JP4685230B2 - 徘徊者監視装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、徘徊者監視装置に係わり、特に、徘徊者が所持し間欠的に高周波電波を送出する発信機と、高周波電波を受信し高周波電波を一定時間受信しなかったときに発報する受信機とを備える徘徊者監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近時、徘徊者が家(住戸)の中や介護施設内の所定エリア内に居るか否かを監視し、徘徊者の不在を介護者に報知する徘徊者監視装置が開発されている。
【0003】
図3は、この種の徘徊者監視装置のブロック図を示している。同図において、従来の徘徊者監視装置は、徘徊者が所持する発信機100と、介護者側に設置される受信機200とを備えている。
【0004】
受信機200は、発信機100から送出される高周波電波を受信して信号を出力する高周波受信回路210と、高周波受信回路210から送出されるエリア監視信号の有無を検出し、徘徊者が所定エリア内に存在しているか否かを判断する制御回路220と、制御回路220の制御に基づいて、徘徊者が所定エリア内に不在であることを介護者に報知する発報部230と、制御回路220の制御に基づいて、徘徊者が所定エリア内に不在であることを表示するエリア外通報表示灯240と、介護者が徘徊者を伴なって外出するような場合に、受信機200の徘徊監視状態を停止するための信号を制御回路220に送出する監視解除スイッチ250と、受信機200の各回路に電源を供給する電源回路260と、受信機200の通電時に常時点灯している通電表示灯270とを備えている。
【0005】
このような構成の徘徊者監視装置において、発信機100からは高周波電波が間欠的に送信されている。
【0006】
ここで、徘徊者が所定エリア内に存在している場合は、発信機100から間欠的に送信されてくる高周波電波は、受信機200の高周波受信回路210で受信され、高周波受信回路210からエリア監視信号が出力される。そして、制御回路220がエリア監視信号を検出すると、制御回路220は、徘徊者が所定エリア内に存在していると判断し、徘徊者の監視状態を維持するように制御する。
【0007】
一方、徘徊者が所定エリア内に不在である場合は、発信機100から間欠的に送信される高周波電波は、受信機200の高周波受信回路210で受信されず、従って、この場合には、高周波受信回路210から制御回路220へエリア監視信号が送出されないことになる。そうすると、制御回路220によって、徘徊者が所定エリア内に不在であると判断され、制御回路220から不在報知信号が発報部230へ送出され、これにより、発報部230を構成する拡声スピーカから鳴動音が発報され、徘徊者が所定エリア内に不在であることが介護者に報知される。
【0008】
一方、介護者が徘徊者を伴って外出するような場合は、介護者が監視解除スイッチ250の切替接点p1を常開接点p2側に切り替えて、監視解除信号を制御回路220へ送出する。そして、制御回路220が監視解除信号を検出すると、制御回路220によって、徘徊者が介護者の近傍に居ると判断され、制御回路220から監視解除制御信号がエリア外通報表示灯240へ送出され、これにより、エリア外通報表示灯240が消灯され、徘徊者の監視状態が停止される。
【0009】
ところで、このような構成の徘徊者監視装置においては、受信機2を設置するにあたり、発信機1からの高周波電波を受信できる範囲を確認する必要があるが、かかる電波受信範囲を確認する方法としては、徘徊者監視装置を構成する発信機100をエリア外にまで持参し、一定時間経過後に、発報部230の拡声スピーカから鳴動させる方法が知られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような電波受信範囲の確認方法においては、発報部からの発報時間を長くすると、受信機の設定に長時間を要し、これと反対に、発報部からの発報時間を短くすると、発報回数が多くなることから、却って騒音障害となり、また誤発報するおそれがあるという難点があった。
【0011】
本発明は、このような難点を解消するためになされたもので、受信機を設置するにあたり、電波受信範囲の確認を短時間に行ない得る徘徊者監視装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明による徘徊者監視装置は、徘徊者が所持し間欠的に高周波電波を送出する発信機と、高周波電波を受信し、高周波電波を一定の第1の時間以上受信しなかったときに発報する受信機とからなる徘徊者監視装置において、受信機に、発信機からの高周波電波を受信できる範囲を確認するにあたり、発信機から送出された高周波電波を受信機で受信する都度、短時間消灯する通電表示灯を備えたことにより前記確認を容易にし、通電表示灯の消灯制御を停止する切替器を設けたことを特徴としている。
【0013】
また、本発明の徘徊者監視装置は、前記受信機に電源供給する電源回路の電源供給が遮断され、その後復帰したときリセット信号を出力し、リセット信号が入力されることにより切替器を通電表示灯の消灯制御に復帰させるための電源リセット回路を備えたことを特徴としている。
【0014】
これらの本発明の徘徊者監視装置によれば、発信機から送出された高周波電波を受信機で受信する都度、通電表示灯が短時間消灯することから、高周波電波の受信可能範囲を短時間で確認することができる。
【0015】
また、本発明の徘徊者監視装置は、徘徊者が所持し間欠的に高周波電波を送出する発信機と、高周波電波を受信し、高周波電波を一定の第1の時間以上受信しなかったときに発報する受信機とからなり、発信機からの高周波電波を受信できる範囲を確認するにあたり、一定の第1の時間より短い第2の時間で発報するように設定可能な徘徊者監視装置において、前記設定で第2の時間に設定したときに、その設定された短い時間より更に短い第3の時間で短時間点灯し、第2の時間後に点滅して発報するエリア外通報表示灯を備えたことを特徴としている。
【0016】
本発明の徘徊者監視装置によれば、短い時間で短時間点灯し、所定時間経過後に点滅するエリア外通報表示灯を備えていることから、前述の発明よりも、より一層短い時間で、高周波電波の受信可能範囲を確認することができる。
【0017】
更に、本発明の徘徊者監視装置は、発信機からの高周波電波を受信機で受信しなくなっても受信機で発報しないように監視解除設定する監視解除スイッチを設け、第2の時間で発報するように設定中で、かつ監視解除中には、発信機からの高周波電波を受信しないときに第3の時間経過する都度短時間点灯するエリア外通報表示灯を備えたことを特徴としている。
【0018】
本発明の徘徊者監視装置によれば、発信機からの高周波電波を受信しないときに第3の時間経過する都度、短時間点灯するエリア外通報表示灯受信機を備えていることから、前述の発明よりも、更に短い時間で、高周波電波の受信可能範囲を確認することができ、また、発報部から鳴動音が発報されないことから、設定作業者は騒音の影響を受けずに高周波電波の受信範囲を確認することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による徘徊者監視装置の好ましい実施例を、図面を参照して詳述する。
【0020】
図1は、本発明による徘徊者監視装置の一実施例を示すブロック図を示している。同図において、本発明の徘徊者監視装置は、徘徊者が所持する発信機1と、介護者側に設置される受信機2とを備えている。
【0021】
受信機2は、発信機1から送出される高周波電波を受信して信号を出力する高周波受信回路21と、高周波受信回路21から送出されるエリア監視信号の有無を検出し、徘徊者がエリア内に存在するか否かを判断する制御回路22と、制御回路22の制御に基づいて、徘徊者が所定エリア内に不在であることを介護者に報知する発報部23と、制御回路22の制御に基づいて、徘徊者が所定エリア内に不在であることを表示するエリア外通報表示灯24と、介護者が徘徊者を伴なって外出するような場合に、受信機2の徘徊監視状態を停止するための信号を制御回路22に送出する監視解除スイッチSW2と、受信機2の各回路に電源を供給する電源回路26と、受信機2の通電時は常時点灯し、発信機1から送出された高周波電波を受信機2で受信する都度、短時間消灯する通電表示灯27と、通電表示灯27を点灯・短時間消灯制御するトランジスタTrと、受信機2の通電表示灯27の消灯制御を停止する切替器SW1と、電源回路26が遮断され、その後復帰したときに、切替器SW1に消灯制御を停止するリセット信号を出力する電源リセット回路25と、所定時間経過するとオン状態を呈する第1〜第3のタイマー回路28a〜28cと、第1、第2のOR回路OR1、OR2と、第1〜第3のタイマー回路28a〜28cを連動して切替える設定スイッチSW3とを備えている。
【0022】
ここで、高周波受信回路21は、制御回路22に接続され、この制御回路22は、それぞれ、発報部23および第2のOR回路OR2の入力側に接続され、この第2のOR回路OR2の出力側には、エリア外通報表示灯24が接続されている。
【0023】
また、制御回路22は、トランジスタTrのベース側に接続され、このトランジスタTrのコレクタ側は通電表示灯27に接続され、エミッタ側は接地されている。一方、電源回路26は、電源リセット回路25を介して切替器SW1に接続され、この切替器SW1の常開接点a1(以下、「第1の常開接点a1」という。)は通電表示灯27に接続され、切替接点b1(以下、「第1の切替接点b1」という。)は接地されている。
【0024】
更に、制御回路22は、それぞれ、監視解除スイッチSW2の一方のメーク接点c1(以下、「第1のメーク接点c1」という。)、第1、第2のタイマー回路28a,28bの入力側および第1のOR回路OR1の入力側に接続され、第1のタイマー回路28aの出力側は、設定スイッチSW3の一方の常閉接点d1(以下、「第1の常閉接点d1」という。)に、第2のタイマー回路28bの出力側は、設定スイッチSW3の一方の常開接点a2(以下、「第2の常開接点a2」という。)に、第1のOR回路OR1の出力側は、第3のタイマー回路28cにそれぞれ接続されており、この第3のタイマー回路28cの出力側は、設定スイッチSW3の他方の常開接点a3(以下、「第3の常開接点a3」という。)および第1のOR回路OR1の入力側に接続されている。また、設定スイッチSW3の一方の切替接点b2(以下、「第2の切替接点b2」という。)は、監視解除スイッチSW2の他方のメーク接点c2(以下、「第2のメーク接点c2」という。)に、他方の切替接点b3(以下、「第3の切替接点b3」という。)は、第2のOR回路OR2の入力側にそれぞれ接続されている。
【0025】
次に、このように構成された本発明の徘徊者監視装置の動作について説明する。最初に、通常の使用状態における徘徊者監視装置の動作について述べる。先ず、受信機2の通電時においては、通電表示灯27は常時点灯しており、トランジスタTrのオン・オフに連動して短時間消灯するように設定されている。また、監視解除スイッチSW2はオン状態に設定され、第1のタイマー回路28aは、一定の第1の時間T1、例えば、32秒を経過するとタイムオーバー信号を制御回路22に出力する。
【0026】
一方、発信機1からは、図2(a)に示すように、例えば、4秒間隔で高周波電波が間欠的に送信されており、この間欠的に送信される高周波電波は、図2(b)に示すように、受信機2の高周波受信回路21で受信され、高周波受信回路21からエリア監視信号が出力される。そして、制御回路22がエリア監視信号を検出すると、制御回路22は、発信機1が所定エリア内に存在していると判断し、制御回路22から消灯制御信号を出力する。この消灯制御信号によりトランジスタTrがオフ状態を呈し、図2(c)に示すように、通電表示灯27が一瞬消灯(以下、「短時間消灯」という。)する。
【0027】
ここで、受信機2の高周波受信回路21が、一定の第1の時間T1(例えば、32秒)経過しても発信機1からの高周波電波を受信しない場合においては、第1のタイマー回路28aからタイムオーバー信号を制御回路22に出力する。そうすると、制御回路22によって、発信機1が所定エリア内に存在していないと判断され、制御回路22から不在報知信号が発報部23へ送出され、これにより、図2(d)に示すように、発報部23を構成する拡声スピーカから鳴動音が発報され、発信機1が所定エリア内に不在であることが設定作業者に報知される。なお、高周波電波の受信によって制御回路22から第1のタイマー回路28aに第1のリセット信号R1が送出されると、この第1のリセット信号R1により、第1のタイマー回路28aがゼロにリセットされ、再びタイムカウントを開始する。
【0028】
以上の通電表示灯27を備える徘徊者監視装置においては、通電表示灯27における短時間消灯を確認することにより、高周波電波の受信範囲を確認することができる。
【0029】
次に、切替器SW1の切替操作により第1の常開接点a1が閉成されると、トランジスタTrのオン・オフに関係なく、通電表示灯27が常時点灯する。また、電源回路26の電源供給の遮断後この電源回路26を復帰すると、電源リセット回路25からリセット信号が出力され、このリセット信号が切替器SW1に入力される。これにより、切替器SW1の第1の常開接点a1が開成され、この第1の常開接点a1の開成により、トランジスタTrのオン・オフに連動して、通電表示灯27が点灯・短時間消灯することになる。
【0030】
以上の切替器SW1を備える徘徊者監視装置においては、受信機設置後において、通電表示灯27の短時間消灯を不快と感ずる使用者は、当該切替器SW1を切替操作するのみで、この不快感を解消することができる。また、電源リセット回路25を備える徘徊者監視装置においては、使用者が切替器SW1の切替操作を忘れ、かつ通電表示灯27の短時間消灯の停止状態を維持した状態で受信機2の設置位置を変更した場合において、通電表示灯27の短時間消灯の動作状態が復旧することで、使用者が自動的に受信機2の受信範囲が変化していることを確認することができる。
【0031】
続いて、発信機が所定エリア内に存在しない場合における受信機の動作を確認するための、いわゆるテスト状態における徘徊者監視装置の動作について述べる。
【0032】
先ず、監視解除スイッチSW2をオンすると共に、設定スイッチSW3を操作して、第2の常開接点a2および第3の常開接点a3を閉成する。これにより、第2のタイマー回路28bは、第2の時間T2、例えば、16秒を経過するとタイムオーバー信号を制御回路22に出力し、また、第3のタイマー回路28cは、第3の時間T3、例えば、8秒を経過するとタイムオーバー信号を制御回路22に出力する。
【0033】
このように設定された徘徊者監視装置においては、第3の時間T3(例えば8秒)を経過しても、高周波電波を受信しないため、第3のタイマー回路28cからタイムオーバー信号がテスト表示信号としてエリア外通報表示灯24へ送出され、これにより、図2(f)に示すように、エリア外通報表示灯24が一瞬点灯(以下、「短時間点灯」という。)する。また、第2の時間T2の経過後にエリア外通報表示灯24が点滅する。更に、これと共に、制御回路22からテスト表示信号が発報部23へ送出され、これにより、図2(e)に示すように、発報部23を構成する拡声スピーカから鳴動音が発報され、発信機1が所定エリア内に不在であることが設定作業者に報知される。なお、高周波電波の受信によって制御回路22から第2、第3のタイマー回路28b、28cに第2、第3のリセット信号R2、R3が送出されと、この第2、第3のリセット信号R2、R3により、第2、第3のタイマー回路28b、28cがそれぞれゼロにリセットされ、それぞれ再びタイムカウントを開始する。
【0034】
以上のテスト状態における徘徊者監視装置においては、第1の時間T1よりも短い第2の時間T2で発報を確認でき、また、第2の時間T2よりも更に短い第3の時間T3でエリア外通報表示灯24の短時間点灯を確認できることから、前述の通常状態における徘徊者監視装置よりも、より一層短時間で高周波電波の受信範囲を確認することができる。
【0035】
最後に、監視解除状態における徘徊者監視装置の動作について述べる。
【0036】
先ず、監視解除スイッチSW2をオフして、監視解除モードに設定する。次に、設定スイッチSW3を操作して、第2の常開接点a2および第3の常開接点a3を閉成する。これにより、第3のタイマー回路28cは、一定の第3の時間T3、例えば、8秒を経過するとタイムオーバー信号を制御回路22に出力する。この場合、監視解除スイッチSW2がオフ状態に設定されていることから、第2のタイマー回路28bは動作しないことなる。
【0037】
このように設定された徘徊者監視装置においては、受信機2の高周波受信回路21が、第3の時間T3経過しても、発信機1からの高周波電波を受信しないため、第3のタイマー回路28cからタイムオーバー信号がテスト表示信号として第2のOR回路OR2へ送出されると共にループ回路を経由して第1のOR回路OR1へ送出される。そして、第2のOR回路OR2から、テスト表示信号がエリア外通報表示灯24に入力されてエリア外通報表示灯24が短時間点灯し、また、第1のOR回路OR1から、テスト表示信号が第3のタイマー回路28cに入力されて第3のタイマー回路28cがゼロにリセットされ、再びタイムカウントを開始する。これにより、図2(g)に示すように、エリア外通報表示灯24が第3の時間T3を経過する都度短時間点灯する。また、この場合、制御回路22からテスト表示信号が発報部23へ送出されないことから、発報部23を構成する拡声スピーカから鳴動音は発報されないことになる。なお、高周波電波の受信によって制御回路22から第2、第3のタイマー回路28b、28cに第2、第3のリセット信号R2、R3が送出されると、この第2、第3のリセット信号R2、R3により、第2、第3のタイマー回路28b、28cがゼロにリセットされ、再びタイムカウントを開始する。
【0038】
以上の監視解除状態における徘徊者監視装置においては、エリア外通報表示灯24の短時間点灯を確認することで、第2の時間T2よりも更に短い時間T3で高周波電波の受信範囲を確認することができる。また、発報部23から鳴動音が発報されないことから、設定作業者は騒音の影響を受けずに高周波電波の受信範囲を確認することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の徘徊者監視装置によれば、通電表示灯の短時間消灯を確認することで、高周波電波の受信範囲を確認することができる。また、テストモード状態における徘徊者監視装置においては、エリア外通報表示灯の短時間点灯を確認することで、第1の時間T1よりも短い第2の時間T2で高周波電波の受信範囲を確認することができる。更に、監視解除状態における徘徊者監視装置においては、エリア外通報表示灯の短時間点灯を確認することで、第2の時間T2よりも更に短い第3の時間T3で、高周波電波の受信可能範囲を確認することができる上、騒音の影響を受けずに高周波電波の受信可能範囲を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による徘徊者監視装置の一実施例を示すブロック図。
【図2】 図2(a)は本発明における発信機から送出される高周波電波の波形図、図2(b)は本発明における受信機で受信される高周波電波の波形図、図2(c)は本発明の通電表示灯における短時間消灯の状況を示す波形図、図2(d)は本発明の受信機の通常状態における発報部の発報状況を示す波形図、図2(e)は本発明の受信機のテスト状態における発報部の発報状況を示す波形図、図2(f)は本発明のエリア外通報表示灯における短時間点灯の状況を示す波形図、図2(g)は本発明のエリア外通報表示灯における短時間点灯の状況を示す信号の波形図
【図3】 従来の徘徊者監視装置のブロック図。
【符号の説明】
1……発信機
2……受信機
24……エリア外通報表示灯
25……電源リセット回路……
26……電源回路
27……通電表示灯
SW1……切替器
SW2……監視解除スイッチ
T1……一定の第1の時間
T2……T1より短い第2の時間
T3……T2より更に短い第3の時間
Claims (2)
- 徘徊者が所持し間欠的に高周波電波を送出する発信機(1)と、前記高周波電波を受信し、前記高周波電波を一定の第1の時間(T1)以上受信しなかったときに発報する受信機(2)とからなる徘徊者監視装置において、
前記受信機に、前記発信機からの前記高周波電波を受信できる範囲を確認するにあたり、前記発信機から送出された前記高周波電波を前記受信機で受信する都度、短時間消灯する通電表示灯(27)を備えたことにより前記確認を容易にし、前記通電表示灯の消灯制御を停止する切替器(SW1)を設けたことを特徴とする徘徊者監視装置。 - 前記受信機に電源供給する電源回路(26)の電源供給が遮断され、その後復帰したときリセット信号を出力し、前記リセット信号が入力されることにより前記切替器を前記通電表示灯の消灯制御に復帰させるための電源リセット回路(25)を備えたことを特徴とする請求項1記載の徘徊者監視装置。
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