JP4687262B2 - 光送信システムおよび光送信方法 - Google Patents

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本発明は、光伝送システムにおける光送信システムおよび光送信方法に関し、特に、伝送符号に対応して位相差が異なる複数の光信号を多重することによって位相変調信号を生成する光送信システムおよび光送信方法に関する。
光送信システムでは、1つの伝送信号に対して1つの光源を設け、その出力を伝送信号によって駆動される光変調器等によって変調することによって光伝送信号を生成する。変調方式として様々の方式があるが、位相変調方式、特に非特許文献1に示されているようなRZ−DPSK(Return to Zero Differential Phase Shift Keying)変調方式は伝送特性を著しく改善することができるため非常に有望な変調方式である。RZ−DPSK変調を行う場合に、一般に、LN変調器を用いて位相変調(データ変調)と強度変調(クロック変調)とが行われる。つまり、RZ−DPSK変調を行うにはLN変調器が2つ必要になる。
しかしながら、上述したような従来の光送信システムには、以下に記載するような問題点がある。すなわち、光源からの光直流信号について強度変調と位相変調とを行うRZ−DPSK変調方式の場合には、強度変調用と位相変調用のそれぞれの変調器およびその駆動電子回路を用意する必要があるため、光送信システムが大型化し、消費電力が大きくなる。
RZ−DPSK方式を例にとって説明する。‘0’、‘1’からなる信号系列に、光位相の0、πを割り当てる符号化を行うときに、一般に、LN変調器が用いられる。LN変調器を駆動してDPSK信号を発生するには、通常、半波長電圧の2倍に相当する12〜16V程度の大電圧振幅が必要である。伝送信号速度が高速になるほどこのような駆動振幅を実現するための電子回路の実現が困難になり、電子回路の実装サイズ、製作コストが上昇してしまう。また、大振幅の駆動電圧が必須になるため、駆動電子回路の消費電力が高くなってしまうという難点がある。
また、RZ−DPSK方式で位相変調を行う場合には、0、πのデータ符号変調を行うLN変調器に加え、強度変調を行うためのLN変調器をもう1つ直列に接続する必要がある。LN変調器は、その構成上、信号の進行方向に対して縦長の形状になり、現状では10cm程度である。従って、LN変調器を単純に直列接続すると、20cm程度の実装サイズが必要になる。そのような実装サイズは、システムの小型化に不利な制約を与えることになる。
また、LN変調器1つあたりの挿入損失が、大きい場合で10dB程度に達する。よって、2つのLN変調器を直列接続すれば、挿入損失は2倍の20dBになる。このことは、長距離伝送を行う際など、送出光強度を高くしたい場合には不利になる。大きな光損失を補うには、光増幅器を使用すればよい。しかし、光増幅器を追加した分だけシステムの製作コストは上昇し、実装サイズも大きくなってしまう。
本発明は、上述したような問題点を解決するためになされたものであって、高品質な光伝送符号系列を、小型、低コスト、低消費電力で生成する光送信システムを実現することを目的とする。
なお、特許文献1に、本発明の構成と類似する光送信システムが記載されている。その光送信システムは、強度変調した光信号を複数用意し、時間多重することによって入力電気信号の速度以上の強度変調光信号を生成することを特徴としている。しかし、その発明は、電子回路の動作速度によって、生成可能な光信号速度が律速されてしまうことに鑑みた発明であって、電子回路の動作速度以上の光伝送信号を生成することを目的としている。すなわち、発明の目的および効果は、本発明の目的および効果とは異なる。
例えば、図6に示す構成において、光源701〜704の光出力を入力する強度変調器711〜714に、図7に示すような第1〜第4入力信号を与えることによって、入力信号の4倍の速度の光時間多重出力を生成することができる。図6には遅延器722〜724が示されているが、遅延器722〜724は、強度変調器711〜714の出力を時間同期して光多重するために配置されている。遅延器722〜724は、位相変調を行うために用いられていない。なぜならば、4つの入力信号は強度変調器711〜714に導かれている。伝送符号系列が‘0’、‘1’であるとすると、特許文献1に記載された発明では、この符号を光強度‘P1’、‘P2’で表す強度変調された光信号を生成している。ところが、以下に詳述するように、本発明では、伝送符号系列を光強度ではなく光位相によって表す位相変調された光信号を生成する。よって、入力信号の適用箇所は、強度変調器でなく相異なる位相差が付加された複数の光信号を選択する手段になる。また、本発明の目的は、特許文献1に記載された発明の目的とは異なり、伝送特性に優れた位相変調された光信号出力を生成可能な、小型、低消費電力の光送信システムおよび方式を実現することである。
さらに、特許文献1に記載された光送信システムにおいて、入力信号は、図7に示すような4系統の信号であり、出力はそれら4系統の信号を多重した信号に対応した光強度変調信号出力である。本発明では、入力信号は、1系統の信号であり、出力は、その信号に対応して位相変調された光信号である。従って、入力に対する出力信号が異なっている。
また、特許文献1に記載された光送信システムでは、図6に示したように、光合波器を用いる光多重化器750によって受動的に時間多重を行うが、本発明では、伝送すべき信号でセレクタを駆動して能動的に時間多重を行うことを特徴としている。従って、時間多重の方式も異なっている。
また、特許文献1に記載された光送信システムには以下に示すような問題点が残されている。すなわち、時間多重を行う際に、多重光間で干渉が発生すると、干渉雑音のために光送信システム出力の伝送特性が著しく劣化する。2つの光信号の多重を行う場合を例にする。光源から出力される光直流信号を2分岐し、一方(CW1)を、そのまま第1の変調器に入力して変調光(SIG1)を得、他方(CW2)を、一定の光位相πを付加した後に第2の変調器に入力して変調光(SIG2)を得て、SIG1とSIG2とを光時間多重したとする。このとき、SIG1とSIG2は同時に符号‘0’または‘1’にならないようにされているが、第1の変調器と第2の変調器との消光比が十分でない場合にはSIG1とSIG2の干渉による雑音が発生する。例えば、ある時刻でSIG1が符号‘000’、SIG2が符号‘101’であるとすると、理想的な光送信システム出力は符号‘010001’になる。また、符号‘0’が理想的には光強度0、符号‘1’が光強度Pに割り当てられているとすると、理想的な光送信システムの出力光強度は‘0P000P’になる。しかし、SIG1とSIG2との間に干渉が発生すると、出力光強度は‘ABAAAB’(A>0、B<P)となる。すると、出力光強度のオン/オフ比が低下するため、信号対雑音比が劣化して光信号受信時における符号誤り率が上昇してしまう。従って、高品質な光伝送信号を生成するには多重光間で干渉が生じないような構成であることが必須である。本発明では、特許文献1に記載された発明では解決することができない多重光間の干渉雑音問題も解決される。
また、特許文献2には、電気信号について位相変調する際に、1つの電気信号を分岐させ、一方を移相した後に双方の電気信号を結合することによって位相変調を実現する装置が記載されている。しかし、本発明では、特許文献2に記載された装置とは異なり、強度変調手段を用いた位相変調が行われている。そして、以下に説明するような構成にもとづいて、小型、低コスト、低消費電力を実現する。
特許文献2に記載された装置のように、電気領域で強度変調手段を用いた位相変調を行うように構成しても、そのような構成は、小型、低コスト、低消費電力に寄与しない。
特開2005−6174号公報(段落0030−0037、図1) 特開2001−298496号公報(段落0058−0070、図5)
上記目的を達成するために、本発明は、光送信システムにおいて、唯一つの光源の出力光を2分岐して2つの光信号の一部または全てを出力する分岐手段を含む光出力手段と、光出力手段からのそれぞれの光信号の位相を相異ならせるために、光信号(1つまたは複数の光信号)に位相遅延を付加する位相遅延付加手段と、入力信号に従って、位相が相異なる2つの光信号のいずれか一つを選択して出力する光信号選択手段と、分岐手段から出力された2つの光信号の偏光状態を、互いに直交する偏光状態に変換して、光信号選択手段によって時間多重される際に互いに干渉を起こさないようにする偏光調整手段とを備え、偏光調整手段は、分岐手段から出力された一方の光信号を通過させる偏光ビームスプリッタと、偏光ビームスプリッタを通過した光信号を反射するファラデー反射ミラーとを含み、ファラデー反射ミラーで反射された光信号を再び偏光ビームスプリッタを通過させることによって、分岐手段から出力された他方の光信号の偏光方向と直交する偏光成分に変換し、光信号選択手段が、光信号を時間多重することにより位相変調光信号を生成し、強度変調手段が、光出力手段に入力する光信号または光信号選択手段が生成した光信号を強度変調することを特徴とする。
分岐手段が、相同期した2つの光信号を出力す構成であってもよい。
分岐手段から出力された2つの光信号の間で位相差πを付加することによりDPSK符号変調された光信号を生成する位相変調手段を備えることによって、DPSK変調が実現される。
強度変調手段は、例えば、入力信号に同期したクロック信号によって強度変調された出力光を出力するように光源を制御する。
光信号選択手段が、2つの光信号のそれぞれを入力する2つの光ゲート素子と、各光ゲート素子の出力を多重する光合波器と、入力信号に従って2つの光ゲート素子のいずれか1つだけを開くゲート制御手段とを含む構成であってもよい。
光信号選択手段が、相異なる2つの偏光状態の光信号から入力信号に従っていずれか1つの偏光状態の光信号を選択する偏光状態選択手段を含み、偏光状態選択手段が、選択した光信号を時間多重することにより位相変調光信号を生成するように構成されていてもよい。
光出力手段と、位相遅延付加手段と、光信号選択手段とが集積化されていることが好ましい。
上記のように構成された本発明では、伝送符号毎に光源を設けるか、または同一の光源からの出力光を分岐して伝送符号数と同数の光直流信号を得、それぞれの光直流信号が位相差を有するようにし、位相差がついた光直流信号から、入力信号に従って唯一つの光直流信号を選択する。そのような構成によって、LN変調器を使用することなく位相変調と同等の動作を実現する。また、駆動電子回路も含めて低消費電力で駆動可能な強度変調素子を利用するか、または光源自身を直接強度変調することによって強度変調素子を省略すれば、小型、低コスト、低消費電力な光送信システムが実現される。
第1の効果は、光送信システムの小型化が可能なことである。その理由は、複数のLN変調器を用いていないからである。また、光源、変調手段等を集積化することにより、システム全体のサイズを小さくすることができる。
第2の効果は、低消費電力化が可能なことである。その理由は、LN変調器を用いていないため、変調手段を駆動する電子回路の消費電力を低く抑えることができ、システム全体としての消費電力を低減することできるからである。
第3の効果は、製造コストを低くすることが可能なことである。その理由は、LN変調器を用いていないため、変調手段を駆動する際の電圧振幅を低くすることができ、高価な高出力の駆動電子回路を必要としなくなるためである。
第4の効果は、運用コストを低くすることが可能なことである。その理由は、システムのサイズが小さいため、設置場所の賃貸料が安くなり、また、消費電力が小さいため、電気料金を安く済ますことが可能なためである。
第5の効果は、出力光信号強度を大きくすることが可能なことである。その理由は、光損失の大きい変調手段を1つだけ使用すればよく、2つの変調手段を直列に接続して使用する必要のあった場合に比べて、光損失を半分にすることが可能なためである。
第6の効果は、実装設計が簡略になることである。その理由は、光源、変調手段等を集積化した場合に、それらを接続する光ファイバケーブルや、高周波用同軸線が不要になるため、光送信システム全体の高周波電気信号による電気的なクロストークが低減される。その結果、物理的な配線スペースやケーブル配置の自由度が上がるためである。
第7の効果は、高品質な伝送光信号を生成できることである。その理由は、相異なる符号に対応したそれぞれの光信号を時間多重する際に、それらの光信号の偏光状態を相異なるようにした場合に、互いに干渉することが無く、雑音が発生しないためである。
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明による光送信システムにおける光信号送信装置の構成例を示すブロック図である。図1に示す構成おいて、光源100から出力される光直流信号(G)は分配器101に入力される。そして、分配器101によって2分岐され、一方の信号(H)はセレクタ104の入力部Dに、他方の信号(I)は遅延器105に入力される。遅延器105を通過した光直流信号はセレクタ104の入力部Eに入力される。ここで、遅延器105は、遅延制御装置106によって、セレクタ104への2つの入力光が常に一定の位相差を保つように制御される。セレクタ104は、電気信号である入力信号(データ入力)に従って、入力部Dまたは入力部Eに入力された光直流信号のうちの一方を選択して出力部Fから位相変調された光信号として出力する。
なお、信号(H)の位相と信号(I)とは揃っている。すなわち、両者は位相同期している。また、ここでは、唯一つの光源100からの光を分配器101で分岐して複数の光信号(この例では、信号(H)および信号(I))を得る構成を例示するが、そのように構成することは必須のことではない。例えば、複数の光信号のそれぞれを出力する光源を個別に設けてもよい。また、必要な複数の光信号のうちの一部を得るために、一つの光源の出力光を分岐するようにしてもよい。
次に、上記のように構成された光信号送信装置の動作について説明する。図1に示す構成において、分配器101は、光源100から出力される光直流信号(G)を2分岐し、一方の信号(H)をセレクタ104の入力部Dに、他方の信号(I)を遅延器105に出力する。遅延器105に入力された光直流信号には、遅延器105によって一定の位相差が与えられる。
例えば、セレクタの入力部Dに入力される光直流信号と、入力部Eに入力される光直流信号間に位相差φが与えられるように設定されているとする。この位相差φは、遅延制御装置106がセレクタ104に入力される2つの光直流信号の位相差を比較し、その差がφになるように遅延器105を制御することによって一定に保たれている。遅延器105が与える位相差を一定値φに保つには、遅延制御装置106内でセレクタ104に入力される光信号同士を干渉させ、その干渉光強度が所望の一定値になるよう制御すればよい。
また、セレクタ104には、伝送すべきデータ系列が電気信号によって与えられる。伝送符号‘1’をハイレベル、伝送符号‘0’をローレベルとする。従って、セレクタ104には、ハイレベルとローレベルの電圧振幅をもった二値の電気信号が入力される。セレクタ104は、この入力信号に従って、入力部Dおよび入力部Eに入力される2つの入力のうち、一方のみを選択して出力部Fから出力する。従って、セレクタ104の出力は、セレクタ104への入力信号に従って、入力部Dから入力される光位相0の光直流信号または入力部Eから入力される光位相φの光直流信号のどちらかになる。
例えば、セレクタ104が、入力信号(データ入力)がハイレベルのときに入力部Dからの入力、ローレベルのときに入力部Eからの入力を選択するようにしておくと、伝送符号系列‘1’に対して光位相φ、伝送符号系列‘0’に対して光位相0が割り当てられることになる。従って、セレクタ104から位相変調された光信号出力が得られる。
図2は、本発明による光送信システムの第1の実施例を示すブロック図である。第1の実施例では、伝送符号化方式としてRZ−DPSK方式を採用し、変調器として電界吸収型変調器(EAM:Electric Absorption Modulator )309が用いられている。図2に示す構成において、図1におけるセレクタ104に相当するセレクタ304は、入力部Dから信号を入力する光ゲートスイッチ310、入力部Eから信号を入力する光ゲートスイッチ311、および偏光ビームスプリッタ(PBS:Polarization Beam Splitter)312を含む。そして、入力信号に従って、光ゲートスイッチ310,311の出力のうちのいずれか一方の光信号を選択することによって入力信号の時間多重を行い、位相変調された光信号を生成する。
図2に示す構成では、図1に示された光源100としてレーザダイオード(LD:Laser Diode )300、図1に示された分配器101として1:2のスプリッタ301、図1に示された遅延器105として位相差πを遅延させる光位相遅延器305が用いられている。光位相遅延器305は、温度制御によって、与える遅延量(位相差)を調整することができる。従って、図1に示された遅延制御装置106に相当する遅延制御装置(遅延調整器)306が、光位相遅延器305に内蔵された温度調節回路を制御することによって、光信号に与える位相差を制御することができる。
偏光コントローラ321は、セレクタ304の入力部Dへの入力光を、入力部Eへの入力光と同一の偏光状態になるように変換して遅延制御装置306に導く。セレクタ304に内蔵された光ゲートスイッチ310,311は、電圧を印加する/しないによってオン/オフの制御が可能なようになっている。プリコーダ313は、伝送信号受信時にDPSK変調信号が復号可能となるようにプリコードを行う。ゲート制御手段としてのドライバ(光ゲートドライバ)307は、プリコーダ313からの入力を正転増幅および反転増幅して光ゲートスイッチ310,311を駆動する。光ゲートスイッチ310,311の出力は、2:1カプラ312によって合波されて出力される。EAMドライバ308は、入力信号速度と同じ速度のクロック信号を増幅する。EAM309は、2:1カプラ312の出力光を、EAMドライバ308からのクロック信号によって強度変調し、光送信システムの最終的な光信号出力とする。
なお、少なくとも、LD300、スプリッタ301、光位相遅延器305、遅延制御装置306およびセレクタ304は、1つの光集積回路に集積化されることが好ましい。さらには、EAM309等も集積化されることが好ましい。集積化によって、システム全体のサイズを小さくすることができる上に、各部を接続する光ファイバケーブルや高周波用同軸線が不要になるため、高周波電気信号による電気的なクロストークが低減される。
次に、図2に示された光送信システムの動作について説明する。図2に示す構成では、スプリッタ301は、LD300から出力されるy方向に直線偏光した光直流信号を1:1の割合で2分岐する。そして、一方の信号(H)を、偏光調整手段の一部をなす偏光ビームスプリッタ302に出力し、他方の信号(I)を光位相遅延器305に出力する。このときPBS302のA側に入力した光直流信号は、B側に出力される。そして、偏光調整手段の一部をなすファラデー反射ミラー303で反射され、その偏光状態がx方向の直線偏光に変化する。ファラデー反射ミラー303で反射された光直流信号は、PBS302のB側に入力した後C側に出力され、セレクタ304の入力部Dに入力される。
一方、スプリッタ301の他方の信号(I)であるy方向に直線偏光した光直流信号には、光位相遅延器305で一定の位相差が与えられる。ここでは、セレクタの入力部Dに入力される光直流信号と、入力部Eに入力される光直流信号間に位相差πが与えられるように設定されているとする。位相差は、遅延制御装置306がセレクタ304に入力される2つの光直流信号の位相差を比較し、その差がπになるように光位相遅延器305の温度を制御することによって一定に保たれている。
偏光コントローラ321は、セレクタ304の入力部Dへの入力光を、入力部Eへの入力光と同一の偏光状態になるように変換して遅延制御装置306に導く。遅延器305において与えられる光位相差を一定値πに保つには、遅延制御装置306内で両者を干渉させ、その干渉光強度が最小になるよう制御すればよい。セレクタ304に内蔵された光ゲートスイッチ310,311は、電圧を印加する/しないによってオン/オフの制御が可能なようになっている。プリコーダ313は、伝送信号受信時にDPSK変調信号が復号可能となるようにプリコードを行う。このようなプリコーダは広く知られた従来技術であり、例えば、文献(”DWDM 40G transmission over trans-Pacific distance (10,000km) using CSRZ-DPSK, enhanced FED and all-Raman amplified 100km UltraWave fiber spans”, Post-deadline paper presented by Dr. Fenghai Liu, Thusday, March 27, 2003 (Session PD18) at OFC 2003 )に例が示されている。
ドライバ307は、図3に示すように、プリコーダ313からの入力を正転増幅および反転増幅して光ゲートスイッチ310,311を駆動する。ドライバ307の2つの出力は同時にハイレベルになったり、同時にローレベルとなることがない。なお、図3において、入力信号として‘01000110’が例示され、ドライバ307の出力が出力1および出力2として示されている。
従って、ローレベルを‘0’、ハイレベルを一定電圧Vとすれば、光ゲートスイッチ310,311は常にトグル動作し、入力部Dおよび入力部Eからの入力を同時にオンまたはオフすることがない。そのため、光合波器としての偏光ビームスプリッタ312によって合波されて出力部Fから出力されるセレクタ304の出力の光強度は常に一定値である。そして、光位相がプリコーダ313への入力信号(伝送符号系列)に応じて0またはπに変化することになる。光位相0を伝送符号系列‘0’、光位相πを伝送符号系列‘1’に割り当てれば、セレクタ304から出力される光信号における論理符号は、光信号の位相変化(光位相)と同様になる。
図4には、入力信号として‘01000110’が入力された場合の電気信号および光信号の一例が示されている。図4に示すように、セレクタ304の出力において、光信号の位相は入力信号に応じて変化するが、光強度は一定である。また、セレクタ304が出力する光信号において、論理符号は光信号の位相に対応している。
また、セレクタ304には、光位相0のx方向直線偏光と、光位相πのy方向直線偏光が入力される。よって、セレクタ304において入力部Dからの入力と入力部Eからの入力とが時間多重されるときに、互いに干渉を起こさないようにすることができる。
セレクタ304の出力光が、EAM309によって、伝送信号速度(入力信号速度でもある。)と同じ速度のクロック信号によって強度変調される。セレクタ304からEAM309に入力される光信号は、位相変調された光強度一定の光信号であるから、EAM309で強度変調されることによってRZ−DPSK変調された光信号が生成される。そして、EAM309の出力が、光送信システムの最終的な光信号出力となる。
なお、ここでは、RZ−DPSK変調方式を例にとって説明したが、DPSK方式等、他の位相変調方式を用いてもよい。また、光位相遅延器305で与える光位相差はπに限ることはなく、π/2やπ/4であってもよい。また、所定の信号によって光の強度変調を行う強度変調手段は、入力信号速度に応じた速度のクロック信号によって光の強度変調を行うものに限られず、例えば、データパターンに応じて強度変調するようなものでもよい。
図5は、本発明による光送信システムの第2の実施例を示すブロック図である。図5に示す第2の実施例では、偏光スイッチ509を用い、偏光スイッチ509への入力信号に従って、x方向あるいはy方向に直線偏光した光信号のいずれかが選択されることによって位相変調された光信号が生成される。
本実施例では、レーザドライバ508は、入力信号(データ入力)に同期したクロック信号を増幅する。光源としてのLD500は、レーザドライバ508から出力されるクロック信号によって強度変調された光(y方向に直線偏光した光)を出力する。
LD500からのy方向に直線偏光した光直流信号は、1:2のスプリッタ501に導かれる。光直流信号は、その後、1:2スプリッタ501の出力部HからPBS502に導かれ、出力部IからPBS504に導かれる。PBS502のA側から入力されたy方向に直線偏光した光直流信号の偏光状態は、光位相遅延器505で位相差φが付加された後にファラデー反射ミラー503で反射されることによってx方向に変化する。そして、再び光位相遅延器505で位相差φが付加された後、PBS502のB側に入力されてC側から出力される。そして、PBS504のD側に入力され、F側から出力されて偏光スイッチ509に入力される。
一方、1:2スプリッタ501の出力部Iから出力されたy方向に直線偏光した光直流信号は、PBS504のE側に入力されてF側から出力される。このとき、D側に入力されるx方向に直線偏光した光直流信号と偏光多重されるが、それらの偏光状態が直交しているために互いに干渉することがない。また、E側に入力される光直流信号の位相に対して、D側に入力される光直流信号は、位相が2φだけ遅れている。
プリコーダ513は、光送信システムへの入力信号が、受信される際に正しく復号できるように入力符号系列(データ入力)をプリコードする。プリコードされた入力信号は、ドライバ(偏光スイッチドライバ)507で増幅されて偏光スイッチ509を駆動する。偏光スイッチ509は、ドライバ507からの入力信号に従って、x方向の直線偏光成分を通過させるか、y方向の直線偏光成分を通過させるかを切り替える。
従って、偏光スイッチ509からの出力光信号は、光送信システムへの入力信号に追従して、光位相0のx方向の直線偏光か、光位相2φのy方向の直線偏光かに切り替わる。つまり、図5に示された構成によって、0/2φで位相変調された光信号を生成することができる。
遅延制御装置506は、干渉計520と遅延器制御電子回路526から構成される。干渉計520は、偏光ビームスプリッタ521、偏光コントローラ522および2:1合波器523で構成される。遅延器制御電子回路526は、光強度モニタ524と制御用電子回路525とで構成される。遅延制御装置506には偏光スイッチ509の出力光信号の一部が入力として与えられる。この入力光信号は、光位相0のx方向直線偏光と、光位相πのy方向直線偏光が時間多重された光信号である。
偏光ビームスプリッタ521により、y方向直線偏光成分はG側からH側に出力され、x方向直線偏光成分はG側からI側に出力される。I側に出力されたx方向直線偏光成分は、偏光コントローラ522で偏光状態がy方向直線偏光に変換される。2:1合波器523では、y偏光ビームスプリッタ521のH側から出力されるy方向直線偏光と、偏光コントローラ522から出力されるy方向直線偏光が合波されて干渉を起こす。2:1合波器523の出力光強度は、y方向直線偏光とy方向直線偏光の光位相2φによって変化し、2φがπの奇数倍のとき最小、πの偶数倍(0も含む)のとき最大になる。従って、0とπで位相変調された光信号(DPSK符号)を生成したい場合には、制御用電子回路525は、光強度モニタ524によって干渉計520の出力光強度をモニタし、干渉計520からの出力光強度が最小になるように、遅延器505をフィードバック制御すればよい。以上のようにして、偏光スイッチ509は、相異なる複数の偏光状態の光信号から入力信号に従っていずれか1つの偏光状態の光信号を選択し、選択した光信号を時間多重することにより位相変調光信号を生成することができる。
本発明による光送信システムにおける光信号送信装置の構成例を示すブロック図である。 本発明による光送信システムの第1の実施例の構成を示すブロック図である。 光ゲートドライバの動作を説明するための説明図である。 電気信号および光信号の一例を示す説明図である。 本発明による光送信システムの第2の実施例の構成を示すブロック図である。 比較例としての光送信システムの構成を示すブロック図である。 図6に示す光送信システムにおける電気信号および光信号の一例を示す説明図である。
符号の説明
1000 光源
1001 分配器
1004 セレクタ
1005 遅延器
1006 遅延制御装置
300 レーザダイオード
301 1:2スプリッタ
302、312 偏光ビームスプリッタ
303 ファラデー反射ミラー
304 セレクタ
305 光位相遅延器
306 遅延制御装置
307 光ゲートドライバ
308 EAMドライバ
309 電界吸収型変調器(EAM)
310、311 光ゲート
313 プリコーダ
321 偏光コントローラ
500 レーザダイオード
501 2:1スプリッタ
502、504、521 偏光ビームスプリッタ
503 ファラデー反射ミラー
505 光位相遅延器
506 遅延制御装置
507 偏光スイッチドライバ
508 レーザドライバ
509 偏光スイッチ
513 プリコーダ
520 干渉計
522 偏光コントローラ
523 2:1合波器
524 光強度モニタ
525 制御用電子回路
526 遅延器制御電子回路

Claims (12)

  1. 光伝送システムで用いられ、所定の信号によって光の強度変調を行う強度変調手段を有する光送信システムであって、
    唯一つの光源の出力光を2分岐して2つの光信号の一部または全てを出力する分岐手段を含む光出力手段と、
    光出力手段からのそれぞれの光信号の位相を相異ならせるために、光信号に位相遅延を付加する位相遅延付加手段と、
    入力信号に従って、位相が相異なる2つの光信号のいずれか一つを選択して出力する光信号選択手段と
    前記分岐手段から出力された2つの光信号の偏光状態を、互いに直交する偏光状態に変換して、前記光信号選択手段によって時間多重される際に互いに干渉を起こさないようにする偏光調整手段とを備え、
    前記偏光調整手段は、前記分岐手段から出力された一方の光信号を通過させる偏光ビームスプリッタと、偏光ビームスプリッタを通過した光信号を反射するファラデー反射ミラーとを含み、ファラデー反射ミラーで反射された光信号を再び偏光ビームスプリッタを通過させることによって、前記分岐手段から出力された他方の光信号の偏光方向と直交する偏光成分に変換し、
    前記光信号選択手段は、光信号を時間多重することにより位相変調光信号を生成し、
    前記強度変調手段は、前記光出力手段に入力する光信号または前記光信号選択手段が生成した光信号を強度変調する
    ことを特徴とする光送信システム。
  2. 分岐手段は、相同期した2つの光信号を出力す
    請求項1記載の光送信システム。
  3. 分岐手段から出力された2つの光信号の間で位相差πを付加することによりDPSK符号変調された光信号を生成する位相変調手段を備えた
    請求項または請求項2記載の光送信システム。
  4. 強度変調手段は、入力信号に同期したクロック信号によって強度変調された出力光を出力するように光源を制御する
    請求項記載の光送信システム。
  5. 光信号選択手段は、2つの光信号のそれぞれを入力する2つの光ゲート素子と、各光ゲート素子の出力を多重する光合波器と、入力信号に従って2つの光ゲート素子のいずれか1つだけを開くゲート制御手段とを含む
    請求項1から請求項のうちのいずれか1項に記載の光送信システム。
  6. 光信号選択手段は、相異なる2つの偏光状態の光信号から入力信号に従っていずれか1つの偏光状態の光信号を選択する偏光状態選択手段を含み、偏光状態選択手段が、選択した光信号を時間多重することにより位相変調光信号を生成する
    請求項から請求項のうちのいずれか1項に記載の光送信システム。
  7. 光出力手段と、位相遅延付加手段と、光信号選択手段とが集積化されている
    請求項1から請求項のうちのいずれか1項に記載の光送信システム。
  8. 所定の信号によって光の強度変調を行う強度変調手段を有する光送信システムにおける光送信方法であって、
    唯一つの光源の出力光を2分岐して2つの光信号の一部または全てを出力し、
    2つの光信号の位相を相異ならせるために、光信号に位相遅延を付加し、
    分岐された2つの光信号の偏光状態を、互いに直交する偏光状態に変換して、光信号選択手段によって時間多重される際に互いに干渉を起こさないようにし、
    偏光状態を変換する際に、分岐された2つの光信号のうちの一方の光信号を偏光ビームスプリッタに通し、偏光ビームスプリッタを通過した光信号をファラデー反射ミラーで反射させ、ファラデー反射ミラーで反射された光信号を再び偏光ビームスプリッタに通すことによって、2つの光信号のうちの他方の光信号の偏光方向と直交する偏光成分に変換し、
    入力信号に従って、位相が相異なる2つのの光信号のいずれか一つを選択して時間多重することにより位相変調光信号を生成し、
    前記2つの光信号の基になる光信号、または生成された前記位相変調光信号を前記強度変調手段によって強度変調する
    ことを特徴とする光送信方法。
  9. 唯一つの光源の出力光を分岐して位相同期した複数の光信号を得る
    請求項記載の光送信方法。
  10. 2分岐して得られた2つの光信号の間で位相差πを付加することによりDPSK符号変調された光信号を生成する
    請求項または請求項記載の光送信方法。
  11. 入力信号に同期したクロック信号によって強度変調された出力光を出力するように光源を制御する
    請求項10記載の光送信方法。
  12. 相異なる2つの偏光状態の光信号から入力信号に従っていずれか1つの偏光状態の光信号を選択することにより位相変調光信号を生成する
    請求項から請求項11のうちのいずれか1項に記載の光送信方法。
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