JP4683492B2 - 小型電動車両 - Google Patents

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Description

本発明は、小型電動車両に関し、特に、電動機の駆動電源であるバッテリの残存容量の表示装置を有する小型電動車両に関する。
近年、高齢者や身体の不自由な人等が利用しやすいよう、低速走行に適した構造の小型電動車両が普及している。このような小型電動車両において、車両走行時に運転者がバッテリの残存容量を確認することができるように残存容量表示装置を設けたものが知られている(例えば、特開平10−166901号公報参照)。
また、バッテリの充電作業は、充電の安定性や効率を考慮して行われる。例えば、特開平8−182217号公報に記載されているバッテリ充電装置では、充電初期は低電流充電を行い、その後、定電圧充電を行う。そして、このとき、所定の充電時間で安定した充電が行われるように、充電電圧と充電時間をベースに充電が行われ、この充電作業をベースに算出される充電量がバッテリの残存容量として表示される。
一方、車両の運転中は負荷電流の大小、回生ブレーキで発生した回生電流によるバッテリの充電等、変動要因が大きい状態でバッテリは放電される。このため、充電作業時とは異なり、バッテリの電圧と放電電流をベースに残存容量が決定されて表示されることが多い。
特開平10−166901号公報 特開平8−182217号公報
上述のように、充電作業時と運転時とでバッテリ容量の算出方法が異なっているので、充電作業終了時点と運転開始時とでバッテリの残存容量表示に相違が生じることがあり、その相違の原因を理解していない運転者に違和感を生じさせてしまうことになる。
特に、バッテリ充電作業終了時の表示充電容量に対して、運転開始時の電源スイッチ投入時に表示される残存容量の方が大きいと、運転者は表示機器に対して故障を疑うことになり、運転中のバッテリ残容量に不安感を与えてしまう。
また、充電を開始したときに、残量表示された値が、運転時より下がることになり、充電作業の結果にも不信感を生じさせることになる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、充電作業後と運転開始時あるいは運転後と充電開始時とでバッテリの容量表示を一致させることができる表示装置を備えた小型電動車両を提供することにある。
本発明は、車輪を駆動する電動機に電力を供給する車載のバッテリと、該バッテリの残存容量を表示する残存容量表示装置とを有し、充電時のバッテリ残存容量(充電容量)と、使用時つまり放電時のバッテリ残存容量(電池残量)とをそれぞれ異なる算出手段で算出するように構成されている小型電動車両において、バッテリの使用時に、算出された電池残量が充電容量(充電終了時にメモリに保存された算出値)より大きい状態では、充電容量を電池残量に代えて表示し、算出された電池残量が充電容量より小さい状態では、算出された電池残量をそのまま残存容量表示装置に表示するようにした点に第1の特徴がある。
また、本発明は、車輪を駆動する電動機に電力を供給する車載のバッテリと、該バッテリの残存容量を表示する残存容量表示装置とを有し、充電時のバッテリ残存容量(充電容量)と、使用時つまり放電時のバッテリ残存容量(電池残量)とをそれぞれ異なる算出手段で算出するように構成されている小型電動車両において、バッテリの充電動作時に、算出された充電容量が電池残量(バッテリ使用中にメモリに保存された算出値)より小さい状態では、充電容量に代えて電池残量を表示し、算出された充電容量が電池残量より大きい状態では、算出された充電容量そのまま残存容量表示装置に表示するようにした点に第2の特徴がある。
また、本発明は、充電容量算出手段ではバッテリの充電電圧と充電時間とに基づいて充電容量を算出するとともに、電池残量算出手段ではバッテリ電圧と放電電流とに基づいて電池残量を算出するようにした点に第3の特徴がある。
第1の特徴を有する本発明によれば、充電動作から使用状態つまり放電状態に切り替わったときに、切り替え前後で残存量表示が矛盾するのを解消して利用者に違和感を感じさせないようにできる。残存量表示が一致していないときには、算出された充電容量および電池残量のうち低い方に一致させて実際の残存容量より高く表示されることがないようにしているので、運転になんら支障をきたすことはないし、運転継続により、電池残量が少なくなって充電容量の算出値(メモリ値)と一致するようになれば、電池残量をそのまま表示して実際の残存容量と表示とが一致する。なお、充電容量の算出値より電池残量の算出値の方が小さい場合は、充電終了時よりも使用開始時の方が表示が低くなるが、通常に放電した状態と受け取られるので違和感を感じさせない。
第2の特徴によれば、使用状態つまり放電状態から充電動作に切り替わったときに、切り替え前後で残存量表示が矛盾するのを解消して利用者に違和感を感じさせないようにできる。残存量表示が一致していないときには、算出された充電容量および電池残量のうち高い方に一致させて実際の残存容量より低く表示されることがないようにしているので、充電動作時の表示値低下によって充電器への不信感が出るのを防止できる。また、充電が進むに従って、充電容量が多くなって電池残量の算出値(メモリ値)と一致するようになれば、充電容量をそのまま表示して実際の充電容量と表示とが一致する。なお、充電開始時に充電容量の算出値が電池残量の算出値より大きくなったとしても、通常に充電した状態と受け取られるので違和感を感じさせない。
第3の特徴を有する本発明によれば、充電作業時には安定したバッテリ充電状況に適合した充電容量の表示を行うことができ、バッテリの使用状態では、負荷変動に応じて変動する電流値と電流供給時間とをベースにした算出結果を表示することができる。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。図2は本発明の一実施形態に係る小型電動車両の斜視図、図3は側面図である。図2,図3において、小型電動車両1は、主としてパイプからなる車体フレーム2を備える。車体フレーム2は、前端から後下がりに傾斜して延びる前部フレーム2aと、前部フレーム2aの後端から後方に延びる中間フレーム2bと、中間フレーム2bから後上がりに傾斜して延びる後部フレーム2cとからなる。前部フレーム2aの前端部には、後方にやや傾いた支柱3の下端が溶接されている。
前部フレーム2a、中間フレーム2b、後部フレーム2c、および支柱3は、それぞれ、車体の幅方向左右にそれぞれ設けられ、これら左右の各フレームは、車幅方向に延びたサブフレーム4とクロスメンバ5とで互いに連結される。左右一対の中間フレーム2bには、フロアパネル6が掛け渡されて溶接されている。
左右一対の支柱3の間にはハンドルコラム7が配設され、このハンドルコラム7の上部にはハンドル8が設けられる。ハンドルコラム7は支柱3とサブフレーム4とで支持され、図示しないステアリング機構を介して左右一対の前輪9に連結される。後部フレーム2cの上端にはシートフレーム10が溶接され、シートフレーム10の上には搭乗者用のシート11が取り付けられる。
車体後部には左右一対の後輪12が設けられ、後輪12を車体フレームに支持する懸架装置は、後部フレーム2cの後端に設けられた軸受(ブッシュ)13と、この軸受13によって前端部が支持されて上下方向に揺動自在に設けられたリアサスペンションアーム14と、後部フレーム2cの後端で上部が支持された伸縮型のリアダンパ15とを含んでいる。左右一対のリアサスペンションアーム14上には支持台16が溶接されており、支持台16上にパワーユニット17が搭載される。パワーユニット17はモータ18と、モータ18の回転を減速して後輪軸12aに伝達する減速装置19とからなる。なお、後輪軸12aと減速装置19との間には図示しない差動装置が設けられる。
車体フレーム2は、フロントカバー20、レッグシールド21、補助カバー22、フロアパネル23、およびリアカバー24で覆われ、前輪9は個別の可動フェンダ25でカバーされている。
ハンドルコラム7の上部のハンドル8の中央には操作部26と表示パネル27とが設けられる。操作部26には、電源スイッチ26a、制限速度切り換えスイッチ26b、前後進切り換えスイッチ26c、運転モード切り換えスイッチ26d、ウィンカスイッチ26e等が設けられている。表示パネル27の左右にはアクセルレバー28が突出している。アクセルレバー28は搭乗者がハンドル8に手のひらを置いた状態で指を掛けて操作できるように配置される。アクセルレバー28は、手を放した状態では車両前方寄りのニュートラル位置に復帰するように図示しないばねで付勢されており、このばねに抗してアクセルレバー28を手前に回動させると車両が加速される。アクセルレバー28の回動角度は図示しないポテンショメータ等の角度センサ(アクセルセンサ)で検出でき、その検出角度に応じてモータ18に供給する電圧が制御される。
なお、ハンドル8とともにアクセルレバー28を手で握り込んで手前に引き寄せると、モータ18に連結されている電磁ブレーキが作動して車両は緊急停止させることができる。ハンドル8上には、パーキングブレーキレバー8Aが設けられる。パーキングブレーキ8Aは、減速装置19まで延長されるブレーキケーブル8B(一部分のみ図示)を介して、減速装置19に設けられるドラム式ブレーキに接続されている。
後輪12の駆動用電源としてバッテリ29が搭載される。バッテリ29は後部フレーム2cに取り付けたブラケット等、適宜の支持部材で車体フレーム2に搭載される。モータ18は直流ブラシレスモータであり、電磁ブレーキを備える。モータ18を制御する電子制御ユニット(サブECU)は、例えば、バッテリ29に隣接して配置される。
図4は、上記小型電動車両の制御系統図である。この制御系統は、モータ制御部30およびパネル制御部31からなる。モータ制御部30は、モータ18およびモータ18に連結される電磁ブレーキ32を制御するサブECU33を備える。さらにサブECU33には、入力装置としての電源スイッチ26a、シートスイッチ34、アクセルセンサ35、およびホーンスイッチ26d等からの操作情報が入力され、ウィンカランプ36、ヘッドライト37、およびパワーリレー38等へ駆動指令が出力される。
モータ18は回生ブレーキ作動中に発電機として作用する。この回生ブレーキによる発電電流でバッテリ29を充電できるように、サブECU33にバッテリ29が接続されている。また、バッテリ29には、外部の交流電源から供給される電流で充電できるように充電器39を設ける。
パネル制御部31は、メインECU40を備え、メインECU40には、パーキングスイッチ41、握り込みスイッチ42、ウィンカスイッチ26e、前後進スイッチ26c等からの操作情報が入力される。またメインECU40には、車速センサ42による検出情報が入力される。
メインECU40で前記操作情報や検出情報に基づいて処理された結果は、表示パネル27に表示される。表示項目としては、バッテリの残存容量、ウィンカ動作中、充電勧告、および駐車ブレーキ作動中を示す表示等である。
メインECU40およびサブECU33はシリアルバスで接続されてシリアルバスシステムを構成している。
サブECU33は、操作パネル26上に配置される電源スイッチ26aおよびシート11内に設けられるシートスイッチ34がいずれもオンになったときに、アクセルセンサ35つまりアクセルレバー28の操作角度を検出する角度センサの角度を読みとってモータ18および電磁ブレーキ32を制御する。アクセルレバー28が無負荷位置にあるときは、電磁ブレーキ32を作動状態にして小型電動車両1を停車状態に保持する。そして、アクセルレバー28が加速方向に回動されると、電磁ブレーキ32を不作動状態にするとともにモータ18の出力を増大して、小型電動車両1を発進、加速させる。サブECU33は、モータ18の駆動回路として6個のFETからなるブリッジ回路(図示せず)を具備し、PWM制御によってFETのデューティ比を決定してモータ18を駆動する。
次に、バッテリ29の残存容量の表示について説明する。バッテリ29の残存容量は、充電器39を使った充電時と、充電を終了して車両に搭載して使用されている(放電している)時とで、その算出の方法が異なる。充電では安定した電源により充電できるのに対して、使用時には負荷の変動や回生ブレーキによる発電等の影響を受けて、残存容量が安定して変化することがないからである。
まず、充電器39を使って外部電源で充電する場合の残存容量(以下、「充電容量」という)の演算を説明する。充電容量の演算では、最初に、次の二つの式を使用してバッテリ温度に応じて充電完了電圧と充電60%完了電圧を推定する。なお、充電完了電圧は充電動作を終了する電圧(満充電電圧)ではなく、この充電完了電圧からさらに充電動作を継続した後、満充電に至らせる。充電完了電圧は例えば、70%とする。
充電完了電圧VCHG=室温充電完了電圧VRT+0.06×(室温RT−バッテリ温度BT)…(式1)。充電60%完了電圧V60=室温充電60%完了電圧VRT60+0.06×(室温RT−バッテリ温度BT)…(式2)。
充電容量は、充電電圧と、バッテリ電圧が充電完了電圧になってからの時間に応じて算出する。
図5は、外部電源による充電中における充電電圧(充電に使用する電圧)と充電容量の推移を示す図である。充電容量の推移に応じて個別の式で演算される。充電60%完了電圧未満の充電時つまり図5のエリアA1では、式3−1が使用される。
充電容量=60−(60−充電開始時の充電容量)×(充電60%完了電圧−充電電圧)/(充電60%完了電圧−充電開始時の充電電圧)…(式3−1)。
充電60%完了電圧以上かつ充電70%完了電圧未満の充電につまり図5のエリアA2では、式3−2が使用される。
充電容量=60+(充電電圧−充電60%完了電圧)/(充電完了電圧−充電60%完了電圧)×10…(式3−2)。
充電70%完了電圧以上かつ充電80%完了電圧未満の充電につまり図5のエリアA3では、式3−3が使用される。
充電容量=70+(充電完了電圧になってからの経過時間/充電80%完了時間)×10…(式3−3)。
充電80%完了電圧以上かつ充電90%完了電圧未満の充電につまり図5のエリアA4では、式3−4が使用される。
充電容量=80+(充電完了電圧になってからの経過時間−充電80%完了時間)/(充電90%完了時間−充電80%完了時間)×10…(式3−4)。
充電90%完了電圧以上かつ充電100%完了電圧未満の充電につまり図5のエリアA5では、式3−5が使用される。
充電容量=90+(充電完了電圧になってからの経過時間−充電90%完了時間)/(充電100%完了時間−充電90%完了時間)×10…(式3−5)。
図5に示すように、充電電圧は充電容量の増大に応じて上昇させる。そして、充電容量が70%を超えた時点からは充電電圧は一定に保持される。
続いて、放電中のバッテリ29の残存容量(以下、「電池残量」という)の演算について説明する。電池残量はバッテリ電圧に応じて推定する。まず、バッテリ電圧を次式により計算する。
バッテリ電圧VBT=バッテリ電圧VBT+放電電流I×(バッテリ内部抵抗−電源配線抵抗)…(式4)。式4で算出したバッテリ電圧VBTは電池残量に応じて、電池残量が所定値より多い場合は長めに設定した期間の平均値をとり、電池残量が所定値より少ない場合は短めに設定した期間の平均値をとるのがよい。
そして、このバッテリ電圧VBTに基づいて、バッテリ電圧VBTと電池残量との関係を設定したマップを使用して電池残量を推定する。図6は、バッテリ電圧VBTと電池残量との関係を設定したマップの例を示す図である。
上述のようにして計算された充電容量と電池残量とを表示パネル27に表示する際のメインECU40による制御について説明する。図7は、小型電動車両1が走行を開始する際の、バッテリ残存容量の表示値調整の概要に係る充電容量および電池残量の計算値と実際の表示との関係を示す図である。図7(a)に示すように、充電終了時に算出された充電容量が小型電動車両1の走行開始時の電池残量より少ない場合は、記憶されている充電終了時の充電容量を走行開始時に電池残量(表示値)として表示パネル27に表示する。なお、表示値は図示の便宜上、計算値の下方にずらして記載した。そして、走行を開始した後、時間経過と共に、計算された電池残量が充電終了時の充電容量と一致するようになると、その後は、計算された電池残量を表示パネル27に表示する。
一方、図7(b)に示すように、小型電動車両1の走行開始時の電池残量が、記憶されている充電終了時の充電容量より少ない場合は、計算された電池残量を表示パネル27に表示する。つまり表示値と計算された電池残量とは一致している。そして、走行開始後もこの電池残量を表示パネル27に表示する。
図8は、充電開始時のバッテリ残存容量の表示値調整の概要に係る充電容量および電池残量の計算値と実際の表示との関係を示す図である。図8(a)において、充電開始時に計算された充電容量が、走行終了時に記憶されている電池残量より大きい場合は、充電開始時に計算された充電容量を表示パネル27に表示する。つまり、表示値を計算された充電容量と一致させ、大きい方の容量値を表示値とするためである。
一方、図8(b)に示すように、充電開始時に計算された充電容量が、走行終了時に記憶されている電池残量より小さい場合は、走行終了時の電池残量を充電開始時の充電容量として表示パネル27に表示する。そして、充電開始後、時間経過と共に、計算された充電容量が、計算された電池残量と一致するようになると、その後は、計算された充電容量を表示パネル27に表示する。なお、表示値は図示の便宜上、計算値の上方にずらして記載した。
このように計算方法が異なる充電容量と電池残量の値の表示を互いに切り換える際に、切り換え時に表示内容が互いに矛盾しないように調整しているので、表示を監視している利用者に違和感や不信感を抱かせないことができる。
図1は、パネル制御部の要部機能を示すブロック図である。充電容量計算部50は、前記式3−1ないし3−5を使って、充電時に充電容量を計算する。充電容量メモリ51は、充電容量の計算値を保存する記憶部であり、充電終了時の値が保存される。充電容量メモリ51は、例えば、メインECU40の周辺装置として設けられるEEPROMに設定される。電池残量計算部52は、前記式4を使って計算したバッテリ電圧VBTに基づき、前記図6のマップを検索して電池残量を計算する。電池残量メモリ53は、電池残量の計算値を保存する記憶部であり、小型電動車両1が走行中の最新最低値(極小値)が保存される。電池残量メモリ53は、例えば、メインECU40の周辺装置であるEEPROMに設定される。
充電容量判定部54は、充電時に現在の充電容量の計算値が電池残量メモリ53に保存されている電池残量の値以上か否かを判断する。現在の充電容量の値が電池残量の値以上である場合は、現在の充電容量の値を表示値として表示パネル27で残量表示を行い、現在の充電容量の値が電池残量の値以上でない場合は、保存されている電池残量の値を表示値として表示パネル27で残量表示を行う。
電池残量判定部55は、小型電動車両1の使用時に現在の電池残量の計算値が充電容量メモリ51に保存されている充電容量の値以上か否かが判断される。現在の電池残量の値が充電容量の値以上である場合は、保存されている充電容量の値を表示値として表示パネル27で残量表示を行い、現在の電池残量の値が充電容量の値以上でない場合は、現在の電池残量の値を表示値として表示パネル27で残量表示を行う。
充電スイッチ56と放電スイッチ57は連動していて、一方が開に切り替わっている時、他方は閉に切り替わる。充電時は充電スイッチ56が閉じ、放電スイッチ57が開くので、充電容量判定部54の判断結果に従って残量表示がなされる。小型電動車両1が走行中は放電スイッチ57が閉じ、充電スイッチが開くので、電池残量判定部55の判断結果に従って残量表示がなされる。
上記表示値調整を伴う表示についてフローチャートを参照して説明する。図9は図7に示した動作のうち、充電容量表示のフローチャートである。図9において、ステップS1で、充電容量メモリ51をクリアにする。ステップS2では、充電器39を外部交流電源につないで充電を開始する。ステップS3では、前記式3−1ないし3−5を使用して充電容量を計算する。ステップS4では、電池残量メモリ53に保存されている電池残量の計算値を読み出す。
ステップS5では、充電容量判定部54で、充電容量の計算値が電池残量の計算値以上であるか否かを判断する。ステップS5で充電容量の計算値が電池残量の計算値以上であると判断された場合は、ステップS6に進み、計算された最新の充電容量で充電容量表示用バッファの値(充電容量表示値)を更新する。一方、ステップS5で充電容量の計算値が電池残量の計算値未満であると判断された場合は、ステップS7に進み、最新の電池残量の計算値つまり電池残量メモリ53の内容で充電容量表示値を書き換える。
ステップS8では、計算した充電容量を表示パネル27に表示する。ステップS9では充電を終了するか否かを判断する。充電が終了したか否かは充電完了電圧になってから充電時間が所定時間経過したか否かで判断される。充電が終了したならば、ステップS10に進んで充電容量の計算値を充電容量メモリ51に保存する。充電容量を保存したならば、ステップS11に進んで充電器39に充電停止指示をして充電を終了する。
図10は、図7に示した動作のうち、電池残量表示の処理を示すフローチャートである。この処理は、電源スイッチ26aがオンされたときに開始する。ステップS20では、電池残量メモリ55をクリアにする。ステップS21では、式4を使ってバッテリ電圧VBTを計算する。ステップS22では、バッテリ電圧VBTに基づいて図6のマップから電池残量を計算する。
ステップS23では、充電容量メモリ51に保存されている充電容量の計算値を読み出す。ステップS24では、電池残量判定部55で電池残量の計算値が、前記充電容量の計算値以上であるか否かを判断する。電池残量の計算値が充電容量の計算値以上である場合は、ステップS25に進み、前記保存されていた充電容量で電池残量表示値を表示用バッファに記憶する。ステップS26では電池残量表示値に従って電池残量を表示パネル27に表示する。
ステップS24で、電池残量の計算値が、充電容量メモリ51に保存されていた充電容量計算値未満であると判断されたならばステップS27に進み、最新の電池残量計算値で電池残量表示値を書き換える。ステップS27の処理後はステップS26に移行して電池残量表示値に従って電池残量を表示パネル27に表示する。こうして、バッテリ29が放電して電池残量が充電後の計算された充電容量を下回るようになると、計算された電池残量がそのまま現在値として表示される。
図11は、充電中の表示パネル27による充電容量の表示例を示す図である。図11に示すように、5段階の残量表示レベルを設定し、各レベルに応じた数の表示セグメントを点灯または点滅させる。表示セグメントはLED等の表示灯である。例えば、残量表示レベル「5」は充電容量が満充電の100〜70%の状態に相当し、表示セグメントを3個点灯し、1個点滅する。また、残量表示レベル「4」は充電容量が満充電の70〜50%の状態に相当し、表示セグメントを2個点灯し、1個点滅する。さらに、残量表示レベル「3」は充電容量が満充電の50〜30%の状態に相当し、表示セグメントを1個点灯し、1個点滅する。なお、点滅は充電中であることの表示である。以下、図示の通りであり、説明は省略する。
充電中の表示は図11のとおりであり、走行開始時つまり電源スイッチ26aをオンにした直後の残量表示も、充電中の表示であることを示す点滅セグメントを走行中(つまり放電中)である場合の表示である点灯に切り換えるだけで、実質的に図11の表示と同一になるべきである。しかし、充電時と放電時とでは残存容量の算出方法が異なるため、計算値をそのまま表示した場合、充電中から放電中への切り換え前後で表示値が一致しないことがある。そこで、表示値によってユーザが違和感を感じないように調整して図12のように表示する。
図12は、表示パネル27による小型電動車両1の走行開始時の電池残量の表示例を示す図であり、電源スイッチ26aをオンにした直後および走行中の電池残量を示す表示である。例えば、充電中の表示が、図11に示した残量表示レベル「4」の状態(残量70〜50%)であり、走行開始時に電源スイッチ26aをオンにしたときに計算された電池残量が100〜70%容量であった場合、表示を小さい方の容量に合わせることで矛盾を解消する。つまり、放電中の表示に適合させるため、表示パネル27では図12のボックスA1のように70〜50%容量に対応させて表示セグメントの3個点灯表示とする。
そして、走行の継続に伴って計算された電池残量が低下していき、走行中に計算された電池残量が充電時に計算された充電容量と一致するようになると、表示は計算された電池残量に合わせられる。
例えば、充電中の表示が、図11に示した残量表示レベル「4」の状態であり、走行開始時に電源スイッチ26aをオンにしたときに計算された電池残量が100〜70%容量であった場合を想定する。この場合、走行に伴って計算された電池残量が70%以下に低下すると、充電容量と電池残量の計算値のうち小さい方に表示を合わせるというルールに従い、それぞれ、計算された電池残量が70〜50%容量、50〜30%容量、30〜20%容量、20〜10%容量、10%未満容量では、それぞれボックスA2〜A6に示すように表示する。
同様に、充電中の表示が、図11に示した残量表示レベル「3」の状態(残量50〜30%)であり、走行開始時に電源スイッチ26aをオンにしたときに計算された電池残量が100〜70%容量や70〜50%容量であった場合、表示を小さい方の容量に合わせるというルールは変わらない。つまり、放電中の表示に適合させるため、表示パネル27では図12のボックスB1、B2のように50〜30%容量に対応させて表示セグメントの2個点灯表示とする。
そして、走行の継続に伴って計算された電池残量が低下していき、走行中に計算された電池残量が充電時に計算された充電容量と一致するようになると、表示は計算された電池残量に合わせられる。
例えば、充電中の表示が、図11に示した残量表示レベル「3」の状態であり、走行開始時に電源スイッチ26aをオンにしたときに計算された電池残量が50%以上であった場合を想定する。この場合、走行に伴って計算された電池残量が50%以下に低下したときに、充電容量と電池残量の計算値のうち小さい方に表示を合わせるというルールに従い、それぞれ、計算された電池残量が70〜50%容量、50〜30%容量、30〜20%容量、20〜10%容量、10%未満容量では、それぞれボックスB2〜B6に示すように、50〜30%容量、50〜30%容量、30〜20%容量、20〜10%容量、10%未満の表示をする。
同様に、放電中から充電動作への切り換え時は、計算されて走行終了時に記憶された電池残量および充電時に計算された充電容量のうち、大きい方の値に合わせて表示セグメントを点灯するとともに、充電中を示す点滅表示を合わせて行う。
このように、本実施形態では、充電時と放電時とで異なる計算式を使って充電容量と電池残量とを計算し、その計算値に従って、共通の表示部にバッテリ9の状態を表示する場合、充電・放電の切り換え前後で表示に矛盾がないようにしている。
つまり、充電器39を接続したときに表示値が下がることがないようにするとともに、放電時、電源スイッチ26aをオンにしたときに表示値が上がることがないように表示値を調整している。一方、充電時、充電器39を接続したときに表示値が上がっても、そのような表示と、充電が行われて容量が増大するという感覚とが一致するので、この場合は、現に計算された充電容量の値を表示するようにした。
このように、本実施形態によれば、バッテリの残量の計算式切り替えにより、利用者に違和感を感じさせない。
なお、本発明は、四輪の小型電動車両に限らず、比較的低速の小型電動車両全般に広く適用できる。
パネル制御部の要部機能を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る小型電動車両の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る小型電動車両の側面図である。 小型電動車両の制御系統図である。 外部電源による充電中における充電電圧と充電容量の推移を示す図である。 バッテリ電圧VBTと電池残量との関係を設定したマップの例を示す図である。 小型電動車両1が走行開始する際の充電容量および電池残量の計算値と実際の表示との関係を示す図である。 充電開始時の充電容量および電池残量の計算値と実際の表示との関係を示す図である。 充電容量表示のフローチャートである。 電池残量表示の処理を示すフローチャートである。 充電中の充電容量の表示例を示す図である。 小型電動車両使用時の電池残量の表示例を示す図である。
符号の説明
1…小型電動車両、 18…モータ、 26…操作部、 27…表示パネル、 28…アクセルレバー、 29…バッテリ、 30…モータ制御部、 31…パネル制御部、 32…電磁ブレーキ、 33…サブECU、 35…アクセルセンサ、 39…充電器、 50…充電容量計算部、 51…充電容量メモリ、 52…電池残量計算部、 53…電池残量メモリ、 54…充電容量判定部、 55…電池残量判定部

Claims (3)

  1. 車輪を駆動する電動機に電力を供給する車載のバッテリと、該バッテリの残存容量を表示する残存容量表示装置とを有する小型電動車両において、
    外部電源による前記バッテリの充電時に該バッテリの充電容量を算出する充電容量算出手段と、
    充電終了時に前記算出された充電容量を保存する充電容量記憶手段と、
    前記バッテリ使用時に該バッテリの残存容量を算出する電池残量算出手段と、
    前記バッテリが充電作業から使用状態へ切り替えられたときに、前記算出された残存容量が前記充電容量記憶手段に保存されている充電容量以上か否かを判断する電池残量判定手段とを具備し、
    前記電池残量判定手段で、前記算出された残存容量が前記充電容量記憶手段に保存されている充電容量以上と判断されれば、該保存されている充電容量をバッテリ残存容量として前記残存容量表示装置に表示し、
    前記電池残量判定手段で、前記算出された残存容量が前記充電容量記憶手段に保存されている充電容量以上でないと判断されれば、算出された残存容量計算値をバッテリ残存容量として前記残存容量表示装置に表示するように構成したことを特徴とする小型電動車両。
  2. 車輪を駆動する電動機に電力を供給する車載のバッテリと、該バッテリの残存容量を表示する残存容量表示装置とを有する小型電動車両において、
    外部電源による前記バッテリの充電時に該バッテリの充電容量を算出する充電容量算出手段と、
    前記バッテリ使用時に該バッテリの残存容量を算出する電池残量算出手段と、
    前記電池残量算出手段で算出された前記バッテリの残存容量の極小値を保存する電池残量記憶手段と、
    前記バッテリが使用状態から充電作業へ切り替えられたときに、前記算出された充電容量が、前記電池残量記憶手段に保存されている残存容量以上か否かを判断する充電容量判定手段とを具備し、
    前記充電容量判定手段で、前記算出された充電容量が前記電池残量記憶手段に保存されている残存量以上と判断されれば、算出された充電容量をバッテリ残存容量として前記残存容量表示装置に表示し、
    前記充電容量判定手段で、前記算出された充電容量が前記電池残量記憶手段に保存されている残存容量以上でないと判断されれば、該保存されている残存容量をバッテリ残存容量として前記残存容量表示装置に表示するように構成したことを特徴とする小型電動車両。
  3. 前記充電容量算出手段が、前記バッテリの充電電圧と充電時間とに基づいて前記バッテリの充電容量を算出し、
    前記電池残量算出手段が、前記バッテリの電圧と放電電流とに基づいて前記バッテリの残存容量を算出するように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の小型電動車両。
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