JP4682843B2 - 無線式線量計 - Google Patents

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Description

本発明は、原子力施設の放射線管理区域又は同管理区域内の特定場所への出入りの際、被ばく線量測定データ等を無線で通信する無線式線量計に関する。
従来、放射線管理区域への立入り時において、線量計と入退域管理装置との間で線量計番号や線量及び立入り時間警報値等を、また、管理区域からの退出時間にも同様に線量計番号や線量計測定データを無線で通信するものが知られている。
また、放射線管理区域内での作業時においても無線で被ばく線量測定データ等を通信するものが知られている。入退域管理装置との通信では入退出する人が所持する線量計に限定する必要がある。そのために入退域管理装置では人が所持するカードを接触式又は非接触式で人の識別情報を読み取り、この識別情報を線量計に書き込む作業を行う。
エリア限定した形で入退域管理装置では応答できる線量計を呼び出し、応答があった線量計に先の識別情報を書き込むと共に、線量計の線量計番号を読み取り、線量計及び入退域管理装置、これらの先に接続されているシステム監視装置で線量計番号と人の識別情報とを関連付けている。
又は、入退域管理装置の前で線量計が備える起動ボタンを押す等の操作を行って入退域管理装置からの無線での呼びかけに応答する線量計を限定する等の手順によって、線量計の線量計番号と人の識別情報とを関連付けている。又は、線量計番号を人が入力することで線量計の線量計番号と人の識別情報とを関連付けている。
この種の技術として、特許文献1に記載されているように、線量計貸出し装置で線量計を貸し出す際に、ID(Identification)カードを線量計貸出し装置にかざすなどして人の識別情報を線量計貸出し装置に読み込ませ、この識別情報を線量計に書き込む。この線量計を貸し出す際に、入退域管理装置の手前において予め線量計の番号と人の識別情報とを関連付ける方法も提案されている。
この他、同種の技術として特許文献2及び3も提案されている。
特開2002−286845号公報 特開2003−98253号公報 特開2005−233806号公報
ところで、従来の無線式線量計においては、線量計の線量計番号と所持者のID情報とを関連付ける際に、限定エリア内で通信装置による無線によってID情報を線量計に書き込むため、入退域管理装置から無線で線量計を呼び出し、応答のあった線量計に対してID情報を書き込んでいる。このとき複数の線量計から応答されることがないように、交信エリアを極端に狭くするために送信出力を抑え、例えば50cm程度の範囲でしか通信ができないようにしている。
しかし、無線電波では電波の干渉が発生するので、入退域管理装置の前に存在する対象者の保有の線量計と必ずしも通信できるわけではなく、対象者の近隣にいる者の線量計が応答してしまい、近隣者の線量計に対象者のID情報が書き込まれるといった不具合が生じる。このため、管理区域内のID情報書込みのための通信装置と通信する場合、交信エリアが狭いので、入退域管理装置との交信の場合と同様、その通信装置に極めて近い位置でないと交信することができない。また、操作ボタンを押したり、線量計をかざしたりする方法では、防護服のポケットなどから線量計を取り出す手間が生じると共にボタン操作の手間が発生し、更にはボタンの押し間違えなどの誤作業により余計な時間が掛かってしまう。言い換えれば、放射線管理区域内での線量計の管理を容易に行うことができないという問題がある。
上記特許文献1に開示されている予め線量計貸出し装置で関連付ける方法では、そのような線量計貸出し装置が新たな設備として必要となり、設備コストが高くなるという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、放射線管理区域内での線量計の管理を、設備コストを高くすることなく容易に行うことができる無線式線量計を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1による無線式線量計は、放射線管理区域への入退を管理する入退域管理装置との交信にて個人の識別情報を取得して記憶し、この記憶後に放射線管理区域にて被ばく線量の計測を行い当該計測値を通信装置を介して監視装置へ無線送信する無線式線量計において、前記入退域管理装置から電磁誘導による電磁放射信号を受けた際に無線手段を無線通信できる状態に起動する手段と、前記入退域管理装置からの電磁放射信号に、当該入退域管理装置の識別符号信号が含まれる際に前記識別符号信号を認識する手段とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、無線式線量計の無線手段を電磁誘導によって起動させるようにしたので、電波のように干渉することがなくなり、これによって、入退域管理装置の電磁放射部分に居る利用者が所持する無線式線量計のみを起動させ、この無線式線量計に、その利用者の識別情報を記憶させることができる。従って、従来のように、電波の干渉によって入退対象者の近隣にいる者の無線式線量計が応答してしまい、この線量計に対象者の識別情報が書き込まれるといった不具合が無くなる。また、防護服のポケット等に無線式線量計を入れたままでも電磁誘導によって起動させることができるので、従来のようにポケットなどから線量計を取り出す手間やボタン操作の手間が発生しなくなり、更にボタンの押し間違えなどの誤作業により余計な時間が掛かることも無くなる。このため、放射線管理区域内での無線式線量計の管理を容易に行うことができる。
また、入退域管理装置からの電磁放射に該当入退域管理装置識別符号が含まれる場合、その符号を認識することで、入退域管理装置が複数台並んでいるような場所においても間違いなく利用者の識別情報と無線式線量計の識別符号とを関連付けることができる。
また、本発明の請求項による無線式線量計は、放射線管理区域への入退を管理する入退域管理装置との交信にて個人の識別情報を取得して記憶し、この記憶後に放射線管理区域にて被ばく線量の計測を行い当該計測値を通信装置を介して監視装置へ無線送信する無線式線量計において、前記入退域管理装置から赤外線信号を受けた際に無線手段を無線通信できる状態に起動する手段と、前記入退域管理装置からの赤外線信号に、当該入退域管理装置の識別符号信号が含まれる際に前記識別符号信号を認識する手段とを備えたことを特徴とす
この構成によれば、無線式線量計の無線手段を赤外線信号の受信によって起動させるようにしたので、電波のように干渉することがなくなり、これによって、入退域管理装置の電磁放射部分に居る利用者が所持する無線式線量計のみを起動させ、この無線式線量計に、その利用者の識別情報を記憶させることができる。従って、従来のように、電波の干渉によって入退対象者の近隣にいる者の無線式線量計が応答してしまい、この線量計に対象者の識別情報が書き込まれるといった不具合が無くなる。また、従来のように線量計のボタン操作の手間が発生しなくなり、更にボタンの押し間違えなどの誤作業により余計な時間が掛かることも無くなる。このため、放射線管理区域内での無線式線量計の管理を容易に行うことができる。
また、入退域管理装置からの赤外線信号に該当入退域管理装置識別符号が含まれる場合、その符号を認識することで、入退域管理装置が複数台並んでいるような場所においても間違いなく利用者の識別情報と無線式線量計の識別符号とを関連付けることができる。
また、本発明の請求項による無線式線量計は、放射線管理区域への入退を管理する入退域管理装置との交信にて個人の識別情報を取得して記憶し、この記憶後に放射線管理区域にて被ばく線量の計測を行い当該計測値を通信装置を介して監視装置へ無線送信する無線式線量計において、前記入退域管理装置から超音波信号を受けた際に無線手段を無線通信できる状態に起動する手段と、前記入退域管理装置からの超音波信号に、当該入退域管理装置の識別符号信号が含まれる際に前記識別符号信号を認識する手段とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、無線式線量計の無線手段を超音波信号の受信によって起動させるようにしたので、電波のように干渉することがなくなり、これによって、入退域管理装置の電磁放射部分に居る利用者が所持する無線式線量計のみを起動させ、この無線式線量計に、その利用者の識別情報を記憶させることができる。従って、従来のように、電波の干渉によって入退対象者の近隣にいる者の無線式線量計が応答してしまい、この線量計に対象者の識別情報が書き込まれるといった不具合が無くなる。また、従来のように線量計のボタン操作の手間が発生しなくなり、更にボタンの押し間違えなどの誤作業により余計な時間が掛かることも無くなる。このため、放射線管理区域内での無線式線量計の管理を容易に行うことができる。
また、入退域管理装置からの超音波信号に該当入退域管理装置識別符号が含まれる場合、その符号を認識することで、入退域管理装置が複数台並んでいるような場所においても間違いなく利用者の識別情報と無線式線量計の識別符号とを関連付けることができる。
また、本発明の請求項による無線式線量計は、請求項1からの何れか1項において、前記無線手段が無線通信を行う無線用アンテナを、プリント基板上に金属配線パターンを実装すると共に、アンテナ周波数を所望の周波数で整合を取るための集中定数部品を前記金属配線パターンに接続して実装することにより形成し、この無線用アンテナが形成されたプリント基板を電波透過材料により形成されたケースに収容したことを特徴とする。
この構成によれば、無線用アンテナの寸法を小さくすることができるので、無線用アンテナを収容するアンテナケースも小型で済む。通常、無線式線量計本体は金属筐体であり、この筐体内から無線用アンテナを突き出して電波透過可能なアンテナケース内に収め、このケースを本体に一体に組み合わせるようになっている。従って、アンテナケースが小型で済めば、無線式線量計全体もその分小型化できる。
また、本発明の請求項による無線式線量計は、請求項1において、前記無線手段が無線通信を行う無線用アンテナを、プリント基板上に金属配線パターンを実装すると共に、アンテナ周波数を所望の周波数で整合を取るための集中定数部品を前記金属配線パターンに接続して実装することにより形成し、また、同プリント基板上に電磁放射信号を受信する電磁誘導受信用アンテナを、コイルとコンデンサとを金属配線パターンで接続して実装することにより形成し、これらの無線用アンテナ及び電磁誘導受信用アンテナが形成されたプリント基板を電波透過材料により形成されたケースに収容したことを特徴とする。
この構成によれば、無線用アンテナの寸法を従来よりも小さくすることができるので、従来と同容積のアンテナケースを想定した場合、そのアンテナケース内に無線用アンテナを小さくした分の空きスペースができ、このスペースに電磁誘導受信用アンテナを設置可能となる。このことから、本発明のように同一プリント基板上に無線用アンテナと電磁誘導受信用アンテナとを形成し、これをアンテナケースに収容することができるので、従来のアンテナケースのサイズを大きくすることなく、電磁誘導受信用アンテナも収容することができる。
また、本発明の請求項による無線式線量計は、請求項において、前記プリント基板上に、前記無線用アンテナと前記電磁誘導受信用アンテナとの何れか一方が動作状態となるように切り替える切替スイッチを、それら無線用アンテナと電磁誘導受信用アンテナとの間に接続して備え、前記電磁放射信号の受信前は、前記電磁誘導受信用アンテナのみが動作状態となるように前記切替スイッチを切替制御し、この動作状態の電磁誘導受信用アンテナで前記電磁放射信号が受信された際に、前記切替スイッチを前記無線用アンテナのみが動作状態となるように切替制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、放射線管理区域へ入る時は確実に電磁誘導受信用アンテナで電磁放射信号のみを受信し、この受信後、即ち放射線管理区域へ入った後は確実に無線用アンテナのみで無線通信することができる。
また、本発明の請求項による無線式線量計は、請求項またはにおいて、前記電磁誘導受信用アンテナはLF帯又はHF帯の周波数信号を受信し、前記無線用アンテナはVHF帯又はUHF帯の周波数信号を受信することを特徴とする。
この構成によれば、各アンテナでの通信周波数帯域が異なるので誤通信が無くなる。
以上説明したように本発明によれば、放射線管理区域内での線量計の管理を、設備コストを高くすることなく容易に行うことができるという効果がある。また、無線用アンテナの寸法を小さくすることができるので、アンテナケースに無線用アンテナと電磁誘導受信用アンテナとを収容してもアンテナケースの小型化を図ることができ、結果的に無線式線量計の小型化を図ることができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。但し、本明細書中の全図において相互に対応する部分には同一符号を付し、重複部分においては後述での説明を適時省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る無線式線量計を収納する充電貸出装置及び入退域管理装置の外観図である。また、図1に示す無線式線量計2の内部構成を図2に示し、入退域管理装置3の外部構成を図3に示す。
図1に示す充電貸出装置1は、多数の無線式線量計2を保管すると共に充電するためのものである。
無線式線量計2は、図2に示すように、アンテナ2−1と、無線信号の送信/受信を行うRF(Radio Frequency)部2−2と、無線式線量計全体を制御するCPU2−3と、線量計番号、人の識別情報、被ばく量計測値などの情報を記憶するメモリ部2−4と、被ばく量を計測する計測部2−5と、ブザーやLED(Light emitting diode)などの音や光を出力する通知部2−6と、電磁誘導の電磁放射による起動信号を送出する電磁誘導回路2−7とを備えて構成されている。なお、電磁誘導回路2−7は、赤外線方式の場合、赤外線による起動信号を送出する赤外線回路であり、超音波方式の場合、超音波による起動信号を送出する超音波回路である。
入退域管理装置3は、図3に示すように、情報を表示するディスプレイ装置3−1と、操作スイッチ3−2と、人のIDカードを設置し、人の識別情報を読み込むIDカード読取部3−3と、無線信号の送受信を行うアンテナ3−4と、起動信号を送出する電磁誘導部3−5とを備えて構成されている。なお、電磁誘導部3−5は、赤外線方式の場合、赤外線による起動信号を送出する赤外線回路であり、超音波方式の場合、超音波による起動信号を送出する超音波回路である。
この入退域管理装置3は、図4に示すように、放射線管理区域10に配置された無線送受信装置4と共に通信ネットワーク5にてシステム監視装置6に接続される。これによって放射線管理システムが構築されている。無線送受信装置4は、無線式線量計2と無線通信による信号の送受信を行うものである。なお、入退域管理装置3は、単独で設置されているスタンドアローンの場合もある。
次に、図4に示す放射線管理システムにおける無線式線量計2の管理処理の動作を、図5に示すシーケンス図を参照して説明する。
無線式線量計2は、充電貸出装置1に保管された状態では、線量計番号(線量計識別符号)のみの情報を保持している。つまり、線量計番号以外の情報は保持しておらず待機状態にある。そして、無線式線量計2が充電貸出装置1から取り出されると起動待ち状態となる(S2−1)。
一方、入退域管理装置3では、人が所有するIDカードがIDカード読取部3−3に提示されると、IDカード内の識別情報(ID情報)を読み取り、そのID情報を保持する(S3−1)。次に、入退域管理装置3は、近くにある無線式線量計2を呼び出すために、電磁誘導部3−5を起動し、電磁放射による起動信号を送信する(S3−2)。なお、起動信号は、赤外線方式の場合は赤外線による信号であり、超音波の場合は超音波による信号となる。
更に、起動信号は、データを含まない単なるキャリア信号でもよく、また、図6(a)に示すように入退域管理装置識別符号a2を含んだ信号Aでもよい。この信号Aは、他に同期信号a1、誤り検出符号a3を含んで構成されているが、誤り検出符号a3の代わりに誤り訂正符号でもよく、更には、その符号自体省略することも可能である。
その起動信号を受信した無線式線量計2は、当該無線式線量計自体の図6(b)に示す線量計識別符号b1を載せた信号Bを入退域管理装置3へ無線送信する(S2−2)。なお、信号Bは、同期信号a1、送信元の線量計識別符号b1、送信先の入退域管理装置識別符号a2、誤り検出符号a3で構成されているが、誤り検出符号a3の代わりに誤り訂正符号でもよく、更には、その符号自体省略することも可能である。
この入退域管理装置宛電文である信号Bを受信した入退域管理装置3は、線量計識別符号b1を保持し(S3−3)、図6(c)に示す既に読み込んで保持済みの人のID情報c1を載せた信号Cを該当無線式線量計2へ無線送信する(S3−4)。なお、信号Cは、同期信号a1、送信元の入退域管理装置識別符号a2、送信先の線量計識別符号b1、ID情報c1、誤り検出符号a3で構成されているが、誤り検出符号a3の代わりに誤り訂正符号でもよく、更には、その符号自体省略することも可能である。
この信号Cを無線式線量計2が入退域管理装置3から受信し、当該無線式線量計2の所有者のID情報c1を内部のメモリ部2−4に記憶し(S2−3)、この応答を入退域管理装置3へ無線送信して(S2−4)、通信を終了する(S2−5)。なお、その通信終了は、本例の通信終了の仕方以外に、入退域管理装置3からの終了通信を受けて通信終了としてもよい。また、ステップS2−2、S2−4及びS3−4での送信は、無線としたが、電磁誘導、赤外線及び超音波の何れでもよい。
入退域管理装置3は、上記ステップS2−4の応答を確認し(S3−5)、この結果の情報をディスプレイ装置3−1に表示すると共に、システム監視装置6に転送する(S3−7)。なお、ディスプレイ装置3−1の表示とシステム監視装置6への転送は、このように通信終了後行っても良いし、通信ごとに適時行っても良い。
上記通信を終了した無線式線量計2は、利用者のID情報c1が記憶されているので、この状態で無線受信待ちとなる(S2−6)。なお、放射線管理区域10で通信を行わないシステムにおいては、無線式線量計2は待ち受けではなく、起動待ちとなる。
一方、放射線管理区域10にある無線送受信装置4は、通信ネットワーク5を経由してシステム管理装置6から指示を受けると(S4−1)、その指示に従った要求を無線式線量計2へ宛に無線送信する(S4−2)。
無線式線量計2は、自分宛の電文を受信するとその指示に従った応答を送信する(S2−7)。そして受信待ち状態に戻る(S2−6)。一方、無線式線量計2からの応答を受信した無線送受信装置4は(S4−3)、システム監視装置6へ応答内容を送信し(S4−4)、システム監視装置6からの指示待ち状態に戻る。
放射線管理区域10内の通信においては、例えば放射線管理区域10の全エリアでの通信が可能であり、無線式線量計2と無線送受信装置4とでは、相手を指定しながら通信を行っているので、他の無線式線量計と交信することはない。以降、無線式線量計2及び無線送受信装置4は、上記ステップS2−6〜S2−7、S4−1〜S4−4の動作を繰り返す。
なお、無線式線量計2は、充電貸出装置1に戻されると、線量計識別符号b1以外の情報は消去され、待機状態となるので、上記ステップS2−1において、ID情報c1が記憶されているとの認識が行なわれることはない。
以上説明したように第1の実施の形態の無線式線量計によれば、利用者が入退域管理装置3のIDカード読取部3−3にIDカードを翳してID情報c1を取得保持した際に、無線式線量計2を電磁誘導、赤外線通信、超音波通信の何れかによって起動させ、この起動した無線式線量計2に入退域管理装置3からID情報c1を送信して保持するようにした。
つまり、無線式線量計2を電磁誘導、赤外線通信、超音波通信の何れかによって起動させるようにしたので、電波のように干渉することがなくなり、これによって、入退域管理装置3の前でIDカードを翳した利用者が所持する無線式線量計2のみを起動させ、この無線式線量計2に、その利用者のID情報c1を記憶させることができる。
従って、従来のように、電波の干渉によって入退対象者の近隣にいる者の無線式線量計が応答してしまい、この線量計に対象者のID情報が書き込まれるといった不具合が無くなる。
また、防護服のポケット等に無線式線量計2を入れたままでも電磁誘導によって起動させることができるので、従来のようにポケットなどから線量計を取り出す手間やボタン操作の手間が発生しなくなり、更にボタンの押し間違えなどの誤作業により余計な時間が掛かることも無くなる。このため、放射線管理区域内での無線式線量計2の管理を容易に行うことができる。
入退域管理装置3からの起動信号に該当入退域管理装置識別符号a2を入れておくことにより、入退域管理装置3が複数台並んでいるような場所においても間違いなく利用者のID情報c1と線量計識別符号b1とを関連付けることができる。
無線式線量計2の起動手段(電磁誘導回路2−7,電磁誘導部3−5)と、交信手段(無線送受信装置4との交信用のRF部2−2,アンテナ3−4)を別々にすることで、相手を特定できない時の交信には電波干渉の生じない電磁誘導、赤外線及び超音波の何れかで無線式線量計2を起動し、この起動した線量計2と交信してID情報c1の関連付けを行う。この関連付けが済んだ後の交信は、当該ID情報c1を用いて交信相手を指定して間違わないように交信できるので、広範囲で交信可能となる。このように、無線式線量計2への利用者ID情報の関連付け後は、放射線管理区域10での広いエリアで無線式線量計2と交信可能とすることができる。この機能は、従来のような新たな設備である線量計貸出し装置を必要としないので、設備コストが高くなるということはない。
つまり、放射線管理区域内での線量計の管理を、設備コストを高くすることなく容易に行うことができる。
(第2の実施の形態)
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る無線式線量計のアンテナの構成を示す図である。
上記第1の実施の形態で説明済みの無線式線量計2は、アンテナとして、RF部2−2に接続された無線用アンテナ2−1aと、電磁誘導回路2−7に接続された電磁誘導受信用アンテナ2−1bとを備えている。それらのアンテナ2−1a,2−1bは、樹脂製等の電波が透過可能な材料で形成されたアンテナケース2−10に収容されている。
アンテナ2−1a,2−1bは、図8の無線式線量計2の外観図にも示すように、無線式線量計2の本体であって他の構成要素2−2〜2−7が略密閉状態に収容された金属筐体2−11に組み込まれている。これは、金属筐体2−11の一方の側部に、細長い直方体形状のアンテナケース2−10が丁度嵌合されるサイズの凹部が形成されており、その凹部に組み込まれている。
各構成要素2−2〜2−7は、外部からの電磁波の影響を無くすために金属筐体2−11の内部に略密閉状態に収容されているが、各アンテナ2−1a,2−1bは外部と通信を行う必要があるので、金属筐体2−11の貫通穴から突き出されてアンテナケース2−10内に収容されるようになっている。
また、図8に示すように、金属筐体2−11の表面には、液晶等による表示部2−12と、放射線量計測のための計測窓2−13とが配置されている。
無線用アンテナ2−1aは、アンテナケース2−10内において図9に示すように、プリント基板11の上にアルミニュウムや銅等の金属配線パターン(アンテナパターン又は配線パターンとも称す)を蒸着、トリミング等の一般的な方法で形成することによって構成されている。
この際、無線用アンテナ2−1aを小型化し、アンテナ周波数を所望の周波数で整合を取るために、集中定数部品であるインダクタ12やコンデンサ13をアンテナパターンに接続して実装している。つまり、インダクタ12は無線信号の波長短縮の目的の集中定数部品、コンデンサ13は所望の周波数で整合をとるための集中定数部品である。
アンテナパターンは、プリント基板11の片面のみを使うパターン、或いはプリント基板11の両面に当該両面のものが接続状態となるようにパターンを形成することによってアンテナエレメント長を長くするようにしても良い。
電磁誘導受信用アンテナ2−1bは、コイルによって形成されており、そのコイル2−1bがコンデンサ14と配線パターンで接続されている。コンデンサ14は、所望の周波数でコイル2−1bと共振をとるためのものであり、本例では図9に示すようにアンテナケース2−10内に配置したが、電磁誘導回路2−7内に配置してもよい。
次に、このような無線用アンテナ2−1a及び電磁誘導受信用アンテナ2−1bをアンテナケース2−10に搭載した無線式線量計2の管理処理の動作を、図10に示すシーケンス図を参照して説明する。
無線式線量計2は、最初、線量計番号以外の情報は保有しておらず、起動待ちとなっている(S2−1a)。
一方、入退域管理装置3は、人が所有するIDカードがIDカード読取部3−3に提示されると、IDカード内の識別情報(ID情報)を読み取り、そのID情報を保持する(S3−1a)。次に、入退域管理装置3は、近くにある線量計を呼び出すために、電磁誘導部3−5により起動信号を送信する(S3−2a)。
無線式線量計2は、その起動信号を電磁誘導受信用アンテナ2−1bで受信すると起動状態となって、自無線式線量計2の線量計識別符号を載せた情報を入退域管理装置3へ無線用アンテナ2−1aから無線送信する(S2−2a)。この入退域管理装置宛電文を受信した入退域管理装置3は、線量計識別符号b1を保持し(S3−3a)、この保持対象の無線式線量計2を、これから無線通信を行う通信相手と認識し、この認識した無線式線量計2宛に要求又は設定データを無線送信する(S3−4a)。
この情報を無線式線量計2が無線用アンテナ2−1aで受信し(S2−3a)、この受信の応答を入退域管理装置3宛に無線用アンテナ2−1aから無線送信し(S2−4a)、通信を終了する。なお、無線式線量計2の通信終了は、本例のように行ってもよいし、入退域管理装置3からの終了通信によって通信終了としてもよい。
一方、入退域管理装置3は上記ステップS2−4aの無線式線量計2からの応答を確認すると(S3−5a)、通信を終了する。なお、ここで、入退域管理装置3は引き続き無線式線量計2に送信したいデータがあれば通信終了するのではなく、無線送信するようになっている。
この通信シーケンスのように、無線式線量計2は、最初、電磁誘導による起動を待ち、起動後に無線通信するといった具合に電磁誘導受信と無線通信とが同時になされることはない。
このため、LF(Low Frequency)帯又はHF(High Frequency)帯の電磁誘導受信用アンテナと、VHF(Very High Frequency)帯又はUHF(Ultra High Frequency)帯の無線用アンテナとを共用し、切り替えて使うという構成が可能である。このアンテナ共用の回路構成例を図11に示して説明する。
即ち、アンテナ共用回路は、プリント基板11の上に、コイルによって形成されたLF帯又はHF帯の電磁誘導受信用アンテナ21と、このアンテナ21に配線パターンを介して端子23aが接続され、配線パターン及びコンデンサ22を介して端子23bが接続された第1の切替スイッチ23と、電磁誘導受信用アンテナ21及びコンデンサ22に配線パターンを介して可動部24aに接続された第2の切替スイッチ24と、この第2の切替スイッチ24の端子24bにコンデンサ又はインダクタンスによる集中定数部品25を介して配線パターンで接続されたVHF帯又はUHF帯のアンテナ端子26と、第1の切替スイッチ23の端子23c及び集中定数部品25に配線パターンで接続されたアース端子27と、第2の切替スイッチ24の端子24cに配線パターンで接続されたLF帯又はHF帯のアンテナ端子28と、第1の切替スイッチ23の可動部23d及び第2の切替スイッチ24の可動部24aに配線パターンで接続されたスイッチ制御端子29とを備えて構成されている。
コンデンサ22は、所望の周波数で電磁誘導受信用アンテナ21と共振をとるためのものである。集中定数部品25は、VHF帯又はUHF帯のアンテナ整合をとるためのものである。各切替スイッチ23,24は、アンテナの切替を行うものであり、トランジスタ回路、FET(Field Effect Transistor)回路、ダイオード回路などの能動回路で構成されている。
VHF帯又はUHF帯のアンテナ端子26はRF部2−2に接続され、LF帯又はHF帯のアンテナ端子は電磁誘導回路2−7に接続されている。スイッチ制御端子29はCPU2−3に接続されている。
このような構成のアンテナ共用回路を、LF帯又はHF帯のアンテナとして使用する場合の接続を図12に示し、その動作を説明する。
CPU2−3の制御に応じてスイッチ制御端子29にLF帯又はHF帯のスイッチ制御信号が入力されると、この制御信号に応じて、第1の切替スイッチ23の可動部23dが3つの端子23a,23b,23cを接続し、第2の切替スイッチ24の可動部24aが端子24cと接続状態となる。
これによって、LF帯又はHF帯の電磁誘導受信用アンテナ21がコンデンサ22と並列状態にアース端子27とLF帯又はHF帯のアンテナ端子28との間に接続されるので共振回路が形成される。これによってLF帯又はHF帯のアンテナ端子28とアース端子27との間にLF帯又はHF帯の受信信号が現れる。この受信信号が電磁誘導回路2−7へ出力される。
次に、電磁誘導回路2−7にLF帯又はHF帯の受信信号が入力されると、CPU2−3の制御に応じてスイッチ制御端子29にVHF帯又はUHF帯のスイッチ制御信号が入力される。この制御信号に応じて、図13に示すように、第1の切替スイッチ23の可動部23dが3つの端子23a,23b,23cから離れ、第2の切替スイッチ24の可動部24aが端子24bと接続状態となる。
これによって、電磁誘導受信用アンテナ21が第2の切替スイッチ24と集中定数部品25を介してVHF帯又はUHF帯のアンテナ端子26に接続されるので、電磁誘導受信用アンテナ21が波長短縮用アンテナの働きを行い、集中定数部品25による整合回路によって所望の周波数で整合が取られ、アース端子27とVHF帯又はUHF帯のアンテナ端子26との間にVHF帯又はUHF帯の受信信号が現れる。この受信信号がRF部2−2へ出力される。
以上説明したように第2の実施の形態のアンテナを搭載した無線式線量計2によれば、無線用アンテナ2−1aをプリント基板11のアンテナパターンとインダクタ12やコンデンサ13の集中定数部品とを組み合わせて構成することによって、無線用アンテナ2−1aの寸法を小さくすることができる。
これによって、アンテナケース2−10内に、電磁誘導受信用アンテナ2−1bとしてのコイル並びに共振用のコンデンサ14を設置するスペースを確保することができるので、アンテナケース2−10のサイズを小型のままとすることができ、結果的に、無線式線量計2のサイズを小型にすることができる。
また、LF帯又はHF帯の電磁誘導受信用アンテナとVHF帯又はUHF帯の無線用アンテナを共用することでも、アンテナケース2−10のサイズを小型のままとすることができ、結果的に、無線式線量計2のサイズを小型にすることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る無線式線量計を収納する充電貸出装置及び入退域管理装置の外観図である。 第1の実施の形態に係る無線式線量計の内部構成を示すブロック図である。 上記入退域管理装置の外部構成を示す図である。 第1の実施の形態に係る無線式線量計を管理する放射線管理システムの構成図である。 上記放射線管理システムにおける本無線式線量計の管理処理の動作を説明するためのシーケンス図である。 第1の実施の形態に係る無線式線量計と入退域管理装置とで送受信される情報信号の構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る無線式線量計のアンテナの構成を示す図である。 無線式線量計の外観図である。 第2の実施の形態に係る無線式線量計のアンテナケース内のプリント基板上の無線用アンテナ及び電磁誘導受信用アンテナの構成を示す図である。 第2の実施の形態の無線式線量計の管理処理の動作を説明するためのシーケンス図である。 LF帯又はHF帯の電磁誘導受信用アンテナと、VHF帯又はUHF帯の無線用アンテナとによるアンテナ共用回路の構成例を示す図である。 上記アンテナ共用回路をLF帯又はHF帯の電磁誘導受信用アンテナとして使用する場合の接続状態を示す図である。 上記アンテナ共用回路をVHF帯又はUHF帯の無線用アンテナとして使用する場合の接続状態を示す図である。
符号の説明
1 充電貸出装置
2 無線式線量計
2−1 アンテナ
2−2 RF部
2−3 CPU
2−4 メモリ部
2−5 計測部
2−6 通知部
2−7 電磁誘導回路
3 入退域管理装置
3−1 ディスプレイ装置
3−2 操作スイッチ
3−3 IDカード読取部
3−4 アンテナ
3−5 電磁誘導部
4 無線送受信装置
5 通信ネットワーク
6 システム監視装置

Claims (7)

  1. 放射線管理区域への入退を管理する入退域管理装置との交信にて個人の識別情報を取得して記憶し、この記憶後に放射線管理区域にて被ばく線量の計測を行い当該計測値を通信装置を介して監視装置へ無線送信する無線式線量計において、
    前記入退域管理装置から電磁誘導による電磁放射信号を受けた際に無線手段を無線通信できる状態に起動する手段と、
    前記入退域管理装置からの電磁放射信号に、当該入退域管理装置の識別符号信号が含まれる際に前記識別符号信号を認識する手段と
    を備えたことを特徴とする無線式線量計。
  2. 放射線管理区域への入退を管理する入退域管理装置との交信にて個人の識別情報を取得して記憶し、この記憶後に放射線管理区域にて被ばく線量の計測を行い当該計測値を通信装置を介して監視装置へ無線送信する無線式線量計において、
    前記入退域管理装置から赤外線信号を受けた際に無線手段を無線通信できる状態に起動する手段と、
    前記入退域管理装置からの赤外線信号に、当該入退域管理装置の識別符号信号が含まれる際に前記識別符号信号を認識する手段と
    を備えたことを特徴とする無線式線量計。
  3. 放射線管理区域への入退を管理する入退域管理装置との交信にて個人の識別情報を取得して記憶し、この記憶後に放射線管理区域にて被ばく線量の計測を行い当該計測値を通信装置を介して監視装置へ無線送信する無線式線量計において、
    前記入退域管理装置から超音波信号を受けた際に無線手段を無線通信できる状態に起動する手段と、
    前記入退域管理装置からの超音波信号に、当該入退域管理装置の識別符号信号が含まれる際に前記識別符号信号を認識する手段と
    を備えたことを特徴とする無線式線量計。
  4. 前記無線手段が無線通信を行う無線用アンテナを、プリント基板上に金属配線パターンを実装すると共に、アンテナ周波数を所望の周波数で整合を取るための集中定数部品を前記金属配線パターンに接続して実装することにより形成し、この無線用アンテナが形成されたプリント基板を電波透過材料により形成されたケースに収容した
    ことを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の無線式線量計。
  5. 前記無線手段が無線通信を行う無線用アンテナを、プリント基板上に金属配線パターンを実装すると共に、アンテナ周波数を所望の周波数で整合を取るための集中定数部品を前記金属配線パターンに接続して実装することにより形成し、また、同プリント基板上に電磁放射信号を受信する電磁誘導受信用アンテナを、コイルとコンデンサとを金属配線パターンで接続して実装することにより形成し、これらの無線用アンテナ及び電磁誘導受信用アンテナが形成されたプリント基板を電波透過材料により形成されたケースに収容した
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線式線量計。
  6. 前記プリント基板上に、前記無線用アンテナと前記電磁誘導受信用アンテナとの何れか一方が動作状態となるように切り替える切替スイッチを、それら無線用アンテナと電磁誘導受信用アンテナとの間に接続して備え、
    前記電磁放射信号の受信前は、前記電磁誘導受信用アンテナのみが動作状態となるように前記切替スイッチを切替制御し、この動作状態の電磁誘導受信用アンテナで前記電磁放射信号が受信された際に、前記切替スイッチを前記無線用アンテナのみが動作状態となるように切替制御する制御手段
    を備えたことを特徴とする請求項5に記載の無線式線量計。
  7. 前記電磁誘導受信用アンテナはLF帯又はHF帯の周波数信号を受信し、前記無線用アンテナはVHF帯又はUHF帯の周波数信号を受信することを特徴とする請求項5または6に記載の無線式線量計。
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