JP4685774B2 - ソフトハンドオーバにおけるノードb制御スケジューリング方法および装置 - Google Patents

ソフトハンドオーバにおけるノードb制御スケジューリング方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信分野、特に、3GPP仕様に準拠する通信ネットワークを経由する無線通信分野に関する。さらに詳細には、本発明は、UMTS無線アクセスネットワーク(UTRAN)におけるアップリンクパフォーマンスに関し、さらに詳細には、本発明はノードB制御スケジューリングに関連する。
UMTS(一般移動通信システム)ネットワークには、種々のエレメントからなるコアネットワーク、並びに、UTRAN(UMTS地上無線接続ネットワーク)と呼ばれる無線アクセスネットワークも含まれる。UTRANは、いわゆるノードBを制御する無線ネットワーク制御装置(RNC)を備え、次いで、このノードBは、UE(ユーザ装置)デバイス、すなわち移動電話などと無線で通信を行う。3GPP(第3世代パートナープログラム)仕様によって指定されているようにUMTSネットワークは設けられ、作動するものであるが、上記仕様は進化し続けており、連続リリースの形で発行されている。
リリース6として出ることになる最も最新の進化では、トランスポートフォーマットコンビネーションインジケータ(TFCI)データオブジェクトにおいて、UEの最大許容UL(アップリンク)データレート用データレートポインタを個々に管理するために、UEとノードBの双方を必要とする高速のノードB制御スケジューリングメカニズムに関連する提案が行われている。データレートポインタは差動シグナリング(増/減)を用いて更新される。そのため、UEとノードBとが現在のポインタ値について同じ理解を共有しなければ、データレートの増減を行うノードBコマンド(許可された要求または対応する要求のないコマンド)は、ノードBが予期したものとは異なるデータレートを結果としてもたらすことになる。上記提案によれば、UEは、(レート要求シグナリングを用いて)データレートポインタの変更を要求できるのみであり、ノードBは制御状態になる。UEから出されたレート要求を容認可能なものと判断した場合、ノードBはノードB自身のポインタエンティティを更新し、UEに対してレート許可のシグナリングを行う。
ソフトハンドオーバ(SHO)では、UEは2以上のノードBと同時に接続され、個々のノードBからダウンリンク送信を受け取る状況となり、ノードBベースのスケジューリングを行う場合、UEのスケジューリングを試みる2以上のノードBが生じることになる。すなわちUEポインタの増減を行うために2以上のノードBがUEへコマンドを送ることになる。1つの提案されているオプションとして、(本願でスケジュラと呼ぶ)唯一のノードBが(SHO時などに)いつでもUEのスケジューリングを可能にするオプションがある。それでも、2つの問題が残ることになる:第1に、UEがSHOの状態にあることをノードBが認知していないため、どのノードBをスケジュラにすべきかに関して協働または同意を行うことができないという問題、並びに、第2に、たとえ何らかの形で同時にスケジューリングを実施するように唯一のノードBを構成できる可能性があったとしても、スケジューリングを行っているノードBが1つのノードBから別のノードBへ変われば、UE内の(UE)データレートポインタと、新規にスケジューリングを実施しているノードB内の(UE)データレートポインタとが異なるものとなる可能性が大きくなるという問題が残る(というのは、新規スケジュラは、前回のスケジュラがUEへ送信したコマンドに基づいて必ずしもそのポインタを調整する必要があったとはかぎらないからである)。
2ポインタ(UE内のポインタ、および、ノードB内の対応するポインタであって、各々UEによる最大許容アップリンクレートを示すためのポインタ)レートスケジューリング方法については、3GPP技術報告(TR)25.896(http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_32/Docs/Zips/R1-030635.zip)に記載されている。
SHO時のスケジューリングに関連する3つの異なる代替案が提案され、この代替案は3GPP TR25.896の中に含まれている。
第1の代替案では、UEのアクティブセット内の個々の無線リンクを制御するすべてのノードB(SHOに関与する1組のノードB)が同時にUEのスケジューリングを行い、異なるノードBから出されるスケジューリングコマンドを何らかの形で組み合わせるという提案が行われている。(すべてのノードBがこれらノードBのデータレートポインタについて同じ値を有することが望ましいので、ポインタ更新用差動シグナリングに関して十分高速となるようにするには、この代替案は実際上実現困難であるように思われる。)アクティブセットは、UEが無線アクセスネットワークと通信を行う1組の無線リンクであることに留意されたい。個々の(異なる)無線リンクは、それぞれの(異なる)セル並びにそれぞれの(異なる)ノードBを備えた個々のセルと関連づけられる。したがって、アクティブセットとは、1組の無線リンク、あるいは、1組の(対応する)セル、あるいは1組の(対応する/制御)ノードBのいずれかであると考えることができる。
第2の代替案では、UEのアクティブセット内の無線リンクを制御するノードBのうちの唯一のノードBによってUEのスケジューリングが行われる。(第2の代替案に関連するこの提案は、どのセル/ノードBがスケジューリングセル/ノードBであるかを唯一のUEが認知しているかどうか、あるいは、アクティブセット内の無線リンクを制御するすべてのノードBが情報に対してプリビィ(privy)であるかどうかを指定するものではない。)
第3の代替案では、スケジュール済みモードはSHO中オフにされる。すなわちUEは、UEがSHO状態にあるときに受信したUEのポインタを調整するいずれのコマンドも無視するか、或いは、ノードBはこのようなコマンドをSHO状態にあるUEへ出さないようにする。(UEがSHO状態にあることをどのようにしてノードBが認知するかは指定されていない。)
これらの代替の提案のいずれも完全には満足のゆくものではなく、そのため、依然必要なものとして、SHO中に可能な高速のノードBベースのスケジューリングを行うメカニズムが挙げられる。
以下に説明するように、本発明が利用する従来技術の1つのピースとして、サイト選択ダイバーシティ送信(SSDT)電力を制御するために、UEのアクティブセット内の個々の無線リンクによってUEを接続する接続先のセルの間からUEが一次セルを選択し、アクティブセット内の無線リンクを制御するノードBにこの一次セルの選択結果を通知する方法を規定するピースがある。3GPP技術仕様(TS)25.214、第5章.2.1.4を参照のこと。
したがって、本発明の第1の態様では、無線通信システムのユーザ装置(UE)デバイスと、ノードBとが利用する方法であって、上記UE装置内のポインタが示すように上記UE装置によって、アップリンク用として許容最大データレートのソフトハンドオーバ中に、ノードBベースの制御を可能にする方法であり、上記ソフトハンドオーバが、結果として、上記ノードBの第1のノードBから上記ノードBの第2のノードBへ制御用ノードBの変更をもたらし、上記ノードBの各々が少なくとも1つの個々のセルにおいてUE装置の制御用コマンドを出力するノードであり、ソフトハンドオーバ時の上記UE装置が少なくとも2つのセル内に同時に存在し、上記ノードBのうちの異なるノードが上記セルをおそらく個々に制御するように為す方法において、上記UE装置が、上記セルのうちの1つのセルをスケジューリングセルとして示す情報のシグナリングをアップリンクで行うステップと、上記スケジューリングセルとして上記セルのうちの1つのセルを示す上記アップリンクを受け取り、スケジューリングコマンドを出力できる個々のノードBが、上記スケジューリングセルを制御している状態にあるかどうかを判定し、制御状態にあれば、上記UE装置において上記ポインタを制御するスケジューリングコマンドを出すが、上記スケジューリングセルを制御している状態でないと上記ノードBにより判定された場合には、このようなコマンドを出さないようにするステップと、を特徴とする方法が提供される。
本発明の第1の態様によれば、本方法は、上記UE装置、並びに、上記スケジューリングセルを制御している状態の上記ノードBも、個々のポインタを同期手順に従う値に個々に同期させて、上記UE装置の最大許容アップリンクデータレートを示すように為すステップを特徴とすることができる。さらに、本方法は、上記同期手順に従って、上記ノードBが、上記スケジューリングセルを示す上記情報のアップリンク時に使用する上記データレートに、該ノードBが管理する上記ポインタをセットすることをさらに特徴とするものであってもよい。また、本方法は、上記同期手順に従って上記ノードBがその管理する上記ポインタを所定値にセットすることをさらに特徴とするものであってもよい。また、本方法は、上記同期手順に従って、上記ノードBと上記UE装置の双方が、これら双方の個々のポインタを所定の判断基準に基づいてセットすることをさらに特徴とするものであってもよい。また、本方法は、上記同期手順に従って、上記ノードBがその管理する上記ポインタを該ノードBが選択する値にセットし、明示的に上記値のシグナリングを上記UE装置に対して行うことをさらに特徴とするものであってもよい。また、本方法は、上記同期手順に従って、上記ノードBが、上記スケジューリングセルを示す上記情報のアップリンクで使用する上記データレートか、所定値かのうちのいずれか大きい方の値に該ノードBが管理する上記ポインタをセットすることをさらに特徴とするものであってもよい。
また、本発明の第1の態様によれば、差動シグナリングを用いて上記ノードBベースの制御を行うノードBベースの制御を提供することが可能となるか、明示的シグナリングを用いて上記ノードBベースの制御を行うことが可能となる。
本発明の第2の態様では、無線通信システム内の無線アクセスネットワークのノードBと無線で通信を行う手段と、上記無線通信システムに対して最大許容アップリンクレートを示すポインタと、上記UE装置が配置されているセルを制御するノードBから受信したスケジューリングコマンドに応じて上記ポインタを調整する手段と、を具備するUE装置において、ソフトハンドオーバ時に関与する複数のセルの間からスケジューリングセルとして特定のセルを示す情報をアップリンクで送り、異なるノードBが個々のセルを制御できるようにする手段を具備することを特徴とするUE装置が提供される。
本発明の第2の態様によれば、本UE装置は、ソフトハンドオーバに関与する複数のセルの中からスケジューリングセルとして特定のセルを選択する手段を具備することをさらに特徴とするものであってもよい。
また、本発明の第2の態様によれば、本UE装置は、スケジューリングコマンドが送信されたかどうかを判定し、上記スケジューリングセルを制御する上記ノードB以外のノードBが送信するすべてのスケジューリングコマンドを無視する手段を具備することをさらに特徴とするものであってもよい。
また、本発明の第2の態様によれば、本UE装置は、上記スケジューリングセルを制御する上記ノードB内の対応するポインタに上記ポインタを同期させる手段も具備することをさらに特徴とするものであってもよい。さらに本UE装置は、同期をとるために、上記スケジューリングセルを示す上記情報のアップリンク時に使用する上記データレートに、上記UE装置が管理する上記ポインタをセットすることをさらに特徴とするものであってもよい。また、本UE装置は、同期をとるために、上記UE装置が管理する上記ポインタを所定値にセットすることさらに特徴とするものであってもよい。また、本UE装置は、同期をとるために、上記UE装置が管理する上記ポインタを所定の判断基準に準拠してセットすることをさらに特徴とするものであってもよい。また、本UE装置は、同期をとるために、上記UE装置が管理する上記ポインタを、上記ノードBが明示的にシグナリングする値にセットすることをさらに特徴とするものであってもよい。また、本UE装置は、同期をとるために、上記UE装置が管理する上記ポインタを上記スケジューリングセルを示す上記情報のアップリンク時に使用する上記データレートか、所定値かのいずれか大きい方の値にセットすることをさらに特徴とするものであってもよい。
本発明の第3の態様では、無線通信システムの無線アクセスネットワークのエレメントとして、ユーザ装置(UE)デバイスと無線で通信を行う手段を具備するノードBであって、ソフトハンドオーバに関与する複数のセルの中からスケジューリングセルとして特定のセルを示す、上記UE装置によってアップリンクされる情報に基づいて、上記UE装置のスケジューリングの制御をいつ引き継ぐべきか、および、上記UE装置のスケジューリングの制御をいつ中止すべきかを判定する手段を具備することを特徴とするノードBが提供される。
本発明の第3の態様によれば、ノードBは、上記UE装置によって最大許容アップリンクレートを示すポインタをさらに具備し、さらに、上記UE装置用の最大許容アップリンクデータレートを示すために該ノードBが管理するポインタを、上記UE装置内のポインタに同期させる手段を具備することをさらに特徴とするものであってもよい。さらに、本ノードBは、同期をとるために、上記スケジューリングセルを示す上記情報のアップリンク時に使用する上記データレートに、上記ノードBが管理する上記ポインタをセットすることをさらに特徴とするものであってもよい。また、本ノードBは、同期をとるために、上記ノードBが管理する上記ポインタを所定値にセットすることをさらに特徴とするものであってもよい。また、本ノードBは、同期をとるために、上記ノードBのポインタを所定の判断基準に準拠してセットすることをさらに特徴とするものであってもよい。また、本ノードBは、同期をとるために、上記ノードBが管理する上記ポインタを上記ノードBが選択する値にセットし、上記UE装置に対して明示的に上記値のシグナリングを行うことをさらに特徴とするものであってもよい。また、本ノードBは、同期をとるために、上記ノードBが管理する上記ポインタを上記スケジューリングセルを示す上記情報のアップリンク時に使用する上記データレートか、所定値かのいずれか大きい方の値にセットすることをさらに特徴とするものであってもよい。
本発明の第4の態様では、本発明の第2の態様に準拠するようなUE装置であることを特徴とする複数のUE装置と複数のノードBとを具備するシステムが提供される。
本発明の第5の態様では、複数のUE装置と複数のノードBとを具備するシステムであって、上記ノードBのうちの少なくとも2つのノードBが本発明の第3の態様に準拠するようなノードであることを特徴とするシステムが提供される。
本発明の第6の態様では、UE装置内のコンピュータ処理装置によって実行するコンピュータプログラムコードを具現化するコンピュータ可読格納構造を具備するコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラムコードが、本発明の第2の態様に準拠する様々な手段を実現する、あるいは、該手段に対応する命令、若しくは、同じ意味であるが、UE装置によって実行されるような本発明の第1の態様に示されるステップを実行する命令を含むことを特徴とするコンピュータプログラム製品が提供される。
本発明の第7の態様では、ノードB内のコンピュータ処理装置によって実行するコンピュータプログラムコードを具現化するコンピュータ可読格納構造を具備するコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラムコードが、ノードBによって実行されるような、請求項1に記載のステップを実行する命令、あるいは、該命令に対応する命令、若しくは、同じ意味であるが、ノードBによって実行されるような本発明の第1の態様に示されるステップを実行する命令を含むことを特徴とするコンピュータプログラム製品が提供される。
本発明の上記およびその他の目的、特徴並びに利点は、添付図面と関連して行われる後続の詳細な説明に対する考察から明らかになる。
本発明は、ソフトハンドオーバ中に、すなわちそれぞれの異なる無線リンクの個々の無線リンクを介してUEが2以上のノードBと(同時に)通信することが可能なときに、ノードBの最大許容アップリンクレートを変更するコマンドをノードBから受け取るUEを提供するものである。セル当たり正確に1つの無線リンクが個々のセルを制御する正確に1つのノードBおよび対応する個々の無線リンクが存在し、このような1組の無線リンク(したがって1組の対応するセルまたは対応するノードB)が、本願でUEのアクティブセットと呼ぶものを形成することになる。
スケジューリングコマンドは、通常差動コマンド、すなわち、ポインタ(の値)が変更される特定の値を示す明示/絶対コマンドではなく、アップリンク用の最大許容レートを示すポインタ(の値)の増減を行うコマンドとしてノードBによってUEへ出力されるものである。しかし、以下に示すように、本発明は、アクティブセット内の無線リンクを制御するノードBによる差動シグナリングだけでなく、明示的シグナリング(すなわち想定最大許容レートに合せたシグナリング用増分値や減分値ではない最大許容レートのシグナリング値)も包含するものである。
図1に図示のように、UEのアクティブセット内のUE11および(本願では第1のノードB10と第2のノードB10’の2つのノードBによって制御される無線リンクから構成されると想定されている)個々の無線リンクを制御する個々のノードB10、10’は、1組のTFC10c、10c’、11cを含むTFC(トランスポートフォーマットコンビネーションセット)10b、10b’、11bを管理し、これらTFCの各々は、(UEからノードBへの)アップリンク送信用の(データレートの昇順に並べられた)異なるデータ転送レートに対応するものであり、TFCのうちの特定のTFCを示すポインタ10a、10a’、11aは、最大許容データレートとして並びに最大許容データレートとしての対応するデータレートを示すものである。TFCは通常サービング無線ネットワーク制御装置(RNC)(図示せず)によって形成され、次いで1以上のノードBを介してノードBへ、次いで、UEへこのTFCのシグナリングが行われる。したがって、(最大許容データレート)ポインタ11aはUE11によって管理されることになり、さらに、(別様に示されていない限り少なくとも本願で想定されている差動シグナリングの場合)対応するデータレートポインタ10a、10a’は、UEのアクティブセット内の個々の無線リンクを制御する個々のノードB10、10’によって管理されることになる。本願で用いているようなポインタという用語は、典型的には、別のデータオブジェクトの値が格納されているメモリ内の記憶位置を指定するために実行可能コードが用いるデータオブジェクトであり、本ケースでは、後述するようなアップリンクレート用の値である。しかし、ポインタという用語は、アップリンクレートに対応するデータオブジェクトの値の任意のインジケータを意味するものとして理解すべきである。例えば、本願で用いているようなポインタという用語は、異なる可能なアップリンク値の一次元アレイへの特定の入力値を示すために用いる整数値を意味することが可能である。
さらに図1を参照してわかるように、従来技術に従って、UE11は、UEのアクティブセット内の無線リンクを制御するノードB10、10’のうちのいずれかのUEポインタのインスタンスとは対照的に、UEポインタ11a(すなわちUE内のUEポインタのインスタンス/コピー)によって示される(最大許容)データレート(TFC)で、あるいは、このデータレート未満でアップリンク送信を行うことが許される。上記UEポインタ11aは、理想的には、ノードBポインタ10a、10a’(すなわち、UE内のUEポインタのインスタンスとは対照的に、アクティブセット内の個々の無線リンクを制御するノードB10、10’内のUEポインタのインスタンス/コピー)と常に同じであることが望ましいが、このUEポインタ11aは、時としてソフトハンドオーバ(SHO)中に、上述の理由のために、(並びに、シグナリングエラーに起因して)ノードBポインタ10a、10a’とは異なるものになる場合もある。そのため、以下に説明するように、UEが、アクティブセット内の無線リンクを制御するノードBからレートの上昇を要求する場合があり、これに応じてポインタ増分コマンドを受け取る場合もある。以下に説明するように、アクティブセット内の無線リンクを制御するノードBは、まったくUE要求なしで増分または減分コマンドをUEへ送信することも可能である。初期ポインタ値は、RNC(図示せず)によってSHO中以外のある時点に(1つのかつ唯一の)制御用ノードBへ(明示的に)シグナリングが行われ、次いで、この制御用ノードBはUEへ初期ポインタ値の(明示的)のシグナリングを行う。
さらに図1を参照してわかるように、本発明は、ノードBのうちの特定のノードBが接続している上記セルの中の1つのセルを該ノードBのアクティブセット内の個々の無線リンクを介して選択することによって、この特定のノードB、すなわちUE内の(最大許容アップリンクデータレート)ポインタに影響を与えるコマンドを出す資格のある1つのかつ唯一のノードBとして、ノードBをスケジュラとして有効なUEに指定させることによって、アクティブセット内の無線リンクを制御する2以上のノードBからアップリンクレートコマンドが同時受信されるという問題を解決し、以下のように1つのノードBから別のノードBへスケジュラを変えることを可能にするものでもある。UE11は、そのアクティブセット内に2以上の無線リンク(これらの無線リンクの各々がノードB10、10’のうちの異なるノードによって制御される)を備えているとき、(さらに指定される判断基準に従って)どのセルを本願でスケジューリングセルと呼ぶものにするかについて選択を行い、次いで、例えばSSDTと接続する特定のセルを特定するための、3GPP技術仕様(TS)25.214、第5章.2.1.4に仕様化されているメカニズムなどを用いて、スケジューリングセルの識別子をアップリンクで送信する。ノードBは一般に2以上のセルを制御するが、2以上のノードBによって制御されるセルは存在しない。UEからアップリンクを受け取る個々のノードB10、10’(したがって、個々のアクティブセット内の個々の無線リンクを制御することが推定できるノードB)は、次いで、そのノードBが上記のように特定したスケジューリングセルを制御しているかどうかの判定を行い、上記ノードBがスケジューリングセルを制御しているノードBである場合にのみ、スケジューリングコマンドを出すことになる。この場合、上述したように、このノードBは本願ではスケジュラと呼ばれている。
次に、(UEによって行われるシグナリング品質に関連する判定などに基づいて)スケジューリングセルが現在のスケジューリングセルから新たなスケジューリングセルへ変わるとき、UEは、前回のようにアップリンクで新たなスケジューリングセルの識別子を送信する。前回のように、アクティブセット内の無線リンクを制御する個々のノードBは、このノードBが(新しく指定された)スケジューリングセルを制御しているノードBであるかどうかの判定を行う。次に、スケジューリングセルの変更が、スケジュラが第1のノードB10から第2のノードB10’へ変わるような変更である場合、第2のノードB10’はスケジューリングコマンドのUE11への送信を開始し、第1のノードB10はスケジューリングコマンドの送信を停止する。
次に、UEのデータレートポインタが、スケジューリングの制御時に事前にノードBのデータレートポインタに同期されていると、UEのデータレートポインタと新しく選択されたスケジュラとが同じ値を持つと仮定することはできなくなる。したがって、本発明は、第2のノードB10’と本願で仮定する新規のスケジュラのデータレートポインタと、UE11のデータレートポインタとを同期させるステップも提供することになる。上記同期ステップは、事前に同意された処理手順または下記に示す処理手順のうちの任意の処理手順のような、動的に定められた処理手順に従って同期され、スケジューリングの制御を新規に行うことにより、UEとノードBの双方によって行われる同期ステップを通常必要とする。
新規スケジュラノードB10b’とUE11の双方が、スケジュラの変更が生じたことを同時点に認知するため、この変更自体が(最大許容データレート)ポインタの同期をとるためのトリガとして機能することになる。本発明は4つの代替同期処理を行うものである:第1に、UEと新規スケジュラノードBの双方のデータレートポインタをセットして、UEが、スケジューリングセルの変更を送信(すなわちアップリンク時に新たなスケジューリングセルの識別子を送信)していたときに使用したデータレート(TFC)を指定することができる。第2に、UEと新規スケジュラノードBの双方のデータレートポインタが、その変更時点で或る予め定義されたデータレート(TFC)にセットされる。第3に、UEと新規スケジュラノードBの双方のデータレートポインタは、例えば、使用されているアップリンクTFCと、事前にシグナリング済みの構成とに基づいて、UEとノードBの双方が認知しているある別の判断基準に従ってセットされる。第4に、新規スケジュラノードBがデータレートポインタ用の値を選択し、明示的に値のシグナリングを行う。
第1の2つの代替同期処理は他の同期処理よりもシンプルなものではあるが、個々の同期処理に対して異議を提起することができる:第1の代替同期処理では、その時点で送信すべき、スケジューリングセルの変更を示すデータがUE側に何もなかった場合、最大データレートは結局可能な最も低いデータレートになる。さらに、第2の代替同期処理では、ポインタ値は、或るかなり低い値にセットしなければならないことになり、UEが、変更前よりも高いデータレートを用いて送信している場合、セルのロード制御はより高い干渉に対して事前の対処をしておく必要がある。第1の2つの代替同期処理に関連するこれら個別の難点に照らして、本発明は、本質的には第1の2つの代替同期処理の組み合わせである第5の代替同期処理を提供するものである。第5の代替同期処理では、データレートは、第1の2つの代替同期処理によって設けられた値のうち大きい方の値、すなわち、スケジューリングセルのアップリンク時に使用するデータレートか、所定値のうちいずれか大きい方の値にセットされる。
次に図2を(さらに図1も)見てわかるように、本発明は、UE装置11が異なるセルに対してシグナリング品質をチェックする第1のステップ21を含むシナリオ(RNCと、ノードBと、UEとが行う一連のアクションまたはステップ、大部分は、任意の順序で行うことが可能で、かつ、どのようなエラーや環境に関しても、それに対応して決して生じることがないようなステップであって、RNC、ノードB、UEなどの種々のデバイスによって例示のステップとして、本明細書に示され、本発明に基づいて作動するステップ)という形で示されるものである。次のステップ22で、UE装置11は、スケジューリングセルとしてセルのうちの1つのセルを示す情報のシグナリングをアップリンクで行う。次のステップ23で、セルのうちの1つのセルをスケジューリングセルとして示すアップリンクを受け取る個々のノードB10、10’は、このノードB10、10’がスケジューリングセルを制御する状態にあるかどうかの判定を行い、ノードBが、スケジューリングセルとして示されるセルを制御する状態にあれば、UE装置11でポインタ11aを制御するスケジューリングコマンドを出すが、スケジューリングセルを制御する状態にないと判定した場合、このようなコマンドを出さない。次のステップ24で、スケジューリングセルを制御する状態にあると判定したノードB10、10’が、スケジューリングセルとして前回示されたセルを制御する状態になかった場合、ノードB10、10’はそのポインタをUE装置11のポインタと同期させる(UEも、後続する同期手順がどのようなものであれ、UEの同期手順に従ってそのポインタを同期させ、それによって、UEはそのポインタを変更することも可能となることは言うまでもない)。
UEがこれらセルのうちの1つのセルをスケジューリングセルとして示す(セル識別子のような)情報を送信していない場合、現在ノードBスケジュラとして機能しているノードBは変更が生じなかったものと仮定し、ノードBスケジュラとして機能し続けることに留意されたい。また、スケジューリングセルであったセルを前回制御していたノードBによって、これらのセルがもはやスケジューリングセルではない旨が(UEアップリンクから)判定されたとき、ノードBは、UEから出されるスケジューリング要求の処理を中止し、スケジューリングコマンドのUEへの送信を停止し、そのスケジューリングキューからUEの解除も行うことになる。しかし、ノードBのスケジューリングとして機能していないときでさえ、データの送受信は、通常、ノードBを介して当該UEに対してそのままアクティブであることに留意されたい。
これらセルのうちの1つのセルをスケジューリングセルとして示す情報が、スケジューリングセルとして特定のセルを示すメッセージではなく、代わりに、SSDTの場合と同様、(このセルを一次セルとして示す)一次セルの選択となる場合もあり、その場合、一次セルを制御する状態にあるノードBが、このセル内の信号に関連する或るシグナリングの信頼性判断基準を満たすかどうかを判定し、これを満たしている場合、一次セルを示すメッセージをやはりスケジューリングセルを示すメッセージとして処理することになる旨を理解されたい。
上述の実施形態では、ノードBは、UEで(UE)ポインタを制御するために差動シグナリングを利用する(すなわちノードBが例えばポインタ値を1単位だけ増分するなどのシグナリングを行う)が、上記説明から明らかなように、本発明の場合、差動シグナリングを限定するものは何もなく、そのため、本発明は、ノードBが利用する明示的(絶対的)シグナリングを行う(すなわち、上述のようにノードBが増分ポインタの単純な増分や減分コマンドではなく、新たなポインタ値pのシグナリングを行う)実施形態も含むものとなる。
また、上述のように、本発明は、ノードの変更に対応する(すなわちソフトハンドオーバの場合)スケジューリングセルの変更の場合だけでなく、(よりソフトなハンドオーバでの)ノードの変更に対応しないスケジューリングセルの変更の場合にも利用されるものであることも理解されたい。言い換えれば、もしUEがソフトハンドオーバと、おそらくよりソフトなハンドオーバとの双方のハンドオーバ状態にある場合にも、本発明は利用されることになる。というのは、たとえスケジューリングセルの変更が時折ノードBの変更に対応しないことがある場合であっても、別の時点で、1つのノードBを除くすべてのノードBがUEのスケジューリングを行わないようにする必要性が存在することになるし、また、そのまま存在しているからである。古いスケジューリングセルと新たなスケジューリングセルとを同じノードBによって制御する(その結果UEは、当該ノードBとはよりソフトなハンドオーバ状態になるが、他のノードBとはソフトハンドオーバ状態となる)場合、言うまでもなく同期は不要となることに留意されたい。
UEがスケジューリングに対する機能性がないセルを一次セルとして選択した場合、スケジューリングは行われず、そして、UEがスケジューリング用信号(要求)の送信を行うことは可能であるが、スケジューリング用信号(コマンド)を受け取らなくなることにも留意されたい。次いで、スケジューリング機能を有するセルが一次セルとして選択されると、スケジューリングは再び正常に続行することになる。
上述の配置構成は本発明の原理の適用例にすぎないことを理解されたい。当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく、多数の変更並びに代替の配置構成を考案することも可能であり、添付の請求項はこのような変更並びに配置構成をカバーするものである。
UE装置と、UEのアクティブセット内に無線リンクを備えたノードB、および、通信データ、並びに、関連するUEとのシグナリングを示すブロック図/流れ図であり、示されている通信のなかには、従来技術に準拠するものもあれば、本発明に準拠するものもある。 本発明に準拠する、ソフトハンドオーバ時のUEと、UEのアクティブセット内に無線リンクを備えたノードBとの間でのシグナリングのフローチャートである。

Claims (34)

  1. 無線通信システムのユーザ装置と、複数のノードBとが使用する方法であって、
    該ユーザ装置内のデータレート・ポインタが示す該ユーザ装置によるアップリンクに対する許容最大データレートでのノードBベースの制御を、ソフトハンドオーバ中に可能にする方法であり、
    前記ソフトハンドオーバが、結果として、前記複数のノードBの第1のノードBから前記複数のノードBの第2のノードBへの制御用ノードBの変更をもたらし、
    前記複数のノードBの各々が、少なくとも1つの個々のセルにおいて前記ユーザ装置の制御用コマンドを出力するノードであり、
    ソフトハンドオーバにおける前記ユーザ装置のスケジュール制御が少なくとも2つのセル内に同時に存在するように、前記複数のノードBのうちの異なるノードBが前記セルを個々に制御可能である方法において、
    前記ユーザ装置が、前記少なくとも2つのセルのうちの1つのセルをスケジューリングセルとして示す情報をアップリンクでシグナリングするステップと、
    個々のノードBが、前記スケジューリングセルとして前記セルのうちの1つのセルを示す前記情報を受け取り、該情報に基づいて、スケジューリングコマンドを提供でき前記スケジューリングセルを制御している状態にあるかどうかを判定し、制御している状態にあれば、前記ユーザ装置において前記データレート・ポインタを制御するスケジューリングコマンドを発行するステップであって、制御している状態にないと判定した場合には、前記ユーザ装置において前記データレート・ポインタを制御するスケジューリングコマンドを発行しない、ステップと、を含む、方法。
  2. 前記ユーザ装置および前記スケジューリングセルを制御している状態にあるノードBが、前記ユーザ装置の最大許容アップリンクデータレートを示すために個々のデータレート・ポインタを同期手順にしたがった値にそれぞれ同期させるステップ、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記同期手順に従って、前記ノードBが、前記スケジューリングセルを示す前記情報の前記アップリンク時に使用する前記データレートに、該ノードBが管理する前記データレート・ポインタをセットする、請求項2に記載の方法。
  4. 前記同期手順に従って、前記ノードBは、該ノードBが管理する前記データレート・ポインタを所定値にセットする、請求項2に記載の方法。
  5. 前記同期手順に従って、前記ノードBと前記ユーザ装置の両方が、それぞれのデータレート・ポインタを所定の評価基準にしたがってセットする、請求項2に記載の方法。
  6. 前記同期手順に従って、前記ノードBは、該ノードBが管理する前記データレート・ポインタを該ノードBが選択する値にセットし、前記ユーザ装置に対して前記値のシグナリングを明示的に行う、請求項2に記載の方法。
  7. 無線通信システム内の無線アクセスネットワークのノードBと無線で通信を行う手段と、
    前記無線通信システムに対して最大許容アップリンクレートを示すデータレート・ポインタと、
    ソフトハンドオーバ時に関与する複数のセルの間からスケジューリングセルとして特定のセルを示す情報をアップリンクでシグナリングする手段であって、各セルは異なるノードBにより制御可能である、手段と、
    前記スケジューリングセルを制御するノードBから受信したスケジューリングコマンドに応じて前記データレート・ポインタを調整する手段と、
    を備えるユーザ装置。
  8. 前記ユーザ装置が、ソフトハンドオーバに関与する複数のセルの中から前記スケジューリングセルとして特定のセルを選択する手段を備える、請求項7に記載のユーザ装置。
  9. 前記ユーザ装置が、前記スケジューリングセルを制御する前記ノードBによって、スケジューリングコマンドが送信されるかどうかを判定し、前記スケジューリングセルを制御する前記ノードB以外のノードBが送信するすべてのスケジューリングコマンドを無視する手段を備える、請求項7に記載のユーザ装置。
  10. 前記ユーザ装置が、前記データレート・ポインタを、前記スケジューリングセルを制御する前記ノードB内の対応するデータレート・ポインタに同期させる手段をさらに備える、請求項7に記載のユーザ装置。
  11. 同期をとるために、前記ユーザ装置は、該ユーザ装置が管理する前記データレート・ポインタを前記スケジューリングセルを示す前記情報の前記アップリンク時に使用する前記データレートにセットする、請求項10に記載のユーザ装置。
  12. 同期をとるために、前記ユーザ装置は、該ユーザ装置が管理する前記データレート・ポインタを所定値にセットする、請求項10に記載のユーザ装置。
  13. 同期をとるために、前記ユーザ装置は、該ユーザ装置が管理する前記データレート・ポインタを所定の評価基準にしたがってセットする、請求項10に記載のユーザ装置。
  14. 同期をとるために、前記ユーザ装置は、該ユーザ装置が管理する前記データレート・ポインタを前記ノードBによって明示的にシグナリングされた値にセットする、請求項10に記載のユーザ装置。
  15. 同期をとるために、前記ユーザ装置は、該ユーザ装置が管理する前記データレート・ポインタを、前記スケジューリングセルを示す前記情報の前記アップリンクで使用する前記データレートか、所定値か、いずれか大きい方の値に、セットする、請求項10に記載のユーザ装置。
  16. 無線通信システムの無線アクセスネットワークのエレメントとして、ユーザ装置と無線で通信を行う手段と、
    ソフトハンドオーバに関与する複数のセルの中からスケジューリングセルとして特定のセルを示す、前記ユーザ装置によってアップリンクでシグナリングされる情報に基づいて、前記ユーザ装置のスケジューリングコマンドの送信を開始し、および、前記ユーザ装置のスケジューリングコマンドの送信を停止する手段と、を備えるノードB。
  17. 前記ユーザ装置による最大許容アップリンクレートを示す、前記ノードBが管理するデータレート・ポインタと、
    該データレート・ポインタを、前記ノードBにより、前記ユーザ装置中の前記データレート・ポインタに同期する手段と、をさらに備える、請求項16に記載のノードB。
  18. 同期をとるために、前記ノードBは、該ノードBが管理する前記データレート・ポインタを、前記スケジューリングセルを示す前記情報の前記アップリンク時に使用する前記データレートにセットする、請求項17に記載のノードB。
  19. 複数のユーザ装置と複数のノードBとを備えるシステムであって、
    前記ユーザ装置が、請求項7に記載のユーザ装置である、システム。
  20. 複数のユーザ装置と複数のノードBとを備えるシステムであって、
    前記ノードBの少なくとも2つが、請求項16に記載のノードBである、システム。
  21. 無線通信システムの無線アクセスネットワークのエレメントとして、ユーザ装置と無線で通信を行う複数のノードB内のコンピュータ・プロセッサによって実行するためのコンピュータ・プログラムコードを具現化するコンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記コンピュータ・プログラムコードが、ソフトハンドオーバに関与する複数のセルの中からスケジューリングセルとして特定のセルを示す、前記ユーザ装置によってアップリンクでシグナリングされる情報に基づいて、前記ユーザ装置へのスケジューリングコマンドの送信を開始し、および、前記ユーザ装置へのスケジューリングコマンドの送信を停止するように構成される、コンピュータ可読記憶媒体。
  22. 無線通信システムにおけるユーザ装置内のコンピュータ・プロセッサによって実行するためのコンピュータ・プログラムコードを具現化するコンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記コンピュータ・プログラムコードが、
    ノードBによって制御されるセル、又は、ソフトハンドオーバにおいて制御が移される別のノードBによって制御されるセルをスケジューリングセルとして示す情報をアップリンクでシグナリングするように構成され、
    前記スケジューリングセルを制御するノードBから受信されたスケジューリングコマンドに応答して、前記ユーザ装置が位置するセルを制御するノードBへの最大許容アップリンクレートを示すデータレート・ポインタを調整するように構成される、コンピュータ可読記憶媒体。
  23. ユーザ装置が備えるデータレート・ポインタが、ユーザ装置が位置するセルを制御する無線通信システムのノードBへの最大許容アップリンクレートを示し、ノードBによって制御される前記セル、又は、ソフトハンドオーバにおいて制御が移される別のノードBによって制御されるセルをスケジューリングセルとして示す情報をアップリンクでシグナリングするように構成される、ユーザ装置であって、
    前記スケジューリングセルを制御するノードBから受信したスケジューリングコマンドに応答してデータレート・ポインタを調整するように構成されたプロセッサを備えるユーザ装置
  24. 前記プロセッサが、ソフトハンドオーバに関与する複数のセルの中からスケジューリングセルとして特定のセルを選択するようにさらに構成される、請求項23に記載のユーザ装置。
  25. 前記プロセッサが、前記スケジューリングセルを制御する前記ノードBによって、スケジューリングコマンドが送信されるかどうかを判定し、前記スケジューリングセルを制御する前記ノードB以外のノードBが送信するすべてのスケジューリングコマンドを無視するようにさらに構成される、請求項23に記載のユーザ装置。
  26. 第1のノードBにより制御される第1のセルから第2のノードBにより制御される第2のセルへのソフトハンドオーバ中に、前記第1のセルと前記第2のセルの1つをスケジューリングセルとして示す情報をアップリンクでシグナリングするステップであって、該シグナリングにより、前記第1のノードBと前記第2のノードBの1つを制御用ノードBとして示す、ステップと、
    前記制御用ノードBから、アップリンクの最大許容レートを示すユーザ装置内のデータレート・ポインタを制御するスケジューリングコマンドを受信するステップと、を含む方法。
  27. 同期手順にしたがって、前記データレート・ポインタを、前記スケジューリング・ノードBにより管理される対応するノードBデータレート・ポインタに同期するステップを、更に含む請求項26に記載の方法であって、
    前記データレート・ポインタを同期させる際に、該データレート・ポインタを、前記スケジューリングセルを示す前記情報の前記アップリンクで使用する前記データレートにセットするか、所定の評価基準にしたがってセットするか、あるいは、前記ノードBによりシグナリングされた値にセットする、方法。
  28. ノードBによりスケジューリングセルを示すアップリンク情報を受信するステップと、
    前記スケジューリングセルとして示されたセルが、前記ノードBにより制御されるセルかどうかを判定するステップと、
    前記スケジューリングセルとして示された前記セルが、前記ノードBにより制御されるセルである場合に限り、アップリンクの最大許容レートを示すユーザ装置内のデータレート・ポインタを制御するスケジューリングコマンドを発行するステップと、を含む方法。
  29. 同期手順にしたがって、前記データレート・ポインタを同期させる際に、前記ノードBデータレート・ポインタを、前記スケジューリングセルを示す前記情報の前記アップリンクで使用する前記データレートにセットするか、所定の評価基準にしたがってセットするか、あるいは、前記ノードBにより選択された値にセットし、前記ノードBが前記選択された値を前記ユーザ装置にシグナリングして、前記ノードB内の前記データレート・ポインタを、前記ユーザ装置内の前記データレート・ポインタに同期するステップを更に含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記同期手順に従って、前記ノードBは、該ノードBが管理する前記データレート・ポインタを、前記スケジューリングセルを示す前記情報の前記アップリンクで使用する前記データレートか、所定値か、いずれか大きい方の値に、セットする、請求項29に記載の方法。
  31. 差動シグナリングを用いて、前記スケジューリングコマンドの発行が提供される、請求項28に記載の方法。
  32. 明示的シグナリングを用いて、前記スケジューリングコマンドの発行が提供される、請求項28に記載の方法。
  33. 複数のユーザ装置と、複数のノードBと、を備えるシステムであって、
    各ユーザ装置がプロセッサを備え、受信されたスケジューリングコマンドに応答してデータレート・ポインタを調整するように構成され、
    前記データレート・ポインタが、ユーザ装置が位置するセルを制御する無線通信システムのノードBへ最大許容アップリンクレートを示し、前記ノードBによって制御される前記セル、又は、ソフトハンドオーバにおいて制御が移される別のノードBによって制御されるセルをスケジューリングセルとして示す情報をアップリンクでシグナリングするように構成され、
    各ノードBが、
    前記ノードBによって制御されるセル内に位置するユーザ装置によって該ノードBへの最大許容アップリンクレートを示すデータレート・ポインタと、
    前記ノードBによって制御される前記セル、又は、ソフトハンドオーバにおいて制御が移される先または元となる別のノードBによって制御されるセルをスケジューリングセルとして示す前記ユーザ装置によってアップリンクでシグナリングされる情報に基づいて、前記スケジューリングコマンドを提供するかどうかを決定し、前記スケジューリングコマンドを提供することが決定された場合には、前記ユーザ装置内の対応するデータレート・ポインタを調整するために、前記ノードBに制御されるセル内に位置する前記ユーザ装置にスケジューリングコマンドを提供するように構成されたプロセッサと、を備えるユーザ装置を含む、システム。
  34. 前記プロセッサが、同期手順にしたがって、前記ノードB内の前記データレート・ポインタを、前記ユーザ装置内の前記データレート・ポインタに同期するようにさらに構成され、
    前記データレート・ポインタを同期させる際に、前記ノードBのデータレート・ポインタを、前記スケジューリングセルを示す前記情報の前記アップリンクで使用する前記データレートにセットするか、所定の評価基準にしたがってセットするか、あるいは、前記ノードBにより選択された値にセットされ、
    前記ノードBが前記選択された値を前記ユーザ装置にシグナリングする、請求項33に記載のシステム。
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