなる。
なお、サブCPU104及びサブCPU105においても、それぞれ、停電処理部104a及び停電処理部105aが、前述のステップS210及びステップS212の処理を行っており、所要電力が急激に低下することとなる。
また、メインCPU102からの割り込みは、NMI(マスク不可能な割り込み)であり、各サブCPU103〜105において、低消費電力モードへの移行(ステップS212)が最優先で行われる。
メインCPU102に戻って、停電処理部102aは、ステップS206の処理において各サブCPU103〜105に対して割り込み信号を送信した後、上述した電源断処理を行う(ステップS208)。
以上の停電処理によって、各サブCPU103〜105は、低消費電力モードに移行して所要電力が急激に低下することとなる。従って、停電処理部102aが電源断処理を行う際の、各サブCPU103〜105での消費電力量は急激に減少するので、キャパシタ132による給電可能な時間の短縮は大幅に抑制される。その結果、停電処理部102aは、電源断処理を全て完了させることができ、インク消費量をICチップ142に記憶させると共に、印刷関連情報をフラッシュメモリ110に記憶させることができる。
A3.実施例の効果:
以上説明したように、プリンタPRTにおいて制御部100では、メインCPU102とサブCPU103との間、メインCPU102とサブCPU104との間、メインCPU102とサブCPU105との間は、それぞれ、専用割り込み信号線23,24,25によって接続されている。従って、停電処理部102aは、検出部131から電源断の割り込み信号を受信した場合に、各サブCPU103〜105に対して、割り込み信号を送信することができる。
そして、各サブCPU103〜105では、この割り込み信号をメインCPU102から受信した場合に、最優先の処理として、各サブCPU103〜105の動作モードを通常モードから低消費電力モードに移行させるようにしている。従って、メインCPU102において、停電処理部102aが電源断処理を行う際に、各サブCPU103〜105の所要電力を極めて低くすることができる。
その結果、各サブCPU103〜105において消費される電力量が極めて少なくなるので、キャパシタ132による給電可能な時間の短縮を大幅に抑制することができ、停電処理部102aは、電源断処理を全て完了させることができる。
B.第2の実施例:
上述した第1の実施例では、電源断処理を行うのは、メインCPU102であったが、本実施例では、サブCPU103が電源断処理を行う。これは、キャパシタの容量を第1の実施例における容量に比べてより少なくすることを目的としている。
通常モードにおいて要する電力が、メインCPU102に比べてサブCPU103の方がより低い場合、停電処理において、メインCPU102を低消費電力モードに移行させると共に、サブCPU103に上述した電源断処理を行わせることで、制御部100全体の所要電力は、メインCPU102が停電処理を行う場合に比べて低く抑えることができる。それ故、キャパシタ132の容量をより少なくすることができる。
なお、プリンタの概要構成は、第1の実施例における構成と同じであるので説明を省略する。ただし上述したように、メインCPU102に比べてサブCPU103の方が、通常モードでの所要電力が低いものとする。
B1.停電処理:
停電処理の前提として、メインCPU102において停電処理部102aは、プリンタPRTの起動時に、電源断処理のためのプログラムと、印刷関連情報のDDR−SDRAM112における格納先頭アドレスと、印刷関連情報のデータサイズと、をサブCPU103に対して内部バス114を介して送信している。従って、サブCPU103において停電処理部103aは、受信した電源断処理のためのプログラムを実行することにより、電源断処理を行うことができる。
また、本実施例におけるキャパシタ132の容量は、突発的な電源断の発生から、電源断処理が完了するまでの期間(およそ300〜400ms程度)に、サブCPU103に対してのみ給電可能な分だけの容量となっている。なお、その他の前提は、第1の実施例と同じであるので説明を省略する。
かかる前提の下、停電が発生し、図1に示す検出部131が電源断を検出すると、プリンタPRTにおいて停電処理が実行される。なお、電源断の発生と同時に、メインCPU102及び各サブCPU103〜105に対してキャパシタ132から給電が開始される。
図3は、第2の実施例における停電処理の手順を示すフローチャートである。図2において、最も左側のフローチャートは検出部131における停電処理の手順を、左から2番目のフローチャートはメインCPU102における停電処理の手順を、左から3番目のフローチャートはサブCPU103における停電処理の手順を、最も右側のフローチャートは、サブCPU104及びサブCPU105における停電処理の手順を、それぞれ示す。
図3に示す停電処理が開始されると、まず、検出部131は、専用割り込み信号線10を介して、電源断を示す割り込み信号をメインCPU102に送信する(ステップS302)。
一方、メインCPU102において、停電処理部102aは、検出部131から割り込み信号を受信すると(ステップS304)、専用割り込み信号線23を介して電源断を示す割り込み信号をサブCPU103に送信すると共に、同様にして、専用割り込み信号線24を介してサブCPU104に、また、専用割り込み信号線25を介してサブCPU105に、それぞれ電源断を示す割り込み信号を送信する(ステップS306)。
なお、検出部131からの割り込みはNMIであり、メインCPU102において、各サブCPU103〜105への割り込み信号の送信処理(ステップS306)が最優先で行われる。
上述した第1の実施例では、停電処理部102aは、各サブCPU103〜105に対して割り込み信号を送信した後、電源断処理を実行していたのに対して、本実施例では、停電処理部102aは、各サブCPU103〜105に対して割り込み信号を送信した後、メインCPU102の動作モードを通常モードから低消費電力モードに移行させる(ステップS308)。従って、メインCPU102では、印刷制御に係る処理が強制的に終了され、所要電力が急激に低下することとなる。
一方、サブCPU104及びサブCPU105では、ステップS314及びステップS316の処理が行われる。なお、これらステップS314及びステップS316の処理は、それぞれ、第1の実施例におけるステップS210及びステップS212の処理と同じであるので説明を省略する。そして、ステップS314及びステップS316の処理の結果、サブCPU104及びサブCPU105では、解像度変換やハーフトーン処理が強制的に終了され、所要電力が急激に低下することとなる。
なお、メインCPU102からの割り込みはNMIであり、サブCPU104及びサブCPU105において、低消費電力モードへの移行(ステップS316)が最優先で行われる。
一方、サブCPU103において、停電処理部103aは、メインCPU102から送信された割り込み信号を受信すると(ステップS310)、予め通知されているアドレス及びデータサイズに基づき、DDR−SDRAM112から印刷関連情報を読み出すと共に、前述の電源断処理を行う(ステップS312)。
以上の停電処理によって、メインCPU102,サブCPU104,サブCPU105は、低消費電力モードに移行して所要電力が急激に低下することとなる。従って、これらCPUでの消費電力量が急激に減少することとなるので、キャパシタによる給電可能な時間の短縮を大幅に抑制することができる。その結果、停電処理部103aは、電源断処理を全て完了させることができ、インク消費量をICチップ142に記憶させると共に、印刷関連情報をフラッシュメモリ110に記憶させることができる。
B2.実施例の効果:
以上説明したように、メインCPU102において、停電処理部102aは、検出部131から電源断を示す割り込み信号を受信すると、各サブCPU103〜105に対して電源断を示す割り込み信号を送信すると共に、低消費電力モードに移行するようにしている。また、サブCPU104及びサブCPU105において、停電処理部104a及び停電処理部105aは、割り込み信号をメインCPU102から受信した場合に、最優先の処理として、それぞれ、サブCPU104及びサブCPU105の動作モードを通常モードから低消費電力モードに移行させるようにしている。
従って、サブCPU103において、停電処理部103aが電源断処理を行う際に、メインCPU102,サブCPU104,サブCPU105の所要電力を極めて低くすることができる。その結果、これらCPUにおいて消費される電力量が極めて少なくなるので、キャパシタによる給電可能な時間の短縮を大幅に抑制することができ、停電処理部103aは、電源断処理を全て完了させることができる。
また、電源断処理を行うのは、メインCPU102に比べて通常モードでの所要電力が低いサブCPU103である。従って、メインCPU102が電源断処理を行う場合に比べて、より小容量のキャパシタを用いることが可能となり、プリンタPRTの製造コストの上昇を抑制することができる。
C.変形例:
なお、本発明は、前述の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の態様において実施することが可能であり、例えば以下のような変形も可能である。
C1.変形例1:
上述した第1の実施例及び第2の実施例では、停電発生の場合の停電処理について説明したが、本発明は、停電発生時に限らず、プリンタPRTが動作中にユーザによって電源ケーブルが抜かれた場合など、突発的な電源断の場合に適用することができる。
C2.変形例2:
上述した第2の実施例では、電源断処理を行うCPUは、サブCPU103であったが、サブCPU103に代えて、サブCPU104またはサブCPU105が電源断処理を行っても構わない。通常モードにおける消費電力量がより少ないサブCPUが、電源断処理を行うようにすることで、より容量の少ないキャパシタを用いることが可能となる。
C3.変形例3:
上述した第1の実施例及び第2の実施例では、停電処理部102aは、電源断処理を行わない全てのサブCPUに対して割り込み信号を送信するものとしたが、電源断処理を行わないサブCPUのうち、一部のサブCPUに対してのみ割り込み信号を送信するようにしてもよい。
具体的には、例えば、停電処理部102aは、割り込み信号を送信する前に、各サブCPU103〜105の動作モードを確認して、通常モードのサブCPUに対してのみ、選択的に割り込み信号を送信するようにしてもよい。このようにしても、電源断処理を行うCPU以外のCPUは、全て低消費電力モードとなるので、キャパシタ132による給電可能な時間の短縮を、大幅に抑制することができる。
C4.変形例4:
上述した第1の実施例及び第2の実施例において、サブCPU103〜105では、印刷に係る処理として、色変換や解像度変換やハーフトーン処理を行うものとしたが、これらの処理に限らず、例えば、ガンマ補正処理や、JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式で圧縮された画像の展開処理など、他の処理を行っても構わない。
C5.変形例5:
上述した第1の実施例及び第2の実施例において、電源断処理を行うCPU以外のCPUは、通常モードから低消費電力モードに移行するものとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。かかるCPUにおいて、全く電力を消費しない動作モード(以下、「停止モード」と呼ぶ。)が設定されており、かつ、この停止モードに通常モードから遷移することが可能である場合には、上述した低消費電力モードに代えて、この停止モードに通常モードから移行するようにしても構わない。なお、かかる場合、この停止モードが、請求項における低消費電力モードに相当する。
C6.変形例6:
上述した第1の実施例における停電処理部102aは、各サブCPU103〜105に対して割り込み信号を送信した(ステップS206)後に、電源断処理を実行(ステップS208)していたが、割り込み信号の送信の処理と、電源断処理と、を同時に行っても構わない。
C7.変形例7:
上述した第1の実施例及び第2の実施例では、印刷時にプリンタPRTを統合制御するのは、メインCPU102(印刷制御部)であったが、メインCPU102に代えて、いずれかのサブCPU103〜105であってもよい。
かかる場合、上述した第2の実施例において、プリンタPRTの起動時に、電源断処理のためのプログラム等をサブCPU103に送信するのはメインCPU102であったが、メインCPU102に代えて、プリンタPRTを統合制御するサブCPUが、電源断処理のためのプログラム等を送信するようにすればよい。
C8.変形例8:
上述した第1の実施例及び第2の実施例では、制御部100は、1つの半導体基板上に集積化されているものとしたが、各構成要素(メインCPU102や、各サブCPU103〜105など)が、それぞれ別個の半導体基板上に実装されている構成であっても構わない。
C9.変形例9:
上述した第1の実施例及び第2の実施例では、情報処理装置として、プリンタPRTを用いる構成であったが、本発明はプリンタに限定されるものではない。スキャナ等のデバイスや、パーソナルコンピュータなど、複数のCPUを備える他の情報処理装置を用いる構成であっても、本発明を適用することができる。
本発明の一実施例としてのプリンタの概要構成を示す説明図である。 第1の実施例における停電処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施例における停電処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10…専用割り込み信号線
23〜25…専用割り込み信号線
50…給電線
100…制御部
102…メインCPU
102a…停電処理部
103〜105…サブCPU
103a…停電処理部
104a…停電処理部
105a…停電処理部
110…フラッシュメモリ
114…内部バス
120…メインCPU
130…電力供給部
131…検出部
132…キャパシタ
140…プリンタエンジン
141…インクカートリッジ
142…ICチップ
142…チップ
150…電源スイッチ
PRT…プリンタ

Claims (3)

  1. 印刷装置に用いられるマルチプロセッサシステムであって、
    第1のサブプロセッサと、
    通常状態における消費電力が前記第1のサブプロセッサよりも高い第2のサブプロセッサと、
    通常状態における消費電力が前記第1のサブプロセッサよりも高く、前記第1のサブプロセッサ及び前記第2のサブプロセッサを制御するメインプロセッサと、
    を備え、
    前記印刷装置は、インクを吐出して印刷を行うプリンタエンジンと、前記インクを収容すると共に不揮発性メモリを有するインクカートリッジと、少なくとも前記インクカートリッジにおけるインク残量に関する情報を記憶する揮発性メモリと、を有し、
    前記第1のサブプロセッサ及び前記第2のサブプロセッサは、それぞれ、前記メインプロセッサに対して専用割り込み信号線で接続されており、
    前記メインプロセッサは、電源断を示す第1の割り込み信号を受信した場合に、前記第1のサブプロセッサ及び前記第2のサブプロセッサに対して、それぞれ、第2の割り込み信号を、前記専用割り込み信号線を介して送信すると共に、予め設定されている低消費電力モードに移行し、
    前記第1のサブプロセッサは、前記第2の割り込み信号を、前記メインプロセッサから受信した場合に、前記インク残量に関する情報を前記揮発性メモリから読み出して前記不揮発性メモリに書き込む電源断処理を実行し、
    前記第2のサブプロセッサは、前記第2の割り込み信号を、前記メインプロセッサから受信した場合に、予め設定されている低消費電力モードに移行する、マルチプロセッサシステム。
  2. 請求項1に記載のマルチプロセッサシステムであって、
    1つの半導体基板上に集積化されていることを特徴とする、
    マルチプロセッサシステム。
  3. インクを吐出して印刷を行うプリンタエンジンと、前記インクを収容すると共に不揮発性メモリを有するインクカートリッジと、少なくとも前記インクカートリッジにおけるインク残量に関する情報を記憶する揮発性メモリと、を有する印刷装置において、電源断の発生時に、前記揮発性メモリに記憶されている前記インク残量に関する情報を前記不揮発性メモリに退避させるためのデータバックアップ方法であって、
    前記印刷装置は、さらに、第1のサブプロセッサと、通常状態における消費電力が前記第1のサブプロセッサよりも高い第2のサブプロセッサと、通常状態における消費電力が前記第1のサブプロセッサよりも高く、前記第1のサブプロセッサ及び前記第2のサブプロセッサを制御するメインプロセッサと、を有するマルチプロセッサシステムを有し、
    前記第1のサブプロセッサ及び前記第2のサブプロセッサは、それぞれ、前記メインプロセッサに対して専用割り込み信号線で接続されており、
    (a)前記メインプロセッサにおいて、電源断を示す第1の割り込み信号を受信した場合に、前記第1のサブプロセッサ及び前記第2のサブプロセッサに対して、それぞれ、第2の割り込み信号を、前記専用割り込み信号線を介して送信すると共に、予め設定されている低消費電力モードに移行する工程と、
    (b)前記第1のサブプロセッサにおいて、前記第2の割り込み信号を、前記メインプロセッサから受信した場合に、前記インク残量に関する情報を前記揮発性メモリから読み出して前記不揮発性メモリに書き込む電源断処理を実行する工程と、
    (c)前記第2のサブプロセッサにおいて、前記第2の割り込み信号を、前記メインプロセッサから受信した場合に、予め設定されている低消費電力モードに移行する工程と、
    を備える、データバックアップ方法。
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