JP4681727B2 - 歯間ブラシ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯間ブラシに関し、特に、歯間ブラシを洗面台の付近に設置される鏡や戸棚等の適宜箇所に保持するのに適した歯間ブラシに関する。
【0002】
【技術背景】
従来、歯間ブラシは、基本的には、針金の先端から中央近傍に植毛されたブラシ部分と、プラスチック製の柄とが固定的に取り付けられたものが、一般的に知られている。
その後、ブラシ部分に対するキャップがセットされたもの、あるいはブラシ部分と柄とが着脱自在に取り付けられるように構成されたもの等が、提案され、市販されている。
【0003】
上記のブラシ部分に対するキャップは、歯間ブラシの使用に際して、ブラシ部分から取り外し、柄に嵌め込んで、歯間ブラシの掴み部材の一部として使用するように構成されるのが一般的である。
また、上記のブラシ部分と柄とが着脱自在に構成されるものは、植毛部が痛んだ場合や、ブラシ部分と柄とが固定されている歯間ブラシのブラシ部がちぎれ易いのを配慮したものであって、ブラシ部分のみを取り替えて使用しようとするものである。
【0004】
これらは、いずれもそれぞれの利点を有してはいるが、使用後の歯間ブラシを乾燥したい場合、あるいは乾燥しつつ保持しておく場合の配慮は一切なく、使用後は単に水切りをして、キャップを被せるか、別途用意したケースに保管する以外にない。
【0005】
【発明の目的】
そこで本発明は、使用後の歯間ブラシを乾燥を兼ねて、洗面台の付近に設置される鏡や戸棚等の適宜箇所に保持するのに適した構成を有する歯間ブラシを提供することを目的とする。
【0006】
【発明の概要】
本発明の歯間ブラシは、上記目的を達成するために、
(1)ブラシ部分と柄とからなる歯間ブラシにおいて、
縒り加工された針金の先端から中央近傍に渡って植毛されてなるブラシ部分と、プラスチック製の柄とが、着脱自在に又は固定的に取り付けられ、
該プラスチック製の柄が、その適宜位置で、0〜90度の範囲で折れ曲がり自在に構成されてなり、かつ、その尾端に吸盤部が回動自在に設けられてなることを特徴とする(以下、第1発明の歯間ブラシと記すこともある)また
【0007】
(2)ブラシ部分と、柄と、該ブラシ部分に対するキャップとからなる歯間ブラシにおいて、
縒り加工された針金の先端から中央近傍に渡って植毛されてなるブラシ部分と、プラスチック製の柄とが、着脱自在に又は固定的に取り付けられ、
該プラスチック製の柄が、その適宜位置で、0〜90度の範囲で折れ曲がり自在に構成されてなり、かつ、プラスチックのキャップの尾端に吸盤部が回動自在に設けられてなることを特徴とする(以下、第2発明の歯間ブラシと記すこともある)更に、
【0008】
(3)ブラシ部分と柄とからなる歯間ブラシにおいて、
縒り加工された針金の先端から中央近傍に渡って植毛され、該針金の尾端(非植毛側端)にプラスチック球を取り付けてなるブラシ部分と、先端(前記ブラシ部分と接する側の端)に前記プラスチック球を脱着自在に嵌めこむことのできる凹部を設けてなるプラスチック製の柄とが、該凹部への前記プラスチック球の着脱によって脱着自在に取り付けられると共に、
前記プラスチック製の柄の尾端に吸盤部が回動自在に設けられてなることを特徴とする(以下、第発明の歯間ブラシと記すこともある)。また、
【0009】
(4)ブラシ部分と、柄と、該ブラシ部分に対するキャップとからなる歯間ブラシにおいて、
縒り加工された針金の先端から中央近傍に渡って植毛され、該針金の尾端(非植毛側端)にプラスチック球を取り付けてなるブラシ部分と、先端(前記ブラシ部分と接する側の端)に前記ブラシ部分のプラスチック球を脱着自在に嵌めこむことのできる凹部を設けてなるプラスチック製の柄とが、該凹部への前記プラスチック球の着脱によって脱着自在に取り付けられると共に、
前記プラスチック製のキャップの尾端に吸盤部が回動自在に設けられてなることを特徴とする(以下、第4発明の歯間ブラシと記すこともある)。更に、
【0010】
(5)ブラシ部分と、柄と、該ブラシ部分に対するキャップとからなる歯間ブラシにおいて、
縒り加工された針金の先端から中央近傍に渡って植毛されてなるブラシ部分と、プラスチック製の柄とが、着脱自在に又は固定的に取り付けられ、
前記プラスチック製の柄が、その適宜位置で、0〜90度の範囲で折れ曲がり自在に構成されてなり、かつ、前記キャップはプラスチック製であって、該キャップの側面の適宜位置に、尾端に吸盤を有する棒状体が回動自在に設けられてなることを特徴とする(以下、第5発明の歯間ブラシと記すこともある)。更にまた、
【0011】
(6)ブラシ部分と、柄と、該ブラシ部分に対するキャップとからなる歯間ブラシにおいて、
縒り加工された針金の先端から中央近傍に渡って植毛され、該針金の尾端(非植毛側端)にプラスチック球を取り付けてなるブラシ部分と、先端(前記ブラシ部分と接する側の端)に前記ブラシ部分のプラスチック球を脱着自在に嵌めこむことのできる凹部を設けてなるプラスチック製の柄とが、該凹部への前記プラスチック球の着脱によって脱着自在に取り付けられると共に、
前記プラスチック製のキャップの側面の適宜位置に、尾端に吸盤を有する棒状体が回動自在に設けられてなることを特徴とする(以下、第6発明の歯間ブラシと記すこともある)
前記第1,第2,第3発明の歯間ブラシにおいて、上記の柄は、その適宜位置で、0〜90度の範囲で折れ曲がり自在に構成されていてもよい
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、第発明の歯間ブラシ、すなわち、ブラシ部分と柄とが着脱自在に構成されている場合の一実施形態例を説明するための図であって、(A)が全体図、(B)がブラシ部分の説明図、(C)が柄の説明図である。
図1(A)〜(C)中、1はブラシ部分を示しており、該ブラシ部分1は、縒り加工された針金11と、該針金11の先端から中央近傍に渡る植毛部12と、他端に取り付けられたプラスチック球13とを有している。
【0013】
2は柄を示しており、該柄2は、プラスチック製の柄部21と、該柄部21の先端に設けられ、前記ブラシ部分1のプラスチック球13を着脱自在に嵌め込むための凹部22と、他端に回動自在に設けられた吸盤部23とを有している。
吸盤部23は、図示するように、柄部21の端部に回動自在に埋め込まれた球24と、吸盤25と、該球24と吸盤25との連結部26からなり、該球24の回動により、吸盤部23が回動するようになっている。
【0014】
なお、吸盤部23において、吸盤25は、弾性を有するプラスチック製とし、球24と連結部26は、上記したブラシ部分1におけるプラスチック製の球13や柄2におけるプラスチック製の柄部21のような剛性のあるプラスチック製とする。
【0015】
図1(A)〜(C)に示す例の歯間ブラシでは、該歯間ブラシの使用に先立ち、ブラシ部分1の球13を、柄2の凹部22に嵌め込み、図1(A)の態様の歯間ブラシとする。
この態様の歯間ブラシにおいて、柄2の適宜箇所を掴み、植毛部12を歯間に挿入して、歯間をブラッシングする。
このとき、植毛部12に水、歯間用ジェル、あるいは液体歯磨き等を保持させてブラッシングすることもできる。
【0016】
上記のようにしてブラッシングが完了したなら、ブラシ部分1を柄2に嵌め込んだままで、植毛部12を水洗いする。
この後、歯間ブラシを、例えば図2(A)や(B)に示すように、鏡Mの表面に吸盤部23の吸盤25で固定して、植毛部12を乾燥させつつ、保持する。
【0017】
図2(A)は、鏡Mの表面に対して歯間ブラシ全体が直角になるように固定した態様を示しており、同図(B)は、球24の回動により吸盤部23を回動させて、歯間ブラシの柄2とブラシ部分1とが鏡Mの表面と平行に、かつブラシ部分1が上向きになるように、固定した態様を示している。
もちろん、図2(B)の態様とは逆側に回動させて、図示は省略するが、ブラシ部分1が下向きになるようにしてもよい。
あるいは、吸盤部23の回動を途中で止めて、歯間ブラシが鏡Mの表面に対して適宜の角度で保持されるようにしてもよい。
【0018】
図3は、第1発明の歯間ブラシにおいて、ブラシ部分1と柄2とが着脱自在に構成されている場合の実施形態を示す図で、図1(A)〜(C)と同一符号は、図1と同一機能部を示している。
図3の例は、柄2の柄部21の適宜箇所(先端の凹部22が設置されている個所の近傍)において、図3(A)に示すように、0〜90度の範囲で折れ曲がり自在に構成したものである。
この例の歯間ブラシは、同図(B)に示すように、ブラシ部分1と柄2とが最大で90度の角度をなして折れ曲がり自在である。
もちろん、直線状態から適宜の角度、例えば30度まで折り曲げることもでき、この30度折り曲げた状態で図示しないストッパー機構で固定しておくこともできる。
【0019】
この態様において、本例の歯間ブラシを使用、すなわち歯間をブラッシングすることもできるし、あるいは図2(A)、(B)に示す乾燥、保持等の際に、ブラシ部1を柄2との関係において0〜90度の範囲内で適宜の角度に折り曲げることもできる。
【0020】
以上のような構成を有する第1発明の歯間ブラシは、例えば、植毛部12の植毛が抜け落ちたり、痛んだり、あるいは針金11がちぎれた場合等において、ブラシ部分1を別の新しいブラシ部分1に取り替えることができる。
【0021】
図4(A)、(B)は、ブラシ部分1と柄2とが固定的に取り付けられている場合の一実施形態例を説明するための図であって、図1(A)〜(C)と同一符号は、図1と同一機能部を示している。
図4の(A)は、柄2を折り曲げることなく、ストレートな状態とした場合の歯間ブラシを示す参考図であり、(B)は、柄2を折り曲げて、ブラシ部分1と柄2とが90度の角度をなすようにした場合の歯間ブラシを示す図である。もちろん、本例においても、柄2は、0〜90度の範囲内で折り曲げ自在に構成することができるし、図示しないストッパー機構で適宜の角度に保持することもできる。
【0022】
図4(A)、(B)に示す歯間ブラシは、ブラシ部分1と柄2とが固定されており、従ってブラシ部分1と柄2との着脱に必要な上述した針金11の尾端のプラスチック製の球13は不要である。これ以外は、上述したブラシ部分1と柄2とが着脱自在に構成されている歯間ブラシと同様の構成を有している。
【0023】
図4(A)、(B)に示す歯間ブラシにおいて、歯間ブラシとしての使用(歯間をブラッシングする)態様、ブラシ部分1の乾燥および保持態様は、上述したブラシ部分1と柄2とが着脱自在に構されている歯間ブラシの使用態様、乾燥・保持態様と同じである。
【0024】
図5は、ブラシ部分に対するキャップを有する歯間ブラシの一実施形態例を説明するための図であって、(A)がキャップの除いた全体図であり、(B)がキャップの説明図である。
図5(A)、(B)において、図1(A)〜(C)、図4(A)、(B)と同一符号は、図1(A)〜(C)、図4(A)、(B)と同一機能部を示している。
図5(A)、(B)に示す歯間ブラシは、図4(A)、(B)に示した歯間ブラシと同様にブラシ部分1と柄2とが固定されている。
そして、キャップ3は、図5(B)に示すように、ブラシ部分1に対する被いであって、本例では柄2の先端部分や尾端部分をも被い得るように構成されている。
【0025】
このキャップ3は、ある程度の弾性を有するプラスチック製であって、該キャップ3の尾端に、吸盤部33が回動自在に設けられている。
本例の吸盤部33は、図1(A)、(C)や、図4(A)、(B)に示す吸盤部23と同様に、キャップ3の尾端に回動自在に埋め込まれた球34と、吸盤35と、該球34と吸盤35との連結部36からなり、該球34の回動により、吸盤部分33が回動するようになっている。
【0026】
なお、キャップ3は、キャップ本来の機能(キャップ3のブラシ部分1と柄2への着脱が容易に行え得る機能)を有するように、ある程度の弾性を有するプラスチック製とし、吸盤部33における吸盤35は、第1発明の場合のように、弾性を有するプラスチック製とし、球34と連結部36も、第1発明の場合のように、剛性を有するプラスチック製とする。
【0027】
この例では、キャップ3を取り外せば、図5(A)の態様となり、そのまま歯間ブラシとして、第1発明の歯間ブラシと同様に使用することができる。
【0028】
歯間ブラシとしての使用が完了したなら、植毛部12を水洗いする。
この後、例えば図6に示すように、キャップ3を歯間ブラシの柄2の尾端から被せ、この状態のものを、鏡Mの表面に吸盤部33の吸盤35で固定して、植毛部12を乾燥させつつ、保持する。
このとき、図示はしないが、球34の回動により吸盤部33を回動させて、図2(B)に示すように、歯間ブラシの柄2とブラシ部分1とが鏡Mの表面と平行に、かつブラシ部分1が上向きになるようにしてもよいし、ブラシ部分1が下向きになるようにしてもよい。
また、吸盤部33の回動を途中で止めて、歯間ブラシが鏡Mの表面に対して適宜の角度で保持されるようにしてもよい。
【0029】
さらに、図示は省略するが、第2発明の歯間ブラシにおいても、第1発明の歯間ブラシと同様に、柄2を、その適宜位置で、0〜90度の範囲で折れ曲がり自在に構成することもできる。
【0030】
なお、第2発明の歯間ブラシにおいて、キャップ3を、従来の歯間ブラシと同様に、柄2の尾端から嵌め込んで、歯間ブラシの掴み部材の一部として使用することもできるが、吸盤部33の存在により、掴み操作性は必ずしも良好ではなく、専ら、使用後の歯間ブラシの乾燥、保持の際の便宜に用いるのが好適である。
【0031】
図7は、第第5,第6発明の歯間ブラシにおけるキャップ部のみ(他の部分は、第発明の歯間ブラシと同様の構成となるため、説明を省略する)の一実施形態例を説明するための図であって、図5(A)、(B)、図6と同一符号は、図5(A)、(B)、図6と同一機能部を示している。
図7(A)(a)(b)、(B)において、40は、尾端に吸盤35を有する棒状体であって、他端に球34が回動自在に埋め込まれた取り付け部材41を有しており、該取り付け部材41によって、キャップ3の側面の適宜位置に設けられる。
この取り付け部材41に埋め込まれた回動自在の球34が回動して棒状体40が自在に回動(回転)する。
【0032】
すなわち、図7(A)は、棒状体40を取り付け部材41でキャップ3側面の上端近傍部に設けた例を示しており、図7(A)(a)は、棒状体40をキャップ3の側面側に置いた状態であって、この状態では、吸盤35はキャップ3の尾端方向に位置している。
この状態から、球34を回動させ棒状体40を適宜の角度回転(回動)させると、図7(A)(b)に示すような状態となり、吸盤35はキャップ3の上方に位置することとなる。
また、図7(B)は、棒状体40を取り付け部材41でキャップ3側面の略中央部に設けた例を示しており、この図では、球34の回動により、棒状体40をキャップ3の側面に対して略90度に回転(回動)させた状態を示している。
【0033】
図7(A)(a)(b)、(B)のいずれの状態であっても、キャップ3は吸盤35により図2や図6に示すように鏡面Mに、あるいは図示は省略するが台や窓枠その他適宜の箇所に、固定されることとなり、該キャップ3にブラシ部分がキャッピングされていれば、あるいは図6に示すような態様で柄に被せられていれば、第5,第6発明の歯間ブラシ全体が適宜の角度で鏡面Mに、あるいは上記の台や窓枠その他適宜の箇所に、固定されることとなる。
なお、図7(A)(a)あるいは(b)の状態で鏡面Mや、台、窓枠等に固定する場合には、棒状体40が短すぎると固定不可となるし、また棒状体40をキャップ3の側面に密接させてコンパクトに保存する場合にも、棒状体40が短すぎると吸盤35の存在により不可能となるため、棒状体40は適宜の長さを有していることが好ましく、例えば図7(A)(a)の状態においてキャップ3の長さよりも長くしておけば、固定も容易になるし、コンパクトな保持も容易となる。
【0034】
なお、第5,第6発明の歯間ブラシにおいても、キャップ3を、従来の歯間ブラシと同様に、柄2の尾端から嵌め込むことはできても、棒状体40の存在により、歯間ブラシの掴み部材の一部として使用することは極めて困難であり、専ら、使用後の歯間ブラシの乾燥、保持の際の便宜に用いるのが好適である。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明の歯間ブラシによれば、次のような効果を奏することができる。
(1)歯間ブラッシング後(使用後)に洗浄し、洗面台付近の鏡面等に取り付けて保持することができるため、歯間ブラシの乾燥を容易に行うことができ、この結果として歯間ブラシを衛生的に使用することができる。
(2)ブラシ部分が着脱自在のものは、痛んだりしたブラシ部分のみを取り替えることができ、経済性が高い。
(3)キャップ付きのものは、携帯の際に別途ケースを用意する必要が無く、便宜であると共に、乾燥後の保管も衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第発明の歯間ブラシの一実施形態例を説明するための図であって、(A)は全体図、(B)はブラシ部分の説明図、(C)は柄部分の説明図である。
【図2】 図1に示す歯間ブラシを乾燥しつつ保持する態様の一例を説明するための図であって、(A)は鏡面に対して歯間ブラシ全体が直角になるように固定した態様を示し、(B)は球24の回動により吸盤部分23を回動させて歯間ブラシの柄部分2とブラシ部分1とが鏡Mの表面と平行にかつブラシ部分1が上向きになるように固定した態様を示している。
【図3】 第1発明の歯間ブラシの他の実施形態例を説明するための図である。
【図4】 ブラシ部分と柄戸が固定的に取り付けられている歯間ブラシを説明するための図であって、(A)は柄部分2を折り曲げることなくストレートな状態とした場合を示す参考例であり、(B)は柄部分2を折り曲げて、ブラシ部分1と柄部分2とが90度の角度をなすようにした場合の歯間ブラシを示す。
【図5】 キャップを有する本発明の歯間ブラシにおける一実施形態例を説明するための図であって、(A)はキャップの除いた全体図、(B)はキャップの説明図である。
【図6】 図3に示す歯間ブラシを乾燥しつつ保持する態様の一例を説明するための図である。
【図7】 第5,第6発明の歯間ブラシにおけるキャップ部のみの一実施形態例を説明するための図であって、(A)はキャップ側面の上端近傍部に棒状体を取り付けた例を示す図、(B)はキャップ側面の略中央部に棒状体を取り付けた例を示す図である。
【符号の説明】
1 ブラシ部分
2 柄
11 縒り加工された針金
12 植毛部
13 プラスチック球
21 プラスチック製の柄部
22 プラスチック球を着脱自在に嵌め込む凹部
23,33 回動自在に設けられた吸盤部
40 棒状体
41 取り付け部材

Claims (4)

  1. ブラシ部分と、柄と、該ブラシ部分に対するキャップとからなる歯間ブラシにおいて、
    縒り加工された針金の先端から中央近傍に渡って植毛されてなるブラシ部分と、プラスチック製の柄とが、着脱自在に又は固定的に取り付けられ、
    該キャップが該柄の先端部分および尾端部分を被い得るように構成されてなり、
    該プラスチック製の柄が、その適宜位置で、0〜90度の範囲で折れ曲がり自在に構成されてなり、かつ、プラスチック製のキャップの尾端に吸盤部が回動自在に設けられてなることを特徴とする歯間ブラシ。
  2. ブラシ部分と、柄と、該ブラシ部分に対するキャップとからなる歯間ブラシにおいて、
    縒り加工された針金の先端から中央近傍に渡って植毛され、該針金の尾端(非植毛側端)にプラスチック球を取り付けてなるブラシ部分と、先端(前記ブラシ部分と接する側の端)に前記ブラシ部分のプラスチック球を脱着自在に嵌めこむことのできる凹部を設けてなるプラスチック製の柄とが、該凹部への前記プラスチック球の着脱によって脱着自在に取り付けられると共に、
    前記プラスチック製のキャップの尾端に吸盤部が回動自在に設けられてなり、
    該キャップが該柄の先端部分および尾端部分を被い得るように構成されてなることを特徴とする歯間ブラシ。
  3. ブラシ部分と、柄と、該ブラシ部分に対するキャップとからなる歯間ブラシにおいて、
    縒り加工された針金の先端から中央近傍に渡って植毛されてなるブラシ部分と、プラスチック製の柄とが、着脱自在に又は固定的に取り付けられ、
    該キャップが該柄の先端部分および尾端部分を被い得るように構成されてなり、
    前記プラスチック製の柄が、その適宜位置で、0〜90度の範囲で折れ曲がり自在に構成されてなり、かつ、前記キャップはプラスチック製であって、該キャップの側面の適宜位置に、尾端に吸盤を有する棒状体が回動自在に設けられてなることを特徴とする歯間ブラシ。
  4. ブラシ部分と、柄と、該ブラシ部分に対するキャップとからなる歯間ブラシにおいて、
    縒り加工された針金の先端から中央近傍に渡って植毛され、該針金の尾端(非植毛側端)にプラスチック球を取り付けてなるブラシ部分と、先端(前記ブラシ部分と接する側の端)に前記ブラシ部分のプラスチック球を脱着自在に嵌めこむことのできる凹部を設けてなるプラスチック製の柄とが、該凹部への前記プラスチック球の着脱によって脱着自在に取り付けられると共に、
    前記プラスチック製のキャップの側面の適宜位置に、尾端に吸盤を有する棒状体が回動自在に設けられてなり、
    該キャップが該柄の先端部分および尾端部分を被い得るように構成されてなることを特徴とする歯間ブラシ。
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