JP4683285B2 - 留置針装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内針と外針を備えた留置針装置であって、血管に穿刺した後、内針を装置本体内に引き込んで収納する誤穿刺防止機構を有する留置針装置の構造に関する。
医療現場における各種療法、例えば輸液、輸血、透析等の体外血液循環療法等において、患者の血管に穿刺し、針を留置させて血液の採取、あるいは薬剤の投与を行う医療器具として留置針装置がある。この留置針装置は、軟質の外針と外針内腔に挿入されてなる内針から構成されてなる。また、留置針装置は内針先端部が外針の先端開口部より突出しており、患者の血管に穿刺するとき、この内針先端部にて穿刺する。更に留置針装置は、内針先端部により血管を穿刺し、血管内に挿入した後、内針を後退させ外針のみを血管内に留置させて、流路を確保して使用する。
一方、医療現場においては注射針や穿刺針の誤穿刺による感染が問題となっている。そのため、操作時の穿刺事故、穿刺後の廃棄に伴う穿刺事故を防止するための誤穿刺防止機構が備えられた留置針装置が知られている。例えば、血管への穿刺の後、外針を血管に留置させて流路を形成した後、内針を留置針本体の後端に摺動後退させて収納する機構を設けたことにより、使用後の内針による医療従事者の針の誤穿刺事故の防止が可能となり、操作時に血液に接触することが無くなり、血液からの感染を防止することが可能な留置針装置が開示されている(特許文献1を参照)。
特開平2001−245980号公報
特許文献1に記載された留置針装置は、内針を収納する際にハブに接続されたチューブを引っ張る操作をし、内針が接続されたハブを留置針本体の内腔の後端部に位置させる構造となっている。しかしながら、上記従来例の留置針装置は、可撓性を有するチューブを操作する手指で把持するため、その操作が不安定になるような構成である。また、操作によっては操作時に各部材に過度な応力負荷がかかるおそれがある。
本発明は、内針移動操作時の操作性を向上させるとともに、内針が接続されたハブの軸方向での位置を容易に保持することが可能な把持部材を備えた留置針装置を提供することを目的としている。
本発明の留置針装置は、略円筒状の本体部と、前記本体部の先端部に備えられた中空で管状の外針と、前記本体部の内腔に相対的に移動可能なように備えられ、その後端部にはチューブ部材が接続されるハブと、前記ハブの先端部に備えられ、前記外針の内腔に挿入可能な内針とを備え、前記ハブが前記本体部の内腔先端部に位置するとき、前記内針先端部が前記外針の先端開口部より突出し、前記ハブが前記本体部の内腔後端部に移動させることにより、前記内針を前記本体部内腔に収納して、内針の針先を被覆して誤穿刺防止を図る留置針装置である。
また、本発明の留置針装置は、上記課題を解決するために、前記ハブの外周部にシール材が設けられてなり、前記シール材先端部が前記本体部内腔面と摺動可能なように当接し、且つ前記ハブの外周部と前記本体部内腔部との間の液密性が確保できるよう構成され、前記ハブ後端部に把持部材が設けられてなり、前記把持部材が前記チューブ部材の外周部を外嵌するよう設けられた略円筒状部材から構成され、前記ハブが前記本体部の内腔先端部に位置するとき、前記把持部材後端部が前記本体部後端部開口部よりも突出して位置する構造としたことを特徴とする。
尚、本明細書中において「先端」あるいは「後端」との語を使用しているが、「先端」とは本発明の留置針装置における内針、外針側、「後端」とは留置針装置におけるチューブ側とそれぞれ定義するものであり、各部材の位置関係や方向性を説明する際に「先端部」「後端部」との語を使用しているが、前記定義に基づく相対的な位置関係や方向性を示す語として使用している。
上記構成によれば、前記ハブ後端部に把持部材を設けることにより、内針移動操作時の操作性を向上させることができる。また、前記把持部材に留置針本体部との係合凸部を設けることにより、内針が接続されたハブの軸方向での位置の保持及びその解除操作を容易にすることができる。
本発明の留置針装置において、前記本体部の後端部に係合孔が設けられるとともに、前記係合孔に対応するよう前記把持部材の外周部に係合凸部が設けられ、前記ハブが前記本体部の内腔先端部に位置するとき、前記係合孔と前記係合凸部が係合し、前記本体部の内腔先端部に前記ハブが保持されることが好ましい。
また、前記把持部材の円周上対抗する位置関係に一対のスリットが設けられてなり、前記スリットが前記把持部材の軸方向に設けられる構造とし、前記把持部材後端部にて開口する構造とすることが好ましい。
また、前記把持部材の後端部を前記スリットを挟んで内側方向に押圧することで、前記係合孔と前記係合凸部の係合状態が解除されることが好ましい。
また、前記把持部材と前記ハブのシール材とが隣接する位置に分離部が設けられてなり、前記ハブを前記本体部の内腔後端部に移動させ、前記内針を前記本体部内腔に収納させた際に、前記分離部を介して前記把持部と前記ハブとを分離させることが可能となるよう構成されたことが好ましい。
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の実施形態における留置針装置の軸方向に沿った断面図である。合成樹脂製のハブ2の先端部には、金属製の内針1が固定されている。また、ハブ2の後端部にはチューブ4が接続されている。留置針本体部5の内腔には内針1及びハブ2が挿入されて、軸方向に移動可能である。前記ハブ2の外周部にはシール材3が設けられている。
また、このシール材3は複数の環状凸部31より構成され、前記環状凸部の先端部が前記本体部5内腔面と摺動可能に当接するよう構成されている。
ハブ2後端部には、前記チューブ4の外周部を外嵌する構造とした略円筒状部材から構成された把持部材8が接続されている。このとき、把持部材8後端部が前記本体部後端部開口部よりも突出して位置する構造としている。この把持部材8の突出した部分は、ハブ2を摺動操作する際、操作者の手指にて把持する箇所となる。
また、前記把持部材8の外周部には外方向に突出した係合凸部81が設けられており、これに対応するように本体部5の後端部には係合孔51が設けられている。ハブ2が本体部5の内腔先端部に位置するとき、係合凸部81と係合孔51が係合し、本体部5の内腔先端部にハブ2が保持する構造としている。
留置針装置本体部5の先端部には合成樹脂製で中空の外針6が固定されている。外針6の内腔には前記内針1が挿入され、その先端部は外針6の先端開口部より突出している。外針6は可撓性を有する材料、例えばポリウレタン系の合成樹脂から構成されている。翼部7は留置針装置本体部5の外周部の両側部に設けられてなり、留置針装置5の軸を中心として互いに対称な形状を呈している。
尚、本発明の留置針装置は、図1に示した状態を通常初期状態として、使用に供される。
本発明の特徴であるハブ2及び把持部材8について、図4を参照して具体的に説明する。図4は、本発明の留置針装置のハブ2、シール材3、把持部材8の構造を示す拡大平面図(a)及び拡大断面図(b)である。ハブ2は、内針(図示せず)が固定される先端部(図面左方向)と、チューブ(図示せず)が接続される後端部(図面右方向)よりなる。 また、ハブ2の外周部にはシール材3が設けられている。このシール材3はハブ2の中心軸より外方向に突出した環状凸部31より構成されている。また、前記環状凸部31は複数より構成されており、それぞれの環状凸部31はある特定の距離の間隙を挟んで隣接するように設けられている。また、環状凸部31はハブ2の中心軸より外方向に突出するよう構成されており、更に環状凸部31は薄膜の略円盤形状を呈している。
また、ハブ2後端部には前記チューブ4(図示せず)の外周部を外嵌するような略円筒状部材から構成された把持部材8が接続されている。ハブ2が本体部5の内腔先端部に位置するとき、把持部材8後端部が本体部5後端部開口部よりも突出して位置するよう構成されるのが好ましい。この把持部材8後端部の本体部5より突出した部分が、ハブ2を摺動操作する際、操作者の手指にて把持する箇所となるからである。そのため、把持部材8は可撓性を有し、尚且つ比較的剛性を有する合成樹脂、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンなどによって構成されるのが好ましい。このような材質で構成されていれば、従前のチューブのみが延出した態様と比べても、把持する箇所が比較的剛性を有しているため、安定的な操作が可能となる。
また、把持部材8の外周部には外方向に突出した係合凸部81が設けられている。これは図1に示したように、ハブ2が本体部5の内腔先端部に位置するとき、係合凸部81は本体部の後端部に設けられた係合孔51と係合する。この両者の係合により、本体部5の内腔先端部にハブ2が保持されることとなる。このため、留置針装置の使用初期時において、患者の血管を捕捉する際においても、血管に穿刺する内針先端部が外針よりも押し込められることなく、内針が確実に突出した状態で血管を穿刺することが可能となる。
また、把持部材8の円周上対抗する位置関係に一対のスリット83が設けられている。前記スリット83は把持部材8の軸方向に設けられており、把持部材後端部にて開口するよう設けられている。ハブの摺動操作時には把持部材8の後端部を操作する手指にて把持して操作するが、前記一対のスリット83を挟んだ位置関係となるようその手指を置き、把持部材8の内側方向、即ちチューブ側方向に操作力を加えて、把持部材8を把持する。把持部材8をスリット83を挟んだ両側から把持することにより、その把持力が把持部材8を介して伝達し、把持部材8が押圧・変形される。それにより、把持部材8とチューブ4(図示せず)の摩擦力が生じるため、把持部材8及びチューブを十分な力で操作することが可能となる。
更に前記把持操作による把持部材8の押圧・変形によって、前記把持部材の係合凸部81と本体部の係合孔51による係合が解除される。これによって、ハブ2の本体部5後端部への摺動操作が可能となる。以上、把持部材8に一対のスリット83を設けることで、操作性が向上した把持操作が可能となり、その把持操作により係合孔51と係合凸部82の係合解除操作を同時にすることが可能となる。
把持部材8にはハブ2のシール材3の隣接する位置に分離部83が設けられている。この分離部83は、ハブ2を本体部5の内腔後端部に移動させ、内針1を本体部5内腔に収納させた際に、分離部83を介して把持部材8とハブ2とを分離させることが可能となるよう構成されている。これによれば、留置針装置全体の長さがコンパクトになる。そのため、留置針装置を留置しておく際に、患者の体表面に接触している装置の小型化が図れるため、患者の負担が軽減させることが可能となる。
分離部83は把持部材8とハブ2を分離させるため、その態様については様々な態様が採用可能である。例えば、図4に示したように分離部83を薄肉の溝形状とし、把持部材8の円周上に設ける構成としてもよい。この構成によれば、把持部材8をそれぞれ外方向に力を加え、分離部83を介して、破断・分離することができる。また、分離部は所謂ミシン目のような態様であっても同様の効果を発揮することが可能である。即ち、分離部83の構成は把持部材を操作すれば、ハブ2と分離するような構成であればよく、その構成は他のいかなる公知の技術手段を採用してもよい。
次に本発明の留置針装置における一連の動作について、図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施形態を示す留置針装置の使用初期状態を示す断面図である。
本発明の留置針装置は通常図1に示したような状態、即ち金属製の内針1先端部が外針6先端開口部より突出した状態で使用に供される。
穿刺操作は、留置針装置本体部5の外周部の両側部に設けられ2つの翼7を本体部5の外表面に沿って上方に持ち上げ、両翼7を重ね合わせて把持することにより行う。両翼7を把持することで、その把持力が本体部5を介して、本体部5内腔に挿入された内針1に伝達される。これにより、本体部5内腔面と内針1との摩擦抵抗が増大し、結果として内針1の保持力が得られるため、穿刺操作を確実に行うことができる。
また、把持部材8の外周部には外方向に突出した係合凸部81が設けられている。
ハブ2が本体部5の内腔先端部に位置するとき、係合凸部81は本体部の後端部に設けられた係合孔51と係合する。この両者の係合により、本体部5の内腔先端部にハブ2が保持されることとなり、留置針装置の使用初期時において、患者の血管を捕捉する際においても、血管に穿刺する内針先端部が外針よりも押し込められることなく、内針が確実に突出した状態で血管を穿刺することができるようになる。
図2は、本発明の実施形態を示す留置針装置の血管捕捉後、内針を本体部内腔に収納した際の状態を示す断面図である。外針6先端開口部から突出した内針1先端部を血管に穿刺した後、外針6を血管内に留置する。この作業は内針1を穿刺後、把持部材8を介してハブ2を本体部5内腔の後端部に移動させて行う。ハブ2を本体部5内腔の後端部に移動させるには、まず把持部材8の後端部をスリット83を挟んだ位置関係となるよう両側から把持する。次に、把持部材8の内側方向、即ちチューブ側方向に操作力を加えて、把持部材8を把持する。そうすると、把持力が把持部材8を介して伝達し、把持部材8が押圧・変形される。これによって、把持部材8の係合凸部81と本体部の係合孔51による係合が解除され、内針1が接続されたハブ2を本体部5後端部側に移動する操作が可能となる。この把持部材8を引っ張る操作により、内針1は血管から抜去され、外針6のみが血管に穿刺された状態で留置され、血管と留置針装置の連通構造が形成され、各種療法の使用に供される。このとき、金属製の内針1は本体部5内腔に収納され、外部に露出したりすることがない状態で使用されるため、操作時の誤穿刺防止効果が得られ、安全な操作が可能となる。
また、図2に示したように、把持部材8を引っ張り、ハブ2を本体部5後端部側まで移動させると、ハブ2後端部の係合凸部33と本体部5後端部の係合孔51が係合し、ハブ2後端部の係合凹部32と本体部5後端部の係合凸部52が係合する構成が好ましい。これにより、ハブ2を本体部5内腔の後端部に移動させた際に、係合凸部33と係合孔51、係合凹部32と係合凸部52がそれぞれ係合し、軸方向の移動を制御することができる。即ち、内針1を本体部5内腔に収納して、前記のそれぞれの係合により、内針1が再突出することがないため、安全な使用が確保できるのである。
次に、把持部材8を引っ張り、ハブ2を本体部5後端部側まで移動させると、把持部材8が本体部5の後端部の開口部より延出して、長尺の状態で露出することになる。通常留置針は、療法中に患者の体表面に接触させた状態で、ある特定の時間使用に供されるが、装置全体が大きいと患者に身体的負荷を課すことになる。このような場合、本発明の留置針装置においては、露出した把持部材8を短尺化させることが可能である。即ち、ハブ2を本体部5後端部側まで移動させ、把持部材8を露出させた後、この把持部材8にスリット83を挟んで外方向に向かって操作力を加え、把持部材8がチューブ4から離間するようにする。このとき、把持部材8にはハブ2のシール材3の隣接する位置に分離部83が設けられているため、更に操作力を加えることで、分離部83を介して把持部材8を留置針本体から分離することが可能となる。
分離部83は、図4に示したように分離部83を薄肉の溝形状とし、把持部材8の円周上に設ける構成とするのが好ましい。この構成によれば、把持部材8をそれぞれ外方向に力を加え、分離部83を介して、破断・分離することができる。尚、分離した把持部材8はそのまま廃棄すればよい。
図3は、本発明の実施形態を示す留置針装置の使用中及び廃棄の際の状態を示す断面図である。把持部材8を分離した後は、図3に示したように装置全体が短尺化され、患者に接触させる装置の面積が減少するため、患者の負担軽減に寄与する。
本発明の留置針装置は、図3に示したような状態で患者の血管にその外針6を留置して、各種療法の使用に供される。
尚、本発明の留置針装置は、外針のみを血管内に留置して、内針を本体部内腔に収納して使用する留置針装置である。本発明の別の実施形態として、ハブ2の側部に、内針1とチューブ4を連通する流路に連通させるための横貫通路(図示せず)を設ける構成としてもよい。上記構成とすることで、内針1の内腔による流路に加え、ハブ2と本体部5内腔面とが形成する空間を流路とすることができるため、装置全体としてより大きな流量を確保できるため有利な態様である。
また、本発明の留置針装置を使用した後は、血管に留置させた外針6を抜去して、図3に示した状態のまま廃棄すればよい。廃棄する際には、金属製の内針1は本体部5内腔に収納された状態であり、前記係合凸部33と係合孔51、係合凹部32と係合凸部52のそれぞれ係合により、内針1が再突出することがないため、安全な廃棄操作が可能となる。
本発明の留置針装置は、内針と外針よりなり、内針を留置針装置本体内に収納して、外針を血管等に留置して使用する留置針装置であって、内針を本体内に収納するため安全に操作が可能である。また、内針収納操作において適度な摺動操作が可能であり、装置のコンパクト化が容易な患者への負担軽減を可能にした留置針装置である。そのため、輸液・輸血療法、体外血液循環療法に用いる留置針装置として好適である。
本発明の実施形態を示す留置針装置の使用初期状態を示す断面図 本発明の実施形態を示す留置針装置の血管捕捉後、内針を本体部内腔に収納した際の状態を示す断面図 本発明の実施形態を示す留置針装置の使用中及び廃棄の際の状態を示す断面図 本発明の留置針装置のハブ2、シール材3、把持部材8の構造を示す拡大平面図及び拡大断面図
符号の説明
1 内針
2 ハブ
3 シール材
31 環状凸部
32 係合凹部
33 係合凸部
4 チューブ
5 留置針本体部
51 係合孔
52 係合凸部
6 外針
7 翼部
8 把持部材
81 係合凸部
82 分離部
83 スリット

Claims (5)

  1. 略円筒状の本体部と、
    前記本体部の先端部に備えられた中空で管状の外針と、
    前記本体部の内腔に相対的に移動可能なように備えられ、その後端部にはチューブ部材が接続されるハブと、
    前記ハブの先端部に備えられ、前記外針の内腔に挿入可能な内針とを備え、
    前記ハブが前記本体部の内腔先端部に位置するとき、前記内針先端部が前記外針の先端開口部より突出し、
    前記ハブが前記本体部の内腔後端部に移動させることにより、前記内針を前記本体部内腔に収納する留置針装置において、
    前記ハブの外周部にシール材が設けられてなり、
    前記シール材先端部が前記本体部内腔面と摺動可能に当接し、
    且つ前記ハブの外周部と前記本体部内腔部との間の液密性が確保できるよう構成され、
    前記ハブ後端部に把持部材が設けられてなり、
    前記把持部材が前記チューブ部材の外周部を外嵌する構造で設けられた略円筒状部材から構成され、
    前記ハブが前記本体部の内腔先端部に位置するとき、前記把持部材後端部が前記本体部後端部開口部よりも突出して位置することを特徴とする留置針装置。
  2. 前記本体部の後端部に係合孔が設けられるとともに、前記係合孔に対応する前記把持部材の外周部に係合凸部が設けられ、前記ハブが前記本体部の内腔先端部に位置するとき、前記係合孔と前記係合凸部が係合し、前記本体部の内腔先端部に前記ハブが保持されることを特徴とする前記請求項1記載の留置針装置。
  3. 前記把持部材の円周上対抗する位置関係に一対のスリットが設けられてなり、前記スリットが前記把持部材の軸方向に設けられて構成され、前記把持部材後端部にて開口する構造としたことを特徴とする前記請求項1または2のいずれかの項記載の留置針装置。
  4. 前記把持部材の後端部を前記スリットを挟んで内側方向に押圧することで、前記係合孔と前記係合凸部の係合状態が解除される構造とした
    ことを特徴とする前記請求項3記載の留置針装置。
  5. 前記把持部材と前記ハブのシール材とが隣接する位置に分離部が設けられてなり、前記ハブを前記本体部の内腔後端部に移動させ、前記内針を前記本体部内腔に収納させた際に、前記分離部を介して前記把持部材と前記ハブとを分離させることが可能となる構造としたことを特徴とする前記請求項3または4の項記載の留置針装置。
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