JP4683334B2 - 表面波励起プラズマ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表面波励起プラズマを利用したプラズマ処理装置に関し、例えば、半導体製造やフラットパネルディスプレイ等の成膜やプラズマ処理、CDVやエッチング等に適用される。
高密度で均一なプラズマを生成するプラズマ処理装置として、表面波励起プラズマ(SWP:Surface Wave Plasma)を利用した装置が知られている(例えば、特許文献1、2、3)。この表面波励起プラズマ処理装置では、導波管を伝播するマイクロ波をスロットアンテナから誘電体窓(マイクロ波導入窓)を通してプラズマ生成室内に導入し、誘電体窓の表面に生じた表面波によってプラズマ生成室内の放電ガスを励起し、表面波励起プラズマを生成する。
図11は、従来の表面波励起プラズマ処理装置の一構成例を説明するための概略断面図である。表面波励起プラズマ処理装置101は、チャンバ102内には、導入管によって放電を導入すると共に、マイクロ波導入路103から誘電体104にマイクロ波を導くことによって表面に励起した表面波によってプラズマを生成する。また、チャンバ102内には、上記した放電ガスの他に、ガス噴出口107を介して材料ガスが導入される。
特開2000−348898号 特開2004−259663号 特開2005−142448号
上記したように、表面波励起プラズマ処理装置のチャンバ内には、放電ガスと材料ガスの2種類のガスが導入される。ガス表面波励起プラズマは、装置の構成上、大面積の成膜やプラズマ処理に好適である。これらの放電ガスおよび材料ガスは、表面波励起プラズマを用いた処理を行う構成上、広い面積において均一に分布することが望まれるが、従来装置においては、チャンバ内に導入された放電ガスおよび材料ガスの分布は、十分な均一が得られていない。
本発明の発明者は、材料ガスや放電ガスが均一に分布されない要因として以下の点を見出した。
はじめに、材料ガスの分布について説明する。表面波励起プラズマは高密度プラズマであるため、表面波励起プラズマ処理装置によって成膜を行う場合には、材料ガスの解離が成膜室に導入された直後に起こる。そのため、平均自由工程が短い成膜条件や材料ガスでは、ガスが拡散する前に基板上に成膜される。そこで、成膜面内に均一に材料ガスを供給するために、従来、複数のガス噴出口を均等な間隔で配置したガス噴出し部を用いて材料ガスの供給を行っている。
図12は、従来のガス噴出し部の構成、およびこのガス噴き出し部による材料ガスの吹き出し量を説明するための図である。従来のガス噴出し部107Aは、図12(a)の斜視図,図12(b)の平面図に示すように、ガス噴き出し口108を等ピッチで配置している。このように、ガス噴出し口を等ピッチで分布させる構成では、ガス噴出し部のガスヘッド噴出し口からのガス供給量を反映した膜厚分布となる。
そのため、図12(c)に示すように、ガス供給口から遠い位置にあるガス噴き出し口108から噴き出される材料ガスのガス量は、ガス供給口に近い位置にあるガス噴き出し口108から噴き出される材料ガスのガス量よりも少なくなる。
また、材料ガスによっては粘性係数が大きくガス噴出し部内のコンダクタンスが小さくなり、その現象が著しくなる。
次に、放電ガスの分布について説明する。
表面波励起プラズマは、装置の構成上、大面積の成膜やプラズマ処理に向いているものの、酸素ガス等を用いた反応性プラズマを生成する場合には、放電が拡がりにくいため、大面積化が困難である。この放電の広がり難さの要因としては、酸素ガスが負イオン化の際に、プラズマ中の電子がイオンに取り込まれてプラズマ密度が下がり易くなり、表面波励起プラズマ処理において求められる、放電面の近傍でのカットオフ密度以上のプラズマの存在が困難となるためであると想定される。
ここで、この放電を広げるためにマイクロ波電力の供給量を増やして、強制的にプラズマ密度を上げることが考えられる。しかしながら、このマイクロ波電力の供給量を増やした場合には、プラズマの面積は拡がるものの、プラズマのエネルギーが大きくなるため、表面波励起プラズマ処理装置を構成する部品が局所的に高温となり、ダメージを受けるおそれがある。
また、ガス供給は、ガス供給源から分岐した材料ガスを、放電ガス導入部の両端あるいは放電ガス導入部の中央からチャンバ内に導入することで行っている。放電ガス導入部の内部には、ガスを拡散させるための部品を備えているが、分岐部分から各放電ガス導入部までの流路長が異なるためにコンダクタンスに差が生じ、導入ガス量に面内分布が生じる。
ガス量に面内分布が生じると、放電面に圧力分布が生じることになる。圧力分布がある場合には、ガス濃度が不均一となる。このガス圧力やガス濃度に分布が生じると、パッシェンの法則からガスの放電特性が異なることが知られている。例えば、酸素ガスを放電面から導入した場合、導入量の多少によって放電状態が異なり、放電による発光強度に分布が生じる。
そこで、本発明は前記した従来の問題点を解決し、チャンバ内に導入する放電ガスや材料ガスの面内分布を均一とすることを目的とする。
また、各ガス噴出し口からの放電ガスのガス噴き出し量を均一とし、膜厚分布を改善することを目的とする。
また、放電面にガスを均一に導入することを目的とし、分岐箇所からガス導入部までのコンダクタンスを等しくすることを目的とする。
本発明の第1の態様は、材料ガスの面内分布を均一とするものである。
本発明の表面波励起プラズマ処理装置は、マイクロ波を誘電体部材を介してチャンバ内に導入し、マイクロ波から表面波を形成し、表面波によりチャンバ内の放電ガスを励起して表面波励起プラズマを生成し、表面波励起プラズマにより被処理物を処理する表面波励起プラズマ処理装置である。
本発明の第1の態様は、材料ガスを導入し、この導入した材料ガスをガス噴き出し口からチャンバ内に噴出する材料ガス導入部を備える。材料ガス導入部は、複数のガス噴き出し口を有し、各ガス噴き出し口からチャンバ内に噴き出す引き出すガス量を概略均一とする。各ガス噴き出し口からチャンバ内に噴き出す引き出すガス量を概略均一とすることによって、チャンバ内の材料ガスの面内分布を均一とする。
また、本発明の第1の態様において、材料ガス導入部は、複数のガス噴き出し口間の配置ピッチを不均等間隔とする。この材料ガス導入部の配置ピッチは、材料ガス導入部に材料ガスが供給される位置に近いガス噴き出し口の配置ピッチを長くし、材料ガス導入部に材料ガスが供給される位置から遠いガス噴き出し口の配置ピッチを短くした不均等間隔とする。
ガス噴き出し口の配置ピッチを上記したような不均等間隔とすることで、均等配置した場合にガス噴き出し量が多くなる部分について、ガス噴き出し口の配置ピッチを長くすることによってガス噴き出し量を減らし、また、同じく均等配置した場合にガス噴き出し量が少なくなる部分について、ガス噴き出し口の配置ピッチを短くすることによってガス噴き出し量を増やすことで、各ガス噴き出し口からチャンバ内に噴き出す引き出すガス量を均一化する。ガス噴き出し量を均一化することによって、膜厚の分布を均一化する。
また、本発明の第2の態様は、放電ガスの面内分布を均一とするものである。
第2の態様においても、第1の態様と同様に、表面波励起プラズマ処理装置は、マイクロ波を誘電体部材を介してチャンバ内に導入し、マイクロ波から表面波を形成し、表面波によりチャンバ内の放電ガスを励起して表面波励起プラズマを生成し、表面波励起プラズマにより被処理物を処理する。
本発明の第2の態様は、放電ガスをチャンバ内に導入する放電ガス導入部と、放電ガス導入部と放電ガス供給源との配管に、放電ガスを複数の放電ガス導入部に分岐するガス分岐部とを備える。そして、ガス分岐部と放電ガス導入部との間のコンダクタンスを調整し、各放電ガス導入部からチャンバ内に導入するガス量を概略均一とする。
放電ガス導入部からチャンバ内に導入される放電ガスのガス量は、放電ガス源から放電ガス導入部に至るまでの配管のコンダクタンスに依存する。ここで、放電ガス源から放電ガス導入部に至るまでの間にガス分岐部を備える場合には、このコンダクタンスは、ガス分岐部から放電ガス導入部の配管のコンダクタンスに依存することになる。
このガス分岐部から放電ガス導入部の配管のコンダクタンスは、配管の配置形状や配管長さの影響を受ける。そこで、本発明の第2の態様の第1の形態は、ガス分岐部と放電ガス導入部との間の配管の配置形状および配管長さによって、ガス分岐部と放電ガス導入部間のコンダクタンスを調整し、各放電ガス導入部からチャンバ内に導入するガス量を概略均一とする。
また、放電ガス源から放電ガス導入部に至るまでの配管のコンダクタンスは、配管内にコンダクタンス調整部材を設けることによっても調整することができる。そこで、本発明の第2の態様の第2の形態は、ガス分岐部と放電ガス導入部との間の配管内に、コンダクタンス調整部材を装着する。
このコンダクタンス調整部材は、例えば、配管内に装着するガスケットとすることができ、このガスケットの径の大小によりコンダクタンスを調整する。ガス量が多い部分では、小径のガスケットを配管に装着することによってコンダクタンスを下げ、ガス量が少ない部分では、ガスケットを設けない、あるいは大径のガスケットを配管に装着することによってコンダクタンスの低下を小さくすることによって、配管の各部のコンダクタンスを均一化する。
また、ガス分岐部と放電ガス導入部との間の配管のコンダクタンスは、配管中の圧力と配管形状の影響を受ける。そのため、分岐部に圧力が均一となる放電ガス滞留部を設け、そこからほぼ同じコンダクタンスを有する配管でつなぐことで分岐部からのコンダクタンスを等しくできる。
そこで、本発明の第2の態様の第3の形態は、ガス分岐部に、配管にコンダクタンスよりも十分に大きなコンダクタンスを有し、放電ガス供給源から供給された放電ガスを滞留させる放電ガス滞留部を備える構成とする。
ガス分岐部にコンダクタンスの大きな放電ガス滞留部を設けることによって、ガス分岐部と放電ガス導入部との間の配管のコンダクタンスを調整し、各配管部分のコンダクタンスの差を低減する。
また、本発明の表面波励起プラズマ処理装置は、チャンバ内における放電ガスの分布均一化させる第3の態様を備える。この構成は、誘電体部材のチャンバ側に放電ガスを分散させる分散部である。この分散部は、複数個の開口部を有する分散板を複数枚積層させることで構成することができる。
複数枚の分散板は、例えば、大きな開口部を有するスペーサを挟んで、放電ガスの上流側に所定個数の開口部を有する第1の分散板を設け、放電ガスの下流側に第1の分散板が有する個数よりも多数の開口部を有する第2の分散板を設ける構成とすることができる。
上記した第1の態様と第2の態様は、両態様を組み合わせて表面波励起プラズマ処理装置を構成することが好ましいが、それぞれを個別に用いて表面波励起プラズマ処理装置を構成してもよい。
また、上記第3の態様についても、第1の態様および第2の態様と組み合わせて表面波励起プラズマ処理装置を構成することが好ましいが、第3の態様を単独で用いる他に、第1の態様あるいは第2の態様に個々に適用してよい。
なお、上記説明では、プラズマ生成に用いるガスとして酸素ガス等の放電ガスを用いているが、反応性活性種の原料となるプロセスガスを用いることもできる。
本発明によれば、チャンバ内に導入する放電ガスや材料ガスの面内分布を均一とすることができる。
また、各ガス噴出し口からの放電ガスのガス噴き出し量を均一とし、膜厚分布を改善することができる。
また、放電面にガスを均一に導入することを目的とし、分岐箇所からガス導入部までのコンダクタンスを等しくすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の表面波励起プラズマ処理装置の構成を説明するための概略構成図である。図1において、表面波励起プラズマ処理装置1は、チャンバ2と、チャンバ2内にマイクロ波を導入する導波管3と、チャンバ2内の表面に表面波を形成する誘電体板4と、被処理材を支持するステージ5と、材料ガス11をチャンバ2内に材料ガスを導入する材料ガス導入部10とを備える。また、表面波励起プラズマ処理装置1は、チャンバ2内に放電ガス21を導入する放電ガス導入部20をチャンバ2の外部に備える。チャンバ2は、内部空間に生成する表面波励起プラズマを利用して、ステージ5上に載置した被処理材をプラズマ処理する。
誘電体板4は、石英やアルミナ等のセラミックで形成され、導波管3が備えるスロットアンテナからマイクロ波が導かれる。また、誘電体板4およびチャンバ2には開口部が形成され、この開口部を通して放電ガス導入部20から放電ガスがチャンバ2内に導入される。
チャンバ2は、真空排気口6を備え、図示しない真空ポンプ等を接続することによって、内部を真空排気する。
ここで、放電ガスは、例えばO2酸素ガス、Arガス、N2ガスとすることができる。また、プロセスガスを導入する場合には、N2ガス、O2ガス、H2ガス、NO2ガス、NOガス、NH3ガス等の反応性活性種の原料となるガス、およびArガス、Heガス、Krガス、Xeガス等の希ガスとすることができる。また、材料ガスは、例えば、TEOSガスとすることができ、また、Si元素を含むガスとしては、SiH4ガス、Si2H6ガス等にH2ガス、NO2ガス、NOガス、NH3ガス等を添加して混合ガスとしてもよい。
以下、材料ガスの面内分布を均一とする本発明の第1の態様について、図2〜図4を用いて説明する。
図2は本発明の第1の態様を説明するための概略構成図である。図2に示す構成は、前記図1に示した構成において、材料ガスをチャンバ2内に均一に導入する第1の形態を示している。
この第1の形態は、材料ガスをチャンバ2内に導入する機構として、複数のガス噴出し部12(12A〜12E)を備える。各ガス噴出し部12は、それぞれ複数のガス噴出し口を備え、これらのガス噴出し口の配列ピッチを不均等とするものである。図2に示す形態において、複数のガス噴出し部12はステージ5とほぼ並行に配設される。
図2は5個のガス噴出し部を示しているが、チャンバ2内に配置するガス噴出し部12の個数は5個に限るものではなく、チャンバ2の大きさや形状等に応じ任意の個数とすることができる。なお、図2では、噴出されるガス方向のみを示し、ガス噴出し口は示していない。
図3は、第1の形態のガス噴出し口の配列ピッチを不均等に配置する構成例を説明するための図である。なお、図3(a)はガス噴出し部の概略斜視図であり、図3(b)はガス噴出し口の配列図であり、図3(c),(d)はガスの噴出し状態を説明する図である。
図3(a)において、チャンバ2内において、チャンバの側面側に配設されるガス噴出し部12A、12Eは、ガス噴出し部のほぼ中央に設けた導入管14A,14Eから材料ガスの供給を受け、また、内側に配設されるガス噴出し部12B〜12Cは、ガス噴出し部の両端に設けた導入管14B〜14Dから材料ガスの供給を受ける。なお、材料ガスは、チャンバ2の外部に設けられた材料ガス供給源から配管を通して導入される。
各ガス噴出し部12A〜12Eが備える複数のガス噴出し口13は、それぞれのガス噴出し部の長さ方向に沿って不均等な配置ピッチで配置される。チャンバの側面に近い端部に配設されるガス噴出し部12A、12Eの配置ピッチと、チャンバ内の内側に配設されるガス噴出し部12B〜12Dの配置ピッチとは異なる配置ピッチとする。
図3(b)において、チャンバの側面に近い端部に配設されるガス噴出し部12A、12Eの配置ピッチは、材料ガスが導入される中央付近では長く設定され、中央から端部に向かって順に短く設定される。また、チャンバ内の内側に配設されるガス噴出し部12B〜12Dの配置ピッチは、材料ガスが導入される両端央付近では長く設定され、端部から中央に向かって順に短く設定される。
図3(c)はガス噴出し部12A、12Eの配置ピッチに場合におけるガスの噴出し状態を示している。チャンバの両側に近い端部に配設されるガス噴出し部12A、12Eは、ガス噴出し部の長さ方向の中央付近から材料ガスが導入される構成としているため、この材料ガスが導入される付近では、ガス噴出し口13の配設ピッチを長く設定し、導入部から離れるに従ってガス噴出し口13の配設ピッチを短くする。この不均等な配設ピッチによって、何れのガス噴出し口からもチャンバ内にほぼ同程度のガス量が噴き出される。図3(c)中の矢印は噴き出されるガス量を模式的に示し、破線の曲線は噴出されたガスの噴出し口当たりのガス流量を模式的に示している。
また、図3(d)はガス噴出し部12B〜12Dの配置ピッチに場合におけるガスの噴出し状態を示している。チャンバの内側に配設されるガス噴出し部12B〜12Dは、ガス噴出し部の長さ方向の端部から材料ガスが導入される構成としているため、この材料ガスが導入される付近では、ガス噴出し口13の配設ピッチを長く設定し、導入部から離れるに従ってガス噴出し口13の配設ピッチを短くする。この不均等な配設ピッチによって、何れのガス噴出し口からもチャンバ内にほぼ同程度のガス量が噴き出される。図3(d)中の矢印は噴き出されるガス量を模式的に示し、破線の曲線は噴出されたガスのガス圧を模式的に示している。
上記したように、ガス噴出し口の配置ピッチを不均等とすることによって、ガス噴出し部の長さ方向において、材料ガスの噴き出し量およびガス圧を均一化することができる。
なお、図では、ガス噴出し部の中央付近あるいは端部付近の配設ピッチを長くあるいは短く設定しているが、この例に限られる物ではなく、材料ガスが導入される部分に近い箇所では配設ピッチを長くし、遠くないに従って配設ピッチを短くすることで、同様の作用効果を奏することができる。
図4は、本発明の第1の態様の別の構成を説明するための概略構成図である。なお、図4(a)は本発明の構成を説明するための概略構成図であり、図4(b)はガス噴出し部の概略斜視図である。
この形態の表面波励起プラズマ処理装置1は、前記した構成例と同様に、チャンバ2、導波管3、誘電体板4、材料ガス11をチャンバ2内に材料ガスを導入する材料ガス導入部10を備える。
材料ガスをチャンバ2内に導入する材料ガス導入部10は、複数のガス噴出し部12(12A〜12E)を備える。各ガス噴出し部12は、それぞれ複数のガス噴出し口を備え、これらのガス噴出し口の配列ピッチを不均等とするものである。図4に示す形態において、複数のガス噴出し部12はステージ5とほぼ並行に配設される。また、チャンバ2内において、側面側に配設されるガス噴出し部12A、12Eは、ガス噴出し部のほぼ中央に設けた導入管14A,14Eから材料ガスの供給を受け、また、内側に配設されるガス噴出し部12B〜12Cは、ガス噴出し部の両端に設けた導入管14B〜14Dから材料ガスの供給を受ける。なお、材料ガスは、チャンバ2の外部に設けられた材料ガス供給源から配管を通して導入される構成についても、前記した構成と同様とすることができる。
各ガス噴出し部12A〜12Eが備える複数のガス噴出し口13は、それぞれのガス噴出し部の長さ方向に沿って不均等な配置ピッチで配置される。チャンバの両側に近い端部に配設されるガス噴出し部12A、12Eの配置ピッチと、チャンバ内の内側に配設されるガス噴出し部12B〜12Dの配置ピッチとは異なる配置ピッチとする。
これらガス噴出し部12のうちで、チャンバの側面側に配設するガス噴出し部12Aと12Eは、チャンバ2内に向かう側の片面に複数のガス噴出し口を備え、内側に配設するガス噴出し部12B〜12Dは、両面に複数のガス噴出し口を備える。また、チャンバの側面側に配設するガス噴出し部12Aと12Eのガス噴出し口は、誘電体板4側を向かって配向され、内側に配設するガス噴出し部12B〜12Dのガス噴出し口は、横方向に向かって配向される。
図4に示す構成例においても、前記した構成例と同様に、ガス噴出し口の配置ピッチを不均等とすることによって、ガス噴出し部の長さ方向において、材料ガスの噴き出し量およびガス圧を均一化することができる。また、ガス噴出し口の配向方向を、チャンバの側面側に配設するガス噴出し部については、誘電体板側に傾けることによって、誘電体板付近で生成されるプラズマに材料ガスを効率よく、かつ均一に導入することができる。
図5において、分散部15は材料ガスの面内分布を均一とする一形態とすることができる。図5に示す分散部15は、複数の分散板15a〜15cを積層することによって構成することができる。分散板15aと分散板15cには複数の開口が形成され、上流側の分散板15aが備える開口の個数より、下流側の分散板15cが備える開口の個数を多く設定する。また、分散板15bは大きな開口を備え、分散板15aと分散板15cとの間にスペーサとして両分散板に間に挟んで取り付ける。この分散板15bが形成する空間は、分散板15aから噴き出した材料ガスを一時的に保持させて、ガス圧を均一化する。分散板15bの保持された材料ガスは、分散板15cに形成された開口を通してチャンバ2内に放出される。ここで、分散板15a、15bに形成する開口部の配置間隔を不均等とすることができる。
なお、この分散部による材料ガスの面内分布の均一化は、本発明の第1の態様に限らず、後述する第2の態様にも適用することができる。
次に、放電ガスの面内分布を均一とする、本発明の第2の態様について、図6〜図10を用いて説明する。
本発明の第2の態様は、第1の態様と同様に、マイクロ波を誘電体部材を介してチャンバ内に導入し、マイクロ波から表面波を形成し、前記表面波によりチャンバ内の放電ガスを励起して表面波励起プラズマを生成し、表面波励起プラズマにより被処理物を処理する表面波励起プラズマ処理装置であり、放電ガスを前記チャンバ内に導入する放電ガス導入部と、放電ガス導入部と放電ガス供給源との配管に、放電ガスを複数の放電ガス導入部に分岐するガス分岐部とを備えた構成とし、ガス分岐部と放電ガス導入部との間のコンダクタンスを調整することによって、各放電ガス導入部からチャンバ内に導入するガス量を概略均一とするものである。
この第2の態様の第1の形態は、ガス分岐部と放電ガス導入部との間の配管内に、コンダクタンス調整部材を装着する構成であり、これによって放電ガスの面内分布を均一とする。
図6は第2の態様の第1の形態を説明するための概略図である。なお、表面波励起プラズマ処理装置において、放電ガス導入部20およびチャンバ2の一部を示している。図6において、SUS等で形成されるチャンバ2の内側には、例えば、セラミック等で形成される誘電体板4が設けられ、チャンバ2の外側には放電ガス導入部20が設けられる。誘電体板4の部分には図示しない拡散部を設けても良い。
放電ガス導入部20は、図示しない放電ガス供給源から放電ガス21の供給を受ける導入管22、放電ガスを下流の放電ガス導入部24に分岐する分岐部23を備える。放電ガス導入部24はチャンバ2に形成された開口部を通してチャンバ2内に導入される。導入された放電ガスは、誘電体板4に形成された通路を通してチャンバ2内に導入され、また、図示しない分散部によって分散される。
放電ガス導入部20は、ガス分岐部23と放電ガス導入部24との間の配管内にコンダクタンス調整部材25を装着する。このコンダクタンス調整部材25によるコンダクタンスの調整量は、ガス分岐部23と各放電ガス導入部24との間の配管部分が備えるコンダクタンスに応じて定められ、放電ガス導入部24からチャンバ2内に導入される放電ガスが均一となるように調整する。
図7は、第2の態様の第1の形態において、コンダクタンス調整部材によるコンダクタンスの調整を説明するための概略図である。図7(a)は放電ガス導入部20の配管の配置の一例を示し、放電ガス供給源Aから供給された放電ガスは、分岐部Bで複数系統に分岐される。なお、ここでは、2系統に分岐する例を示しているが、分岐する系統数は任意に定めることができる。
分岐された系統では、分岐点Cで分岐された後、点Dに達した放電ガスは点Fからチャンバ内に導入され、点Eに達した放電ガスは点Gからチャンバ内に導入される。
図7(b)は、点F、点Gから導入される際の配管の経路長を示している。点Fから導入される際の配管の経路は、分岐部B、分岐点C、点D、点Fであり、点Gから導入される際の配管の経路は、分岐部B、分岐点C、点E、点Gである。この2つの経路の経路長の差は、点Dと点Fの間に配管の長さ分となる。したがって、分岐部bから点Fに至るコンダクタンスと、分岐部bから点Gに至るコンダクタンスは、この経路長の差に応じて異なり、分岐部bから点Gに至るコンダクタンスは分岐部bから点Fに至るコンダクタンスよりも低くなり、点Gから噴き出される放電ガス量は点Fから噴き出される放電ガス量よりも少なくなる。
そこで、第2の態様の第1の形態では、図7(c)に示すように、配管内にコンダクタンス調整部材25a〜25dを装着する。コンダクタンス調整部材25a〜25dは、分岐部Bから各点E,D,H,Iに至るコンダクタンスに応じて設定され、各点F,G,J,Kから噴き出される放電ガスの量を均一とする。
図8は、コンダクタンス調整部材の一構成例を説明するための図である。なお、図8に示すコンダクタンス調整部材はガスケットにより構成例を示している。図8において、導入管31は上流側において図示しない分岐部に接続され、結合部33によって導入管32と接続される。導入管32は、チャンバ2に形成された開口部内に挿入されて取り付けられる。
チャンバ2内に設けられる誘電体板4の側には、チャンバ2に形成される開口部と対応する位置に開口部が形成され、これら開口部を通して放電ガスがチャンバ2内に導入される。
コンダクタンス調整部材を構成するガスケット34は、結合部33内に取り付けられる。ガスケットは中央に開口を有し、その開口の径の大きさによってコンダクタンスを調整することができる。例えば、開口の径が大きいほど、ガスケットにおけるコンダクタンスが高くなり、逆に、開口の径が小さいほど、ガスケットにおけるコンダクタンスが低くなる。したがって、分岐部からの経路のコンダクタンスが低い場合には大径のガスケットを配置し、分岐部からの経路のコンダクタンスが高い場合には小径のガスケットを配置することによって、分岐部から各配管の出口迄の間のコンダクタンスを均一化することができる。
図9は、第2の態様の第2の形態を説明するための概略図である。なお、図9では、配管の配置構成のみを示している。
この第2の形態は、ガス分岐部と放電ガス導入部との間の配管の配置形状および配管長さによって、ガス分岐部と放電ガス導入部間のコンダクタンスを調整し、各放電ガス導入部からチャンバ内に導入するガス量を概略均一とするものである。
図9において、分岐部bから各ガス導入点e,fまでの配管の配置構成および長さが同じあるいは類似するように構成する。図9では、ガス導入点としてe,fのみを示しているが、他のガス導入点についても同様である。
なお、配管の配置構成および長さは同一に限らず、分岐部bから各ガス導入点までの間のコンダクタンスが同じとなれば、異なる配置構成や長さであってもよい。
次に、本発明の第2の態様の第3の形態について、図10を用いて説明する。この第3の形態は、ガス分岐部に放電ガス滞留部を設ける構成である。図10において、放電ガス滞留部26は、ガス分岐部に設ける。この放電ガス滞留部26は、ガス分岐部と放電ガス導入部との間の配管のコンダクタンスよりも十分に大きなコンダクタンスを有するものであり、放電ガス供給源から供給された放電ガスを一時的に滞留させた後、チャンバ2内に導入する。
放電ガス滞留部26に供給された放電ガスは、供給源の供給変動や配管のコンダクタンス変動によって放電ガスに圧力変動が生じた場合であっても、放電ガス滞留部26内で一時的に保持され、またこの内部のコンダクタンスが大きいことから、これらの放電ガスに圧力変動は緩和される。したがって、放電ガス滞留部26からチャンバ2側に導入される放電ガスの圧力変動は減少し、また、何れの導入口から均等なガス圧でチャンバ2内に導入される。
本発明の表面波励起プラズマ処理装置は、半導体製造やフラットパネルディスプレイ等の成膜やプラズマ処理、CDVやエッチング処理等に適用することができる。
本発明の表面波励起プラズマ処理装置の構成を説明するための概略構成図である。 本発明の第1の態様を説明するための概略構成図である。 本発明の第1の態様の第1の形態のガス噴出し口の配列ピッチを不均等に配置する構成例を説明するための図である。 本発明の第1の態様の別の構成を説明するための概略構成図である。 本発明の分散部を説明するための図である。 本発明の第2の態様の第1の形態を説明するための概略図である。 本発明の第2の態様の第1の形態のコンダクタンスの調整を説明するための概略図である。 本発明のコンダクタンス調整部材の一構成例を説明するための図である。 本発明の第2の態様の第2の形態を説明するための概略図である。 本発明の第2の態様の第3の形態を説明するための概略図である。 従来の表面波励起プラズマ処理装置の一構成例を説明するための概略断面図である。 従来のガス噴出し部の構成、およびこのガス噴き出し部による材料ガスの吹き出し量を説明するための図である。
符号の説明
1…表面波励起プラズマ処理装置、2…チャンバ、3…マイクロ波導波路、4…誘電体板、5…ステージ、6…真空排気管、10…材料ガス導入部、11…材料ガス、12…ガス噴出し部、13…ガス噴出し口、14…導入管、15…分散部、15a〜15c…分散板、20…放電ガス導入部、21…放電ガス、22…導入管、23…ガス分岐部、24…放電ガス導入部、25…コンダクタンス調整部材、26…放電ガス滞留部、31,33…導入管、33…結合部、34…ガスケット。

Claims (3)

  1. マイクロ波を誘電体部材を介してチャンバ内に導入し、前記マイクロ波から表面波を形成し、前記表面波によりチャンバ内の放電ガスを励起して表面波励起プラズマを生成し、前記表面波励起プラズマにより被処理物を処理する表面波励起プラズマ処理装置であって、
    材料ガスを導入し、当該材料ガスをガス噴き出し口から前記チャンバ内に噴出する材料ガス導入部と、
    被処理材を載置するステージとを備え、
    前記誘電体部材は、放電ガスをチャンバ内に導入する開口部を有し、
    前記材料ガス導入部は、前記誘電体部材と前記ステージとの間に、ステージと平行に配設される複数のガス噴き出し部を間隔を開けて備え、
    前記複数のガス噴き出し部の内、少なくとも前記チャンバの内側に配設されるガス噴き出し部は当該ガス噴き出し部の長さ方向の両端から材料ガスが導入され、
    前記チャンバの内側に配設されるガス噴き出し部は長さ方向に複数のガス噴き出し口を有し、前記各ガス噴き出し口間の配置ピッチを不均等間隔とし、前記材料ガスが導入される位置に近いガス噴き出し口は配置ピッチを長く設定し、前記材料ガスが導入される位置から遠いガス噴き出し口は配置ピッチを短く設定し、
    各ガス噴き出し口からチャンバ内に噴き出すガス量を概略均一とすることを特徴とする、表面波励起プラズマ処理装置。
  2. マイクロ波を誘電体部材を介してチャンバ内に導入し、前記マイクロ波から表面波を形成し、前記表面波によりチャンバ内の放電ガスを励起して表面波励起プラズマを生成し、前記表面波励起プラズマにより被処理物を処理する表面波励起プラズマ処理装置であって、
    放電ガスを前記チャンバ内に導入する複数の放電ガス導入部と、
    各々の前記放電ガス導入部と放電ガス供給源との間の配管に、放電ガスを複数の放電ガス導入部に分岐するガス分岐部とを備え、
    前記ガス分岐部と各々の前記放電ガス導入部との間の配管内にコンダクタンス調整部材を装着し、
    前記コンダクタンス調整部材は配管内に装着するガスケットであり、前記ガスケットの径は、前記ガス分岐部と各々の前記放電ガス導入部との間の経路長の大小に応じて設定して前記ガス分岐部と各々の前記放電ガス導入部との間のコンダクタンスを調整し、
    各放電ガス導入部からチャンバ内に導入するガス量を概略均一とすることを特徴とする、表面波励起プラズマ処理装置。
  3. 前記材料ガス導入部に材料ガスを分散させる分散部を備え、
    前記分散部は、複数個の開口部を有する分散板を複数枚積層させること特徴とする、請求項に記載の表面波励起プラズマ処理装置。
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