JP4682786B2 - マイクロコンピュータ - Google Patents

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Description

本発明は、CPUと、このCPUによってデータが書き込まれる複数のリソースと、前記CPUによって出力されるアドレスをデコードするアドレスデコーダとを備えて構成されるマイクロコンピュータに関する。
例えば、通信系のアプリケーションに使用されるマイクロコンピュータにおいては、ある送信元より受信したデータを複数の送信先に転送する、という処理を行なう場合がある。その際、CPUは、送信先に対応して用意されている通信用LSIの送信バッファに対して順次データを書き込んで行く。
即ち、図10に示すように、CPU1は、3つのリソース(周辺回路など)2〜4(リソース(1)〜(3))に対して同一のデータを書き込んでセットする場合、リソース2〜4を選択するための論理アドレスをライトアクセス許可信号と共にデコーダ5に順次出力すると、デコーダ5は、与えられた論理アドレスのデコード結果を選択信号(1〜3)としてリソース2〜4に順次出力する。従って、その場合のタイミングチャートは、図12に示すようになり、CPU1が書き込み処理をシリアルに行なうのに時間を要するため、通信処理が遅滞するおそれがある。
斯様な問題に対処する技術の1つとして、例えば特許文献1に開示されているものがある。この技術では、ホストコンピュータ200と、各機能ブロック103〜105との間に、ホストI/F101及びシーケンス制御ブロック102が介在するように構成されている。そして、ホストコンピュータ200が各機能ブロック103〜105にデータを書き込む場合は、シーケンス制御ブロック102に所定のパラメータをセットすると、シーケンス制御ブロック102が夫々の機能ブロック103〜105に対してデータを書き込むようになっている。
特開2004−362176号公報(図5参照)
特許文献1に開示されている技術では、ホストコンピュータ200自体の処理時間は軽減されるが、シーケンス制御ブロック102が夫々の機能ブロック103〜105に対してデータを書き込むサイクルは、図12に示すタイミングチャートと同様に行われることに代わりはなく、全体の処理時間が短縮されているとは言えない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、CPUが複数のリソースに対してデータ書込みを行なう時間を効果的に短縮することができるマイクロコンピュータを提供することにある。
請求項1記載のマイクロコンピュータによれば、多重選択信号出力回路は、CPUが所定の書き込みアドレスを出力した場合に、アドレスデコーダにより出力されるデコード信号に基づいて、複数のリソースの内2つ以上を同時に選択するための信号を出力する。従って、CPUは、多重選択用に割り当てられているアドレスを出力してデータの書込みを行えば、複数のリソースに同時に書き込みを行なうことが可能となり、書き込み処理に要する時間を短縮することができる。
そして、多重選択信号出力回路は、CPUが複数のリソースの1つよりデータを読み出すと、そのデータの一部をデコードすることで当該データを複数のリソースの内何れか1つ以上に書き込むための書き込み信号を生成出力する。例えば、あるリソース(A)が保持しているデータを他のリソース(B)に転送する場合、従来であれば、
(1)リソース(A)よりデータ読出し
(2)リソース(B)にデータ書込み
の2つのサイクルが必要であるが、請求項1のように構成すれば、(1)のデータ読出しサイクルを実行して読み出されたデータを、同じサイクル中においてリソース(B)に書き込むことができる。従って、データ転送に要する時間を大幅に短縮することが可能となる。尚、請求項1においては、データ読出しの対象となるリソースと書込み対象となるリソースとを同時に選択することで多重選択を行うことになる。
請求項記載のマイクロコンピュータによれば、CPUが複数のリソースの1つよりデータを読み出すと、データ変換部は、そのデータの少なくとも一部を異なるデータ値に変換する。従って、読み出したデータの少なくとも一部を変更して書き込みを行う必要がある場合は、CPUがデータ変更操作を行わずとも、データ変換部によって直ちに変更できるので、迅速に処理することが可能となる。
請求項記載のマイクロコンピュータによれば、書き込みデータ用マルチプレクサは、CPUが複数のリソースの1つより読み出したデータと、データ変換部によって変換されたデータとを選択して出力する。従って、リソースに書き込むデータを、CPUが出力したデータと何れかのリソースより読み出して変換したデータとで選択することができる。
(第1参考例)
以下、本発明の第1参考例について図1乃至図3を参照して説明する。図1は、本参考例のマイクロコンピュータ10の構成を示すものであり、図10と同様に、CPU11と、その周辺回路として3つのリソース12〜14((1)〜(3))とを備えている。そして、CPU11は、アドレスデコーダ15及び3つのORゲート16〜18で構成される多重選択信号出力回路19を介してリソース12〜14にデータを書き込むようになっている。
アドレスデコーダ(以下、単にデコーダと称す)15は、CPU11が出力するアドレスに応じてデコードした選択信号1〜7を出力し、4入力ORゲート16〜18の入力端子には、それらの選択信号1〜7が以下に示すように与えられている。
ORゲート16 選択信号「1,4,6,7」
ORゲート17 選択信号「2,4,5,7」
ORゲート18 選択信号「3,5,6,7」
次に、本参考例の作用について図2及び図3も参照して説明する。図2は、CPU11が出力する論理アドレスに応じて、デコーダ15が出力する選択信号、及びその選択信号に応じて、多重選択信号出力回路19がリソース12〜14をどのように選択するか示すものである。
CPU11は、リソース12〜14に対して個別にデータを書き込む場合は、従来と同様に夫々に割り当てられている論理アドレス「1〜3」を出力し、デコーダ15に選択信号1〜3を出力させる。即ち、選択信号「1〜3」は、ORゲート16〜18に1対1で出力されているので、リソース12〜14が個別に選択される。一方、選択信号「4〜7」については、リソース12〜14の内、2つ以上を同時に選択するための多重選択信号として定義されている。即ち、CPU11が論理アドレス「4」を出力すると、デコーダ15はそのデコード結果として選択信号「4」を出力する。選択信号「4」は、ORゲート16及び17に与えられているので、図2に示すように、R1,R2選択信号が同時にアクティブとなってリソース12及び13が同時に選択される。
また、CPU11が論理アドレス「5」を出力すると、デコーダ15はそのデコード結果として選択信号「5」を出力するが、その選択信号「5」は、ORゲート17及び18に与えられている。従って、図2に示すように、R2,R3選択信号が同時にアクティブとなってリソース13及び14が同時に選択される。また、CPU11が論理アドレス「6」を出力すると、デコーダ15はそのデコード結果として選択信号「6」を出力するが、選択信号「6」は、ORゲート16及び18に与えられているので、図2に示すように、R1,R3選択信号が同時にアクティブとなってリソース12及び14が同時に選択される。
更に、CPU11が論理アドレス「7」を出力すると、デコーダ15はそのデコード結果として選択信号「7」を出力するが、選択信号「7」は、ORゲート16〜18に与えられているので、図2に示すように、R1〜R3選択信号が同時にアクティブとなってリソース12〜14が全て同時に選択される。従って、CPU11は、論理アドレス「7」を出力してライトデータを出力すれば、そのデータをリソース12〜14に一括して同時に書き込むことが可能となる(図3参照)。
以上のように本参考例によれば、多重選択信号出力回路19は、CPU11が所定の書き込みアドレスを出力した場合に、アドレスデコーダ15により出力されるデコード信号に基づいて、複数のリソース12〜14の内2つ以上を同時に選択する信号を出力する。従って、CPU11は、多重選択用に割り当てられているアドレスを出力してデータの書込みを行えば、複数のリソース12〜14に同時に書き込みを行なうことが可能となり、書き込み処理に要する時間を短縮することができる。そして、多重選択信号出力回路19を、複数のリソース12〜14に対応して夫々配置される複数のORゲート16〜18によって、簡単に構成することができる。
(第2参考例)
図4は本発明の第2参考例であり、第1参考例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第2参考例のマイクロコンピュータ20は、CPU11に替わるCPU21と、多重選択信号出力回路19に替わる多重選択信号出力回路22とを備えている。多重選択信号出力回路22は、アドレスデコーダ23,ANDゲート24〜26及びマルチプレクサ27〜29によって構成されている。
デコーダ23は、CPU21が出力する論理アドレス「1〜4」に応じてデコード動作を行ない選択信号「1〜4」を出力するが、選択信号「1〜3」については第1参考例と同様にリソース12〜14を個別に選択する信号である。但し、選択信号「1」については、ある条件に従う場合に多重選択信号として機能する。そして、選択信号「4」については、多重選択信号出力回路22によるリソース12〜14の多重選択を制御するための多重選択レジスタ30を選択する信号となっている。
選択信号「1〜3」は、マルチプレクサ27〜29の一方の入力端子(「0」側)に夫々与えられているが、選択信号「1」については、ANDゲート24〜26の一方の入力端子にも夫々与えられている。そして、ANDゲート24〜26の出力端子は、マルチプレクサ27〜29の他方の入力端子(「1」側)に夫々接続されている。
多重選択レジスタ30は4ビットのレジスタであり、その第0ビットは多重選択のイネーブル指定、第1〜第3ビットは、多重選択を行う場合にリソース12〜14を夫々選択対象に指定するためのビットである。そして、多重選択レジスタ30の第0ビット出力は、マルチプレクサ27〜29の選択切替信号を与えるものであり、第1〜第3ビット出力は、ANDゲート24〜26の他方の入力端子に夫々接続されている。即ち、マルチプレクサ27〜29は、多重選択レジスタ30の第0ビットが「0」に設定されていると入力端子の「0」側を選択し、第0ビットが「1」に設定されていると入力端子の「1」側を選択するようになっている。
次に、第2参考例の作用について説明する。初期状態において、多重選択レジスタ30がオール「0」にリセットされているとすると、CPU21は、リソース12〜14を個別に選択する場合には、第1参考例と同様に論理アドレス「1〜3」を出力し、デコーダ23に選択信号「1〜3」を出力させる。この時、マルチプレクサ27〜29は入力端子「0」側を選択しているので、選択信号「1〜3」によってリソース12〜14が個別に選択される。
そして、CPU21は、リソース12〜14の内、2つ以上を同時に選択する必要がある場合は、先ず、多重選択レジスタ30に設定を行う。即ち、リソース12〜14の内、同時に選択するものに対応するビット(第1〜第3)に「1」をセットすると共に、第0ビットに「1」をセットする。すると、マルチプレクサ27〜29は入力端子「1」側を選択するようになる。
従って、それ以降に、CPU21が論理アドレス「1」を出力すれば、選択信号「1」と、多重選択レジスタ30の「1」がセットされている第1〜第3ビットとにより、ANDゲート24〜26がハイレベルを出力するので、リソース12〜14の2つ以上が同時に選択される。また、上記のような多重選択を行う必要がなくなった場合は、多重選択レジスタ30の第0ビットを「0」にリセットすれば良い。
以上のように第2参考例によれば、CPU21は、多重選択レジスタ30に対し同時に選択するリソースを設定するデータを書き込むと共に当該レジスタ30より多重選択イネーブル信号を出力させれば、マルチプレクサ27〜29は、複数のリソース12〜14を夫々個別に選択するデコード信号の何れか1つと多重選択データの各ビットとのAND条件信号を選択する。従って、CPU21は、上記の設定を行った以降は、論理アドレス「1」に対応するアドレスを出力すれば、リソース12〜14の多重選択を行うことができる。
(実施例)
図5乃至図9は本発明の実施例を示すものである。実施例のマイコン31は、CPU32が3つのリソース12〜14に対し、データ転送制御部33を介してデータの書き込み,読み出しを行うようになっている。データ転送制御部33には、CPU32よりアドレス,リードアクセス信号,ライトアクセス信号が与えられており、また、各リソース12〜14より読み出されるデータ(リードデータ)が与えられている。データ転送制御部33は、それらの入力信号に基づいて、リソース12〜14に対し、リードセレクト/ライトセレクト1〜3を夫々出力するようになっている。
また、リードデータは、データ変換部34,マルチプレクサ35にも与えられている。データ変換部34は、リードデータの一部を変換テーブル36に設定されている変換パターンに応じて変換すると、その変換したデータをマルチプレクサ35に出力する。そのマルチプレクサ35の選択は、CPU32がデータ変換切り換えレジスタ37に書込み設定を行うことで切り換えられる。
マルチプレクサ35の出力データは、更に、マルチプレクサ38〜40を介してリソース12〜14に書込みデータとして与えられる。そして、マルチプレクサ38〜40の他方の入力端子には、CPU32より出力されるライトデータが与えられている。マルチプレクサ38〜40の選択切り換えは、図6に示す選択モード切替レジスタ41より出力されるモード切替信号によって行なわれる。
図6は、データ転送制御部33の詳細構成を示すものである。データ転送制御部33は、多重選択信号出力回路19,多重アクセス選択レジスタ42,データ/選択信号変換部43を中心として構成されている。これらは、何れもリソース12〜14を選択するためのR1〜R3選択信号を出力するが、各3つのR1,R2,R3選択信号は、夫々3入力マルチプレクサ44〜46に入力されている。尚、多重選択レジスタ42は、第2参考例における多重選択レジスタ30より、多重選択イネーブル信号に対応するビットを削除したものである。
マルチプレクサ44〜46の入力選択は、選択モード切替レジスタ41によって出力されるモード切替信号によって行なわれる(尚、実際の切替信号は2ビット)。そして、マルチプレクサ44〜46の出力端子は、ANDゲート47〜49の入力端子の一方に夫々接続されており、ANDゲート47〜49より出力される信号が、ライトセレクト1〜3となっている。
また、多重選択信号出力回路19より出力されるR1〜R3選択信号は、ANDゲート50〜52の入力端子の一方に夫々接続されており、その入力端子の他方には、CPU32によって出力されるリードアクセス信号が共通に与えられている。そして、ANDゲート50〜52より出力される信号が、リードセレクト1〜3となっている。また、上記リードアクセス信号と、同様にCPU32によって出力されるライトアクセス信号は、ORゲート53の入力端子に夫々与えられており、ORゲート53の出力端子は、ANDゲート47〜49の入力端子の他方に共通に接続されている。
データ/選択信号変換部43は、何れかのリソース12〜14よりバス上に読み出されたデータの一部を、変換テーブル54に基づいて書き込み用の選択信号に変換してマルチプレクサ44〜46に出力する。即ち、実施例では、リードデータの一部がある値を示す場合には、そのデータがリソース12〜14の何れか1つ以上に書き込まれるように構成されている。
図7は、データ/選択信号変換部43がデータ変換を行なうために使用する変換テーブル54の変換パターンを示す。例えばデータが16ビットであるとする場合にMSB側の4ビットを参照し、その4ビットデータ値が0H〜1Hであればライトセレクト1〜3は何れも「非選択(インアクティブ)」とする。即ち、この場合はデータの読み出しだけが行われる。
また、4ビットデータ値が2H〜3H,4H〜5H,6H〜7Hであれば、ライトセレクト1,2,3が夫々「選択(アクティブ)」となり、読み出されたデータはリソース12,13,14の何れか1つに書き込まれる(但し、モードCが選択されている場合)。また、4ビットデータ値が8H〜9H,AH〜BH,CH〜DHであれば、ライトセレクト1及び2,2及び3,1及び3が夫々「選択」となり、読み出されたデータはリソース12,13,14の何れか2つに同時に書き込まれる。そして、4ビットデータ値がEH〜FHであれば、ライトセレクト1〜3が全て「選択」となり、読み出されたデータはリソース12,13,14の全てに同時に書き込まれることになる。
図8は、データ変換部34がデータ変換を行なうために使用する変換テーブル35の変換パターンを示す。この場合も、変換前データのMSB側4ビットを参照し、その4ビットデータ値が0H〜1H,2H〜3H,4H〜5H,6H〜7H,8H〜9H,AH〜BH,CH〜DH,EH〜FHであれば、データ値は夫々0H,1H,2H,3H,4H,5H,6H,7Hに変換される。
尚、実施例では、データ転送制御部33が請求項における「多重選択信号出力回路」に対応した構成となる。
次に、実施例の作用について図9も参照して説明する。実施例では、CPU32が選択モード切替レジスタ41によってモードAを選択すると、リソース12〜14に対する書き込みについては多重選択信号出力回路19より出力されるR1〜R3選択信号が有効となり、実質的に第1参考例と同様の作用がなされる。即ち、書込みサイクルでは、ライトアクセス信号がアクティブとなることで、ANDゲート47〜49を介したライトセレクト1〜3の出力が有効となる。
また、CPU32が選択モード切替レジスタ41によってモードBを選択すると、リソース12〜14に対する書き込みについては多重アクセス選択レジスタ42より出力されるR1〜R3選択信号が有効となり、実質的に第2参考例と同様の作用がなされる。即ち、実施例では、選択モード切替レジスタ41によってモードBを選択することが、第2参考例において多重アクセス選択レジスタ30にイネーブルビットをセットすることに等しい。
そして、図9は、CPU32が選択モード切替レジスタ41によってモードCを選択してリードサイクルを実行した場合に行われる、リソース12〜14間でのデータ転送処理を示すタイミングチャートである。尚、データ変換切り替えレジスタ37は、マルチプレクサ35が「変換後データ」を選択するように設定されているとする。CPU32は、先ず論理アドレス「1」を出力して((d)参照)リソース12に対するリードアクセスを行う((b)参照)。この時、多重選択信号出力回路19からはR1選択信号が出力され、ANDゲート50を介してリードセレクト1が出力される((e)参照)。
そして、リソース12より読み出されたデータが0xA123であれば((f)参照)、そのMSB側4ビットが0xAであるから、データ/選択信号変換部43は、図7に示す変換テーブル54に従いライトセレクト2及び3を「選択」するようにマルチプレクサ45及び46に出力する((g)参照)。また、データ変換部34は、図8に示す変換テーブル36に従いMSB側4ビットを0x5に変換する((h)参照)。従って、リソース13及び14に対しては、データ0x5123が同時に書き込まれることになる。
尚、CPU32がリソース12より読み出したデータ0xA123は、CPU32自身が読み込む必要があるデータであり、そのままの値でCPU32に読み込まれる。
次に、CPU32は、論理アドレス「2」を出力して((d)参照)リソース13に対するリードアクセスを行う((b)参照)。この時、多重選択信号出力回路19からはR2選択信号が出力され、ANDゲート51を介してリードセレクト2が出力される((e)参照)。
そして、リソース13より読み出されたデータが0xE456であれば((f)参照)、そのMSB側4ビットが0xEであるから、データ/選択信号変換部43は、ライトセレクト1〜3を全て「選択」するようにマルチプレクサ44〜46に出力する((g)参照)。また、データ変換部34は、MSB側4ビットを0x7に変換する((h)参照)。従って、リソース12〜14に対しては、データ0x7456が同時に書き込まれることになる。
以上のように実施例によれば、データ転送制御部33のデータ/選択信号変換部43は、CPU32が複数のリソース12〜14の1つよりデータを読み出すと、そのデータの一部をデコードすることで当該データを複数のリソース12〜14の内何れか1つ以上に書き込むための書き込み信号,ライトセレクト1〜3を生成出力する。従って、データ読出しサイクルを実行して読み出されたデータを、同じサイクル中で他のリソースに書き込むことができ、リソース間のデータ転送に要する時間を大幅に短縮することが可能となる。
また、データ変換部34は、上記転送を行う場合に、リードデータの一部を異なるデータ値に変換するので、CPU32がデータ変更操作を行わずとも、データ変換部34のハードウエア処理によって直ちに変更できるので、迅速に処理することが可能となる。
そして、書き込みデータ用マルチプレクサ35は、CPU32が複数のリソース12〜14の1つより読み出したデータと、データ変換部34によって変換されたデータとを選択して出力するので、リソース12〜14に書き込むデータを必要に応じて選択することができる。
本発明は上記し又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形が可能である。
リソースの数やデータバスサイズなどは、適宜変更して実施すれば良い。
施例において、選択モード切替レジスタ41によりモードA〜Cを切り替えるようにしたが、モードCのみを実施する構成にしても良い。
また、施例においてリードデータの全てを変換しても良いし、データ変換部34は削除しても良い。
例えば、施例の構成をCPU32のコプロセッサに取込み、CPU32がコプロセッサに対してマクロ命令を与えることで、同様の機能をコプロセッサに実行させるようにしても良い。
また、施例の構成をアクセラレータに取込み、CPU32がそのアクセラレータに実行指示を与えることで、同様の機能をアクセラレータに実行させるようにしても良い。
施例では、CPU32のデータバスサイズとリソース12〜14のデータバスサイズが共に16ビットであるとしたが、例えば、リソース側のデータバスサイズが32,64,96ビットなどであっても良い。この場合、例えばCPU32がリードサイクルを行い96ビット中の16ビットだけをリードすれば、96ビット中のデータ値によって指示される他のリソースへの96ビット転送を同時に行うことができる。
本発明の第1参考例であり、マイクロコンピュータの構成を示す図 CPUが出力する論理アドレスに応じて、多重選択信号出力回路がリソースを選択するパターンを示す図 CPUが複数のリソースに対して同時に書き込みを行う場合を示すタイミングチャート 本発明の第2参考例を示す図1相当図 本発明の実施例を示す図1相当図 データ転送制御部の詳細構成を示す図 データ/選択信号変換部がデータ変換を行なうために使用する変換テーブルの変換パターンを示す図 データ変換部がデータ変換を行なうために使用する変換テーブルの変換パターンを示す図 CPUがモードCを選択してリードサイクルを実行した場合に行われる、リソース間でのデータ転送処理を示すタイミングチャート 従来技術を示す図1相当図 図2相当図 図3相当図
符号の説明
図面中、10はマイクロコンピュータ、11はCPU、12〜14はリソース、15はアドレスデコーダ、19は多重選択信号出力回路、20はマイクロコンピュータ、21はCPU、22は多重選択信号出力回路、23はアドレスデコーダ、24〜26はANDゲート、27〜29はマルチプレクサ、30は多重選択レジスタ、31はマイクロコンピュータ、32はCPU、33はデータ転送制御部(多重選択信号出力回路)、34はデータ変換部、41は選択モード切替レジスタ、42は多重アクセス選択レジスタ、43はデータ/選択信号変換部を示す。

Claims (3)

  1. CPUと、このCPUによってデータが書き込まれる複数のリソースと、前記CPUによって出力されるアドレスをデコードし、前記複数のリソースの1つを選択するためのアドレスデコーダとを備えて構成されるマイクロコンピュータにおいて、
    前記CPUが所定の書き込みアドレスを出力した場合に、前記アドレスデコーダにより出力されるデコード信号に基づいて、前記複数のリソースの内2つ以上を同時に選択するための信号を出力する多重選択信号出力回路を備え
    前記多重選択信号出力回路は、前記CPUが前記複数のリソースの1つよりデータを読み出すと、前記データの一部をデコードすることで、当該データを前記複数のリソースの内何れか1つ以上に書き込むための書き込み信号を生成出力するように構成されていることを特徴とするマイクロコンピュータ。
  2. 前記CPUが前記複数のリソースの1つよりデータを読み出すと、前記データの少なくとも一部を異なるデータ値に変換するデータ変換部を備えたことを特徴とする請求項1記載のマイクロコンピュータ。
  3. 前記CPUが前記複数のリソースの1つより読み出したデータと、前記データ変換部によって変換されたデータとを選択して出力するための書き込みデータ用マルチプレクサを備えたことを特徴とする請求項2記載のマイクロコンピュータ。
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