JP4684145B2 - 携帯電話機及び電話通信制御システム - Google Patents

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本発明は、無線LANのアクセスポイントを経由した無線IP電話通信を行うためのIP内線電話機能と、携帯電話回線を経由した外線電話機能を備える携帯電話機、及び、前記携帯電話機による無線IP電話通信の通信制御を行う電話通信制御システムに関する。
携帯電話機には、無線LANのアクセスポイントを経由した無線IP電話通信を行うためのIP内線電話機能と携帯電話回線を経由した外線電話機能を備えたものがあり、IP内線電話機能を利用する際に使用する内線電話番号と外線電話機能を利用する際に使用する外線電話番号とを備えている。携帯電話機が備える電話帳は、一般的に1つの相手先に対し複数の電話番号が登録可能であり、IP内線電話機能と外線電話機能を備えた携帯電話機の使用者は、電話帳に内線電話番号と外線電話番号が登録されている相手先に発信する場合、電話帳に登録された複数の電話番号から一つの電話番号を選択して発信する。
携帯電話機に係る技術としては、例えば、GPS(Global Positioning System)を用いることにより、携帯電話機の位置を特定し、位置情報に基づいて各種機能設定の自動切り換えを行う携帯電話機がある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2004−72313号公報 特開2003−209884号公報
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に記載の携帯電話機は、IP内線電話機能を備えるものではなく、IP内線電話機能及び外線電話機能の両方を備える携帯電話機における機能選択を支援することは困難である。
従来、IP内線電話機能と外線電話機能を備えた携帯電話機の使用者は、IP内線電話機能と外線電話機能を備えた相手先電話機に発信する場合、IP内線電話機能及び外線電話機能が使用可能であるか否かを電波状況等から判断した上で、電話帳に登録されている内線電話番号と外線電話番号の何れかを手動で選択する必要があり、相手先電話機への発信に手間がかかっていた。尚、一般に、外線電話機能を利用して電話通信を行うよりIP内線電話機能を利用して電話通信を行う方が安価であるため、IP内線電話機能が使用可能な場合にはIP内線電話機能を利用して電話通信を行い、IP内線電話機能が使用不能な場合には外線電話機能を利用して電話通信を行っている。
また、例えば、企業等において社員(契約社員等を含む)等にIP内線電話機能と外線電話機能を備える携帯電話機を配布し、社内で該携帯電話機のIP内線電話機能を使用可能にするための電話通信制御システムを構築する場合、該携帯電話機内にセキュリティ上社外での利用を制限する必要がある個人情報や企業情報等が登録される場合が考えられる。従来、セキュリティ上利用を制限する必要がある情報については、各情報にパスワードを設定する等していた。しかしながら、例えば、携帯電話機を社外へ持ち出す際にパスワードを設定する場合には、パスワードの設定は手動で行うため、パスワードの設定を失念する虞があり、セキュリティ上の確実性を担保することが困難であった。また、セキュリティ上の確実性を担保するためにパスワードを常時設定する場合には、社内においても各情報を閲覧する毎にパスワードを入力しなければならず、利便性に問題があった。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、IP内線電話機能と外線電話機能を備えた携帯電話機における機能選択に係る手間を省力化できる携帯電話機を提供する点にある。また、該携帯電話機のIP内線電話機能を使用可能な無線IP電話通信エリア内外への移動に対応して各種機能の切り替えを支援する電話通信制御システムを提供する。
上記目的を達成するための本発明に係る携帯電話機は、無線LANのアクセスポイントを経由した無線IP電話通信を行うためのIP内線電話機能と、携帯電話回線を経由した外線電話機能を備える携帯電話機であって、前記アクセスポイントとの通信に基づいて、前記アクセスポイントによって規定される無線IP電話通信エリア内外への移動、つまり、無線IP電話通信エリア内から無線IP電話通信エリア外への移動またはその逆の移動を認識するエリア認識手段と、前記エリア認識手段において前記無線IP電話通信エリア内外への移動が認識された場合に、所定の記憶領域に記憶された機能設定ルールに基づいて機能設定を変更する機能設定変更手段と、を備え、前記機能設定変更手段は、前記エリア認識手段が前記無線IP電話通信エリア外への移動を認識した際に、前記記憶領域に記憶された情報の内、前記無線IP電話通信エリア外での公開を制限した非公開情報或いは特定の利用者以外の利用者に対する公開を禁止した非公開情報の利用を制限することを第1の特徴とする。
上記特徴の携帯電話機によれば、IP内線電話機能を備える携帯電話機において、IP内線電話機能が使用可能な無線IP電話通信エリア内外への移動を認識して当該エリアに応じた機能設定に自動的に変更することができる。これによって、IP内線電話機能を備える携帯電話機における設定変更にかかる手間を省力化することが可能になる。
更に、上記特徴の携帯電話機によれば、無線IP電話通信エリア外への移動を認識した場合に非公開情報の利用を自動的に制限するので、使用者が特に意識することなくセキュリティ上の安全をより適切に担保することが可能になる。例えば、企業等において、無線IP電話通信エリアを社内とみなし、無線IP電話通信エリア外に移動したときに社外に移動したと判定して、社外秘情報を非公開情報として閲覧を自動的に制限することで、パスワードの設定や入力等の手間をかけることなく、個人情報や企業情報等の非公開情報の漏洩等を適切に防止することが可能になる。
上記特徴の本発明に係る携帯電話機は、前記機能設定変更手段は、前記エリア認識手段が前記無線IP電話通信エリア内であることを認識した場合に内線電話番号と外線電話番号を備える相手先電話機に発信するときは、自動的に前記内線電話番号を選択し、前記エリア認識手段が前記無線IP電話通信エリア外であることを認識した場合に前記相手先電話機に発信するときは、自動的に前記外線電話番号を選択することを第2の特徴とする。
ここで、内線電話番号は無線LAN経由のIP内線電話の電話番号で、外線電話番号は携帯電話回線経由の外線電話の電話番号である。
上記特徴の携帯電話機によれば、IP内線電話機能を使用可能な無線IP電話通信エリアであるか否かを判定し自動的に相手先電話機の内線電話番号と外線電話番号の何れかを選択するので、使用者の電話番号選択にかかる手間を省力化することができる。これによって、本発明に係る携帯電話機の使用者は、特に意識することなく適切な電話機能を利用して相手先電話機に発信することができる。
上記目的を達成するための本発明に係る電話通信制御システムは、IP内線電話機能を備えた携帯電話機による無線LANのアクセスポイントを経由した無線IP電話通信の通信制御を行う電話通信制御システムであって、前記アクセスポイントと前記携帯電話機との通信に基づいて、前記携帯電話機が前記アクセスポイントによって規定される無線IP電話通信エリア内外へ移動したことを認識する携帯電話機認識手段と、前記携帯電話機認識手段において前記携帯電話機の前記無線IP電話通信エリア内外への移動が認識された場合に、前記無線LANに接続された前記携帯電話機以外の所定の機器の機能設定を前記機器に固有の設定ルールに基づいて変更する機能設定変更手段と、を備えることを第1の特徴とする。
上記特徴の電話通信制御システムによれば、IP内線電話機能を備えた携帯電話機の無線IP電話通信エリア内外への移動を認識して、無線LANに接続された所定の機器の機能設定を自動的に変更することができる。これによって、例えば、所定の携帯電話機が所定の無線IP電話通信エリアにいる場合にのみ当該無線IP電話通信エリアにある当該携帯電話機の使用者の利用するパーソナルコンピュータが使用可能になるように構成することで、企業等で設置したコンピュータを意図しない利用者が使用するのを防止することが可能になり、個人情報や企業情報等の非公開情報の漏洩や流出等に対する安全性を高めることが可能になる。
上記目的を達成するための本発明に係る電話通信制御システムは、上記第1の特徴または第2の特徴の携帯電話機による無線LANのアクセスポイントを経由した無線IP電話通信の通信制御を行う電話通信制御システムであって、前記アクセスポイントと前記携帯電話機との通信に基づいて、前記携帯電話機が前記アクセスポイントによって規定される無線IP電話通信エリア内外へ移動したことを認識する携帯電話機認識手段と、前記携帯電話機認識手段において前記携帯電話機の前記無線IP電話通信エリア内外への移動が認識された場合に、前記携帯電話機毎に前記無線IP電話通信エリア内外への移動を記憶する記憶手段と、を備えることを第2の特徴とする。

上記特徴の電話通信制御システムによれば、IP内線電話機能を備えた携帯電話機の無線IP電話通信エリア内外への移動を記録することができ、これによって、携帯電話機の移動状況から携帯電話機の利用者の移動状況を記録することが可能になる。
以下、本発明に係る携帯電話機及び電話通信制御システムの実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明に係る携帯電話機及び電話通信制御システムの構成について図1を基に説明する。本実施形態では、図1に示すように、所定の企業において該企業に所属する社員(契約社員等を含む)等に対し無線LAN5のアクセスポイント3を経由した無線IP電話通信を行うためのIP内線電話機能と、携帯電話回線を経由した外線電話機能を備える携帯電話機1を配布し、該企業内に該携帯電話機1による無線IP電話通信の通信制御を行う電話通信制御システム2を構築する場合について説明する。
携帯電話機1は、図1に示すように、本来の携帯電話機能に追加してアクセスポイント3とIP内線電話通信を含む無線データ通信を行うための通信インターフェース10、アクセスポイント3との通信に基づいて無線IP電話通信エリア内外への移動を認識するエリア認識手段11、及び、エリア認識手段11において無線IP電話通信エリア内外への移動が認識された場合に、所定の記憶領域13に記憶された機能設定ルールに基づいて機能設定を変更する機能設定変更手段12を備えて構成される。ここで、携帯電話機1は、無線IP電話通信における発着信に係る機能(IP内線電話機能)として、後述する電話通信制御システム2の携帯電話機認識手段21に設置されたHA(Home Agent)に、アクセスポイントを移動する毎に位置登録を行う機能を備えている。
携帯電話機1は、また、携帯電話機本来の機能(外線電話機能)として、携帯電話基地局との通信に基づいて、接続可能な携帯電話基地局を特定する機能を備えている。具体的には、本実施形態では、携帯電話機1は、非通話時に基地局が発信する電波の電界強度を常時測定して電界強度のより強い携帯電話基地局を選択し、発信時には選択した携帯電話基地局に接続する。尚、携帯電話機1は、発信に利用する携帯電話基地局が切り替わった場合、即ち、携帯電話基地局によって規定される携帯電話通信エリア(セル)を移動した場合、自動的に制御局に設置されたHLR(Home Location Register)というデータベースに位置登録情報を記憶する位置登録を行う。電話通信事業者は、該電話通信事業者が管理する携帯電話機1に対する接続要求があった場合、HLRに登録された携帯電話機1の位置登録情報に基づいて携帯電話機1がどの携帯電話基地局の携帯電話通信エリアにあるかを特定し、特定された携帯電話基地局から携帯電話機1の呼び出しを行う。
更に、携帯電話機1は、不揮発性半導体メモリ等の記憶装置を備えており、本実施形態では、電話帳、スケジュール、メモ帳、写真データ、アプリケーションソフトウェア、インターネットに接続可能な場合のURL(Uniform Resource Locator)のブックマーク等を記憶装置内の所定の記憶領域13に記憶可能に構成されている。電話帳は、相手先電話機毎に複数の電話番号を登録可能に構成されている。
エリア認識手段11は、アクセスポイント3との通信に基づいて、アクセスポイント3によって規定される無線IP電話通信エリア内外への移動を認識する。尚、本実施形態では、無線IP電話通信エリアAがアクセスポイント毎に規定されている場合を想定して説明する。エリア認識手段11は、アクセスポイント3を各別に識別して、どの無線IP電話通信エリアAにいるかを認識する。エリア認識手段11は、接続可能なアクセスポイント3が複数ある場合には、アクセスポイント3の発信する電波の電界強度等から利用するアクセスポイント3を選択し、選択したアクセスポイント3によって規定される無線IP電話通信エリアAにいると判定する。
機能設定変更手段12は、エリア認識手段11において無線IP電話通信エリア内外への移動が認識された場合に、所定の記憶領域13に記憶された機能設定ルールに基づいて機能設定を変更する。ここでは、機能設定変更手段12は、エリア認識手段11において無線IP電話通信が可能ではないエリアから無線IP電話通信エリアAの何れかに移動したと認識されたとき、及び、無線IP電話通信エリアから無線IP電話通信が可能ではないエリアに移動したと認識されたときに、携帯電話機1の機能設定の変更を行う。
本実施形態の機能設定変更手段12は、エリア認識手段11が無線IP電話通信エリア内であることを認識した場合に内線電話番号と外線電話番号を備える相手先電話機に発信するときは、自動的に内線電話番号を選択し、エリア認識手段11が無線IP電話通信エリア外であることを認識した場合に相手先電話機に発信するときは、自動的に外線電話番号を選択する。ここで、本実施形態では、電話帳に内線電話番号と外線電話番号が登録されている相手先電話機に発信する場合に、自動的に電話番号の選択を行う。電話帳に登録されている電話番号が、内線電話番号であるか外線電話番号であるかの識別は、電話番号の桁数によって判断する。尚、内線電話番号であるか外線電話番号であるかの識別は、内線電話番号であるか外線電話番号であるかを電話帳の登録時に指定させ、指定に従って識別するように構成しても良いし、一定の電話番号識別ルール(例えば、所定の市外局番を有する、特定の数字列を含む等)に基づいて識別するように構成しても良い。
機能設定変更手段12は、また、エリア認識手段11が無線IP電話通信エリア外への移動を認識した際に、記憶領域13に記憶された情報の内、無線IP電話通信エリア外での公開を制限した非公開情報或いは特定の利用者以外の利用者に対する公開を禁止した非公開情報の利用を制限する。ここでの特定の利用者は、電話通信制御システム2が構築されている企業等に所属する携帯電話機1の利用者であり、非公開情報は、電話帳やスケジュール、メモ帳等に登録された個人情報及び企業情報である。非公開情報の利用制限機能としては、例えば、電話帳やスケジュール、メモ帳等を使用不能或いはパスワード入力なしでは使用不能にする機能、または、電話帳やスケジュール、メモ帳等に記録された情報の全部または一部を使用不能(全部非表示または一部非表示)にする機能、または、記録された情報を利用者しか利用できないように暗号化して書き換えて表示する機能等が考えられる。非公開情報の無線IP電話通信エリア外での利用を自動的に制限することにより、盗難や紛失の際にも非公開情報の漏洩等を効果的に防止することができる。
電話通信制御システム2は、図1に示すように、無線LAN5に接続してデータ通信を行うための通信インターフェース20、アクセスポイント3と携帯電話機1との通信に基づいて、携帯電話機1がアクセスポイント3によって規定される無線IP電話通信エリアA内外へ移動したことを認識する携帯電話機認識手段21、携帯電話機認識手段21において携帯電話機1の無線IP電話通信エリアA内外への移動が認識された場合に、無線LAN5に接続された所定の機器の機能設定を機器に固有の設定ルールに基づいて変更する機能設定変更手段22、及び、携帯電話機認識手段21において携帯電話機1の無線IP電話通信エリアA内外への移動が認識された場合に、携帯電話機1毎に無線IP電話通信エリアA内外への移動を記憶する記憶手段23を備える。
携帯電話機認識手段21は、アクセスポイント3と携帯電話機1との通信に基づいて、携帯電話機1がアクセスポイント3によって規定される無線IP電話通信エリアA内外へ移動したことを認識する。本実施形態の携帯電話機認識手段21は、携帯電話機1の現在位置を示す位置登録情報を管理するHAを備えている。本実施形態では、携帯電話機認識手段21は、HAに記憶された携帯電話機1の位置登録情報が更新されたときに、位置登録情報に基づいて携帯電話機1の移動を認識する。本実施形態の携帯電話機認識手段21は、携帯電話機1が無線IP電話通信エリアにあるときは、無線LAN5に接続された複数のアクセスポイント3の内、どのアクセスポイント3によって規定される無線IP電話通信エリアAにいるかを認識する。
機能設定変更手段22は、携帯電話機認識手段21において携帯電話機1の無線IP電話通信エリアA内外への移動が認識された場合に、無線LAN5に接続された所定の機器の機能設定を機器に固有の設定ルールに基づいて変更する。本実施形態では、所定の機器として無線LAN5に接続された当該携帯電話機の使用者の利用するパーソナルコンピュータ4を想定し、携帯電話機1の無線IP電話通信エリアA内外への移動に応じてパーソナルコンピュータ4の表示画面を切り替える場合を例に説明する。尚、ここでは、携帯電話機1が、無線IP電話通信エリアの内、パーソナルコンピュータ4が設置されている無線IP電話通信エリアA内外に移動した場合にパーソナルコンピュータ4の表示画面を切り替える。携帯電話機1が無線IP電話通信エリアA内へ移動したことが携帯電話機認識手段21によって認識されると、機能設定変更手段22は、パーソナルコンピュータ4の表示画面に、電話通信制御システム2の構築された企業に所属する利用者にのみ閲覧を許可した掲示板を表示する。携帯電話機1が無線IP電話通信エリアA外へ移動したことが携帯電話機認識手段21によって認識されると、機能設定変更手段22は、パーソナルコンピュータ4の表示画面に表示されたショートカットの内、前記企業に所属する利用者以外の利用者に対して利用が禁止されたショートカットを表示画面に表示しないようにする。
記憶手段23は、携帯電話機認識手段21において携帯電話機1の無線IP電話通信エリア内外への移動が認識された場合に、携帯電話機1毎に無線IP電話通信エリア内外への移動を記憶する。本実施形態では、携帯電話機1が任意の無線IP電話通信エリア内に移動した場合に携帯電話機1の利用者が社内に移動したとみなし、携帯電話機1が無線IP電話通信エリア外(無線IP電話通信が可能ではないエリア)に移動した場合に携帯電話機1の利用者が社外に移動したとみなすことで、携帯電話機1の使用者(社員等)の出退勤を管理する。具体的には、携帯電話機1の端末番号、無線IP電話通信エリア内への移動と無線IP電話通信エリア外への移動とを区別するフラグ情報、移動時刻を携帯電話機1別に記憶する。これにより、例えば、集計期間(例えば1ヶ月)毎に携帯電話機1の無線IP電話通信エリア内外への移動を集計することにより、各集計期間における使用者の出退勤を管理できる。
〈別実施形態〉
〈1〉上記実施形態では、携帯電話機1のエリア認識手段11及び電話通信制御システム2の携帯電話機認識手段21において、アクセスポイント3を各別に識別してアクセスポイント3毎に無線IP電話通信エリアAを規定したが、これに限るものではなく、アクセスポイント3を各別に識別せずに、無線IP電話通信が可能な領域全体を1つの無線IP電話通信エリアとして規定しても良い。
〈2〉上記実施形態では、電話通信制御システム2の機能設定変更手段22が、パーソナルコンピュータ4の表示画面を切り替える場合について説明したが、これに限るものではなく、機能設定を変更する機器は、無線LAN5に接続された任意の機器であれば良い。設定ルールは、機器の属性に応じて設定する。
〈3〉上記実施形態では、無線LAN5に接続された所定の機器として、無線LAN5に直接接続されたパーソナルコンピュータ4を例に説明したが、これに限るものではなく、無線LAN5に接続されたアクセスポイント3と無線通信可能に構成されたパーソナルコンピュータ等であっても良い。
〈4〉上記実施形態では、無線IP電話通信エリア内外への移動が認識された場合に携帯電話機1等の機能設定を変更する場合について説明したが、更に、携帯電話基地局によって規定される携帯電話通信エリア内外への移動(所定の携帯電話通信エリアから他の携帯電話通信エリアへの移動を含む)が認識された場合にも機能設定を変更するように構成しても良い。
本発明に係る携帯電話機及び本発明に係る電話通信制御システムの概略構成を示す概略ブロック図
符号の説明
1 本発明に係る携帯電話機
2 本発明に係る電話通信制御システム
3 アクセスポイント
4 パーソナルコンピュータ
5 無線LAN
10 通信インターフェース
11 エリア認識手段
12 機能設定変更手段
13 記憶領域
20 通信インターフェース
21 携帯電話機認識手段
22 機能設定変更手段
23 記憶手段
A 無線IP電話通信エリア

Claims (4)

  1. 無線LANのアクセスポイントを経由した無線IP電話通信を行うためのIP内線電話機能と、携帯電話回線を経由した外線電話機能を備える携帯電話機であって、
    前記アクセスポイントとの通信に基づいて、前記アクセスポイントによって規定される無線IP電話通信エリア内外への移動を認識するエリア認識手段と、
    前記エリア認識手段において前記無線IP電話通信エリア内外への移動が認識された場合に、所定の記憶領域に記憶された機能設定ルールに基づいて機能設定を変更する機能設定変更手段と、を備え
    前記機能設定変更手段は、前記エリア認識手段が前記無線IP電話通信エリア外への移動を認識した際に、前記記憶領域に記憶された情報の内、前記無線IP電話通信エリア外での公開を制限した非公開情報或いは特定の利用者以外の利用者に対する公開を禁止した非公開情報の利用を制限することを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記機能設定変更手段は、前記エリア認識手段が前記無線IP電話通信エリア内であることを認識した場合に内線電話番号と外線電話番号を備える相手先電話機に発信するときは、自動的に前記内線電話番号を選択し、前記エリア認識手段が前記無線IP電話通信エリア外であることを認識した場合に前記相手先電話機に発信するときは、自動的に前記外線電話番号を選択することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  3. IP内線電話機能を備えた携帯電話機による無線LANのアクセスポイントを経由した無線IP電話通信の通信制御を行う電話通信制御システムであって、
    前記アクセスポイントと前記携帯電話機との通信に基づいて、前記携帯電話機が前記アクセスポイントによって規定される無線IP電話通信エリア内外へ移動したことを認識する携帯電話機認識手段と、
    前記携帯電話機認識手段において前記携帯電話機の前記無線IP電話通信エリア内外への移動が認識された場合に、前記無線LANに接続された前記携帯電話機以外の所定の機器の機能設定を前記機器に固有の設定ルールに基づいて変更する機能設定変更手段と、を備えることを特徴とする電話通信制御システム。
  4. 請求項1または2に記載の携帯電話機による無線LANのアクセスポイントを経由した無線IP電話通信の通信制御を行う電話通信制御システムであって、
    前記アクセスポイントと前記携帯電話機との通信に基づいて、前記携帯電話機が前記アクセスポイントによって規定される無線IP電話通信エリア内外へ移動したことを認識する携帯電話機認識手段と、
    前記携帯電話機認識手段において前記携帯電話機の前記無線IP電話通信エリア内外への移動が認識された場合に、前記携帯電話機毎に前記無線IP電話通信エリア内外への移動を記憶する記憶手段と、を備えることを特徴とする電話通信制御システム。
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